JPH026234A - 自動変速装置 - Google Patents

自動変速装置

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Publication number
JPH026234A
JPH026234A JP63154853A JP15485388A JPH026234A JP H026234 A JPH026234 A JP H026234A JP 63154853 A JP63154853 A JP 63154853A JP 15485388 A JP15485388 A JP 15485388A JP H026234 A JPH026234 A JP H026234A
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JP
Japan
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signal
clutch
state
control
speed
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Pending
Application number
JP63154853A
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English (en)
Inventor
Yuji Sato
佐藤 雄治
Kozo Kono
河野 弘三
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Bosch Corp
Original Assignee
Diesel Kiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、歯車式変速機、クラッチ及びこれらの操作を
行なうための7クチエータを含み、制御装置からの信号
に応答して所要の変速状態を得ることができるようにし
た自動変速装置に関するものである。
(従来の技術) 従来のこの株の自動変速装置を備えた車輌にありては、
車輌を発進させる場合、クラッチ用の7クチエータによ
ってクラッチを切り離しくオフ)状態とした後、変速機
用のアクチェータによって歯車式変速機のギヤを所要の
位置、例えば第1速位置ヘシフトし、この状態を発進開
始の指令信号が制御装置に入力されるまで保持し1発進
開始の指令信号が制御装置に入力された場合にクラッチ
を接続(オン)するようにクラッチ用アクチェータを駆
動制御する構成となっている。
した゛がって、アクセルペダルを所定量以上踏み込むな
どの操作によって発進すべきことの意思表示がなされる
と、これに応答して直ちに発進のための制御動作に入る
ことができる。
(発明が解決しようとする課題) しかし、このような構成によると、クラッチ用アクチェ
ータ及び又はクラッチ用アクチェータの制御系統に障害
が発生した場合、運転者が発進の九めの操作を行なって
いないにも拘らず車輌が発進してしまうなどの不具合を
生じる虞れがある。
従って、例えば、車輌が停止中にセレクトレバーをドラ
イブ(D)位置に入れることにより上述の発進準備が完
了している場合、クラッチアクチェータの障害によりク
ラッチが接続されてしまうと、車輌が勝手に発進するこ
ととなり、極めて危険である。
本発明の目的は、クラッチアクチェータの故障等によっ
ても、発進準備が完了した車輌が運転%の意図するとこ
ろに反して発進してしまうのを有効に防止することがで
きるようにした機能を有する自動変速装置を提供するこ
とにある。
(課題を解決するための手段) 本発明による自動変速装置は、第1図に示すように、制
御手段101からの制御信号に応答して作動するアクチ
ェータ装置102により操作されるクラッチ103と歯
車式の変速機104とを備えている。制御手段101は
、外部から入力される情報に基づきクラッチ103のオ
ン、オフ及び変速機4のギヤ位置の制御を行なう。第1
判別手段105は、自動変速装置が発進待ちの状態か否
か、すなわち、変速機104のギヤがニュートラル位置
以外のギヤ位置に入りておシ且つクラッチ103がオフ
となっている状態にて待機中か否かの判別を行なう。第
2判別手段106は、クラッチ103の作動状態に基づ
きクラッチ103がオフ状態となっているか否かの判別
を行なう。信号発生手段107は、第1及び第2判別手
段105゜106に応答し、自動変速装置が発進待ちの
状態となっている場合においてクラッチ103が所定の
オフ状態にない場合に変速機104のギヤをニュートラ
ル位置ヘシフトするための指令信号を制御手段101に
与える。
(作用) クラッチ103と変速機104とを含んで成る自動変速
装置では、制御手段101からの制御信号に従って、ク
ラッチ103のオン、オフ及び変速機104のギヤの位
置決めが行なわれ、所定の条件下において発進待ちの状
態とされる。
この発進待ちの状態にあっては、変速機104のギヤは
ニュートラル位置以外の位置にシフトされており、クラ
ッチ103はオフ状態となっている。したがって、この
自動変速装置、特にクラッチ103及び又はクラッチ1
03を操作するためのアクチェータ手段に不具合がなけ
れば、信号発生手段107からは、変速機104のギヤ
をニュートラル位置ヘシフトするための指令信号が出力
されることはなく、予め定められた発進待ちの状態にあ
る。しかるに、制御手段101において発進開始の条件
が検知されると、クラッチ103がオンとなシ、車輌が
発進状態となる。
もし、発進待ちの状態にあることが第1判別手段105
によって判別されたにも拘らず、何等かの理由によりク
ラッチ103が所定のオフ状態にないと、信号発生手段
107からは変速機104のギヤをニュートラル位置ヘ
シフトすることを示す指令信号が出力され、これに応答
して制御手段101が作動し、変速機104のギヤがニ
ュートラル位置ヘシフトされる。この結果、車輌の発進
開始の指示がなされていないのに車輌が発進してしまう
という不具合を生じることがない。
(実施例) 以下、本発明の一実施例につき詳細に説明する。
第2図には、本発明による自動変速装fitを備えた内
燃機関車輌装#1の一実施例がブロック図にて示されて
いる。内燃機関車輌装置1は、車輌(図示せず)の車輪
駆動部2を駆動するための内燃機関3を備えており、内
燃機関3の回転出力は、摩擦式クラッチ4及び歯車式変
速機7を介して車輪駆動部2に伝達される。
アクチェータ装置5は、摩擦式クラッチ4の接続(オン
)/切り離しくオフ)操作を行なうためのリリースレバ
ー4aに連結されクラッチ4のオン、オフ操作を行なう
ためのクラッチアクチェータ8と、歯車式変速機7に連
結されそのギヤ位置を所要の位置にシフトする操作を行
なうための変速機アクチェータ11とから成りている。
符号6で示されるのは、自動変速操作のための信号をア
クチェータ装置5に与えるための制御部である。9はク
ラッチ4のプレッシャープレート4bの位置(以下、ク
ラッチ位置という)t−検出しクラッチ位置を示す第1
位置信号Pcを出力するクラッチ位置センサ、10は内
燃機関3の回転速度を検出しその回転速度を示す速度信
号Nを出力する速度センサ、12はセレクタ13の操作
位置を検出しその選択された位置を示すセレクト位置信
号SLを出力するセレクトセンサ、14は歯車式変速機
7のギヤ位置を検出しそれを示す第2位貴信号Pgを出
力するrヤ位置センサ、15Fi車輪駆動部2に単結さ
れ車速を示す車速信号Vを出力する車速センサ、16は
アクセルペダル17の操作量を検出しそれを示すアクセ
ル信号Aを出力するアクセルセンサである。
制御部6は、上述した各センサからの出力信号、すなわ
ち、第1信号Pc、速度信号N、セレクト位置信号SL
、第2位貴信号Pg、車速信号V及びアクセル信号人を
受は取り、これらの信号に基づいて自動変速制御のため
の各信号を以下に述べるようにして出力する。
次に、制御部6Ω構成について説明する。変速機制御ユ
ニット61には、アクセル信号A、車速信号V、セレク
ト位置信号SL及び第2位貴信号Pgが入力されており
、アクセル信号A、車速信号V及びセレクト位置信号S
Lに基づいて所定のマツプ演算が変速機制御ユニット6
1において実行され、その時の運転条件に応じた目標ギ
ヤ位置が演算される。このようにして得られた目標ギヤ
位置は第2位貴信号Pgにより示される実際のギヤ位置
と比較され、この目標ギヤ位置が得られるように変速機
アクチェータ1lt−駆動するための第1駆動信号Dg
が出力される。変速機制御ユニット61は、さらに、ギ
ヤシフト操作の期間中であることを示す変速実行信号G
S、変速操作期間中において摩擦式クラッチ4を切り離
すためのクラッチ制御信号C8及び変速のために摩擦式
クラッチ4を切り離した場合に内燃機関3が吹き上りを
生じないようにその回転速度を制御するためのエンジン
制御信号ECを夫々出力する。このような機能を有する
変速機制御ユニット自体は公知であるので、その構成の
詳細を説明するのは省略する。
クラッチ制御ユニット62は、第1位置信号Pe及び切
り換えスイッチ63から出力される第1目標信号Scに
応答し、第1位置信号Pcによって示される実クラッチ
位置がその時の第1目標信号Seによって示される目標
クラッチ位置に位置決めされるようにクラッチアクチェ
ータ8を駆動するための第2駆動信号Dcを出力し、こ
れにより、摩擦式クラッチ4のプレッシャープレート4
bの位置が、外部から与えられる第1目標信号Scによ
り示される目標クラッチ位置と一致するように制御され
る。
変速制御ユニット61から出力されるクラッチ制御信号
C8は第1切り換えスイッチ63に入力され、第1切り
換えスイッチ63が実線で示されるように切り換えられ
ている場合に第1目標信号Seとして取シ出される。一
方、変速実行信号GSは外部の切り換えスイッチ18の
切り換えを制御するための信号として切シ換えスイッチ
18に与えられている。変速実行信号Glnが歯車式変
速機7の変速操作中であることを示す状態となりている
ときに、切シ換えスイッチ18は第1図中点線で示され
る状態に切り換えられ、エンジン制御信号ECがその出
力として選択される構成となっている。
一方、変速実行信号GSが歯車式変速機7が変速操作を
行なっていないことを示す状態となっている場合には、
切り換えスイッチ18は第1図中実線で示される状態に
切り換えられており、エンジン制御信号ECに代えてア
クセル信号Aが選択される。
符号64で示されるブロックは、車輌が発進状態にある
か否か、の判断を行なう発進検出ユニットであり、速度
信号N、アクセル信号A、第2位貴信号pg及び車速信
号Vが入力されている。発進検出ユニット64はこれら
の入力信号に基づいて車輌が発進動作状態にあるか否か
の判断を行な腟、車輌が発進動作状態にあると判断され
た場合にのみ発進検出信号SSが出力される。
発進検出信号SSは、速度信号N、アクセル信号A及び
第1位貴信号Pcが入力されている発進制御ユニット6
5に起動信号として入力されており、車輌の発進時に、
第1制御信号Uc及び第2制御信号U0が発進制御ユニ
ツ)20から出力される。第1及び第2制御信号Uc及
びUoは切り換えスイッチ63及び別の切り換えスイッ
チ19に大々入力されている◎ 各切り換えスイッチ18.19は、発進検出信号SSに
応答して動作し、発進検出信号SSが出力されている場
合にこれらの切り換えスイッチ18゜19を夫々第2因
中点線で示されるように切り換える。この結果、車輌の
発進時においては、クラッチ制御信号C8に代えて第1
制御信号U、Ilが第1目標信号Scとしてクラッチ制
御ユニット62に与えられると同時に、切り換えスイッ
チ18の出力に代えて第2制御信号U6が機関制御ユ=
 ツ) 20に目標信号Ntとして与えられる。
機関制御ユニット20には、目標速度信号Niのほか速
度信号Nが入力されており、内燃機関3の実速度が目標
速度信号Njによって示される目標速度に一致するよう
、内燃機関3への供給燃料の量を調節する部材、例えば
スロットル弁、コントロールレバー等の位置調節が、機
関制御ユニット20によって実行される。
次に、発進制御ユニット65の構成について、第3図に
基づいて説明する。
アクセル信号Aは目標速度演算部31に入力され、ここ
でその時のアクセル操作量に応じた内燃機関3の目標速
度TNが演算される。この演算は予めストアされている
アクセル操作量と目標速度との関係を示すマツプデータ
に基づいて行なわれ、この演算結果を示す目標速度デー
タDILは切り換えスイッチ32の一方の固定接点32
&に与えられる。切り換えスイッチ32の可動接点32
bからの出力は第2制御信号U0として取り出され、切
り換えスイッチ19に与えられる(第2図参照)。
第2制御信号U、と目標速度データDあとは目標回転比
較部33において比較され、その比較結果を示す比較出
力信号CMはスイッチ34に入力されている。
その時々のクラッチ位置を示す第1位貴信号Pcは第1
判定部35に入力され、ここで摩擦式クラッチ4のプレ
ッシャーグレート4bの位置が所定の位置よりも駆動板
4Cに近い範囲内に入っている(以下、この状態を「ク
ラッチ位置が所定位置以上」という)かどうかの判定が
行なわれ、クラッチ位置が所定位置以上となっている場
合に第1判定部35の出力によりでスイッチ34が閉じ
られる構成となっている。
スイッチ34が閉じられたことによって取り出された比
較出力信号CMは、アクセル信号Aに応答して作動する
急減速検出部36からの検出信号DSが入力されている
オアゲート37に入力される。
比較出力信号CMはU@ > Daの状態の場合にのみ
rl(Jレベルとなる信号であり、一方検出信号DSは
アクセルペダル14が所定値以上の操作速度で減速方向
に操作された場合にrHJレベルとなる信号である。
オアダート37の出力は、切り換えスイッチ32にその
切シ換え制御信号として印加されており、オアダート3
7の出力がrHJレベルとなっているときに切り換えス
イッチ32は点線の如く切り換えられる構成となってい
る。
切り換えスイッチ32の他方の固定接点32eKは1発
進検出信号SSに応答して作動するタイマ38からの出
力T1のレベルがrHJとなっている所定期間のみ作動
可能となる目標速度減算部39からの出力データDbが
印加されている。目標速度減算部39は、入力される第
2制御信号Ueによって示される目標速度の値から一定
の値を減算する演算を所定の時間間隔で繰返し実行し、
その減算結果を示す出力データDbが他方の固定接点3
2cに印加される。
ここで、車輌が発進状態であると判別された後、アクセ
ルペダル17が所定の操作速度より大きい速度で減速方
向に操作されない限り、検出信号DSのレベルは「L」
となりており、クラッチ位置が所定値以上の場合にはス
イッチ34は開状態となるので、発進操作のために摩擦
式クラッチ5が接続されようとしている場合には、スイ
ッチ34は開状態にあることになる。よって、上述の状
態では目標速度データD、Lがそのまま第2制御信号U
@とじて出力される。
若しアクセルペダル17が急激に開放される等の理由に
よってアクセル操作が所定の速度以上の操作速度で減速
方向に行なわれると、検出信号DSのレベルはrHJ 
となり、切り換えスイッチ32は点線で示されるように
切り換えられる。したがって、アクセルペダル17の開
放等によって急激に小さくなった目標速度データD、に
代えて出力データDbが第2制御信号U0として出力さ
れる。
目標速度減算部39に人力された第2制御信号U@の値
は段階的に所定の率で減少せしめられ、その結果得られ
た目標速度が出力データDbとして出力され、これがス
イッチ32t−介して第2制御信号U、として出力され
る。このため、切り換えスイッチ32が点線で示される
ように切り換えられると、U、(D、の状態となり、目
標回転比較部33の比較出力信号CMのレベルはrHJ
となる。rHJレベルとなっている比較出力信号CMは
、第1判定部35からの出力により閉じられているスイ
ッチ34を介してオアダート37に入力される。したが
って、アクセルペダル17が開放位置に到達してしまい
検出信号DSのレベルが「L」に戻ってしまっても、比
較出力信号CMのrHJレベル状態が続く限り、切り換
えスイッチ32は点線で示される切り換え状態を保持し
つづける。
目標速度減算部39からの出力データDbにより示され
る目標値が、目標速度データD1にょシ示される目標値
以下になると、比較出力信号CMのレベルは「L」とな
り、このとき検出信号DSのレベルがrLJとなってい
れば、切り換えスイッチ32は再び実線で示される切り
換え状態に戻される。
すなわち、アクセルペダル17が所定の操作速度以上の
操作速度で減速方向に操作されると、第2制御信号U@
として、目標速度減算部39において一定の率で減少せ
しめられる目標速度を示す出力データDbが使用され、
U0≦Daの状態に達したときに再びアクセルペダル1
7の操作に従りた第2制御信号U、が得られる構成とな
っている。
発進制御ユニット65は、また、アクセル信号Aに応答
して動作するクラッチ送り量設定部40を備えており、
その時々のアクセル操作量に応じたクラッチ送り量、す
なわちブレラシャーグレート4bの単位時間当シの移動
量の目標値を示す設定データDtが演算出力される。一
方、速度信号Nに応答して機関の出力トルクがその時の
機関負荷に対して必要な値以下であるか否かの判別を行
なうため、第2判定部41が設けられており、第2判定
部41からの判定データDDは、設定データDtが入力
されている目標クラッチ位置演算部42に入力されてい
る。目標クラッチ位置演算部42は、発進検出信号SS
に応答して作動するタイマ43からの出力Tbに応答し
、出力Tbのレベルが発進検出信号SSに応答してrH
J レベルとなっている所定の期間のみ作動する構成で
ある。目標クラッチ位置演算部42は、アクセルペダル
17の操作量に従ったその時々の発進状態に適ったクラ
ッチ位置の目標値が演算され、その演算結果を示す第1
制御信号Ueが出力される。
上述の如く、発進制御ユニット65は、発進検出信号S
Sに応答して、発進のためのクラッチ位置の目標値を示
す第1制御信号Ueと、発進時の機関速度制御を行なう
ための第2制御信号U6とを出方する。
このような構成によれば、発進検出ユニット65におい
て車輌が発進状態に入ったことが検出されると、発進制
御ユニット65から第1及び第2制御信号Ue、 U、
が出力され、発進検出信号ssにより夫々点線で示され
るように切り換えられている切り換えスイッチ63.1
9を介して、クラッチ制御ユニット62及び機関制御ユ
ニツ)20に第1目標信号Sc及び目標速度信号Njと
して入力される。
したがって、第1制御信号Ucによって定められるクラ
ッチ位置が得られるように摩擦式クラッチ4の接続のた
めの制御が行なわれる。一方、機関制御ユニット20で
は、第2制御信号Ue K応答して発進時のアクセルペ
ダル操作に従った機関速度制御が実行され、これにより
車輌の発進のためのクラッチ接続操作及びそのクラッチ
接続操作を円滑に行なうための機関速度制御が実行され
る。この場合、アクセルペダル17′f:所定の操作速
度より速い操作速度で減速方向に操作した場合には、目
標速度減算部39による減算操作により得られる出力デ
ータDbが出力されるので、機関速度が急激に低下する
ことはなく、その後摩擦式クラッチ4が切り離され九場
合に、車輌の駆動系統に無理な歪力が加わることを有効
に防止することができる。
発進制御が終了すると、切り換えスイッチ63゜19は
再び実線で示される状態に戻るのでクラッチ制御ユニッ
ト62は変速機制御ユニット61からのクラッチ制御信
号C8に応答して動作し、一方、機関制御ユニット20
は切り換えスイッチ18からのアクセル信号A又はエン
ジン制御信号ECに応答して作動し、これにより自動変
速のための制御が実行される。
発進制御ユニット65において発進のための準備が完了
し発進検出ユニット64からの発進検出信号SSを待っ
ている状態、すなわち発進待ち状態において、クラッチ
4又はクラッチ4の駆動制御系統の故障等により運転者
による車輛発進の意思表示がないにも拘らずクラ、チの
接続が行なわれ、車輛が意図しない発進を行なってしま
うのを有効に防止する目的で、誤発進防止装置70が設
けられている。
誤発進防止装置70は、クラッチ4、歯車式変速機7、
アクチェータ装置5及び制御部6を含んで構成される自
動変速システムが発進待ちの制御状態におるか否かを判
別する几め、速度信号N、セレクト位置信号SL、単迷
信号及びアクセル信号Aに応答して作動する第1判別ユ
ニット71を備えている。第1判別ユニット71は、上
述した入力信号に基づき、セレクタ13がニュートラル
(N)位置以外のいずれかの選択位置にあり、アクセル
ペダルの操作量が車輛の発進を開始させる所定の操作量
以下であり、機関速度がアイドル回転速度以上となって
おり、且つ単連が零となっている場合にのみ車輛は発進
待ちの制御状態にあると判別される。
第1判別ユニy ) 71は、単輛が発進待ち制御の状
態にあると判別された場合にのみその出力線71&のレ
ベルを高レベルとする構成となっている。
誤発進防止装置70は、さらに、第1位貴信号P0に応
答し、クラ、チ4のブレラシャーグレート4bが、クラ
ッチ4を所定の切り離し状態とする所定の位置範囲に入
っているか否かの判別を行なう第2判別二二、ドア2を
有している。第2判別ユニy ) 72において、クラ
ッチ4のブレラシャーグレー)4bの位置がクラッチ4
を所定の切り離し状態とする所定の位置範囲に入ってい
ない、すなわち、クラッチ4が所定のオフ状態よりもオ
ン状態に近い状態にあることが判別され之場合に、第2
判別ユニット72の出力線721のレベルが高レベルと
なる。
信号発生ユニ、ドア3は、出力線71 a e 72m
のレベル状態に応答し、岡山力線71 m 、 72 
&のレベルが共に高レベル状態となりた時に、歯車式変
速機7のギヤをニュートラル位置ヘシフトするための指
令信号Cを出力する機能を有しており、指令信号Cは変
速機制御ユニット61に入力される。
変速機制御ユニット61は、指令信号Cに応答し、セレ
クトセンサ12からのセレクト位置信号SLの内容の類
例に拘らず、目標ギヤ位置をニュートラル位置に変更し
、歯車式変速@7のギヤがニュートラル位置となるよう
にギヤ位置の制御が実行される。
指令信号Cに応答して上述の制御動作を行なわせるため
、例えば、適宜の内容、例えば高レベル状態の信号を指
令信号Cとして変速機制御ユニッ)61に入力し、高レ
ベル状態の指令信号Cの印加に応答して、セレクト位置
信号SLに代えてニュートラル位置を示す代替信号をセ
レクト位tjt信号SLとして変速機制御ユニット61
に与える構成としてもよい。ま之、これと同様の趣旨の
信号処理操作を、変速機制御ユニツ)61円の、又は適
宜の場所に設けられたマイクロプロセッサを用いて所定
の制御プログラムに従って実行する構成としてもよい。
上述の構成によれば、制御部6によって、車輛の発進の
ための変速操作及びクラ、チ接続動作、さらに、走行時
における運転条件に見合り几変速操作が自動的に行なわ
れる。そして、この自動変速システムに上り胤輛が発進
待ちの制御状態とされt場合に、クラッチ4が所定の切
り離し状態にないと、第1及び第2判別ユニツ)71.
72の各出力線71a、72aが同時に高レベルとなり
、信号発生ユニット73から指令信号Cが出力される。
制aM6の変速制御ユニット61は指令信号Cに応答し
、歯車式変速機7のギヤの位置がニュートラル位置とな
るように変速操作が自動的に行なわれ、これにより車輛
の発進が意図しない理由によシ行なわれるのを有効に防
止することができる。
上記実施例において、上述した各部の機能は、その一部
又は全部を1つ又は複数のマイクロコンピュータを用い
て実現することも可能であり、そのような手段によって
構成され九装置もまた本発明の範囲に入るものである。
(発明の効果) 本発明によれば、上述の如<、jt@が発進待ちの制御
状態にある場合に、クラ、チが所定の切り離し状態にな
いと、変速機のギヤ位置が二、−トラル位置へ自動的に
シフトされることとなり、し比がって、発進待ちの状態
においてクラッチ及び又はクラ、チの制御系統に障害が
起きても、運転者の意思に反して車輛が発進してしまう
のを罹災に防止することができ、安全性を著しく高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
@1図は本発明の詳細な説明するための機能ブロック図
、第2図は本発明の一実施例を示すブロック図、第3図
は第2図に示した発進制御ユニットの詳細ブロック図で
ある。 3・・・内燃機関、4・・・クラッチ、5・・・アクチ
ェータ装置、6・・・制御部、7・・・歯車式変速機、
71・・・第1判別ユニット、72・・・第2判別ユニ
ット、73・・・信号発生ユニ、ト、C・・・指令信号
。 第1図 特許出願人 デーゼル機器株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  1. 制御手段からの制御信号に応答して作動するア
    クチェータ装置により操作されるクラッチと歯車式の変
    速機とを含んで成る自動変速装置において、該自動変速
    装置が発進待ちの制御状態にあるか否かを判別する第1
    判別手段と、前記クラッチが所定のオフ状態となってい
    るか否かを判別する第2判別手段と、前記第1及び第2
    判別手段に応答し前記自動変速装置が発進待ちの制御状
    態となっている場合において前記クラッチが前記所定の
    オフ状態となっていない場合に前記変速機のギヤをニュ
    ートラル位置へシフトさせるための指令信号を前記制御
    手段に与えるための信号発生手段とを備えたことを特徴
    とする自動変速装置。
JP63154853A 1988-06-24 1988-06-24 自動変速装置 Pending JPH026234A (ja)

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JP63154853A JPH026234A (ja) 1988-06-24 1988-06-24 自動変速装置

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JP63154853A JPH026234A (ja) 1988-06-24 1988-06-24 自動変速装置

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DE102005012261A1 (de) * 2005-03-17 2006-09-28 Zf Friedrichshafen Ag Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung eines Kraftfahrzeug-Antriebsstranges
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