JPS61169625A - タ−ボチヤ−ジヤの過給圧制御装置 - Google Patents

タ−ボチヤ−ジヤの過給圧制御装置

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JPS61169625A
JPS61169625A JP60011525A JP1152585A JPS61169625A JP S61169625 A JPS61169625 A JP S61169625A JP 60011525 A JP60011525 A JP 60011525A JP 1152585 A JP1152585 A JP 1152585A JP S61169625 A JPS61169625 A JP S61169625A
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JP
Japan
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control
acceleration
pressure
boost pressure
supercharge pressure
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Application number
JP60011525A
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English (en)
Inventor
Takashi Ueno
植野 隆司
Toshimi Anpo
安保 敏己
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B37/00Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
    • F02B37/12Control of the pumps
    • F02B37/18Control of the pumps by bypassing exhaust from the inlet to the outlet of turbine or to the atmosphere
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B37/00Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
    • F02B37/12Control of the pumps
    • F02B37/22Control of the pumps by varying cross-section of exhaust passages or air passages, e.g. by throttling turbine inlets or outlets or by varying effective number of guide conduits
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明lよターボチャージャの過給圧制御装置に関する
(従来の技術) ターボチャージャは排気〃スのもつ高温、高圧エネルギ
を利用して排気タービンを高速で回転させ、同輸上にあ
るコンプレッサを駆動するようになっており、コンプレ
ッサの回転数の上昇に伴い吸気マニホールド力吸気圧力
を大気圧以上に加圧することができる。このようにして
エンジンに大量の空気を過給することにより、エンジン
の高トルク、高出力を発生させ、また燃費の向上をはか
るのである。
ところが、使用回転数範囲の広い自動車用エンジンにあ
っては、ターボチャージャの特性上、中高速運転域での
過給圧は十分に確保できるのであるが、低速運転域では
十分な排気圧力が得にくいことから、排気タービンの回
転数が上昇せず、過給圧が低下してエンジンの低速トル
ク・が不足する傾向がある。
排気タービンの駆動効率は、タービンに対する排気の導
入部であるタービンスクロール部の断面積Aと、その中
心からの半径Rの比率A/Rに応じで決定され、したが
って排気〃入流量の小さいエンジン低速運転域でも、こ
のAを小さくして排気流速を7ノブすることができれば
、タービン回転数を高めて過給圧を上昇させることがで
きる。
そこで、排気タービンのA/Rを可変とする容量可変手
段を備えたターボチャージャが、本出願人により特願昭
58−162918号として出願されており、この容量
可変型のターボチャージャによれば低速運転域でも十分
な過給圧が得られるのである。
排気タービンの排気導入部に設けられて開度を増減する
容量可変手段は、コンプレッサの下流に発生する過給圧
を作動圧力とするアクチュエータにより駆動され、この
作動圧力を調整するために電磁弁が設けられており、電
磁弁は作動圧力の一部を大気に放出することにより圧力
を調整するもので、例えば、エンジンの運転状態に応じ
てマイクロコンピュータなどの制御装置により作動が制
御されるようになっている。
電磁弁は所定の周波数で開閉するオンオフ型の電磁弁で
あって、その制御デユーティに応じて開弁時間割合が制
御され、例えば開時間をあらわすデユーティが100%
のときは電磁弁が全開し、この場合はアクチュエータを
介して容量可変手段がAを最小となるように制御し、タ
ービン回転数。
を速やかに高めるし、また逆にデユーティ0%のときは
電磁弁が全閉し、Aが最大となってタービン回転数を抑
えるのである。
実際の制御においては、制御の正確性をさらに高めるた
めに、運転状態に応じて設定される目標過給圧と、過給
圧センサで検出した実際の過給圧を比較し、この偏差に
応じて前記制御デユーティを修正することにより、目標
過給圧と一致するように過給圧をフィードバック制御し
ている。
一方、このような容量可変手段は排気ガス流量の少ない
低速運転域などで過給圧を確保するものの、排気が入流
量が増大する高速高負荷運転域では、前記断面積Aを最
大にしても排気タービンに導入される流速が低下せず、
この場合には回転数がどんどん上昇して過給圧が許容さ
れる上限値を越えてしまうことになる。
そこで、過給圧が上限値に近づくと、排気タービンの上
流から下流へと排気の一部をバイパスさせ、過給圧を抑
制する排気バイパス弁が設けられる。
排気バイパス弁が開くと、排気タービンに流入する排気
ガス量が減るため、タービン回転数が低下して過給圧が
上限値を越えるのが防止される。
この排気バイパス弁のMllについても、過給圧を検出
して前記容量可変手段と同じように、フィードバック制
御することにより、過給圧の制御精度を向上させるよう
にしている。
なお、このように容量可変手段と排気バイパス弁とを共
にフィードバック制御していると、制御が相互に干渉す
る領域が生じて、過給圧を制御するのに容量可変手段と
排気バイパス弁が本来の最適位置からづれてくることも
予想される。
例えば、高速運転域で過給圧が上限値に近づいたときな
ど、本来は容量可変手段は全開して排気を絞らず、排気
バイパス弁が過給圧に応じて開度を調整すれば、排圧も
上昇せずにエンジンの出力効率を良好に保持しつつ過給
圧を最適に制御できるのであるが、このとき仮に容量可
変手段が開度を絞って排気流速を高め、それだけ排気バ
イパス弁が余分に開いても、過給圧を同一に制御するこ
とはできるのである。しかしこの場合には容量可変手段
は不必要に排気流路を絞ることになり、その分だけ排圧
が上昇してエンジンの排気効率が低下し、結局出力効率
を低下させるのである。
したがってこれら容量可変手段と排気バイパス弁とでフ
ィードバック制御する場合、エンジンの運転状態に応じ
ていずれでフィードバック制御を行うかその領域を設定
し、一方がフィードバック制御しているときは、他方を
固定するようにすれば、制御の干渉により発生する問題
を回避することができる。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、エンジンの加速性能を高めるため、加速時は
一時的に目標とする過給圧を上昇させ、これに追従する
ように過給圧を高めてやるオーバーブースト制御がある
このオーバーブースト制御を行うのに、具体的には、単
に排気バイパス弁を開き始める目標過給圧を高めるか、
あるいはこれと同時に容量可変手段の開度を絞り込んで
俳×流速を高めることが考えられる。
前者の場合はエンジンの加速に応じて排気流量が増加す
るのを待って排気タービン回転数を増加させるので、過
給圧の上昇する応答性が低いが、後者は同時にタービン
への導入排気速度を高めるので、過給圧の上昇が速やか
に行なわれる。
しかしながら、このように加速時に過給圧の目標値を上
昇させ、同時に容量可変手段により排気タービン回転数
を急上昇させるようなオーバーブースト制御を行うと、
過給圧は急激に上昇するのであるが、今度は過給圧が目
標値を越えた時点で、フィードバック制御により容量可
変手段が開度を拡大してタービン回転数を低下させよう
としても、容量可変手段を駆動するアクチュエータなど
の作動応答遅れにより、その間過給圧が一時的に目標値
を大きく越えてしまうという、オーバーシュート現象を
起こす。
このようにして過給圧が一時的ではあっても目標とする
上限値を越えるようなことが起これば、この加速時の目
標過給圧が通常よりも高めに設定されることもあって、
エンジンには過剰な空気(燃料)が供給され、過大な負
荷によりエンジン耐久性に悪影響を及ぼすことになる。
なお、上記の応答性を高めるために、フィードバック制
御の制御ディンを上げれば、制御のハンチングを起こし
やすくなり安定性が低下する。
本発明はこのような点に着目し、加速時に過給圧を速や
かに上昇させるが、過給圧はオーバーシュートを起こす
ことのないようすることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 第1図は本発明の全体構成図であり、エンジン8の過給
圧は排気タービンのA/Rを可変とする容量可変手段7
により運転状態に応じて制御される。1はエンジン8の
運転状態として例えば吸入空気量、エンジン回転数など
の運転パラメータを検出するための運転状態検出手段、
9はコンプレッサで過給される実際の過給圧を検出する
過給圧検出手段、14は目標とする過給圧信号を出力す
る過給圧設定手段、15は加速時に目標過給圧を上昇さ
せる上昇過給圧設定手段である。
2は容量可変手段7の制御量を演算する制御量演算手段
で、前記運転状態検出手段1の出力に応じた基本制御量
を、実際の過給圧と目標過給圧との偏差を検出する偏差
演算手段5がらの偏差値に基づいて補正して、容量可変
手段7の駆動を制御する制御手段6に出力する。
4は前記運転状態検出手段1の出力に基づいてエンジン
の加速状態を判別する加速判別手段で、加速状態が判別
されると、゛スイッチ手段11をONにして加に一器1
3に加速補正手段3からの加速補正量を入力して前記制
御量演算手段2の制御量に加算する。
10は同じくエンジンの加速状態が判別されると、前記
上昇過給圧設定手段15の出力を加jr、器16を介し
て偏差演算手段5に入力して、目標過給圧を高めるにあ
たり、加速状態に移行して過給圧が所定値を越えた時点
より・所定の時間経過後にスイッチ手段12をONにす
る、時間設定手段であり、加速時の過給圧目標値の上昇
は加速状態に移行して即座に行なわれるのではなく、設
定時間の経過後に行なわれるようになっている。
(作用) エンジンの加速時には加速補正手段3からの出力に基づ
いて容量可変手段7の制御量が増大するとともに、制御
目標値が高められてオーバーブース)制御が行なわれる
のであるが、この制御目標値の上昇は、加速時に過給圧
が所定値を越えても、この後さらに所定の時間が経過す
るまでは行なわれない。
しなかって、容量可変手段7の加速補正に基づ!過給圧
が速やかに上昇して加速直前の低いままの目標値に到達
すると、偏差演算手段5からの偏差値によりこんどは制
御量を減少させる方向に補正が行なわれ、このフィード
バック制御により容量可変手段7が開度を増大するよう
に制御されるが、この間の時間遅れがあるため過給圧は
さらに上昇し、その後低下することになる。しかしこの
上昇分は低い目標値に対するものであって、加速時に要
求される上限値からはそれほど外れるものではない。
このようにして実際の過給圧がピークを越元た付近で、
時間設定手段10により過給圧の制御目標値が上昇側に
修正されるが、このとき結果的に、実際の過給圧は目標
過給圧とほぼ等しくなり、目標過給圧を加速の判別と同
時に上昇させたときのような、Inなオーバーシュート
現象を発生することがなくなる。
(実施例) 第2図は本発明の一実施例の機械的な構成の概略図であ
る。図において、エンジン21には、吸気W22および
吸気マニホールド23を介して空気が供給され、排気マ
ニホールド24および排気v25を介して排気されてい
る。吸気管22の図中左方に折曲した端部には、吸入空
気量Qaを測定するエフ70−メータ31が設けられ、
吸気管22の折西部には、ターボチャージャの一部を構
成するコンプレッサ35が配設され、エア70−メータ
31を介して供給される吸気を加圧してエンジン21に
供給している。吸気マニホールド23に近接した吸気!
22の基層部には、絞り弁32が配設され、この絞り弁
32と前記コンプレッサ35との間の吸気管22には、
逃し弁29が設けられている。
排気管25の図中右方に折曲した部分は、タービン室3
8を形成し、このタービン室38内にタービン37が配
設され、タービン37は、連結軸36を介してコンプレ
ッサ35に連結されている。
タービン室38は、#3図に示すように、タービン37
を取9WJむように形成されたスクロール39を有し、
スクロール39は、その断面積が導入通路40から矢印
Fで示す方向の下流に向かうに従って徐々に小さく形成
されている。このスクロール3つへの導入通路40とス
クロール39の終端部41の合流部には、フラップ弁に
より構成される容量可変手段としての可動舌部45が設
けられ、この可動舌部45は、導入通路40の断面積を
拡縮し得るように、その基端部を袖46により回動自在
に支持されている。
この可動舌n45は、第2図においてタービン37への
導入通路40である上流側近の排気管25内に配設され
ている。可動舌部45を回動自在に支持している袖46
は、7−ム47を介してロッド48の上端に連結され、
ロッド48の下端部は、可動舌部駆動用アクチュエータ
50を構成するダイヤフラム52に連結されている。ダ
イヤフラム52を収納しているケース51は、ダイヤフ
ラム52により大気室53と正圧室54に分割され、大
気室53には、ダイヤフラム52を正圧室54側に押動
するように付勢されたばね55が配設される。正圧室5
4は、連結管56を介してコンプレッサ35の下流側の
吸気管22に連結され、コンプレッサ35で形成された
過給圧が正圧室54に供給され、ダイヤフラム52をば
ね55に抗して大気室53側に押動している。*た、連
結管56の途中には、電磁弁57が設けられ、この電磁
弁57がフントロールユニット80により駆動されて解
放したときには、この電磁弁57を介して連結管56は
コンプレッサ入口に連通され、正圧室54内の圧力は低
下する。更に詳細には、電磁弁57は、コントロールユ
ニット80にヨリチューティ制御されていて、デユーテ
ィ値が大きくなるほど電磁弁37の解放度合は大きくな
って正圧室54の圧力は低下する。このため大気室53
のばね55の作用によりダイヤフラム52は下方へ移動
し、この移動動作がaツド48.アーム47゜紬46を
介して可動舌部45に伝達され、可動舌部45は、ター
ビン37への排気の導入通路40を小さくする方向、す
なわち閉じる方向に回動する。その結果、タービン37
に供給される流速が速(なり、コンプレッサ35による
エンジン21への過給圧は上昇する。また、逆に、デユ
ーティ値が小さくなるほど、電磁弁57の解放度合は小
さくなって正圧室54の圧力は増大するため、ダイヤ7
ラム52はばね55に抗して上方に移動し、これにより
可動舌部45は、導入通路40を開く方向に回動する。
この結果、タービン37に供給される流速は遅くなり、
コンプレッサ35によるエンジン21への過給圧は低下
する。
タービン37をバイパスする排気バイパス通路26と徘
×マニホールド24の接続部には、排気バイパス弁(ウ
ェストデートバルブ)60が設けられている。この排気
バイパス弁60は、アーム61、連結部材62を介して
ロッド63の一端に連結され、ロフト63の他端は、徘
篤バイパス弁駆動用アクチュエータ70のダイヤ7ラム
72に連結されている。このダイヤ7ラム72を収納し
ているケース71は、ダイヤ7ラム72により大気室7
3と正圧室74に分割され、大気室73にはダイヤ7ラ
ム72を正圧室74側に押動するように付勢されたばね
75が設けられている。正圧室74は、連結管76を介
してコンプレッサ35の下流側の吸気管22に連結され
、コンプレッサ35で形成された過給圧が正圧室74に
供給されている。
また、連結管76の途中には、電磁弁77が、設けられ
、この電磁弁77がコントロールユニット80により駆
動されて解放したときには、この電磁弁77を介して連
結管76はコンプレッサ入口に連通され、正圧室74内
の圧力は低下する。
更に詳細には、電磁弁77はフントロール二二ッ)80
によりデユーティ制御されていて、デユーティ値が大き
くなるほど電磁弁77の解放度合は大きくなって、正圧
室74の圧力は低下するため、大気室73のばね75の
作用によりダイヤ7ラム72は下方に移動し、この移動
動作がロッド63゜連結部材62.アーム61を介して
排気バイパス弁60に伝達され、弁60はバイパス通路
26を閉じる方向に動く。また、デユーティ値が小さく
なるほど電磁弁77の解放度合は小さくなって正圧室7
4の圧力は増大するため、ダイヤプラム72はばね75
に抗して上方に移動し、これにより排気バイパス弁60
は開く方向に動く。排気バイパス弁60は、エンジン2
1が高速高負荷状態になった場合、ターボチャージャに
よりエンジン21に供給される吸気の過給圧が非常に高
くなりすぎ、エンジン21が破損されるのを防止するた
めに、エンジン21の排気の一部を外部に排出シ、ター
ビン37に供給される排気を低減して適切な過給圧がエ
ンジン21に導入されるようにしているのである。
コントロールユニツ)80は、マイクロプロセッサ、メ
モリ、A/D変換器を含む入出力インター7エースとか
らなるマイクロコンピュータで構成され、そのインター
フェースを介してエア70−メータ31から吸入空気量
がコントロール二二ツ)80に供給されるとともに、エ
ンジン21の左側に設けられたクランク角センサ30か
らエンジン21の回転速度、更に過給圧センサ33がら
過給圧が供給されている。コントロールユニット80は
、これらの情報に従って電磁弁57,77を駆動する信
号のデユーティ値を適切に制御し、可動舌部45を介し
てタービン37への排気の導入通路40の断面積を可変
にすることにより、また排気バイパス弁60を介してタ
ービン37への排気ガス量を可変にすることによりエン
ジン21に供給される吸気の過給圧を吸入空気量Qaに
応じ適切に制御して低速運啄域から高速運転域にわたっ
てトルクを増大しでいる。
次に容量可変手段(可動舌部)並びにウェイストデート
パルプ(排気バイパス弁)の制御をマイクロコンピュー
タを用いて実現する場合の流れ図を第4図(A)〜第8
図に示す、なお、図中の数字は処理番号を表し、容量可
変手段はVN、ウェイストデートパルプはWGという記
号により記述し、エンジン回転速度、吸入空気流量等の
運転状態を表す信号はメモリに記憶されているものとす
る。
第4図(A)から説明すると、過給圧制御VNWGCO
NTROLの演算処理は所定周期(制御周期)毎に行な
われ、各種運転条件により求めた過給圧の制御目標値(
目標過給圧)P2ADAPTに実際の過給圧P2を一致
させるべくVN、WGを制御する制御量を演算するもの
である。順を追って説明すると、まず200では入力さ
れている吸入空気量QAより空気流量指数QSを求める
。なお、実際の制御ではこのQSが計算用のデータとし
て用いられるが、以下の説明では便宜上QSを吸入空気
量として説明する。201ではQSの値よりWGの基本
制御デユーティをBASEDUTYlに求める6202
ではBASEDUTY 1に制御デユーティの35パー
セントを加算する。これはWG側のセツティングのずれ
1部品ばら?きによりWGが開いてしまうことを防止す
るための補正量である。例えばVNIIIの制御領域に
おいてWG側のセツティングのずれ1部品ばらつきによ
りWGが開いてしまうとVNは過給圧を上昇させようと
して閉じ側にずれ、最早VN側の正常な学習を行うこと
が不可能となる。そこで、予めWG側の制御量を大きく
してVN側の学習制御の信頼性を確保するのである。2
03では制御目標値からの定常偏差をなくすため、BA
SECUTY 1に学習制御により求められる学習量L
 E A RN WGを加算する。204では急加速時
に一時的に過給圧を上昇させ加速性能の向上を図るオー
バーブースト制御が行なわれているかどうかをチェック
し、オーバーブースト制御中であると判定されると20
5に進みオーバーブー・ス) I11御のための加速補
正量をBASEDUTYIに加算する。ここに、LEA
RNWGと加速補正lとはWG側のフィードフォワード
制御量を与える。なお、LEARNWGの演算及びオー
バーブースト制御については後述する。
これに対し206〜210ではVN側のフィードフォワ
ード制御量をBASEDUTYOに求める@201〜2
05と206〜210の処理で異なるのはBASEDU
TYOに求めた基本制御デユーティを207にて5パー
セント減算している点だけである。これは、VNの基本
制御デユーテイのテーブルがVN側のセツティングのず
れ1部品ばらつきによりVNが閉じる側にずれている場
合にWGが開いてしまうことを防止するための補正量で
ある。208ではWG側と同様に学習量LEARNVN
を加算する。なお、このLEARNVNの演算について
も後述する。ここで、VN、WGの基本制御デユーティ
は例えば第9図(A)、第9図(13)に示す特性とし
て与えられるため、基本制御デユーティはこの特性から
得られる第9図(C)に示すテーブルをメモリROMに
記憶しておき一次元のル・7クアツプにより求めればよ
い。ただし、第9図(C)はVNに対するもので、Hは
16進数表示を表す。
211では実際の過給圧P2と目標とする過給圧P2A
DAPTとのずれに対しフィードバック補正量を演算し
、先程求めたフィードフォワード制御量に更に加算して
最終的な制御信号量をBASEDUTYO,BASED
UTYlに+れfれ求める。なお、この211にて行な
われるフィードバック制御P2 FBCONTについて
は後述する。
212では急加速初期段階でのオーバーシュート防止及
び構成部品故障時の7エイルセー7処理を行う、オーバ
ーシュートを防止する処理がら説明すると、急加速時に
過給圧は急激に上昇する訳であるが、VN付きターボチ
ャージャの場合通常のターボチャージャに比べ過給圧の
上昇が速いため第15図のようにオーバシューFを生じ
てしよう、特に同図に例示したものにおいては過給圧が
オーバーブースト制御時に500+uiHgを越えてし
まい、エンジンの耐久性を損なってしまうこと    
・にもなりかねない、これを防止するため急加速初期に
おいて一時的にWG@の側御デユーティ(制御信号)を
小さくしタービン37をバイパスして逃す排気流量を増
加することにより過給圧を低下させるのである。更に詳
述すると、第11図に示すような過給圧によるWG側の
制御デユーティ補正を行う、即ち急加速となり過給圧が
上昇してきた場合、所定過給圧POを越えた時点でWG
側の制御デユーティを50パーセント減量する。ただし
POのレベルはオーバーシュートを防止するなめ低く(
例えば375 ++a+Hg)設定すると以後過給圧が
低下するため、POのスライスレベルによる減量は過給
圧がPOに到達してから0.3秒間のみとする。0.3
秒経過後はP1〜P 3 (> P O)をスライスレ
ベルとして段階的にWG側の制御デユーティを減量補正
する通常の7エイルセー7処理を行う。またWGが開か
ない場合を考慮し、P4を越える状況が続いたときには
エンジン制御系により7ユエルカツトを行うべく7エエ
ルカツト要求フラグをセットする。こうして最終的に求
められたWG、VNIの制御デユーティは後述する0N
DUTY1.0NDUTYOに移された後おのおの前述
の電磁弁77.57に出力インター7エースを介して出
力される。なお、オーバーシュート対策及び7エイルセ
ー7は0NDUTYI、0NDUTYOを補正すること
により行なう。
次に211にて行なわれるフィードバック制御P2FB
CONTを第5図の流れ図を用いて説明する。ここでは
VNのフィードバック制御の積分制御の開始条件の判定
、VN側からWG側へのフィードバック制御の切り替え
条件の判定、フィードバッタ制御変数の初期化及びWG
側からVN側へのフィードバック制御の切り替え条件の
判定を行うとともに、フィードバック補正量の演算及び
学習量の演算を行い、最終的な制御Iを0NDUTYO
,0NDUTYIにストアする。
順を追って説明すると、100では吸入空気流量が多く
なった場合に異常燃焼を回避するため制御目標値P2A
DAPTを低下させる処理を行う。
例えば第10図(A)に示すような一次元のテーブルを
メモ17 ROM内に記憶させておき吸入空気流量QS
が所定吸入空気流量QSPDOWNO以上になると制御
目標値を徐々に低下させる。101ではVN、WG側の
いずれの制御領域にあるかを示す7ラグFP2FBVN
WGをチェックし、“1゛であるならWG側にてフィー
ドバック制御が行なわれていると判定し111に進む、
“0゛であるなら102以降に進みフィードバック制御
を行う運転領域の判定及び学習量の演算を行う。
まず102では実際の過給圧P2がフィードバック制御
を行う運転領域を判定する領域判定過給圧P 2 J 
UDGE(230mmHg)より小さいかどうかをチェ
ックし、小さい場合は運転領域の判定は行わず111に
1む、これは後述する急加速判定後においてオーバーブ
ースト制御に入る前にフィードパ・7り制御がWG側に
切替わってしまうことを防止するためである。即ち、オ
ーバーブースト制御においては過給圧が100++mH
gから200mIIIHgとなるまでの加速時間と判定
基準T J UDGEとの比較により急加速の判定を行
い、加速時間がTJUDGEよりも小さい場合に急加速
であると判定するが、過給圧P2がP2JUDGEより
も小さい場合にも上記運転領域の判定を行うとすると、
急加速の判定とは別に、VN、WGのどちら側でフィー
ドバック制御を行うかを判定するために、後述するよう
な吸入空気流量QSとフィードバック制御領域判定空気
流JIQ S V N TWGとの比較が行なわれるこ
ととなる。従って、急加速が判定され急加速時の応答性
を高めるべくオーバーブースト制御が行われる矢先に、
吸入空気流量がQSVNTWGよりも大きくなるとWG
側の制御領域にあると判定されるため、急加速の判定と
は無関係にフィードバック制御がVN側からWG側に切
替わってしまい、オーバーブースト制御を行わせること
ができなくなってしまうので、これを防止するため過給
圧P2がP2JUDGEより小さい場合は上記判定を行
わないようにしたものである。
103ではレノスタACCに通常運転時のフィードバッ
ク制御領域判定空気流量QSVNTWGをストアする。
この領域判定空気流量QSVNTWGを越えるときがV
NIIlからWG側へのフィードバック制御の切り替え
条件である。この領域判定空気流量QSVNTWGは第
14図に示す空気量ラインAである。即ち同図において
ラインAの左側の領域がVN側の制御領域、右側がWG
側の制御領域となる。104では急加速であるがどうか
をチェックし、7ラグFACCELが“1′である場合
は急加速と判定して105に進み、急加速と判定されな
い場合は107に進む、このフラグF、ACCELは急
加速が判定されると1゛にセットされる急加速判定フラ
グであり、後述する加速判定処理において説明する。1
05ではオーバーブースト制御が終了しているかどうか
をチェ・7りし、オーバーブースト制御中であると判定
した場合は106に進み、オーバーブースト制御が終了
していることが判定される場合は107に進む。
106ではオーバーブースト制御時の領域判定空気流量
QSVNTWGX(>QSVNTWG)をACCにスト
アする。この領域判定空気流量QSVNTWGXは第1
4図に示す空気量ラインBである。即ちオーバーブース
ト制御中にはVN側の制御領域が拡大するので、これに
合わせて領域判定空気流量をラインAからラインBに上
昇させるのである。
107ではACcにストアされた領域判定空気流量と実
際の吸入空気流量QSを比較する。QSがACCより大
きい場合はVN側の制御領域でないと判定し108にて
VN、WG側のいずれの制御領域にあるかを示す7ラグ
FP2FBVNWGを1゛にセットする。これによりF
P2FBVNWG=1は今までVN側の制御領域にあっ
たものがWG側の制御領域に切替わったことを意味し、
109にてWG側の学習制御開始のためのタイマを起動
するとともに110にてVN側の学習量演算ACCLE
ARNVNを行う。この学習量演算については後述する
。111では7ラグFP2FBvNWGをチェックし、
’ O’cnkQ合ハ113 ’t:進み、“1゛の場
合はWG側の学習量演算ACCLEARNWGを112
で行う、この学習量演算についても後述する。このよう
にして第14図に示すようなフィードバック制御を行う
運転領域の判定とVN、WG側の学習量の演算が行われ
ることになる。
次に113以降ではVN、WG側おのおののフィードバ
ック補正量の演算を行う、ここでは比例積分微分制御に
ついて述べることとし、偏差から演算される比例分、積
分分、微分分をそれぞれP分。
■分、D分にて略記する。まず113ではVN側のP分
を計算して先程求めたBASEDUTYOに加算し、加
算した結果をメモリM2にストアする。このP分の計算
は制御の安定性並びに基本制御デエーティBASECU
TYOがずれていた場合を考慮し下記演算で求める。即
ちVN側のP分jiKPVNX(ERROR)2とする
。、:、:I、: E RRORは目標とする過給圧と
実過給圧の偏差ERROR(=P2ADAPT−P2)
であり、KPVNは演算上のゲインである。114では
同様にしてWGflIのP分を計算して前述のBASE
DUTYlに加算し、加算した結果をメモリM2+2に
ストアする。ただしWG側のP分はKPWGXERRO
Rとし、KPWGは演算上のゲインである。
なお第13図にVN側のP分を破線にて、WG側のP分
を実線にて示す。
こうして求められるフィードバック制御のP分は常時加
算されるが、積分微分制御については所定過給圧以上に
おいて行うため115〜118では積分微分制御を行う
がどうかを判定する。まず115でレジスタACCに実
際の過給圧P2をストアし、116では目標とする過給
圧P2ADAPTが375111mHgであるがどうか
をチェックする。P2ADAPTが375mm)Igで
ある場合は118に進むが、P2ADAPTが375m
mHgより小さい場合は117にてP2DOWNvAL
UEをACCに加算する。これは通常は過給圧がP 2
 M I N(320ma+Hg)に達している場合大
の118にて積分微分制御が可能であると判定するが、
100において高空気流量となり制御目標値を低下させ
た場合は、より低い過1圧がら制御可能であると判定さ
せるようにするためである。即ち、制御目標値が375
mmHgである低中空気流量域では、実際の過給圧と判
定過給圧P2MIN(320amHg)との比較により
積分微分制御をイブう制御領域を判定するが、制御目標
値が375mmHg以下に低下する高空気流量域では、
判定過給圧P2MINも小さくして積分微分制御を行う
制御領域を確保するのが好ましい、このため、レジスタ
ACCにストアしたP2と、P2MINから所定値だけ
減算した値とを比較させればよいのであるが、このこと
はP2のほうに予め上記所定値を加算しておきこの加算
された値とP2MINとを比較しても同じ結果が得られ
ることになる。この場合の所定値が前記P2DOWNV
ALUEでア’)、P2DOWNVALUEl!一定値
テモヨイし、QSに応じて変化する値でもよい。
118ではACCがP2MIN以上であるかどうかをチ
ェックしP2MIN以上である場合は積分微分制御が可
能であると判定して127に進む。
即ち、P2MINが目標過給圧よりも低い所定過給圧と
して設定しであり、P2MINを越えるときがVNのフ
ィードバック制御の積分制御を開始する条件として与え
られる。制御可能と判定されなかった場合には119に
てQSが所定空気流量QSWGAREA以下かどうかを
チェックし、小さい場合は120にて各種制御シーケン
ス用フラグのリセット及び各種フィードパ・ンク用変数
の初期化を行うと同時に、121にてVN、WG側双方
の学習量の書き替えを行う。即ち、過給圧がP2MIN
よりも小さく、かつ空気流量がQSWGAREAよりも
小さいときがフィードバック制御変数の初期化及びWG
側からVN側への制御の切り替え条件として与えられる
。従って、QSWGAREAよりも大きい場合は高空気
流量域で過給圧が瞬時に低下した場合に上記フラグのリ
セットあるいは上記変数の初期化を行わせないために1
22に進む、即ち、高空気流量域にある全開加速時にお
いてアクセルペダルを一時的に戻した場合吸入空気流量
の減少よりも過給圧の低下のほうが早い場合があり、こ
の場合では空気流量は高く維持されWG側の制御領域に
あるにも拘わらず過給圧が前記P2MINを下回る結果
となる。従って、この場合にも上記フラグのリセット及
びフィードバック用変数の初期化を行うことにすると、
WG側の前回までの偏差ERRORの積算値ERROR
IWGが消失してしまい、WG側の制御量が小さなもの
となり部品ばらつき等のあるものでは制御のずれを招い
てしまうので、これを防ぐために上記フラグのリセ・7
ト等を行わせないようにしたものである。
122ではメモlJM2.M2+2にストアされている
値(基本制御デユーティに各種補正量を加算ue結果)
を0NDUTYO,0NDUTY 11.:移す。なお
、この移し替えに当たっては上限値。
下限値を設けVN、WG側おのおのの値を上限値と下限
値の間に制限している。123ではQSが判定空気流I
QsDUTYcUTより小さいかどうかをチェックし、
小さい場合は124にて制御f’ ニーティ0NDUT
YO,0NDUTY1e最小値にする。この処理はアイ
ドル時等の低空気流量側では制御用電磁弁57,77を
動かさず耐久性を増すためである。125では加速判定
の誤り防止処理を行う。この処理内容については後述す
る加速判定処理において説明する。この後はVNWGC
ONTROLの212に進む。
次に118にて積分微分制御が制御可能領域にあると判
定され127に進んだ場合について説明する。127以
降ではVN、WG側のいずれの制御領域にあるかを判定
する判定結果(101〜10Gの処理にて行なわれる)
に基づいてVN、WG側おのおのの演算を行う。まず1
27では7ラグFP2FI3VNWGが°1゛かどうか
をチェックし1゛の場合は128にてWG側の前回まで
の偏差ERROr(のf!算値ERRORIWGに今回
の偏差ERRORを加算する。“0°の場合は129に
進みVNllIIの前回までの偏IERRORの積算値
ERRORI VNに今回の偏差を加算する。130で
はオーバーブースト制御が開始されたかどうかをチェッ
クし、開始と判定されている場合は131にてERRO
RIVNにオーバーブースト制御時の補正量VNCOE
F Iを加算する。これはオーバーブースト制御時の制
御目標値上外分のフィードフォワード制御量を加算する
ものである。オーバーブースF制御開始でない場合は1
32に進みFP2FBvNWGをチェックし、1゛の場
合はWG側の制御領域であるため133に進みVN側の
偏差ERRORの積算値ERRORIVNり−ら所定値
を減じる。即ち、vNgAからWG側にフィードバック
制御が切り替わった後はVN側の制御量を切り替わる直
前の制御量から徐々に減じる。
WG側にフィードバック制御が切替わった後にもVN側
の制御量を切替わる直前の制御量に保持させると、排気
ガス流量の増加に伴い導入通路40の流速が速くなって
圧力が低下し、この圧力低下により可動舌部45が導入
通路40を閉じる方向に回動されてターボチャーツヤの
容量を低下させることになる。これに対しVN側の偏差
ERRORのm算値ERRORI VNから所定値を減
じると、可動舌部45が導入通路40を開く方向に回動
され全開となるので、WG側の制御に入っても十分な排
気容量を確保することができターボチャージャの性能を
最大限に発揮させ得るのである。
一方、FP2FBVNWGが101の場合は134に進
ミV N Ill f) 1分をK I VNXERR
ORI VNの計算にて求めこれを前述のM2に加算す
る。
ここにKIVNは演算上の積分ゲインである。また同時
に学習制御用としてこの1分を今回のVN側の学習量と
してVNLEARNに記憶する。135ではWGlll
の1分をK TWGXERRORIWGの計算により求
めこれを前述のM2+2に加算する。ここにKIWGは
演算上の積分ゲインである。また同時に学習制御用とし
てこの1分を今回のWG側の学習量としてWGLEAR
Nに記憶する。136ではD分を計算しその結果をメモ
リM1にストアする。このD分の計算はKDX(ERR
ORI−ERROR)により求める。ここにKDは演算
上の微分ディンである。具体的には、VN、WGどちら
側で制御しているかどうかをFP2FBVNWGにてチ
ェックしVN側の制御領域にあればVN側のゲインKD
VNを、WG側の制御領域にあればWG側のディンKD
WGを選択して計算する。なお、ERRORIは前回の
ERRORである。137ではFP2FBVNWGが“
1゛のときは138にてWGInD分をWG側に加算し
、加算した結果をM2+2にストアし、“0゛のときは
139にてVN側のD分をVN側に加算し、加算した結
果をM2にストアする。140では次回の演算処理にて
行なわれるD分の計算のために今回の偏差ERROR(
=P2ADAPT−P2)をERRORIにストアする
。141゜142ではメモリM2.M2+2にストアさ
れている値(基本制御デユーティに各種補正量を加算し
た結果)を最終的な制御デユーティとして0NDUTY
O,0NDUTY1に移す。なお、この移し替えに当た
っては上限値、下限値を設けVN。
WG9!Ifおのおのの値を上限値と下限値の間に制限
しテイル。コノ後1!VNWGCONTROLの212
に進む。
次に、本発明の要旨である、急加速時に一時的に過給圧
を上昇させ加速性能の向上を図るオーバーブースト制御
についてさらに説明する。基本的には前述したフィード
フォワード制御量を補正し、制御目標値を上昇させるこ
とことによりオーバーブースト制御を実現するものであ
る。第4図(B)はオーバーブースト用各種フラグのセ
ット、リセットを行う処JffiBOO3TCNTR(
7)流れ図、MS6図(A)は急加速判定処理ACCE
LJUDGEの流れ図を示す。
先に、急加速の判定を第6図(A)に基づき順を迫って
説明する。この処理は先程説明した制御演算処理とは別
に101113に一回実行されるものである。300で
は過給圧をP2にストアする。301ではP2が100
1001I1を越えたがどうかをチェックし越えていな
い場合は302にて各種制御シーケンス用フラグのリセ
ット及び?)種変数の初期化を行う。l Q Q mm
Hg以上である場合は303に進み初めて越えた場合3
04に進み加速時間計測用タイマを起動する。305で
はlQQmmH8でのエンノン回転速度、ギヤ位置等に
より判定基準となる時間を演算しこれをTJUDGEに
ストアする。この判定基準は第12図(B)に示すよう
な判定ライン即ち、 100mm1gでのエンジン回転速度(rpm)で与え
られる判定ラインとなり、後述する加速時間τがこの判
定ラインより下側の領域にあれば、急加速であると判定
される。なお、同図の数字は1速から4速までのギヤ位
置を表し、3速までは判定ラインの下側に収まるので問
題ないのであるが、4速では低回転域において加速時間
τ(過給圧が100nuoH8から200mmHgとな
るまでの時間)が判定ラインを越え図中破線で囲った領
域に分布してしまう。従って、4速成回転域ではこの領
域を越えるところに判定ラインを移動する必要があり、
判定ラインの値に所定値加算した値が判定基準とされる
。こうした理由から判定基準にはギヤ位置も考慮される
のである。
303で100mmHgを2回目以降越えた場合は30
7に進みP2が200mIIIHgを越えたがどうかを
チェックし2QOmmHg以下の場合は急加速の判定は
行わない。200mmHgを越えた場合は304にてリ
セ・7トされたタイマ値、即ち第12図(A)に示す加
速時間τ(前述したように過給圧が100mmHgから
200smHgとなる時間)が305で決定した判定基
準TJUDGEより小さいがどうかをチェックし小さい
場合は309に進み急加速と判定しFACCELを°1
°にセットする。その後はエンジン制御用の処理に戻る
。こうして制御に必要な過給圧の入力及び急加速状態の
判定が行え、この情報はiiη述した第4図(A)のV
NWGCONTROL、第5図のP2FBCONT、犬
に説明する第4図(B)のBOO3TCNTRで使用す
る。
大にオーバーブースト制御を最適に行うだめの処理BO
O3TCNTRを第4図(B)を用いて説明すると、=
のBOO6TCNTRはVNWGCONTROLを実行
する前に一度実行し、オーバーブースト制御に必要な各
種情報を受は渡す。以下類を追って説明すると、まず2
14ではオーバーブースト制御終了かどうかをチェック
する。これは以下に述べる236〜239の処理で行な
われるオーバーブーストの制御を終了させる処理結果を
チ鳳ツクすることにより行なわれる。制御終了している
と判定される場合は241に進み制御目標値を徐々に下
げる処理(同時にオーバーブースト制御時のフィードフ
ォワード制御量も徐々に減じる)を行う。制御終了して
いない場合は215に進み前述した急加速判定処理でセ
ットまたはリセットされる急加速判定用7ラグFACC
ELをチヱ2りし°O゛の場合は処理を終了し、°1゛
の場合は急加速が判定されでいるので216に進みオー
バーブースト制御が許可されているかどうかをチェック
する。これはエンジン、車種によりオーバーブースト制
御を行うがどうがが異なるため例えばメモリROM内に
この情報を持たせておくことにより同ビブaグラムでオ
ーバーブースト制御有りあるいは無しの仕様の違いに対
応するものである。オーバーブースト制御が許可されて
いる場合は217に進みエンジン水温が100℃以下か
どうかをチェックする。100℃以上の場合は異常燃焼
が起きやすいためオーバーブースト制御は行わない。1
00℃に満たない場合は218に進みWG側のフィード
フォワード補正開始7ラグFP2WGを“1゛にセット
する。219では過給圧が250mmHgを越えたかど
うかをチェックし越えていない場合は処理を終了する。
越えている場合は221に進む、初めて250mmHg
を越えた場合には222に進み急加速判定誤り防止タイ
マを起動するとともに、VN側のフィードフォワード補
正開始7ラグFP2VNを°1゛にセットする。この誤
判定防止タイマの計測時間は前述した第5図の125に
で急加速判定誤り防止処理にでチxyりされ250mm
Hgを越えて320 mmHg1こなるまでに3秒以上
経過した場合には急加速とは判定せず、急加速判定7ラ
グFACCELとVN側のフィードフォワード補正開始
7ラグFF”2VNを“1゛にセットする。これは第1
6図に示す2速で絞弁開度1/4からの加速時等におい
ては急加速判定に使用するτの時間が短く急加速である
と判定されるものの加速時間が短く、加速終了後にオー
バーブースト制御に入り過給圧が急変動し運松性が悪化
することを防止するためである。即ち250+mHgか
ら320勧mHgとなるまでに誤字q定防止タイマが計
測する時間TOがTo≧3となった場合には急加速とは
みなさないのである。大に221で2回目以降に250
mmHgを越えた場合223に進み過給圧P2が345
+u+Hgを越えたかどうかをチェックする。
越えた場合は225に進み345a+a+Hgを初めて
越えたかどうかをチェックする。そして、本発明の最も
特徴的な部分であるが、初めて越えた場合は226に進
み制御目標値を上昇させるタイミングを計測するタイミ
ング用タイマを起動し処理を終了する。225にて2回
目以降345mmHgを越えた場合には228に進み2
26で起動したタイミング用タイマが所定時間(0,3
秒)経過したかどうかをチェ・7りし経過した場合には
229に進む。所定時間を初めて経過した場合は230
に進みエンジン水温に応じたオーバーブースト制御量を
求め制御目標値を上昇させる。即ち第10図(B)に示
すような水温に応じた一次元のテーブルによりオーバー
ブースト制御時の制御目標値425mmHgから水温が
高くなるほど減じる所定量を増加することで最適なオー
バーブースト制御量を与える。
このようにして加速時に制御目標値を上昇させるタイミ
ングを、過給圧が所定値を越えた時点がら、さらに所定
の時間(0,3秒)経過した時点まで遅延させることに
より、一時的に過給圧が目標値よりもはるかに大きくな
るオーバーシュート現象を回避することができるのであ
る。
すなわち、w&17図にも示すように、加速状態に移行
して過給圧がPlからP2に上昇する間に加速の判定が
行なわれると1.過給圧がP3に達した時点で、加速補
正によI)VN側の!制御量が加算されるのであり、こ
れに基づいて過給圧はさらに上昇する。
そして過給圧がそれまでの目標値であるP4に達すると
、その時から設定時間tだけ経過した時点で過給圧の目
標値がP5に上昇させられる。
この場合、目標値P4を越えると、フィードバック制御
によ+)過給圧を下げる方向、つまり容量可変手段の開
度を増加するように制御量が修正されるのであるが、こ
の間のフィードバック制御の遅れにより、過給圧はその
まま上昇を続け、その後に過給圧が低下しようとする。
このようにして過給圧が低下を始めたころに、上記のよ
うに目標値がP5に上昇させられるのであり、この時点
よりこの上昇した目標値P5に過給圧が一致するように
フィードバック制御されるため、結果的に過給圧はこの
上昇した目標値に対してそれほど大きくずれることがな
い。
この点、目標値の切換タイミングを通常運転時の目標値
P4に到達した時点とすると、過給圧はP4まで急上昇
したうえに、さらに目標値がP5と高くなることから、
なお一層開度を減じるように制御量が増量されることが
ら、過給圧はそのまま大幅に上昇する。
その後、過給圧がP5に到達してフィードバック制御に
よるm正が行なわれても、その間の遅れとそれまでの急
上昇特性により、過給圧はP5をはるかに越えてオーバ
ーシュートしてしまうのである。
加速補正により過給圧は通常運転時に比較して為くなっ
ているため、このように過給圧が一時的ではあるにせよ
、目標値を大幅に上回ることがあるとエンジンの負荷が
過大となり、エンジン耐火性を損なうことになる。
しかし、本実施例によれば、加速時に過給圧をオーバー
ブースト制御するにあたり、過給圧が急上昇する加速初
期にフィードバック制御の目標値を、所定の時間だけ遅
らせてから上昇させるようにしたので、過給圧が一時的
に目標値を大幅に越えるようなことがなく、エンジン保
護の徹底化をはかることができるのである。
次に228,229から232以降に進んだ場合である
が、232以降ではオーバーブースト制御終了条件をチ
ェックしている。即ち232,234では過給圧が37
5mmHgを越えたときからの経過時間を計測するため
234にて初めて375mm1gを越えた場合に235
に進みオーバーブースト制御時間計測用タイマを起動し
ている。234で2回目以降375m+sHgを越えた
場合には236に進み235で起動した制御時間計測用
タイマが所定時間を越えたかどうかをチェックする。
越えた場合は239に進みオーバーブースト制御終了と
する。越えていない場合は237に進みノッキングレベ
ルをチェックし大きければノッキングを生じさせないた
めにオーバーブースト制御終了とする。小さい場合は2
38に進みQSがオーバーブースト制御をカットする判
定空気量QSBOO3TCUTより大きいかどうかをチ
ェックし大きい場合は異常燃焼を生じさせないため23
9に進みオーバーブースト制御を終了させる。このよう
にBOO8TCNTRの処理ではオーバーブースト制御
のための各種情報の処理を行うのである。
大にVN、WG側のフィードフォワード制御量のずれを
補正する学習制御について説明する。まずVN側である
が、学習量の演算を行うタイミングとしては第5図の1
10であり、VN側からWGlllqのフィードバック
制御に切替わった時である。
学習量は同図の134でVNLEARNに記憶した1分
とする。これは過給圧をVN側で制御しているときの定
常偏差分を次回の制御からは前以てフィードフォワード
制御量に加えることを意味する。実際の学習量演算につ
いて第7図に基づき説明すると、まず400ではオーバ
ーブースト制御を行っているかどうかをFACCELに
よりチェックする。学習量演算はオーバーブースト制御
を行わないエンジンにおいても勿論可能であるが、オー
バーブースト制御を行うエンジンにおいてはオーバーブ
ースト制御領域においてVN側の制御領域が拡大するた
め1分の値が大きい。この大きな値により制御を行うと
制御精度を向上することができるので、この実施例では
学習量演算をオーバーブースト制御を行った直後に行う
こととしている。即ちオーバーブースト制御を行わない
加速状況では学習量の演算は行わない。オーバーブース
ト制御を行った場合は401に進み第5図の134で求
められる定常偏差VNLEARNからオーバーブースト
制御時の補正量(制御デユーティにして15パーセント
)を減じ、減じた結果を改めてVNLEARNとする。
これは基本制御デユーティをオーバーブースト制御時で
ないときに最適となるように与えているためである。4
02ではこのVNLEARNとLEARNvNを加エタ
値をVNLEARNVALUE+、:記憶する。ココニ
LEARNVNは前回の学習結果であり、この値LEA
RNvNと今回(7)?!結果VNLEARNを加える
ことで学習量が最適値に収束するようにするためである
。こうして記憶された最新の学習結果V N L E 
A RN V A L U E ハ第5図の121にお
いて即ち過給圧が32QmfiHHよりも小さくかっQ
SがQSWGAREAよりも小さくなるフィードバック
制御リセット条件満足時に更新することにより次回から
の制御に反映される。なお、更新のタイミングはこの例
では2つの条件を満足したときとしているが、少なくと
も所定過給圧よりも小さいという条件を満たすものであ
ればよい。
次にWG側の学習制御について説明する。学習量の演算
を行うタイミングとしては第5図の112であり、WG
Iにフィードバック制御が切替わり1.2秒経過以降と
している。学習量は135でWGLEARNに記憶した
1分とする。これは過給圧をWG側で制御しているとき
の定常偏差分を次回の制御からは前以てフィードフォワ
ード制御W量に加えることを意味する。実際の学習量演
算についてfJS8図に基づき説明すると、まず404
では第5図の109において、即ちWG側にフィードバ
ック制御が切替わったときに起動されたWG側の学習制
御開始タイマWGLEARNTrMERの計測値が1.
2秒以上となったがどうかを。
チェックする。1.2秒より小さい場合は学習量演算は
行わない。1.2秒以上経過している場合は405に進
みVN側と同様に第5図の135で求めた今回の定常偏
差WGLEARNと前回の学習量LEARNWGを加算
しWGLEARNVALUEに記憶する。この最新の学
習値はVN側と同様のタイミング、即ち第5図の121
において更新する。こうしてVN、WGIおのおの最適
なタイミングで学習量の演算及び更新処理が行なわれ、
この更新された値はLEARNVN、LEARNWGと
t、て前述したVNWGCONTROLの203,20
8にて加算、即ちフィード7tワード制御量を補正して
いる。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、加速時の過給圧を容量可
変手段によりオーバーブースト制御するにあたり、加速
状態に移行して過給圧の目標値を上昇させる時期を、所
定の過給圧に達してから所定時間遅らせるようにしたの
で、加速初期に要求よりも低い目標値を目指してのフィ
ードバック制御がかけられ、したがって目標値をオーバ
ーシュ−トシても、加速時の高い要求目標値を大幅に越
えるようなことがなく、エンジンに過剰な過給が行なわ
れるのを確実に回避し、エンジン耐久性が損なわれるの
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
tIS1図は本発明の構成を明示するための全体構成図
である。 第2図は本発明の一実施例の機械的な構成の概略図、第
3図はターボチャージャのスクロール部の断面図である
。 第4図(A)、第4図(B)、第5図、第6図(A)、
第6図(B)、第7図、第8図はこの実施例の動作内容
を表す流れ図であろ、第9図(A)、第9図(B)はそ
れぞれVN、WGの基本制御デユーティを表す特性図、
第9図(C)はQSと基本制御デユーティの関係を表す
表面である。第10図(A)はQSに対する制御目標値
を表す特性図、第10図(B)はエンジン水温に対する
オーバーブースト制御量の低下分を表す特性図である。 第11図はオーバーシュート対策及び7エイルセー7を
説明するための過給圧に対する制御デユーティの減少率
を表す特性図である。第12図(A)はτを説明する図
、第12図(B)は100m+oHHでのエンジン回転
速度とての関係を説明する特性図である。第13図はE
RRORとP分(補正jL)との関係を説明する特性図
、第14図はQSに対するVN、WG側のそれぞれの制
御領域を説明する特性図である。第15図は急加速時の
オーバーシュートを説明する過給圧特性図、ff116
図は急加速判定の誤り防止を説明する過給圧特性図であ
る。 第17図はオーバーブースト制御時の特性についてこの
実施例によるVN側の制御量との関連において示した特
性図である。 1・・・運転状態検出手段、2・・・制御量演算手段、
3・・・加速補正手段、4・・・加速判別手段、5・・
・偏差演算手段、6・・・制御手段、7・・・容量可変
手段、8・・・エンジン、9・・・過給圧検出手段、1
0・・・時間設定手段、11・・・スイッチ手段、12
・・・スイッチ手段、13・・・加算器、14・・・過
給圧設定手段、15・・・上昇過給圧設定手段、16・
・・加算器、21・・・エンジン、22・・・吸気管、
23・・・吸気マニホールド、24・・・排気マニホー
ルド、25・・・排気管、26・・・バイパス通路、3
0・・・クランク角センサ、31・・・エア70−メー
タ、32・・・紋り弁、33・・・過給圧センサ、35
・・・フンプレッサ、36・・・連結軸、37・・・タ
ービン、38・・・タービン室、39・・・スクロール
、40・・・導入通路、41・・・終端部、45・・・
可動舌部、46・・・軸、47・・・7−ム、48・・
・ロッド、50・・・アクチュエータ、52・・・グイ
ヤ7ラム、54・・・正圧室、56・・・連結管、57
・・・電磁弁、60・・・排気バイパス弁、61・・・
アーム、62・・・連結部材、63・・・ロッド、70
・・・アクチュエータ、72・・・グイヤ7ラム、74
・・・正圧室、76・・・連結管、77・・・電磁弁、
80・・・コントロールユニット。 第2図 第6図 (A) 第6図 (B) 第7図 第1Q図 第10図 第11図 第12図 fAl 第12図 toomyptHp%tr工ンゲ”riJ m (rp
pH)第13図     第14図 ξgRoR(自相も恐診圧カー%]なj会氏カ)   
     吸λ仝気七−1os   人第15図   
   第16図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、過
    給圧を検出する過給圧検出手段と、この過給圧と目標過
    給圧の偏差を演算する偏差演算手段と、少なくともこの
    偏差の積算値を含む運転状態をあらわすパラメータに応
    じで排気タービンの容量可変手段の制御量を演算する制
    御量演算手段と、この制御量演算手段で演算される制御
    量に応じて容量可変手段を駆動制御する制御手段と、エ
    ンジンの加速状態を判別する加速判別手段と、加速の判
    別時に前記制御量に所定の加速補正量を加える補正手段
    と、加速時に前記目標過給圧を上昇させる過給圧設定手
    段と、前記加速の判別時にこの目標過給圧の上昇を、検
    出した過給圧が所定値を越えた時より所定の時間経過す
    るまで遅らせる時間設定手段とを備えたことを特徴とす
    るターボチャージャの過給圧制御装置。
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