JPS61138829A - タ−ボチヤ−ジヤの過給圧制御装置 - Google Patents

タ−ボチヤ−ジヤの過給圧制御装置

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JPS61138829A
JPS61138829A JP59261416A JP26141684A JPS61138829A JP S61138829 A JPS61138829 A JP S61138829A JP 59261416 A JP59261416 A JP 59261416A JP 26141684 A JP26141684 A JP 26141684A JP S61138829 A JPS61138829 A JP S61138829A
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JP
Japan
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control
supercharging pressure
bypass valve
exhaust bypass
amount
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Application number
JP59261416A
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English (en)
Inventor
Takashi Ueno
植野 隆司
Toshimi Anpo
安保 敏己
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はターボチャージャの過給圧制御!It!!に関
する。
(従来の技術) ターボチャージャは排気〃スの高温、高圧エネルギを利
用して排気タービンを高速で回し、同軸上にあるコンプ
レッサを駆動する構造になっており、コンプレフサの回
転数の増加に伴い吸気マニホールド内の圧力を大気圧以
上に上昇させることができる。こうした過給圧によりエ
ンノンへの大量の吸入空気の供給が可能となり、結果的
に高トルク、高出力化あるいは燃費向上を図ることがで
きる。
ところが、回転数範囲の広い自動車用エンノンにあって
は中高遠運軟域での過給圧は十分確保することができる
が、低速運転域では十分な排気圧力が得にくいことから
過給圧を引き出せず低速トルクが不足する傾向がある。
この場合低速運転域の過給圧を決定するものはスクロー
ル部の断面積Aとその中心からの半径Rの比A/Rで示
すことができるので、排気〃大量の小さい低速運転域で
もAを小さくすることがでさればタービン回転数を高め
て過給圧の上昇を早めることができろ、そこで、タービ
ンのA/Rを可変とする容量可変手段をターボチャージ
ャに設けた可′Ii容量型のターボチャージャが本出願
人により出願されており(特願昭58−162918号
参照)、この可変容量型のターボチャージャでは低速運
転域でも十分な過給圧が得られる。
二のターボチャージャを使用する過給圧制御について説
明すると、コンプレッサ下流に発生する過給圧を作動圧
力としてターボチャージャの容量可変手段を駆動するア
クチェエータを設け、この作動圧力を外部に逃す電磁弁
のデユーティを制御することにより過給圧を一定値に保
持している。
第9図(A)はこうした電磁弁の制御特性であり、横軸
には吸入空気量を、縦軸には基本制御デユーティの値を
示す、このデユーティは所定時間あたりの開弁時間を表
すためデユーティが100パーセントであると電磁弁が
全開であることを意味し、この場合にはアクチェエータ
、容量可変手段を介してAが最小となりタービン回転数
が高められる。
またデユーティがθパーセントであると電磁弁が全閉と
なり、この場合にはAが最大となりタービン回転数が抑
えられる。こうして過給圧が一定値に制御されるのであ
る。なお、実際の制御では種々のばらつ!要因に伴う制
御のずれを解消するため実際の検出値に基いてフィード
バック制御が行なわれており、この例でも過給圧センサ
にて検出した実過給圧と目標過給圧との偏差がらフィー
ドバック補正量を求め、この値により基本制御デユーテ
ィを補正している。
(発明が解決しようとする問題点) 過給圧の制御部材である電磁弁に部品ばらつきや経時変
化等があってもこれらに起因するi御目標値からのずれ
は定常的にはフィードバック制御により補正され得るが
、フィードバック制御が間にあわないエンノン過渡時に
おいても制御目標値からのずれを無くして応答性を高め
るために学習制御を適用するのが望ましい、この学習制
御はフィードバック制御により求まるフィードバック補
正量を学習量として学習するものであるが、フィードバ
ック制御のどの時期に学習゛するかによって適正な学習
量を得られるかどうかが左右されることとなる。従って
、学習量の演算タイミングが最適に行なわれないと、学
習制御による制御精度の向上は期待できない。
そこで、本発明は学習量の演算タイミングを最適に設定
することにより、過給圧制御の応答性並びに制御精度を
向上することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 第1図は本発明の構成を明示するための全体構成図であ
る。1はエンジン15の運転状態を検出する運転状態検
出手段で、運転状態を表すパラメータとして例えば吸入
空気量を検出する。2は過給圧検出手段で、図示しない
ターボチャージャのコンプレッサにて加圧される実際の
過給圧を検出する。第1は偏差演算手段で、検出過給圧
と目標とする過給圧との偏差を演算する。3.4はそれ
ぞれ第1.第2の制御量演算手段で、前記運転状態に基
づき排気タービンの容量可変手段91排気バイパス弁1
0に対するml,弟2の制御量を演算する。5.6はそ
れぞれ第1.第2のフィードバック補正手段で、前記偏
差の積算値に応じて第1.第2の制御量をフィードバッ
ク補正する。7,8はそれぞa第1.第2の制御手段で
、前記第1.第2の制御量に応じて容量可変手段9と排
気バイパス弁10を制御する。12は運転域判別手段で
、フィードバック制御を行う運転域を判別するとともに
前記容量可変手段9と排気バイパス弁10のいずれでフ
ィードバック制御を行うかを選択する。13゜14はそ
れぞれ第第1第2の学習量演算手段で、前記運転域の判
別結果と前記偏差の積算値に応じて容量可変手段9.排
気バイパス弁10に関する学習量を演算する。また、前
記第1.第2のフィードバック補正手段5,6は補正手
段としてこの学習量に基づき前記第1.tA2の制御量
をそれぞれ補正する。
そして、第1の発明においでは、以上のように運転状態
に基づき排気タービンのA/Rを可変とする容量可変手
段9並びに排気バイパス弁10のそれぞれの制御量を、
M I J 2のフィードバック補正手段5.6が実際
の過給圧と制御目標値との偏差の積算値に応じて補正し
、かっ運転域の判別結果とこの偏差の積算値に応じて第
1+第2の学習量演算手段13.14が容量可変手段9
.排気バイパス弁10の学習量を演算し、この学習量に
基づき前記第1.第2の制御I量を補正する過給圧制脚
装置であって、前記容量可変手段9gAから排気バイパ
ス弁io@にフィードバック制御を切り替えたときに前
記第1の学習量演算手段13が容量可変手段の学習量を
演算する。
また,弟2の発明は基本的には前記第1の発明の前提と
なろ過給圧制御装置と同様であって、ただし容量可変手
段9側から排気バイパス弁1oflIにフィードパ7り
amを切り替えたのち所定時間経過後に第2の学習量演
算子fi14が排気バイパス弁10の学習量−を演算す
る。
更に、第3の発明は同じく基本的には前記第1の発明の
前提となる過給圧制御装置と同様であって、ただし急加
速時を判別した場合に目標とする過給圧を所定時間のあ
いだ高(するオーバブースト制御手段を設けるとともに
、このオーバブースト制御を行った後で、かつ容量可変
手段9第11から排気バイパス弁101IIにフィード
バック制御を切り替えたときに第1の学習量演算手段1
3が容量可変手段9の学習量を演算する。
(作用) フィードパ7り制御に使用されるフィードバック補正量
は、フィードバック制御中の遅い時期はど制御目標値と
の間の正確な偏差により近い値となるので、制御目標値
との偏差を最も正確に与えるのはこの場合フィードパγ
り制御の切り替え時である。
従って、容量可変手段の学習量の演算タイミングは容量
可変手段側から排気バイパス弁側にフィードバック制御
が切替わった時息が最良で、そのときの容量可変手段側
のフィードバック補正量を学習し、その値を次回からの
容量可変手段側でのフィードバック制御に反映させると
過渡運転時においての補正幅は小さなもので済み、それ
だけ過給圧制御の応答性並びに制御精度が向上する。
次に、排気バイパス弁の学習量の演算タイミングについ
ては、容量可変手段側から排気バイパス弁側にフィード
バック制御が切替わった後、十分に容量可変手段の作動
(開度)が安定し、排気バイパス弁側のフィードバック
補正量が収束したときに学習を什わせることが必要であ
り、そのために容量可変手段が例えば完全に全開になる
までの応答遅れを考慮して、切り替え後所定時間経過し
た後とするのである1例えば、容量可変手段の開度が全
開とならない状態でのフィードバック補正量を学習して
、この値に基づ!&排気バイパス弁側のフィードバック
補正域に過給圧を制御することになると、切り替え後に
容量可変手段の開度が全開となったときにはこの学習量
では定常偏差を残したものとなるので、これではせっか
く定常偏差を無くすことを意図しで学習したにも拘わら
ず過渡応答性を悪くしてしまう、これに対し第2の発明
では、容量可変手段の開度が全開となり、ターボチャー
ジャの容量が最大となったときのフィードバック補正量
が排気バイパス弁の学習量として学習されるので、学習
量には定常偏差を含むことがな(、定常偏差を含まない
値が次回からの排気バイパス弁側でのフィードバック制
御に反映されると、過渡運転時においての補正幅は小さ
なもので済み、従って過給圧制御の応答性並びに制御精
度が向上する。
更に、オーバブースト制御が行なわれるものでは、オー
バブースト制御中に容量可変手段側での制御域が拡大す
るので、フィードバック制御を行う時間が長くなり、そ
れだけフィードバック補正量は制御目標値との間の正確
な偏差に近付くことになる。このため、第3の発明のよ
うにオーバブースト制御を什う場合は、このオーバブー
スト制御を打った後で、かつ排気バイパス弁側へのフィ
ードバック制御の切り替え時に容量可変手段の学習量を
演算することにすると、オーバブースト制御を行わない
ものに比して更に過給圧制御の応答性差1に制御精度が
向上する。
(実施例) 第2図は本発明の一実施例のIff械的な構成の概略図
である1図において、エンジン21には、吸気管22お
上り吸気マニホールド23を介して空気が供給され、排
気マニホールド24および排気管25を介して排気され
ている。吸気g22の図中左方に折曲した端部には、吸
入空気jlQ&を測定するエフ70−ノータ31が設け
られ、吸気管22の折曲部には、ターボチャージャの一
部を構成するフンプレフサ35が配設され、エフ70−
メータ31を介して供給される吸気を加圧してエンノン
21に供給している。吸気マニホールド23に近接した
吸気管22の基端部には、絞り弁32が配設され、この
絞り弁32と前記フンプレフサ35との間の吸気W22
には、逃し弁29が設けられている。
排気管25の図中右方に折曲した部分は、タービン室3
8を形成し、このタービン室38内にタービン37が配
設され、タービン37は、連結軸36を介してコンプレ
ッサ35に連結されている。
タービン室38は、第3図に示すように、タービン37
を取り囲むように形成されたスクロール39を有し、ス
クロール39は、その断面積が導入通路40から矢印F
で示す方向の下流に向かうに従って徐々に小さく形成さ
れている。このスクロール39への導入通路40とスク
ロール39の終端部41の合流部には、フラップ弁によ
り構成される容量可変手段としての可動舌部45が設け
られ、この可動舌部45は、導入通路4oの断面積を拡
縮し得るように、その基端部を紬46により回動自在に
支持されている。
この可動舌部45は,弟2図においでタービン37への
導入通路40である上流側近の排気管25内に配設され
ている。可動舌部45を回動自在に支持している紬46
は、7−ム47を介してロフト48の上端に連結され、
ロッド48の下端部は、可動舌部駆動用アクチュエータ
5oを構成するダイヤ7フム52に連結されている。ダ
イヤ7フム52を収納しているケース51は、ダイヤフ
ラム52により大気室53と正圧室54に分mされ、大
気室53には、ダイヤ7フム52を正圧室54霧に押動
するように付勢されたばね55が配設される。正圧室5
4は、連結管56を介してコンプレγす35の下流側の
吸気管22に連結され、コンプレッサ35で形成された
過給圧が正圧室54に供給され、ダイヤフラム52をば
ね55に抗して大気室53第1に押動している。また、
連結管56の途中には、電磁弁57が設けられ、この電
磁弁57がフントロールユニット80により駆動されて
解放したときには、この電磁弁57を介して連結管56
はコンブレフす入口に連通され、正圧室54内の圧力は
低下する。更に詳細には、電磁弁57は、コントロール
ユニット80によりデムーティ制御されていてデユーテ
ィ値が大さくなるほど、電磁弁37の解放度合は大きく
なって正圧室54の圧力は低下する。このため大気室5
3のばね55の作用によりダイヤフラム52は下方へ移
動し、この移動動作がロッド48,7−ム47゜軸46
を介して可動舌部45に伝達され、可動舌部45は、タ
ービン37への排気の導入通路40を小さくする方向、
すなわちmじる方向に回動する。その結果、タービン3
7に供給される流速が遠くなり、コンプレフサ35によ
るエンノン21への過給圧は上昇する。また、逆に、デ
ユーティ値が小さくなるほど、電磁弁57の解放度合は
小さくなって正圧室54の圧力は増大するため、ダイヤ
7フム52はばね55に抗して上方に移動し、これによ
り可動舌部45は、導入通路40を開く方向に回動する
。この結果、タービン37に供給されろ流速は遅くなり
、コンプレッサ35に上るエンノン21への過給圧は低
下する。
タービン37をバイパスする排気バイパス通路26と排
気マニホールド24の接続部には、排気バイパス弁(ク
エストデートパルプ)60が設けられている。この41
Cバイパス弁60は、アーム61、連結部材62を介し
てロッド63の一端に連結され、Qラド63の他端は、
排気バイパス弁駆動用アクチェエータ70のダイヤ7フ
ム72に連結されている。このダイヤ7フム72を収納
しているケース71は、ダイヤ7フム72により大気室
73と正圧室74に分W4され、大気室73にはダイヤ
7フム72を正圧室74141に押動するように付勢さ
れたばね75が設けられている。正圧室74は、連結?
F76を介してコンプレフサ35の下流側の吸気W22
に連結され、コンプレッサ35で形成された過給圧が正
圧室74に供給されている。
また、連結管76の途中には、電磁弁77が、設けられ
、この電磁弁77がコントロールユニット80により駆
動されて解放したときには、この電磁弁77を介して連
結管76はコンプレッサ入口に連通され、正圧室74内
の圧力は低下する。
更に詳細には、電磁弁77はコントロールユニット80
によりデユーティ制御されていて、デユーディ値が大き
くなるほど、電磁弁77の解放度合は大きくなって、正
圧室74の圧力は低下するため、大気室7エのばね75
の作用によりグイヤ7ラム72は下方に移動し、この移
動動作がロッド63、連結部材62.アーム61を介し
て排気バイパス弁60に伝達され、弁60はバイパス通
路26を閉じる方向に動く、また、デユーティ値が小さ
くなるほど、電磁弁77の解放度合は小さくなって正圧
室74の圧力は増大するため、グイヤ7ラム72は、ば
ね75に抗して上方に移動し、これにより排気バイパス
弁60は聞く方向に動く、排気バイパス弁60は.エン
ジン21が高速高負荷状態になった場合、ターボチャー
ジャによりエンノン21に供給される吸気の過給圧が非
常に高くなりすぎ.エンジン21が破損されるのを防止
するために、エンジン21の排気の一部を外部に排出し
、タービン37に供給される排気を低減して適切な過給
圧がエンノン21に導入されるようにしているのである
フントロールユニット80 ハマイクロプロセッサ、メ
モリ、A/D変換器を含む入出力インター7エースとか
らなるマイクロコンピュータで構成され、そのインター
フェースを介してエフ70−メータ31から吸入空気量
がコントロールユニット80に供給されるとともに、エ
ンジン21の左側に設けられたクランク角センサ30か
らエンノン21の回転速度、更に過給圧センサ33から
過給圧が供給されている。コントロールユニット80は
、これらの情報に従って電磁弁57.77を駆動する信
号のデユーティ値を適切に制御し、可動舌部45を介し
てタービン37への排気の導入通路40の断面積を可変
にすることにより、また排気バイパス弁60を介してタ
ービン37への排気が入量を可変にすることによりエン
ノン21に供1KIFされる吸気の過給°圧を吸入空気
量Qaに応じ適切に制御して低速運転域から高速運転域
に亙ってトルクを増大している。
犬に容量可変手段(可動舌部)並びにウェイストゲート
パルプ(排気バイパス弁)の制御をマイクロコンビエー
タを用いて実現する場合の流れ図を第4図(A)〜第8
図に示す、なお、図中の数字は処理番号を表し、容量可
変手段はVN、ウェイストデートパルプはWGという記
号により記述し.エンジン回転速度、吸入空気流量等の
運松状態を表す信号はメモリに記憶されているものとす
る。
第4図(A)から説明すると、過給圧制御VNWGCO
NTROLの演算処理は所定周期(制御周期)毎に行な
われ、各種運松条件により求めた過給圧の制御目標値(
目標過給圧)P2ADAPTに実際の過給圧P2を一致
させるべ(VN、WGを制御する制御量を演算するもの
である。順を追って説明すると、まず200では入力さ
れている吸入空気:lQAより空気流量指数QSを求め
る。なお、実際の制御ではこのQSが演算用のデータと
して用いられるが、以下の説明では便宜上QSを吸入空
気量として説明する。201ではQSの値よりWGの基
本制御デユーティをBASEDUTYlに求める。20
2ではBASEDUTYIに制御デユーティの35パー
セントを加算する。これはWGIIIのセツティングの
ずれ2部品ばらつきによりWGが聞いてしまうことを防
止するための補正量である1例えばVNIの制御領域に
おいてWGIIIのセツティングのずれ、g品ばらつき
によりWGh4WRいてしまうとVNは過給圧を上昇さ
せようとして閉じ側にずれ、最早VNllの正常な学習
を行なうことが不可能となろ、そこで、予めWGgAの
制御量を大きくして■Nl1mの学習制御の信頼性を確
保するのである。203では制御目標値からの定常偏差
をなくすため、BASEDUTYlに学習制御により求
められる学習fiLEARNWGを加算する。204で
は急加速時に一時的に過給圧を上昇させ加速性能の向上
を図るオーバーブースト制御が行なわれているかどうか
をチェックし、オーバーブースト制御中であると判定さ
れると205に進みオーバーブースト制御のための加速
補正量をBASEDUTYIに加算する。ここに、LE
ARNWGと加速補正量とはWG@のフィードフォワー
ド制御量を与える。なお、LEARNWGは前回までの
学習結果であり、これにより部品ばらつきや経時変化に
基づく制御のずれを無くすことができるのであるが、こ
の演算及びオーバーブー久ト制御については後述する。
これに討し206〜210ではvNIlのフィードフォ
ワード制御量をBASEDUTYOに求める。201〜
205と206〜210の処理で異なるのは、BASE
DUTYOに求めた基本制御デエーティを207にで5
パーセント減算している2g、だけである、二九は、V
Nの基本制御デエーティのテーブルがVN側のセツティ
ングのずれ。
部品ばらつきによりVNが閉じる側にずれている場合に
WGが開いてしまうことを防止するための補正量である
。208ではWGIIIと同様に学習量LEARNVN
を加算する。なお、二のLEARNVNの演算について
も後述する。ここで、VN。
WGの基本制御デエーティは例えば第9図(A )。
第9図(B)に示す特性として与えられるため、基本制
御デエーティはこの特性から得られる第9図(C)に示
すテーブルをメモリROMに記憶しておき一次元のルッ
クアップにより求めればよい、たタシ、fs9図(C)
ハV N 1.:対スルモノテ、Hハエ6進数表示を表
す。
2第1では実際の過給圧P2と目標とする過給圧P2A
DAPTとのずれに対しフィードバック補正量を演算し
、先程求めたフィード7tワード制御量に更に加算して
最終的な制御信号量をBASEDUTYO,BASED
UTYlにそれぞれ求める。なお、この2第1にて什な
われるフィードバック制御P2FBCONTについては
後述する。
212では急加速初期段階でのオーバーシェード防止及
び構成部品故障時の7エイルセー7処理を行う、オーバ
ーシュートを防止する処理から説明すると、急加速時に
過給圧は急激に上昇する訳であるが、VN付きターボチ
ャージャの場合、通常のターボチャージャに比べ過給圧
の上昇が速いためfpJ15図のようにオーバシュート
を生じてしまう、特に同図に例示したものにおいては過
給圧がオーバブースト制御時に500 mm第1gを越
えてしまい.エンジンの耐久性を損なってしまうことに
もなりかねない、これを防止するため急加速初期におい
て一時的にWGgAの制御デエーティ(制御信号)を小
さくしタービン37をバイパスして逃す排気流量を増加
することにより過給圧を低下させるのである。更に詳述
すると、第第1図に示すような過給圧によるWaSの制
御デ1−ティ補正を行う、即ち急加・速となり過給圧が
上昇してきた場合、所定過給圧POを越えた時点でWG
@のlll1lデエーテイを50パーセント減量する。
ただしPOのレベルはオーバシェードを防止するため低
く(例えば375 mmmm1l設定すると以後過給圧
が低下するため、POのスライスレベルによる減量は過
給圧がPOに到達してから0.3秒間のみとする。
0.3秒経過後はP1〜P 3 (> P O)をスラ
イスレベルとして段階的にWGgllIの制御デユーテ
ィを減量補正する通常の7エイルセー7処理を行う。
またWGが開かない場合を考慮し、P4を越える状況が
続いたときにはエンノン制御系により7エエルカツトを
什うべく7エエルカフト要求フラグをセットする。こう
して最終的に求められたWG。
VNIIIの制御デエーティは後述する0NDUTY1
.0NDUTYOに移された後おのおの前述の電磁弁7
7.57に出力インター7エースを介して出力される。
なお、オーバシェード対策及び7エイルセー7は0ND
UTY 1.0NDUTYOを補正することにより打な
う。
次に2第1にて行なわれるフィードバック制御P2FB
CONTの処理を第5図の流れ図を用いて説明する。こ
こではVN、WGのどちら側でフィードバック制御を行
うかの運第1!領域の判定、フィードバック補正量の演
算及び学習量の演算を行い、最終的な制御量を0NDU
TYO,0NDUTY1にストアする。
順を追って説明すると、100では吸入空気流量が多く
なった場合に異常燃焼を回避するため制脚註標値P2A
DAPTを低下させる処理を行う。
例えば第10図(A)に示すような一次元のテーブルを
メモリROM内に記憶させておき吸入空気流量QSが所
定吸入空気流量QSPDOWNO以上になると制御目標
値を徐々に低下させる。101ではVN、WGIのいず
れの制御領域にあるかを示t7?グFP2FBVNWG
を+ ニー/ 9し、1゛であろならWGllllIに
てフィードバック制御が行なわれていると判定し第11
に進む、0°であるなら102以降に進みフィードバッ
ク制御を行う運転領域の判定及び学習量の演算を行う。
まず、102では実際の過給圧P2がフィードバック制
御を行う運転領域を判定する領域判定過給圧P2JUD
GE(230mmHg)より小さいかどうかをチェック
し、小さい場合は運餐領域の判定は行わす第11に進む
、これは後述する急加速判定後において、オーバブース
ト制御に入る前にフィードバック制御がWGIIIIに
切替わってしまうことを防止するためである。即ち、オ
ーバブースト制御においては過給圧が100 msHg
から200 m+aHHとなるまでの加速時間と判定基
準TJUDGEとの比較により急加速の判定を行い、加
速時間がTJUDGEよりも小さい場合に急加速である
と判定するが、過給圧P2がP2JUDGEよりも小さ
い場合にも上記運転領域の判定を什うとすると、急加速
の判定とは別に後述するような吸入空気量QSとフィー
ドバック制御領域判定空気流量QSVNTWGとの比較
が行なわれることとなる。従って、急加速が判定され急
加速時の応答性を高めるべくオーバブースト制御が行な
われる矢先に吸入空気流量がQSVNTWGよりも大さ
くなるとWG側の制御領域にあると判定されるため、急
加速の判定とは無関係にフィードバック制御がVNIか
らWGillへと切替わってしまい、オーバブースト制
御を行なわせることができなくなってしまうので、これ
を防止するため過給圧P2がP2JUDGEよりも小さ
い場合は上記判定を行わないようにしたものである。
103ではレノスタACCに通常運転時のフィードバッ
ク制御領域判定空気流量QSVNTWGをストアする。
この領域判定空気流tQsVNTWGは第14図に示す
空気量ラインAである。即ち同図においてラインAの左
側の領域が■NflIIの制御領域、右側がWGIlの
制御領域となろ、104では急加速であるかどうかをチ
ェックし、7ラグFACCELが“1゛である場合は急
加速と判定して105に進み、急加速と判定されない場
合は107に進む、この7ラグFACCELは急加速が
判定されると1゛にセットされる急加速判定フラグであ
り、後述する加速判定処理において説明する。105で
はオーバブースト制御が終了しているかどうかをチェッ
クし、オーバブースト制御中であると判定した場合は1
06に進み、オーバブースト制御が終了していることが
判定される場合は107に進む、106ではオーバブー
スト制御時の領域判定空気流量QSVNTWGX(>Q
SVNTWG>をACCにストアする。この領域?J1
51ffC流ff1QsVNTWGXは第14図に示す
空気量ラインBである。即ヘオーパプースト制御中には
VNillの制御領域が拡大するので、これに合わせて
領域判定空気流量をラインAからラインBに上昇させる
のである。
107ではACCにストアされた領域判定空気流量と実
際の吸入空気流量QSを比較する。QSがACCより大
きい場合はVNIIIの制御領域でなイト判定L108
に1ニア?グFP2FBVNWGを°1゛にセットする
。これによりFP2FBVNWG=1は今までVNII
Iの制御領域にあったものがWGIの制御領域に切替わ
ったことを意味し、109にてWGIの学習制御開始の
ためのタイマを起動するとともに第10にてVN[の学
習量演算ACCLEARNVNを行う、この学習量演算
については後述する。第11では7ラグFP2FBVN
WGを+ エ・)9L、’o’の場合+! 第131.
:。
進み、°1゛の場合はWGflIIIの学習量演算AC
CLEARNWGを第12で行う、この学習量演算につ
いても後述する。このようにしてTjS14図に示すよ
うなフィードバック制御を行う運転領域の判定とVN、
WG側の学習量の演算が行われることになる。
次に第13以降ではVN、WG側おのおののフィードバ
ック補正量の演算を行う、ここでは比例積分微分i制御
について述べることとし、偏差から演算される比例分、
積分分、微分分をそれぞれP分。
■分、D分にて略記する。まず第13ではVNgAのP
分を計算して先程求めたBASEDUTYOに加算し、
加算した結果を゛メモリM2にストアする。このP分の
計算は制御の安定性並びに基本料−御デ、−ティBAS
EDUTYOがずれていた場合を考ばし下記演算で求め
る。即ちVNlllqのP分はKPVNX(ERROR
>”とする、ここにERRORは目標とする過給圧と実
過給圧の偏差(ERROR=P2ADAPT−P2)で
あり、KPVNは演算上のディ8ンである。第14では
同様にしてWG側のP分を計算して前述のBASEDU
TYIに加算し、加算した結果をメモリM2+2にスト
アする。ただしWG[lのP分はKPWGXERROR
とし、KPWGは演算上のゲインである。なお第13図
にVN@のP分を破線にて示しWGgAのP分を実線に
て示す。
こうして求められるフィードバック制御のP分は常時加
T1.されるが、82分微分制御については所定過給圧
以上において行うため第15〜第18では積分微分制御
を行うかどうかを判定する。まず第15でレノスタAC
Cに実際の過給圧P2をストアし、第16では目標とす
る過給圧P2ADAPTが375 ssHgであるかど
うかをチェックする。
P2ADAPTが375 w−にである場合は第18に
進むが、P2ADAPTが375 ssHgより小さい
場合は第17にてP2DOWNVALUEをACCに加
算する。これは、通常は過給圧がP2MI N (32
0mat(w)に達している場合、次の第18にて積分
微分制御が可能であると判定するが、100において高
空気流量となり制御目標値を低下させた場合は、より低
い過給圧から制御可能であると判定させるようにするた
めである。即ち、制御目標値が375 +55第1gで
ある低中空気流量域では、実際の過給圧と判定過給圧P
 2 M I N(320m+*Hg)との比較により
積分微分amを行う制御領域を判定するが、制御目標値
が375@−〇、上りも低下する高空気流量域では、判
定過給圧P2MINも小さくして積分微分制御を行う制
御領域を確保するのが好ましい、このためレクスタAC
CにストアしたP2とP2MINから所定値だけ減算し
た値とを比較させればよいのであるが、このことはP2
のほうに予め上記所定値を加算しておき、この加算され
た値とP2MINとを比較しても同じ結果が得られるこ
とになる。この場合の所定値が前記P2DOWNVAL
UEt’あ’)、P2DOWNVALUEは一定値でも
よいし、QSに応じてっ変化する値でもよい。
第18ではACCがP2MIN以上であるかどうかをチ
ェックしP2MIN以上である場合は制御可能と判定し
て127に進む、制御可能と判定されなかった場合には
第19にてQSが所定空気流1QsWGAREA以下か
どうかをチェックし、小さい場合は120にて各種制御
シーケンスFfIフラグのリセット及び各種フィードバ
ック用変数の初期化を行うと同時に、121にてVN、
WG側双方の学習量の書き替えを行う、すなわち、学習
量の更新を佇なうタイミングは過給圧がP2MINより
も小さくかつ吸入空気量がQSWGAREAよりも小さ
くなったときとなる。大きい場合は高空気流量ill?
過給圧が瞬時に低下した場合に上記フラグのリセットあ
るいは上記変数の初期化を行わせないために122に進
む、即ち、高空気流量域にある全開加速時においてアク
セルペダルを戻した場合、吸入空気量の減少よりも過給
圧の低下のほうが早い場合があり、このような場合では
空気流量は高く維持されWGgAの制御領域にあるにも
拘わらず過給圧が前記P2MINを下回る結果となる。
従って、この場合にも上記フラグのリセット及びフィー
ドバック用変数の初期化を打うことにすると、WG側の
前回までの偏差の積算値ERRORIWGが消滅してし
まい、WGllqの制御MlfILが小さなものとなり
、部品ばらつき等のあるものでは制御のずれを招いてし
まうので、これを防ぐために上記プラグのリセットを行
わないようにしたものである。
122ではメモリM2.M2+2にストアされている値
(基本制御デユーティに各種補正量を加4L4結果)e
ONDUTYo、0NDUTY第1.1m移す、なお、
この移し替えに当たっては上限値。
下限値を設けVN、WGIillおのおのの値を上限値
と下限値の間に制限している。123ではQSが判定空
気流量QSDUTYCUTより小さいかどうかをチェッ
クし、小さい場合は124にて制御f”z−f< 0N
DUTYO,0NDUTY 1 et小値にする。この
処理はアイドル時等の低空気流量側では制御用電磁弁5
7.77を動かさず耐久性を増すためである。125で
は加速判定の誤り防止処理を行う、この処理内容につい
ては後述する加速判定処理において説明する。この後は
VNWGCONTROLの212に進む。
次に第18にて積分微分制御が制御可能領域にあると判
定され127に進んだ場合について説明する。127以
降ではVN、WGIのいずれの制御領域にあるかを判定
する判定結果(101〜106の処理にて打なわれる)
に基づいてVN、WG側おのおのの演算を行う、まず1
27ではフラグFP2FBVNWGが“1゛かどうかを
チェックし1°の場合は128にてWG(illの前回
までの偏差ERRORの積算値ERRORIWGに今回
の偏差ERRORを加算する。“0°の場合は129に
進みVN側の前回までの偏差ERRORの積算値ERR
ORIVN1.:今回の偏差ERRORを加算する。1
30ではオーバブースト制御が開始されたかどうかをチ
ェックし、開始と判定されている場合は131にてER
RORI VNにオーバブースト制御時の補正量VNC
OEFIを加算する。
これはオーバブースト制御時の制御目標値上昇分のフィ
ード7tワード制御量を加算するものである。オーパブ
ー六ト制御開始でない場合は132に進みFP2FBV
NWGをチェックし、“1・の場合はWGIの制御領域
であるため133に進みvNflの偏差ERRORの積
算値ERRORiVNから所定値を減じる。この133
はこの発明の制御手段を実現するところであり、VN側
からWG側にフィードバック制御が切替わった後はVN
側の制御量を、切替わる直前の制御量から徐々に減じる
ことになる。即ち、WGgMにフィードバック制御が切
替わった後にも■N@の制御量を切替わる直置の制御量
に保持させると排気〃入流量の増加に伴い導入通路40
の流速が速くなって圧力が低下し、この圧力低下により
可動舌部45が導入通路40を閉じる方向に回動されて
ターボチャージャの容量を低下させることになる。これ
に対し、VNIIKの偏差ERRORのfijE値ER
RORIVNから所定値を減じると、可動舌部45が導
入通路40を開く方向に回動されて全開となるので、W
G側の制御に入っても十分な排気流量を確保することが
でき、ターボチャージャの性能を最大限に発揮させうる
のである。一方、FP2FBVNWGがO°の場合は1
34に進みVNIIIの■分eKIVNxERRORI
VNの計算ニテ求めこれを前述のM2に加算する。ここ
にKIVNは演算上の積分ゲインである。また同時に学
習制御用としてこの1分を今回のVN側の学習量として
VNLEARNに記憶する。135ではWGIIIqの
1分をKIWGXERRORIWGの計算ニより求めこ
れを前述のM2+2に加算する。ここにKIWGは演算
上の積分ゲインである。また同時に学習制御用としてこ
の1分を今回のWGgAの学習量としてWGLEARN
に記憶する。136ではD分を計算しその結果をメモリ
M1にストアする。
、1mのDeの計算はKDX(ERRORI−ERRO
R)により求める。ここにKDは演算上の微分ゲインで
ある。具体的には、VN、WGどちら側で制御している
かどうかをFP2FBVNWGにてチェックしVNII
Iの制御領域にあればVN側のディンKDVNを、WG
flIIの制御領域にあればWG側のディンKDWGを
選択して計算する。なお、ERRORIは前回のERR
ORである。137ではFP2FBVNWGが“1°の
ときは138にてWGgAのD分をWGllIに加算し
、加算した結果をM2+2にストアし、0°のときは1
39にてVN側のD分をVN側に加算し、加算した結果
をM2にストアする。140では次回の演算処理にて行
なわれるD分の計算のために今回のエラーERROR<
=P2ADAPT−P2)をERROR1にストアする
。141,142ではメモリM2゜M2+2にストアさ
れている値(基本制御デユーティに各種補正量を加算し
た結果)を最終的な制御f’−−f< として0NDU
TYO,0NDUTY1に移す、なお、この移し替えに
当たっては上限値、下限値を設けVN、WG9mおのお
のの値を上限値と下限値の間に制限している。この後は
VNWGCONTROLの2121:進ム、゛次に急加
速時に一時的に過給圧を上昇させ加速性能の向上を図る
オーバブースト制御について説明する。基本的には前述
したフィードフォワード制御量を補正し、制御目標値を
上昇させることによりオーバブースト制御を実現するも
のである。
PA4図(B)はオーバブースト制御用各種フラグのセ
ット、リセットを什う処理BOO3TCNTRの流れ図
、第6図(A)は急加速判定処理ACCELJUDGE
の流れ図を示す。
先に、急加速の判定を第6図(A)に基づき順を迫って
説明する。この処理は先程説明した制御演算処理とは別
に10−3毎に一回実行されるものである。300では
過給圧をP2にストアする。
301ではP2が100 mm第1gを越えたがどうか
をチェックし越えていない場合は302にて各種制御シ
ーケンス用ブッダのリセット及び各種変数の初期化を行
つ、100mm第1g以上である場合は303に進み初
めて越えた場合304に進み加速時間計測用タイマを起
動する。305では100 mm第1gでのエンジン回
転速度、ギヤ位置等により判定基準となる時間を演算し
これをTJUDGEにストアする。この判定基準は第1
2図(B)に示すような判定ライン即ち、 100曽−Hgでのエンノン回松連K (r p輸)で
与えられる判定ラインとなり、後述する加速時間rがこ
の判定ラインより下側の領域にあれば急加速であると判
定される。なお、同図の数字は変速機の1速から4連ま
でのギヤ位置を表し、3連までは判定ラインの下限に収
まるので問題ないのであるが、4速では低回虻域におい
て加速時間で(過給圧が100−輪Hgから200 m
5第1gとなるまでの時III)が判定ラインを越え図
中破線で囲んだ領域に分布してしまう、従って、4速低
速回転域ではこの領域を越えるところに判定ラインを移
動する必要があり、判定ラインの値に所定値加算した値
が判定基準とされる。こうした理由から判定基準には変
速機ギヤ位置も考慮′l−れるのである。
303で100 mm第1gを2回目以降越えた場合は
307に進み、P2が200 mmHgを越えたかどう
かをチェックし、200 m5第1gより小さい場合は
急加速の判定は杼わない、200su+HH以上である
場合は304にて起動されたタイマ値、即ち第12図(
A)に示す加速時間τ (前述したように過給圧が10
0 mm第1gがら200 mm第1gとなるまでの時
間)が305で決定した判定基準TJUDGEより小さ
いかどうかをチェックし、小さい場合は309に進み急
加速と判定しFACCELを°1゛にセットする。その
後はエンノン制御用の処理に戻る。
こうして制御に必要な過給圧の入力及び急加速状態の判
定が行われ、この情報は前述した第4図(A)のV N
WGCONTROL%第5図のP2FBCONT、次に
説明する第4図CB)のBOO3TCNTRで使用する
次にオーバブースト制御を最適に行うための処第1BO
O3TCNTRを第4図(B)を泪イテ説明スルト、=
のBOO3TCNTRI!VNWGCONTROLを実
行する前に一度実行し、オーバブースト制御に必要な各
種情報を受は渡す、以下類を追って説明すると、まず2
14ではオーバブースト制御終了かどうかをチェックす
る。これは、以下に述べる236〜239の処理で什な
われるオーバブーストの制御を終了させる処理結果をチ
ェックすることにより行なわれる。制御終了していると
f1定される場合は241に進みvIm El a値を
徐々に下げる処理(オーバブースト制御時のフィードフ
ォワード制御量を徐々に減じる処理)を行う、$制御終
了していない場合は215に進み前述した急加速判定処
理でセットまたはリセットされる急加速判定用7ラグF
ACCELをチェックし0゛の場合は処理を終了し、1
゛の場合は急加速が判定されているので216に進みオ
ーバプースト制御が許可されているかどうかをチェック
する。
これはエンノン、車種によりオーバブースト制御を行う
かどうかが異なるため例えばメモリROM内にこの情報
を持たせておくことにより同じプログラムでオーバブー
スト制御有りあるいは無しの仕様の違いに対応するもの
である。オーバブースト制御が許可されている場合は2
17に進みエンノン水温がi o o ’c以下かどう
かをチェックする。
100℃以上の場合は異常燃焼が起きやすいためオーバ
ブースト制御は行わない、100℃に満たない場合は2
18に進みWGIのフィー1’7t7−ド補正開始7ラ
グFP2WGを1′にセットする。219では過給圧が
250 mmHgを越えたかどうかをチェックし越えて
いない場合は処理を終了する。脇見ている場合は221
に進む、初めて250mmHgを脇見た場合には222
に進み急加速判定誤り防止タイマを起動するとともに、
VNfIのフィードフォワード補正開始7ラグFP2V
Nを“1′にセットする。この誤判定防止タイマの計測
時間は前述した第5図の125にて急加速判定誤り防止
処理にてチェックされ、250 mmHgを越えて32
0 +*sHHになるまでに3秒以上経過した場合には
急加速とは判定せず、急加速判定7ラグFACCEL、
!:VNII!のフィーF7t7−ド補正開始7ラグF
P2VNを“O′にリセットする。これは第16図に示
す変速機ギヤ位置が2運で絞り弁開度が1/4からの加
速時等においては急加速判定に使用するτの時間が短く
急加速であると判定されるものの加速時間が短く、加速
終了後にオーバブースト制御に入り過給圧が急変動し運
啄性が悪化することを防止するためである。即ち250
1Hgから320−−Hgとなるまでに誤判定防止タイ
マが計測する時第1第1TOがTO≧3となった場合に
は急加速とはみなさないのである0次に、221で2回
目以降に250 mmHgを越えた場合223に進み、
過給圧P2が345 IHgを越えたかどうかをチェッ
クする。越えた場合は225に進み345a+mHgを
初めて越えたかどうかをチェックする。初めて越えた場
合は226に進み制御目標値を上昇させるタイミングを
計測するタイミング用タイマを起動し処理を終了する。
225にて2回目以降345 mlml(gを越えた場
合には228に進み226で起動したタイミング用タイ
マが所定時間(0,3秒)経過したかどうかをチェック
し経過した場合には229に進む、所定時間を初めて経
過した場合は230に進みエンノン水温に応じたオーバ
ブースト制重量を求め制御@標値を上昇させる。即ち第
10図(B)に示すような水温に応じた一次元のテーブ
ルによりオーバブースト制御時の制御目標値425 m
sHgを水温が高くなるほど減少させる(減じる所定量
を増加する)ことで最適なオーバブースト制御量を与え
る。
次に228,229から232以降に進んだ場合である
が、232以降ではオーバブースト制御終了条件をチェ
ックしている。即ち232,234では過給圧が375
 +*mHgを脇見たときからの経過時間を計測するた
め234にて初めて375 m+allHを越えた場合
に235に進みオーバブース)2第15第1時間計測用
タイマを起動している。234で2回目以降375 m
+sHgを越えた場合には236に進み235で起動し
た制御時間計測用タイマが所定時間を越えたかどうかを
チェックする。越えた場合は239に進みオーバブース
ト制御終了とする。
越えていない場合は237に進みノッキングレベルをチ
ェックし大きければノッキングを生じさせないためにオ
ーバブースト制御終了とする。小さい場合は238に進
みQSがオーバブースト制御をカットする判定空気jl
QsBOO8TCUTより大きいかどうかをチェックし
大きい場合は異常燃焼を生じさせないため239に進み
オーバブースト制御を終了させる。このようにBOO3
TCNTRの処理ではオーバブースト制御のための各種
情報の処理を行うのである。
次にVN、WG側のフィードフォワード制御量のずれを
補正する学習制御について説明する。学習制御ではフィ
ードバック補正量を学習量として学習するが、フィード
バック補正量はフィードバック制御中の遅い時期はど制
御目標値との正確な偏差により近付く値となるので、制
御目標値との偏差を最も正確に与えるのはフィードパ7
り制御の最も遅い時期即ちフィードバック制御の切り替
え時である。このためVNgAについては、学習量の演
算を行うタイミングとしては第5図の第10であり、V
N側からWG(llIIのフィードバック制御にり替わ
った時である。また学習量は同図の134でVNLEA
RNに記憶した1分となる。・従って、これは過給圧を
VNilで制御しているときの定常偏差分を次回の制御
からは前以てフィードフォワード制御量に加えることを
意味する。
**の学習量演算について第7図に基づき説明すると、
まず400ではオーバブースト制御を行っているかどう
かをFACCELによりチェックする。学習量演算はオ
ーバブースト制御を行わない場合においても勿論可能で
あるが、オーバブースト制御を行う場合においてはその
制御領域においてVN側の$(IllI領域が拡大する
ため1分の値が大きい、この大きな値により制御を行う
と制御精度を向上することができるので、この実施例で
は学習量演算をオーバブースト制御を行った直後に行う
こととしている。即ち、この場合にはオーパブー六ト制
御を行わないらのに対して学習量が演算されるよりも、
更に過給圧制御の応答性並びに制御精度が向上する。従
って、この例ではオーバブースト制御を炸わない加速状
況では学習量の演算は行わない、オーバブースト制御を
打った場合は401に進み第5図の134で求められる
定常偏差VNLEARNからオーバブースト制御時の補
正量(制御デユーティにして15パーセント)を減じ、
減じた結果を改めてVNLEARNとする。
これは基本制御デユーティをオーバブースト制御時でな
いときに最適となるように与えているためでhる。40
2r’は=のVNL、EARNとLEARNVNe加工
r=値eVNLEARNVALUEに記憶する。ここに
LEARNVNは前回の学習結果であり、この値LEA
RNVNと今回の学習結果VNLEARNを加えること
で学習量が最適値に収束するようにするためである。こ
うして記憶された最新の学習結果VNLEARNVAL
UEは第5図の121において即ち過給圧が320第1
よりも小さくかつQSがQSWGAREAよりも小さく
なるフィードバック制御リセット条件満足時に更新する
ことにより次回からの制御に叉映される。なお、更新の
タイミングはこの例では2つの条件の満足時としている
が、少なくとも所定過給圧よりも小さいという条件を含
むものであればよい。
次にWG(ilの学習制御について説明する。WG側の
学習量の演算タイミングとしては、VN側のフィードバ
ック制御の影響が及ぶことがなく、シかもWGgAのフ
ィードバック制御による補正量が十分に収束した時期と
することが必要である。つまり、VNIIからWGII
にフィードバック制御に切替わった直後ではまだVNの
開度が安定しておらず、正確なWG側のフィードバック
補正量を学習することができないので、VNの開度が全
開となって安定するまでの応答遅れを考慮して切り替え
後所定時間経過後とする。即ち学習量の演算を行うタイ
ミングとしては第5図の第12であり、WGIIIIに
フィードバック制御が切替わり所定時間(1,2秒)経
過以降としている。また学習量は135でWGLEAR
Nに記憶した1分となる。これは過給圧をWGgAで制
御しているときの定常偏差分を次回の制御からは前以て
フィードフォワード制atに加えることを意味する。実
際の学習量演算について第8図に基づき説明すると、ま
ず404では第5図の109において、即ちWGgAに
フィードバック制御が切替わったときに起動されたWG
側の学習制御開始タイマWGLEARNTIMERの計
測値が1.2秒以上となったかどうかをチェックする。
1.2秒より小さい場合は学習量演算は什わない、1.
2秒以上経過している場合は405に進みVNIIIと
同様に第5図の135で求めた今回の定常偏差WGLE
ARNと前回の学習量LEARNWGを加算しWGLE
ARNVALUEに記憶する。この最新の学習値はVN
側と同様のタイミング、即ち第5図の121において更
新する。こうしてVN、WG’lllおのおの最適なタ
イミングで学習量の演算及び更新処理が竹なわれ、この
更新された値はLEARNVN、LEARNWGとして
前i[LhVNWGcONTROLの203,208(
第4図(A))にて加算、即ちフィード7tワード制御
量を補正している。
また前述の説明中に使用した各種時間計測用タイマは第
6図(B)に示すようにTIMER処理により一定時間
(10ms)毎に1づつ増加させる構成により実現して
いる。
第17図は、3連30 km/ hから全開加速を行な
った場合につき作用及び効果を学習前(破線)と学習後
(実線)との比較においで示した図である。
これは過給圧が上昇する方向にVN、WGImの双方が
セットされてしまったか、又は構成部品のばらつき等に
よりVN、WGIIIいずれの制御にても過給圧が高め
になっている例である。なお、Aの領域は制御目標値が
425 mmflgのオーバブースト制御中の領域、B
の領域は制御目標値が375第11gのオーバブースト
制御終了後の領域であり、斜#1部分は学習前後の差を
、矢印の大きさは学習量を示している。
学習前には8点で全開加速(1回目の加速)が開始3h
ると過給圧が上昇していく、このときVNは正常時に開
き始める76点よりも遅れた■0点からlII!き始め
るが、過給圧を制御目標値よりも高めに維持するようV
Nが最適位置よりも閉じ側に位置するので完全には開き
切らない、従ってこの状態でのフィードバック補正量が
WGIIIへのフィードノンツク制御の切り替え時に学
習されると、WGINでの制御では完全には開ききって
いないVN開度を基準として制御が行なわれる。このた
め排圧が上昇して正常時にWR%始めるWG点よりも早
いWO点からWGが開き始める。この結果過給圧は制御
目標値よりも高めに制御されエンジン耐久性を損なうこ
とになる。また、VNが全WRまで開かないまま過給圧
の制御がなされるためA/Rが非常に小さいターボチャ
ージャとなり、タービン効率が低下し加速性能を悪化さ
せてしまう、これに対し同じ加速を繰り返した学習後(
6回目の加速)では過去5回の加速によりフィードフォ
ワード制御量が学習されており、過給圧は制御目標値に
高精度に制御される。このため過給圧が制御目標値より
大きくなることによるエンジン耐久性の阻害あるいは制
御目標値を下回ることによる加速性能の悪化を招(こと
になるセツティングのずれや部品ばらつきあるいは経時
変化に伴う制御のずれを吸収することができ、過給圧を
全運転域において最適に制御することができる。また、
8点で加速開始後VNは76点から゛応答良<r*き始
めほぼ全開(A/R最大)まで開((この場合はWG点
からWGが開き始める)、このため応答性の向上と相ま
ってタービン効率が高く維持されることになり加速性能
を向上することがでさる。
(発明の効果) 第1の発明においては、運転状態に基づきタービンのA
/Rを可変とする*量可変手段並びに排気バイパス弁の
それぞれの制御量を、第1J%2のフィードバック補正
手段が実際の過給圧と制御目標値との偏差の積算値に応
じて補正し、かつ運転域の判別結果とこの偏差の積算値
に応じてfISl。
第2の学習量演算手段が容量可変手段、排気バイパス弁
の学習量を演算し、この学習量に基づき前記第1.@2
の制御量を補正する過給圧III御装置であって、容量
可変手段側から排気バイパス弁側にフィードバック制御
を切り替えたときに前記第1の学習量演算手段が容量可
変手段側の学習量を演算するようにしたので、正確な学
習量を演算することが可能となり、この結果過給圧制御
の応答性並びに制御精度を向上することができる。
また,弟2の発明では前記装置であって、容量可変手段
側から排気バイパス弁個に切り替えた後所定時間経過後
にtJ42の学習量演算手段が排気バイパス弁側の学習
量を演算するようにしたので、排気バイパス弁の学習量
についても正確な値を演算することが可能となり、この
結果過給圧制御の応答性並びに制御精度を向上すること
ができる。
゛ 更に、第3の発明では前記装置であって、急加速時
を判別した場合に目標とする過給圧を所定時間高くする
オーバブースト制御手段を設けるとともに、このオーバ
ブーストlll1lを行った後で、かつ容量可変手段側
から排気バイパス弁側にフィードバック制御を切り替え
たときに第1の学習量演算手段が容量可変手段側の学習
量を演算するようにしたので、オーバブースト制御によ
り容量可変手段側の制御領域が拡大した分だけより正確
な容量可変手段の学習量を演算することが可mとなり、
この結果過給圧制御の制御精度を更に向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を明示するための全体構成図であ
る。 第2図は本発明の一実施例の機械的な構成の概略図、第
3図はターボチャージャのスクロール部の断面図である
。第4図(A)、第4図(B)、第5図。 第6図(A)、第6図CB )、第7図、第8図はこの
実施例の動作内容を表す70−チャートである。fBS
図(A )、第9図(B)はそれぞれVN、WGの基本
制御デユーティを表す特性図、第9図(C)はQSと基
本制御デユーティの関係を表す表面である。 ftIJio図(A)はQSに対する制御目標値を表す
特性図、第10図CB)はエンノン水温に対するオーバ
ブースト制御I量の低下分を表す特性図である。 第第1図はオーバシュート対策及び7エイルセー7を説
明するための過給圧に対する制御゛デユーティの減少率
を表す特性図である。第12図(A)はtを説明する図
、第12図(B)は100 wuellHでのエンジン
回転速度とτの関係を説明する特性図である。#413
図は偏差ERRORとP分(補正量)との関係を″説明
する特性図、第14図はQSに対するVN、WG側のそ
れぞれの制御領域を説明する特性図である。第15図は
急加速時のオーバシューFを説明する過給圧特性図、第
16図は急加速判定の誤り防止を説明する過給圧特性図
である。 第17図はこの発明の作用及び効果を学習前後との関係
において示す説明図である。 1・・・運転状態検出手段、2・・・過給圧検出手段、
3・・・第1の制御量演算手段、4・・・12の制御量
演算手段、5・・・第1のフィードバック補正手段、6
・・・第2のフィードバック補正手段、7・・・第1の
制御手段、8・・・第2の制御手段、9・・・容量可変
手段、10・・・排気バイパス弁、第1・・・偏差演算
手段、12・・・運松域判別手段、13・・・tlsl
の学習量演算手段、14・・・第2の学習量演算手段、
15・・・エンジン、21・・・エンジン、22・・・
吸気管、23・・・Ii1%マニホールド、24・・・
排気マニホールド、25・・・排気管、26・・・バイ
パス通路、30・・・クランク角センサ、31・・・エ
ア70−メータ、32・・・絞り弁、33・・・過給圧
特性図、35・・・コンプレッサ、36・・・連結軸、
37・・・タービン、38・・・タービン室、39・・
・スクロール、40・・・導入通路、41・・・終端部
、45・・・可動舌部、46・・・軸、47・・・7−
ム、48・・・ロッド、50・・・アクチェエータ、5
2・・・ダイヤフラム、54・・・正圧室、56・・・
連結管、57・・・電磁弁、60・・・排気バイパス弁
、61−・・アーム、62・・・連結部材、63・・・
ロッド、70・・・アクチュエータ、72・・・ダイヤ
フラム、74・・・正圧室、76・・・連結管、77・
・・電磁弁、80・・・コントロールユニット。 第7区 第1O図 (A) ¥kl1図 一威広 第12図 (AJ (OOmmHg (mエンジ:aEa 1rprn)第
13図      第14図 エラー(ヨー1慮ボッー文翻り?)吸へnl武豐(OS
)第15図        第16図 一 時間        @藺 第17図 INy 手続補正書 昭和59年12月19日

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と
    、過給圧を検出する過給圧検出手段と、この検出過給圧
    と目標過給圧の偏差を演算する偏差演算手段と、少なく
    ともこの偏差を含む運転状態を表すパラメータに応じて
    排気タービンの容量可変手段,排気バイパス弁の制御量
    を演算する第1,第2の制御量演算手段と、前記偏差の
    積算値に応じてこの第1,第2の制御量をフィードバッ
    ク補正する第1,第2のフィードバック補正手段と、前
    記第1,第2の制御量に応じて容量可変手段,排気バイ
    パス弁を制御する第1,第2の制御手段と、フィードバ
    ック制御を行う運転域を判別するとともに前記容量可変
    手段と排気バイパス弁のいずれについてフィードバック
    制御を行うかを選択する運転域判別手段と、前記運転域
    の判別結果と前記偏差の積算値に応じて容量可変手段,
    排気バイパス弁に関する学習量を演算する第1,第2の
    学習量演算手段とを設け、この学習量に基づき前記第1
    ,弟2の制御量をそれぞれ補正するターボチャージャの
    過給圧制御装置であって、前記第1の学習量演算手段の
    学習量の演算タイミングを、容量可変手段側から排気バ
    イパス弁側にフィードバック制御を切り替えたときとし
    たことを特徴とするターボチャージャの過給圧制御装置
  2. 2.容量可変手段と排気バイパス弁に関する学習量の更
    新タイミングを少なくとも過給圧が所定過給圧以下とな
    ったときとすることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載のターボチャージャの過給圧制御装置。
  3. 3.エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と
    、過給圧を検出する過給圧検出手段と、この検出過給圧
    と目標過給圧の偏差を演算する偏差演算手段と、少なく
    ともこの偏差を含む運転状態を表すパラメータに応じて
    排気タービンの容量可変手段,排気バイパス弁の制御量
    を演算する第1,第2の制御量演算手段と、前記偏差の
    積算値に応じてこの第1,第2の制御量をフィードバッ
    ク補正する第1,第2のフィードバック補正手段と、前
    記第1,第2の制御量に応じて容量可変手段,排気バイ
    パス弁を制御する第1,第2の制御手段と、フィードバ
    ック制御を行う運転域を判別するとともに前記容量可変
    手段と排気バイパス弁のいずれについてフィードバック
    制御を行うかを選択する運転域判別手段と、前記運転域
    の判別結果と前記偏差の積算値に応じて容量可変手段,
    排気バイパス弁に関する学習量を演算する第1,第2の
    学習量演算手段とを設け、この学習量に基づき前記第1
    ,第2の制御量をそれぞれ補正するターボチャージャの
    過給圧制御装置であって、前記第2の学習量演算手段の
    学習量の演算タイミングを、容量可変手段側から排気バ
    イパス弁側にフィードバック制御を切り替えたのち所定
    時間経過後としたことを特徴とするターボチャージャの
    過給圧制御装置。
  4. 4.容量可変手段と排気バイパス弁に関する学習量の更
    新タイミングを少なくとも過給圧が所定過給圧以下とな
    ったときとすることを特徴とする特許請求の範囲第3項
    に記載のターボチャージャの過給圧制御装置。
  5. 5.エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と
    、過給圧を検出する過給圧検出手段と、この検出過給圧
    と目標過給圧の偏差を演算する偏差演算手段と、少なく
    ともこの偏差を含む運転状態を表すパラメータに応じて
    排気タービンの容量可変手段,排気バイパス弁の制御量
    を演算する第1,第2の制御量演算手段と、前記偏差の
    積算値に応じてこの第1,第2の制御量をフィードバッ
    ク補正する第1,第2のフィードバック補正手段と、前
    記第1,第2の制御量に応じて容量可変手段,排気バイ
    パス弁を制御する第1,第2の制御手段と、フィードバ
    ック制御を行う運転域を判別するとともに前記容量可変
    手段と排気バイパス弁のいずれについてフィードバック
    制御を行うかを選択する運転域判別手段と、前記運転域
    の判別結果と前記偏差の積算値に応じて容量可変手段、
    排気バイパス弁に関する学習量を演算する第1,第2の
    学習量演算手段とを設け、この学習量に基づき前記第1
    ,第2の制御量をそれぞれ補正するターボチャージャの
    過給圧制御装置であって、急加速時を判別した場合に目
    標とする過給圧を所定時間のあいだ高くするオーバブー
    スト制御手段を設けるとともに、前記第1の学習量演算
    手段の学習量の演算タイミングを、前記オーバブースト
    制御を行った後で、かつ容量可変手段側から排気バイパ
    ス弁側にフィードバック制御を切り替えたときとしたこ
    とを特徴とするターボチャージャの過給圧制御装置。
JP59261416A 1984-12-11 1984-12-11 タ−ボチヤ−ジヤの過給圧制御装置 Pending JPS61138829A (ja)

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JP59261416A JPS61138829A (ja) 1984-12-11 1984-12-11 タ−ボチヤ−ジヤの過給圧制御装置
DE19853543480 DE3543480A1 (de) 1984-12-11 1985-12-09 Vorrichtung und verfahren zum regeln des aufladungsdrucks in einem turbolader
US06/807,225 US4732003A (en) 1984-12-11 1985-12-10 Method of controlling supercharging pressure in turbocharger and apparatus for same
US06/924,451 US4702080A (en) 1984-12-11 1986-10-29 Method and apparatus of controlling supercharging pressure in a turbocharger

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4697422A (en) * 1985-01-24 1987-10-06 Nissan Motor Co., Ltd. Method of and apparatus for controlling supercharge pressure for a turbocharger
US4698972A (en) * 1984-12-07 1987-10-13 Nissan Motor Co., Ltd. Method of and apparatus for controlling supercharge pressure for a turbocharger
JPH02504536A (ja) * 1987-05-26 1990-12-20 ニラ オートモーティブ アクティエボラーグ ターボモータ制御システム
JP2018178886A (ja) * 2017-04-17 2018-11-15 三菱電機株式会社 内燃機関の制御装置及び制御方法
JP2021143632A (ja) * 2020-03-12 2021-09-24 トヨタ自動車株式会社 エンジン装置

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