JPS61169336A

JPS61169336A - 作業車の安全装置

Info

Publication number: JPS61169336A
Application number: JP935385A
Authority: JP
Inventors: Yoshitaka Shimazu; 義孝島津
Original assignee: Shin Meiva Industry Ltd
Current assignee: Shinmaywa Industries Ltd
Priority date: 1985-01-21
Filing date: 1985-01-21
Publication date: 1986-07-31
Also published as: JPH0324373B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、各種の作業装置を搭載した作業車、例えば
塵芥収集車において、車が完全に停止してロック状態に
ある時にのみ、その作業装置の駆動操作を可能にした安
全装置に関する。

（従来技術）従来、各種の作業装置を搭載した作業車、例えば塵芥収
集車においては、安全上から一般には車を完全に停止し
てロック状！ｃ４（ブレーキを掛けた状態）でのみ、搭
載する作業装置を駆動しての作業を行う。

（発明が解決しようとする問題点）ところが、この種の作業車において、近時、その走行装
置に自動変速機構が採用されるようになり、運転者の走
行上の操作を簡素化して便利にした作業車も多くなって
きており、この種の車では走行装置の変速レバーは走行
レンジにあっても、車は凹凸路面や緩い坂道等ではブレ
ーキを掛けないままにあっても、またはサイドブレーキ
の引きが不充分な場合でも停止状態にすることができる
。

従って、このような状態で作業装置を駆動しての作業が
行われると、何等かの原因でアクセル操作があったりす
る場合、不意に車が飛び出して作業は極めて危険となる
。

この発明は上記の点に鑑みなされたものであって、特に
走行装置に自動変速機構を備える作業車において、確実
にその走行用変速レバーがニュートラルレンジにあり、
しかも駐車ブレーキが確実に掛けられていて車がロック
状態でのみ、作業装置の駆動操作を可能にして作業の安
全を期すようにした作業車の安全装置を提供することを
目的とする。

（問題点を解決するための手段）上記の目的を達成するためのこの発明の要旨とするとこ
ろは、作業装置を搭載した作業車において、該作業車の
駐車ブレーキの作動表示回路、走行用変速レバーニュー
トラル表示回路、および作業装置の駆動操作回路との間
で、駆動操作回路は、駐車ブレーキの作動表示回路と走
行用変速ニュートラル表示回路が作動状態にある時に作
動可能に構成したことを特徴とする作業車の安全装置に
ある。

（実施例）以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。

図面は、駐車ブレーキにロック機構（パワーロックサイ
ド）を備えた作業車に、この発明を適用した電気回路図
である。

然して、ロック機構は周知構成のものにして、駐車ブレ
ーキのロックは、エンジンが作動状態にあり、しかも駐
車ブレーキレバーを一杯に強く引くとともに、足踏式の
ブレーキを踏んでブレーキ圧力を発生した状態で行われ
る。

図において、ロック機構制御回路１が正常であって駐車
ブレーキレバーが一杯に強く引かれると、パーキングス
イッチ２がＯＮになり、ロック機構制御回路１の作動準
備表示ランプ３が点灯する。

ここで作動スイッチ４をＯＮ操作すると、リレーＲＬ−
４が働き、リレー接点ＲＬ−４ａが切換わり、ブレーキ
圧により、圧力スイッチ１０がＯＮとなるので、圧力保
持表示ランプ５が点灯し、ブレーキはロック状態に入る
ものである。

この発明では、上記の圧力保持表示ランプ５の点灯回路
５ａに、ニュートラルスイッチ９とともに動力取出装置
（ＰＴＯ）の操作スイッチ６と直列に、リレー７を直列
に接続し、作業装置の操作制御回路８の元スイッチとし
て前記リレー７の接点７ａ（ａ接点）を用いたものであ
る。

（作　　用）従って、走行装置の変速レバーがニュートラルレンジに
あると、ニュートラルスイッチ９がＯＮになり、ここで
動力取出装置の操作スイッチ６がＯＮ操作されることで
、リレー７に通電して該リレー７の接点７ａがＯＮされ
、ロック機構制御回路１の圧力保持表示ランプ５の点灯
回路５ａから作業装置の操作制御回路８に対して通電し
、作業装置の駆動を可能とするものである。

つまり、この発明によれば、つぎのような条件が整って
はじめて作業装置の駆動操作が可能とあるのである。

（１）　　走行装置に自動変速機構を備える作業車にお
いて、自動変速機構の変速レバーが確実にニュートラル
レンジに入っていること。

（２）駐車ブレーキのロック機構制御回路が正常である
こと。

（３）　　駐車ブレーキレバーが一杯に強く引かれてロ
ック機構によって確実に車がロック状態にあること。

（効　　果）上記のようにこの発明では、各種作業車に搭載の作業装
置に対する駆動操作は、車の走行装置の変速レバーがニ
ュートラルレンジにあり、しかも確実に車をロックした
状態でのみ操作可能にしたから、不用意に走行装置が作
動して車が動き出すようなことがなく、作業の安全性を
格段に高めるものであり、各種作業車に適用可能であっ
てその実用的効果は多大なものである。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の実施例を示すもので、駐車ブレーキに
ロック機構を備えた作業車に適用した電気回路図である
。１・・・ロック機構制御回路、２・・・パーキングスイ
ッチ、３・・・作動準備表示ランプ、４・・・作動スン
ッチ、５・・・圧力保持表示ランプ、６・・・操作スイ
ッ子、７・・・リレー、８・・・作業装置の操作制御回
路、９・・・ニュートラルスイッチ、１０・・・圧力ス
イッチ。

Claims

【特許請求の範囲】

作業装置を搭載した作業車において、該作業車の駐車ブ
レーキの作動表示回路、走行用変速レバーニュートラル
表示回路、および作業装置の駆動操作回路との間で、駆
動操作回路は、駐車ブレーキの作動表示回路と走行用変
速レバーニュートラル表示回路が作動状態にある時に作
動可能に構成したことを特徴とする作業車の安全装置。