JPS6116918A - アルコ−ル変性ポリアミドイミド樹脂粉末の製造法 - Google Patents
アルコ−ル変性ポリアミドイミド樹脂粉末の製造法Info
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- JPS6116918A JPS6116918A JP59138599A JP13859984A JPS6116918A JP S6116918 A JPS6116918 A JP S6116918A JP 59138599 A JP59138599 A JP 59138599A JP 13859984 A JP13859984 A JP 13859984A JP S6116918 A JPS6116918 A JP S6116918A
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- acid
- resin powder
- anhydride
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はアルコール変性ポリアミドイミド樹脂粉末の製
造法に関する。
造法に関する。
(従来技術)
代表的な耐熱性樹脂として知られるポリアミドイミド樹
脂はその剛直な分子構造から成形時に高温高圧を要する
ために特殊な成形装置を必要として1通常の成形装置は
使用できない。そこで、ポリアミドイミド樹脂の熱溶融
を容易にする方法として粉末状ポリアミドイミド樹脂と
エポキシ樹脂との組み合わせが提案されている(特開昭
55−48242号公報など)。
脂はその剛直な分子構造から成形時に高温高圧を要する
ために特殊な成形装置を必要として1通常の成形装置は
使用できない。そこで、ポリアミドイミド樹脂の熱溶融
を容易にする方法として粉末状ポリアミドイミド樹脂と
エポキシ樹脂との組み合わせが提案されている(特開昭
55−48242号公報など)。
しかしながら従来の粉末状ポリアミドイミド樹脂は、N
−メチルピロリドンなどの高価な特殊溶媒を用いた溶液
重合によって得られる樹脂溶液から工業上極めて不経済
なプロセスによる溶媒の除去操作を行なって得られるた
め、コスト上に大きな問題があった。更に粉末状ポリア
ミドイミド樹脂は汎用で廉価なビスフェノール型エポキ
シ樹脂と相溶せず、脂環族等の高価なエポキシ樹脂とi
〜か相溶せずコスト上に問題があった。
−メチルピロリドンなどの高価な特殊溶媒を用いた溶液
重合によって得られる樹脂溶液から工業上極めて不経済
なプロセスによる溶媒の除去操作を行なって得られるた
め、コスト上に大きな問題があった。更に粉末状ポリア
ミドイミド樹脂は汎用で廉価なビスフェノール型エポキ
シ樹脂と相溶せず、脂環族等の高価なエポキシ樹脂とi
〜か相溶せずコスト上に問題があった。
(発明の目的)
本発明は、廉価なエポキシ樹脂とも相溶し、このような
問題を解決した耐熱性樹脂組成物を与えるポリアミドイ
ミド樹脂粉末の製造法を提供することを目的とするもの
である。
問題を解決した耐熱性樹脂組成物を与えるポリアミドイ
ミド樹脂粉末の製造法を提供することを目的とするもの
である。
(発明の構成)
本発明は、生成する粒子状重合体に対して不溶性でろる
非水有機液体及び非水有機液体に可溶な分散安定剤の存
在下で、ポリイソシアネート(I)とトリカルボン酸無
水物及び/又はその誘導体(I1)とを(I)/CIl
+が0.5〜1.0(当量比)となる割合で還元粘度が
0.3以下となるように反応させて非水有機液体中に分
散された粒子状重合体とし、更に一般式C1H2n+1
0H(”は1〜4の整数)で表わされるアルコール(t
illを反応させるアルコール変性ポリアミドイミド樹
脂粉末の製造法に関する。
非水有機液体及び非水有機液体に可溶な分散安定剤の存
在下で、ポリイソシアネート(I)とトリカルボン酸無
水物及び/又はその誘導体(I1)とを(I)/CIl
+が0.5〜1.0(当量比)となる割合で還元粘度が
0.3以下となるように反応させて非水有機液体中に分
散された粒子状重合体とし、更に一般式C1H2n+1
0H(”は1〜4の整数)で表わされるアルコール(t
illを反応させるアルコール変性ポリアミドイミド樹
脂粉末の製造法に関する。
本発明における非水有機液体としては、生成する粒子状
重合体に対して不溶性であって1重合反応を阻害しない
不活性な性質を有する非水有機液体が用いられる。
重合体に対して不溶性であって1重合反応を阻害しない
不活性な性質を有する非水有機液体が用いられる。
例えばn−ヘキサン、オクタン、ドデカン、流動パラフ
ィン、l80PAR−E、l5OPAR−H。
ィン、l80PAR−E、l5OPAR−H。
l5OPAR−K (以上、ニップ・スタンダード石油
社製商品名、沸点範囲が40〜300℃程度の石油系飽
和脂肪族又は脂環族炭化水素)等の脂肪族又は脂環族炭
化水素類、ベンゼン、トルエン。
社製商品名、沸点範囲が40〜300℃程度の石油系飽
和脂肪族又は脂環族炭化水素)等の脂肪族又は脂環族炭
化水素類、ベンゼン、トルエン。
キシレン、Nl58EKI HISOL −100。
Nl5SBKI HISOL−150(以上1日本石
油化学社製商品名、沸点範囲が80〜300℃程度の石
油系芳香族炭化水素)等の芳香族炭化水素類などが用い
られる。反応温度を考慮すると沸点が80℃以上のもの
が好ましい。これらは単独で又は二種以上を用いること
ができる。
油化学社製商品名、沸点範囲が80〜300℃程度の石
油系芳香族炭化水素)等の芳香族炭化水素類などが用い
られる。反応温度を考慮すると沸点が80℃以上のもの
が好ましい。これらは単独で又は二種以上を用いること
ができる。
本発明に用いられる分散安定剤は、非水有機液体に可溶
性でおって、生成する粒子状重合体の表面にあって安定
化層を形成し、少なくとも重合過程における粒子の分散
状態を安定化する働きを有するものでろれば使用でき、
特に制限はない。このような分散安定剤としては9例え
ば分散相となる重合体又は重合体を形成する反応剤(ポ
リイソシアネートならびにトリカルボン酸無水物及び/
又はその誘導体、以下同じ)に対して親和性を有する第
一の有機成分と連続相となる非水有機液体に可溶性の第
二の有機成分とを共有する樹脂が用いられる。
性でおって、生成する粒子状重合体の表面にあって安定
化層を形成し、少なくとも重合過程における粒子の分散
状態を安定化する働きを有するものでろれば使用でき、
特に制限はない。このような分散安定剤としては9例え
ば分散相となる重合体又は重合体を形成する反応剤(ポ
リイソシアネートならびにトリカルボン酸無水物及び/
又はその誘導体、以下同じ)に対して親和性を有する第
一の有機成分と連続相となる非水有機液体に可溶性の第
二の有機成分とを共有する樹脂が用いられる。
分散相に対して親和性でめる第一の有機成分としてはエ
ーテル基、エステル基、アミド基、イミド基などの極性
結合基を介してなる主に芳香族系鎖状重合体1例えばテ
レフタル酸又はイソフタル酸と2価アルコールとから得
られる鎖状ポリエステル、ポリアミド、ポリアミドイミ
ド、ポリイミド、ポリエーテルアミド、ポリエステルア
ミド。
ーテル基、エステル基、アミド基、イミド基などの極性
結合基を介してなる主に芳香族系鎖状重合体1例えばテ
レフタル酸又はイソフタル酸と2価アルコールとから得
られる鎖状ポリエステル、ポリアミド、ポリアミドイミ
ド、ポリイミド、ポリエーテルアミド、ポリエステルア
ミド。
ポリエステルアミトイミド。ポリエステルイミド。
ビスフェノール型エポキシ樹脂、極性基を有するビニル
単量体1例えばアクリロニトリル、アクリルアミド、ビ
ニルピロリドン、ビニルピリジン。
単量体1例えばアクリロニトリル、アクリルアミド、ビ
ニルピロリドン、ビニルピリジン。
ビニルラクタム等の重合体又は共重合体などが用いられ
る。連続相(非水有機液体)に可溶性の第二の有機成分
としては極性の低い主として脂肪族系鎖状重合体が用い
られる。例えば、アクリル酸又はメタクリル酸のブチル
、ヘキシル、2−エチルヘキシル、オクチル、ラウリル
又はステアリルエステルの重合体又は共重合体9重合度
が3〜100のポリエチレンオキシドのモノアルコキシ
ド体9重合度が3〜100のポリプロピレンオキシドの
モノアルコキシド体及びそのモノメタクリレート、例え
ばNKエステルM−90,M−23G(以上、新中村化
学社製、商品名)の重合体又は共重合体、ポリブタジェ
ン、ポリイソプレン等のビニル重合体1分子量が100
0以上のポリヒドロキシ脂肪酸エステルの片末端封鎖体
9例えば12−ヒドロキシステアリン酸の自己縮合体の
1価カルボン酸又は1価アルコールによる片末端封鎖体
及びそのグリシジルメタクリレート付加物の重合体又は
共重合体9分解天然ゴム、セルロース誘導体などが用い
られる。
る。連続相(非水有機液体)に可溶性の第二の有機成分
としては極性の低い主として脂肪族系鎖状重合体が用い
られる。例えば、アクリル酸又はメタクリル酸のブチル
、ヘキシル、2−エチルヘキシル、オクチル、ラウリル
又はステアリルエステルの重合体又は共重合体9重合度
が3〜100のポリエチレンオキシドのモノアルコキシ
ド体9重合度が3〜100のポリプロピレンオキシドの
モノアルコキシド体及びそのモノメタクリレート、例え
ばNKエステルM−90,M−23G(以上、新中村化
学社製、商品名)の重合体又は共重合体、ポリブタジェ
ン、ポリイソプレン等のビニル重合体1分子量が100
0以上のポリヒドロキシ脂肪酸エステルの片末端封鎖体
9例えば12−ヒドロキシステアリン酸の自己縮合体の
1価カルボン酸又は1価アルコールによる片末端封鎖体
及びそのグリシジルメタクリレート付加物の重合体又は
共重合体9分解天然ゴム、セルロース誘導体などが用い
られる。
これらの第一の有機成分と第二の有機成分とは化学的結
合を介して連結したランダム重合体、ブロック重合体又
はグラフト重合体として得られる。
合を介して連結したランダム重合体、ブロック重合体又
はグラフト重合体として得られる。
分散安定剤として用いられる他の例は1反応剤が有する
イソシアネート基、酸無水物基又はカルボキシル基のい
ずれかと反応しつる1種又は2種以上の官能基を有する
樹脂が用いられる。とのような官能基としては1例えば
インシアネート基に対してはヒドロキシル基、カルボキ
シル基、メチロール基、アミノ基、酸無水物基、エポキ
シ基などがるる。好ましくはヒドロキシル基及び/又は
エポキシ基が用いられる。酸無水物基及びカルボキシル
基に対してはインシアネート基、ヒドロキシル基、アミ
ン基、エポキシ基などがある。好ましくは酸無水物基に
対してはヒドロキシル基、カルボキシル基に対してはヒ
ドロキシル基又はエポキシ基が用いられる。このような
官能基を有する樹脂としては1例えばブチル化ベンゾグ
アナミンホルムアルデヒド樹脂、ブチル化メラミンホル
ムアルデヒド樹脂等のアルコキシ変性アミノ樹脂。
イソシアネート基、酸無水物基又はカルボキシル基のい
ずれかと反応しつる1種又は2種以上の官能基を有する
樹脂が用いられる。とのような官能基としては1例えば
インシアネート基に対してはヒドロキシル基、カルボキ
シル基、メチロール基、アミノ基、酸無水物基、エポキ
シ基などがるる。好ましくはヒドロキシル基及び/又は
エポキシ基が用いられる。酸無水物基及びカルボキシル
基に対してはインシアネート基、ヒドロキシル基、アミ
ン基、エポキシ基などがある。好ましくは酸無水物基に
対してはヒドロキシル基、カルボキシル基に対してはヒ
ドロキシル基又はエポキシ基が用いられる。このような
官能基を有する樹脂としては1例えばブチル化ベンゾグ
アナミンホルムアルデヒド樹脂、ブチル化メラミンホル
ムアルデヒド樹脂等のアルコキシ変性アミノ樹脂。
ヒドロキシル基、カルボキシル基、酸無水物基。
エポキシ基、インシアネート基、メルカプタン基等を有
する平均分子量数千程度のテレキーリックゴム、分解天
然ゴムなどが用いられる。また1分散安定剤として、前
記の第一の有機成分と第二の有機成分とが化学的結合を
介して連結したランダム重合体、ブロック重合体又はグ
ラフト重合体の前記の第一の有機成分に官能基を導入し
たものが用いられる。また前記した連続相(非水有機液
体)に可溶性の前記の第二の有機成分に官能基を導入し
たものなどが用いられる。これらの樹脂への官能基の導
入方法は分散安定剤がビニル重合体の場合は、官能基を
有するビニルモノマーを共重合させればよい。ヒドロキ
シル基を有するビニルモノマーとしては1例えばアリル
アルコール、アクリル酸又はメタクリル酸のヒドロキシ
エチル又はヒドロキシプロピルエステル、重合度3〜1
00のポリエチレンオキシド又は重合度3〜100のポ
リプロピレンオキシドのアクリル酸又はメタクリル酸エ
ステルなどが用いられる。カルボキシル基を有するビニ
ルモノマーとしては2例えばアクリル酸、メタクリル酸
、イタコン酸などが用いられる。酸無水物基を有するビ
ニルモノマーとしては。
する平均分子量数千程度のテレキーリックゴム、分解天
然ゴムなどが用いられる。また1分散安定剤として、前
記の第一の有機成分と第二の有機成分とが化学的結合を
介して連結したランダム重合体、ブロック重合体又はグ
ラフト重合体の前記の第一の有機成分に官能基を導入し
たものが用いられる。また前記した連続相(非水有機液
体)に可溶性の前記の第二の有機成分に官能基を導入し
たものなどが用いられる。これらの樹脂への官能基の導
入方法は分散安定剤がビニル重合体の場合は、官能基を
有するビニルモノマーを共重合させればよい。ヒドロキ
シル基を有するビニルモノマーとしては1例えばアリル
アルコール、アクリル酸又はメタクリル酸のヒドロキシ
エチル又はヒドロキシプロピルエステル、重合度3〜1
00のポリエチレンオキシド又は重合度3〜100のポ
リプロピレンオキシドのアクリル酸又はメタクリル酸エ
ステルなどが用いられる。カルボキシル基を有するビニ
ルモノマーとしては2例えばアクリル酸、メタクリル酸
、イタコン酸などが用いられる。酸無水物基を有するビ
ニルモノマーとしては。
例えば無水マレイン酸、無水イタコン酸などが用いられ
る。エポキシ基を有するビニルモノマーとしては9例え
ばアクリル酸又はメタクリル酸のグリシジルエステル又
はアリールグリシジルエステルなどが用いられる。メチ
ロール基を有するビニルモノマーとしては、メチロール
アクリルアミドなどが用いられる。
る。エポキシ基を有するビニルモノマーとしては9例え
ばアクリル酸又はメタクリル酸のグリシジルエステル又
はアリールグリシジルエステルなどが用いられる。メチ
ロール基を有するビニルモノマーとしては、メチロール
アクリルアミドなどが用いられる。
付加重合体、縮合重合体の場合は重合体を形成する七ツ
マ−が有する官能基又は反応によって生ずる官能基を重
合体末端に残存させることによって容易に導入できる。
マ−が有する官能基又は反応によって生ずる官能基を重
合体末端に残存させることによって容易に導入できる。
ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシドなどの
場合にはヒドロキシル基を残存させることができる。ポ
リカルボ/酸又はその無水物とポリアルコールとから得
られるポリエステルの場合にはカルボキシル基、酸無水
物基又はヒドロキシル基を残存させることができる。ポ
リカルボン酸又はその酸無水物とポリイソシアネート又
はポリアミンとから得られるポリアミド、ポリイミド又
はポリアミドイミドの場合にはカルボキシル基、酸無水
物基、イソシアネート基、アミノ基などを残存させるこ
とができる。
場合にはヒドロキシル基を残存させることができる。ポ
リカルボ/酸又はその無水物とポリアルコールとから得
られるポリエステルの場合にはカルボキシル基、酸無水
物基又はヒドロキシル基を残存させることができる。ポ
リカルボン酸又はその酸無水物とポリイソシアネート又
はポリアミンとから得られるポリアミド、ポリイミド又
はポリアミドイミドの場合にはカルボキシル基、酸無水
物基、イソシアネート基、アミノ基などを残存させるこ
とができる。
分散安定剤は非水有機液体である脂肪族又は脂環族炭化
水素中でラジカル重合によって得ることが好ましい。分
散安定剤は非水有機液体に可溶性の第二の有機成分とし
てラウリルメタクリレート。
水素中でラジカル重合によって得ることが好ましい。分
散安定剤は非水有機液体に可溶性の第二の有機成分とし
てラウリルメタクリレート。
ステアリルメタクリレート、ラウリルアクリレート及び
/又はステアリルメタクリレートと分散相に対して親和
性である第一の有機成分のメタクリル酸グリシジル、メ
タクリル酸−2−ヒドロキシエチル、アクリル酸グリシ
ジル及び/又はアクリル酸−2−ヒドロキシエチルとの
ランダム共重合体が好ましい。
/又はステアリルメタクリレートと分散相に対して親和
性である第一の有機成分のメタクリル酸グリシジル、メ
タクリル酸−2−ヒドロキシエチル、アクリル酸グリシ
ジル及び/又はアクリル酸−2−ヒドロキシエチルとの
ランダム共重合体が好ましい。
分散安定剤の分子量は6000以上であることが好まし
い。6000未満であると重合過程で凝集を起こし易い
。分子量が30,000〜300,000の範囲が更に
好ましいとされる。分散安定剤の分子量の測定は9例え
ば分子量既知のボリスチレンヲ検量線とするゲルパーミ
エーションクロマトクラアイ法から求められる。
い。6000未満であると重合過程で凝集を起こし易い
。分子量が30,000〜300,000の範囲が更に
好ましいとされる。分散安定剤の分子量の測定は9例え
ば分子量既知のボリスチレンヲ検量線とするゲルパーミ
エーションクロマトクラアイ法から求められる。
分散安定剤中に前記した官能基を含有させる場合には、
第一の有機成分と第二の有−構成分を第一の有機成分/
第二の有機成分がモル比で1/1〜1/6の範囲で反応
させることが好ましい。1/6未満では分散安定剤は生
成する粒子状重合体と結合できない結果2重合体の粒子
表面に安定化層を形成できず、凝集を起こし易くなる。
第一の有機成分と第二の有−構成分を第一の有機成分/
第二の有機成分がモル比で1/1〜1/6の範囲で反応
させることが好ましい。1/6未満では分散安定剤は生
成する粒子状重合体と結合できない結果2重合体の粒子
表面に安定化層を形成できず、凝集を起こし易くなる。
また、1/1を越えると、生成する粒子状重合体が好ま
しくないゲル化を生ずることがある。更にこのモル比が
1/3〜115の範囲が好ましい。
しくないゲル化を生ずることがある。更にこのモル比が
1/3〜115の範囲が好ましい。
本発明に用いられるポリイソシアネートとしては1例え
ばトリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネ
ート、4.4’−ジフェニルエーテルジイソシアネート
、ナフタレン−1,5−ジイソシアネート、4.4’−
ジフェニルメタンジイソシアネート等の芳香族ジイソシ
アネート、エチレンジイソシアネート、1.4−テトラ
メチレンジイソシアネート、1,6−へキサメチレンジ
イソシアネート。
ばトリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネ
ート、4.4’−ジフェニルエーテルジイソシアネート
、ナフタレン−1,5−ジイソシアネート、4.4’−
ジフェニルメタンジイソシアネート等の芳香族ジイソシ
アネート、エチレンジイソシアネート、1.4−テトラ
メチレンジイソシアネート、1,6−へキサメチレンジ
イソシアネート。
1.12−ドデカンジイソシアネート等の脂肪族ジイソ
シアネート、シクロブテン1.3−ジイソシアネート、
シクロヘキサン1,3−および1.4−ジイソシアネー
ト、イソフォロンジイソシアネート等の脂環式ジイソシ
アネート、トリフェニルメタン−4,4: 4”−)
’)インシアネート、ポリフェニルメチルポリイソシア
ネート、例えばアニリンとフォルムアルデヒドとの縮合
物をフォスゲン化したもの等のポリイソシアネート、こ
れらのポリイソシアネートの三量化反応によって得られ
るイソシアヌレート環含有ポリイソシアネートが使用さ
れる。
シアネート、シクロブテン1.3−ジイソシアネート、
シクロヘキサン1,3−および1.4−ジイソシアネー
ト、イソフォロンジイソシアネート等の脂環式ジイソシ
アネート、トリフェニルメタン−4,4: 4”−)
’)インシアネート、ポリフェニルメチルポリイソシア
ネート、例えばアニリンとフォルムアルデヒドとの縮合
物をフォスゲン化したもの等のポリイソシアネート、こ
れらのポリイソシアネートの三量化反応によって得られ
るイソシアヌレート環含有ポリイソシアネートが使用さ
れる。
耐熱性、コスト面等を考慮すると、トリレンジイソシア
ネート、4.4’−ジフェニルメタンジイソシアネート
、4.4’−ジフェニルエーテルジインシアネート、ト
リフェニルメタン−4,1,4”−トリイソシアネート
などの芳香族ポリイソシアネートを用いることが好まし
い。
ネート、4.4’−ジフェニルメタンジイソシアネート
、4.4’−ジフェニルエーテルジインシアネート、ト
リフェニルメタン−4,1,4”−トリイソシアネート
などの芳香族ポリイソシアネートを用いることが好まし
い。
インシアヌレート環含有ポリイソシアネートの製造法は
特公昭56−34209号公報に示されている。イソシ
アヌレ−)]1含有ポリイソシアネートは分岐成分とし
て使用され、そのイソシアヌレート環骨核はすぐれた耐
熱性を付与する。実質的に線状であって熱可塑性である
粒子状重合体の合成には二官能性のポリイソシアネート
が使用される。また2分岐した熱硬化性の粒子状重合体
の合成には三官能性以上のポリイソシアネートが使用さ
れる。これらポリイソシアネートは目的に応じて単独又
は混合して用いられる。ポリイソシアネートは重縮合反
応過程での反応速度を制御し。
特公昭56−34209号公報に示されている。イソシ
アヌレ−)]1含有ポリイソシアネートは分岐成分とし
て使用され、そのイソシアヌレート環骨核はすぐれた耐
熱性を付与する。実質的に線状であって熱可塑性である
粒子状重合体の合成には二官能性のポリイソシアネート
が使用される。また2分岐した熱硬化性の粒子状重合体
の合成には三官能性以上のポリイソシアネートが使用さ
れる。これらポリイソシアネートは目的に応じて単独又
は混合して用いられる。ポリイソシアネートは重縮合反
応過程での反応速度を制御し。
安定な粒子状重合体を得るためにメタノール、n−ブタ
ノール、ベンジルアルコール、ε−カプロラクタム、メ
チルエチルケトンオキシム、フェノール、クレゾールな
どの活性水素を分子内に1個有する適当なブロック剤で
一部又は全部を安定化したものを使用してもよい。
ノール、ベンジルアルコール、ε−カプロラクタム、メ
チルエチルケトンオキシム、フェノール、クレゾールな
どの活性水素を分子内に1個有する適当なブロック剤で
一部又は全部を安定化したものを使用してもよい。
トリカルボン酸無水物及び/又はその誘導体としては9
例えばトリメリット酸無水物、1,2.4−ブタントリ
カルボン酸−1,2−無水物、3,4.4’−ベンゾフ
ェノントリカルボン酸−3,4−無水物。
例えばトリメリット酸無水物、1,2.4−ブタントリ
カルボン酸−1,2−無水物、3,4.4’−ベンゾフ
ェノントリカルボン酸−3,4−無水物。
これらのトリカルボン酸無水物の酸無水物基を例えば水
、アルコール等で開環させた誘導体などがあるが、耐熱
性、コスト面等を考慮するとトリメリット酸無水物が好
ましい。
、アルコール等で開環させた誘導体などがあるが、耐熱
性、コスト面等を考慮するとトリメリット酸無水物が好
ましい。
必要に応じて前記したトリカルボン酸無水物以外のポリ
カルボン酸も併用できる。例えば、1.ス3.4−ブタ
ンテトラカルボン酸、シクロペンタンテトラカルボン酸
、エチレンテトラカルボン酸。
カルボン酸も併用できる。例えば、1.ス3.4−ブタ
ンテトラカルボン酸、シクロペンタンテトラカルボン酸
、エチレンテトラカルボン酸。
ビシクロ−〔ス2+2〕−オクト−(カーエン−2:3
.5:6−テトラカルボン酸、ピロメリット酸。
.5:6−テトラカルボン酸、ピロメリット酸。
3、54.4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸、ビ
ス(3,4−ジカルボキシフェニル)エーテル、2゜3
、6.7−ナフタレンテトラカルボン酸、1,2,5.
6−ナフタレンテトラカルボン酸、エチレングリコール
ビストリメリテート、ス2−ビス(3,4−ビスカルボ
キシフェニル)フロパン、 2.2:a、a’−又ハ3
.3; 4.4’ −ヒスフェニルテトラカルボン酸、
ペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン酸、ビス
−3,4−ジカルボキシフェニルスルホン、2.2−ビ
ス(4−(2,3−又は3.4−ジカルボキシフェノキ
シ)フェニル〕フロパン、4−(2,3−ジカルボキシ
フェノキシ)−4’−(3,4−ジカルボキシフェノキ
シ)−ジフェニル−2,2−7’ロパン、チ、4−7
工:/ −,2,3,4,5−テトラカルボン酸、ピラ
ジンテトラカルボン酸等の四塩基酸、これらの二無水物
又は−無水物が用いられる。また、トリメリット酸、ト
リメシン酸、トリス(2−カルボキシエチル)インシア
ヌレート、ニトリロ三酢酸、=トリロ三プロピオ/酸、
トリカルバリル酸等の三塩基酸、テレフタル酸、イソフ
タル酸、2.5−。
ス(3,4−ジカルボキシフェニル)エーテル、2゜3
、6.7−ナフタレンテトラカルボン酸、1,2,5.
6−ナフタレンテトラカルボン酸、エチレングリコール
ビストリメリテート、ス2−ビス(3,4−ビスカルボ
キシフェニル)フロパン、 2.2:a、a’−又ハ3
.3; 4.4’ −ヒスフェニルテトラカルボン酸、
ペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン酸、ビス
−3,4−ジカルボキシフェニルスルホン、2.2−ビ
ス(4−(2,3−又は3.4−ジカルボキシフェノキ
シ)フェニル〕フロパン、4−(2,3−ジカルボキシ
フェノキシ)−4’−(3,4−ジカルボキシフェノキ
シ)−ジフェニル−2,2−7’ロパン、チ、4−7
工:/ −,2,3,4,5−テトラカルボン酸、ピラ
ジンテトラカルボン酸等の四塩基酸、これらの二無水物
又は−無水物が用いられる。また、トリメリット酸、ト
リメシン酸、トリス(2−カルボキシエチル)インシア
ヌレート、ニトリロ三酢酸、=トリロ三プロピオ/酸、
トリカルバリル酸等の三塩基酸、テレフタル酸、イソフ
タル酸、2.5−。
2.6−又は3,6−ジカルボキシトルエン、2.6−
ジカルボキシナフタレン、3.3’−又は4.4′−ジ
カルボキシビフェニル、ビス(3−又は4−カルボキシ
フェニル)エーテル、ケトン、スルホン、メタン又はジ
メチルメタン、コハク酸、アジピン酸。
ジカルボキシナフタレン、3.3’−又は4.4′−ジ
カルボキシビフェニル、ビス(3−又は4−カルボキシ
フェニル)エーテル、ケトン、スルホン、メタン又はジ
メチルメタン、コハク酸、アジピン酸。
セバシン酸、ドデカンジカルボン酸等の二塩基酸などが
用いられる。トリカルボン酸無水物以外のポリカルボン
酸は、可とり性、溶媒に対する溶解性、エポキシ樹脂と
の相溶性、成形加工の上での溶融流れ性(加工性)など
の樹脂特性の改質に用いることができる。
用いられる。トリカルボン酸無水物以外のポリカルボン
酸は、可とり性、溶媒に対する溶解性、エポキシ樹脂と
の相溶性、成形加工の上での溶融流れ性(加工性)など
の樹脂特性の改質に用いることができる。
トリカルボン酸無水物及び/又はその誘導体及び必要に
応じて用いられるそれ以外のポリカルボン酸は目的に応
じて単独又は混合して用いられる。
応じて用いられるそれ以外のポリカルボン酸は目的に応
じて単独又は混合して用いられる。
ポリイソシアネート(I)とトリカルボン酸無水物及び
/又はその誘導体(I1)とは+11/(l11が0.
5〜1.0(当量比)の割合で反応される。トリカルボ
ン酸無水物及び/又はその誘導体以外のポリカルボン酸
を用いる場合にはポリイソシアネートとトリカルボン酸
無水物及び/又はその誘導体及びそれ以外のポリカルボ
ン酸との総量との当量比が上記の範囲とされる。上記の
範囲の当量比とするのは。
/又はその誘導体(I1)とは+11/(l11が0.
5〜1.0(当量比)の割合で反応される。トリカルボ
ン酸無水物及び/又はその誘導体以外のポリカルボン酸
を用いる場合にはポリイソシアネートとトリカルボン酸
無水物及び/又はその誘導体及びそれ以外のポリカルボ
ン酸との総量との当量比が上記の範囲とされる。上記の
範囲の当量比とするのは。
末端にカルボキシル基を有する重合体を得るためである
。
。
ここで、トリカルボン酸無水物及び/又はその誘導体及
びそれ以外のポリカルボン酸の酸無水物基1当量はカル
ボキシル基1当量として取り扱う。
びそれ以外のポリカルボン酸の酸無水物基1当量はカル
ボキシル基1当量として取り扱う。
非水有機液体中に分散して得られる粒子状重合体の分子
量は通常の還元粘度(濃度0.59/clz、溶媒ニジ
メチルホルムアミド、温度:30℃)で測定され、0.
3以下とされる。還元粘度が0.3を越える分子量にな
るとエポキシ樹脂との相溶性が悪くなるからである。ビ
スフェノールエポキシ樹脂との相溶性を考慮すると、更
に好ましくは還元粘度は0.20以下の分子量である。
量は通常の還元粘度(濃度0.59/clz、溶媒ニジ
メチルホルムアミド、温度:30℃)で測定され、0.
3以下とされる。還元粘度が0.3を越える分子量にな
るとエポキシ樹脂との相溶性が悪くなるからである。ビ
スフェノールエポキシ樹脂との相溶性を考慮すると、更
に好ましくは還元粘度は0.20以下の分子量である。
還元粘度の調節は公知の方法によって行なわれるが、上
記の当量比が0.5〜0.85の範囲の場合には還元粘
度の管理が容易となシ好ましい。還元粘度は以下に述べ
るアルコール変性ポリアミドイミド樹脂粉末について測
定してもよい。
記の当量比が0.5〜0.85の範囲の場合には還元粘
度の管理が容易となシ好ましい。還元粘度は以下に述べ
るアルコール変性ポリアミドイミド樹脂粉末について測
定してもよい。
連続相となる非水有機液体と分散相となる反応剤との量
比は非水有機液体と反応剤との総量に対して反応剤が1
0〜80重量%となる範囲が好ましい。生産効率、コス
ト上の観点から40重量−以上が特に好ましい。
比は非水有機液体と反応剤との総量に対して反応剤が1
0〜80重量%となる範囲が好ましい。生産効率、コス
ト上の観点から40重量−以上が特に好ましい。
分散安定剤の使用量はポリイソシアネートとトリカルボ
ン酸無水物及び/又はその誘導体に対して分散安定剤を
0.3重量%以上用いることが好ましい。耐熱性コスト
面等を考慮すると0.5〜10重量%の範囲がよシ好ま
しい。
ン酸無水物及び/又はその誘導体に対して分散安定剤を
0.3重量%以上用いることが好ましい。耐熱性コスト
面等を考慮すると0.5〜10重量%の範囲がよシ好ま
しい。
分散安定剤は通常溶液の形で製造され、溶液の形で使用
されるが、その使用量は例えば170℃で2時間乾燥後
の溶液中の不揮発分の重量によシ計算される。
されるが、その使用量は例えば170℃で2時間乾燥後
の溶液中の不揮発分の重量によシ計算される。
ポリイソシアネート、トリカルボン酸無水物及び/又は
その誘導体及び必要に応じて用いられるそれ以外のポリ
カルボン酸の反応温度としては80〜300℃が好まし
い。
その誘導体及び必要に応じて用いられるそれ以外のポリ
カルボン酸の反応温度としては80〜300℃が好まし
い。
重合反応は、実質上無水の状態で実施されることが好ま
しい。従って、窒素ガスなどの不活性雰囲気下で行なう
のが望ましい。当然のことながら。
しい。従って、窒素ガスなどの不活性雰囲気下で行なう
のが望ましい。当然のことながら。
得られる粒子状重合体はその反応剤、特に芳香族ポリイ
ソシアネートが水と接触することによって。
ソシアネートが水と接触することによって。
すみやかに不活性な化合物に変質するために、水を分散
媒体として製造することは不可能である。
媒体として製造することは不可能である。
反応は、全ての原料を同時に仕込んでもよいし。
目的に応じて段階的に仕込み9反応を進めてもよい。
本発明において得られる粒子状重合体は反応中又は反応
後に必要に応じてメタノール、n−ブタノール、ベンジ
ルアルコール、ε−カプロラクタム、メチルエチルケト
ンオキシム、アセトアルドキシム、フェノール、クレゾ
ールなどの活性水素を分子内に1個有する適当なブロッ
ク剤を添加反応させて安定化させたシ1分子量を調整し
たシすることができる。
後に必要に応じてメタノール、n−ブタノール、ベンジ
ルアルコール、ε−カプロラクタム、メチルエチルケト
ンオキシム、アセトアルドキシム、フェノール、クレゾ
ールなどの活性水素を分子内に1個有する適当なブロッ
ク剤を添加反応させて安定化させたシ1分子量を調整し
たシすることができる。
反応におけるかくはん方法としては乳化器(ホモミキザ
ー)による高速剪断を伴うかくはん方法。
ー)による高速剪断を伴うかくはん方法。
プロペラ型かくはん器による粒子の機械的切断。
粉砕を伴わないかくはん方法などが用いられる。
乳化器は重合体への反応剤の転換率が余シ高くない領域
で使用することが好ましい。望ましいかくはん方法とし
ては1反応の初期に乳化器によって粒子の小径化を行な
い、その粒子の分散安定性が良好なる重合率付近でプロ
ペラ型かくはん器に代えて、さらに反応を進める方法が
ある。この方法によれば、比較的小粒径で粒度のそろっ
た粒子状重合体を得ることができる。合成系によっては
反応前に乳化器を使用して小粒子化することも可能であ
る。
で使用することが好ましい。望ましいかくはん方法とし
ては1反応の初期に乳化器によって粒子の小径化を行な
い、その粒子の分散安定性が良好なる重合率付近でプロ
ペラ型かくはん器に代えて、さらに反応を進める方法が
ある。この方法によれば、比較的小粒径で粒度のそろっ
た粒子状重合体を得ることができる。合成系によっては
反応前に乳化器を使用して小粒子化することも可能であ
る。
本法において得られる粒子状重合体は、平均粒度が0.
05〜2000μm及びそれ以上の範囲にるる非塊状の
粒子形態で得られる。好ましい平均粒度は0.1〜50
0μm、最も好ましいものは0.5〜100μmである
。
05〜2000μm及びそれ以上の範囲にるる非塊状の
粒子形態で得られる。好ましい平均粒度は0.1〜50
0μm、最も好ましいものは0.5〜100μmである
。
以上のようにして得られた粒子状重合体は更に一般式C
nHz n+t OH(”は1〜4の整数)で表わされ
るアルコールを反応させることによってアルコール変性
ポリアミドイミド樹脂粉末とされる。
nHz n+t OH(”は1〜4の整数)で表わされ
るアルコールを反応させることによってアルコール変性
ポリアミドイミド樹脂粉末とされる。
アルコールとしては沸点やコスト面から考慮するとメタ
ノールが好ましい。
ノールが好ましい。
アルコールの使用量は粒子状重合体の酸無水物基をハー
フェステル化するに充分な量以上であればよい。
フェステル化するに充分な量以上であればよい。
アルコールを反応させる方法としては例えば。
上記の非水有機液体中に分散された粒子状重合体に所定
量のアルコールを添加して反応させてもよいし、濾過又
はデカンテーションによって回収した粒子状重合体に所
定量のアルコールを加えて反応させたシ、多量のアルコ
ールで煮沸してもよい。
量のアルコールを添加して反応させてもよいし、濾過又
はデカンテーションによって回収した粒子状重合体に所
定量のアルコールを加えて反応させたシ、多量のアルコ
ールで煮沸してもよい。
反応温度としては室温から200℃、好ましくは使用す
るアルコールの沸点付近が用いられる。
るアルコールの沸点付近が用いられる。
得られた粒子状重合体をアルコールと反応させずに水洗
するなどの通常の精製法を用いて精製したボリアSトイ
ミド樹脂粉末はエポキシ樹脂と相溶し難い。
するなどの通常の精製法を用いて精製したボリアSトイ
ミド樹脂粉末はエポキシ樹脂と相溶し難い。
又、水にかえでケトン系有機液体9例えばアセトンを用
いて精製したポリアミドイミド樹脂粉末も、エポキシ樹
脂と相溶し難い。
いて精製したポリアミドイミド樹脂粉末も、エポキシ樹
脂と相溶し難い。
しかし、一般式〇nHzn+t OH(nは1〜4の整
数)で表わされるアルコール、例えばメタノールと反応
させて得られるアルコール変性ポリアミドイミド樹脂粉
末とエポキシ樹脂とは相溶する。
数)で表わされるアルコール、例えばメタノールと反応
させて得られるアルコール変性ポリアミドイミド樹脂粉
末とエポキシ樹脂とは相溶する。
アルコール変性ポリアミドイミド樹脂粉末のハーフェス
テル化された末端構造がエポキシ樹脂との相溶性に寄与
していると考えられる。
テル化された末端構造がエポキシ樹脂との相溶性に寄与
していると考えられる。
アルコール変性ポリアミドイミド樹脂粉末の乾燥は減圧
下又は常圧下50〜150℃加熱する通常の方法で行な
われ、特に制限はないが、非水有機液体、ハーフェステ
ル化に用いたアルコールなどが残存しない程度の乾燥は
必要である。しかし。
下又は常圧下50〜150℃加熱する通常の方法で行な
われ、特に制限はないが、非水有機液体、ハーフェステ
ル化に用いたアルコールなどが残存しない程度の乾燥は
必要である。しかし。
10μm以下の平均粒径を持つアルコール変性ポリアミ
ドイミド樹脂は分散体溶液として得られ。
ドイミド樹脂は分散体溶液として得られ。
そのままあるいはエポキシ樹脂等と組み合わせて液状塗
料などに用いることも可能である。
料などに用いることも可能である。
本発明の製造法によって得られるアルコール変性ポリア
ミドイミド樹脂粉末は、エポキシ樹脂と組み合わせて、
有用な熱硬化性樹脂組成物とされる。
ミドイミド樹脂粉末は、エポキシ樹脂と組み合わせて、
有用な熱硬化性樹脂組成物とされる。
エポキシ樹脂には、とくに制限はない。例えばアラルダ
イトGY250,260,280.CY221.230
.CT2O0(以上チバガイギー社製、商品名)、エピ
コート815,828゜1001.1004.1007
(以上シェル化学社製、商品名)、アデカ・レジンEp
−4100゜4900.4340(以上旭電化社製、商
品名)。
イトGY250,260,280.CY221.230
.CT2O0(以上チバガイギー社製、商品名)、エピ
コート815,828゜1001.1004.1007
(以上シェル化学社製、商品名)、アデカ・レジンEp
−4100゜4900.4340(以上旭電化社製、商
品名)。
エピクロン840,850,855,857゜860.
1050(以上犬日本インキ化学社製。
1050(以上犬日本インキ化学社製。
商品名)プリエポーFEB−10、PR−10。
PE−100(以上大日本色材工業社製、商品名)。
AER330B、、331R,334R,337R(以
上旭化成社製、商品名)等のビスフェノール型エポキシ
樹脂かめる。
上旭化成社製、商品名)等のビスフェノール型エポキシ
樹脂かめる。
またECN1235,1273,1280゜ECN12
35(以上チバガイギー社製、商品名)。
35(以上チバガイギー社製、商品名)。
ESC−N−220(以上住友化学社製、商品名)。
N−730,N−770,N−66,0,N−670(
以上大日本インキ化学社製、商品名)、PE2010、
PE2020 (以上大日本色材工業社製、商品名)、
DEN−438,DEN−439(以上ダウケミカル社
製、商品名)、EOCN−102,103,104(以
上日本化薬社製、商品名)等のノボラック型エポキシ樹
脂、CY175゜177.179(以上チバガイギー社
製、商品名)。
以上大日本インキ化学社製、商品名)、PE2010、
PE2020 (以上大日本色材工業社製、商品名)、
DEN−438,DEN−439(以上ダウケミカル社
製、商品名)、EOCN−102,103,104(以
上日本化薬社製、商品名)等のノボラック型エポキシ樹
脂、CY175゜177.179(以上チバガイギー社
製、商品名)。
ERL−4206,4221(以上UCC社製。
商品名)等の環状脂肪族型エポキシ樹脂、CY350、
XB2615(以上チバガイギー社製。
XB2615(以上チバガイギー社製。
商品名)、TEPIC(以上日量化学社製、商品名)等
のへテロサイクリック型エポキシ樹脂などが用いられる
。得られる耐熱性樹脂組成物の耐熱性を考えると1分子
中に少なくとも2個のエポキシ基を有するエポキシ樹脂
を用いることが好ましい。耐熱性などを考慮するとビス
フェノール型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂
及びヘテロサイクリック型エポキシ樹脂が好ましく、更
に経済性などを考慮するとビスフェノール型エポキシ樹
脂が最も好ましい。
のへテロサイクリック型エポキシ樹脂などが用いられる
。得られる耐熱性樹脂組成物の耐熱性を考えると1分子
中に少なくとも2個のエポキシ基を有するエポキシ樹脂
を用いることが好ましい。耐熱性などを考慮するとビス
フェノール型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂
及びヘテロサイクリック型エポキシ樹脂が好ましく、更
に経済性などを考慮するとビスフェノール型エポキシ樹
脂が最も好ましい。
アルコール変性ポリアミドイミド樹脂粉末とエポキシ樹
脂の配合量は、目的に応じて任意に決められる。耐熱性
を考慮すると、アルコール変性ポリアミドイミド樹脂粉
末の末端基であるカルボキシル基又はそれから誘導され
た基とエポキシ樹脂のエポキシ基とが当量となる割合が
好ましい。
脂の配合量は、目的に応じて任意に決められる。耐熱性
を考慮すると、アルコール変性ポリアミドイミド樹脂粉
末の末端基であるカルボキシル基又はそれから誘導され
た基とエポキシ樹脂のエポキシ基とが当量となる割合が
好ましい。
本発明の製造法によって得られるアルコール変性ポリア
ミドイミド樹脂をエポキシ樹脂と組み合わせて耐熱性樹
脂組成物とする際に必要に応じて硬化助剤(触媒)を用
いるととができるが、硬化助剤(触媒)としては1例え
ばトリメチルアミン。
ミドイミド樹脂をエポキシ樹脂と組み合わせて耐熱性樹
脂組成物とする際に必要に応じて硬化助剤(触媒)を用
いるととができるが、硬化助剤(触媒)としては1例え
ばトリメチルアミン。
トリエチルアミン、トリエチレンシアミン、N。
N−ジエチルアニリン、N、N−ジメチルアニリン、ト
リス(ジメチルアミンメチル)フェノール。
リス(ジメチルアミンメチル)フェノール。
N−メチルモルホリン、N−エチルモルホリン。
1.8−ジアザ−ビシクロ(5,4,0)ウンデセン−
7(又はこの有機酸塩)等の三級アミン類、セチルトリ
メチルアンモニウムブロマイド、ドデシルトリメチルア
ンモニウムアイオダイト、ベンジルジメチルテトラデシ
ルアンモニウムアセテート等の第四級アンモニウム塩、
さらに2−メチルイミダゾール、2−エチルイミダゾー
ル、2−メ、チルー4−エチルイミダゾール、1−シア
ンエチル−2−メチルイミダゾール、1−シアンエチル
−2−フェニルイミダゾール、1−アジン−2−メチル
イミダゾール等のイミダゾール化合物などが用いられる
。硬化助剤の使用量はエポキシ樹脂に対して0.1〜1
0重合チ、好ましくは0.5〜5重量%の範囲とされる
。
7(又はこの有機酸塩)等の三級アミン類、セチルトリ
メチルアンモニウムブロマイド、ドデシルトリメチルア
ンモニウムアイオダイト、ベンジルジメチルテトラデシ
ルアンモニウムアセテート等の第四級アンモニウム塩、
さらに2−メチルイミダゾール、2−エチルイミダゾー
ル、2−メ、チルー4−エチルイミダゾール、1−シア
ンエチル−2−メチルイミダゾール、1−シアンエチル
−2−フェニルイミダゾール、1−アジン−2−メチル
イミダゾール等のイミダゾール化合物などが用いられる
。硬化助剤の使用量はエポキシ樹脂に対して0.1〜1
0重合チ、好ましくは0.5〜5重量%の範囲とされる
。
本発明によって得られるアルコール変性ポリアミドイミ
ド樹脂粉末は、エポキシ樹脂、エポキシ樹脂硬化剤及び
硬化助剤を加えて耐熱性樹脂組成物とすることができる
。
ド樹脂粉末は、エポキシ樹脂、エポキシ樹脂硬化剤及び
硬化助剤を加えて耐熱性樹脂組成物とすることができる
。
エポキシ樹脂硬化剤としては酸無水物硬化剤及びアミン
系硬化剤が使用される。
系硬化剤が使用される。
酸無水物硬化剤としては1例えば、無水ドデセニルコハ
ク酸、無水フタル酸、無水へキサヒドロフタル酸、無水
メチルナジック酸、無水水添加メチルナジック酸、無水
ピロメリット酸、無水マレイン酸、無水クロレンド酸、
無水ベンゾフェノンテトラカルポン酸、メチルテトラヒ
ドロ無水フタル酸、無水テトラハイドロフタル酸、無水
メチルヘキサハイドロフタル酸、無水トリメリット酸。
ク酸、無水フタル酸、無水へキサヒドロフタル酸、無水
メチルナジック酸、無水水添加メチルナジック酸、無水
ピロメリット酸、無水マレイン酸、無水クロレンド酸、
無水ベンゾフェノンテトラカルポン酸、メチルテトラヒ
ドロ無水フタル酸、無水テトラハイドロフタル酸、無水
メチルヘキサハイドロフタル酸、無水トリメリット酸。
テトラブロム無水フタル酸などがらるが価格、物性9作
業性、耐熱性等を考慮するとメチルテトラヒドロ無水フ
タル酸が好ましい。
業性、耐熱性等を考慮するとメチルテトラヒドロ無水フ
タル酸が好ましい。
アミン系硬化剤としては1例えば、ヘキサメチレンジア
ミン、ジエチレントリアミン、ジアミノジフェニルメタ
ン、ジアミノジフェニルスルホンなどがあるが貯蔵安定
性等を考慮すると、好ましくはジアミノジフェニルスル
ホンが用いられる。
ミン、ジエチレントリアミン、ジアミノジフェニルメタ
ン、ジアミノジフェニルスルホンなどがあるが貯蔵安定
性等を考慮すると、好ましくはジアミノジフェニルスル
ホンが用いられる。
第二の発明になる耐熱性樹脂組成物を用いて注型法で成
形する場合にはコスト、耐熱性9作業性(流れ性)を考
慮すると、エポキシ樹脂100重量部に対して、アルコ
ール変性ポリアミドイミド樹脂粉末を50〜300重量
部、酸無水物硬化剤を20〜150重量部、特に20〜
100重量部用いることが好ましい。
形する場合にはコスト、耐熱性9作業性(流れ性)を考
慮すると、エポキシ樹脂100重量部に対して、アルコ
ール変性ポリアミドイミド樹脂粉末を50〜300重量
部、酸無水物硬化剤を20〜150重量部、特に20〜
100重量部用いることが好ましい。
またアミン系硬化剤を使用する場合には、エポキシ樹脂
100重量部に対してアルコール変性ポリアミドイミド
樹脂粉末を50〜300重景部、アミン系硬化剤を1〜
100重量部、特に5〜50重量部用いることが好まし
い。
100重量部に対してアルコール変性ポリアミドイミド
樹脂粉末を50〜300重景部、アミン系硬化剤を1〜
100重量部、特に5〜50重量部用いることが好まし
い。
硬化助剤はエポキシ樹脂に対して、0.1〜10重量%
、好ましくは0.5〜5重量%の範囲で用いられる。
、好ましくは0.5〜5重量%の範囲で用いられる。
耐熱性樹脂組成物とする際に、必要に応じて。
充てん剤、ガラス繊維、炭素繊維等の強化材などを含ん
でもよい。
でもよい。
充てん剤としては1例えば溶融石英粉末、ヒユーズレッ
クスRD−8(以上、無疵社製商品名)。
クスRD−8(以上、無疵社製商品名)。
ガラス繊維としては1例えばFESS−005゜FES
S−010、FESS−015(以上、富士ファイバー
グラス社製商品名)、炭素繊維としては9例えばTa2
O,T500(以上、東し社商品名)を0.1 mm〜
1mm程度に切断したものなどが使用される。
S−010、FESS−015(以上、富士ファイバー
グラス社製商品名)、炭素繊維としては9例えばTa2
O,T500(以上、東し社商品名)を0.1 mm〜
1mm程度に切断したものなどが使用される。
(発明の効果)
本発明によってエポキシ樹脂との相溶性に優れたアルコ
ール変性ポリアミドイミド樹脂粉末が提供される。
ール変性ポリアミドイミド樹脂粉末が提供される。
本発明によって得られるアルコール変性ポリアミドイミ
ド樹脂粉末によって、耐熱シート、耐熱積層材料、耐熱
モールド品、耐熱接着剤、耐熱複合材料、耐熱摺動材料
、耐熱封止材料、耐熱液状塗料、耐熱粉体塗料などの広
範囲な用途に適用することができる耐熱性樹脂組成物を
得ることができる。
ド樹脂粉末によって、耐熱シート、耐熱積層材料、耐熱
モールド品、耐熱接着剤、耐熱複合材料、耐熱摺動材料
、耐熱封止材料、耐熱液状塗料、耐熱粉体塗料などの広
範囲な用途に適用することができる耐熱性樹脂組成物を
得ることができる。
(実施例)
以下9本発明を比較例、実施例によシ具体的に説明する
。
。
実施例
(I)アルコール変性ポリアミドイミド樹脂粉末の合成
(I)分散安定剤の合成
温度計、かきまぜ機9球管冷却器をつけた四つ目フラス
コに、ラウリルメタクリレートa41g。
コに、ラウリルメタクリレートa41g。
メタクリル酸−2−ヒドロキシエチル379及びl5O
PAR−H(エッソスタンダード石油社製脂肪族炭化水
素、商品名)11149を入れ、100℃に昇温した。
PAR−H(エッソスタンダード石油社製脂肪族炭化水
素、商品名)11149を入れ、100℃に昇温した。
窒素ガスを通しながら、あらかじめ調製したラウリルメ
タクリレート6419゜メタクリル酸−2−ヒドロキシ
エチル1479゜過酸化ベンゾイルペースト(過酸化ベ
ンゾイルの含分50重it%)14gの混合物をかくは
んしながら2時間かけて滴下した。引き続き同温度に保
温し、l5OPAR−H3009を滴下後140℃に昇
温し、同温度で2時間反応させた。この分散安定剤溶液
は170℃で30分間焼付けした時の不揮発分が40.
7重量%でアシ、分散安定剤の数平均分子量は70,0
00(ポリスチレン換算値)でめった。
タクリレート6419゜メタクリル酸−2−ヒドロキシ
エチル1479゜過酸化ベンゾイルペースト(過酸化ベ
ンゾイルの含分50重it%)14gの混合物をかくは
んしながら2時間かけて滴下した。引き続き同温度に保
温し、l5OPAR−H3009を滴下後140℃に昇
温し、同温度で2時間反応させた。この分散安定剤溶液
は170℃で30分間焼付けした時の不揮発分が40.
7重量%でアシ、分散安定剤の数平均分子量は70,0
00(ポリスチレン換算値)でめった。
(I1)アルコール変性ポリアミドイミド樹脂粉末の製
造 温度計、かきまぜ機9球管冷却器をつけた四つロフラス
コに窒素ガスを通しながら、4.4’−ジフェニルメタ
ンジイソシアネート759 、 (I1で得た分散安定
剤溶液(不揮発分40.7重量%)2.79゜l5OP
AR−H1209及びトリメリット酸無水物729を入
れかくはんしながら140.℃に昇温した。この状態で
これらの混合物は均−液となった。同温度で1時間保温
後、170℃に昇温しで3時間反応を進めた。l5OP
AR−H中に分散した黄色の粒子状重合体を得たのでこ
れをr過によって回収し、メタノール500gを加えて
煮沸し。
造 温度計、かきまぜ機9球管冷却器をつけた四つロフラス
コに窒素ガスを通しながら、4.4’−ジフェニルメタ
ンジイソシアネート759 、 (I1で得た分散安定
剤溶液(不揮発分40.7重量%)2.79゜l5OP
AR−H1209及びトリメリット酸無水物729を入
れかくはんしながら140.℃に昇温した。この状態で
これらの混合物は均−液となった。同温度で1時間保温
後、170℃に昇温しで3時間反応を進めた。l5OP
AR−H中に分散した黄色の粒子状重合体を得たのでこ
れをr過によって回収し、メタノール500gを加えて
煮沸し。
アルコール変性ポリアミドイミド樹脂粉末とした後、濾
過し減圧下60℃で5時間乾燥した。このアルコール変
性ポリアミドイミド樹脂粉末の還元粘度(濃度:0.5
9/cl/、溶媒ニジメチルホルムアミド、温度:30
℃、以下同じ)は0.11であシ、赤外吸収スペクトル
測定の結果、 1780cm−’にイミド結合、165
0cm−1,1540cm−’にアミド結合の吸収が認
められた。このアルコール変性ポリアミドイミド樹脂粉
末の主粒子径は約10〜80μmでめった。
過し減圧下60℃で5時間乾燥した。このアルコール変
性ポリアミドイミド樹脂粉末の還元粘度(濃度:0.5
9/cl/、溶媒ニジメチルホルムアミド、温度:30
℃、以下同じ)は0.11であシ、赤外吸収スペクトル
測定の結果、 1780cm−’にイミド結合、165
0cm−1,1540cm−’にアミド結合の吸収が認
められた。このアルコール変性ポリアミドイミド樹脂粉
末の主粒子径は約10〜80μmでめった。
参考例1 耐熱性樹脂組成物の調製
実施例1(I)(I1)で得たアルコール変性ポリアミ
ドイミドmBW粉末20g、ビスフェノール型エポキシ
樹脂、エピコート828(シェル化学社製、商品名)3
0g及び硬化助剤として2PZ−CN(四国化成社M、
1−シアノエチル−2−フェニルイミダゾール)0.3
9を配合し130℃の乾燥−30= 機に10分間放置した後よく混合して耐熱性樹脂組成物
を得た。この組成物を180℃に昇温した熱板(JIS
C2104ゲルタイム測定機)上に0.5gのせかく
はんした。
ドイミドmBW粉末20g、ビスフェノール型エポキシ
樹脂、エピコート828(シェル化学社製、商品名)3
0g及び硬化助剤として2PZ−CN(四国化成社M、
1−シアノエチル−2−フェニルイミダゾール)0.3
9を配合し130℃の乾燥−30= 機に10分間放置した後よく混合して耐熱性樹脂組成物
を得た。この組成物を180℃に昇温した熱板(JIS
C2104ゲルタイム測定機)上に0.5gのせかく
はんした。
その結果エピコート828中にアルコール変性ポリアミ
ドイミド樹脂粉末が均一に相溶し組成物は流動性を示し
た。
ドイミド樹脂粉末が均一に相溶し組成物は流動性を示し
た。
参考例2
実施例1 ftX1llで得たアルコール変性ポリアミ
ドイミド樹脂粉末20g、ノボラック型エポキシ樹脂D
EN−438209及び2PZ−CN 0.29を13
0℃の乾燥機に10分間放置した後よく混合して耐熱性
樹脂組成物を得た。この組成物を180℃に昇温した熱
板上に0.5gのせかくはんした。
ドイミド樹脂粉末20g、ノボラック型エポキシ樹脂D
EN−438209及び2PZ−CN 0.29を13
0℃の乾燥機に10分間放置した後よく混合して耐熱性
樹脂組成物を得た。この組成物を180℃に昇温した熱
板上に0.5gのせかくはんした。
その結果DEN−438中にアルコール変性ポリアミド
イミド樹脂粉末が均一に相溶し組成物は流動性を示した
。
イミド樹脂粉末が均一に相溶し組成物は流動性を示した
。
参考例3
実施例1(x)(li)で得たアルコール変性ポリアミ
ドイミド樹脂粉末50g、ヘテロサイクリック型エポキ
シ樹脂TEPIC(日量化学社製、商品名)sog及び
2PZ−CN0.59をよく混合し、耐熱性樹脂組成物
を得た。この組成物を180℃に昇温した熱板上にo、
sgのせかくはんした。その結果TEPIC中にアルコ
ール変性ポリアミドイミド樹脂粉末が均一に相溶し9組
成物は流動性を示した。
ドイミド樹脂粉末50g、ヘテロサイクリック型エポキ
シ樹脂TEPIC(日量化学社製、商品名)sog及び
2PZ−CN0.59をよく混合し、耐熱性樹脂組成物
を得た。この組成物を180℃に昇温した熱板上にo、
sgのせかくはんした。その結果TEPIC中にアルコ
ール変性ポリアミドイミド樹脂粉末が均一に相溶し9組
成物は流動性を示した。
更に同配合の組成物についてトランスファー成形機を用
い、金型温度175℃、成形時間4分。
い、金型温度175℃、成形時間4分。
注入圧力30 kg/cm” 、型圧100kg/cm
2として成形し、硬化炉で200°CIO時間硬化させ
、 HDT(熱変形温度)試験片を作成した。硬化物の
外観を観察したところ良好であった。次いでASTM(
D648)に準じ、HD’l’を測定したところ200
℃以上でめった。
2として成形し、硬化炉で200°CIO時間硬化させ
、 HDT(熱変形温度)試験片を作成した。硬化物の
外観を観察したところ良好であった。次いでASTM(
D648)に準じ、HD’l’を測定したところ200
℃以上でめった。
参考例4
実施例1F1)fil)で得たアルコール変性ポリアミ
ドイミド樹脂粉末8g、エピコート828 109及び
2PZ−CN O,059を配合し130℃の乾燥機に
1時間放置した後、酸無水物硬化剤HN−2200(日
立化成社製、商品名)4.29を配合し、よく混合して
耐熱性樹脂組成物を得た。この組成物を140℃に昇温
した熱板上に0.5gのせかくはんした。
ドイミド樹脂粉末8g、エピコート828 109及び
2PZ−CN O,059を配合し130℃の乾燥機に
1時間放置した後、酸無水物硬化剤HN−2200(日
立化成社製、商品名)4.29を配合し、よく混合して
耐熱性樹脂組成物を得た。この組成物を140℃に昇温
した熱板上に0.5gのせかくはんした。
その結果エピコート828.アルコール変性ポリアミド
イミド樹脂粉末及ばHN−2200が均一に相溶し組成
物は良好な流動性を示した。
イミド樹脂粉末及ばHN−2200が均一に相溶し組成
物は良好な流動性を示した。
参考例5
実m例1 ftX1llで得たアルコール変性ポリアミ
ドイミド樹脂粉末40g、エピコート828 209、
ジアミノジフェニルエーテル3G+ 2PZ−CN0.
19及びアセトン100gをよく混合した後、減圧乾固
でアセトンを除き耐熱性樹脂組成物を得た。更に同組成
物を圧縮成形機を用い、成形温度180℃、全型内放置
時間1公、成形圧力150 kg/cm” +成形時間
4分として成形し、硬化炉で200℃10時間硬化させ
、HDT試験片を作成した。硬化物の外観を観察したと
ころ良好でめった。次いで実施例3と同様にHDTを測
定したところ200℃以上であった。
ドイミド樹脂粉末40g、エピコート828 209、
ジアミノジフェニルエーテル3G+ 2PZ−CN0.
19及びアセトン100gをよく混合した後、減圧乾固
でアセトンを除き耐熱性樹脂組成物を得た。更に同組成
物を圧縮成形機を用い、成形温度180℃、全型内放置
時間1公、成形圧力150 kg/cm” +成形時間
4分として成形し、硬化炉で200℃10時間硬化させ
、HDT試験片を作成した。硬化物の外観を観察したと
ころ良好でめった。次いで実施例3と同様にHDTを測
定したところ200℃以上であった。
比較例I
HN−2200169,エピコート828209及び2
PZ−CN0.1gを均一に混合し樹脂組成物を得た。
PZ−CN0.1gを均一に混合し樹脂組成物を得た。
比較例2
実施例1 (I1+i1+と同様にしてl5OPAR−
H中に分散した黄色の粒子状重合体を得、メタノールの
かわりに水で煮沸後、乾燥してポリアミドイミド樹脂粉
末を得た。このポリアミドイミド樹脂粉末の還元粘度は
0.12であり、赤外吸収スペクトル測定の結果178
0cn+”にイミド結合、1650cIn−’ 、 1
540 cm−’にアミド結合の吸収が認められ、主粒
子径は約10〜80μmであった。このポリアミドイミ
ド樹脂粉末20g、エピコート828 aog及び2
PZ−CN0.3gを配合し。
H中に分散した黄色の粒子状重合体を得、メタノールの
かわりに水で煮沸後、乾燥してポリアミドイミド樹脂粉
末を得た。このポリアミドイミド樹脂粉末の還元粘度は
0.12であり、赤外吸収スペクトル測定の結果178
0cn+”にイミド結合、1650cIn−’ 、 1
540 cm−’にアミド結合の吸収が認められ、主粒
子径は約10〜80μmであった。このポリアミドイミ
ド樹脂粉末20g、エピコート828 aog及び2
PZ−CN0.3gを配合し。
130℃の乾燥機に10分間放置した後よく混合して樹
脂組成物を得た。この組成物を180℃に昇温した熱板
上に0.59のせかくはんしたが9エピコート828と
ポリアミドイミド樹脂粉末は相溶しなかった。
脂組成物を得た。この組成物を180℃に昇温した熱板
上に0.59のせかくはんしたが9エピコート828と
ポリアミドイミド樹脂粉末は相溶しなかった。
比較例3
実施例1hllllと同様にl5OPAR−H中に分散
した黄色の粒子状重合体を得、メタノールのかわりにア
セトンで煮沸後、乾燥してポリアミドイミド樹脂粉末を
得た。このポリアミドイミド樹脂粉末の還元粘度は0.
12であり。赤外吸収スペクトル測定の結果1780c
m””にイミド結合、1650cm−’ 、 1540
cm−’にアミド結合の吸収が認められ、主粒子径は
約10〜80μmでめった。このポリアミドイミド樹脂
粉末20g、エピコート828 aog及び2PZ−
CN0.39を配合し。
した黄色の粒子状重合体を得、メタノールのかわりにア
セトンで煮沸後、乾燥してポリアミドイミド樹脂粉末を
得た。このポリアミドイミド樹脂粉末の還元粘度は0.
12であり。赤外吸収スペクトル測定の結果1780c
m””にイミド結合、1650cm−’ 、 1540
cm−’にアミド結合の吸収が認められ、主粒子径は
約10〜80μmでめった。このポリアミドイミド樹脂
粉末20g、エピコート828 aog及び2PZ−
CN0.39を配合し。
130℃の乾燥機に10分間放置した後よく混合して樹
脂組成物を得た。この組成物を180℃に昇温した熱板
上に0.59のせかくはんしたが、エピコート828と
ポリアミドイミド樹脂粉末は相溶しなかった。
脂組成物を得た。この組成物を180℃に昇温した熱板
上に0.59のせかくはんしたが、エピコート828と
ポリアミドイミド樹脂粉末は相溶しなかった。
以上のようにして得られた実施例1,2.4の耐熱性樹
脂組成物と比較例1の樹脂組成物を120℃で10分間
減圧下で脱泡後、注型法で130℃で3時間、160℃
で5時間及び200℃で10時間硬化させ、HDT試験
片を作り、硬化物の外観を観察し、実施例3と同様にH
DTを測定した。
脂組成物と比較例1の樹脂組成物を120℃で10分間
減圧下で脱泡後、注型法で130℃で3時間、160℃
で5時間及び200℃で10時間硬化させ、HDT試験
片を作り、硬化物の外観を観察し、実施例3と同様にH
DTを測定した。
実施例3及び5の結果とあわせて表1にまとめた。
表1 耐熱性樹脂組成物の硬化物評価結果0外観はHD
T試験片を目視で判定した。
T試験片を目視で判定した。
0HDTはAsTMに準じ測定した(D648)。
上記の結果から本発明の製造法によって得られるアルコ
ール変性ボリアSトイミド樹脂粉末によって、比較例の
ものに比べて均一に混合し、耐熱性が著しく向上してい
る樹脂組成物が得られることが示される。
ール変性ボリアSトイミド樹脂粉末によって、比較例の
ものに比べて均一に混合し、耐熱性が著しく向上してい
る樹脂組成物が得られることが示される。
Claims (1)
- 1、生成する粒子状重合体に対して不溶性である非水有
機液体及び非水有機液体に可溶な分散安定剤の存在下で
、ポリイソシアネート( I )とトリカルボン酸無水物
及び/又はその誘導体(ii)とを(i)/(ii)が
0.5〜1.0(当量比)となる割合で還元粘度が0.
3以下となるように反応させて非水有機液体中に分散さ
れた粒子状重合体とし、更に一般式CnH_2n_+_
1OH(nは1〜4の整数)で表わされるアルコール(
iii)を反応させることを特徴とするアルコール変性
ポリアミドイミド樹脂粉末の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59138599A JPS6116918A (ja) | 1984-07-04 | 1984-07-04 | アルコ−ル変性ポリアミドイミド樹脂粉末の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59138599A JPS6116918A (ja) | 1984-07-04 | 1984-07-04 | アルコ−ル変性ポリアミドイミド樹脂粉末の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6116918A true JPS6116918A (ja) | 1986-01-24 |
Family
ID=15225854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59138599A Pending JPS6116918A (ja) | 1984-07-04 | 1984-07-04 | アルコ−ル変性ポリアミドイミド樹脂粉末の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6116918A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6443519A (en) * | 1987-08-11 | 1989-02-15 | Mitsui Toatsu Chemicals | Production of heat-resistant polymer |
DE10245545A1 (de) * | 2002-09-30 | 2004-04-08 | Gkss-Forschungszentrum Geesthacht Gmbh | Polyimid-Mikropartikel |
US8404278B2 (en) | 2002-09-30 | 2013-03-26 | Helmholtz-Zentrum Geesthacht Zentrum fur Material und Kusten forschung GmbH | Polyimide microparticles |
WO2013065714A1 (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-10 | 東洋紡株式会社 | 圧縮成形用ポリアミドイミド樹脂組成物 |
-
1984
- 1984-07-04 JP JP59138599A patent/JPS6116918A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6443519A (en) * | 1987-08-11 | 1989-02-15 | Mitsui Toatsu Chemicals | Production of heat-resistant polymer |
DE10245545A1 (de) * | 2002-09-30 | 2004-04-08 | Gkss-Forschungszentrum Geesthacht Gmbh | Polyimid-Mikropartikel |
DE10245545B4 (de) * | 2002-09-30 | 2008-09-18 | Gkss-Forschungszentrum Geesthacht Gmbh | Verwendung einer Funktionalisierungslösung zur Herstellung von Polyimid-Mikropartikeln |
US8404278B2 (en) | 2002-09-30 | 2013-03-26 | Helmholtz-Zentrum Geesthacht Zentrum fur Material und Kusten forschung GmbH | Polyimide microparticles |
WO2013065714A1 (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-10 | 東洋紡株式会社 | 圧縮成形用ポリアミドイミド樹脂組成物 |
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