JPS61167718A - 軸受材および軸受材の製造方法 - Google Patents

軸受材および軸受材の製造方法

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JPS61167718A
JPS61167718A JP949285A JP949285A JPS61167718A JP S61167718 A JPS61167718 A JP S61167718A JP 949285 A JP949285 A JP 949285A JP 949285 A JP949285 A JP 949285A JP S61167718 A JPS61167718 A JP S61167718A
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JP
Japan
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bearing material
ceramic
shaft
material layer
ceramics
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JP949285A
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English (en)
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Akira Ariga
有賀 昭
Yoshitaro Yoshida
嘉太郎 吉田
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EGURO TEKKOSHO KK
Original Assignee
EGURO TEKKOSHO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は工作機械等の軸受材に係り、特に軸支部及び回
転軸をセラミックで形成した工作機械等の軸受材に係る
〔従来の技術〕
従来、セラミックはもろいという概念があったが、近年
、その素材1組成、焼結方法等の開発改良が著しく進歩
して従来のセラミックに見られなかった物性を有するよ
うになって来ている。これらのセラミックのもつ特性を
生かして諸機械の部材を製作しようとする傾向が見られ
るようになった。特にセラミックのもつ耐摩耗性、耐熱
性、耐熱膨張性、耐薬品性を利用して工作機械等の軸支
部9回転軸等をセラミックで形成することが考えられる
が、セラミックは硬度が高いということが逆に加工性が
悪いという欠点となっており、例えば第3図に示すよう
に、精密工作機の主軸台5をセラミックで形成し、軸支
部6の軸支孔7にセラミックの軸受材1を嵌合させ、該
軸受材lにセラミックの回転軸8を軸支させる場合、軸
支部6゜軸受材19回転軸8ともにセラミックなので、
芯合わせ、同軸度を高めることが極めて困難である。
〔発明が解消しようとする問題点〕
すなわち、セラミックはダイヤモンドを使用した研削、
研摩しか加工手段がなく、セラミックの工作機械への応
用技術が未開発であるため、加工機の問題、加工技術の
問題等幾多の難点がある。
その点はさておいて、セラミックの回転軸8をセラミッ
クの軸受材1で軸支回転させた場合、その滑り面におい
て貼りつき状態が発生し、滑り面に焼きつき、カジリ現
象が発生する場合が実験の結果確認され、実用化に対し
て大きな問題があることが判明した。
この原因を各方向から検討してみると、次のことが判っ
た。すなわち、 (11セラミック軸受材の滑り面とセラミック回転軸の
滑り面とが鏡面仕上げにした場合、両滑り面は密着しす
ぎて遊びがないため、潤滑油が円滑に供給されず貼りつ
き現象を生じる。
(2)  滑り面を鏡面仕上げしない場合には、セラミ
ックは粒子の微細なものを選択して製作しても、乾燥時
、焼成時に気泡孔が発生、或いは粒子の浮き立ち等が生
じる。従って表面は拡大すると7バタ面に等しく不規則
な凹凸面となっていて、軸受材と回転軸が同硬度で、し
かも高い硬度を有しているので、凹凸面が引っかかり合
って、カジリ現象が生じる難があり、セラミックの硬度
が高い故に逆に精度が落ちることになる。
(3)  これらの難点を解消するためにセラミック軸
受材の滑り面にセラミックより硬度の低い軸振材層を形
成することによって、芯出し間怠性確保と貼りつき現象
、カジリ現象回避を試みたところ、良好な効果を保持す
ることができたが、軸振材層は金属であるために、セラ
ミックとの接着性が悪く、抜は出し現象が生じることも
あることが判明した。
〔問題点を解消するための手段〕
本発明は上記問題点を解消し、貼りつき現象が起らず、
芯出し加工性にすぐれ、かっ軸振材層の抜出し現象が起
きないセラミック製の軸受材を提供することを目的とし
て発明したものであり、具体的手段としては、ファイン
セラミック製回転軸を軸支する軸受材をファインセラミ
ックで形成し、その滑り面に適宜凹窪部を成形して、該
凹窪部の形成された滑り面を被覆するよう、セラミック
より硬度の低い軸振材層を被着一体に形成して成ること
を特徴とする工作機械等の軸受材として構成した。
また、軸受材をファインセラミックで形成し、その軸孔
周面に適宜凹窪部を形成すると共に、該軸孔にセラミッ
クより硬度の低い軸振材層を被着一体に形成し、しかる
後、該摺材層軸孔周面を研削により芯出し加工をするこ
とを特徴とする軸受材の製造方法として構成した。
〔作 用〕
上記構成により成る本発明によれば、軸受材をファイン
セラミックで形成、焼成してからその軸孔周面に例えば
環状、螺旋状、斜行状、凹穴状等適宜の凹窪部をダイヤ
モンド研削によって形成し、しかる後にその軸孔にセラ
ミックより硬度の低い例えば通常鋼の軸振材層を、環体
の圧入、焼付。
接着、溶着、メッキ電着等の方法により形成し、芯出し
加工をするものであるから、軸振材層がセラミンクの軸
受材から抜出すようなことはなく、かつ芯出し加工が極
めて容易となり、セラミックの回動軸を軸支して高速回
転させても、セラミック軸受材はその滑り面がセラミッ
クより軟質の軸振材層で形成されているため、一時的に
無理な力が生じてもその軸振材層が摩耗変移形してしま
い、セラミック同士のような貼りつき現象が生じない効
果がある。
軸振材層は極薄のものとすれば、熱変化があっても全体
に及ぼす影響は極めて小さいからセラミックを用いた高
精度の保持ができる特長がある。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は軸受材の斜視図、第2図は第1図におけるA−
A ’断面図である。
軸受材1はファインセラミックで管状に形成され基端外
周縁部にフランジ1aが突設しである。
この軸受材1の回転軸との滑り面は軸孔2と基端面1b
であり、軸孔2には軸孔周面に沿った環状の凹窪部3.
3・・・が刻設されている。この凹窪部3・・・の深さ
はミクロン単位の浅いものであってもよい。すなわち、
この凹窪部3の形成目的は後記する軸振材層の軸線方向
への抜は出しを防止するためのものである。従って軸振
材層の厚さを薄くするときは浅いものでよく、また成程
度厚さが厚いときは深いものとする。
前記軸受材1の軸孔2を含む滑り面2.lbにチタン系
合金又は銅合金より成る、セラミックより硬度の低い軸
振材層4を被着一体に形成しである。
前記軸振材層4は、あらかじめフランジ付管状体を形成
し、その外周面に金属粉体を塗布してセラミック軸受材
1の軸孔2に圧入し、加熱して金属粉体を熔融して接着
一体とし、内面仕上をしたものである。
前記軸振材層4は圧入形成する場合には1f1前後の厚
さのものとしておき、圧入して一体に形成後、その軸孔
4aを研削により内面加工をして厚さ0.1〜0.5f
1前後の適宜厚さに調整し、第3図に示すような例えば
主軸台5の軸支部6に嵌装し、その軸孔4aに対して芯
出し加工を実施する。
上記構成の本実施例によれば、 (イ)軸受材1の軸孔2周面に凹窪部3・・・を形成し
たので、軸振材層4の抜出しが防止される。
([I)軸孔2周面に軸振材層4を被着形成したので、
軸受材とセラミック回転軸との貼り付き現象、カジリ現
象が生じることがない。
(ハ)軸孔2周面にセラミックより硬度の低い軸振材層
4を形成したので芯出し加工が楽になった。
本発明は前記構成に限定されるものではない。
例えば軸受材lはセラミックの組成分の異なる二種の2
層状にする。すなわち、外管を通常セラミックで形成し
、内管を導電性セラミックで形成し、内管の軸孔周面に
凹窪部を形成し、その軸孔に電気メッキ(電着法、電鋳
法)によって金属の軸振材層を形成することができる。
前記導電性セラミックにおいて、金属の含有比が多く、
軸支するセラミック回転軸よりも硬度が      )
顕著に低い場合にはこれを軸振材層として利用すること
ができる。
〔効 果〕
本発明は前記したように (イ)軸受材の軸孔から軸振材層の抜出しが防止される
効果がある。
(ロ)軸振材層はセラミック回転軸より硬度が低いので
、高速回転時における貼り付現象、カジリ現象をなくす
ことができる効果がある。
(ハ)軸振材層は加工性にすぐれているので芯出し加工
が通常工具で実施することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る軸受材の斜視図、第2図は第1図
のA−A ’断面図、第3図は旋盤の主軸部分断面図。 1・・・軸受材   1a・・・フランジ部1b・・・
基端面  2・・・軸 孔 3・・・凹窪部   4・・・軸振材層4a・・・軸 
孔  5・・・主軸台 6・・・軸支部   7・・・軸支孔 8・・・回転軸 第1図 第2図 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セラミック製回転軸を軸支する軸受材をファイン
    セラミックで形成し、その滑り面に適宜凹窪部を形成し
    て、該凹窪部の形成された滑り面を被覆するよう、セラ
    ミックより硬度の低い軸摺材層を被着一体に形成して成
    ることを特徴とする工作機械等の軸受材。
  2. (2)軸受材をファインセラミックで形成し、その軸孔
    周面に適宜凹窪部を形成すると共に該軸孔にセラミック
    より硬度の低い軸摺材層を被着一体に形成し、しかる後
    該軸摺材層軸孔周面に研削による芯出し加工することを
    特徴とする軸受材の製造方法。
JP949285A 1985-01-22 1985-01-22 軸受材および軸受材の製造方法 Pending JPS61167718A (ja)

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