JPS6116759Y2 - - Google Patents

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JPS6116759Y2
JPS6116759Y2 JP12074578U JP12074578U JPS6116759Y2 JP S6116759 Y2 JPS6116759 Y2 JP S6116759Y2 JP 12074578 U JP12074578 U JP 12074578U JP 12074578 U JP12074578 U JP 12074578U JP S6116759 Y2 JPS6116759 Y2 JP S6116759Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気かみそり又は電気歯刷子等の充電
式電池機器に関する。
この種機器の内蔵電池は一般に準定電圧充電法
にて充電される。この準定電圧充電法は一般に降
圧トランス、整流ダイオード及び限流抵抗で構成
されるが、降圧トランスは空間容積が大きく、電
気かみそり等の機器ケースに組込み難い欠点があ
り、この降圧トランスを省略すべく商用電源の整
流出力にて作動するインバータを用いて小型化し
ている。ところがインバータを備える機器ケース
に音響機器等が近接配置されるときには、インバ
ータ負荷で表面積大なる電池と音響機器等との間
の空間容積を介してインバータから生ずるノイズ
(コモンモードノイズ)が音響機器等に悪影響を
及ぼす虞れがある。
本考案はかかる点に鑑み、コモンモードノイズ
を小さくすると共にそのノイズ低減手段により誘
発する欠点を除去せんとするものであり、以下本
考案の一実施例を図面に基いて説明する。1は全
波整流回路にしてその交流入力端は商用電源端
2,2に接続され、その直流出力端3,4はハー
フブリツジインバータ回路5に接続される。この
インバータ回路5は次のように構成される。整流
回路1の直流出力端3,4間に、一対の分割コン
デンサC1,C2の直列回路と、一対のトランジス
タT1,T2の直列回路とが並列接続されており、
各直列回路の中間接続点a,b間には可飽和トラ
ンスTの1次コイルL1が介挿されている。この
トランスTは1次コイルL1に磁気結合した2次
コイルL2及び一対の帰還コイルL3,L4を備え、
各帰還コイルの一端は各トランジスタT1,T2
ベースに接続されており、他端は夫々抵抗R1
R2を介して各トランジスタT1,T2のエミツタに
接続される。各帰還コイルL3,L4と抵抗R1,R2
の接続点c,dと中間接続点aとの間には夫々抵
抗R3,R4及びコンデンサC3,C4の並列回路が介
挿されている。2次コイルL2はその一方の出力
端即ち両端が整流素子としてのダイオードD1
D2を介して電池E及び負荷としてのモータMの
各一端に接続されれ、電池Eの他端はスイツチS
の電池端子S1に接続され、モータMの他端はスイ
ツチSの負荷端子S2に接続される。またS3は2次
コイルL2の他方の出力端である中間タツプに接
続される出力端子であり、S4は2次コイルL2
一端に限流抵抗R5を介して接続される限流端子
である。スイツチSは電池端子S1を、限流端子S4
と、負荷端子S2及び出力端子S3とに切換える短絡
片S5を有し、限流端子S4は単独充電用として用い
られ、負荷端子S2及び出力端子S3は浮動充電用と
して用いられる。
次にC5は本考案にかかるノイズ吸収用コンデ
ンサにしてその一端6は電池Eの外装岳即ち電池
Eの負極に接続され、他端7は全波整流回路1の
整流出力端即ち直流出力端3又は4に接続され
る。このコンデンサC5はトランスTの1次側と
2次側とを直流的には分離し、交流的に結合する
ものであり、1次コイルL1に表われるノイズが
2次コイルL2を介して電池Eの外装岳に伝わる
が、外装岳のノイズはこのコンデンサC5により
トランスTの1次側に吸収される。因みに実験に
よれば第3図に示すようにコンデンサC5のない
ときには特性Xであるに対しコンデンサC5を設
けるともには特性Yであり、ノイズを数デシベル
低減することができた。
而して従来のスイツチSの各端子S1〜S4は第2
図イ〜ハに示すようにプリント板11上に印刷配
置される。同図において短絡片S5はイに示される
ように電池端子S1と限流端子S4と短絡する単独充
電状態と、電池端子S1、負荷端子S2及び出力端子
S3間を短絡する浮動充電状態とを取ることができ
るものであるが、この第2図の例のような場合で
は単独充電状態(第2図イ)から浮動充電状態
(第2図ハ)の間でスイツチSの短絡片S5が切換
わるとき、第2図ロに示すように短絡片S5が電池
端子S1のみに接続され、他の3端子S2,S3,S4
接続されない状態が存在する。このときには、コ
ンデンサC5、電池E、ダイオードD1,D2、2次
コイルL2、1次コイルL1,L2間の空間容量、1
次コイルL1及び商用電源の閉回路ができ、その
閉回路に商用電源電圧が印加される。この場合に
ダイオードD1,D2の順方向電圧であれば、ダイ
オードD1,D2の印加電圧が小さいが、ダイオー
ドD1,D2の逆方向電圧であれば、ダイオード
D1,D2の逆方向印加電圧が大きくなり、ダイオ
ードD1,D2の破壊を防止するために逆耐圧の高
いものを用いねばならずコスト高になる。
かかる弊害はスイツチSの電池端子S1が限流端
子S4又は出力端子S3に接続されていない状態での
み発生するのであり、スイツチ切換安定状態即ち
単独充電又は浮動充電状態では発生しない。
本考案は上述の如き従来の問題点に鑑みて成さ
れてものであり、ノイズ吸収用コンデンサを電池
と商用電源の整流出力端との間に介挿した充電式
電池機器において、インバータ発振出力を取出す
トランスの2次コイルの出力端に接続された整流
素子に印加される逆電圧から該整流素子を保護す
ることを目的とするもので、この逆電圧が先に述
べているノイズ低減手段により誘発する欠点であ
る。
そこで本考案においてはスイツチSの切換り時
に過渡的に電池端子S1と出力端子S3とを短絡片S5
にて短絡するように構成した点に特徴を有する。
このための一具体例としてスイツチSの各端子は
第4図に示すようにプリント板8上に印刷配置さ
れる。同図において短絡片S5は2個の部材S′5
S″5からなり、該部材は実線のA位置と一点鎖線
のB位置に摺動操作で切換わる。A位置では部材
S′5が電池端子S1と限流端子S4を短絡し、部材S″5
は電池端子S1と負荷端子S2を非短絡状態におき、
単独充電状態にする。またB位置では、部材S′5
が電池端子S1と出力端子S3を短絡し、部材S″5
電池端子S1と負荷端子S2を短絡し、浮動充電状態
にする。A位置とB位置の切換え途中において、
部材S′5が2点鎖線で示すように電池端子S1、限
流端子S4及び出力端子S3を夫々短絡するようにし
ている。従つて両位置A,Bの切換り時に電池端
子S1と出力端子S3とを短絡することになり、常に
電池端子S1が他の3端子から離れる状態が生じな
い。このため前述のコンデンサC5を介する閉回
路には、ダイオードD1又はD2の短絡回路がスイ
ツチSにて形成されることになり、ダイオード
D1,D2として逆耐圧の高いものを使用する必要
がない。
本考案は以上の説明の如く、商用電源の整流出
力にて作動するインバータの発振整流出力にて電
池を単独充電又は浮動充電に切換えるスイツチを
設けると共に電池と商用電源の整流出力端との間
にノイズ吸収用コンデンサを介挿する充電式電池
機器であつて、前記スイツチはインバータ発振出
力を取出すトランスの2次コイルの一方の出力端
に整流素子を介して一端が接続される電池の他端
子を、単独充電用限流端子と、浮動充電用の負荷
端子及び2次コイルの中間タツプに接続される出
力端子とに切換える短絡片を有し、前記スイツチ
の切換時に前記他端子と限流端子間を短絡する短
絡片が前記限流端子から離れる前に前記出力端子
に接触するように過渡的に前記電池の他端子と前
記出力端子とを前記短絡片にて短絡したものであ
り、スイツチの切換時短絡片が限流端子から離れ
る前に出力端子に接触することによつて整流素子
に印加される逆電圧を前記出力端子を通して側路
してしまうことにより、インバータの発振出力を
整流する整流素子が保護され、該整流素子の逆耐
圧を小さく設定できる利点があり、且インバータ
からの発生ノイズは、ノイズ吸収用コンデンサに
て小さくすることができ実用的効果大なるもので
ある。尚、前記出力端子はトランスの2次コイル
の中間タツプに接続されており、該出力端子をト
ランスの2次コイルの他方の出力端に接続するの
に対して、出力端子開放状態における整流器に生
じる惧れのある逆電圧が小さく、従つて単独充電
から浮動充電に切換える際の上記逆電圧の吸収が
より効率がよく行なわれる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による電池機器の一実施例を示
す電気回路図、第2図イは従来のスイツチ端子部
の単独充電状態正面図、ロは同じく短絡片S5が端
子S1のみと接触する状態正面図、ハは浮動充電状
態正面図、第3図はノイズ特性図、第4図はスイ
ツチ端子部の正面図である。 5……インバータ、E……電池、S……スイツ
チ、C5……コンデンサ、T……トランス、L2
…2次コイル、D1,D2……整流素子、S1……電
池の他端子(電池端子)、S4……限流端子、S2
…負荷端子、S3……出力端子、S5……短絡片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 商用電源の整流出力にて作動するインバータの
    発振整流出力にて電池を単独電又は浮動充電に切
    換えるスイツチを設けると共に電池と商用電源の
    整流出力端との間にノイズ吸収用コンデンサを介
    挿する充電式電池機器であつて、前記スイツチは
    インバータ発振出力を取出すトランスの2次コイ
    ルの一方の出力端に整流素子を介して一端が接続
    される電池の他端子を、単独充電用限流端子と、
    浮動充電用の負荷端子及び2次コイルの中間タツ
    プに接続されるる出力端子とに切換える短絡片を
    有し、前記スイツチの切換時に前記他端子と限流
    端子間を短絡する短絡片が前記限流端子から離れ
    る前に前記出力端子に接触するように過渡的に前
    記電池の他端子と前記出力端子を前記短絡片にて
    短絡したことを特徴とする充電式電池機器。
JP12074578U 1978-08-31 1978-08-31 Expired JPS6116759Y2 (ja)

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JP12074578U JPS6116759Y2 (ja) 1978-08-31 1978-08-31

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JPS5537557U JPS5537557U (ja) 1980-03-11
JPS6116759Y2 true JPS6116759Y2 (ja) 1986-05-23

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