JP2680124B2 - スイッチングレギュレータ電源回路 - Google Patents
スイッチングレギュレータ電源回路Info
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- JP2680124B2 JP2680124B2 JP12430689A JP12430689A JP2680124B2 JP 2680124 B2 JP2680124 B2 JP 2680124B2 JP 12430689 A JP12430689 A JP 12430689A JP 12430689 A JP12430689 A JP 12430689A JP 2680124 B2 JP2680124 B2 JP 2680124B2
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- JP
- Japan
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- power supply
- switching regulator
- circuit
- supply circuit
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スイッチングレギュレータの電源回路に関
するものであり、更に詳しくは、電源投入時の動作立ち
上げ時には、入力側から突入電流抑圧素子を介して直流
電圧を印加され、電源投入後、動作が立ち上がったら前
記抑圧素子を短絡素子によって短絡するようにしたスイ
ッチングレギュレータの電源回路に関するものである。
するものであり、更に詳しくは、電源投入時の動作立ち
上げ時には、入力側から突入電流抑圧素子を介して直流
電圧を印加され、電源投入後、動作が立ち上がったら前
記抑圧素子を短絡素子によって短絡するようにしたスイ
ッチングレギュレータの電源回路に関するものである。
第２図はスイッチングレギュレータ電源回路の従来例
を示す回路図である。
を示す回路図である。
同図において、ICは平滑用のコンデンサ、つまり入力
端子11,12から、商用電源を半波整流又は全波整流する
ことにより得られた脈流が供給されるのでこれを平滑化
してトランスＴの１次側へ供給する。Ｒは突入電流阻止
抵抗、Q1はサイリスタ、Q2はスイッチングトランジス
タ、W2はトランスＴの１次側巻線、W1は付加巻線、Ｄは
ダイオード、C2は出力側の平滑コンデンサ、である。ス
イッチングトランジスタQ2は、図示せざる発振回路から
発振出力をそのベースに印加されてオン、オフ・スイッ
チング動作を行うものであることは勿論である。
端子11,12から、商用電源を半波整流又は全波整流する
ことにより得られた脈流が供給されるのでこれを平滑化
してトランスＴの１次側へ供給する。Ｒは突入電流阻止
抵抗、Q1はサイリスタ、Q2はスイッチングトランジス
タ、W2はトランスＴの１次側巻線、W1は付加巻線、Ｄは
ダイオード、C2は出力側の平滑コンデンサ、である。ス
イッチングトランジスタQ2は、図示せざる発振回路から
発振出力をそのベースに印加されてオン、オフ・スイッ
チング動作を行うものであることは勿論である。
さて、かかるスイッチングレギュレータの動作立ち上
げ時には、入力端子11,12に商用電源を半波整流又は全
波整流することにより得られた脈流が印加されるので、
そのことによる突入電流を抵抗Ｒによって阻止してい
る。勿論、このときサイリスタQ1はカットオフ状態にあ
る。
げ時には、入力端子11,12に商用電源を半波整流又は全
波整流することにより得られた脈流が印加されるので、
そのことによる突入電流を抵抗Ｒによって阻止してい
る。勿論、このときサイリスタQ1はカットオフ状態にあ
る。
スイッチングトランジスタQ2がオン、オフ・スイッチ
ング動作を開始して動作が安定すると、付加巻線W1を介
してサイリスタQ1のゲートに電圧を印加してサイリスタ
Q1を導通させ、抵抗Ｒを短絡する。
ング動作を開始して動作が安定すると、付加巻線W1を介
してサイリスタQ1のゲートに電圧を印加してサイリスタ
Q1を導通させ、抵抗Ｒを短絡する。
かかるスイッチングレギュレータ電源回路に関連した
技術文献としては、特開昭57−203118号公報、特開昭58
−92015号公報等を挙げることができる。
技術文献としては、特開昭57−203118号公報、特開昭58
−92015号公報等を挙げることができる。
上記従来のスイッチングレギュレータ電源回路におい
ては、突入電流阻止用の抵抗Ｒを短絡する手段としての
サイリスタQ1を駆動するために、トランスＴにおいて専
用の付加巻線W1を必要とし、コスト高を招いていた。
ては、突入電流阻止用の抵抗Ｒを短絡する手段としての
サイリスタQ1を駆動するために、トランスＴにおいて専
用の付加巻線W1を必要とし、コスト高を招いていた。
本発明の目的は、かかる専用巻線を必要とすることな
く、容易に短絡手段としてのサイリスタQ1の駆動電圧を
コスト低廉な手段で作りだすことのできるスイッチング
レギュレータ電源回路を提供することにある。
く、容易に短絡手段としてのサイリスタQ1の駆動電圧を
コスト低廉な手段で作りだすことのできるスイッチング
レギュレータ電源回路を提供することにある。
上記目的を達成するために、電源ラインにフェライト
ビーズ等のインダクタンスＬを挿入し、短絡手段の駆動
電圧を発生させた。
ビーズ等のインダクタンスＬを挿入し、短絡手段の駆動
電圧を発生させた。
突入電流抑圧素子としての抵抗Ｒは、電源投入時平滑
コンデンサC1に流れ込む突入電流を抑圧する。電源ライ
ンに挿入したインダクタンスＬには、スイッチングトラ
ンジスタQ2の導通、非導通の切り換わり時にその電流の
変化の微分した電圧が発生する。その電圧を検出し、突
入電流抑圧素子Ｒを短絡すべく接続したサイリスタQ1の
ゲートに印加する事でサイリスタは導通し、突入電流抑
圧素子Ｒを短絡状態にし、抵抗Ｒによる損失、発熱を防
ぐ。
コンデンサC1に流れ込む突入電流を抑圧する。電源ライ
ンに挿入したインダクタンスＬには、スイッチングトラ
ンジスタQ2の導通、非導通の切り換わり時にその電流の
変化の微分した電圧が発生する。その電圧を検出し、突
入電流抑圧素子Ｒを短絡すべく接続したサイリスタQ1の
ゲートに印加する事でサイリスタは導通し、突入電流抑
圧素子Ｒを短絡状態にし、抵抗Ｒによる損失、発熱を防
ぐ。
又、インダクタンスＬの挿入により、スイッチング時
に発生する高周波によるノイズを抑える。
に発生する高周波によるノイズを抑える。
以下、本発明の一実施例を第１図より説明する。
本図はスイッチングレギュレータ電源回路の基本回路
である。第１図において、第２図におけるのと同じもの
には同じ符号を付してある。
である。第１図において、第２図におけるのと同じもの
には同じ符号を付してある。
１は突入電流抑圧素子損失低減回路である。スイッチ
ングトランジスタQ2に接続されたトランスＴの２次側よ
り整流ダイオードＤを介して出力電圧を供給する。１次
側は、電源投入と同時に突入電流抑圧抵抗Ｒを介して、
平滑用コンデンサC1に電圧が充電される。電源ラインに
挿入したインダクタンスＬには、スイッチングトランジ
スタQ2に流れる電流が流れ、この電流を微分した電圧が
発生する。トランジスタQ2が導通状態から、非導通状態
になった時にインダクタンスＬに発生する電圧を、サイ
リスタQ1のゲートに印加する事でQ1は導通状態になり、
ここで発生する損失、及び発熱を防止する。
ングトランジスタQ2に接続されたトランスＴの２次側よ
り整流ダイオードＤを介して出力電圧を供給する。１次
側は、電源投入と同時に突入電流抑圧抵抗Ｒを介して、
平滑用コンデンサC1に電圧が充電される。電源ラインに
挿入したインダクタンスＬには、スイッチングトランジ
スタQ2に流れる電流が流れ、この電流を微分した電圧が
発生する。トランジスタQ2が導通状態から、非導通状態
になった時にインダクタンスＬに発生する電圧を、サイ
リスタQ1のゲートに印加する事でQ1は導通状態になり、
ここで発生する損失、及び発熱を防止する。
また、スイッチングトランジスタQ2の導通、非導通時
に発生する高周波ノイズを、電源ラインにインダクタン
スＬを挿入する事で抑える事も兼ねる。
に発生する高周波ノイズを、電源ラインにインダクタン
スＬを挿入する事で抑える事も兼ねる。
本発明によれば、従来のようにトランスに専用の付加
巻線を設ける必要がなく、安価でかつ簡単に、突入電流
抑圧素子の短絡を行って、その発熱を防ぐ事ができる。
巻線を設ける必要がなく、安価でかつ簡単に、突入電流
抑圧素子の短絡を行って、その発熱を防ぐ事ができる。
第１図は本発明の一実施例の回路図、第２図は、従来技
術の回路例を示す回路図、である。 １……突入電流抑圧素子損失低減回路。
術の回路例を示す回路図、である。 １……突入電流抑圧素子損失低減回路。
Claims (1)
- 【請求項１】電源投入時の動作立ち上げ時には、入力側
から突入電流抑圧素子を介して直流電圧を印加され、電
圧投入後、動作が立ち上がったら前記抑圧素子を短絡素
子によって短絡するようにしたスイッチングレギュレー
タにおいて、 スイッチング・トランジスタによりオン、オフするトラ
ンス巻線の１次側電源回路にインダクタンス素子を挿入
しておき、動作立ち上げ後、該インダクタンス素子に発
生する電圧を利用して前記短絡素子による短絡動作を実
行させることを特徴とするスイッチングレギュレータ電
源回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12430689A JP2680124B2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | スイッチングレギュレータ電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12430689A JP2680124B2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | スイッチングレギュレータ電源回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02307359A JPH02307359A (ja) | 1990-12-20 |
| JP2680124B2 true JP2680124B2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=14882070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12430689A Expired - Lifetime JP2680124B2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | スイッチングレギュレータ電源回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2680124B2 (ja) |
-
1989
- 1989-05-19 JP JP12430689A patent/JP2680124B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02307359A (ja) | 1990-12-20 |
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Legal Events
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| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
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