JPS61167254A - ページング機能を有する留守番電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）技術分野 本発明はページング機能を有する留守番電話装置に係わ
るものである。

（ロ）背景技術 従来ページング機能を有する留守番電話には例えば特公
昭４３−２５６０７のようにメツセージが入ったらポケ
ットベルを携行する本人を呼び出すものや、又米国等で
既に実施化されている同種のものもあったが、これは応
答用語の吹き込み方が難かしく、又これを聞いた不特定
多数の人がこれを理解して機械からの指示に従わせるよ
うに使用することが困難であった。

（・・）発明の目的 本発明の目的は従来技術の上記欠点を無くし、応答用語
の吹き込み方、発呼者への指示の方法等を専門家でなく
不特定多数の人が容易に行なえるようにすることにある
。

（ニ）発明の実施例 以下本願発明の実施例の構造・作用につきその詳細を説
明する。

第１図においてＬｌ、Ｌ２は電話線、ＬＴはライントラ
ンス、置は本装置側の電話機、１は呼出信号および発呼
者の電話切断等を検出するライン監視回路、２は上記ラ
イン監視回路の出力によりオンとなり、負荷のリレーＹ
−ｌをオンとし、その接点ｖ１−１により上記電話線を
閉結状態となす閉結部、３は図示の応答用テープＴ−ｌ
および受信用テープＴ　−、２の定速送り、捲戻し、停
止等の制御を行うテープ制御部、４は後述のページング
時における受信用テープ１′−２用のタイマー、５は上
記タイマー４の動作時間を例えば、１０秒、２０秒、３
０秒に切換えるスイッチであり、手動でも、あるいは後
述されるリモコンでも切換えられるようになっている。

また６は上記Ｔ−１、Ｔ−２用の始点（終点〕検出部、
７は上記Ｔ−ｌ、Ｔ−２用の録音再生部、８は後述され
るＴ−ｌ上のビープトーン、無録音部を検出するための
信号検出部、９は発呼者から送出される特殊コード、即
ち、例えばプッシーフォンからの゛０″ダイアル信号を
検出するための特殊コード検出部、１０は後述のページ
ング時において電話線のダイアルトーンを検出するため
のダイアルトーン検出部、１１は上記ダイアルトーン検
出部１０の出力により起動し、後述のＤＴＭＦ発振回路
を制御するためのＤＴＭＩ；’制御部であり、詳細は後
述される。

また１２はプッシュフォンの短縮ダイアル［×００ｊを
発振するＤＴＭＦ発振回路、１３は上記短縮ダイアルを
増巾する増巾回路、１４は本装置のページング動作によ
り呼出された被呼者が上記受信用テープＴ−２に録音さ
れている発呼者のメツセージをリモコン聴取するための
リモコン信号を検出するためのリモコン信号検出部、１
５は上記つつ リモコン検出部１４に出力により、テープ制御部３およ
び録音再生部７等を制御するための信号を出力するリモ
コン制御部である。また１６は短縮ダイアル番号を切換
えるためのデジタルスイッチである。また上記応答用テ
ープＴ−ｌは、第２図に示すように、第１応答用メツセ
ージ５０、ビープトーン５１、第２応答用メツセージ５
２が予め録音されているものとする。また５３は無録音
部である。上記第１応答用メツセージは、例えば「こち
らは橋本コーポレイションですが、本日の業務は終了し
ました。御用件の方はピーという発信音が聞こえました
ら御用件をお話し下さい。なお、お急ぎの方は、そのま
まお待ち下さい。」のごとくであり、上記第２の応答用
メソ七−ジは、例えば「お急ぎの方はプソシュフォンの
「０」ボタンを押して下さい。担当者を直接呼出します
。どうぞ」のごとくである。

次に、その作用を具体的に説明する。

発呼者から着信があると、呼出信号はライン監視回路１
で検出され、その出力で閉結部２を駆動し、負荷のリレ
ーＹ−ｌを動作状態に保持する。こ＼でリレーｙ−１の
接点ｖ１−１により電話線Ｌ１、Ｌ２は閉結状態となり
、呼出信号は鳴り止み通話状態となる。同時に上記閉結
部２の出力によりテープ制御部３を起動する。こ＼で応
答用テープＴ−１を始点から定速送りし、前述した第１
の応答用メツセージを録再ヘッドＲＰＨ−１で再生し、
録音再生部７で増巾され、ライントランスＬＴを介して
電話線に送出される。この第１応答用メツセージ送出後
、ビープトーン５１が送出される。

このビープトーンは信号検出部８で検出され、その出力
の１つはテープ制御部３に加わり、応答用テープ’Ｉ”
−１を上記ビープトーンの直後で止め、かつ受信用テー
プ′１”　−２を定速でスタートさせる。

他の出力は録音再生部７に加わり、上記受信用テープを
録音状態に切換える。こ＼で発呼者がメツセージを話せ
ば、そ扛はライントランスＬＴ、録音再生部７、録再ヘ
ッドＲＰ　Ｈ−２を介して受信用テープＴ−２に録音を
開始する。同時に、上記メツセージは信号検出部８によ
り音声と判断されると、上記録音状態は継続するように
なっている。

そして発呼者が自己のメツセージの録音を終了し電話機
をオンフックすると、その時電話線に発生するパルスま
たは電話線のライン電圧の変化をライン監視回路１で読
み取り、その出力で閉結部２をリセットし、リレーｙ−
１をオフとしてループを開放し、更に閉結部２の出力で
テープ制御部３を介して受信用テープＴ−２の走行を止
め、更に旧する。

一方、本人と緊急のコンタクトをとりたい参会発呼者か
ら着信があった場合には、前述の第１応答用メツセージ
およびビープトーンの後で音声を出さなければ、それは
信号検出部８によりノーシグナルとみなさγし、その出
力により前述のようにビープトーンで録音状態に切換っ
た録音呵生部７を再び再生状態に切換え、か・つテープ
制御部３を介して受信用アープ’Ｊ”　−２の走ｒ丁を
止めビープトーンの位置で停止していた応答用テープＴ
−ｌを再スタートさせる。なおＴ−１、Ｔ−２用として
独立したアンプを有すれば、’ｒ　−２側は継続して録
音状態としてもよい。従って発呼者は第２応答用メツ七
−ジを聞くことができ、そのメツセージの指示に従って
、発呼者が例えばブツシュ７オンの「０」ボタンを押す
と、そのトーンはライントランスＬＴを介して特殊コー
ド検出部９で検出され、その検出出力の一部はテープ制
御部３に加わり、この制御部を介して応答用テープＴ−
１の走行を止め、受信用テープＴ−２を定速でスタート
させる。同時に上記特殊コード検出部の出力は録音再生
部７に加わり、上記受信用テープＴ−２を録音状態に切
換熱る。この録音状態はタイマー切換スイッチ５を■の
位置にした時は例えば１０秒、■の位置で２０秒、■の
位置で３０秒となっている。上記タイマーが１０秒の場
合には、上記録音状態に切換わってから約５秒後に上記
テープ制御部３を介して閉結部２にリセットをかけてリ
レーＹ−ｌをオフにし電話線の閉結を解除する。従って
、この閉結が解除されるまでの間の約５秒、発呼者の氏
名と電話番号を録音することができる。

上述のようにテープ制御部３からの出力で閉結部２がリ
セットされた場合には、この閉結部２に内蔵されている
１秒タイマーにより１秒後にリレーＹ−ｌは再びオンと
なり、電話線Ｌｌ、Ｌ２をオフフック状態となす。こ＼
で局からダイアルトーンが送られてくるので、このトー
ンをダイアルトーン検出部１０で検出し、ＤＴＭＦ制御
部１１を駆動する。こ＼でデジタルスイッチ１６で最下
位桁を設定された短縮ダイアル、例えばｒ×ＯＯＪの発
信動作を開始する。まず、上記Ｄ　ＴＭＩ；”制御部の
４本のアドレスラインＡＤを上記ｒｌのコ一部に該当す
るようにＤＴＭＦ発振回路１２に加えてから、スタート
信号用端子ＳＴから１発のパルスを出力するとＩ）　Ｔ
　Ｍ　Ｆ発振回路１２から１×」のトーンを出力する。

この出力は増巾回路１３で適当なレベルに上げ、ライン
トランスＬＴを介して局側またはセンターに送出する。

以下同様にして上記短縮ダイアルの送出が終了すると、
局またはセンターは上記本人の呼出しを開始する。また
上記短縮ダイアルは、上記タイマーの動作内で受信用テ
ープＴ−２に録音され、記録として残される。そして一
定時間を経過後、閉結部２は内蔵のタイマーによりリセ
ットさ扛リレーＹ−ｌをオフとし、電話線Ｌ１、Ｌ２を
オンフック状態に戻す。

さて、上述のように呼出された本人は、呼出した相手が
不明の場合、本装置を呼出してリモコン信号を送出する
と、このリモコン信号はライントランスＬＴを介してリ
モコン信号検出部１４で検出され、リモコン制御部１５
に加わる。こ＼で上記リモコン制御部１５の出力により
、録音再生部７により受信用テープＴ−２を再生に切換
え、かつテープ制御部３を介して上記Ｔ−２を１メソセ
一ジ分捲戻して、前述のように録音さ扛ている発呼者の
氏名と電話番号を聞くことができる。この聴取後、本人
が電話をオンフックすると、前述のようにライン監視回
路を介して受信用テープＴ−２の走行を止め、本装置を
待機状態に復旧させる。

また、このさいに他のリモコン信号でタイマー切換スイ
ッチ５を切換えることにより、発呼者の氏名、電話番号
の他に簡単なメツセージを残してもらうこともできる。

なお上述の例では、本人を呼出すのに短縮ダイアルを使
用したが、電話線がダイアルパルス式の場合には、記憶
されている電話番号によりリレーＹ−ｌを制御し、この
接点ｖ１−１によりダイアルパルスを送出するようにし
てもよい。

壕だ、もし発呼者が第２の応答用メツセージを聞いても
、自分の名前、氏名等を話さなければ信号検出部８はノ
ーシグナルとみなし、テープ制御部３を介して受信用テ
ープ’ｒ−２の走行を止め、更にテープ制御部３からの
出力により閉結部３にリセットをかけ、前述のように、
この閉結部をリセットするが、この場合は、前述の発呼
者が氏名、電話番号を録音した場合とは異り、長くリセ
ットがか＼す、これにより閉結部２内の時定数により前
述のページング動作は行なわれ々いようになっている。

（ホ）発明の応用例 本発明はタッチトーン等のように多周波の組み合せから
成るダイヤル方式を使用するものを実施例として上げた
が、これは何もトーン方式のものでナクパルス方式でも
応用可能であるので、その応用例は広い。

（へ）効果 以上のように本発明は従来のページング機能を有する留
守番電話装置の使用法が一般使用者にとって容易でなか
ったのに比べ本願では応答用語と発呼者間のやり取りが
自然な形で進行し、素人にも容易に理解しこれを使用す
ることを容易にしたものであり、今後留守番電話とペー
ジング装置を組み合わせた新な通信手段としてその実用
的効果は犬である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の原理を示すブロックダイヤグラムで
各番号に対応する回路名称が表示されている。 第２図は、テープ上に録音された信号の態様を示すダイ
ヤグラムである。 なお、図においてＴ−ｌは応答用テープ、Ｔ−２は受信
用テープ、置は電話機である。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）電話の着信に応対して応答用テープ（以下Ｔ−１
   という）に予め吹き込まれた応答用語を発呼者に送出す
   る手段、上記Ｔ−１前半に通常の応答用語を吹き込む手
   段、上記Ｔ−１の後半には本人に緊急にコンタクトした
   い人に対してページングの方法を教示するような言葉を
   吹き込む手段、上記Ｔ−１の前半が終了したとき発振す
   るビープトーンによって受信用テープ（以下Ｔ−２とい
   う）を録音状態にさせる手段、上記ビープトーンを発し
   ても発呼者がメッセージを録音しないときＴ−１の後半
   を送出する手段、上記Ｔ−１の後半が終了したとき発呼
   者の送出する特殊コードに応動する手段、上記応動手段
   の動作後、電話線の閉結を１度解除し、再び閉結して予
   め記憶された電話番号をダイヤルする手段、からなるこ
   とを特長とするページング機能を有する留守番電話装置
   。
2. （２）上記（１）においてビープトーン後、発呼者がメ
   ッセージを録音しないときにはＴ−２の走行を止め、Ｔ
   −１の後半を走行させることを特長とする、上記（１）
   に記載のページング機能を有する留守番電話装置。
3. （３）上記（１）において、発呼者がメッセージを録音
   しないときにはＴ−１の後半が走行中でもＴ−２は録音
   状態で走行することを可能ならしめる手段から成ること
   を特長とする上記（１）に記載のページング機能を有す
   る留守番電話装置。
4. （４）上記（１）において発呼者が特殊コードを送出し
   た後、数秒間はＴ−２にメッセージを録音可能にするこ
   とを特長とする、上記（１）に記載のページング機能を
   有する留守番電話装置。