JPH0821974B2 - 電話端末装置の制御装置 - Google Patents

電話端末装置の制御装置

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JPH0821974B2
JPH0821974B2 JP61211265A JP21126586A JPH0821974B2 JP H0821974 B2 JPH0821974 B2 JP H0821974B2 JP 61211265 A JP61211265 A JP 61211265A JP 21126586 A JP21126586 A JP 21126586A JP H0821974 B2 JPH0821974 B2 JP H0821974B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、発呼者電話機から被呼者留守番電話装置を
介してファクシミリ等の各種タイプの電話端末装置にア
クセスするための電話端末装置の制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のファクシミリ等の電話端末装置を公衆電話回線
を介してリモコンするための制御装置は公知であり、例
えば特開昭60−53371号(特願昭58−161705)(以下先
行例という)公報によれば、電話の着信があると、自動
的に応答し、メッセージを送出し、その後発呼者から送
られて来るキー信号を受けてファクシミリ受信機を起動
させ情報受信OKの信号(CNG信号等)を送出する装置が
開示されている。
前記従来の装置を第1図により説明する。
第1図は、前記先行例即ち特開昭60−53371公報記載
の第1図を詳細に図示したブロックダイヤグラムである
が、図中TEL−1は発呼者側電話機、EAX−1は発呼者側
ファクシミリであり、夫々公衆電話回線すなわち電話機
L1,L2の一側に接続されているファクシミリ(以下、第
1のファクシミリと称する)、FAX−1は電話端末装置
として機能する。そして、該電話線L1,L2の他側にはリ
レーY−2の接点y2-1を介して被呼者側の電話機TEL−
2及び留守番電話装置TAD−1が接続されている。
なお、留守番電話装置TAD−1とリレー接点y2-1間に
はフォトカプラPC−1が介在し、該フォトカプラPC−1
は、留守番電話装置TAD−1が電話機L1,L2を介して呼出
信号に応動して内蔵の閉結回路により電話機L1,L2を閉
結させた際に流れる閉結電流によりオン動作する。更
に、フォトカプラPC−1の−出力端子CにはリレーY4が
接続されている。
また後述のリモコン回路10の出力側に接続されたマル
チバイブレータ3の後段にはカウンタ4が接続され、該
カウンタ4はマルチバイブレータ3のパルス出力を例え
ば3回カウントしたときに出力を発生し、マルチバイブ
レータ3は他方の入力端子にこのカウンタ4出力が加え
られたとき非作動状態となる。更に、マルチバイブレー
タ3からANDゲート5を介して、リレーY3が接続されて
いる。
6は呼出信号発生部で、後述のように開閉作動するリ
レーY3の接点y3-1と協働して、電話機L1,L2を介して呼
出信号と同一又は類似の疑似呼出信号を転送装置ASAPに
出力する。該転送装置ASAPは予めセットされた転送先を
呼出す公知の装置であり、一方では上記リレー接点y2-1
及びフォトカプラPC−2を介して電話機L1,L2に接続さ
れ、他方では被呼者側の電話端末装置、例えばファクシ
ミリFAX−2(以下、第2のファクシミリと称する)に
接続されている。更に、フォトカップラPC−2の出力端
子Cは、インバータ9を介してORゲート8の−入力端子
に接続され、該ORゲート8は、他方の入力端子がフォト
カプラPC−3を介して呼出信号発生部6に、又、出力端
子がリレーY−2に接続されている。上記要素PC−2,PC
−3,ORゲート8,インバータ9は、リレーY−2のオンオ
フ動作を制御するリレー制御手段を構成している。この
リレーY−2は、又、転送装置ASAPに内蔵された第2タ
イマ7の出力端子に接続されている。
10はリモコン回路で、入力側が上述のリレーY4の接点
y4-1,y4-2を介して電話機L1,L2に、出力側が前述のマ
ルチバイブレータ3の一方の入力端子に接続されてい
る。
なお、図中、ASAPは使用しないことが普通であり、こ
のさいは、回路はASAPを介しないで直接第2ファクシミ
リFAX−2に接続されるものとする。
次に第1図の作用について簡単に記述する。
発呼者側電話機TEL−1(プッシュホン)より着信側電
話機TEL−2側に着信があると、呼出信号はフォトカプ
ラPC−1を介して留守番電話装置TAD−1に達し、TAD−
1を起動させる。
こゝでTAD−1から通常の応答用メッセージが送出さ
れ、この応答用メッセージの送出中かあるいはTAD−1
が録音状態に切換わって、顧客のメッセージを録音した
後かの何れかの場合に発呼者がリモコン信号として、例
えば電話機TEL−1の#ボタンを押すと、このリモコン
信号は接点y4-1,y4-2を介してリモコン回路10で検出さ
れ、更にその出力でマルチバイブレータ3を起動し、カ
ウンター4との協動でリレーY−3を数回駆動し、その
接点y3-1により呼出信号発生部6を駆動し、疑似呼出信
号をASAPを介して第2ファクシミリに印加し、第2ファ
クシミリを起動する。上記疑似呼出信号の発生中はフォ
トカプラーPC−3、オアゲート8を介してリレーY−2
はオンとなるから、フォトカプラーPC−2の出力により
リレーY−2をオンに保持し、その接点y2-1を介して第
2ファクシミリを電話線L1,L2に接続する。従って、こ
ゝで発呼者が第1ファクシミリの通信ボタンを押圧すれ
ば、第1ファクシミリと第2ファクシミリ間とでデータ
の送受を行うことができるようになっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、前記従来装置では発呼者の電話機TEL−1は
リモコン信号としてトーンの出せるプッシュホンに限定
されていた。また上述の従来例では上記リモコン信号が
留守番電話装置TAD−1の受信用テープに録音された場
合の誤動作対策、即ち上記リモコン信号が録音された受
信用テープをリモコン聴取するさいに、この録音された
リモコン信号が再生されると、上述のリモコン回路10に
入力され、第2ファクシミリを誤動作させるおそれがあ
った。また上述の従来装置では、第2ファクシミリは受
信の場合のみ記述されており、送信に切換えるさいの具
体的な手段が考慮されていなかった。
本発明の目的は、着信に応じて留守番電話装置が作動
開始し所定時間経過後に他の電話端末装置が発呼者側と
自動的に接続できるようにした電話端末装置の制御装置
を提供することにある。
さらに、留守番電話装置が作動開始後、所定時間無音
状態が続くと他の電話端末装置を発呼者側に自動的に接
続するようにした電話端末装置の制御装置を提供するこ
とにある。
本発明の目的は、留守番電話装置及び被呼者側電話機
を単独に使用するさい何等の制約がなく、電話又は留守
番電話装置による通話を妨げないようにした電話端末装
置の制御装置を提供することにある。
更に本発明の別の目的は、上記通話中において、予め
決められたリモコン信号例えば、#等をプッシュホンで
送るいわゆるリモコン操作をすれば、FAX等の端末装置
に切りかわることを可能ならしめることにある。
更に本発明の他の目的は上記リモコン操作機能を無効
にするようにするため、別のリモコン信号例えば*を送
出したさいは前記リモコンによる操作機能を不可能なら
しめるような装置を提供するような手段を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
並列に接続される電話機及び留守番電話装置か、他の
電話端末装置かを公衆電話回線に切換え接続する電話端
末装置の制御装置において、本発明は、電話の着信によ
る留守番電話装置の作動開始後所定時間が経過すると出
力信号を出力するタイマ手段と、該タイマ手段の出力信
号に応動し前記他の電話端末装置を呼出す呼出信号と実
質上同一の疑似呼出信号を前記他の電話端末装置に出力
する呼出信号発生手段と、前記タイマ手段の出力信号に
基づいて応動し前記電話機及び留守番電話装置を電話回
線から切り離し前記他の電話端末装置を電話回線に接続
する接続切換手段と、前記他の電話端末装置が作動中前
記接続切換手段により電話回線に前記他の電話端末装置
を接続状態に保持し、前記他の電話端末装置の作動が終
了すると前記接続切換手段を切換え電話回線を前記他の
電話端末装置から前記電話機及び留守番電話装置に接続
する切換制御手段とを設けることにより、留守番電話装
置の作動開始後所定時間後に、前記他の電話端末装置を
電話回線に自動的に接続し作動させるようにした。
又、電話回線を介して入力される前記他の電話端末装
置駆動用のリモコン信号を検出し出力信号を出力するリ
モコン回路をも付加し、該リモコン回路で検出される前
記他の電話端末装置駆動用のリモコン信号によってでも
前記呼出信号発生手段より前記擬似呼出信号を前記他の
電話端末装置に出力できるようにした。
更に、リモコン信号が留守番電話装置の録音媒体に録
音され、この録音媒体を遠隔地から遠隔操作して再生し
記憶内容を聴取する際に、録音されたリモコン信号によ
る誤動作を防止するために、リモコン回路で誤動作防止
用のリモコン信号をも検出するようにし、該リモコン回
路から誤動作防止用のリモコン信号検出出力信号が出さ
れると該リモコン回路を電話回線から切り離す手段を設
けた。
又、電話の着信による留守番電話装置の作動開始後、
音声の無音を検出する発呼者音声無音検出手段と、該発
呼者音声無音検出手段からの無音検出信号が所定時間継
続すると出力信号を出力するタイマ手段とを設けて、該
タイマ手段の出力信号によって前記擬似呼出信号を出力
できるようにした。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を、第2図乃至第5図を参照し
て順次述べる。
第2図は第1の実施例を示すブロック図であり、第1
図に示す要素と共通のものには同一参照符号を付してあ
る。第2図における追加されたものにおいて、1は第1
タイマーであり、前述の第1図において述べたフォトカ
ップラーPC−1の−出力端子Cに前述のリレーY−4と
並列に上記第1タイマー1が接続され、該タイマー1
は、フォトカップラーPC−1のオン作動時から所定時
間、例えば30秒経過したときに疑似リモコン信号として
Hレベルのタイマー出力を出す。この出力はオアゲート
2を介して第1図において述べたマルチバイブレータ3
に印加されるようになっている。また11は発呼者の音声
が無音であるかを検出するための発呼音音声無音検出手
段であり、音声のようにランダムな波形以外の信号は無
音とみなす公知回路、12は上記音声が5秒間無音である
とHレベルの信号を出力する第3タイマーであり、この
出力も上記オアゲート2を介して上記マルチバイブレー
タに印加されるようになっている。
また留守番電話装置TAD−1としては、市販の留守番
電話装置以外にも同一出願人により特開昭60−38959
(特願昭58−145747)で開示されているような装置が使
用されるが、これは第1の応答用メッセージと第2応答
用メッセージの間に無音区間があり、このテープ上の無
音区間中に発生する出力によってスイッチング手段を切
換えるようになっており、このスイッチング手段を利用
して第2の応答用語を出すか、他の附属装置を働かすか
の何れかを選択することが可能なようになっている。本
発明では、この点を利用して後述されるようにファクシ
ミリへのアクセス時間を短くすることができる。
第3図は、第2図の回路の要部を詳細に示し、第1図
に示す要素と共通のものには同一参照符号を付してあ
る。第3図において、第1タイマ1は、外部電源+Bと
の継続のための手動タイマスイッチ1−1を備え、該ス
イッチ1−1は、フォトカプラPC−1に接続されたAND
ゲート1−2の入力端子を介してマルチバイブレータ1
−3及びORゲート1−5の−入力端子に接続されてい
る。そして、入力端子Cがマルチバイブレータ1−3の
出力端子に接続されたカウンタ1−4は、出力端子0が
ORゲート2及び1−5に、リセット入力端子RがORゲー
ト1−5の出力端子に接続されている。従って、スイッ
チ1−1が閉成位置にあれば、フォトカップラPC−1が
オン作動している間マルチバイブレータ1−3が励起さ
れ、フォトカップラPC−1のオン作動開始時にリセット
されるカウンタ1−4は、設定タイマ時間例えば30秒間
のマルチバイブレータ1−3からのパルスの数をカウン
トしたときORゲート2にタイマ信号を出力すると共にリ
セットされる。
呼出信号発生部6は信号源6−1からの16〜25Hzの出
力をトランスTで数10Vまで昇圧して疑似呼出信号の交
流分を得る一方、トランスTの二次巻線の中間タップか
ら取り出した交流信号をダイオードD1及びコンデンサC3
により整流,平滑して直流分を得る。そして、コンデン
サC4,抵抗R3及び後述のマルチバイブレータ3により間
欠的に閉成するリレーY−3の接点y3-1を介して出力さ
れる交流分にこの直流分を重畳して得た疑似呼出信号
を、転送装置ASAPに出力する。又、上記信号の直流分に
よりオン作動する発光ダイオードLED−1は、フォトト
ランジスタPT−1と共にフォトカップラPC−3を構成し
ている。
リモコン回路10は、リレー接点y4-1,y4-2を介して電
話機L1,L2に接続されたライントランスLT,バンドパスフ
ィルタ10−1,増幅回路10−2,ローンデコーダ10−3を備
え、後で詳述するように発呼者側プッシュホンTEL−1
の押ボタン0〜9.*,#のいずれかが操作されたとき、
操作されたボタンの種別に対応しかつ電話機L1,L2を介
して送られてくるトーンを解読する。
デコーダ出力は、複数ビットより成り各ビットが解読
結果に応じたレベルをとる。
回路10は、該デコーダ出力を解読するラインデコーダ
10−4を更に備え、デコーダ10−4の出力端子S1〜S12
の対応するものにHレベル信号が現われる。リモコン回
路10は、更に、ファクシミリFAX−2起動用のリモコン
信号としてのトーンの種別を選択するための切換スイッ
チ10−5、及びセット入力端子CがORゲート2を介して
スイッチ10−5に接続されたフリップフロップ10−6を
備え、該フリップフロップ10−6は、セット出力端子Q
がマルチバイブレータ3の入力端子及びカウンタ4のリ
セット入力端子Rに接続され、所定のトーンが入来した
ときフリップフロップ10−6のQ出力でマルチバイブレ
ータ3を励起する。
留守番電話装置TAD−1は該装置TAD−1の受信用テー
プ(図示省)に録音された受信メッセージを電話線L1,L
2を介して遠隔地から聴取するための公知のリモコン聴
取機能を具備している。そして、このリモコン聴取を確
実に行うため、フリップフロップ11がリモコン回路10の
ラインデコーダ10−4の特定の出力端子に接続されてい
る。詳しくはメッセージ聴取のための*ボタン操作時に
Hレベル信号出力が現われる出力端子11に、フリップフ
ロップ11のセット入力端子Sを接続し、該フリップフロ
ップ11のリセット入力端子をフォトカップラPC−1の
出力端子Cに、リセット出力端子を図示の極性で介在
するダイオードを介して該出力端子Cに接続し、*ボタ
ンに対応するトーンが入来したとき、リレーY4を励磁す
るフォトカップラPC−1出力をフリップフロップ11の
出力端子を介して吸込み、リレーY4を消磁させるように
している。なお、第2図中、TR−1〜TR−3はリレーY
−1〜Y−3用の駆動トランジスタである。
次に、上述のように構成される付加装置の作動を説明
する。
先ず、発呼者が電話機TEL−1により被呼者側電話機T
EL−2を呼出すと、電話機TEL−2が鳴動すると同時
に、呼出信号はフォトカップラPC−1の入出力端子a,b
に、並列に接続されたコンデンサ(図示略)を介して留
守番電話装置TAD−1に印加され、該装置TAD−1を起動
させる。この結果、留守番電話装置TAD−1に内蔵の図
示しない閉結回路が作動して電話線L1,L2を閉結状態に
する。この際、閉結電流がフォトカップラPC−1の入出
力端子a,b間に流れ、フォトカップラPC−1をオンにす
る。
さて、上述のように留守番電話装置TAD−1が起動す
ると、図示しない応答用テープに予め録音されている応
答用メッセージが電話線L1,L2を介して発呼者側に送出
される。この応答用メッセージは、例えば「こちらは橋
本コーポレイションですがどなた様でしようか(5秒間
無音)、御用の方はピーという発振音が鳴り終りました
ら御用件をお話し下さい。なおファクシミリに御用の方
は#のボタンを押して下さい。また御用件を10秒以上話
されますと自動的にファクシミリに切換わります」のよ
うなものである。
従って、発呼者がファクシミリの使用を望む場合、発
呼音側電話機TEL−1がプッシュホンであれば、「#」
ボタンを押圧操作すれば良く、この場合の本制御装置の
作動については後述する。
本制御装置によれば、電話機TEL−1がプッシュホン
以外の通常のダイヤル式電話機であっても、ファクシミ
リの使用が可能である。すなわち着信に応じて留守番電
話装置TAD−1が起動すると、上述のようにフォトカッ
プラPC−1がオン状態に切換るので、その出力端子Cに
現われるHレベル信号により第1タイマ1が起動し、そ
の後設定タイマ時間例えば30秒が経過したとき、換言す
れば、発呼者が自己のメッセージを留守番電話装置TAD
−1に録音中又は録音後に第1タイマ1のタイマ出力す
なわち疑似リモコン信号がORゲート2に印加され、リモ
コン回路10のフリップフロップ10−6(第3図)のセッ
ト出力端子Qに現われるHレベル信号によりマルチバイ
ブレータ3が励起され、マルチバイブレータ3から例え
ば1秒間持続するパルス出力が2秒間隔で3回出力され
る。3パルス出力のカウンタ4への供給完了でカウンタ
4の出力が出され、フリップフロップ10−6がリセット
されてマルチバイブレータ3の作動が停止される。
マルチバイブレータ3からの3つのパルス出力は、フ
ォトカップラPC−2の出力端子CからのHレベル信号に
より活性化されたANDゲート5を介してリレー3に印加
され、該リレー3を間欠的に開閉作動させる。これに伴
いリレー接点y3-1が開閉し、呼出信号発生部6から16〜
25Hzの疑似呼出信号が2秒間隔で1秒間ずつ3回に亘り
転送装置ASAPを介して第2のファクシミリFAX−2に印
加される。
一方、疑似呼出信号の直流分によりフォトカップラPC
−3がオン作動し、これに応動するトランジスタTR−1
のコレクタ出力によりリレー2が励磁される。疑似呼出
信号に応じて第2のファクシミリFAX−2が起動する
が、上述のようにこの起動時にリレー2を直流分で励磁
するので、第2のファクシミリFAX−2側への切換が確
実に行われる。
そして、第2のファクシミリFAX−2が起動すると、
ファクシミリFAX−2に内蔵の閉結回路が閉結作動し、
この際に生ずる閉結電流によりフォトカップラPC−2が
オンとなり、その一方で、フォトカップラPC−2の出力
端子Cに現われるLレベル信号がインバータ9により反
転された後、ORゲート8を介してリレーY−2に印加さ
れ、該リレーY−2を励磁状態に保持する。この結果、
第2のファクシミリFAX−2は、転送装置側位置に切換
ったリレー接点y2-1を介して電話線L1,L2に接続され、
一方、留守番電話装置TAD−1が復旧する。
次いで、第2のファクシミリFAX−2は、発呼者側電
話機TEL−1に所定のトーンを送出し、発呼者は、この
トーンを確認した後に発呼者側の第1のファクシミリFA
X−1を起動する。以後はファクシミリFAX−1,FAX−2
間の通信となり、データの送出が終了すると双方のファ
クシミリは自動的に復旧する。そして、第2のファクシ
ミリFAX−2が復旧すると、フォトカップラPC−2はオ
フとなり、これを転送装置ASAPが検出して内蔵の第2タ
イマ7を起動する。このときリレー接点y2-1は図示の位
置に切換わる。その後、設定タイマ時間例えば2〜3秒
経過後に発生する第2タイマ7の出力によりリレーY−
2が付勢され、リレー接点y2-1が、再度、転送位置側位
置に切換わる。同時に電話線閉結機能を具備する転送装
置ASAPにより電話線L1,L2が閉結状態にされるのでフォ
トカップラPC−2がオンとなり、リレーY−2をオン状
態に保持する。
次いで、転送装置ASAPは、ダイヤルトーンの検出を行
い、ダイヤルトーンが検出されると転送装置ASAPの図示
しないキーボードを介して予めセットされているページ
ング先を呼出し、被呼者が応答すると特殊なトーンを送
出することによりFAX−2に着信があったことを伝え
る。以上のように、発呼者側電話機TEL−1がプッシュ
ホンでなく、従って電話端末装置例えばファクシミリFA
X−2起動用のリモコン信号を発呼者が送出しなくて
も、電話端末装置にアクセス可能となる。
次に、着信に応じて留守番電話装置TAD−1が動作
し、この動作中に発呼者が、第2のファクシミリFAX−
2を起動させるため、プッシュホンより成る電話機TEL
−1の特定の押ボタンを操作して特定のリモコン信号を
送出した場合における本制御装置の作動を説明する。
先ず、着信があると、前述したようにフォトカップラ
PC−1がオン作動し、該フォトカップラの出力端子Cに
現われるHレベル信号によりトランジスタTR−3(第3
図)が導通してリレーY−4を励磁し、リレーY−4の
接点y4-1,y4-2が閉成し、リモコン回路10が電話線L1,L
2に接続され、発呼者から送出されるリモコン信号に待
機する。そして、発呼者側から送出された特定のリモコ
ン信号がリモコン回路10に印加されると、該回路10はト
ーンデコーダ10−3、ラインデコーダ10−4及び切換ス
イッチ10−5の解読機能により該信号の入来を検出して
該回路10のフリップフロップ10−6からマルチバイブレ
ータ3にHレベル信号を出力する。以下の作動は、第1
タイマ1出力によりマルチバイブレータ3が駆動される
前述の場合と同様であるので、説明を省略する。ただ
し、留守番電話装置TAD−1の応答動作中にリモコン信
号が送出されるので、受信メッセージの録音は行われ
ず、したがって、前述の転送装置ASAPによるページング
動作は不要なのでページング動作は行われない。
上述の場合と異なり、被呼者が在席しており、留守番
電話装置TAD−1の動作中、会話のために電話機TEL−2
を取上げると、留守番電話装置TAD−1及び電話機TEL−
2の双方の閉結回路が作動して2重ループとなり、この
2重ループによりライン電圧が更に低下する。これによ
り上述の留守番電話装置TAD−1のライン側に直列に挿
入され、オンとなっていたフォトカップラPC−1がオフ
となり、その出力端子Cからの出力が消滅するので、第
1タイマ1は非活性化される。すなわち、第1タイマ1
のアンドゲート1−2(第3図)の一入力がLレベルと
なり、その出力はHレベルからLレベルに戻り、マルチ
バイブレータ1−3を非活性化すると同時にORゲート1
−5を介してカウンタ1−4をリセットする。この結
果、第1タイマ1の出力は消滅し、第2ファクシミリFA
X−2が起動することはなく相互の会話を妨げることは
ない。
次に、留守番電話装置TAD−1で受信したメッセージ
を遠隔地から電話線L1,L2を介してリモコン聴取する場
合の本制御装置の作動を説明する。
先ず、リモコン聴取に関連する問題点を述べると、本
制御装置では前述のように、留守番電話装置TAD−1の
動作中において第2のファクシミリFAX−2の起動用の
リモコン信号、例えば#トーンを受付けるようになって
おり、留守番電話装置TAD−1の受信用テープに相手の
声(受信メッセージ)を録音動作中に#トーンを受付け
た場合には、この#トーンが受信用テープ上に不可避的
に録音され、リモコン聴取時に、#トーンの再生出力が
電話線L1,L2に送出される。従って、リモコン聴取時に
リレー接点y4-1,y4-2が閉成していれば、#トーンの再
生出力がリレー接点y4-1,y4-2を介してリモコン回路10
に印加され、前述のように第2のファクシミリFAX−2
起動用の#トーンが発呼者から送出された場合と同様、
第2ファクシミリFAX−2が起動する一方、留守番電話
装置TAD−1が電話線L1,L2から遮断されるので、リモコ
ン聴取を行えなくなる。
本制御装置は、リモコン聴取時にリレー接点y4-1,y
4-2を閉成させるように作動し、上記不都合を解消して
いる。すなわち、遠隔地から電話線L1,L2を介して受信
メッセージを聴取すべく、本制御装置の所有者が、第2
のファクシミリFAX−2起動用の「#」トーンとは異な
る特定のリモコン信号例えば*トーンを送出するために
プッシュホンの「*」ボタンを押すと、*トーンはリモ
コン回路10のトーンデコーダ10−3により解読され、ラ
インデコーダ10−4の出力端子S11からHレベル信号を
出力し、フリップフロップ11をセットする。この結果、
フリップフロップ11の出力はHレベルからLレベルに
切換わり、ダイオードD3を介してトランジスタTR−3の
ベース電位をLレベルに引下げるのでトランジスタTR−
3はオフとなる負荷のリレーY−4を復旧する。従っ
て、リレー接点y4-1,y4-2が第2図に示す位置に戻るの
でリモコン回路10は電話線L1,L2から切り離される。従
って、リモコン聴取中において、それ以前に録音された
受信メッセージに含まれている#トーンが再生されても
第2のファクシミリFAX−2が起動したり、留守番電話
装置TAD−1が電話線L1,L2から遮断されることはない。
この結果、従来公知のように、*トーンに応じて、留
守番電話装置TAD−1に付属のリモコン送信機(図示し
ない)から発生されるトーンによりリモコン聴取のため
の所定の操作が行なわれる。そして、リモコン聴取を終
え、留守番電話装置TAD−1が復旧すると、フォトカッ
プラPC−1の出力端子Cからの出力がHレベルからLレ
ベルに切換わり、フリップフロップ11をリセットして次
の着信に待機することになる。
なお、上述の*トーンを送出する時期は、受信用テー
プに録音されている#トーンが再生される以前であれば
よく、従って上記リモコン送信機により留守番電話装置
TAD−1のリモコン部(図示せず)をオープンした後で
もよい。
なお上記*のトーンがでると上記リモコン信号受付手
段即ちリレーY−4関係の回路が働くことが出来ないよ
うにし、#の信号を使用しないタイマ動作の場合でも即
ちプッシュホンのない人達にとってもこのタイマ動作そ
のものを上記*のトーンで無効にすることが出来るから
発呼者は何分間でも留守番電話にメッセージを残すこと
が出来る。たゞしこれは発呼者がこの#の特定信号を知
っている場合のみ可能である当事者間の使用方法として
は極めて便利である。
一方、一部の発呼者には留守番電話装置にメッセージ
を残すほどのことでもなく、たゞ相手のファクシミリに
早くデータを送れば用が済む場合もある。この場合は前
述の第1の応答用メッセージ例である「こちらは橋本コ
ーポレイションですが、どなた様でしようか(5秒間無
音)」の次に第2の応答用メッセージが出てくるまでの
5秒間の無音区間において、発呼者が自己の名前を発声
しなければ、これは発呼者音声無音検出部11で検出さ
れ、これが第3タイマ12により数秒間継続して無音であ
ることが検出されると、第3タイマ12よりHレベルの信
号を出力し、オアゲート2の入力端子の1つに印加す
る。従って前述したように疑似の呼出信号を発生し第2
ファクシミリを起動することができる。従って発呼者側
のファクシミリが被呼者側のファクシミリへアクセスす
るアクセス時間を短縮したい場合にはこの機能が利用で
きる。
次に、第2の実施例につき第4図を参照して説明す
る。
前述の第1〜第3図においては、第2ファクシミリは
受信状態の場合についてのみ記述されており、送信の場
合は図示もされておらず、また説明もされなかった。第
4図において、スイッチSW1は受信(A)、送信(M)
の切換スイッチであり、送信(M)の位置に切換えて発
信操作を行うためには、第2ファクシミリに接続されて
いる電話機TEL−2で相手電話を呼出し、相手ファクシ
ミリの応答後に第2ファクシミリの通信ボタンを押圧
し、予めセットされているデータを送出する。データの
送出が終了したら切換スイッチSW1を受信(A)に切換
えておき、相手からの着信を待つ待機状態に切換えてお
く。
次に第3の実施例である第5図は、上述の切換スイッ
チの切換え操作を省き、発信および受信動作を自動的に
なさしめたものである。従って第5図において第4図中
の切換えスイッチは省略されており、かつ上述SWの自動
化のためにフォトカプラーPC−5、オアゲート8の入力
端子が1ケ増加されている。
さて第5図において、第2ファクシミリの発信動作を
行うために、電話機TEL−2をオフフックすると、第2
ファクシミリ、ASAP、フォトカプラーPC−5、呼出信号
発生部6に至る一連の回路が形成され、この呼出信号発
生部から出力されている直流分により上記フォトカプラ
ーPC−5の発光ダイオード部に直流が流れ、このフォト
カプラーPC−5内のフォトトランジスターから端子cを
介してHレベルの出力が得られる。このHレベルの出力
はオアゲート8を介してリレーY−2をオンとする。
これは前述の第2図において述べたように、呼出信号
発生部6には直流を出す回路があるために、この動作が
可能なのである。
こゝでリレーY−2の接点y2-1が下図と反対側に切換
わることにより、電話機TEL−2、第2ファクシミリ、A
SAP、フォトカプラーPC−2、電話線L1,L2という直流ル
ープによりフォトカプラーPC−2内の発光ダイオードが
オンとなり、その出力を受けてPC−2内のフォトトラン
ジスターからLレベルの出力を端子cから出力する。こ
の出力によりインバータ9、オアゲート8を介してリレ
ーY−2を引きづつきオンに保持するように作用する。
即ちリレーY−2の接点y2-2によりフォトカプラーPC−
5の出力は消滅するが、PC−2の出力によりリレーY−
2は上述のように継続して保持されることになる。続い
てダイアル操作を行い、相手の第1ファクシミリが応答
したら第2ファクシミリの送信ボタンを押し、データを
相手ファクシミリに送出する。データの送出が終了する
と第2ファクシミリは、通常それ自身で自動的に復旧
し、閉結を解除する。こゝで上述から明らかなように直
流ループの開放によりフォトカプラーPC−2の出力は消
滅し、リレーY−2は復旧する。
一方、第2ファクシミリの受信動作については、前述
の第2図と全く同じであるが、このさい第2ファクシミ
リを起動させるための呼出信号発生部6からの交流分は
コンデンサーC10を介して、その直流分はフォトカプラ
ーPC−5を介して第2ファクシミリに供給されるように
なっている。
なお上記実施例では電話端末装置としてファクシミリ
を用いたが、これに代えて電話の着信に応動する各種電
話端末装置例えば第2の留守番電話装置、パーソナルコ
ンピュータ等を用いても良い。パソコン等の場合は通常
電源投入してから、フロッピーディスク等が駆動され、
フロッピーディスク等のモーターが入り、パソコンのウ
ォーミングアップ動作を終了して通信可能状態になる迄
少くも10秒乃至数10秒を要しているため、不在中着信が
あった時すぐ電源が投入されても発呼者は通信開始迄余
りに時間を要するため断念して通話を切ってしまうケー
スが多かったのである。しかし本発明では不在中着信が
あった時留守番電話が応対し応答用テープが送出中にパ
ソコンの方がウォーミングアップを完了するから相手に
もこれが分り十分待つことが可能であり、支障なくパソ
コンの不在通信を行うことが出来るのである。
次に第1の留守番電話装置TAD−1以外に、第2の留
守番電話装置(TAD−2)を用いる場合について述べ
る。
このさいは前述の留守番電話装置TAD−1は不特定者
からの着信に応動するものとし、上記第2の留守番電話
装置は例えば社員間の連絡用等とか、又は注文を受付け
るオーダーテーキング専用のものとかになる。このよう
なさいは第1の留守番電話装置(TAD−1)の応答用語
も種々の形成のものが使用されることになる。又近時FA
XでもGIV形のように高速のものもあり、最初から応答用
語が長すぎることはFAXの高速性に対し時間が無駄とな
り、使用上抵抗がある。このようなさいはT−1を前半
と後半に分け例えば、前述の特開昭60−38959のように
前半には「はいこちらは橋本コーポレイションですが、
どなたさまでしようか。」とのみ吹込み暫くポーズを置
きこの間相手がこれに答えて名前を言えば次のメッセー
ジが出て「FAXにご用のお方は#をおして下さい。又留
守番電話に御用の方はビープトーン後お話し下さい。」
という指示メッセージが送出され、その後ビープトーン
が出てT−2が録音態勢となるが、#を押したときは前
記実施例のようにEAXに切換るようにしてもよく更に又
前記ポーズ期間中発呼者が一言も発しないときはこれを
FAX発信者であると判断して、上記特開昭60−38959で述
べたスイッチング手段によりFAXに切換える動作をさせ
ることにより高速FAX時代に対応する操作方法がとられ
るようにすることも出来る。又このさい留守番電話装置
の受信用テープ(T−2)に録音した特定者のメッセー
ジを外からリモコン聴取したり、又公知のページング機
能を有する留守番電話装置を利用して外部からEAX情報
が入ったらページング機能を働かせて外出先の加入者に
知らせるような使用法をとるようにしてもよい。これら
は何れも同一人の出願になる特公昭49−5162と組合せる
ことにより実施が可能である。
なお上記実施例では、電話端末装置としての第2のフ
ァクシミリFAX−2の前段に転送装置ASAPを設けたが、
これは前述のように転送のために使用したものであり、
通常はこれを省略してもよい。さらに本実施例では発呼
者側から本装置を呼出してFAX情報を送る場合を主とし
て述べたが、本装置側から不特定のFAX加入者を呼出し
て情報を送る場合には、従来の先願特開昭60−53371即
ち第1図のような回路ではFAX−2からFAX−1に情報を
送り出す際の操作が複雑であった。何故ならば第1図で
は最初電話及TAD−1が接続されているから、これを手
動でFAXに切りかえたさいに電話及びTAD−1が切り離さ
れてFAXのみが電話線につながり、その後FAX通信が終っ
たさいに再び電話及び留守番電話装置側に戻すようにな
っているからである。しかしながら本発明ではこのよう
な場合でも再び自動的に電話優先の状態に待機すること
が可能である。
即ち本装置側からFAX加入者に送出する場合には装置
側に何らの切替操作をすることなく、単に電話機を取上
げ相手を呼び、そして相手側からCNG信号を確認したら
通信ボタンを押せば通信が可能であり、通話が終了した
さいにPC−2によりリレーY−2が復旧して次の電話優
先の待機状態に復旧することが出来るからである。
〔発明の効果〕
以上のように本発明は、先願においてなし得なかった
各種の機能を有し、特にプッシュホンでない通常のダイ
ヤル式電話からもアクセスが可能であり、更に高速度の
ファクシミリに対しても対応が可能であり、更にまた、
自動ダイヤル発信をなすような全自動化されたファクシ
ミリを受信する際にも対応が可能である等、これまでに
ない便利な機能が付加されたものであり、その実用的効
果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の一例を示すブロックダイヤグラム、 第2図は本発明装置の第1の実施例を示すブロックダイ
ヤグラム、 第3図は、第2図の要部の詳細を示す回路図、 第4図は本発明装置の第2の実施例を示すブロックダイ
ヤグラム、 第5図は本発明装置の第3の実施例を示すブロックダイ
ヤグラムである。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】並列に接続される電話機及び留守番電話装
    置か、他の電話端末装置かを公衆電話回線に切換え接続
    する電話端末装置の制御装置において、 電話の着信による留守番電話装置の作動開始後所定時間
    が経過すると出力信号を出力するタイマ手段と、 該タイマ手段の出力信号に応動し前記他の電話端末装置
    を呼出す呼出信号と実質上同一の疑似呼出信号を前記他
    の電話端末装置に出力する呼出信号発生手段と、 前記タイマ手段の出力信号に基づいて応動し前記電話機
    及び留守番電話装置を電話回線から切り離し前記他の電
    話端末装置を電話回線に接続する接続切換手段と、 前記他の電話端末装置が作動中前記接続切換手段により
    電話回線に前記他の電話端末装置を接続状態に保持し、
    前記他の電話端末装置の作動が終了すると前記接続切換
    手段を切換え電話回線を前記他の電話端末装置から前記
    電話機及び留守番電話装置に接続する切換制御手段とを
    備えたことを特徴とする電話端末装置の制御装置。
  2. 【請求項2】前記呼出信号発生手段は所定周波数の交流
    分を発生する交流分発生部と直流分を発生する直流分発
    生部とよりなり、前記交流分に前記直流分を重畳して前
    記疑似呼出信号を発生させる特許請求の範囲第1項記載
    の電話端末装置の制御装置。
  3. 【請求項3】前記タイマ手段は前記留守番電話装置の閉
    結作用により該タイマ手段の計時動作を開始させるタイ
    マ駆動手段を含み、該タイマ駆動手段は前記電話機がハ
    ングアップされると該タイマ手段の計時動作を動作不能
    にする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の電話端末
    装置の制御装置。
  4. 【請求項4】前記他の電話端末装置はファクシミリ装置
    である特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項記載の
    電話端末装置の制御装置。
  5. 【請求項5】並列に接続される電話機及び留守番電話装
    置か、他の電話端末装置かを公衆電話回線に切換え接続
    する電話端末装置の制御装置において、 電話の着信による留守番電話装置の作動開始後所定時間
    が経過すると出力信号を出力するタイマ手段と、 電話回線を介して入力される前記他の電話端末装置駆動
    用のリモコン信号を検出し出力信号を出力するリモコン
    回路と、 該リモコン回路からの出力信号若しくは前記タイマ手段
    の出力信号に応動して前記他の電話端末装置を呼出す呼
    出信号と実質上同一の疑似呼出信号を前記他の電話端末
    装置に出力する呼出信号発生手段と、 前記タイマ手段もしくは前記リモコン回路からの出力信
    号に基づいて応動し前記電話機及び留守番電話装置を電
    話回線から切り離し前記他の電話端末装置を電話回線に
    接続する接続切換手段と、 前記他の電話端末装置が作動中前記接続切換手段により
    電話回線に前記他の電話端末装置を接続状態に保持し、
    前記他の電話端末装置の作動が終了すると前記接続切換
    手段を切換え電話回線を前記他の電話端末装置から前記
    電話機及び留守番電話装置に接続する切換制御手段とを
    備えたことを特徴とする電話端末装置の制御装置。
  6. 【請求項6】前記リモコン信号は、押ボタン式電話機の
    押ボタンの押圧によって発生する信号で構成されている
    特許請求の範囲第5項記載の電話端末装置の制御装置。
  7. 【請求項7】前記呼出信号発生手段は所定周波数の交流
    分を発生する交流分発生部と直流分を発生する直流分発
    生部とよりなり、前記交流分に前記直流分を重畳して前
    記疑似呼出信号を発生させる特許請求の範囲第5項又は
    第6項記載の電話端末装置の制御装置。
  8. 【請求項8】前記タイマ手段は前記留守番電話装置の閉
    結作用により該タイマ手段の計時動作を開始させるタイ
    マ駆動手段を含み、該タイマ駆動手段は前記電話機がハ
    ングアップされると該タイマ手段の計時動作を動作不能
    にする特許請求の範囲第5項、第6項又は第7項記載の
    電話端末装置の制御装置。
  9. 【請求項9】前記他の電話端末装置はファクシミリ装置
    である特許請求の範囲第5項、第6項、第7項又は第8
    項記載の電話端末装置の制御装置。
  10. 【請求項10】並列に接続される電話機及び留守番電話
    装置か、他の電話端末装置かを公衆電話回線に切換え接
    続する電話端末装置の制御装置において、 電話の着信による留守番電話装置の作動開始後所定時間
    が経過すると出力信号を出力するタイマ手段と、 電話回線を介して入力される前記他の電話端末装置駆動
    用のリモコン信号及び誤動作防止用のリモコン信号を検
    出しそれぞれの出力信号を出力するリモコン回路と、 前記リモコン回路からの誤動作防止用のリモコン信号検
    出出力信号により該リモコン回路を電話回線から切り離
    す手段と、 前記リモコン回路からの他の電話端末装置駆動用のリモ
    コン信号検出出力信号若しくは前記タイマ手段の出力信
    号に応動して前記他の電話端末装置を呼出す呼出信号と
    実質上同一の疑似呼出信号を前記他の電話端末装置に出
    力する呼出信号発生手段と、 前記タイマ手段の出力信号若しくはリモコン回路からの
    前記他の電話端末装置駆動用のリモコン信号検出信号に
    基づいて応動し前記電話機及び留守番電話装置を電話回
    線から切り離し前記他の電話端末装置を電話回線に接続
    する接続切換手段と、 前記他の電話端末装置が作動中前記接続切換手段により
    電話回線に前記他の電話端末装置を接続状態に保持し、
    前記他の電話端末装置の作動が終了すると前記接続切換
    手段を切換え電話回線を前記他の電話端末装置から前記
    電話機及び留守番電話装置に接続する切換制御手段とを
    備えたことを特徴とする電話端末装置の制御装置。
  11. 【請求項11】前記リモコン信号は、押ボタン式電話機
    の押ボタンの押圧によって発生する信号で構成されてい
    る特許請求の範囲第10項記載の電話端末装置の制御装
    置。
  12. 【請求項12】前記呼出信号発生手段は所定周波数の交
    流分を発生する交流分発生部と直流分を発生する直流分
    発生部とよりなり、前記交流分に前記直流分を重畳して
    前記疑似呼出信号を発生させる特許請求の範囲第10項又
    は第11項記載の電話端末装置の制御装置。
  13. 【請求項13】前記タイマ手段は前記留守番電話装置の
    閉結作用により該タイマ手段の計時動作を開始させるタ
    イマ駆動手段を含み、該タイマ駆動手段は前記電話機が
    ハングアップされると該タイマ手段の計時動作を動作不
    能にする特許請求の範囲第10項、第11項又は第12項記載
    の電話端末装置の制御装置。
  14. 【請求項14】前記他の電話端末装置はファクシミリ装
    置である特許請求の範囲第10項、第11項、第12項又は第
    13項記載の電話端末装置の制御装置。
  15. 【請求項15】並列に接続される電話機及び留守番電話
    装置か、他の電話端末装置かを公衆電話回線に切換え接
    続する電話端末装置の制御装置において、 電話の着信による留守番電話装置の作動開始後、音声の
    無音を検出する発呼者音声無音検出手段と、 該発呼者音声無音検出手段からの無音検出信号が所定時
    間継続すると出力信号を出力するタイマ手段と、 前記タイマ手段の出力信号に応動して前記他の電話端末
    装置を呼出す呼出信号と実質上同一の疑似呼出信号を前
    記他の電話端末装置に出力する呼出信号発生手段と、 前記タイマ手段の出力信号に基づいて応動し前記電話機
    及び留守番電話装置を電話回線から切り離し前記他の電
    話端末装置を電話回線に接続する接続切換手段と、 前記他の電話端末装置が作動中前記接続切換手段により
    電話回線に前記他の電話端末装置を接続状態に保持し、
    前記他の電話端末装置の作動が終了すると前記接続切換
    手段を切換え電話回線を前記他の電話端末装置から前記
    電話機及び留守番電話装置に接続する切換制御手段とを
    備えたことを特徴とする電話端末装置の制御装置。
  16. 【請求項16】前記呼出信号発生手段は所定周波数の交
    流分を発生する交流分発生部と直流分を発生する直流分
    発生部とよりなり、前記交流分に前記直流分を重畳して
    前記疑似呼出信号を発生させる特許請求の範囲第15項記
    載の電話端末装置の制御装置。
  17. 【請求項17】前記他の電話端末装置はファクシミリ装
    置である特許請求の範囲第15項、又は第16項記載の電話
    端末装置の制御装置。
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