JP2693444B2 - ドアホン - Google Patents

ドアホン

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JP2693444B2
JP2693444B2 JP62164058A JP16405887A JP2693444B2 JP 2693444 B2 JP2693444 B2 JP 2693444B2 JP 62164058 A JP62164058 A JP 62164058A JP 16405887 A JP16405887 A JP 16405887A JP 2693444 B2 JP2693444 B2 JP 2693444B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、公衆回線に接続された親機と、親機と接続
される子機とにより構成され、予め設定されたダイヤル
番号の電話機と子機とが公衆回線を介して通話可能なド
アホンに関するものである。 [従来の技術] 近年の半導体技術の進歩等により、一般家庭にもドア
ホンが広く普及するようになつてきた。しかし、従来の
ドアホンは単に子機の呼び出しボタンを押下することに
より、住居内にチヤイム等の呼出し音が鳴り、来訪者が
あることを知らせるだけのものや、母機と子機とにマイ
クロホンとスピーカとを配置し、親機と子機との間で通
話可能としたものである。 この従来のドアホンのブロツク構成図を第4図に示
す。 図中1は母機であり、5は子機である。母機1と子機
5とはインタフエース信号線16を介して互いに接続され
ている。このインタフエース信号線16には電源出力及び
これに重畳された入出力信号が伝達される。 子機5側において、母機1よりの電源はインタフエー
ス信号線16を介してコイル12に供給され、コイル12を介
して電源取出回路15に送られている。そして電源取出回
路15で定電圧化され、不図示の電源線を介して各アンプ
部に供されている。そして、呼び出しボタン9が入力さ
れると、信号線16は抵抗14を介して接地され、これによ
り母機1側に呼び出しボタン9の入力が報知される。ま
た、子機5のマイク8より入力される音声信号は、アン
プ11により増幅され、信号線16に重畳され母機1側に送
られる。母着1より信号線16に重畳されて送られてくる
音声信号は、コイル13を介してアンプに送られ、ここで
増幅されてスピーカ7より音響出力される。 一方、母機1側において、電源供給回路30からの電源
出力は、抵抗26とスイツチ25との並列回路を介して出力
重畳用のNPN型トランジスタ18のコレクタに送られる。
このトランジスタ26のコレクターベース間は抵抗19を介
して接続され、またこのベースはツエナダイオード20と
抵抗21を介して接地されている。 母機1側のマイク24からの音声信号は、アンプ23及び
コンデンサ22を介して抵抗21とツエナダイオード20の接
点部へ送られ、トランジスタ18のベースに供給される。
これにより、音声信号が電源回路30よりの電源出力に重
畳され、コイル17、インタフエース信号線16を介して子
機5側に送られる。子機5側では、この重畳信号のうち
の音声信号をアンプ10で増幅してスピーカ7より音響出
力することになる。また28は子機5の呼出しボタン9の
押圧操作を検出するためのレベル比較器である。レベル
比較器28の基準電圧入力端子には、電源供給回路30から
の出力定電圧を抵抗分圧した一定レベルの基準電圧が印
加されており、このレベル比較器28の他方の入力端子に
は抵抗26とトランジスタ18のコレクタの接点の電圧が印
加されている。そして、定常状態においては、電源供給
回路30よりは抵抗26を介して子機5側に電源が供給され
ており、送られる電源は微小電流である。従つて、各子
機5の回路部は非動作状態にある。 このとき、呼び出しボタン9の押圧操作に応じてスイ
ツチ9がオンされると、インタフエース信号線16の電圧
は接地電位側に変化する。これをレベル比較器28が検出
し、検出パルスを出力する。チヤイム発生回路29はこの
検出信号によりトリガされ、一定時間チヤイム音を出力
する。母機1側のマイク24はフツクより着脱可能となつ
ており、このマイク24がフツクより取られていないとき
(オンフツク時)にはスイツチ25はオフ状態であり、ス
イツチ31はチヤイム音発生回路29側である“b"側に接続
されている。このため、呼び出しボタン9が押圧された
とき、チヤイム音発生回路29よりのチヤイム音はアンプ
32を介してスピーカ27よりの報知音として音響出力さ
れ、住居人に知らされる。このチヤイム音を住居人が聴
いてマイク24をフツクより取り外したとき(オフフツク
時)、スイツチ25は閉接され子機5側への抵抗26を介さ
ずスイツチ25を介して直接接続され、比較的大電流が供
給される。このため子機5側の各回路は動作オン状態と
なる。同時にスイツチ31は“a"側に接続され、子機5の
マイクロホン8からの音声信号はアンプ11を介して信号
線16より母機1側に送られ、アンプ32により増幅されス
ピーカ27より音声として出力され、住居人は来訪者の声
を確認できる。 [発明が解決しようとする問題点] しかし、上述の装置は、家庭に人が居るときには対応
できるが、不在の場合には全く対応できない、このた
め、ドアホンのうちには、来訪者が訪れたときに留守で
あつた場合、テレビカメラにより来訪者の顔をVTR、ま
たは半導体メモリ等に記録し、帰宅後その記録画像を再
生して来訪者が誰かを確認する様構成した装置がある。 しかしこの場合も、後で訪問者の確認はできるが、帰
宅するまでは全く訪問者があつたことを知ることはでき
ない。このため、緊急を要する訪問者の場合等では用を
足さず、非常な不具合を生ずることもあつた。そのた
め、来訪者があると公衆回線を介して接続される電話機
に発呼するようなモードにセツトしておくことで、不在
時でも外出先で訪問者に対応できるドアホンもある。 しかし、このドアホンは、上述のモードにセツトされ
ているときに来訪者からの呼出があると、宅内に設置さ
れている親機での呼び出しを行うことなく、公衆回線を
介して接続される電話機にだけ発呼してしまうため、帰
宅した際に上述のモードを解除し忘れてしまつた場合や
上述のモードを解除する前に来訪者があると、在宅して
いるにもかかわらず来訪者に気が付かない場合があつ
た。 [問題点を解決するための手段] 本発明は、上記問題を解決するために、ドアホンの親
機は、子機からの呼び出しを検出すると、親機が呼び出
されたことを親機の操作者に報知すると共に、通常、電
話機に接続されている公衆回線を親機に接続し、予め設
定された宛て先のダイヤル番号を用いて公衆回線へ発呼
を行い、そして、報知する親機の操作者の応答を検出し
ながら、発呼に対する宛て先の応答を検出し、どちらか
の応答の検出に応じて親機と子機との通話路の形成、も
しくは、公衆回線と子機との通話路を形成するようにす
る。 [作用] 上述の構成により本発明によれば、例え、子機で親機
を呼び出すための操作が行われ、転送先の宛て先へ発呼
するようにセツトされていても、親機の操作者にも子機
からの呼び出しを報知するようにしたので、確実に子機
からの呼び出しに応答することができる。 [実施例] 以下、図面を参照して本発明に係る一実施例を詳細に
説明する。 第1図は本発明に係る一実施例のブロツク図であり、
図中、第4図と同様構成には同一番号を付し詳細説明を
省略する。 子機5の構成は第4図に示す構成と同様であり、母機
1から供給される電源取出回路15及びコイル12、スピー
カ7、訪問者の音声を電気信号に変換するマイク8、呼
出しボタン9、アンプ10、11から成る。 母機1側の構成において、第4図と共通の構成とし
て、電源を母機1内の各構成要素に供給する電源供給回
路30、該回路30から微小電流のみを子機5に供給するた
めの抵抗26と、子機5へ比較的大電流を供給するための
第4図のスイツチ25に対応するスイツチ25b、母機側の
応対者の音声を電気信号に変換するマイクロホアン24、
アンプ23、トランジスタ18、抵抗19,21、及びツエナー
ダイード20、コンデンサ22がそれぞれ配設されており、
更に、比較器28、チヤイム音発生回路29及び、第4図の
スイツチ31に対応するスイツチ31b、スピーカ27、アン
プ32を備えている。 本実施例ではこれら第4図と同様の各構成に加え、以
下の各構成を備える。 即ち、内蔵するROM41に格納されたプログラムに従
い、例えば第3図に示す如き制御で本実施例全体の制御
を司どるコントローラ40、上述のプログラムの外、本実
施例で使用する各種パラメータ等を記憶するROM41,電話
番号情報に対応したDTMF信号を発生するDTMF(回線トー
ン)信号発生器42、回線L1,L2を介して送られてくるDTM
F信号や各種信号を検出するDTMF信号検出43、発呼すべ
き電話番号を記憶する電話番号記憶部44、回線L1,L2よ
りの被呼信号を検出する被呼検出器45、発呼先電話機等
が応答し、回線L1,L2の極性が反転したか否かを検出す
る応答検出回路46、回線L1,L2に電話番号情報に対応し
たダイヤルパルス信号を送出するダイヤルパルス発生器
47を備える。 更に、子機5の呼出しボタン9の押下入力を検出する
比較器28出力をラツチし、呼び出しボタン9の入力をコ
ントローラ40に報知するフリツプフロツプ48、各種モー
ド設定スイツチ49、バツフア50,51、トランス52、電話
番号の設定等に使用するキーボード(テンキー)53、音
声信号を回線L1,L2に送出するか否かを制御するスイツ
チ54、本装置を通常のドアホンとして使用するか、留守
番機能をさせるかを切り換えるスイツチ55、回線L1,L2
にFM信号発生器42よりのDTMF信号を送出するか否かを切
り換えるスイツチ56、回線L1,L2を電話機60側に接続す
るか本装置例に接続するかを切り換えるスイツチ57及び
マイク24をフツクより取り上げたか(オフフツクした
か)を検知するフツクスイツチ58より成る。 なお、モード設定スイツチ49には通常ドアホンモード
か又は留守モードかを設定するドアホンモード設定スイ
ツチ49a、接続されている回線がダイヤルパルス回線か
プツシユホン回線かを設定するダイヤル/ブチシユホン
設定スイツチ49b、キーボード53より電話番号記憶部44
に電話番号を登録するモードを設定する登録モード設定
スイツチ49cとより成る。 以上の構成より成る本実施例の外観図を第2図に示
す。 第2図において、1は母機、5は戸外等に配置される
子機であり、両装置間はインタフエース信号線16で接続
されている。 図示の如く母機1には、回線61が接続されており、マ
イク24及びスピーカ27の内蔵されたハンドセツト2がフ
ツク上に置かれている。 上の構成より成る本実施例の動作を、第3図(A)〜
(C)を参照して以下に説明する。 第3図(A)はドアホンモード、即ちドアホンモード
設定スイツチ49aが“オン”時の動作制御フローチヤ
ー、第3図(B)は留守モード、即ちドアホンモード設
定スイツチ40aがオフの時の動作制御フローチヤート、
第3図(C)は電話番号登録モードの動作制御フローチ
ヤートである。 まず、第3図(A)を参照してドアホンモード動作を
説明する。 ドアホンモード設定スイツチ49aが“オン”にセット
されている時には、ドアホンモード処理であるので、コ
ントローラ40はステツプS1でドアホンモードでの初期処
理を実行する。即ち、スイツチ31bを“C"に接続し、ス
イツチ25b及びスイツチ54を“オフ”、スイツチ55を
“オン”にそれぞれ設定し、フリツプフロツプ48をリセ
ツトする。次にステツプS2で子機5の呼出しボタン9が
押下され、この押下が比較器28により検出されてフリツ
プフロツプ48がセットされるのを待つ。来訪者があり子
機5のボタン9が押されると、第4図と同様に比較器28
より“L"レベルのパルスが出力され、このパルス出力に
よりフリツプフロツプ48がセツトされることになる。コ
ントローラ40はフリツプフロツプ48がセツトされ、呼び
出しボタン9が押下入力されたことを検出するとステツ
プS2よりステツプS3に進み、スイツチ31bを“b"に接続
し、次のステツプS4でチヤイム音発生回路29を起動し、
アンプ32を介してこのチヤイム音をスピーカ27より出力
する。そしてステツプS5でチヤイム音を聞いた居住者が
母機側のハンドセツト2を取るのを監視する。 スピーカ27よりの報知音により来訪者を知った居住者
がハンドセツト2を取ると、フツクスイツチ58が“オ
フ”となり、ステツプS5よりステツプS6に進む。そして
ステツプS6でスイツチ31bを“a"側に接続すると共に、
ステツプS7でスイツチ25bを閉接し、子機5側に駆動電
流を供給し、子機5側のスピーカ7及びマイク8を稼働
状態とする。これによりステツプS8に示すように通話可
能状態となり、ハンドセツト2に配設されたマイク24か
らの入力音声信号は、子機5のスピーカ7より音響出力
される。一方、子機5のマイク8よりの入力音声はスピ
ーカ27より出力されることになる。そして通話が終了す
ると、ハンドセツト2はフツクにかけられ、再びフツク
スイツチ58が閉接(オンフツク)となる。このためステ
ツプS10でフリツプフロツプ48をリセツトして処理を終
了し、ステツプS1に戻る。 次に第3図(B)を参照して留守モード処理を説明す
る。 ドアホンモード設定スイツチ49aが“オフ”の時には
この留守モード処理を実行する。 まず、ステツプS20で留守モードでの初期処理を実行
する。即ち、スイツチ31bを“C"に接続し、スイツチ25b
及びスイツチ54、55、56を“オフ”に制御する。そして
ステツプS21で来訪者による呼出しボタン9の入力を待
つ。来訪者が呼出しボタン9を入力するとフリツフロツ
48がセットされ、ステツプS22に進み、スイツチ25bをオ
ンし、続くステツプS23でスイツチ31bを“b"に接続す
る。そしてチヤイム音発生回路29を付勢しスピーカ27よ
りチヤイム音を出力する。これは、例え留守モードに設
定されていても宅内に人間のいる場合もあるので、かか
る場合には直接来訪者と対応できるようにするためであ
る。 従って一定時間の間は以下の処理を行なわず、チヤイ
ム音を出力し、その後に以下の処理を実行するよう制御
してもよい。 コントローラ40は続いてステツプ25でスイツチ57を制
御し、電話機60と接続状態となつていた回線L1,L2をト
ランス52側(本装置側)に接続する。これにより回線L
1,L2間に直流ループが形成され、発信可能な回線接続状
態となる。そしてステツプS26で後述する処理で予め電
話番号記憶部44に格納されている発呼先電話番号を読み
出し、不図示のコントローラ40内のバツフア内に一時保
持する。そして続くステツプS27でダイヤル/プシユホ
ン設定スイツチ49bを読み込み、本装置の接続されてい
る回線L1,L2がダイヤル回線がプツシユホン回線(DTMF
回線)かを調べる。 ここでダイヤル回線に接続されている場合にはステツ
プS28に進み、ダイヤルパルス発生器47を起動して読み
込んだ電話番号を送り、対応するダイヤルパルス信号に
変換して、回線L1,L2に送出する。なお、このダイヤル
パルス信号の送出に先立ち、DTMF信号検出器43による回
線L1,L2よりのダイヤル音の検出を待つのが望ましい。
そして、ダイヤルパルス信号を送出するとステツプS35
に進み、この信号を受け取つた変換網が所望の発呼先と
接続するのを待つ。 一方、ステツプS27でプツシユホン回線の場合にはス
テツプS30に進み、スイツチ56を閉接し、DTMF信号発生
器42を付勢して読み込んだ電話番号を送り、対応するDT
MF信号をスイツチ56、バツフア50、トランス52を介して
回線L1,L2に送出する。そしてステツプS35に進む。 なお、このDTMF信号発生器42はトランス52とスイツチ
57接点間に挿入してもよい。この時はスイツチ56を回線
との間に接続し、オン/オフしてこの発生器と回線とを
接続/開放とすればよい。 ステツプS35ではDTMF信号検出器43により、回線より
話中音等のビジートーンが送られてきたか否かを調べ、
ビジートーンの検出されない時にはステツプS36で応答
検出器46が発呼先が応答し、回線L1,L2の極性が反転し
たことを検出したかを調べる。まだ応答が検出されてい
ない時にはステツプS37で所定時間経過したか否かを調
べ、所定時間が経過していればステツプS42に進み、所
定時間が経過していなければステツプS35に戻り、所定
時間内にビジートーンが検出されるか、又は応答が検出
されるのを監視する。 この状態で発呼先が応答するとステツプS36よりステ
ツプS38に進み、スイツチ31bを“C"に接続してチヤイム
音の出力を止め、スイツチ54を閉接し、子機5と回線L
1,L2間を交流的に接続し、互いに通話可能とする。この
ため、ステツプS40で回線L1,L2よりの音声信号はバツフ
ア51,スイツチ54、信号線16を介して子機5に送られ、
アンプ10で増幅されてスピーカ7より出力されることに
なり、一方、マイク8よりの入力音声信号はバツフア50
を介して回線L1、Lに送出されることになる。 そしてステツプS41で応答検出器46は、通話が終了し
回線が開放状態となるか、又はDTMF信号検出器43が回線
開放音を検出するのを待ち、回線が開放された時にはス
テツプS42に進み、スイツチ57を制御して回線L1,L2を電
話機60側に接続する。この時には電話機60はオンフツク
状態であり、回線L1,L2に形成していた直流ループが開
放され、回線L1,L2が復旧する。このため次のステツプS
43でフリツプフロツプ48をリセツトしてステツプS20に
戻り、次の来訪者の呼出しボタン9の押下入力に備え
る。 一方、ステツプS35でビジートーンが検出された時及
びステツプS37で所定時間が経過してしまつた時には、
共にステツプS45に進み、スイツチ57を制御して回線L1,
L2を電話機60側に接続して回線を復旧させ、ステツプS4
6、47で母機1のハンドセツト2がオフフツクされる
か、一定時間が経過するのを待つ。ここで、一定時間が
経過してもハンドセツト2が取り上げられない時には在
宅者がいないものとしてフリツプフロツプ48をリセツト
してステツプS20に戻る。 また、ステツプS47でオフフツクが検出され、フツク
スイツチ58が“オフ”となった時には、在宅者がおりそ
の者が応対したことになり第3図(A)のステツプS6に
進む。 更に本実施例においては電話番号記憶部44に所望の発
呼先電話番号を記憶させることができる。この入力はキ
ーボード53から行なうことも、また回線L1,L2を介して
他の電話機等から行なうことも可能としている。 以下、第3図(C)を参照してこの電話番号登録処理
を説明する。 登録モードスイツチ49cを“オン”とすると電話番号
記憶部44へ記憶の発呼先電話番号を更新することがで
き、この場合には第3図(C)に示す制御を実行する。 まずステツプS50でステツプS20と同様に、スイツチ25
b,54、55を“オフ”し、スイツチ31bを“C"に接続する
と共にスイツチ56を“オフ”する登録モード処理の初期
処理を実行する。そして続くステツプS51とステツプS52
で回線L1,L2よりの被呼があり、被呼検出器45でこれを
検出するか、又はキーボード53よりのキー入力のあるの
を待つ。なお、ここでは待機状態は、被呼とキー入力の
みになつているが、実際は上述の留守モード、又はドア
ホンモード処理と並行した処理であり、来訪者による呼
出しボタン9の押下入力をも同時に監視し、呼出しボタ
ン9が入力されたら対応する留守モード又はドアホンモ
ード処理実行を行なればよい。 本実施例の登録モード処理は、キーボード53よりのキ
ー入力による登録でも、また遠隔地よりの電話回線を介
しての登録でも行なわれ、ここでキーボード53よりのキ
ー入力があればステツプS52よりステツプS53に進み、キ
ー入力されたデータをコントローラ40中のバツフアに一
時格納する。そしてステツプS54で登録終了入力であっ
たか否かを調べ、登録終了でなければ再びステツプS51
に戻り、次のキー入力に備える。ここで登録終了であっ
た時にはステツプS55に進み、バツフアに一時格納して
いた電話番号を電話番号記憶部44に記憶する。ここでの
登録は、例えばキーボード53の特定のキー“*”でかこ
んだ範囲内を登録する電話番号とすればよい。そして記
憶が終了すると再びステツプS50に戻る。 一方、回線L1,L2よりの被呼があり、呼び出し音が送
られてくると、被呼検出器45がこれを検出し、コントロ
ーラ40に報知する。するとコントローラ40の処理はステ
ツプS51よりステツプS60に進み、この被呼が所定回数連
続しているか否かを調べ、所定回数に満たない場合には
ステツプS51に戻り、所定回数の呼び出し信号の送られ
てくるのを待つ。そして所定回数の被呼があるとステツ
プS60よりステツS61に進み、ダイヤル/プツシユホン設
定スイツチがプチシユホンに設定されているか否かを調
べる。接続回線がダイヤル回線の場合には電話登録はで
きないため、何もせずに再びステツプS51に戻り、応答
は行なわない。 ここでプツシユホン回線に接続されていた場合にはス
テツプS63に進み、スイツチ57を切り換え、回線L1,L2を
トランス52側に接続し、回線L1,L2に直流ループを生成
して応答する。そしてステツプS63でDTMF信号検出器43
を起動し、回線L1,L2よりトランス52、バツフア51を介
して送られてくるDTMF信号を検出し、その検出信号をコ
ントローラ40に送る。コントローラ40では、ステツプS6
4でこの検出信号を一時バツフアに格納し、ステツプS65
で入力終了が検出されたか否かを調べる。ここで入力終
了でない場合にはステツS66でDTMF信号検出器53が回線
開放音を検出しているか否かを調べ、回線開放音を検出
していないときには再びステツプS63に戻り、次のDTMF
信号の検出を待つ。 以上の処理により、発呼先の電話機で本装置を呼び出
し、本装置が応答した時に、電話機のプッシユホンスイ
ツチを押下入力し、例えば電話機の“*”ボタンを押下
し、続いて所望の電話番号をテンキーボタンより入力
し、入力終了時に再び“*”ボタンを入力すれば、本装
置に自動発信電話番号を登録できる。例えば、最後の
“*”が入力されると、これをDTMF信号検出器43が検知
してコントローラ40に送り、コントローラ40はステツプ
S65よりステツプS67の処理に進み、バツフアに格納され
ている登録すべき指定電話番号を電話番号記憶部44に格
納する。そしてスイツチ57を電話機60側に切り換えて、
回線L1,L2に形成した直流ループを開放し、回線を復旧
させステツプS50に戻る。 なお、間違い電話であつた場合や、電話番号の登録の
ための電話でなかつた時には、相手先で電話を切ること
になり、この場合にはステツプS66よりステツプS68に進
むことになる。 以上説明した本実施例において、来訪者が連続的に呼
び出しボタン9を押したとしてもその最初だけを受け付
け、ある一定時間はその受け付けを無視する機能を付加
することも簡単にできる。 また外出先の電話機と接続する場合、ドアホンからの
電話か普通の電話の呼び出しなのかを区別するため、回
線が接続された瞬間に、DTMF信号発生器42を使つてある
Dual Toneを発生させ出先の電話の応対者にその区別が
付くようにすることも可能である。 また、以上の説明では接続回線がダイヤル回線の場合
には電話登録はできないこととし、何もせずに再びステ
ツプS51に戻り、応答は行なわないように制御したが、
回線L1,L2よりのダイヤル信号を受信検出する機構を設
け、ここで送られてくるダイヤル信号を検出し、電話番
号情報を検出可能としてもよい。 [発明の効果] 以上説明したように本願発明によれば、例え、子機で
親機を呼び出すための操作が行われ、転送先の宛て先へ
発呼するようにセツトされていても、親機の操作者にも
子機からの呼び出しを報知するようにしたので、確実に
子機からの呼出しに応答することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る一実施例のブロツク図、 第2図は本実施例の外観図、 第3図(A)〜(C)は本実施例の動作制御フローチヤ
ート、 第4図は従来のドアホンのブロツク図である。 図中、1……母機、2……ハンドセツト、5……子機1
0、11、23、32……アンプ、8、24……マイク、7、27
……スピーカ、9……呼出しボタン、15……電源取出し
回路、29……チヤイム音発生回路、30……電源供給回
路、40……コントローラ、41……ROM、42……DTMF信号
発生器、43……DTMF信号検出器、44……電話番号記憶
部、45……被呼検出器、46……応答検出器、47……ダイ
ヤルパルス発生器、52……トランス、53……キーボード
である。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.公衆回線と接続可能な親機と、前記親機と接続線に
    よって接続される子機とにより構成されるドアホンであ
    つて、 前記子機は、 前記親機を呼び出すための呼び出し手段を有し、 前記親機は、 前記呼び出し手段による呼び出しを検出する第1の検出
    手段と、 前記親機が呼び出されたことを親機の操作者に報知する
    報知手段と、 通常、電話機に接続されている前記公衆回線を前記親機
    に接続する接続手段と、 前記第1の検出手段による呼び出しの検出に応じて、前
    記報知手段による報知を行うと共に、前記接続手段を用
    いて前記親機と前記公衆回線を接続し、予め設定された
    宛て先のダイヤル番号を用いて前記公衆回線へ発呼する
    制御手段と、 前記報知手段による報知に対する前記親機の操作者によ
    る応答を検出する第2の検出手段と、 前記制御手段による前記宛て先への発呼に対する前記宛
    て先の応答を検出する第3の検出手段と、 前記第2の検出手段により前記親機の操作者による応答
    を検出しながら、前記第3の検出手段により前記宛て先
    の検出を行い、前記第2、第3の検出手段による応答の
    検出に応じて、前記親機と前記子機との通話路の形成、
    もしくは、前記公衆回線と前記子機との通話路を形成す
    る通話路形成手段を有することを特徴とするドアホン。 2.前記制御手段による前記公衆回線への発呼は、前記
    親機に接続された操作部から設定された宛て先のダイヤ
    ル番号に従つて発呼を行うことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のドアホン。 3.前記制御手段による前記公衆回線への発呼は、前記
    公衆回線を介して接続される電話機により設定された宛
    て先のダイヤル番号に従つて発呼を行うことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のドアホン。
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