JPH066445A - 留守番電話装置およびファクシミリ装置 - Google Patents

留守番電話装置およびファクシミリ装置

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JPH066445A
JPH066445A JP18636892A JP18636892A JPH066445A JP H066445 A JPH066445 A JP H066445A JP 18636892 A JP18636892 A JP 18636892A JP 18636892 A JP18636892 A JP 18636892A JP H066445 A JPH066445 A JP H066445A
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message
voice message
line
tone signal
signal
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JP18636892A
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English (en)
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Tomoyuki Takeda
智之 武田
Toru Nakayama
亨 中山
Hidetaka Shimizu
英貴 志水
Mitsuo Morita
光雄 森田
Shigeru Koizumi
茂 小泉
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファクシミリ識別用のトーン信号の録音によ
るメッセージ録音容量の消耗やトーン信号の再生による
ファクシミリ側の誤動作を防止することができる留守番
電話装置およびファクシミリ装置を提供することを目的
とする。 【構成】 着信に応じて音声メッセージの記憶を開始し
た後、回線からのトーン信号を検出したときに、今回の
音声メッセージは、メッセージ件数にカウントせずに消
去し、次回の音声メッセージの記憶は今回の音声メッセ
ージの記憶を開始した領域から行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、留守番電話機能を有す
る電話装置およびファクシミリ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、留守番電話モードにおいて着
信があった場合に、応答メッセージを送出した後、発呼
側からの用件メッセージを録音する留守番電話装置が提
供されている。
【0003】そして、このような留守番電話装置におい
ては、全ての着信に対して画一的に録音動作を行うよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
留守番電話装置が、電話とファクシミリの自動切替機能
(TEL/FAX切替機能)を有するファクシミリ装置
に接続された場合、着信に対して、まず留守番電話装置
を起動させて留守番電話装置側で回線を閉じ、回線から
のCNG信号を検出した時点でファクシミリ装置側に回
線を切り替えるようにしたものがある。
【0005】しかしながら、このような装置において
は、着信した呼がファクシミリであった場合でも、留守
番電話装置は、起動して録音動作を実行することから、
用件メッセージの留守部には、CNG信号が録音される
ことになり、録音容量を無駄に消費してしまう問題があ
る。
【0006】また、このような留守番電話装置に対して
外部からのDTMF信号等を用いた遠隔操作により、用
件メッセージを再生して聴取しようとした場合、上述の
ようにCNG信号が録音されているときには、再生され
たCNG信号をファクシミリ装置側で検出することによ
り、TEL/FAX切替機能が誤動作し、ファクシミリ
装置が起動して自動受信してしまう不都合がある。
【0007】本発明は、ファクシミリ識別用のトーン信
号の録音によるメッセージ録音容量の消耗やトーン信号
の再生によるファクシミリ側の誤動作を防止することが
できる留守番電話装置およびファクシミリ装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、回線から入力
される音声メッセージを記憶する音声メッセージ記憶手
段と、回線からのトーン信号を検出するトーン信号検出
手段と、上記音声メッセージ記憶手段に録音されたメッ
セージを消去するメッセージ消去手段と、上記音声メッ
セージ記憶手段を起動した後、上記トーン信号検出手段
においてトーン信号を検出したときに、今回録音したメ
ッセージを消去し、次回の音声メッセージの記憶は今回
の音声メッセージの記憶を開始した領域から行うように
制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0009】また、本発明は、回線から入力される音声
メッセージを記憶する音声メッセージ記憶手段と、回線
からのトーン信号を検出するトーン信号検出手段と、上
記音声メッセージ記憶手段に録音されたメッセージの件
数を記憶するメッセージ件数記憶手段と、上記音声メッ
セージ記憶手段を起動した後、上記トーン信号検出手段
においてトーン信号を検出したときに、今回の着呼につ
いてはメッセージの件数にカウントしないとともに、次
回の音声メッセージの記憶は今回の音声メッセージの記
憶を開始した領域から行うように制御する制御手段とを
有することを特徴とする。
【0010】さらに、本発明は、留守番電話機とともに
回線に接続され、着信時に留守番電話機による自動音声
通信または画像通信手段による画像通信のいずれかを自
動的に選択して実行するファクシミリ装置において、回
線を留守番電話機または画像通信手段のいずれかに接続
する回線制御手段と、前記留守番電話機側の線路に接続
された画像通信に特有な制御信号を検出する制御信号検
出手段と、留守番電話機の用件録音開始信号を検出する
録音開始検出手段と、画像通信手段からDTMF信号を
送出するDTMF送出手段とを設け、上記画像通信手段
から送出されるDTMF信号によって留守番電話機を自
動制御することを特徴とする。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例の留守番電話装
置を示すブロック図である。
【0012】この留守番電話装置は、音声メッセージ記
憶手段として半導体メモリを用いたものであり、ファク
シミリ装置の子電話機3に接続されている。
【0013】図1において、リレー接点1a、1bは、
電話機3のオフフックを検出したり、Ci信号検出回路
4でCi信号を検出し、留守番電話装置を起動させると
きに制御部9によって制御されるものである。各接点1
a、1bは、互いに連動しており、一方の接点1aが閉
じているときには、他方の接点1bは開いている。
【0014】リンガ2は、回線20から整流回路21を
介して入力されるCi信号に基づいて呼び出し音を鳴動
するものである。Ci信号検出回路4は、回線20から
整流回路21を介して入力されるCi信号により着信が
あったことを検出して制御部9に通知するものである。
【0015】スピーチネットワーク5は、送受信信号の
2線−4線変換等を行うものであり、トーン検出回路6
は、CNG信号(1100Hz)等のトーン信号を検出
するものである。
【0016】デコーダ部7は、メモリ10に記憶されて
いる応答メッセージや録音メッセージをデコードして、
それをアナログの音声信号に変換するものであり、エン
コーダ部8は、受信したメッセージをメモリ10を記憶
するために音声デジタル化して適当な符号にエンコード
するものである。
【0017】制御部9は、CPUを含み、留守番電話装
置の全体をコントロールするものであり、メモリ10
は、応答メッセージや用件メッセージを記憶する半導体
メモリである。
【0018】スピーカ11は、メモリ10に録音された
メッセージを再生するときに、音声出力するものであ
り、操作部12は、各種キー操作等を行うものである。
【0019】図2は、本実施例における留守番電話装置
のメッセージ受信時の動作を示すフローチャートであ
る。
【0020】まず、制御部9は、Ci信号検出回路4で
Ci信号を検出したかどうかを監視しており(S1)、
Ci信号を検出すると、リレー接点1bを閉じて回線2
0を閉結する(S2)。
【0021】次に、メモリ10に記憶されている応答メ
ッセージを読み出して、デコーダ部7に送り、デコー
ド、D/A変換を行って応答メッセージ音声を回線20
に送出する(S3)。そして、メモリ10の録音エリア
の空きエリアの先頭にアドレスをセットするとともに、
制御部9において記憶されている録音件数を1つ増加す
る(S4)。
【0022】そして、受信した用件メッセージをエンコ
ーダ部8においてA/D変換、エンコードを行い、上記
S4でセットされたアドレスから順にメモリ10に書き
込んでいく(S5)。
【0023】また、これと同時に、トーン検出回路6で
CNG信号が検出されたかどうか判断する(S6)。そ
して、CNG信号が検出されていなければ、所定の時間
が経過したかどうかを判断し(S7)、まだ経過してい
なければ、S6に戻って受信メッセージの録音を続行し
つつCNG信号の検出を監視する。
【0024】なお、CNG信号を検出することなく所定
の時間が経過した場合には、リレー接点1bを開放して
回線20を開放し(S8)、用件メッセージの受信を終
了する。
【0025】また、S6でCNG信号を検出した場合に
は、リレー接点1bを開放して回線20を開放する(S
9)。そして、今回録音したメッセージ(実際にはCN
G信号)を消去する(S10)。メッセージを消去する
ために、制御部9は、エンコーダ部8に無音をエンコー
ドしたデータを作成させ、この無音データを今回録音さ
れたメッセージデータ上に書き込む。この後、制御部9
は、メモリ10のアドレスをS4でセットした値に戻す
とともに、S4で増加した録音件数を1つ減らす(S1
0)。
【0026】図3は、本実施例において、録音メッセー
ジの再生時の動作を示すフローチャートである。
【0027】まず、操作部12において、メッセージ再
生を指示するキー操作が行われると(S12)、再生メ
ッセージ数をカウントアップする(S13)。なお、メ
ッセージの再生を行う前は、この再生メッセージ数は0
となっている。
【0028】次に、1件分のメッセージをメモリ10か
ら読み出し、デコード部7でアナログ音声信号に変換し
て、スピーカ11を通して音声メッセージを再生する
(S14)。そして、再生メッセージ数と録音件数とを
比較し、一致したがどうかを判断する(S15)。ここ
で両者が一致しない場合には、S13に戻って次のメッ
セージの再生を行う。また、一致した場合には、メッセ
ージ再生動作を終了し、再生メッセージ数を0に戻す。
【0029】なお、以上の第1実施例では、本発明の請
求項1と請求項3の両方の機能を含む構成について説明
したが、一方の機能のみを有する装置であっても良い。
【0030】図4は、本発明の第2実施例の留守番電話
装置を示すブロック図である。
【0031】この実施例の留守番電話装置は、音声メッ
セージ記憶手段として磁気テープレコーダを用いたもの
であり、上記実施例におけるデコーダ部7、エンコーダ
部8およびメモリ10の代わりに、磁気テープ16に対
してメッセージを録音、再生を行うための駆動部15、
録音部14および再生部13を設けたものである。な
お、その他の構成は、制御部9の動作を除いて上記実施
例と同様であるので説明は省略する。
【0032】再生部13は、磁気テープ16に録音され
たメッセージを再生するもので、再生ヘッドやアンプ等
を含んでいる。録音部14は、受信したメッセージを磁
気テープ16に録音するものであり、録音ヘッドを含ん
でいる。また、駆動部15は、磁気テープ16の繰り出
し、巻き取りを駆動するものであり、テープリールの駆
動モータやドライバ等を有している。
【0033】図5は、本実施例における留守番電話装置
のメッセージ受信時の動作を示すフローチャートであ
る。
【0034】まず、制御部9は、Ci信号検出回路4で
Ci信号を検出したかどうかを監視しており(S2
1)、Ci信号を検出すると、リレー接点1bを閉じて
回線20を閉結する(S22)。
【0035】次に、応答メッセージ音声を回線20に送
出し(S23)、磁気テープ16の空白部分の先頭に録
音ヘッドがくるように磁気テープ16を移動するととも
に、制御部9において記憶されている録音件数を1つ増
加する(S24)。
【0036】そして、受信した用件メッセージを録音部
14に送り、磁気テープ16に書き込む(S25)。
【0037】また、これと同時に、トーン検出回路6で
CNG信号が検出されたかどうか判断する(S26)。
そして、CNG信号が検出されていなければ、所定の時
間が経過したかどうかを判断し(S27)、まだ経過し
ていなければ、S26に戻って受信メッセージの録音を
続行しつつCNG信号の検出を監視する。
【0038】なお、CNG信号を検出することなく所定
の時間が経過した場合には、リレー接点1bを開放して
回線20を開放し(S28)、用件メッセージの受信を
終了する。
【0039】また、S26でCNG信号を検出した場合
には、リレー接点1bを開放して回線20を開放した後
(S29)、録音ヘッドがS24で設定した位置(すな
わち、CNG信号検出によるメッセージ録音開始位置)
にくるように磁気テープ16を巻き戻し、録音部14か
ら無音を録音し、今回録音したメッセージ(実際にはC
NG信号)を消去する(S30)。そして、CNG信号
が全て消去されると、磁気テープ16をS24に位置に
巻き戻し、S24で増加した録音件数を1つ減らす(S
31)。
【0040】なお、録音メッセージの再生時の動作は、
上記第1実施例と同様であるので説明は省略する。ま
た、以上の第2実施例では、本発明の請求項1と請求項
3の両方の機能を含む構成について説明したが、一方の
機能のみを有する装置であっても良い。
【0041】図6は、本発明の第3実施例の留守番電話
機能付きファクシミリ装置を示すブロック図である。
【0042】このファクシミリ装置は、原稿を読み取っ
て電気信号に変換する読取部101と、オペレータが各
種キー入力を行う操作部102と、装置全体を制御する
制御部103と、画像を記録紙上に出力する記録部10
4と、送受信データの変復調を行うモデム105と、通
話を行うためのハンドセット106と、回線を電話機1
06またはモデム105に接続するNCU107と、磁
気記憶媒体111に録音されたメッセージを再生する再
生部108と、上記磁気記憶媒体111に受信メッセー
ジを録音する録音部109と、上記磁気記憶媒体111
を駆動する駆動部110とを有する。
【0043】また、制御部103には、CPU121、
メモリ122、タイマ123等が設けられており、メモ
リ122には、音声メッセージの録音件数等が格納され
るようになっている。
【0044】図7は、上記NCU107を示すブロック
図である。
【0045】Ci検出回路125は、Ci(呼出信号)
が着信すると、制御部103に検出信号を送出するもの
であり、CMLリレー126は、ハンドセット側とファ
クシミリ側との切換を行うリレーである。また、Pリレ
ー127は、ダイヤルパルスを発生するためのリレーで
あり、Sリレー128は、ダイヤルパルス発生時の過渡
的な電圧変化を抑えるためのリレーである。
【0046】RETコイル129は、直流ループを形成
するためのコイルであり、ハイブリッドトランス130
は、回線側とモデム側との間の直流を遮断するためのも
のである。
【0047】アナログスイッチ131は、上記再生部1
08と録音部109への接続を切り換えるものであり、
トーン検出回路132は、CNG等の信号を検出する回
路である。
【0048】図8は、本実施例の留守番モード(AMモ
ード)時の動作を示すフローチャートである。
【0049】まず、Ci検出回路125でCiを検出し
たかどうか判断し(S41)、Ciを検出しない場合
は、そのまま待機し、Ciを検出した場合は、CMLリ
レー126をファクシミリ側に切り替える(S42)。
このときPリレー127は閉じ、Sリレー128は開放
する。
【0050】次に、トーン検出回路132でCNG信号
を検出したかどうか判断する(S43)。このとき、メ
モリ122に記憶されている応答メッセージをモデム1
05を通して同時に回線へ送出する。実際には応答メッ
セージの空白の間にCNG信号を監視している。
【0051】そして、S43でCNG信号を検出する
と、ファクシミリ受信の処理を行う(S44)。
【0052】また、S43でCNG信号を検出しない場
合には、タイマ123が所定時間経過したかどうかを判
断し(S45)、タイムオーバーしていなければ、S4
3に戻り、タイムオーバーしている場合には、S46に
おいて、スイッチ131bを切り替えて回線からの信号
が録音部109に入るようにする。そして、録音を開始
する(S47)。メモリ122に記憶されている録音件
数を1つ増加する。
【0053】そして、録音部109でメッセージの録音
をしながら、トーン検出回路132でCNG信号の検出
を行う(S48)。ここでCNG信号を検出すると、S
51に進む。また、CNG信号を検出しなければ、S4
9において、メッセージが終了したかどうかを判断す
る。なお、メッセージの終了判断は、無音を検出しても
良いし、ループ電流によっても良い。
【0054】そして、メッセージが終了した場合には、
S50に進み、回線を開放してスタンバイに戻る。
【0055】また、S48でCNG信号が検出された場
合、S51において、録音を中止し、今回録音したメッ
セージを消去する。そして、磁気テープ(記憶媒体)1
11を駆動部110によりS47の録音開始位置まで巻
き戻すとともに、S47で増加した録音件数を1つ減ら
す(S52)。そして、S44に進み、ファクシミリ受
信処理を行う。
【0056】なお、録音メッセージの再生時の動作は、
上記第1実施例と同様であるので説明は省略する。ま
た、以上の第3実施例では、本発明の請求項2と請求項
4の両方の機能を含む構成について説明したが、一方の
機能のみを有する装置であっても良い。
【0057】以上のように、CNG信号を録音してしま
っても、録音中にCNG信号を検知し、録音されたCN
G信号を消去するため、CNG信号が再生されてしまう
ことがない。
【0058】次に、本発明の第4実施例について説明す
る。
【0059】この第4実施例では、回線からのCi信号
によって、留守番電話機を起動し、応答メッセージ再生
中に、CNG信号を検出できないとき、前記留守番電話
機の用件メッセージ録音開始信号を検出し、この開始信
号を検出してから、CNG信号を検出した場合に、ファ
クシミリ装置から所定のDTMF信号を送出し、前記留
守番電話機をリモート制御することによって、前記用件
録音にCNG信号が録音されないようにリモート制御を
行うものである。
【0060】図9は、この第4実施例のファクシミリ装
置の構成を示すブロック図である。図において、CPU
201は、ROM202に記憶されているプログラムに
従って装置全体を制御する。RAM203は、CPU2
01のワークエリア等として用いられる。また、不揮発
性メモリ204は、装置の電源が遮断された状態にあっ
ても保存しておくべきデータを確実に格納するものであ
る。
【0061】記録部205は、CPU201の制御によ
ってRAM203に格納されている記録データを取り出
し、ハードコピーとして記録出力するものである。読取
部206は、CPU201の制御に基づいて、CCDラ
インセンサなどを用いて読み取ったデータを2値化し、
その2値化データを順次RAM203に送るものであ
る。
【0062】モデム207は、CCITT勧告に合致す
る、G3、G2、G1、FMモデムと、これらモデムに
接続されたクロック発生回路などによって構成され、C
PU201の制御に基づいてRAM203に格納されて
いる送信データを変調し、NCU208を介して電話回
線210に出力するものである。また、モデム207
は、回線210のアナログ信号をNCU208を介して
導入し、これを復調、2値化したデータをRAM203
に格納する。さらに、モデム207内部には、回線21
0から入力される呼出信号を検出する呼出信号検出回路
215が設けられている。
【0063】NCU208は、CPU201の制御によ
って、回線210をモデム207または留守番電話機2
11のいずれかに切り換えて接続する。
【0064】なお、この装置には、ハンドセット209
が設けられており、このハンドセット209によりファ
クシミリ通信モードにおける通話予約処理などを行う。
【0065】図10は、NCU208の回線制御部の構
成を示すブロック図である。
【0066】図示のように、回線210はファクシミリ
装置のモデム207と留守番電話機211の線路のいず
れかにCMLリレー212によって接続される。留守番
電話機211の線路には、留守番電話機211のオフフ
ックを検出するオフフック検出回路214のセンサ21
4aが接続されている。
【0067】オフフック検出回路214は、操作者によ
り留守番電話機211の受話器が取り上げられたこと、
あるいは、回線からの呼出信号により留守番電話機21
1を起動する場合に、留守番電話機211が確実に応答
しているかどうかを検出するために使用される。
【0068】また、留守番電話機211の線路には、C
NG信号検出回路213が接続されている。このCNG
信号検出回路213は、ファクシミリ装置の呼出に特有
な1100HzのCNG(ファクシミリ呼出)信号を検
出するためのもので、アクティブフィルタ、PLL回路
等の周波数弁別回路、モデム207とは異なる留守番電
話機211側の線路に接続したモデム等から構成され
る。なお、このCNG信号検出回路213をハイブリッ
ド(オーディオ)トランスから構成し、CNG信号のア
ナログ信号をモデム207に入力してモデム207で同
信号の検出を行ってもよい。
【0069】また、留守番電話機211の用件メッセー
ジ録音開始信号の検出は、ハイブリッドトランス216
を介してモデム207へ入力してモデム207で同信号
の検出を行う。
【0070】次に、以上の構成における動作を、図1
1、図12を参照して説明する。図11は、図10のR
OM202に格納されたCPU201の制御プログラム
を示すフローチャートであり、図12は、着信制御を説
明するタイミングチャートである。
【0071】まず、ユーザは、予め留守番電話機211
が接続されていることを、ソフトウェアスイッチ(操作
部における所定操作により設定されるフラグなど)とし
て不揮発性メモリ204に登録しておく。また、留守番
電話機211も留守番モードに設定しておく。
【0072】待機状態では、CMLリレー212により
回線210はモデム207側に接続されている。CPU
201は、図11のS61において、回線210から着
信があった場合、オフフックが検出されると、上記ソフ
トウェアスイッチをチェックする。
【0073】このソフトウェアスイッチの判定により、
留守番電話機211が接続されていることが判明した場
合には、S62に移行し、回線210をCMLリレー2
12により留守番電話機211側の線路に接続して、回
線210から入力される呼出信号を留守番電話機211
に入力することにより、留守番電話機211を起動す
る。そして、留守番電話機211の応答をオフフック検
出回路214により検出する。
【0074】ここで留守番電話機211が応答した場合
には、S63に移行し、留守番電話機211の用件録音
開始信号を監視する。なお、この用件録音開始信号は、
1kHz程度の可聴信号音である。留守番電話機211
から送出された用件録音開始信号は、ハイブリッド回路
16からモデム207へ送られ、トーナル信号検出機能
によって検出される。
【0075】また、これと同時に、S64では、留守番
電話機211が応答メッセージを再生している間に、S
70のタイマ計時で形成される所定時間(たとえばファ
クシミリ初期識別時間である35秒)の間、CNG信号
検出回路213によりCNG信号の検出を行う。
【0076】そして、上記所定時間が経過してもCNG
信号が検出されなかった場合は、S71に移行し、留守
番電話機211はそのまま応答メッセージの再生に続い
て相手からの用件メッセージの録音を行う。なお、CP
U201は、S71では留守番電話機211がオンフッ
クするまで動作を監視する。
【0077】このように、着信後、留守番電話機211
が接続されている場合には、無条件に留守番電話機21
1を接続してから、相手のオペレータに違和感なく留守
番電話機211の接続を行える。
【0078】また、S64でCNG信号が検出された場
合には、S65に移行し、CMLリレー212により回
線210をモデム207側に接続して公知のファクシミ
リ受信処理を行う。このとき、留守番電話機211は、
回線210との接続を遮断されるので、応答メッセージ
再生の後、線路上の無音状態を検出することにより、す
みやかにスタンバイモードとなる。
【0079】また、S63において、モデム207のト
ーナル信号検出機能によって留守番電話の用件録音開始
信号を検出した場合には、留守番電話機211は応答メ
ッセージ送出中にCNG信号を検出できずに用件録音に
移行していることになる。したがって、用件録音中にC
NG信号を検出することになり、CNG信号検出回路2
13によりS73のタイマ計時で形成される所定時間
(前記S70と同様)の間、CNG信号の検出を行う。
【0080】そして、この所定時間、CNG信号が検出
されなかった場合は、S74へ移行し、留守番電話機2
11の用件録音を1件分巻き戻すまたは無視する作業を
自動で行う。
【0081】まず、留守番電話機211のリモート機能
の所定コマンドをCPU201の制御の下、モデム20
7で生成して、ハイブリッド16を介して留守番電話機
211へ送出する。この所定コマンドは、複数桁のDT
MF信号よりなっている。そして、S74で用件を1件
巻き戻した後、S75へ進み、CPU201は留守番電
話機211がオンフックするまで動作を監視する。
【0082】一方、S72でCNG信号有りと判断した
ならば、S76において、S14と同様に、留守番電話
の用件を1件巻き戻す。次にS77に移行し、CMLリ
レー212により回線210をモデム207側に接続し
て公知のファクシミリ受信を行う。
【0083】また、S61において、留守番電話機が接
続されていないようにソフトウェアスイッチが設定され
ている場合は、S66において、ファクシミリ受信の自
動/手動受信モードを設定する操作部(不図示)の自
動、手動スイッチの状態を検出することにより、自動受
信モードあるいは手動受信モードに移行する。
【0084】すなわち、S66において、自動受信に設
定されている場合は、S67に移行し、呼出信号検出回
路215によって呼出信号を検出し、呼出信号があった
場合には、自動受信モードに向かう。
【0085】また、S66で手動受信に設定されている
場合は、S69に移行しスタンバイ状態で待機し、オフ
フックでスタートボタンの押下によって手動受信モード
に向かう。
【0086】以上のように、本実施例では、着信時に、
回線からの呼出信号をそのまま留守番電話機211に送
出することにより留守番電話機211を先に起動するた
め、従来の疑似呼出信号による留守番電話機の起動に比
して確実に留守番電話機211を起動できる。
【0087】また、図12の上段に示すように、回線2
10の呼出信号による留守番電話機211の起動期間t
1の後、15〜30秒程度のメッセージ応答を行わせ、
このメッセージ応答開始後、タイミングDで示すよう
に、間欠的に回線からのCNG信号(1100Hz)を
ファクシミリ初期識別時間である35秒の間検出し、フ
ァクシミリ通信を行うかどうかを決定できる。なお、図
12上段の時間設定はあくまでも一例であり、留守番電
話機211の起動期間は、図12下段のように短縮し、
CNG検出タイミングDを増加させてもよい。
【0088】CNG信号の受信があれば、CMLリレー
212をオンとしてファクシミリ手順に移行し、留守番
電話機211と回線210の接続を遮断し、またCNG
信号がなければ、そのまま留守番電話機211がオフ
(オンフック)となるまで監視する。留守番電話機21
1は、応答後に録音を開始し、録音が終了したらオフと
なる。
【0089】すなわち、音声または画像通信方式の識別
には、CNG信号を使用するので、相手局が電話機であ
り人間が通信している場合も、相手が話し始める必要な
く識別を行え、相手局に違和感を与えることがなく、音
声ないし画像通信を自動識別できる。
【0090】なお、以上のような実施例において、留守
番電話機によっては、メッセージを吹き込み中の相手が
自分のメッセージにDTMF信号を入れてしまった場合
は、着信メッセージを録音しないという機能を有するも
のもある。そこで、図11のS74あるいはS76でフ
ァクシミリ装置から留守番電話機へ所定のDTMF信号
を送出し、録音中の着信メッセージを無視するようにし
ても良い。
【0091】この機能を利用すれば、回線からの着信に
よって、留守番電話機が応答メッセージ再生中に、ファ
クシミリ装置によってCNG信号を検出するような構成
となっているとき、応答メッセージ再生中にCNG信号
の検出ができなくて、用件録音に移行してしまった場
合、図11のS72でCNG信号を検出したならば、S
76ですみやかに所定のDTMF信号を送出する。この
DTMF信号を受信した留守番電話機は録音中の用件を
無視することになり、録音中の用件録音はただちに中止
され、着信件数にもカウントされない。
【0092】なお、上記第3実施例は、音声メッセージ
記憶手段として磁気テープを用いた場合について説明し
たが、上記第1実施例のように、半導体メモリを用いた
ものであっても良い。
【0093】
【発明の効果】本発明によれば、着信に応じて音声メッ
セージの記憶を開始した後、回線からのトーン信号を検
出したときに、今回の音声メッセージはメッセージ件数
にカウントせずに消去し、次回の音声メッセージの記憶
は今回の音声メッセージの記憶を開始した領域から行う
ことから、トーン信号がメッセージに混じって録音され
たまま残存することを防止でき、録音容量の浪費を削減
でき、またトーン信号の再生による誤動作を防止できる
効果がある。
【0094】また、留守番電話機とともに回線に接続さ
れたファクシミリ装置において、留守番電話機のリモー
ト機能を利用してファクシミリ装置側からのDTMF信
号により留守番電話機を自動制御することにより、既存
のハードウエアを変更することなく、留守番電話機にお
けるトーン信号の録音やトーン信号の再生による誤動作
を防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック図である。
【図2】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図3】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】本発明の第2実施例を示すブロック図である。
【図5】上記第2実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】本発明の第3実施例を示すブロック図である。
【図7】上記第3実施例のNCUの構成を示す回路図で
ある。
【図8】上記第3実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図9】本発明の第4実施例を示すブロック図である。
【図10】上記第4実施例のNCUの構成を示す回路図
である。
【図11】上記第4実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図12】上記第4実施例の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【符号の説明】
1a、1b…リレー接点、 2…リンガ、 3…電話機、 4…Ci信号検出回路、 5…スピーチネットワーク、 6…トーン検出回路、 7…デコーダ部、 8…エンコーダ部、 9…制御部、 10…メモリ、 11…スピーカ、 12…操作部、 13…再生部、 14…録音部、 15…駆動部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 光雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小泉 茂 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線から入力される音声メッセージを記
    憶する音声メッセージ記憶手段と;回線からのトーン信
    号を検出するトーン信号検出手段と;上記音声メッセー
    ジ記憶手段に録音されたメッセージを消去するメッセー
    ジ消去手段と;上記音声メッセージ記憶手段を起動した
    後、上記トーン信号検出手段においてトーン信号を検出
    したときに、今回録音したメッセージを消去し、次回の
    音声メッセージの記憶は今回の音声メッセージの記憶を
    開始した領域から行うように制御する制御手段と;を有
    することを特徴とする留守番電話装置。
  2. 【請求項2】 画像データを送受信する画像通信手段
    と;回線から入力される音声メッセージを記憶する音声
    メッセージ記憶手段と;回線からのトーン信号を検出す
    るトーン信号検出手段と;上記音声メッセージ記憶手段
    に録音されたメッセージを消去するメッセージ消去手段
    と;上記音声メッセージ記憶手段を起動した後、上記ト
    ーン信号検出手段においてトーン信号を検出したとき
    に、今回録音したメッセージを消去し、次回の音声メッ
    セージの記憶は今回の音声メッセージの記憶を開始した
    領域から行うように制御する制御手段と;を有すること
    を特徴とする留守番電話機能付きファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 回線から入力される音声メッセージを記
    憶する音声メッセージ記憶手段と;回線からのトーン信
    号を検出するトーン信号検出手段と;上記音声メッセー
    ジ記憶手段に録音されたメッセージの件数を記憶するメ
    ッセージ件数記憶手段と;上記音声メッセージ記憶手段
    を起動した後、上記トーン信号検出手段においてトーン
    信号を検出したときに、今回の着呼についてはメッセー
    ジの件数にカウントしないとともに、次回の音声メッセ
    ージの記憶は今回の音声メッセージの記憶を開始した領
    域から行うように制御する制御手段と;を有することを
    特徴とする留守番電話装置。
  4. 【請求項4】 画像データを送受信する画像通信手段
    と;回線から入力される音声メッセージを記憶する音声
    メッセージ記憶手段と;回線からのトーン信号を検出す
    るトーン信号検出手段と;上記音声メッセージ記憶手段
    に録音されたメッセージの件数を記憶するメッセージ件
    数記憶手段と;上記音声メッセージ記憶手段を起動した
    後、上記トーン信号検出手段においてトーン信号を検出
    したときに、今回の着呼についてはメッセージの件数に
    カウントしないとともに、次回の音声メッセージの記憶
    は今回の音声メッセージの記憶を開始した領域から行う
    ように制御する制御手段と;を有することを特徴とする
    留守番電話機能付きファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 留守番電話機とともに回線に接続され、
    着信時に留守番電話機による自動音声通信あるいは画像
    通信手段による画像通信のいずれかを自動的に選択して
    実行するファクシミリ装置において、 回線を留守番電話機あるいは画像通信手段のいずれかに
    接続する回線制御手段と;前記留守番電話機側の線路に
    接続された画像通信に特有な制御信号を検出する制御信
    号検出手段と;留守番電話機の用件録音開始信号を検出
    する録音開始検出手段と;画像通信手段からDTMF信
    号を送出するDTMF送出手段と;を設け、上記画像通
    信手段から送出されるDTMF信号によって留守番電話
    機を自動制御することを特徴とするファクシミリ装置。
JP18636892A 1991-09-04 1992-06-19 留守番電話装置およびファクシミリ装置 Pending JPH066445A (ja)

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JP18636892A JPH066445A (ja) 1992-06-19 1992-06-19 留守番電話装置およびファクシミリ装置
EP19920402411 EP0531217B1 (en) 1991-09-04 1992-09-03 Facsimile apparatus with automatic answering telephone function, and communication method in said apparatus
ES92402411T ES2127211T3 (es) 1991-09-04 1992-09-03 Aparato facsimil con funcion de contestacion automatica de telefono y metodo de comunicacion en dicho aparato.
DE1992628343 DE69228343T2 (de) 1991-09-04 1992-09-03 Faksimilegerät mit automatischer Telefonbeantwortungsfunktion und Kommunikationsverfahren in diesem Gerät
US08/479,860 US5544234A (en) 1991-09-04 1995-06-07 Facsimile apparatus with automatic answering telephone function, and communication method in said apparatus
US08/638,359 US5974123A (en) 1991-09-04 1996-04-26 Facsimile apparatus with automatic answering telephone function, and communication method in said apparatus

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