JPS61165775A - 電子写真印刷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真複写機、電子写真プリンタ等の電子
写真方式を利用した印刷装置において、光源であるレー
ザ光源のレーザ光が装置外部に照射されない様な安全機
構を備えた電子写真印刷装置に関する。

電子写真方式を利用した印刷装置は、複写機やコンピュ
ータのプリンタとして広く利用されている。例えば、電
子写真方式を利用したプリンタは、第４図会体構成図に
示す如く構成されている。

即ち、光導電体（感光体）を表面に有する感光ドラム４
の周囲に感光ドラム４を一様に全面帯電する帯電器５、
現像器６、転写器７、除電ユニット８及びクリーナー９
が配置されて電子写真ユニットを構成するとともにレー
ザダイオード（レーザ光源）１２、コリメータレンズ１
３、ポリゴンミラー（多面鏡）１４、Ｆ−θ（結＠りレ
ンズ１６によって露光用光学ユニットを構成し、更に用
紙ホンパｌ、繰出トラクタ２、排出トラクタ３、定着器
ｌＯ、スタッカ１１によって用紙取扱いユニットを構成
してなる。このような電子写真式プリンタでは、レーザ
源であるレーザダイオード１２からの書込み像に応じて
変調されたレーザ光が、コリメータレンズ１３を介しス
ピンドルモータ（サーボモータ）１５によって回転され
るポリゴンミラー１４によって光走査され、Ｆ−θレン
ズ１　。

６を介して帯電器５で帯電された感光ドラム４を露光す
る。これによって感光ドラム４上に静電潜像が形成され
、現像粉として２成分磁性トナーを用いる現像器６で現
像されて、用紙ホッパ１より繰出しトラクタ２によって
繰出され、排出トラクタ３で排出送りされる連続用紙Ｐ
Ｐに転写器７によって現像粉像を転写せしめる。以降用
紙ＰＰは定着器１０によって定着され、スタッカ１１に
収容され、一方、感光ドラム４は除電ユニット８で除電
された後クリーナー９でクリーニングされ、次の潜像形
成に供される。

このような電子写真印刷装置においては、感光ドラム４
の周囲が外光を遮断した暗状態に保たれるとともに、例
えばクリーナー９等の交換のために内部扉が設けられ、
内部扉を開けてクリーナー９等の交換を行なうようにし
ている。この時レーザ光源１２からレーザ光が外部に漏
れ、人間の眼に照射されると失明等の危険があり、この
レーザ光をカットして外部へ漏らさない様な安全機構が
設けられている。

〔従来の技術〕

従来は、レーザ光源１２の駆動回路を停止させてしまう
電気的制御の方法が知られているが、万−駆動回路等が
故障してレーザ光源１２の駆動が停止されなくなるおそ
れがあるため、一般に、レーザ光源１２からの光路を機
械的に遮断する方法が採用されている。

このため、従来第５図に示すように感光ドラム４等を支
える一対のフレーム１７．１８の一方のフレーム１８に
支軸１９ａを中心に開閉する内部扉１９（以降レーザ光
保護カバーと称す）を設けてフレーム１７．１８間内に
保守者等の手による交換操作を可能とするとともに、保
護カバー１９の開閉を検知するマイクロスイッチ２０と
レーザ光源１２の光路を遮断するためコリメータレンズ
１３とポリゴンミラー１４との間に設けたロータリーシ
ャッタ２１とを設けていた。そして、保護カバー１９が
点線の如く保守者等によって開かれると、マイクロスイ
ッチ２０がカバー１９の開を検知し、ロータリーシャッ
タ２１を駆動して、そのシャッタで矢印の如く光路を遮
断するものであった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この従来の安全機構は、スイッチ２０によってカバー１
９の開を検知し、電気的にロータリーシャッタ２１を制
御する間接制御であることから、万一、スイッチ２０や
シャッタ２１の駆動回路が故障すると、光路の遮断がで
きなくなり、電気的故障に対しシャッタの信頼性に問題
があった。しかも、スイッチ、ロータリーシャフタ、駆
動回路を必要とし、コスト的に高価格化を招くという問
題もあった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、シャッタの信頼性が高くしかも安価に構成す
ることのできる安全機構を有する電子写真印刷装置を堤
供するにある。

このため、本発明は、レーザ光源からのレーザ光を感光
体に照射して静電潜像を形成して印刷を行なう電子写真
印刷装置において、該レーザ光の光路に該レーザ光の光
路の遮断のために設けられたシャッタ部材と、該シャッ
タ部材と係合し、内部を開閉する扉と連動して該シャン
ク部材を動作させる動作部材とを設け、該扉の開動作に
より該動作部材によって該シャフタ部材に該レーザ光の
光路の遮断動作をせしめることを特徴としている。

〔作用〕

本発明では、電気的手段を一切用いずに、シャッタをカ
バー（扉）と連動して機械的に動作せしめるメカニカル
シャッタを用いて、電気的障害に対する信頼性向上及び
安価な構成を可能とするものである。

〔実施例〕

以下、本発明を実施例により詳細に説明する。

第１図は本発明の一実施例構成図であり、第１図（Ａ）
はその上面図、第１図（Ｂ）、（Ｃ）はその断面図であ
り、第２図は第１図構成における要部斜視図である。

図中、第４図及び第５図で示したものと同一のものは同
一の記号で示してあり、２２はシャッタであり、支軸２
２ａを中心に回動し、結像レンズ１６と感光ドラム４と
の間に設けられるもの、２３はシャッタ動作部材であり
、突起状に形成され、カバー１９に取付けられるもの、
２４はバネであり、シャッタ２２に装着され、シャッタ
２２を第１図（Ｂ）、（Ｃ）の下方へ引張っているもの
、２５はストッパであり、シャフタ２２の回動下限位置
を規制するものである。尚２６は外筐体である。

次に、第１図（Ｂ）及び（Ｃ）を用いて実施例構成の動
作を説明する。

第１図（Ｂ）に示す如く、カバー１９が閉じている状態
ではカバー１９に設けられたシャッタ動作部材２３がシ
ャッタ２２に係合して支軸２２ａを中心にバネ２４に抗
して上方へ回動せしめており、シャフタ２２はレーザ光
の光路ＬＰの上方に位置し、光路ＬＰを開放し、レーザ
光源１２からコリメータレンズ１３、ポリゴンミラー１
４、結像レンズ１６を介し感光ドラム４へ至る光路ＬＰ
を確保し、感光ドラム４への露光を可能とする。

一方、外筐体２６の図示しない扉が開放され、更に保護
カバー１９が支軸１９ａを中心に開放されると、保護カ
バー１９に取付けられたシャッタ動作部材２３も第１図
（Ａ）の如く保護カッ＼−１９とともに回動し、シャッ
タ２２との係合を解く。

このため、第１図（Ｃ）に示す如く、シャンク２２はバ
ネ２４の引張り力によって支軸２２ａを中心に回動し、
ストッパ２５にその先端が当って停止する。この時、シ
ャッタ２２は支軸２２ａを中心に傾いた形となり、光路
ＬＰを遮断することになる。このため、万一レーザ光が
発せられていてもシャッタ２２によって光路ＬＰ（光走
査範囲）が覆われ、外部へ漏れることがなく、保守者等
は安心して感光ドラム４やクリーナー９の清掃、交換等
の作業が可能となる。

図示の如く、シャッタ動作部材２３の先端は円錐状に形
成されているので、シャッタ動作部材２３はカバー１９
の開に伴ってシャッタ２２との係合を解除される際に、
徐々にシャッタ２２を下方に移動せしめ、シャッタ２２
がバネ２４によってストッパ２５に当る衝撃力を緩和し
、逆にカバー１９の閉によってシャッタ動作部材２３が
シャッタ２２と係合する際に、徐々にシャッタ２２を上
げ、カバー１９の閉動作に余分な力を必要とさせずに又
円滑にカバー１９の閉動作及びシャフタ２２の上昇動作
を可能としている。第３図は本発明の他の実施例構成図
であり、図中、第１図で示したものと同一のものは同一
の記号で示してあり、２７はミラーである。第１図の実
施例では、シャッタ２２が結像レンズ１６と感光ドラム
４との間に設けられていたが、この実施例では、シャッ
タ２２、バネ２４、ストッパ２５がポリゴンミラー１４
と結像レンズ１６との間に設けられている。

第３図の実施例ではポリゴンミラー１４と感光ドラム４
間の距離をミラー２７の反射によって長くとってポリゴ
ンミラー１４の小型化を可能としたものであり、この距
離の長いポリゴンミラー１４と感光ドラム４間を用いて
シャッタ２２を設置している。シャッタ２２を動作させ
るシャッタ動作部材２３はこのシャッタ２２の位置に応
じた保護カバー１９の位置に設ければよく、光路遮断動
作は第１図実施例と同一のため説明は省略する。

上述の実施例では、カバー１９の開によってシャッタ動
作部材２３のシャッタ２２との係合を解き、シャッタ２
２を下方へ回動せしめ光路遮断を行っているが、逆にカ
バー１９の開によってシャッタ動作部材２３とシャッタ
２２とを係合して光路遮断し、カバー１９の閉によって
シャッタ動作部材２３とシャフタ２２との係合を解除し
、光路の開放を行なうようにカバー１９に対して機械的
連結手段を用いてシャッタ動作部材２３を連結するよう
にしてもよい。又、レーザ光源１２が第１図（Ａ）と反
対側、即ち、ポリゴンミラー１４よりフレーム１日側に
設けられているものでは、シャッタ２２をレーザ光源１
２とポリゴンミラー１４との間に設けてもよい。

更に、シャッタ２２も板状のものに限らず円弧形状のも
のでもよく、支軸２２ａを中心に回動するものでなく上
下にスライドするものであってもよく、この場合シャッ
タ２２をＬ字状に構成すればよい。しかも、保護カバー
１９の存在しないものでは、外筐体２６の扉にシャッタ
動作部材２３を設けてもよい。

以上本発明を実施例により説明したが、本発明は本発明
の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明からこれ
らを排除するものではない。

〔発明の効果〕

以上説明した様に、本発明によれば、レーザ光源からの
レーザ光を感光体に照射して静電潜像を形成して印刷を
行なう電子写真印刷装置において、該レーザ光の光路に
該レーザ光の光路の遮断のために設けられたシャッタ部
材と、該シャッタ部材と係合し、内部を開閉する扉と連
動して該シャッタ部材を動作させる動作部材とを設け、
該扉の開動作により該動作部材によって該シャッタ部材
に該レーザ光の光路の遮断動作をせしめることを特徴と
しているので、メカニカルシャッタで光路遮断ができる
から、電気的障害によらず安定で信頼性の高いレーザ光
遮断動作を行なうことができるという効果を奏し、保守
等において内部点検時の安全性を大きく高めることが可
能となる。しかも、その構成も機械的部品で済み且つシ
ンプルなので安価に構成できるという実用上優れた効果
も奏し、係る安全性の高い装置を安価に提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例構成図、第２図は第１図構成
における要部斜視図、第３図は本発明の他の実施例構成
図、第４図は電子写真印刷装置の一例構成図、第５図は
従来の構成説明図である。 図中、４−感光ドラム（感光体）、１２−　レーザ光源
、１４−・−ポリゴンミラー、１９−内部扉、２２−−
−−シャッタ、２３−シャッタ動作部材。 第１図 第２図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）レーザ光源からのレーザ光を感光体に照射して静
   電潜像を形成して印刷を行なう電子写真印刷装置におい
   て、該レーザ光の光路に該レーザ光の光路の遮断のため
   に設けられたシャッタ部材と、該シャッタ部材と係合し
   、内部を開閉する扉と連動して該シャッタ部材を動作さ
   せる動作部材とを設け、該扉の開動作により該動作部材
   によって該シャッタ部材に該レーザ光の光路の遮断動作
   をせしめることを特徴とする電子写真印刷装置。
2. （２）前記動作部材が前記扉に設けられ、該扉の開動作
   によって該動作部材の該シャッタ部材との係合を解き、
   該シャッタ部材に該レーザ光の光路の遮断動作をせしめ
   ることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の電
   子写真印刷装置。