JP2006208848A - 画像形成装置 - Google Patents

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康弘 三宅
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Abstract

【課題】レーザ光を十分に遮蔽し、反射ミラー等を十分に清掃することができるシャッターを備えるとともに、開閉部材の開閉動作を行う際の操作性を向上させることができる機能を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】画像形成装置には、開閉カバー60の開閉動作に連動して回動することにより、レーザ光を遮蔽するシャッター37が設けられている。また、開閉カバー60を閉じる際には、開閉カバー60の回動力を減衰させ、開閉カバー60を開く際には、開閉カバー60の回動力をアシストする回動力調節機構80が設けられている。従って、開閉カバー60の操作性が向上する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、レーザ光を光源として用いるプリンタやコピー機等の画像形成装置に係り、特に、レーザ光の外部への漏出を防止するためのシャッターを備える画像形成装置に関する。
近年、レーザダイオードを光源として用いたプリンタやコピー機等の画像形成装置が開発されている。そして、この様な画像形成装置は、光源であるレーザダイオードが設けられた露光装置であるレーザ走査ユニット(LSU)を備えており、レーザダイオードから発生するレーザ光を、コリメータレンズを用いて平行光束にし、その後、ポリゴンミラー等の偏向手段により、偏向し、像担持体である感光体上に走査することにより静電潜像を形成している。
ここで、レーザ光は、人体へ悪影響を及ぼす危険性があり、例えば、眼球や皮膚に対して有害であるため、保守点検時や、用紙がジャム(紙詰まり)を起こした場合のジャム処理時等の、開閉カバー(または、外装カバー)を開けて作業を行う必要がある場合に、レーザ光が外部に漏れないようにする必要がある。
そこで、光源からのレーザ光を遮蔽するための機構を備えた種々の装置が開示されている。例えば、レーザ光源からのレーザ光を遮蔽するためのシャッターを備え、上述の保守点検やジャム処理等を行う際に、開閉カバーを開くと、開閉カバーの開閉動作に連動してシャッターが回動することにより、レーザ光が遮蔽される画像形成装置が開示されている。また、この画像形成装置においては、当該シャッターに、レーザダイオードから発生するレーザ光を透過する防塵ガラスを清掃するための清掃部材が設けられている。そして、開閉カバーの開閉動作に連動してシャッターが回動すると、レーザ光が遮蔽されるとともに、シャッターに設けられた清掃部材により、防塵ガラスが清掃される構成となっている。また、当該シャッターに、レーザダイオードから発生するレーザ光を反射させる反射ミラーを清掃するための清掃部材を設けた画像形成装置も開示されている。そして、シャッターが回動すると、レーザ光が遮蔽されるとともに、シャッターに設けられた清掃部材により、反射ミラーの反射面が清掃される構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−129060号公報(第3頁−第4頁、図3−図4)
ここで、レーザ光を十分に遮蔽するとともに、防塵ガラスや反射ミラーを十分に清掃するという観点から、開閉カバーを開いた状態において、シャッターを防塵ガラスや反射ミラーに対して押し付けて密着させる必要がある。しかし、上記特許文献1に記載の構成において、防塵ガラスや反射ミラーに対するシャッターの押し付け力をあまり大きくしてしまうと、開閉カバーを閉める際に過大な負荷がかかるため、例えば、開閉カバーを閉じる際の衝撃で装置が破損するおそれがあるという問題があった。一方、このような問題を解消するために、上記押し付け力を小さくしてしまうと、防塵ガラスや反射ミラーに対するシャッターの密着性が低下し、当該シャッターによりレーザ光を十分に遮蔽するとともに、防塵ガラスや反射ミラーを十分に清掃することが困難になってしまう。
そこで、本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、レーザ光を十分に遮蔽し、反射ミラー等を十分に清掃することができるシャッターを備えるとともに、開閉部材の開閉動作を行う際の操作性を向上させることができる機能を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、装置本体と、装置本体に対して、回動により開閉可能に設けられた開閉部材と、レーザ光を出射するレーザ光源と、装置本体に回動可能に設けられた軸部と、軸部に取り付けられるとともに、レーザ光を遮蔽するためのシャッターと、を備え、開閉部材の開閉動作に連動して前記シャッターが軸部と一体となって回動する画像形成装置において、開閉部材を閉じる際には、開閉部材の回動力を減衰させ、開閉部材を開く際には、開閉部材の回動力をアシストする回動力調節機構を設けたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、開閉部材をゆっくり閉じることが可能になるため、開閉部材を閉じる際の衝撃で装置が破損するという不都合を回避することができる。また、開閉部材が閉じた状態において、小さい力で開閉部材を開くことが可能になる。その結果、開閉部材の操作性が向上することになる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、回動力調節機構は、軸部に設けられ、レーザ光を遮蔽する方向にシャッターを押圧する弾性部材と、軸部に取り付けられ、軸部と一体となって回動するとともに、軸部とシャッターを介して、弾性部材の押圧力が伝達される回動部材と、開閉部材に設けられ、回動部材と係合する係合部材と、を有しており、開閉部材を閉じる際に、係合部材が回動部材と当接することにより、弾性部材の押圧力が回動部材を介して係合部材に伝達され、開閉部材の回動力が減衰されるとともに、開閉部材を閉じる動作に連動して、シャッターが弾性部材の押圧力に抗してレーザ光を遮光する方向と反対の方向に回動し、シャッターによるレーザ光の遮蔽状態が解除され、カバー部材を開く際には、係合部材が回動部材と当接した状態にあり、弾性部材の押圧力が回動部材を介して係合部材に伝達されることにより、開閉部材の回動力がアシストされるとともに、開閉部材を開く動作に連動して、シャッターが、弾性部材の押圧力により回動し、レーザ光を遮蔽することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、簡単な構成で、開閉部材を閉じる際の衝撃で装置が破損するという不都合を回避することが可能になるとともに、開閉部材の操作性を向上させることが可能になる。また、簡単な構成で、シャッターによるレーザ光の遮蔽状態の切り替えを行うことが可能になる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、レーザ光を反射するための反射部材を更に備えるとともに、シャッターには、反射部材を清掃するための清掃部材が設けられており、開閉部材を開く動作に連動してシャッターが回動することにより、清掃部材が反射部材に当接するとともに、シャッターが、清掃部材を介して、反射部材に密着することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、簡単な構成で、清掃部材により、反射部材に付着した異物を除去し、反射部材を十分に清掃することが可能になるとともに、開閉部材を開いた状態において、反射部材へのレーザ光の進入を確実に防止し、レーザ光を十分に遮蔽することが可能になる。
本発明によれば、レーザ光を十分に遮蔽し、反射部材を十分に清掃することが可能になるとともに、開閉部材の開閉動作を行う際の操作性を向上させることが可能になる。
以下に、本発明の具体的な実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略図である。図1に示す様に、この画像形成装置1は、プリンタであり、装置本体1aの下部に配設された給紙カセット2と、この給紙カセット2の側方及び上方に配設された用紙搬送路3と、この用紙搬送路3の上方に配設された画像形成部4と、この画像形成部4よりも排出側に配設された定着部5を備えている。
給紙カセット2には、用紙Pが収納されており、給紙ローラ6の回転動作により、当該給紙カセット2から用紙Pが用紙搬送路3側に送り出され、用紙Pが1枚ずつ確実に用紙搬送路3に給紙されるように構成されている。尚、給紙カセット2は、装置本体1aに対し、着脱自在となるように構成されている。
用紙搬送路3に給紙された用紙Pは、当該用紙Pを供給するための搬送ローラ18、19、及び、レジストローラ20を経由して、画像形成部4に向けて搬送される。この画像形成部4は、電子写真プロセスによって、用紙Pに所定のトナー像を形成するものであり、所定の方向(図中の矢印方向)に回転可能に軸支された像担持体である感光体7と、この感光体7の周囲にその回転方向に沿って、帯電装置8、現像装置10、転写装置(または、転写部材)としての転写ローラ11、廃トナー回収装置12および除電装置13を備えている。
帯電装置8は、高電圧が印加される帯電ワイヤを備えており、この帯電ワイヤからのコロナ放電によって感光体7の表面に所定電位を与えることにより、感光体7の表面が一様に帯電させられる。そして、露光装置であるレーザ走査ユニット(LSU)9からの画像データに基づくレーザ光により、感光体7上に静電潜像が形成される。次いで、現像装置10により、上記静電潜像にトナーが付着し、感光体7の表面にトナー像が形成され、転写ローラ11により、感光体7の表面のトナー像が、感光体7と転写ローラ11との間に供給された用紙Pに転写される。
トナー像が転写された用紙P(以下、「転写紙」という)は、画像形成部4から定着部5に向けて搬送される。この定着部5は、画像形成部4の用紙搬送方向の下流側に配置されており、転写紙は定着ローラ対を構成する加熱ローラ14、及び当該加熱ローラ14に押し付けられる加圧ローラ15によって挟まれるとともに加熱され、転写紙上にトナー像が定着される。
次いで、画像形成部4から定着部5において画像形成がなされた転写紙は、排出手段である排出ローラ対16によって装置本体1aに設けられた用紙排出部17へと排出され、当該用紙排出部17に積載される。一方、上記転写後、感光体7の表面に残留しているトナーは、廃トナー回収装置12により除去され、感光体7の表面の残留電荷は、除電装置13により除去される。そして、感光体7は帯電装置8によって再び帯電され、以下同様にして画像形成が行われる構成となっている。
次に、図面を参照してレーザ走査ユニットについて説明する。図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置におけるレーザ走査ユニットの全体構成を示す概略図である。図2に示す様に、本実施形態に係るレーザ走査ユニット9は、光源ユニット50に設けられたビーム発生部21のレーザ光源であるレーザダイオード22からレーザ光Bを出射させ、当該レーザ光Bをコリメータレンズ23によって略平行化した上で、シリンドリカルレンズ24により集光させ、その後、光偏向素子である回転多面鏡25の反射面26に入射させ、回転多面鏡25の回転による主走査によりそれぞれ主走査方向(図中の矢印Xの方向)に走査される。そして、レーザ光Bは、回転多面鏡25とともに走査結像手段を構成する結像レンズ27を経由し、次いで、レーザ光Bを反射するための反射部材である反射ミラー51により感光体7に向けて反射され、感光体7の副走査方向(図中の矢印Yの方向)への回転により、感光体7に静電潜像を形成するものである。
ビーム発生部21に設けられた光源であるレーザダイオード22から発生したレーザ光Bは、光源ユニット50に設けられたコリメータレンズ23により略平行光束とされるとともに、光源ユニット50に設けられたアパーチャ28により断面形状が整形される。このコリメータレンズ23は、鏡筒29に内蔵、保持されており、また、アパーチャ28には、コリメータレンズ23の端面に対向し、当該コリメータレンズ23により略平行光束とされたレーザ光Bを整形するためのスリット30が形成されている。また、アパーチャ28には、例えば、金属板をプレス加工したものや、樹脂射出成形(例えば、ABS樹脂の射出成形)により加工したものが用いられ、スリット30の高精度な内径寸法が実現されたものが用いられる。
アパーチャ28により整形されたレーザ光Bは、シリンドリカルレンズ24により、回転多面鏡25の反射面26に線状に集光された後、回転多面鏡25の反射面26に入射する。この回転多面鏡25は、多面体(一般には5〜10角程度)のミラーであり、中心軸に取り付けられた回転モータ(図示せず)により一定の角速度で高速回転を行う。シリンドリカルレンズ24により集光されたレーザ光Bは、回転多面鏡25により角度を変えて放射状に反射され、上述の主走査方向Xに当該レーザ光Bを走査することが可能となる。
結像レンズ27は、球面レンズ部とトーリックレンズ部からなり、シリンドリカルレンズ24と同様に感光体7上の点像の歪を防ぐ機能を有するとともに、当該点像が感光体7上で主走査方向Xに等速度で走査されるように補正する機能を有する。この様な補正を必要とするのは、回転多面鏡25から感光体7までの距離は、感光体7の端部と中央部では異なるため、一定速度で回転する回転多面鏡25に一定間隔でON/OFFを繰り返すレーザ光Bを照射しても、感光体7上での走査速度は一定にならないため、回転多面鏡25により広がったレーザ光Bの反射角度を絞り込んで偏向し、感光体7上に等間隔にレーザ光を投光する必要があるからである。
なお、図2に示す様に、レーザダイオード22は、レーザホルダ31に保持されており、レーザ駆動回路基板32とともに光学箱33の開口部34を介して側壁35に組み付けられる。
次に、シャッター周辺の構成を説明する。図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における開閉カバーを閉じた状態におけるシャッターの周辺構成を説明するための斜視図であり、図4は、図3の部分拡大図である。また、図5は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における回動力調節機構を説明するための部分拡大図である。
図3〜図5に示す様に、画像形成装置1には、装置本体1aの上面部を構成するとともに、装置本体1aに対して、回動により開閉可能に設けられた開閉部材である開閉カバー60が設けられている。また、レーザ光源であるレーザダイオード22から出射されるレーザ光Bを遮蔽するためのシャッター37が設けられている。このシャッター37は、装置本体1aに回動可能に設けられた軸部である回動軸38に取り付けられており、図5に示す矢印Cの方向(即ち、レーザ光Bを遮蔽する方向)、および後述の図7に示す矢印Dの方向(即ち、レーザ光Bの遮蔽状態を解除する方向であって、矢印Cと反対の方向)に回動可能に軸支され、開閉カバー60の開閉動作に連動して、回動軸38と一体となって回動する構成となっている。また、回動軸38には、レーザ光Bを遮蔽する方向(上述の矢印Cの方向)にシャッター37を押圧するための弾性部材であるコイルバネ39が設けられている。また、本実施形態においては、回動軸38の端部には、当該回動軸38と一体となって、上述の矢印C、Dの方向に回動可能に設けられた回動部材40が取り付けられるとともに、開閉カバー60のアーム61には、開閉カバー60の開閉動作に連動して移動するとともに、回動部材40と係合する係合部材である突起部62が設けられており、コイルバネ39、回動部材40、および突起部62により、開閉カバー60の開閉動作を行う際の回動力を調整するための回動力調節機構80が形成されている。
そして、開閉カバー60を閉じた状態(即ち、画像形成装置1が動作中の状態)においては、図5に示す様に、回動部材40が、開閉カバー60のアーム61に設けられた突起部62と当接し、回動部材40が突起部62により、図5に示す矢印Aの方向に押圧された状態にあり、回動軸38に取り付けられた回動部材40は、上述の矢印Dの方向に回動した状態で、突起部62に係止された状態にある。従って、開閉カバー60を閉じた状態においては、回動軸38に取り付けられたシャッター37も、コイルバネ39の押圧力に抗して、矢印Dの方向に回動した状態にあり、図5に示す所定の位置に位置決めされているため、レーザ光Bはシャッター37により遮蔽されない構成となっている。
次に、開閉カバーの開閉動作を行う際のシャッターの動作について説明する。図6は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における開閉カバーを開いた状態におけるシャッターの周辺構成を説明するための部分拡大図であり、図7は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における開閉カバーを開く際のシャッターの動作を説明するための部分拡大図である。また、図8は、本発明の実施形態に係る画像形成装置におけるシャッターの清掃部材を説明するための概略図である。
保守点検やジャム処理等を行うため、上述の図4、図5に示す開閉カバー60を閉じた状態から、当該開閉カバー60を開くと、シャッター37が、コイルバネ39の押圧力により矢印Cの方向に回動するとともに、回動部材40には、回動軸38とシャッター37を介して、コイルバネ39の押圧力が伝達されるため、回動軸38に設けられた回動部材40も矢印Cの方向に回動する。ここで、開閉カバー60を開く際に、上述のごとく、突起部62が回動部材40と当接した状態にあるため、回動部材40を介して、当該回動部材40と当接する突起部62に、上記コイルバネ39の押圧力が伝達されることになり、突起部62が回動部材40により、図5に示す矢印Aと反対の方向(即ち、矢印Bの方向)に押圧されることになる。従って、コイルバネ39の押圧力(即ち、シャッター37の回動力)が開閉カバー60を開く際のアシスト力として作用するため、小さい力で開閉カバー60を容易に開くことが可能になり、結果として、開閉カバー60の操作性が向上することになる。
また、シャッター37には、図8に示す様に、反射ミラー51の反射面52を清掃するための清掃部材41が設けられている。そして、開閉カバー60の開閉動作(即ち、開く動作)に連動してシャッター37が、図中の破線で示す位置(即ち、開閉カバー60が閉じられた状態におけるシャッター37の位置)から矢印Cの方向へ回動すると、清掃部材41が反射ミラー51の反射面52に当接して、当該反射面52の異物が除去されるとともに、コイルバネ39の押圧力により、シャッター37が、清掃部材41を介して、反射ミラー51に対して押し付けられて密着し、レーザ光Bが遮蔽される構成となっている。従って、開閉カバー60を開いた状態において、反射ミラー51へのレーザ光Bの進入を確実に防止することができるため、レーザ光Bを十分に遮蔽することが可能になる。
保守点検やジャム処理等が終了し、上述の図6、図7に示す開閉カバー60を開いた状態から、開閉カバー60を閉じると、まず、回動部材40が、開閉カバー60のアーム61に設けられた突起部62と当接し、回動部材40が突起部62により、図5に示す矢印Aの方向に押圧される。この際、回動部材40を介して、当該回動部材40と当接する突起部62に、上述のコイルバネ39の押圧力が伝達されることになるため、開閉カバー60に設けられた突起部62が、上述の矢印Bの方向に押圧されることになる。従って、開閉カバー60の回動力が減衰され、開閉カバー60をゆっくり閉めることが可能になるため、結果として、開閉カバー60を閉じる際の衝撃で装置が破損するという不都合を回避することが可能になる。また、開閉カバー60が閉じられてゆくと、上述のごとく、回動軸38に取り付けられた回動部材40が突起部62により、図5に示す矢印Aの方向に押圧されて、矢印Dの方向に回動する。従って、回動軸38に取り付けられたシャッター37も、コイルバネ39の押圧力に抗して、矢印Dの方向に回動し、上述の図5に示す所定の位置に位置決めされることになる。従って、シャッター37によるレーザ光Bの遮蔽状態が解除されることになる。
以上に説明したように、本実施形態においては、開閉カバー60を閉じる際には、当該開閉カバー60の回動力を減衰させ、開閉カバー60を開く際には、当該開閉カバー60の回動力をアシストする回動力調節機構80を設ける構成としている。従って、開閉カバー60をゆっくり閉じることが可能になるため、開閉カバー60を閉じる際の衝撃で装置が破損するという不都合を回避することができる。また、開閉カバー60が閉じた状態において、小さい力で開閉カバー60を開くことが可能になる。その結果、開閉カバー60の操作性が向上することになる。
また、開閉カバー60を閉じる際に、突起部62が回動部材40と当接することにより、コイルバネ39の押圧力が回動部材40を介して突起部62に伝達され、開閉カバー60の回動力が減衰される構成としている。そして、開閉カバー60を閉じる動作に連動して、シャッター37がコイルバネ39の押圧力に抗してレーザ光Bを遮光する方向と反対の方向に回動し、シャッター37によるレーザ光Bの遮蔽状態が解除される構成としている。一方、開閉カバー60を開く際には、突起部62が回動部材40と当接した状態にあり、コイルバネ39の押圧力が回動部材40を介して突起部62に伝達されることにより、開閉カバー60の回動力がアシストされる構成としている。そして、開閉カバー60を開く動作に連動して、シャッター37が、コイルバネ39の押圧力により回動し、レーザ光Bを遮蔽する構成としている。
従って、簡単な構成で、開閉カバー60を閉じる際の衝撃で装置が破損するという不都合を回避することが可能になるとともに、開閉カバー60の操作性を向上させることが可能になる。また、簡単な構成で、シャッター37によるレーザ光Bの遮蔽状態の切り替えを行うことが可能になる。
また、開閉カバー60を開く動作に連動してシャッター37が回動することにより、清掃部材41が反射ミラー51に当接するとともに、シャッター37が、清掃部材41を介して、反射ミラー51に密着する構成としている。従って、簡単な構成で、清掃部材41により、反射ミラー51に付着した異物を除去し、当該反射ミラー51を十分に清掃することが可能になるとともに、開閉カバー60を開いた状態において、反射ミラー51へのレーザ光Bの進入を確実に防止し、当該レーザ光Bを十分に遮蔽することが可能になる。
尚、上記実施形態は、単なる説明例であり、本発明の範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて各構成物品の形状、寸法、材料等を変更することが可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
例えば、上記実施形態においては、清掃部材41により反射ミラー51の清掃を行う構成としたが、レーザ光Bを透過する防塵ガラスを別個に設け、当該防塵ガラスを清掃部材41により清掃する構成としても良い。
また、上記実施形態においては、画像形成装置の一例として、プリンタを示したが、デジタル複写機やファクシミリ等の他の画像形成装置であっても良いことは言うまでもない。
本発明の活用例としては、レーザ光を光源として用いるプリンタやコピー機等の画像形成装置に係り、特に、レーザ光の外部への漏出を防止するためのシャッターを備える画像形成装置が挙げられる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置におけるレーザ走査ユニットの全体構成を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置における開閉カバーを閉じた状態におけるシャッターの周辺構成を説明するための斜視図である。 図3の部分拡大図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置における回動力調節機構を説明するための部分拡大図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置における開閉カバーを開いた状態におけるシャッターの周辺構成を説明するための部分拡大図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置における開閉カバーを開く際のシャッターの動作を説明するための部分拡大図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置におけるシャッターの清掃部材を説明するための概略図である。
符号の説明
1…画像形成装置、1a…装置本体、2…給紙カセット、3…用紙搬送路、4…画像形成部、5…定着部、7…感光体、8…帯電装置、9…レーザ走査ユニット、10…現像装置、11…転写ローラ、13…除電装置、16…排出ローラ対、17…用紙排出部、20…レジストローラ、21…ビーム発生部、22…レーザダイオード、25…回転多面鏡、37…シャッター、38…回動軸、39…コイルバネ、40…回動部材、41…清掃部材、51…反射ミラー、52…反射面、60…開閉カバー、62…突起部、80…回動力調節機構、B…レーザ光

Claims (3)

  1. 装置本体と、前記装置本体に対して、回動により開閉可能に設けられた開閉部材と、レーザ光を出射するレーザ光源と、前記装置本体に回動可能に設けられた軸部と、前記軸部に取り付けられるとともに、前記レーザ光を遮蔽するためのシャッターと、を備え、前記開閉部材の開閉動作に連動して前記シャッターが前記軸部と一体となって回動する画像形成装置において、
    前記開閉部材を閉じる際には、前記開閉部材の回動力を減衰させ、前記開閉部材を開く際には、前記開閉部材の回動力をアシストする回動力調節機構を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記回動力調節機構は、前記軸部に設けられ、前記レーザ光を遮蔽する方向に前記シャッターを押圧する弾性部材と、前記軸部に取り付けられ、前記軸部と一体となって回動するとともに、前記軸部と前記シャッターを介して、前記弾性部材の押圧力が伝達される回動部材と、前記開閉部材に設けられ、前記回動部材と係合する係合部材と、を有しており、
    前記開閉部材を閉じる際に、前記係合部材が前記回動部材と当接することにより、前記弾性部材の押圧力が前記回動部材を介して前記係合部材に伝達され、前記開閉部材の回動力が減衰されるとともに、前記開閉部材を閉じる動作に連動して、前記シャッターが前記弾性部材の押圧力に抗して前記レーザ光を遮光する方向と反対の方向に回動し、前記シャッターによる前記レーザ光の遮蔽状態が解除され、
    前記開閉部材を開く際には、前記係合部材が前記回動部材と当接した状態にあり、前記弾性部材の押圧力が前記回動部材を介して前記係合部材に伝達されることにより、前記開閉部材の回動力がアシストされるとともに、前記開閉部材を開く動作に連動して、前記シャッターが、前記弾性部材の押圧力により回動し、前記レーザ光を遮蔽することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記レーザ光を反射するための反射部材を更に備えるとともに、前記シャッターには、前記反射部材を清掃するための清掃部材が設けられており、前記開閉部材を開く動作に連動して前記シャッターが回動することにより、前記清掃部材が前記反射部材に当接するとともに、前記シャッターが、前記清掃部材を介して、前記反射部材に密着することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
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