JPS61164930A

JPS61164930A - 破袋処理装置付穀粒秤量袋詰装置

Info

Publication number: JPS61164930A
Application number: JP27590084A
Authority: JP
Inventors: 佐竹　利彦
Original assignee: Satake Engineering Co Ltd
Current assignee: Satake Engineering Co Ltd
Priority date: 1984-12-28
Filing date: 1984-12-28
Publication date: 1986-07-25
Also published as: JPH0476850B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、計量袋詰した袋体の搬送路に重量チェッ装置
を設けて不良袋体の検出および破袋処理を実施するよう
にした破袋処理装置付穀粒秤量袋詰装置に関する。

従来技術とその問題点一般の穀粒秤量袋詰装置は、供給タンクに設けた開閉弁
から排出する穀粒を下部に設けた計量タンクに供給し、
該計量タンクに設けた重量測定部の測定信号によって前
記開閉弁を開閉作動し、計量タンクで秤量した任意の所
定重量の穀粒を袋詰する構成が通例であり、また上部の
供給タンクに設けた排出弁と下部の計量タンクとの間の
穀粒流下距離に応じて前記重量測定部に設けた設定器に
、実験による弁制御用重量設定値（例えば、　３０ｋ（
］の穀粒を袋詰するとぎは、２９．８ｋｇに相当する設
定値）を設定して秤量精度を確保するよう形成しである
が、精米装置で搗精した一般精白米と、加湿精米装置で
米粒に加湿して除糠精白した超光沢精白米とでは、米粒
表面の満面型、米粒の含有水分量等の相違により容積重
が５〜１０噺程度変化し、また前記開閉弁の排出作用の
断続変化時（供給開始または停止）等で生ずる慣性によ
るショックは極めて大きく、その各種ショックは直ちに
秤量装置に波及してその都度計量した測定信号を数秒間
乱す状態にあり、これらは計量袋詰した袋体にしばしば
計量誤差を生じて需要者の不信を誘起する場合があるの
で、前記袋体の計量誤差の検出および破袋処理に多大な
時間と手数を要してその作業能率を低下する等の問題点
を有していた。

発明の目的本発明は上記の諸点に鑑み、秤量袋詰装置に重量％エラ
装置と不良袋体取出装置を配備した製品用搬送コンベア
を連結すると共に、前記取出装置に破袋処理装置を連結
することにより、計量袋詰した袋体の検量・破袋処理行
程を設けて一貫的に実施するようにし、以て、前述した
従来装置の欠点を完全に排除し、所定重量の完全袋体を
量産して社会的信用を確保すると共に、不良袋体の検量
・破袋処理を自動的に実施して作業能率を確実に向上す
る高性能な破袋処理装置付穀粒秤量装置を提供すること
を目的とする。

発明の構成本発明の破袋処理装置付穀粒秤量装置は、秤量袋詰装置
の袋体排出部に製品用搬送コンベアを連結し、該搬送コ
ンベアの途上に重量チェック装置と不良袋体取出装置と
をそれぞれ配設し、該不良袋体取出装置に破袋処理装置
を連結して秤量袋詰した袋体の検量・破袋処理行程を設
けて一貫的に実施することを特徴とした構成を有する。

実施例の説明本発明手の構成について第１図〜第４図に基づき説明す
る。

第１図は、秤量袋詰装置１の袋体排出部２に製品用搬送
コンベア３を設け、該搬送コンベア３に、重量％エラ装
置４と不良袋体取出装置５をそれぞれ配設し、前記取出
装置５に破袋処理装置６を連結した破袋処理装置付穀粒
柱ｍ袋詰装置である。

前記秤量袋詰装置１は、（第３図参照）箱形機枠７の土
壁部に設けた供給口部８の下部位置に、漏斗状の供給タ
ンク９を設けて上部横杆に吊架して固定し、ソレノイド
等の開閉作動装置をそれぞれ備えた大投入弁と小投入弁
から成る開閉弁１０を設け、供給タンク９の下部位置に
計量タンク１１を設けると共に、該タンク１１に設置す
たブラケットと下部横杆との間にロードセル１３を介装
して重量測定部１２となし、１４は計量タンク１１に設
けた自動排出弁である。

また、前記計量タンク１１の下部位置に、穀粒を袋詰す
る包装の開口部を吸引して開口する開口吸引装置１５と
、包装の開口部をシールするシール装置１６を設け、そ
の下方に前記包装を上載する袋用基台１７を設けると共
に、その側方に前記包装の重体送出装置１８を設けて繰
出ロールによって包装を連続的に供給するようにし、１
９は基台１７の作動装置、Ａは制御装置である。

次に、重量チェック装置４は、（第２図参照）前記製品
用搬送コンベア３の途上に計量用コンベア２０を介装す
ると共に、該計量コンベア２０を箱形基台２１内に設け
た重量測定装置２２に上下動自在に載置して一体的に形
成し、計量用コンベア２０に搬入された袋体の重量をそ
れぞれ測定すると共に、その各測定信号をチェック装置
２３および表示装置２４にそれぞれ入力するようにし、
チェック装置２３では、前記測定信号を基準設定値（袋
体の基準重量値を設定しである）と比較して袋体の重量
をそれぞれチェックすると共に、不良袋体く重量の不足
した袋体を意味する）を検出した場合はそのチェック信
号を後述する不良袋体取出装置５に送信するようにし、
また、表示装置２４では、入力された測定信号によって
適正装体数と不良袋体数およびその各袋体の重量値をそ
れぞれ表示板２５に表示すると共に、破袋率を演算して
表示するように形成し、Ｂは制御装置である。

次に、不良袋体取出装置５は、（第２図３照）前記製品
用搬送コンベア３の途上に設けた別枠内にエアシリンダ
ーから成る作動装置２６を装着すると共に、該作動装置
２６の作動杆２７の杆端部に袋体用押板２８を設けて一
体的に形成し、前記重量チェック装置４からの不良袋体
のチェック信号によって作動装Ｍ２６が作動してその押
板２８によって前記不良袋体を後述する破袋処理装置６
に送出するように形成し、Ｃは制御装置である。

次に、破袋処理装置６は（第４図参照）開袋装置２９１
袋体展開装置３０．米粒用ホッパー装置３１および空袋
処理装置３２によって構成されており、開袋装置２９は
、前記破袋処理装置６から搬入される袋体を回転ベルト
３３によって移送すると共に、その移送する間に、複数
個の回転カッター３４・・・によって前記袋体の三方向
を切断して開口するようにし、袋体展開装置３０は、複
数条のＶベルト３５・・・と送出用調車３６・・・との
間に、三方向を切断された袋体の一側端部を挟着し移動
しながら袋内面を下方に展開して米粒を下部に設けた米
粒用ホッパー装置３１に流下するようにし、該ホッパー
装置３１は流下する米粒を排出ホッパー３７を介して米
粒用受箱３８に収納すると共に、重量計３９によって米
粒重量を測定するようにし、また前記展開装置３ｏを通
過した袋体は、空袋処理装置３２内に収納されると共に
、圧着し結着して機外に取出すように形成し、Ｄは制御
装置、第１図の４０は前記搬送コンベア３から落下する
米粒を回収する米粒回収装置である。

上記の構成について以下その作用を説明する。

秤量袋詰装置２において、精白米を袋詰する場合は、精
米加工機から排出する精白米を供給口部８に流入するよ
うに適宜な手段によって連結すると共に、合弁を適宜に
開閉して該装置を起動すると、供給口部８から流下する
穀粒（精白米）は供給タンク９内に流下して集積する。

また供給タンク９内の穀粒は、制御装置Ａからの制御信
号によって開閉する開閉弁１０を介して流下し、下部の
計量タンク１１に集積すると共に、その穀粒の重量をロ
ードセル１３によって検出して重量測定部１２に入力し
、所定の重量設定値に達すると、上部の供給タンク９の
開閉弁１０を閉成すると共に、計量タンク１１の自動排
出弁１４を開成して下部の袋用基台１７上に設けた包装
に流下して供給し、計量タンク１１の排米作用が終了す
ると、前記排出弁１４は閉成すると共に、開口吸引装置
１４とシール装置１５が作動して前記包装をシールして
所定重量の穀粒を袋詰した袋体に生成される。その袋体
は作動装置１８のシリンダーが作動して袋用基台１６面
を傾斜させるので、前記基台１６の傾斜面を袋体は滑流
して製品用搬送コンベア３に上載し、該搬送コンベア３
によって袋体は重量チェック装置４内に搬送される。ま
た、重量チェック装置４では、前記袋体は計量用コンベ
ア２０に上載して重量測定装置２２によって重量を測定
されると共に、その測定信号はチェツ装置２３と表示装
置２４にそれぞれ入力され、チェック装置２３では、前
記測定信号と基準重量設定値と比較して袋体重量をチェ
ックすると共に、重量の不足した不良袋体を検出してそ
のチェック信号を不良袋体取出装置５に送信し、また表
示装置２４では、入力された測定信号によって適正装体
と不良袋体の各数量およびその各重量値を表示板２５に
それぞれ表示すると共に、その破袋率を演算して表示す
ることになる。

重量チェック装置４から搬出される袋体は、製品用搬送
コンベア３によって不良袋体取出装置５を通過し重量の
適正装体はそのままコンベア終端部に搬送されて集荷場
に集積される。また重量の不足した不良袋体は、前記チ
ェック装置２３からのチェック信号によって該取出装置
５内に設けた作動装置２６が作動しその袋体用押板２８
によって前記不良袋体を製品用搬送コンベア３上から取
出して破袋処理装置６に搬入されることになる。該破袋
処理装置６の回転ベルト３３に上載された不良袋体はベ
ルトの回転によって移送される間に、複数個の回転カッ
ター３４・・・によって袋体の三方向を切断されると共
に、袋体展開装置３０に設けた複数条のＶベルト３５・
・・と送出用調車３６・・・との間に、切断された袋体
の一側端部から挟着され、袋内面を下方に展開しながら
移動して米粒を下部の米粒用ホッパー装置３１に流下し
、また、切断された袋体は、空袋処理装置３２に搬入し
て収納されると共に、その袋体は圧着し結着して機外に
取出される。また前記米粒用ホッパー装置３１に流下し
た穀粒は、排出ホッパー３７を介して下部の米粒用受箱
３８に流下して集積すると共に、その米粒重量を重量計
３９によって測定されることになる。また必要によって
前記米粒用水ツバ−装置３１と前記秤量袋詰装置１の供
給部を搬送コンベアによって連絡して不良袋体の穀粒を
秤量袋詰装置１に直接返還する場合がある。

なお、前記秤量袋詰装置、製品用搬送コンベア、重量チ
ェック装置、不良袋体取出装置、破袋処理装置等は、図
示した構成および配置に限定されることなく、任意に改
変されることは勿論である。

発明の詳細な説明したように本発明は、秤量袋詰装置に、重量チェ
ック装置と不良袋体取出装置を配備した製品用搬送コン
ベアを連結すると共に、前記取出装置に破袋処理装置を
連結することにより、計量袋詰した袋体の検量・破袋処
理行程を設けて一貫的に実施するようにし、以て前述し
た従来装置欠点を完全に排除でき、また所定重量の完全
袋体を量産して社会的信用を確保できると共に、不良袋
体の点検・破袋処理を自動的に実施して作業能率を確実
に向上できる等の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本装置の配置図、第２図は本装置の側面図、第
３図は秤量袋詰装置の側断面図、第４図は破袋処理装置
の側面図である。１・・・秤量袋詰装置　　　　２・・・袋体排出部３・
・・製品用搬送コンベア４・・・重量チェック装置　５・・・不良袋体取出装置
６・・・破袋処理装置　　　　７・・・箱形機枠８・・
・供給口部　　　　　　９・・・供給タンク１０・・・
開閉弁　　　　　　１１・・・計量タンク１２・・・重
量測定部　　　　１３・・・ロードセル１４・・・自動
排出弁　　　　１５・・・開口吸引装置１６・・・シー
ル装置　　　　１７・・・袋用基台１８・・・重体送出
装置　　　１９・・・作動装置２０・・・計量用コンベ
ア　　２１・・・箱形基台２２・・・重量測定装置　　
　２３・・・チェック装置２４・・・表示装置　　　　
　２５・・・表示板２６−・・作動装置　　　　　２７
・・・作動杆２８・・・袋体用押板　　　　２９・・・
開袋装置３０・・・袋体展開装置　　　３１・・・米粒
用ホッパー３２・・・空袋処理装置　　　３３・・・回
転ベルト３４・・・回転カッター　　　３５・−Ｖベル
ト３６・・・送出用調車　　　　３７・・・排出ホッパ
ー３８・・・米粒用量Ｗ１　　　３９・・・重量計４０
・・・米粒回収装置Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄ・・・制御装置

Claims

【特許請求の範囲】

（１）、秤量袋詰装置の袋体排出部に製品用搬送コンベ
アを連結し、該搬送コンベアの途上に重量チェック装置
と不良袋体取出装置とをそれぞれ配設し、該不良袋体取
出装置に破袋処理装置を連結して秤量袋詰した袋体の検
量・破袋処理行程を設けて一貫的に実施することを特徴
とした破袋処理装置付穀粒秤量装置。
（２）、前記製品用搬送コンベアの下部に落下する穀粒
を回収する穀粒回収装置を設けた特許請求の範囲第（１
）項記載の破袋処理装置付穀粒秤量袋詰装置。
（３）、前記重量チェック装置が、適正装体数、不良袋
体数および破袋率等を表示する表示装置を具備した特許
請求の範囲第（１）項または第（２）項記載の破袋処理
装置付穀粒秤量袋詰装置。