JPS61164876A - サ−マル印字装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、修正機能を有するタイプライタ等のサーマル
印字装置に関するものである。

従来の技術 第９図に、従来のサーマル印字装置のブロック図を示す
。

同図において、１はサーマル印字装置内に入力される入
力データが印字データであるか、修正データであるかを
判別するデータ判別手段、３は印字或いは修正を行なう
サーマルヘッドを駆動するための印字修正手段、４は前
記サーマルヘッドを配設したキャリッジを移動させるキ
ャリッジ駆動手段、６は修正用リボンか、印字用リボン
かを選択するリボン選択手段、７は修正すべき文字或い
は記号等の位置及び文字形状を記憶する記憶手段、８は
前記データ判別手段１と記憶手段７の出力を入力とし前
記キャリッジ駆動手段４、リボン選択手段６及び印字修
正手段３を制御する制御手段である。以上のように構成
された従来のサーマル印字装置において、既に印字して
しまった文字等の１多正は修正した箇所に再印字を施す
場合か、再印字を施さない場合かにかかわらず、第７図
のｂに示すように修正すべき文字或いは記号等の同一文
字形状に修正文字を熱溶融性修正インク３３によって１
回だけカバーラップするか、また第７図Ｇに示すように
前記文字形状の少なくとも最大文字幅Ｗ及び最大文字高
さｈに亘って全面を熱溶融性修正インク３３によって１
回だけカバーラップしていた。（特開昭５８−２１１４
８３号公報）発明が解決しようとする問題点 しかしながらこのような従来のサーマル印字装置におけ
る修正は、修正すべき文字或いは記号等を熱溶融性修正
インクによって、１回しかカバーラップしないため熱溶
融性修正インク層かうすく、遮へい性がなく、修正した
文字或いは記号等がすけて見える欠点があった。

この欠点を解消するために、インク層の厚さを厚く形成
した修正用リボンを用いることが考えられるがインク層
の厚さを厚くすると、インクの転写の際、サーマルヘッ
ドの発熱温度を高くしなければならず、このためサーマ
ルヘッドの可使寿命が短くなるという問題点がある。

また、修正すべき文字或いは記号等の同一形状で修正す
べき文字を熱溶融性修正インクによってカバーラップし
た後、前記カバーラップ上に再印字を行なう場合、カバ
ーラップ面が、凸凹になっており印字線が目部分におい
て途切れてしまうため鮮明に印字できないという欠点が
あり、この欠点を解決するため修正すべき文字或いは記
号等の少なくとも最大文字幅−及び最大文字高さｈに亘
って全面をカバーラップすることが老身られるが、この
ものは修正動作に要する印字エネルギーが増加し、消費
電力が増加するという欠点があった。

本発明は、このような欠点を解決するサーマル印字装置
を提供するものである。

問題点を解決するだめの手段 本発明のサーマル印字装置は、前記問題点を解決するた
め、再印字がない場合修正すべき文字或いは記号等を熱
溶融性修正インクによって、修正すべき文字或いは記号
等の同一形状に複数回カバーラップし、又、修正位置に
再印字がある場合、修正すべき文字或いは記号等を熱溶
融性修正インクによって修正すべき文字或いは記号等の
少なくとも最大文字高さ及び最大文字幅に亘って全面を
複数回カバーラップすることのできる構成としだも゛の
である。

作用 本発明は、再印字がない場合と再印字がある場合とに区
別して修正すべき文字或いは記号等を熱溶融性修正イン
クによって、修正文字或いは記号等の同−形状及び修正
文字或いは記号等の少なくとも最大文字幅及び最大文字
高さに亘って全面に複数回カバーラップすることで、熱
溶融性修正インク層を厚くし遮へい性を高め文字或いは
記号等がすけて見えることを防ぎ、又、カバーラップし
た上に再印字を行なう場合には、カバーラップ面が凸凹
にならず鮮明な印字を行ないかつ、消費電力を低減する
ことができる。

実施例 第１図は本発明の実施例を示すサーマル印字装置のブロ
ック図である。１は入力データが印字データであるか修
正データであるかを判別するデータ判別手段、２は入力
されたデータが修正データの場合、その修正位置に再印
字が行われるのか否かを判別する再印字判別手段、３は
印字或いは修正を行なうサーマルヘッドを駆動する印字
修正手段、４は前記サーマルヘッドを配設したキャリッ
ジを移動させるキャリッジ駆動手段、５は修正用リボン
か印字用リボンを選択するリボン選択手段、６は修正文
字或いは記号等へのカバーラップ回数をカウントする計
数手段、７は修正すべき文字或いは記号等の位置及び文
字形状を記憶する記憶手段、８は前記再印字判別手段２
．計数手段６及び記憶手段７の出力を入力とし前記キャ
リッジ駆動手段４．リボン選択手段５及び印字修正手段
３を制御する制御手段である。

第２図は第１図に示したものの実際の回路構成を示すブ
ロック図である。

図中、９はデータを入力する入出力ポートであり、キャ
リッジモータ１３を駆動するキャリッジモータ駆動回路
１０とリボン選択モータ１４を駆動するリボン選択駆動
回路１１とサーマルヘッド１５を駆動するサーマルヘッ
ド駆動回路１２とに信号を出力する。１６は印字或いは
修正のために文字形状を記憶するリードオンリーメモリ
ー（以下ＲＯＭと記す）、１了は印字データや、印字し
た文字の位置や修正回数を記憶するランダムアクセスメ
モリー（以下ＲＡＭと記す）、１８は前記入出力ポート
８やＲＯＭ１６やＲＡＭ１了からのデータにより前記入
出力ポート８を制御し前記各駆動回路に信号を出力させ
るマイクロプロセッサである。

第３図は前記サーマル印字装置の構成を示す斜視図であ
る。図中、１９は印字或いは修正を行なうサーマルヘッ
ド、２ｏは印字用リボンカセット、２１は修正用リボン
カセット、２２は前記印字用カセット２０と修正用カセ
ット２１を固定し上下させるカセットホルダー、２３は
キャリッジモータプーリー、２４はタイミングベルト、
２６は前記印字用リボンカセットと修正用リボンカ七ノ
ｌ−を搭載したキャリッジで、前記キャリッジモータプ
ーリー２３をキャリッジモーター（図示せず）により回
転させることにより前記タイミングベルト２４を介し移
動する。２６はプラテン、２７は用紙である。

〜第４図は、印字を行なう際、また第５図は修正を行な
う際のキャリッジ周辺部の断面図である。

２８は印字用リボン、２９は修正用リボン、３０はキャ
リッジシャフト、３１はカセットシフトレバ−である。

第６図においてキャリッジシャフト３０を中心にリボン
選択モータ（図示せず）を回転させることでカセットシ
フトレバ−３１を矢印入方向に回動させカセットホルダ
ー２２を上昇させ修正用リボンカセット２１をセットし
、修正用リボン２９をサーマルヘッド１９に対向させる
。また第４図において、キャリッジシャフト３ｏを中心
にカセットシフトレバ−３１を矢印Ｂ方向に回動させカ
セットホルダー２２を下降させ印字用リボンカセット２
０をセットし、印字用リボン２８をサーマルヘッド１９
に対向させる。

以下、第６図に示すフローチャートに従って、動作につ
いて説明する。

入出力ポート９に印字データ或いは修正データを入力し
くステップ・・・イ）、入力されたデータがマイクロプ
ロセッサ１８で、印字データであるか修正データである
かを判別する（７．テップ・・・口）。

入力データが修正データの時、前記マイクロプロセッサ
１８で、修正後に再印字を行なうか、行なわないかを判
別する（ステップ・・・ハ）。

再印字を行なわない時は、前記マイクロプロセッサ１８
で修正すべき文字或いは記号等を修正する回数をｎ（ｎ
≧２．自然数）回にセットし、ＲＡＭ１６に記憶させる
（ステップ・・・二）。

次に、マイクロプロセッサ１８により入出力ポート９を
制御し、リボン選択駆動回路１１に信号を出力し、リボ
ン選択モータを駆動し、第６図に示すように、修正用リ
ボンカセットにセットしくステップ・・・ホ）、マイク
ロプロセッサ１８によシ入出力ポート９を制御し、キャ
リッジ駆動回路１０に信号を出力し、キャリッジモータ
１３を駆動し、キャリッジをＲＡＭ１６に記憶されてい
る修正すべき文字或いは記号等の位置捷で移動させ、修
正すべき文字或いは記号等に修正用リボンを介し、サー
マルヘッド１９を対向させる（ステップ・・・へ）。

次に第７図すに示すようにマイクロプロセッサ１８によ
り入出力ポート９を制御し、サーマルヘッド駆動回路１
２に信号を出力し、サーマルヘッドによって、ＲＯＭ１
ｅに記憶されている修正すべき文字或いは記号等と同一
文字形状で、熱溶融性修正インク３３を１回だけカバー
ラップする。

（ステップ・・・ト）。

次にマイクロプロセッサ１８によりＲＡＭ１６に記憶さ
れている修正回数ｎから１を引き前記ＲＡＭ１６にセッ
トし直す（ステップ・・・チ）。

次にマイクロプロセッサ１８により修正回数が０かどう
か判別しくステップ・・・す）、修正回数が０でないと
判別した時、ステップ・・・へに戻り、第８図のｂのよ
うに熱溶融性修正インク３３を再度カバーラップし、熱
溶融性修正インク層を厚くする。

まだ修正回数が０であると判別した時は、マイクロプロ
セッサ１８により入出力ポート９を制御し、リボン選択
駆動回路１１に信号を出力し、リボン選択モータを駆動
し、第４図に示すように印字用リボンカセットに孝〒キ
哄セットする（ステップ・・ヌ）。

まだステップ・・・ハで、再印字を行なう時は、ステッ
プ・・二と同様に修正回数をセットしくステップ・）Ｖ
　）、ステップ・・ホと同様に修正リボンカセットをセ
ットしくステップ・・・ヲ）、ステップ・・・へと同様
にキャリッジを移動させる（ステップ・・・ワ）。

次に第７図のＣのようにマイクロプロセッサ１８により
入出力ボート９を制御し、サーマルヘッド駆動回路１２
に信号を出力し、サーマルヘッドによって、ＲＯＭ１６
に記憶されている修正文字或いは記号等の文字形状の少
なくとも最大文字幅及び最大文字高さの範囲に亘って全
面に熱溶融性修正インク３３を１回だけカバーラップす
る（ステップ・・・力）。

次にステップ・・・チ同様に修正回数ｎから１を引き、
ＲＡＭ１６にセットし直す（ステップ・・・ヨ）。

次にステップ・・・りと同様に修正回数が０かどうか判
別しくステップ・・・夕）、修正回数が０でないと判別
した時、ステップ・・・ワに戻り第８図のＣのように熱
溶融性修正インク３３を再度カバーラップし熱溶融性修
正インク層を厚くする。

また、修正回数が０であると判別した時、ステップ・・
・ヌと同様に印字用リボンカセットにセットスル（ステ
ップ・・・し）。

次にステップ・・・へと同様にキャリッジを移動させ（
ステップ・・・ソ）、熱溶融性修正インクにて複数回カ
バーラップした後に再印字を行なう（ステップ・・・ツ
）。

まだステップ・・・口で印字データであると判別した時
、通常印字を行なう。

以上のように、本発明の一実施例によると再印字がない
場合と再印字がある場合とに区別して、修正すべき文字
或いは記号等と同一文字形状に、まだ、修正すべき文字
或いは記号等の少なくとも最大文字幅及び最大文字高さ
に亘って全面に複数回カバーラップすることができる。

発明の効果 本発明によれば、熱溶融性修正インクによってかバーラ
ップする際に、再印字がない場合と再印字がある場合に
区別し、再印字がない場合、修正文字或いは記号等の同
一文字形状に複数回カバーラップし、再印字がある場合
、修正文字或いは記号等の文字形状の少なくとも最大文
字幅及び最大文字高さの範囲に亘って全面に複数回カバ
ーラップするだめ、修正文字或いは記号等がすけて見え
ることがなくなり、熱溶融性修正インク層の上に再印字
する際にも、鮮明な印字を行ないかつ、消費電力をも低
減することができるサーマル印字装置を提供することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すサーマル印字装置のブ
ロック図、第２図は第１図における具体的な構成を示す
ブロック図、第３図は同サーマル印字装置の構成を示す
斜視図、第４図は印字を行なう際のキャリッジ周辺の断
面図、第６図は修正を行なう際のキャリッジ周辺の断面
図、第６図は同サーマル印字装置の動作を示すフローチ
ャート、第７図は１回だけカバーラップした際の修正文
字と熱溶融性修正インクによるカバーラップ状態を示す
断面図、第８図は複数回カバーラップした際の修正文字
と熱溶融性修正インクによるカバーラップ状態を示す断
面図、第９図は従来のサーマｌし印字装置のブロック図
である。 １・・・・・・データ判別手段、２・・・・・・再印字
判別手段、３・・・・・・印字修正手段、４・・・・・
キャリッジ駆動手段、６・・・・・・リボン選択手段、
６・・・・・・計数手段、７・・・・・・記憶手段、８
・・・・・制御手段、１９・・・・・・サーマルヘッド
、２６・・・・・・キャリッジ、２８・・・・・・印字
用リボン、２９・・・・・・修正用リボン。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 ｔｑ−サーマル八・ソド ２θ・、、ｎ古川リボ′ンクセ・ント ２／、−滲シ正用リボンθセット ２２、ｉセットホルダ＝ ２３１．・４ヤリ・ソリ′モーターフｉリー第　３　図
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２４．１
．り右−７”へ°゛ルト２５−キヤリツジ ２６・、・フ０ラテン ２７、・・肩　、ｉ４九 ２．９．、、（Ｉ７卓肩リボ゛ン 第　４　図　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
２９・・Ｓ−Ｘ用リボン３θ・−キーｒす・ルシ一ビ７
Ｌ ３１・・−力セットシフトレバー 第５図 第６図 第７図 ＋−ｕ−＋ 第８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）既に印字した文字或いは記号等の修正動作に際し
   修正位置に再印字をするかしないかを判別する再印字判
   別手段と印字或いは修正を行なうサーマルヘッドを駆動
   する印字修正手段と、前記サーマルヘッドを配置したキ
   ャリッジを移動させるキャリッジ駆動手段と、印字用リ
   ボンと修正用リボンを選択的に前記サーマルヘッドに対
   向させるリボン選択手段と、修正すべき文字或いは記号
   等への修正回数をカウントする計数手段と、前記修正す
   べき文字或いは記号等の位置及び文字形状を記憶する記
   憶手段と、前記各手段の動作を制御する制御手段を備え
   、前記キャリッジ駆動手段及び記憶手段にて、前記サー
   マルヘッドを修正すべき文字位置まで移動させ、前記リ
   ボン選択手段にて、修正用リボンを選択し、更に前記再
   印字判別手段にて修正位置に再印字を行うと判断された
   時は修正される文字或いは記号等の文字形状の少くとも
   最大文字幅及び最大文字高さに亘り前記修正用リボンに
   塗布した修正インクにて複数回カバーラップを行い、又
   、前記再印字判別手段にて修正位置への再印字なしと判
   断された時は、修正される文字或いは記号等と同一文字
   形状にて複数回カバーラップを行うよう構成したサーマ
   ル印字装置。