JPS61158204A - 自動電力制御回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は無線通信機等で使用する電力増幅器の制御回
路に関するものである。

〔従来の技術〕

第２図は従来の自動電力制御回路を示す系統図であり、
図において（１）は電力増幅器、（２）は方向性結合器
、（３）は電源制御器、（４）は検波器、（５）は比較
増幅器、（９）は基準電圧発生器、（６）け復号器で、
（２）〜（９）により従来の自動電力制御回路のフィー
ドバックループを構成している。

次に動作について説明する。入力信号は電力増幅器（１
）で増幅されて、出力信号となるが、との出力信号の一
部を方向性結合器（２）で取り出し、検波し、検波後の
電圧が基準％１圧と一致するまで増幅器用電源の電圧（
又は電流）を増、減させ、それにより、電力増幅器の電
力利得を制御することにより出力信号がある一定値を保
つようにするものである。なお、レベル指定信号を後号
器（６）で復号し、その指示に従って基準電圧発生器（
９）で基準電圧を発生することにより、出力信号レベル
をある一定値に設定できるようにしている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の自動電力制御回路は以上のように構成さ　　　　
・れているので、出力信号レベルに応じて検波器の入力
レベルが変わる。つまり検波器の動作レベルが一定でな
く、周囲温度の変化などにより、検波特性の変動が大き
く、出力信号レベルを常に一定に保つことが困郵であっ
た。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、出力レベルに関係なく検波器への入力レベル
を一定に保つことができるような回路構成をすることに
より安定性の良い自動電力制御回路を得ることを目的と
する□。

〔問題点を触法するための手段〕

この発明に係る自動電力制御回路はレベル設定の手段と
して可変の基準電圧発生器の代りに可変減衰器を採用し
たものである。

〔作　用〕

この発明における可変減衰器は、検波器への入力レベル
を一定とするように作用し、その結果、検波器の特性が
設定レベルにより変化しないようにしている。

〔発明の実施例〕

第１図に本発明の一実施例を示す。

図において、（１）は電力増幅器であり、（２）は方向
性結合器、（３）は電力増幅器用の電源制御器、（４）
は検波器、Ｃ５）は比較増幅器、（６）はレベル指定信
号用の後号器、（７）は可変減衰器、（８）は基準電圧
発生器で（２）〜ｔＢ）により自動電力制御回路のフィ
ードバックループを構成している。

次に実施例の動作について説明する。

入力信号は電力増幅器（１）で増幅されて出力信号とな
るが、この出力信号の一部を方向性結合器ｒ２１で取り
出し、外部からのレベル設定信号に応じて減衰毎″が設
定された可変減衰器（７）により一定値の減衰をさせた
後、検波器（４）で検波する。検波した信号は比較増幅
器で基準電圧と比較し、その大、小に応じて電力増幅器
用の電源の電圧（又は電流）を制御し、それに応じて電
力増幅器の電力利得を増減することにより、出力信号レ
ベルを外部から指定された一定の値に設定し、維持する
ものである０ 〔発明の効果〕 以上のように、この発明によれはレベル設定の手段とし
て検波器の前段に可変減衰器を採用したのできわめて安
定度の良い制御特性か得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による自動電力制御回路を
示すブロック図、第２図は従来の自動電力制御回路を示
すブロック図である。 図において、（１）は電力増幅器、（２）は方向性結合
器、Ｃ３）は電源制御器、（４）は検波器、（５）は比
較増幅器、（６）は復号器、（７）は可変減衰器、（８
）は基準電圧発生器である。 なお、各図中の同一符号は同−又は相当部分を示す０

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電力増幅器の出力電力レベルを指定されたある一定の値
   に保つように負帰還制御する電力制御回路において、出
   力電力レベルを指定された値に設定するための設定器と
   して可変減衰器を用いることを特徴とした自動電力制御
   回路。