JPH0145272Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0145272Y2 JPH0145272Y2 JP1982187616U JP18761682U JPH0145272Y2 JP H0145272 Y2 JPH0145272 Y2 JP H0145272Y2 JP 1982187616 U JP1982187616 U JP 1982187616U JP 18761682 U JP18761682 U JP 18761682U JP H0145272 Y2 JPH0145272 Y2 JP H0145272Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- load
- smoothing capacitor
- power supply
- power tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 19
- 238000009499 grossing Methods 0.000 claims description 18
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims 3
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
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- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 1
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- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Power Conversion In General (AREA)
- Particle Accelerators (AREA)
- Rectifiers (AREA)
- Control Of Electrical Variables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は中性粒子入射装置などに用いられる加
速電源装置の制御回路にかかり、特にその制御特
性の改善に関するものである。
速電源装置の制御回路にかかり、特にその制御特
性の改善に関するものである。
加速電源装置は加速電極に直流高電圧を印加し
てイオンを加速するものであり、その従来の構成
の一例を第1図に示す。
てイオンを加速するものであり、その従来の構成
の一例を第1図に示す。
第1図において、1は交流電源、10はサイリ
スタスイツチ、11は整流器用変圧器、12は整
流器、13は平滑コンデンサ、14は平滑コンデ
ンサの電圧を検出する分圧器、15は負荷電圧を
検出する分圧器、16は電力管、17は電力管1
6の駆動回路、18は負荷である。
スタスイツチ、11は整流器用変圧器、12は整
流器、13は平滑コンデンサ、14は平滑コンデ
ンサの電圧を検出する分圧器、15は負荷電圧を
検出する分圧器、16は電力管、17は電力管1
6の駆動回路、18は負荷である。
また20は制御回路の全体を示し、21は負荷
電圧の設定器、22は電力管16の陽極電圧降下
の設定器、23は加算器、24は誤差増幅器、2
5は増幅器、26はサイリスタスイツチの位相制
御回路である。
電圧の設定器、22は電力管16の陽極電圧降下
の設定器、23は加算器、24は誤差増幅器、2
5は増幅器、26はサイリスタスイツチの位相制
御回路である。
上記従来構成の動作を説明すると、電力管16
は、駆動回路17により負荷18へ電圧を印加ま
たはしや断するとともに、負荷電圧を一定に保つ
ように制御される。
は、駆動回路17により負荷18へ電圧を印加ま
たはしや断するとともに、負荷電圧を一定に保つ
ように制御される。
負荷電圧は分圧器15によつて検出され駆動回
路17により、負荷電圧の設定器21の指令値a
と等しくなるよう制御される。
路17により、負荷電圧の設定器21の指令値a
と等しくなるよう制御される。
ここで電力管16は負荷電圧を安定且つ高速に
制御するためのシリーズレギユレータとして動作
し、その陽極損失は陽極電流(負荷電流に等し
い)と陽極電圧降下の積となる。
制御するためのシリーズレギユレータとして動作
し、その陽極損失は陽極電流(負荷電流に等し
い)と陽極電圧降下の積となる。
許容される陽極損失には制限があり負荷電圧の
値に拘らず、陽極電圧を規定値以下にするため
に、平滑コンデンサ13の電圧は、交流電源1の
電圧変動、整流器用変圧器11の電圧変動率を考
慮して、負荷電圧よりも一定値だけ高めに設定す
る必要がある。
値に拘らず、陽極電圧を規定値以下にするため
に、平滑コンデンサ13の電圧は、交流電源1の
電圧変動、整流器用変圧器11の電圧変動率を考
慮して、負荷電圧よりも一定値だけ高めに設定す
る必要がある。
加算器23はこの演算を行なうもので、負荷電
圧の設定器21の指令値aと電力管16の陽極電
圧降下の設定器22の指令値bとを加算し、その
加算出力は、平滑コンデンサ電圧の指令値cとな
り、誤差増幅器24の一方の端子へ入力される。
圧の設定器21の指令値aと電力管16の陽極電
圧降下の設定器22の指令値bとを加算し、その
加算出力は、平滑コンデンサ電圧の指令値cとな
り、誤差増幅器24の一方の端子へ入力される。
誤差増幅器24の他方の端子には、平滑コンデ
ンサ13の電圧を検出する分圧器14の信号dが
入力され、誤差増幅器24の出力は増幅器25、
位相制御回路26を介して、サイリスタスイツチ
10の点弧位相を制御し、これによつて平滑コン
デンサ13の電圧は負荷電圧の指令値aと電力管
16の陽極電圧降下の指令値bとの和になるよう
自動制御される。
ンサ13の電圧を検出する分圧器14の信号dが
入力され、誤差増幅器24の出力は増幅器25、
位相制御回路26を介して、サイリスタスイツチ
10の点弧位相を制御し、これによつて平滑コン
デンサ13の電圧は負荷電圧の指令値aと電力管
16の陽極電圧降下の指令値bとの和になるよう
自動制御される。
従つて、陽極電圧降下の指令値bを一定とすれ
ば、負荷電圧の設定値aを可変とした場合、ある
いは負荷率が変動した場合でも、電力管16の陽
極電圧降下は一定な値に制御されることになる。
ば、負荷電圧の設定値aを可変とした場合、ある
いは負荷率が変動した場合でも、電力管16の陽
極電圧降下は一定な値に制御されることになる。
しかしながら電力管16の運転を開始した瞬間
の過渡状態では負荷18への給電は、整流器用変
圧器11にインピーダンスが存在するため、交流
電源1からではなく平滑コンデンサ13から行な
われる。
の過渡状態では負荷18への給電は、整流器用変
圧器11にインピーダンスが存在するため、交流
電源1からではなく平滑コンデンサ13から行な
われる。
この場合の主回路定数に起因する平滑コンデン
サ13の電圧の落込みは、制御回路で補償するこ
とはできないが、第1図の従来構成では、さらに
制御回路に起因する電圧の落込みが加わる。
サ13の電圧の落込みは、制御回路で補償するこ
とはできないが、第1図の従来構成では、さらに
制御回路に起因する電圧の落込みが加わる。
すなわち第1図の誤差増幅器24は平滑コンデ
ンサの電圧の検出値と指令値との誤差を増幅し、
サイリスタスイツチ10の点弧位相を制御する閉
ループ制御で、安定化のために遅れ要素を有して
おり、応答が遅い。
ンサの電圧の検出値と指令値との誤差を増幅し、
サイリスタスイツチ10の点弧位相を制御する閉
ループ制御で、安定化のために遅れ要素を有して
おり、応答が遅い。
従つて第3図に示すように、電力管16の運転
と同時に、平滑コンデンサ13の電圧が低下し始
めても位相制御信号eはステツプ状に変化せずに
緩やかな変化をすることになり、それだけ平滑コ
ンデンサの落込量ΔVも大きくなる。
と同時に、平滑コンデンサ13の電圧が低下し始
めても位相制御信号eはステツプ状に変化せずに
緩やかな変化をすることになり、それだけ平滑コ
ンデンサの落込量ΔVも大きくなる。
従つて、平滑コンデンサの落込量ΔVだけ高め
に設定すると電力管16の陽極損失も大きくなる
ため、定格の大きな電力管を採用するか、あるい
は制御回路の応答を補償するに充分な値を有する
平滑コンデンサを採用する必要が生ずる。
に設定すると電力管16の陽極損失も大きくなる
ため、定格の大きな電力管を採用するか、あるい
は制御回路の応答を補償するに充分な値を有する
平滑コンデンサを採用する必要が生ずる。
本考案の目的は前述の欠点を除去し制御遅れに
起因する平滑コンデンサの電圧の落込のない合理
的な加速電源装置の制御回路を提供することにな
る。
起因する平滑コンデンサの電圧の落込のない合理
的な加速電源装置の制御回路を提供することにな
る。
以下本考案を第2図に示す一実施例について説
明する。第2図において、第1図と同一記号を符
してあるものは同一の機能を有する。第1図と異
なる所は、負荷電流を分流器19にて検出し、増
幅器25の入力信号として附加している点にあ
る。すなわち第2図において増幅器25は加算器
として動作する。
明する。第2図において、第1図と同一記号を符
してあるものは同一の機能を有する。第1図と異
なる所は、負荷電流を分流器19にて検出し、増
幅器25の入力信号として附加している点にあ
る。すなわち第2図において増幅器25は加算器
として動作する。
この場合の回路動作を第4図を参照して説明す
ると、電力管16の運転と同時に分流器19によ
る負荷電流の検出信号gが、誤差増幅24の出力
に対して、負荷電流に比例して瞬時に加算される
ので、第4図に示すように位相制御信号は急変す
る。これによりサイリスタスイツチ10の点弧位
相は負荷電流に比例して瞬時に補償され、制御回
路に起因する遅れを除去することができる。
ると、電力管16の運転と同時に分流器19によ
る負荷電流の検出信号gが、誤差増幅24の出力
に対して、負荷電流に比例して瞬時に加算される
ので、第4図に示すように位相制御信号は急変す
る。これによりサイリスタスイツチ10の点弧位
相は負荷電流に比例して瞬時に補償され、制御回
路に起因する遅れを除去することができる。
従つて本考案によれば安価な分流器により制御
特性を著しく改善することによつて、装置の小形
化、低廉化が実現できる。
特性を著しく改善することによつて、装置の小形
化、低廉化が実現できる。
第1図は従来の加速電源装置一例を示す回路
図、第2図は本考案の一実施例を示す回路図、第
3図および第4図はそれぞれ第1図および第2図
の動作例を示すタイムチヤートである。 1……交流電源、10……サイリスタスイツ
チ、11……整流器用変圧器、12……整流器、
13……平滑コンデンサ、14,15……分圧
器、16……電力管、17……駆動回路、18…
…負荷、19……分流器、21,22……設定
器、23……加算器、24……誤差増幅器、25
……増幅器。
図、第2図は本考案の一実施例を示す回路図、第
3図および第4図はそれぞれ第1図および第2図
の動作例を示すタイムチヤートである。 1……交流電源、10……サイリスタスイツ
チ、11……整流器用変圧器、12……整流器、
13……平滑コンデンサ、14,15……分圧
器、16……電力管、17……駆動回路、18…
…負荷、19……分流器、21,22……設定
器、23……加算器、24……誤差増幅器、25
……増幅器。
Claims (1)
- 交流電源を受電して直流電圧に変換する位相制
御サイリスタ装置と、この位相制御サイリスタ装
置の直流出力端に並列に接続された平滑コンデン
サと、この平滑コンデンサ4の出力端と負荷との
間に接続された電力管と、この電力管を負荷電圧
が負荷電圧設定値と等しくなるように制御する駆
動回路とを備えた加速電源装置の制御回路におい
て、前記負荷電流を検出する電流検出手段と、前
記平滑コンデンサの出力電圧が負荷電圧設定値と
前記電力管の陽極電圧降下設定値および前記電流
検出手段により検出された負荷電流検出信号の加
算信号と等しくなるように前記位相制御サイリス
タ装置の位相を制御する制御手段とを設けたこと
を特徴とする加速電源装置の制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18761682U JPS5992593U (ja) | 1982-12-11 | 1982-12-11 | 加速電源装置の制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18761682U JPS5992593U (ja) | 1982-12-11 | 1982-12-11 | 加速電源装置の制御回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5992593U JPS5992593U (ja) | 1984-06-23 |
JPH0145272Y2 true JPH0145272Y2 (ja) | 1989-12-27 |
Family
ID=30404944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18761682U Granted JPS5992593U (ja) | 1982-12-11 | 1982-12-11 | 加速電源装置の制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5992593U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5591007A (en) * | 1978-12-29 | 1980-07-10 | Daihen Corp | Transistor-type direct current power source |
-
1982
- 1982-12-11 JP JP18761682U patent/JPS5992593U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5591007A (en) * | 1978-12-29 | 1980-07-10 | Daihen Corp | Transistor-type direct current power source |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5992593U (ja) | 1984-06-23 |
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