JPS61156516A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS61156516A JPS61156516A JP27944884A JP27944884A JPS61156516A JP S61156516 A JPS61156516 A JP S61156516A JP 27944884 A JP27944884 A JP 27944884A JP 27944884 A JP27944884 A JP 27944884A JP S61156516 A JPS61156516 A JP S61156516A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metallic film
- iron
- recording medium
- nickel
- magnetic
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気記録媒体、さらに詳しくは鉄、ニッケルお
よびネオジムからなる磁性金属薄膜を用いたことを特徴
とする磁気記録媒体に関する。
よびネオジムからなる磁性金属薄膜を用いたことを特徴
とする磁気記録媒体に関する。
特公昭４１−１９３８９号公報には、プラスチックフィ
ルム等の基材表面に、コバルト、鉄もし／ Ｉｌ −−
、Ｊ＋＋１１． ”’ｌ 、Ｊ Ｉｌ、 Ｌおし７し
榛ハΔＡ ナーν ノはニッケルとのコバルトおよび
鉄の合金を斜め蒸着して磁気記録用磁性金属薄膜を製造
することが記載されている。
ルム等の基材表面に、コバルト、鉄もし／ Ｉｌ −−
、Ｊ＋＋１１． ”’ｌ 、Ｊ Ｉｌ、 Ｌおし７し
榛ハΔＡ ナーν ノはニッケルとのコバルトおよび
鉄の合金を斜め蒸着して磁気記録用磁性金属薄膜を製造
することが記載されている。
従来、コバルトまたはコバルト−ニッケル合金が磁性金
属薄膜として好適であるとされてきた。
属薄膜として好適であるとされてきた。
一方、鉄２およびニッケルの蒸着膜は抗磁力がコバルト
の半分以下であり、またコバルト薄膜では磁化容易軸が
フィルムの送り方向（ＭＤ方向）であるのに対し、鉄か
らなる磁性金属薄膜および鉄を １．０％〜２０．０％
含むコバルト薄膜は、磁化容易軸がフィルムの送り方向
と直角方向（ＴＤ方向）であると報告されている（電気
通信学会技術報告ＭＲ７８−１６，２２頁（１９７８）
、特公昭５６−２６８８８号公報）。
の半分以下であり、またコバルト薄膜では磁化容易軸が
フィルムの送り方向（ＭＤ方向）であるのに対し、鉄か
らなる磁性金属薄膜および鉄を １．０％〜２０．０％
含むコバルト薄膜は、磁化容易軸がフィルムの送り方向
と直角方向（ＴＤ方向）であると報告されている（電気
通信学会技術報告ＭＲ７８−１６，２２頁（１９７８）
、特公昭５６−２６８８８号公報）。
本発明者らは鉄およびニッケルを成分として含む磁性金
属薄膜につき鋭意研究を行った結果、ネオジムを添加す
ることにより磁化容易軸がＭＤ方向となり、これを用い
た磁気記録媒体は優れた特性を示すことを見出し本発明
を完成するに至った。
属薄膜につき鋭意研究を行った結果、ネオジムを添加す
ることにより磁化容易軸がＭＤ方向となり、これを用い
た磁気記録媒体は優れた特性を示すことを見出し本発明
を完成するに至った。
即ち本発明は鉄、ニッケルおよびネオジムからなる磁性
金属薄膜を用いたことを特徴とする磁気記録媒体に関す
るものである。
金属薄膜を用いたことを特徴とする磁気記録媒体に関す
るものである。
本発明に用いる磁性金属薄膜は、磁化容易軸がＭＤ方向
であり、抗磁力、飽和磁束密度および角形比が鉄−ニッ
ケル薄膜に比べ優れるものである。
であり、抗磁力、飽和磁束密度および角形比が鉄−ニッ
ケル薄膜に比べ優れるものである。
そして本発明の磁気記録媒体は高密度記録用磁気記録媒
体として優れた特性を有するものであり磁気テープ用と
して用いた場合には、特性の優れた磁気テープとなるも
のである。
体として優れた特性を有するものであり磁気テープ用と
して用いた場合には、特性の優れた磁気テープとなるも
のである。
本発明の磁気記録媒体の金属薄膜は鉄、ニッケルおよび
ネオジムからなる磁性金属薄膜であるが、なかでも、鉄
／（鉄＋ニッケル）の重量比が０゜２５〜０．９であり
、ネオジム／（鉄子ニッケル外 ＋ネオジム）の重量比が０．００５〜Ｏ６ｚである磁性
金属薄膜が好ましく、鉄／（鉄＋ニッケル）の重量比が
０．２５〜０．７５であり、ネオジム／（鉄＋ニッケル
＋ネオジム）の重量比が０゜００５〜０．２である磁性
金属薄膜がさらに好ましい 以下本発明の磁気記録媒体の製造法について詳述する。
ネオジムからなる磁性金属薄膜であるが、なかでも、鉄
／（鉄＋ニッケル）の重量比が０゜２５〜０．９であり
、ネオジム／（鉄子ニッケル外 ＋ネオジム）の重量比が０．００５〜Ｏ６ｚである磁性
金属薄膜が好ましく、鉄／（鉄＋ニッケル）の重量比が
０．２５〜０．７５であり、ネオジム／（鉄＋ニッケル
＋ネオジム）の重量比が０゜００５〜０．２である磁性
金属薄膜がさらに好ましい 以下本発明の磁気記録媒体の製造法について詳述する。
基材上への磁性金属薄膜の形成には真空蒸着法が用いら
れる。蒸着金属の加熱方式は抵抗加熱方式であっても、
電子ビーム加熱方式であってもよい。
れる。蒸着金属の加熱方式は抵抗加熱方式であっても、
電子ビーム加熱方式であってもよい。
そして抗磁力を大きくするために、斜め蒸着法が好まし
い。
い。
蒸発源は予め鉄、ニッケル、ネオジムを融解混合したも
のであっても、多源蒸着方式であってもよい。
のであっても、多源蒸着方式であってもよい。
真空蒸着の真空度は１０−’Ｔｏｒｒから１０−？Ｔｏ
ｒｒ、好ましくは、１０−’Ｔｏ ｒ ｒから１０−”
Ｔｏ ｒ ｒの範囲である。
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Ｔｏ ｒ ｒの範囲である。
本発明の磁気記録媒体に用いる基材は特に限定されるも
のではなく例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
スルホン、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルエーテ
ルケトン、ポリカーボネート、ボリアリレート、ポリイ
ミドなどのフィルムのほか、目的に応じ各種のプラスチ
ックシート等が基材として適用できる。
のではなく例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
スルホン、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルエーテ
ルケトン、ポリカーボネート、ボリアリレート、ポリイ
ミドなどのフィルムのほか、目的に応じ各種のプラスチ
ックシート等が基材として適用できる。
またこれら基材の上に下地材として非磁性材などの層を
設けることもできる。
設けることもできる。
磁性薄膜のＭＤ方向への強い磁気異方性はネオジムの添
加によって発現する効果であって、膜厚は本質的でない
が、膜厚は一般には１００人〜５０００人、なかでも３
００人〜３０００人の範囲が好ましい。
加によって発現する効果であって、膜厚は本質的でない
が、膜厚は一般には１００人〜５０００人、なかでも３
００人〜３０００人の範囲が好ましい。
実施例および比較例
厚さ１００μ−のポリエーテルスルホンフィルム（住友
ベークライト株式会社製スミライトＦＳ５３００）を基
材として用い、蒸発源に対して８５度（入射角８５度）
に憎斜させ、蒸発源から１５ｃｓの位置に設置した。
ベークライト株式会社製スミライトＦＳ５３００）を基
材として用い、蒸発源に対して８５度（入射角８５度）
に憎斜させ、蒸発源から１５ｃｓの位置に設置した。
蒸発源としては、純度９９．９９％の鉄０．２０ｇ、純
度９９．９９％のニッケル０．１６ｇ、純度９９．９％
のネオジム０．０７５ｇをアルミナコートしたタングス
テン製ボートの中に入れ、真空中で加熱融解混合後、真
空度２Ｘ１０−’Ｔｏｒｒにて加熱し、真空蒸着により
厚さ１２００人の鉄、ニッケル、およびネオジムからな
る薄膜を形成した。蒸着速度は３．３人／ ｓ ｅ ｃ
であった・ 一方、比較のため上記の操作においてネオジムを用いず
、鉄の量を０．２８ｇ、ニッケルの量を０．２２ｇに増
量すること以外は、上記操作と同じ操作により鉄および
ニッケルからなる厚さ１３これら薄膜の膜厚および磁気
ヒステリシスカーブを測定した。結果を第１表に示す。
度９９．９９％のニッケル０．１６ｇ、純度９９．９％
のネオジム０．０７５ｇをアルミナコートしたタングス
テン製ボートの中に入れ、真空中で加熱融解混合後、真
空度２Ｘ１０−’Ｔｏｒｒにて加熱し、真空蒸着により
厚さ１２００人の鉄、ニッケル、およびネオジムからな
る薄膜を形成した。蒸着速度は３．３人／ ｓ ｅ ｃ
であった・ 一方、比較のため上記の操作においてネオジムを用いず
、鉄の量を０．２８ｇ、ニッケルの量を０．２２ｇに増
量すること以外は、上記操作と同じ操作により鉄および
ニッケルからなる厚さ１３これら薄膜の膜厚および磁気
ヒステリシスカーブを測定した。結果を第１表に示す。
、（！Ｆ″１、
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なお、被膜の厚さは、日本真空技術■製Ｔｈ１ｃｋｎｅ
ｓｓ Ｍｏｎ１ｔｏｒ Ｍｏｄｅｌ ＣＲＭにより、磁
気ヒステリシスカーブは理研電子鋳製振動試料型磁力針
により測定した。
ｓｓ Ｍｏｎ１ｔｏｒ Ｍｏｄｅｌ ＣＲＭにより、磁
気ヒステリシスカーブは理研電子鋳製振動試料型磁力針
により測定した。
表１からも明らかなとおり本発明の磁性金ＭＴＲ膜はＭ
Ｄ力方向の磁気異方性が強く、これを用いた本発明の磁
気記録媒体は、磁気記録媒体として重要な残留磁束密度
、角形比、抗磁力などが従来の磁性薄膜を用いたものよ
り優れているものである。
Ｄ力方向の磁気異方性が強く、これを用いた本発明の磁
気記録媒体は、磁気記録媒体として重要な残留磁束密度
、角形比、抗磁力などが従来の磁性薄膜を用いたものよ
り優れているものである。
実施例２〜３
実施例１と同様の方法により、鉄、ニッケルおよびネオ
ジムからなる薄膜を基材上に蒸着した。
ジムからなる薄膜を基材上に蒸着した。
蒸発源および真空度は、それぞれ
純度９９．９９％の鉄０．２９４ｇ、純度９９゜９９％
のニッケル０．１９６ｇ、純度９９．９％のネオジム０
．０１０ｇ、真空度３Ｘ１０−’Ｔ。
のニッケル０．１９６ｇ、純度９９．９％のネオジム０
．０１０ｇ、真空度３Ｘ１０−’Ｔ。
ｒｒ（実施例２）
純度９９．９９％の鉄０．２７ｇ、純度９９．９オジム
０．０５ｇ、真空度５Ｘ１０−’Ｔｏｒｒ（実施例３） であった。
０．０５ｇ、真空度５Ｘ１０−’Ｔｏｒｒ（実施例３） であった。
結果を第２表に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １）金属薄膜と基材からなる磁気記録媒体において、金
属薄膜として鉄（Ｆｅ）、ニッケル（Ｎｉ）およびネオ
ジム（Ｎｄ）からなる磁性金属薄膜を用いたことを特徴
とする磁気記録媒体 ２）鉄／（鉄＋ニッケル）の重量比が０．２５〜０．９
であり、ネオジム／（鉄＋ニッケル＋ネオジム）の重量
比が０．００５〜０．４であることを特徴とする特許請
求の範囲第１項記載の磁気記録媒体
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27944884A JPS61156516A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27944884A JPS61156516A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61156516A true JPS61156516A (ja) | 1986-07-16 |
Family
ID=17611207
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27944884A Pending JPS61156516A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61156516A (ja) |
-
1984
- 1984-12-27 JP JP27944884A patent/JPS61156516A/ja active Pending
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