JPS6115617Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6115617Y2 JPS6115617Y2 JP6256480U JP6256480U JPS6115617Y2 JP S6115617 Y2 JPS6115617 Y2 JP S6115617Y2 JP 6256480 U JP6256480 U JP 6256480U JP 6256480 U JP6256480 U JP 6256480U JP S6115617 Y2 JPS6115617 Y2 JP S6115617Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- microstrip line
- oscillation
- inductor
- gate
- fet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 23
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 5
- 230000005669 field effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 101150073536 FET3 gene Proteins 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はマイクロストリツプ線路を用いた発振
回路に関するものである。
回路に関するものである。
第1図にマイクロストリツプ線路と電界効果ト
ランジスタ(以下FETという)を用いた発振回
路の従来例を示す。同図において、1は発振信号
の出力端子、2は負荷との整合用インダクタ、3
はFET、4,5,6はそれぞれマイクロストリ
ツプ線路、7はインダクタ、8,9は抵抗、1
0,11はインダクタ、12はバイパスコンデン
サ、13は電源端子、14は容量結合のためのギ
ヤツプである。次にこの回路動作について説明す
る。
ランジスタ(以下FETという)を用いた発振回
路の従来例を示す。同図において、1は発振信号
の出力端子、2は負荷との整合用インダクタ、3
はFET、4,5,6はそれぞれマイクロストリ
ツプ線路、7はインダクタ、8,9は抵抗、1
0,11はインダクタ、12はバイパスコンデン
サ、13は電源端子、14は容量結合のためのギ
ヤツプである。次にこの回路動作について説明す
る。
FET3のドレインにはインダクタ11および
抵抗9を介して電源端子13から電圧が印加さ
れ、ソースには抵抗8が接続され、この抵抗8に
よりFET3には自己バイアスが与えられ、ゲー
トにはインダクタ7が接続され、インダクタ7に
よつてゲートは直流的に接地され、以上の構成に
よつて直流の動作バイアスが設定される。
抵抗9を介して電源端子13から電圧が印加さ
れ、ソースには抵抗8が接続され、この抵抗8に
よりFET3には自己バイアスが与えられ、ゲー
トにはインダクタ7が接続され、インダクタ7に
よつてゲートは直流的に接地され、以上の構成に
よつて直流の動作バイアスが設定される。
また、FET3のソースにはマイクロストリツ
プ線路4が接続され、そのリアクタンスによつて
発振回路の負性抵抗が設定される。またゲートに
はマイクロストリツプ5と、このマイクロストリ
ツプ線路5にギヤツプ14あるいはコンデンサに
より接続された発振周波数の1/2波長相当の開放
端マイクロストリツプ線路共振器6が接続され、
それらのリアクタンスを利用し、FET3の内部
帰還インピーダンスとにより発振動作が行なわれ
る。発振信号は負荷との整合をとるために接続さ
れたインダクタ2を介して出力端子1より出力さ
れる。
プ線路4が接続され、そのリアクタンスによつて
発振回路の負性抵抗が設定される。またゲートに
はマイクロストリツプ5と、このマイクロストリ
ツプ線路5にギヤツプ14あるいはコンデンサに
より接続された発振周波数の1/2波長相当の開放
端マイクロストリツプ線路共振器6が接続され、
それらのリアクタンスを利用し、FET3の内部
帰還インピーダンスとにより発振動作が行なわれ
る。発振信号は負荷との整合をとるために接続さ
れたインダクタ2を介して出力端子1より出力さ
れる。
1/2波長相当のマイクロストリツプ線路共振器
6のQ値が十分に高い場合は、この共振器6のリ
アクタンスが発振周波数を支配することになる
が、Q値が低い場合、特に、ゲートにより低い周
波数で共振する共振系が接続されている場合は、
FETの利得が、低い周波数においては高いこと
から、この低い周波数で発振が起り易くマイクロ
ストリツプ線路共振器6のリアクタンスで決る発
振は起らなくなつてしまう。
6のQ値が十分に高い場合は、この共振器6のリ
アクタンスが発振周波数を支配することになる
が、Q値が低い場合、特に、ゲートにより低い周
波数で共振する共振系が接続されている場合は、
FETの利得が、低い周波数においては高いこと
から、この低い周波数で発振が起り易くマイクロ
ストリツプ線路共振器6のリアクタンスで決る発
振は起らなくなつてしまう。
マイクロストリツプ線路6のQ値が低い場合の
発振周波数はほぼ、第2図に示す高周波等価回路
のリアクタンスで発振周波数が決定される。第2
図において、15はFETのゲート端子部分でコ
ンデンサ16および抵抗17はFETのゲートイ
ンピーダンスの等価インピーダンスを表わす。通
常コンデンサ16とインダクタ7の並列共振周波
数は、マイクロストリツプ線路共振器6の共振周
波数よりも低くなる。
発振周波数はほぼ、第2図に示す高周波等価回路
のリアクタンスで発振周波数が決定される。第2
図において、15はFETのゲート端子部分でコ
ンデンサ16および抵抗17はFETのゲートイ
ンピーダンスの等価インピーダンスを表わす。通
常コンデンサ16とインダクタ7の並列共振周波
数は、マイクロストリツプ線路共振器6の共振周
波数よりも低くなる。
このように、従来例では1/2波長相当のマイク
ロストリツプ線路6のQ値が低い場合には、より
低い周波数での発振が起るという欠点がある。
ロストリツプ線路6のQ値が低い場合には、より
低い周波数での発振が起るという欠点がある。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、マイクロストリツプ線路共振器のリアクタ
ンスで発振周波数が決定できるFETを用いたマ
イクロストリツプ線路発振回路を提供するもので
ある。
くし、マイクロストリツプ線路共振器のリアクタ
ンスで発振周波数が決定できるFETを用いたマ
イクロストリツプ線路発振回路を提供するもので
ある。
上記目的を達成するため、本考案は、マイクロ
ストリツプ線路共振器を接続するFETのゲート
に接続するリアクタンス素子のQ値を低下させる
方法をとり、そのためにゲートに接続された共振
系のに対し直列に抵抗を接続する。
ストリツプ線路共振器を接続するFETのゲート
に接続するリアクタンス素子のQ値を低下させる
方法をとり、そのためにゲートに接続された共振
系のに対し直列に抵抗を接続する。
第3図に本考案の一実施例を示す。同図におい
て、第1図と同様の作用をする部品には同一番号
を付し、その説明は省略する。
て、第1図と同様の作用をする部品には同一番号
を付し、その説明は省略する。
第3図において、より低い周波数での発振の要
因となるゲートを直流的に接地し、高周波的に高
インピーダンスをもつインダクタ7に、直列に抵
抗18を挿入して、このインダクタ7のQ値の低
下を図る。すなわち、インダクタ7に直列に抵抗
18が接続され、この抵抗18の抵抗値が適当に
設定されると、FET3のゲートに接続された共
振系のQ値が小さくなり、低い周波数の発振が生
じなくなる。その結果発振回路はマイクロストリ
ツプ線路共振器6のリアクタンスで決まる発振周
波数でのみ発振する。
因となるゲートを直流的に接地し、高周波的に高
インピーダンスをもつインダクタ7に、直列に抵
抗18を挿入して、このインダクタ7のQ値の低
下を図る。すなわち、インダクタ7に直列に抵抗
18が接続され、この抵抗18の抵抗値が適当に
設定されると、FET3のゲートに接続された共
振系のQ値が小さくなり、低い周波数の発振が生
じなくなる。その結果発振回路はマイクロストリ
ツプ線路共振器6のリアクタンスで決まる発振周
波数でのみ発振する。
以上説明したように本考案によれば、ゲートに
接続したインダクタに抵抗を付加するだけで1/2
波長相当のマイクロストリツプ線路共振器の共振
特性には影響を与えずに、かつ、このマイクロス
トリツプ共振器によつて決まる所望の周波数での
発振が可能となり、低い周波数での発振は生じな
い。
接続したインダクタに抵抗を付加するだけで1/2
波長相当のマイクロストリツプ線路共振器の共振
特性には影響を与えずに、かつ、このマイクロス
トリツプ共振器によつて決まる所望の周波数での
発振が可能となり、低い周波数での発振は生じな
い。
第1図はFETを用いた従来のマイクロストリ
ツプ線路共振器の回路図、第2図はFETのゲー
ト及びゲートに接続された回路の低い周波数にお
ける等価回路、第3図は本考案による発振回路の
一実施例を示す回路図である。 1:出力端子、3:FET、4:マイクロスト
リツプ線路、5:マイクロストリツプ線路、6:
1/2波長相当マイクロストリツプ線路、7:イン
ダクタ、16:ゲート容量、17:ゲート抵抗、
18:抵抗。
ツプ線路共振器の回路図、第2図はFETのゲー
ト及びゲートに接続された回路の低い周波数にお
ける等価回路、第3図は本考案による発振回路の
一実施例を示す回路図である。 1:出力端子、3:FET、4:マイクロスト
リツプ線路、5:マイクロストリツプ線路、6:
1/2波長相当マイクロストリツプ線路、7:イン
ダクタ、16:ゲート容量、17:ゲート抵抗、
18:抵抗。
Claims (1)
- 電界効果トランジスタのソースに開放端マイク
ロストリツプ線路が接続され、ゲートに発振周波
数の1/2波長相当の開放端マイクロストリツプ線
路が容量を介することによつて接続されるととも
に一端が接地されたインダクタが接続され、かつ
ドレインから発振信号が取り出されるように構成
された発振回路において、上記インダクタに直列
に抵抗が接続されていることを特徴とする発振回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6256480U JPS6115617Y2 (ja) | 1980-05-09 | 1980-05-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6256480U JPS6115617Y2 (ja) | 1980-05-09 | 1980-05-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56165411U JPS56165411U (ja) | 1981-12-08 |
JPS6115617Y2 true JPS6115617Y2 (ja) | 1986-05-15 |
Family
ID=29656869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6256480U Expired JPS6115617Y2 (ja) | 1980-05-09 | 1980-05-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6115617Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58124304A (ja) * | 1982-01-20 | 1983-07-23 | Toshiba Corp | マイクロ波発振器 |
JPS59171302A (ja) * | 1983-03-18 | 1984-09-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 発振器 |
JPS60244104A (ja) * | 1984-05-18 | 1985-12-04 | Fujitsu Ltd | トランジスタ発振回路 |
JPH0628819Y2 (ja) * | 1990-03-15 | 1994-08-03 | 株式会社東芝 | マイクロストリップ線路により構成したマイクロ波発振器 |
-
1980
- 1980-05-09 JP JP6256480U patent/JPS6115617Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56165411U (ja) | 1981-12-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2892452B2 (ja) | 増幅回路 | |
JPS6248925B2 (ja) | ||
JPH0618290B2 (ja) | マイクロ波発振器 | |
JPS6115617Y2 (ja) | ||
US5315265A (en) | Low intermodulation distortion FET amplifier using parasitic resonant matching | |
JP3474750B2 (ja) | 高周波集積回路装置および周波数変換回路装置 | |
JP2828463B2 (ja) | 電圧制御発振器 | |
JP2537791B2 (ja) | マイクロ波発振器 | |
JPH01233812A (ja) | マイクロ波用多段増幅回路 | |
JPS5941629Y2 (ja) | 能動インダクタンス回路 | |
JPS6392106A (ja) | 高周波増幅器 | |
JPS6315917Y2 (ja) | ||
JPH02279003A (ja) | トランジスタ式超高周波発振器 | |
JP3883359B2 (ja) | 発振器 | |
JPS5899913U (ja) | 高周波増幅器 | |
JPH0535923B2 (ja) | ||
JP2633368B2 (ja) | マイクロ波集積回路 | |
JPH06276038A (ja) | 高周波低雑音増幅器 | |
JPS6229210A (ja) | 電圧制御マイクロ波発振器 | |
JP3830235B2 (ja) | 高周波増幅器 | |
JPH0246011A (ja) | 高周波高出力混成集積回路 | |
JPS5947485B2 (ja) | Fet自励振混合回路 | |
JPS6017933Y2 (ja) | ベ−ス接地形トランジスタ増幅回路 | |
JPH0318762B2 (ja) | ||
JPH0366201A (ja) | 半導体装置 |