JPS61152878A - 塩化ビニルレザ−の製造方法 - Google Patents
塩化ビニルレザ−の製造方法Info
- Publication number
- JPS61152878A JPS61152878A JP27818284A JP27818284A JPS61152878A JP S61152878 A JPS61152878 A JP S61152878A JP 27818284 A JP27818284 A JP 27818284A JP 27818284 A JP27818284 A JP 27818284A JP S61152878 A JPS61152878 A JP S61152878A
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- JP
- Japan
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- polyvinyl chloride
- powder
- leather
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- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、各種インテリア部材や、自動車内装材とし
てそれ自体有用であり、或いは二輪車のサドル等に使用
されている成型体、特にウレタン発泡体による成型体の
表皮として適した塩化ビニルレザーを粉体成型により製
造する方法に関するものである。
てそれ自体有用であり、或いは二輪車のサドル等に使用
されている成型体、特にウレタン発泡体による成型体の
表皮として適した塩化ビニルレザーを粉体成型により製
造する方法に関するものである。
従来より粉体成型による塩化ビニルレザーは、金型にポ
リ塩化ビニル粉末を静電的に付着させるか、又は金型を
予熱し、これにポリ塩化ビニル粉体を投入若しくは吹付
けによって付着させ、ついで加熱溶融し、冷却すること
により製造されている。
リ塩化ビニル粉末を静電的に付着させるか、又は金型を
予熱し、これにポリ塩化ビニル粉体を投入若しくは吹付
けによって付着させ、ついで加熱溶融し、冷却すること
により製造されている。
このような従来の粉体成型は、形状が複雑な成型物でも
生産性よく製造し得ること、金型コストが安価であるこ
と等の点において長所を有するものの、一方ではレザー
の物性の自由度が得られ難いとか、表面処理がしにくい
等の欠点を持っている。
生産性よく製造し得ること、金型コストが安価であるこ
と等の点において長所を有するものの、一方ではレザー
の物性の自由度が得られ難いとか、表面処理がしにくい
等の欠点を持っている。
か−る欠点を改善してレザーの物性を変化させるために
、2種類の異なった性質を持つ粉体により2層とする方
法等も提案されている。
、2種類の異なった性質を持つ粉体により2層とする方
法等も提案されている。
一般に、塩化とニルレザーの柔軟性を増すためには、可
塑剤を多くする必要があるが、それは同時に表面に「べ
とつき」感が生じ、各種シート類に応用した場合、衣服
にまつわりついたりして感触の悪いものとなり、使用に
耐えないものである。
塑剤を多くする必要があるが、それは同時に表面に「べ
とつき」感が生じ、各種シート類に応用した場合、衣服
にまつわりついたりして感触の悪いものとなり、使用に
耐えないものである。
また、その上に表面処理を施した場合も表面処理剤の「
はじき」や「たれ」等によって膜厚が不均一となり、か
つポリ塩化ビニルと表面処理剤との密着性が充分でなく
、使用に耐えるものは得られない。
はじき」や「たれ」等によって膜厚が不均一となり、か
つポリ塩化ビニルと表面処理剤との密着性が充分でなく
、使用に耐えるものは得られない。
この発明は、畝上の問題点を全て解消し、柔軟ではある
が「べとつき」感のない塩化ビニルレザーを粉体成型に
よって、生産性よく製造せんとすることを目的としたも
ので、表面温度loo〜280℃に予熱した粉体成型用
金型に、ガラス転移温度10℃以上の合成高分子重合体
の溶液又はエマルジョンを吹付けて被膜を形成させた後
、その表面に軟質ポリ塩化ビニル粉末を付着させて溶融
し、ついで冷却することを特徴とするものである。
が「べとつき」感のない塩化ビニルレザーを粉体成型に
よって、生産性よく製造せんとすることを目的としたも
ので、表面温度loo〜280℃に予熱した粉体成型用
金型に、ガラス転移温度10℃以上の合成高分子重合体
の溶液又はエマルジョンを吹付けて被膜を形成させた後
、その表面に軟質ポリ塩化ビニル粉末を付着させて溶融
し、ついで冷却することを特徴とするものである。
この発明において粉体成型用金型に直接適用する合成高
分子重合体としては、ガラス転移点が10℃以上、好ま
しくは30℃以上のいわゆる比較的硬い高分子重合体が
用いられ、ガラス転移点が10℃未満の時は、得られた
塩化ビニルレザーの表皮としての感触が悪く、表面がべ
たついて使用に耐えないものとなる。
分子重合体としては、ガラス転移点が10℃以上、好ま
しくは30℃以上のいわゆる比較的硬い高分子重合体が
用いられ、ガラス転移点が10℃未満の時は、得られた
塩化ビニルレザーの表皮としての感触が悪く、表面がべ
たついて使用に耐えないものとなる。
これらガラス転移点lO℃以上の合成高分子重合体とし
ては、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、ス
チレン、アクリロニトリル、酢酸ビニル、塩化ビニル等
より得た重合体乃至はそれらの共重合体、ポリウレタン
、ポリビニルブチラール、ポリカーボネート、ポリアミ
ド、ポリエステル等を挙げることができる。
ては、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、ス
チレン、アクリロニトリル、酢酸ビニル、塩化ビニル等
より得た重合体乃至はそれらの共重合体、ポリウレタン
、ポリビニルブチラール、ポリカーボネート、ポリアミ
ド、ポリエステル等を挙げることができる。
なお、この発明におけるガラス転移温度は粘弾性スペク
トル法によるもので、粘弾性スペクトロメーター(@I
岩本製作所製 Type VB2−3.H型)を用い、
強制振動周波数10H2で測定することにより得られる
値であって、tanδビークをガラス転移温度とする。
トル法によるもので、粘弾性スペクトロメーター(@I
岩本製作所製 Type VB2−3.H型)を用い、
強制振動周波数10H2で測定することにより得られる
値であって、tanδビークをガラス転移温度とする。
これらの合成高分子重合体は、溶剤、好ましくは沸点4
0〜200℃の範囲の溶剤に溶解したもの又はかかる溶
剤中で単量体を重合したもの、あるいは重合によってエ
マルジョンとしたものが使用される。
0〜200℃の範囲の溶剤に溶解したもの又はかかる溶
剤中で単量体を重合したもの、あるいは重合によってエ
マルジョンとしたものが使用される。
このような合成高分子重合体の溶液又はエマルジョンは
、前記の温度範囲に加熱された金型に吹付けられるので
あるが、吹付は時の溶液又はエマルジョンの濃度は1〜
20%(重量%;以下同じ)のものが薄膜の形成上好ま
しいものである。
、前記の温度範囲に加熱された金型に吹付けられるので
あるが、吹付は時の溶液又はエマルジョンの濃度は1〜
20%(重量%;以下同じ)のものが薄膜の形成上好ま
しいものである。
合成高分子重合体の膜厚としては、1〜20μの範囲が
適切であり、1μ未満では表面性の改良の効果が薄<、
20μを超えるときは塩化ビニルレザー全体の柔軟性が
失われる傾向を持つようになり好ましくない。
適切であり、1μ未満では表面性の改良の効果が薄<、
20μを超えるときは塩化ビニルレザー全体の柔軟性が
失われる傾向を持つようになり好ましくない。
使用する金型は、目的とする形状を有する金型であるが
、通常、離型性を増すためにシリコーン系、フッ素系等
の離型剤を塗布して使用することが好ましい。
、通常、離型性を増すためにシリコーン系、フッ素系等
の離型剤を塗布して使用することが好ましい。
金型は、前記の通り100〜280℃の範囲に加熱して
おくことのが必要であり、100℃未満では重合体溶液
またはエマルジョンの「はじき」や「たれ」が発生して
仕上がりが不良となり、280℃を超えると重合体の分
解が著しくなり、所望の製品とはならない。
おくことのが必要であり、100℃未満では重合体溶液
またはエマルジョンの「はじき」や「たれ」が発生して
仕上がりが不良となり、280℃を超えると重合体の分
解が著しくなり、所望の製品とはならない。
一方、上記の重合体で形成された被膜の表面に適用する
軟質ポリ塩化ビニル粉末は、その樹脂成分がポリ塩化ビ
ニル又は塩化ビニルを主体とし、これと共重合可能な単
量体との重合で得た共重合体であり、これに可塑剤等の
配合剤を加えて粉末となしたものである。
軟質ポリ塩化ビニル粉末は、その樹脂成分がポリ塩化ビ
ニル又は塩化ビニルを主体とし、これと共重合可能な単
量体との重合で得た共重合体であり、これに可塑剤等の
配合剤を加えて粉末となしたものである。
か〜るポリ塩化ビニル粉末における可塑剤量は前記樹脂
成分の100部(重量部;以下同じ)に対して50〜1
30部のものが好ましく使用される。
成分の100部(重量部;以下同じ)に対して50〜1
30部のものが好ましく使用される。
可塑剤量が50部未満では、柔軟性のよいレザーを製造
することができないおそれがあり、130部を超えては
粉体流動性の良い粉末が得られないため膜厚の均一なレ
ザーを成型することが困難となる。
することができないおそれがあり、130部を超えては
粉体流動性の良い粉末が得られないため膜厚の均一なレ
ザーを成型することが困難となる。
ここで使用される可塑剤の種類並びに安定剤、顔料等の
添加剤は、特に限定されるものではないが、可塑剤とし
て各種フタレート系、トリメリテート系、ポリエステル
系等が、また安定剤としては、亜鉛、カルシウム、バリ
ウム、カドミウム等の金属石鹸系、各種錫系安定剤、鉛
系安定剤等が使用される。
添加剤は、特に限定されるものではないが、可塑剤とし
て各種フタレート系、トリメリテート系、ポリエステル
系等が、また安定剤としては、亜鉛、カルシウム、バリ
ウム、カドミウム等の金属石鹸系、各種錫系安定剤、鉛
系安定剤等が使用される。
前記の軟質ポリ塩化ビニル粉末の付着は、所望の温度に
加熱されている金型に合成高分子重合体の溶液又はエマ
ルジョンを吹付けた後に、ポリ塩化ビニル粉末を投入す
るか、又は吹付けなどの方法によって付着させるのであ
るが、カミる付着時の温度は概ね温度140〜280℃
の範囲で行われ、又加熱溶融する温度は、粉体が溶融す
る温度以上であることが必要であり、通常は180〜2
80℃が望ましい範囲である。
加熱されている金型に合成高分子重合体の溶液又はエマ
ルジョンを吹付けた後に、ポリ塩化ビニル粉末を投入す
るか、又は吹付けなどの方法によって付着させるのであ
るが、カミる付着時の温度は概ね温度140〜280℃
の範囲で行われ、又加熱溶融する温度は、粉体が溶融す
る温度以上であることが必要であり、通常は180〜2
80℃が望ましい範囲である。
この際、金型に合成高分子重合体の溶液又はエマルジョ
ンを吹付けることにより金型温度が多少低下しているの
で必要に応じて加熱し、粉体成型に必要な温度とするこ
とが好ましい。
ンを吹付けることにより金型温度が多少低下しているの
で必要に応じて加熱し、粉体成型に必要な温度とするこ
とが好ましい。
か\る粉体成型の具体的な方法は、公知の方法を使用し
て実施することができる。
て実施することができる。
このようにして成型したレザーは、このま\金型内にポ
リウレタン発泡組成物を注入して、ポリウレタン成型物
の表皮として使用するとか、金型から取り出して別のモ
ールドにセットした後ポリウレタン発泡組成物を注入し
、表皮として用いたり、或いは金型から取り出しそのま
\塩化ビニルレザーとして使用することができる。
リウレタン発泡組成物を注入して、ポリウレタン成型物
の表皮として使用するとか、金型から取り出して別のモ
ールドにセットした後ポリウレタン発泡組成物を注入し
、表皮として用いたり、或いは金型から取り出しそのま
\塩化ビニルレザーとして使用することができる。
この発明によれば、粉体成型のために金型を昇温する途
中、或いは昇温後の短時間を利用して合成高分子重合体
を金型に吹付け、該重合体を表皮とする優れた塩化ビニ
ルレザーを容易に得ることができるので生産性が優れて
おり、また金型の表面温度が100〜280℃において
吹付けることにより「たれ」、「はじき」などの現象が
発生する前に溶剤類が揮発するため、膜厚の均一性が極
めて優れたレザーを得ることができる。
中、或いは昇温後の短時間を利用して合成高分子重合体
を金型に吹付け、該重合体を表皮とする優れた塩化ビニ
ルレザーを容易に得ることができるので生産性が優れて
おり、また金型の表面温度が100〜280℃において
吹付けることにより「たれ」、「はじき」などの現象が
発生する前に溶剤類が揮発するため、膜厚の均一性が極
めて優れたレザーを得ることができる。
更に、ポリ塩化ビニルは合成高分子重合体被膜の表面に
粉体の成型溶融温度において接触し溶融成型されるため
、優れた密着性を得ることができるものである。
粉体の成型溶融温度において接触し溶融成型されるため
、優れた密着性を得ることができるものである。
以下、実施例および比較例によりこの発明を具体的に説
明する。
明する。
スJJLL
二輪車サドルの表皮用金型に離型剤として[グリースコ
ーティング」 (日本アチソン社製)を塗布した後、雰
囲気温度260℃の加熱炉に入れ、表面温度230℃に
達するまで予熱した。
ーティング」 (日本アチソン社製)を塗布した後、雰
囲気温度260℃の加熱炉に入れ、表面温度230℃に
達するまで予熱した。
これを加熱炉より取り出し、この加熱金型に水で希釈す
ることにより樹脂濃度5%としたアクリル系エマルジョ
ン「アロンA104J(東亜合成化学工業−社製)をス
プレーガンで吹付けて膜厚を約3μとした。
ることにより樹脂濃度5%としたアクリル系エマルジョ
ン「アロンA104J(東亜合成化学工業−社製)をス
プレーガンで吹付けて膜厚を約3μとした。
この金型を再び加熱炉に入れて30秒後に表面温度が2
30℃になった時に取り出し、ポリ塩化ビニル粉末を金
型開口部全体に投入し、8秒後に付着しない粉末を除去
した。これを260 ℃の加熱炉で40秒間加熱した。
30℃になった時に取り出し、ポリ塩化ビニル粉末を金
型開口部全体に投入し、8秒後に付着しない粉末を除去
した。これを260 ℃の加熱炉で40秒間加熱した。
加熱後、空気中に放置冷却した後、金型より成型したレ
ザーを取り出し、機械的性質と感触を測定した。
ザーを取り出し、機械的性質と感触を測定した。
以上の条件と試験結果を第1表に示す。
叉血拠に】
実施例1と同様の手順でその製造条件および使用素材を
種々に変えて塩化ビニルレザーの製造を行った。それら
の結果を条件などと共に第1表に示す・
・−止較■エニ主 ガラス転移点10℃未満の合成高分子重合体を使用した
以外は実施例1とほぼ同じ条件で操作して塩化ビニルレ
ザーを得た。(比較例2)また、実施例1と同じ金型を
予熱した後、合成高分子重合体を適用することな(、直
ちにポリ塩化ビニル粉末を金型に投入し、以後同様にし
て成型してレザーを得た。(比較例1および3)これら
の試験結果を条件などと共に第1表に示す。
種々に変えて塩化ビニルレザーの製造を行った。それら
の結果を条件などと共に第1表に示す・
・−止較■エニ主 ガラス転移点10℃未満の合成高分子重合体を使用した
以外は実施例1とほぼ同じ条件で操作して塩化ビニルレ
ザーを得た。(比較例2)また、実施例1と同じ金型を
予熱した後、合成高分子重合体を適用することな(、直
ちにポリ塩化ビニル粉末を金型に投入し、以後同様にし
て成型してレザーを得た。(比較例1および3)これら
の試験結果を条件などと共に第1表に示す。
なお、これら第1表における合成高分子重合体及び軟質
ポリ塩化ビニル粉末の商品名はつぎのとおりのものであ
り、また、製造された塩化、ビニルレザーの物性中の引
張破断強度(kg/cd) 、引張破断伸び(%)、5
0%モジュラス(kg/cd) 、並びに静止摩擦係数
は、下記のとおりにして求めたものである。
ポリ塩化ビニル粉末の商品名はつぎのとおりのものであ
り、また、製造された塩化、ビニルレザーの物性中の引
張破断強度(kg/cd) 、引張破断伸び(%)、5
0%モジュラス(kg/cd) 、並びに静止摩擦係数
は、下記のとおりにして求めたものである。
(八 人 、)
i、アロン^104・・・アクリル酸エステル−メタク
リル酸エステル共重合体エマルジッン (東亜合成化学
工業■製) i、ネオレソツR966・・・ポリウレタンエマルジョ
ン (ポリビニルケミカル社製) iii 、アロンA1015 ・・・アクリル酸エステ
ル−メタクリル酸エステル共重合エマルジッン (東亜
合成化学工業■製) ■、アロンA1017アクリル酸共重合体溶液(東亜合
成化学工業■製) ■、クリスボン3056・・・ポリウレタン溶液(大日
本インキ■製) (ポリ ヒビニル 束間、) i、アロンTS 1300 ・・・ポリ塩化ビニル(
東亜合成化学工業■製) ii、アロンTS 900 ・・・ポリ塩化ビニル
(東亜合成化学工業■製) iLゼオン121 ・・・ポリ塩化ビニル(日本ゼオ
ン■製) ■、モノサイザーW710L ・・・可塑剤(大日本イ
ンキ■製) V、 DIDP・・・可塑剤(フタル酸ジイソデシル)
Vf、 R920K・・・安定剤 (東京ファインケミカル■製) 〔レザーの物性〕 i、引張破断強度(kg/cd) ■、引張破断伸び(%) iii、50%モジェラス(kg / cd )共にJ
IS K 7113の方法に準拠して行った。
リル酸エステル共重合体エマルジッン (東亜合成化学
工業■製) i、ネオレソツR966・・・ポリウレタンエマルジョ
ン (ポリビニルケミカル社製) iii 、アロンA1015 ・・・アクリル酸エステ
ル−メタクリル酸エステル共重合エマルジッン (東亜
合成化学工業■製) ■、アロンA1017アクリル酸共重合体溶液(東亜合
成化学工業■製) ■、クリスボン3056・・・ポリウレタン溶液(大日
本インキ■製) (ポリ ヒビニル 束間、) i、アロンTS 1300 ・・・ポリ塩化ビニル(
東亜合成化学工業■製) ii、アロンTS 900 ・・・ポリ塩化ビニル
(東亜合成化学工業■製) iLゼオン121 ・・・ポリ塩化ビニル(日本ゼオ
ン■製) ■、モノサイザーW710L ・・・可塑剤(大日本イ
ンキ■製) V、 DIDP・・・可塑剤(フタル酸ジイソデシル)
Vf、 R920K・・・安定剤 (東京ファインケミカル■製) 〔レザーの物性〕 i、引張破断強度(kg/cd) ■、引張破断伸び(%) iii、50%モジェラス(kg / cd )共にJ
IS K 7113の方法に準拠して行った。
図面に示すような試料台を使用し、この上に試料を載せ
、試料台を徐々、に傾け、試料台上の試料が滑り出す角
度(摩擦角θ)を求め、下記モランの式より静止摩擦係
数μ、を求める。
、試料台を徐々、に傾け、試料台上の試料が滑り出す角
度(摩擦角θ)を求め、下記モランの式より静止摩擦係
数μ、を求める。
モランの式
%式%
こ\で M ;物体の質量
g ;重力加速度
μ・= tanθ
である。
〔発明の効果〕
この発明によれば、同一の金型を用いて合成高分子重合
体の溶液又はエマルジョンによる第1層と、ポリ塩化ビ
ニル粉末による第2層を順次形成することができ、これ
によって複雑な形状の成型物を容易に製造することがで
きるもので、極めて生産性の高い方法である。
体の溶液又はエマルジョンによる第1層と、ポリ塩化ビ
ニル粉末による第2層を順次形成することができ、これ
によって複雑な形状の成型物を容易に製造することがで
きるもので、極めて生産性の高い方法である。
また、得られた成型物は粉体成型の長所を充分に生かし
つ一1柔軟で表面硬度が高く、かつ、べとつき感のない
優れた感触の塩化ビニルレザーであり、前述した通り、
そのま−乃至はポリウレタン発泡成型物の表皮として有
効に使用することができるものである。
つ一1柔軟で表面硬度が高く、かつ、べとつき感のない
優れた感触の塩化ビニルレザーであり、前述した通り、
そのま−乃至はポリウレタン発泡成型物の表皮として有
効に使用することができるものである。
図面はこの発明の実施例および比較例における静止摩擦
係数を求めるための説明図である。
係数を求めるための説明図である。
Claims (1)
- 表面温度100〜280℃に予熱した粉体成型用金型に
、ガラス転移温度10℃以上の合成高分子重合体の溶液
又はエマルジョンを吹付けて被膜を形成させた後、その
表面に軟質ポリ塩化ビニル粉末を付着させて溶融し、つ
いで冷却することを特徴とする塩化ビニルレザーの製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27818284A JPS61152878A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 塩化ビニルレザ−の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27818284A JPS61152878A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 塩化ビニルレザ−の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61152878A true JPS61152878A (ja) | 1986-07-11 |
JPH042718B2 JPH042718B2 (ja) | 1992-01-20 |
Family
ID=17593727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27818284A Granted JPS61152878A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 塩化ビニルレザ−の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61152878A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5171788A (en) * | 1989-10-11 | 1992-12-15 | Nippon Polyurethane Industry Co., Ltd. | Internal-finishing skin material |
JP2022189301A (ja) * | 2021-06-11 | 2022-12-22 | 聚紡股▲ふん▼有限公司 | 機能性布及びその製造方法 |
-
1984
- 1984-12-27 JP JP27818284A patent/JPS61152878A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5171788A (en) * | 1989-10-11 | 1992-12-15 | Nippon Polyurethane Industry Co., Ltd. | Internal-finishing skin material |
JP2022189301A (ja) * | 2021-06-11 | 2022-12-22 | 聚紡股▲ふん▼有限公司 | 機能性布及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH042718B2 (ja) | 1992-01-20 |
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