JPH07166037A - ポリエステルフイルム - Google Patents
ポリエステルフイルムInfo
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- JPH07166037A JPH07166037A JP31499793A JP31499793A JPH07166037A JP H07166037 A JPH07166037 A JP H07166037A JP 31499793 A JP31499793 A JP 31499793A JP 31499793 A JP31499793 A JP 31499793A JP H07166037 A JPH07166037 A JP H07166037A
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- polyester film
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Abstract
(57)【要約】
【構成】酸成分として炭素数20以下のアルキレン基を
有する脂肪族ジカルボン酸残基を5〜30モル%、ジオ
ール成分として80モル%以上が1,4−ブタンジオー
ル残基を構成成分とするポリエステルからなり、ベンゾ
フェノン系、ベンゾトリアゾール系またはインドール系
の紫外線吸収剤をポリエステルに対して0.05〜10
重量%を含有し、実質的に無配向であることを特徴とす
るポリエステルフイルム。 【効果】本発明のポリエステルフイルムは、柔軟性を有
するだけでなく、耐候性に優れるために、農業用フイル
ムをはじめ化粧板、壁などに貼るシールとして好適に使
用することができる。
有する脂肪族ジカルボン酸残基を5〜30モル%、ジオ
ール成分として80モル%以上が1,4−ブタンジオー
ル残基を構成成分とするポリエステルからなり、ベンゾ
フェノン系、ベンゾトリアゾール系またはインドール系
の紫外線吸収剤をポリエステルに対して0.05〜10
重量%を含有し、実質的に無配向であることを特徴とす
るポリエステルフイルム。 【効果】本発明のポリエステルフイルムは、柔軟性を有
するだけでなく、耐候性に優れるために、農業用フイル
ムをはじめ化粧板、壁などに貼るシールとして好適に使
用することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリエステルフイルムに
関する。さらに詳しくは柔軟性を有し、透明性、耐候性
に優れたポリエステルフイルムに関するものである。
関する。さらに詳しくは柔軟性を有し、透明性、耐候性
に優れたポリエステルフイルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリエステル系柔軟性基材としてはポリ
エチレンテレフタレート等のハードセグメントにドデカ
ンジカルボン酸あるいはダイマー酸等の長鎖脂肪族ジカ
ルボン酸等を共重合する(特公昭42−8709)こ
と、あるいは、酸成分にテレフタル酸とダイマー酸、ア
ルコール成分に1,4−ブタンジオールとエチレングリ
コールの四元共重合すること(特開平3−23193
0)などが提案されている。
エチレンテレフタレート等のハードセグメントにドデカ
ンジカルボン酸あるいはダイマー酸等の長鎖脂肪族ジカ
ルボン酸等を共重合する(特公昭42−8709)こ
と、あるいは、酸成分にテレフタル酸とダイマー酸、ア
ルコール成分に1,4−ブタンジオールとエチレングリ
コールの四元共重合すること(特開平3−23193
0)などが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単に長
鎖脂肪族ジカルボン酸または長鎖分岐脂肪族ジカルボン
酸をポリエチレンテレフタレートに共重合する方法で
は、得られたシートは経時で物性が変化したり、加工時
折曲げ白化などにより外観が変化する問題がある。ま
た、酸成分にテレフタル酸とダイマー酸、アルコール成
分に1,4−ブタンジオールとエチレングリコールの四
元共重合ポリマより得られたシートでは、耐候性が悪く
特に黄変が激しく、加工後の製品の外観を損ねるという
問題があった。
鎖脂肪族ジカルボン酸または長鎖分岐脂肪族ジカルボン
酸をポリエチレンテレフタレートに共重合する方法で
は、得られたシートは経時で物性が変化したり、加工時
折曲げ白化などにより外観が変化する問題がある。ま
た、酸成分にテレフタル酸とダイマー酸、アルコール成
分に1,4−ブタンジオールとエチレングリコールの四
元共重合ポリマより得られたシートでは、耐候性が悪く
特に黄変が激しく、加工後の製品の外観を損ねるという
問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決し、柔軟性を有し、かつ透明性、耐候性に優れたフイ
ルムを得るために次の構成を提案するものである。すな
わち、酸成分として炭素数20以下のアルキレン基を有
する脂肪族ジカルボン酸残基を5〜30モル%、ジオー
ル成分として80モル%以上が1,4−ブタンジオール
残基を構成成分とするポリエステルからなり、ベンゾフ
ェノン系、ベンゾトリアゾール系またはインドール系の
紫外線吸収剤をポリエステルに対して0.05〜10重
量%を含有し、実質的に無配向であるポリエステルフイ
ルムに関するものである。
決し、柔軟性を有し、かつ透明性、耐候性に優れたフイ
ルムを得るために次の構成を提案するものである。すな
わち、酸成分として炭素数20以下のアルキレン基を有
する脂肪族ジカルボン酸残基を5〜30モル%、ジオー
ル成分として80モル%以上が1,4−ブタンジオール
残基を構成成分とするポリエステルからなり、ベンゾフ
ェノン系、ベンゾトリアゾール系またはインドール系の
紫外線吸収剤をポリエステルに対して0.05〜10重
量%を含有し、実質的に無配向であるポリエステルフイ
ルムに関するものである。
【0005】本発明のポリエステル(以下ポリエステル
Aと略称する)は、酸成分として炭素数20以下のアル
キレン基を有する脂肪族ジカルボン酸残基を5〜30モ
ル%、ジオール成分として80モル%以上が1,4−ブ
タンジオール残基を主たる構成成分としている。ポリエ
ステルAを構成する酸成分としては他に芳香族ジカルボ
ン酸成分を構成成分とすることが好ましく、芳香族ジカ
ルボン酸成分として、テレフタル酸、イソフタル酸、フ
タル酸、ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルジカルボ
ン酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジフェニルエ
ーテルジカルボン酸、ベンゾフェノンジカルボン酸等を
挙げることができ、なかでもテレフタル酸、ナフタレン
ジカルボン酸が好ましい。また、これらの芳香族ジカル
ボン酸成分は、1種あるいは2種以上を併用してもよ
い。
Aと略称する)は、酸成分として炭素数20以下のアル
キレン基を有する脂肪族ジカルボン酸残基を5〜30モ
ル%、ジオール成分として80モル%以上が1,4−ブ
タンジオール残基を主たる構成成分としている。ポリエ
ステルAを構成する酸成分としては他に芳香族ジカルボ
ン酸成分を構成成分とすることが好ましく、芳香族ジカ
ルボン酸成分として、テレフタル酸、イソフタル酸、フ
タル酸、ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルジカルボ
ン酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジフェニルエ
ーテルジカルボン酸、ベンゾフェノンジカルボン酸等を
挙げることができ、なかでもテレフタル酸、ナフタレン
ジカルボン酸が好ましい。また、これらの芳香族ジカル
ボン酸成分は、1種あるいは2種以上を併用してもよ
い。
【0006】酸成分として含有する炭素数20以下のア
ルキレン基を有する脂肪族ジカルボン酸残基の含有量は
5〜30モル%であり、好ましくは5〜25モル%であ
る。該ジカルボン酸成分が5モル%より小さいと柔軟性
が低下し、30モル%を超えると耐熱性が低下するため
好ましくない。使用される脂肪族ジカルボン酸成分とし
ては、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、ア
ジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セ
バシン酸、ウンデカジオン酸、ドデカジオン酸、ブラシ
ル酸、テトラデカジオン酸、ペンタデカジオン酸、ヘキ
サデカジオン酸、ヘプタデカジオン酸等の直鎖脂肪族ジ
カルボン酸などが挙げられる。特に、ポリマの反応性
や、耐候性、折曲げ白化性などの性能を良好にする上で
アジピン酸、セバシン酸、ドデカジオン酸などが好まし
く使用することができる。
ルキレン基を有する脂肪族ジカルボン酸残基の含有量は
5〜30モル%であり、好ましくは5〜25モル%であ
る。該ジカルボン酸成分が5モル%より小さいと柔軟性
が低下し、30モル%を超えると耐熱性が低下するため
好ましくない。使用される脂肪族ジカルボン酸成分とし
ては、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、ア
ジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セ
バシン酸、ウンデカジオン酸、ドデカジオン酸、ブラシ
ル酸、テトラデカジオン酸、ペンタデカジオン酸、ヘキ
サデカジオン酸、ヘプタデカジオン酸等の直鎖脂肪族ジ
カルボン酸などが挙げられる。特に、ポリマの反応性
や、耐候性、折曲げ白化性などの性能を良好にする上で
アジピン酸、セバシン酸、ドデカジオン酸などが好まし
く使用することができる。
【0007】さらに、ポリエステルAは、ジオール成分
として、80モル%以上を1,4−ブタンジオール成分
としており、特に85モル%以上であることが好まし
く、経時変化、加工上の熱白化を行さない点で好まし
い。他のジオール成分としては、炭素数10以下の脂肪
族、脂環族、芳香族ジオールの中から選ばれる1種以上
のグリコール成分を含有してもよい。
として、80モル%以上を1,4−ブタンジオール成分
としており、特に85モル%以上であることが好まし
く、経時変化、加工上の熱白化を行さない点で好まし
い。他のジオール成分としては、炭素数10以下の脂肪
族、脂環族、芳香族ジオールの中から選ばれる1種以上
のグリコール成分を含有してもよい。
【0008】さらに、目的とする特性を損なわない範囲
で炭素数21以上のアルキレン基を有する長鎖脂肪族ジ
カルボン酸残基を含有してもよい。
で炭素数21以上のアルキレン基を有する長鎖脂肪族ジ
カルボン酸残基を含有してもよい。
【0009】本発明のポリエステルAは、冷結晶化温度
(Tcc)およびガラス転移温度(Tg)との差(Tc
c−Tg)で定義されるΔTcgが50℃以下であるこ
とが好ましく、さらには30℃以下が好ましく、特に好
ましくは25℃以下である。ΔTcgが大き過ぎると引
張りヤング率が経時で上昇したりする等の問題を生じ
る。また、Tgが10℃以下であると、柔軟性に優れる
ので好ましい。
(Tcc)およびガラス転移温度(Tg)との差(Tc
c−Tg)で定義されるΔTcgが50℃以下であるこ
とが好ましく、さらには30℃以下が好ましく、特に好
ましくは25℃以下である。ΔTcgが大き過ぎると引
張りヤング率が経時で上昇したりする等の問題を生じ
る。また、Tgが10℃以下であると、柔軟性に優れる
ので好ましい。
【0010】本発明のポリエステルフイルムは、ベンゾ
フェノン系、ベンゾトリアゾール系またはインドール系
の紫外線吸収剤を含有する必要があり、特にベンゾトリ
アゾール系の紫外線吸収剤を含有することが好ましい。
ベンゾフェノン系の紫外線吸収剤としては、ベンゾフェ
ノン骨格中のカルボニル基に対してオルトの位置に1つ
以上のオキシ基が存在する化合物であり、2−ヒドロキ
シベンゾフェノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノ
ン、2,2′,4−トリヒドロキシベンゾフェノン、
2,2′,4,4′−テトラヒドロキシベンゾフェノ
ン、およびこれらの誘導体が挙げられる。また、ベンゾ
トリアゾール系の紫外線吸収剤としては、(2′−ヒド
ロオキフェニル)ベンゾトリアゾール、(2′−ヒドロ
キシ−5′−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、
(2′−ヒドロキシ−5′−オクチルフェニル)ベンゾ
トリアゾール、(2′−ヒドロキシ−3′−tert−
ブチル−5′−メチルフェニル)−5−クロロベンゾト
リアゾールおよびその誘導体が挙げられる。
フェノン系、ベンゾトリアゾール系またはインドール系
の紫外線吸収剤を含有する必要があり、特にベンゾトリ
アゾール系の紫外線吸収剤を含有することが好ましい。
ベンゾフェノン系の紫外線吸収剤としては、ベンゾフェ
ノン骨格中のカルボニル基に対してオルトの位置に1つ
以上のオキシ基が存在する化合物であり、2−ヒドロキ
シベンゾフェノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノ
ン、2,2′,4−トリヒドロキシベンゾフェノン、
2,2′,4,4′−テトラヒドロキシベンゾフェノ
ン、およびこれらの誘導体が挙げられる。また、ベンゾ
トリアゾール系の紫外線吸収剤としては、(2′−ヒド
ロオキフェニル)ベンゾトリアゾール、(2′−ヒドロ
キシ−5′−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、
(2′−ヒドロキシ−5′−オクチルフェニル)ベンゾ
トリアゾール、(2′−ヒドロキシ−3′−tert−
ブチル−5′−メチルフェニル)−5−クロロベンゾト
リアゾールおよびその誘導体が挙げられる。
【0011】本発明において紫外線吸収剤の含有量は
0.05〜10重量%である。好ましくは0.05〜8
重量%、特に好ましくは0.05〜5重量%である。
0.05〜10重量%である。好ましくは0.05〜8
重量%、特に好ましくは0.05〜5重量%である。
【0012】本発明においてポリエステルフイルムの少
なくとも片面にヒートシール層を設けることが好まし
く、このヒートシール層もポリエステルから構成される
ことがより好ましい。たとえば、ヒートシール層を構成
するポリエステル(以下ポリエステルBと略称する)
は、融点120〜240℃のものが好ましく、特に14
0〜220℃であると自己熱接着性だけでなく、ポリ塩
化ビニル、ポリエチレンなどの他素材に対する熱接着性
が良好となるので好ましい。
なくとも片面にヒートシール層を設けることが好まし
く、このヒートシール層もポリエステルから構成される
ことがより好ましい。たとえば、ヒートシール層を構成
するポリエステル(以下ポリエステルBと略称する)
は、融点120〜240℃のものが好ましく、特に14
0〜220℃であると自己熱接着性だけでなく、ポリ塩
化ビニル、ポリエチレンなどの他素材に対する熱接着性
が良好となるので好ましい。
【0013】ポリエステルBを構成する酸成分として、
テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、ナフタレンジ
カルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフェニルスル
ホンジカルボン酸、ジフェニルエーテルジカルボン酸、
ベンゾフェノンジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸
成分、セバシン酸、ダイマー酸などの脂肪族ジカルボン
酸成分等を挙げることができる。ジオール成分として
は、炭素数10以下の脂肪族、脂環族、芳香族ジオール
の中から選ばれる1種以上のジオール成分、好ましく
は、1,4−ブタンジオール、エチレングリコールであ
る。例えば、イソフタル酸共重合ポリブチレンテレフタ
レート、ダイマー酸共重合ポリブチレンテレフタレート
などは好ましく使用することができる。
テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、ナフタレンジ
カルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフェニルスル
ホンジカルボン酸、ジフェニルエーテルジカルボン酸、
ベンゾフェノンジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸
成分、セバシン酸、ダイマー酸などの脂肪族ジカルボン
酸成分等を挙げることができる。ジオール成分として
は、炭素数10以下の脂肪族、脂環族、芳香族ジオール
の中から選ばれる1種以上のジオール成分、好ましく
は、1,4−ブタンジオール、エチレングリコールであ
る。例えば、イソフタル酸共重合ポリブチレンテレフタ
レート、ダイマー酸共重合ポリブチレンテレフタレート
などは好ましく使用することができる。
【0014】特に、ヒートシール性を良好にするには、
ポリエステルBが、炭素数16以上のアルキレン基を有
する長鎖脂肪族ジカルボン酸残基を5〜30モル%、ジ
オール成分として80モル%以上が1,4−ブタンジオ
ール残基を主たる構成成分とするポリエステルであるこ
とが好ましい。炭素数16以上のアルキレン基を有する
長鎖脂肪族ジカルボン酸とは、例えば、オクタデカジオ
ン酸、ノナデカジオン酸、エイコサンジオン酸、ヘネイ
コサンジオン酸、ドコサンジオン酸、トリコサンジオン
酸、テトラコサンジオン酸、ペンタコサンジオン酸、ヘ
キサコサンジオン酸、ヘプタコサンジオン酸、オクタコ
サンジオン酸、ノナコサンジオン酸、トリアコンタンジ
オン酸および炭素数10〜25の不飽和脂肪酸を二量化
して得られるダイマー酸およびその水添体、およびその
エステル形成性誘導体等を挙げることができる。特にダ
イマー酸成分を含有するものは、透明性、ヒートシール
性に優れるので好ましい。
ポリエステルBが、炭素数16以上のアルキレン基を有
する長鎖脂肪族ジカルボン酸残基を5〜30モル%、ジ
オール成分として80モル%以上が1,4−ブタンジオ
ール残基を主たる構成成分とするポリエステルであるこ
とが好ましい。炭素数16以上のアルキレン基を有する
長鎖脂肪族ジカルボン酸とは、例えば、オクタデカジオ
ン酸、ノナデカジオン酸、エイコサンジオン酸、ヘネイ
コサンジオン酸、ドコサンジオン酸、トリコサンジオン
酸、テトラコサンジオン酸、ペンタコサンジオン酸、ヘ
キサコサンジオン酸、ヘプタコサンジオン酸、オクタコ
サンジオン酸、ノナコサンジオン酸、トリアコンタンジ
オン酸および炭素数10〜25の不飽和脂肪酸を二量化
して得られるダイマー酸およびその水添体、およびその
エステル形成性誘導体等を挙げることができる。特にダ
イマー酸成分を含有するものは、透明性、ヒートシール
性に優れるので好ましい。
【0015】ポリエステルAとポリエステルBは構成を
異にすることが好ましい。
異にすることが好ましい。
【0016】ポリエステルAの固有粘度は、好ましくは
0.5〜2.0dl/g、さらに好ましくは0.7〜
1.8dl/gであると製膜性、機械特性共に良好にな
る。
0.5〜2.0dl/g、さらに好ましくは0.7〜
1.8dl/gであると製膜性、機械特性共に良好にな
る。
【0017】本発明のポリエステルフイルムの厚さとし
ては特に限定されないが1〜1000μmが好ましく、
さらに好ましくは10〜500μm、特に好ましくは1
5〜300μmである。また、ヒートシール層はポリエ
ステルフイルムの厚さの1/500〜1/2であること
が好ましい。
ては特に限定されないが1〜1000μmが好ましく、
さらに好ましくは10〜500μm、特に好ましくは1
5〜300μmである。また、ヒートシール層はポリエ
ステルフイルムの厚さの1/500〜1/2であること
が好ましい。
【0018】また、本発明のポリエステルフイルムの1
00μm換算のヘイズが0.1〜20%であることが透
明性および加工後の外観が良好であるので好ましく、
0.2〜10%としておくことがさらに好ましい。
00μm換算のヘイズが0.1〜20%であることが透
明性および加工後の外観が良好であるので好ましく、
0.2〜10%としておくことがさらに好ましい。
【0019】本発明のポリエステルフイルムは柔軟性の
点で実質的に無配向である必要がある。フイルムのヤン
グ率としては10〜200kg/mm2 の範囲であるこ
とが好ましく、さらに好ましくは30〜120kg/m
m2 の範囲である。引張りヤング率が少さすぎても大き
すぎても柔軟性フイルムの製膜時のワインディング性、
フイルムの加工性等に問題を生じる。
点で実質的に無配向である必要がある。フイルムのヤン
グ率としては10〜200kg/mm2 の範囲であるこ
とが好ましく、さらに好ましくは30〜120kg/m
m2 の範囲である。引張りヤング率が少さすぎても大き
すぎても柔軟性フイルムの製膜時のワインディング性、
フイルムの加工性等に問題を生じる。
【0020】さらに、本発明のポリエステルフイルムに
は、その用途に応じて結晶核剤、酸化防止剤、着色防止
剤、顔料、染料、離型剤、易滑剤、難燃剤、帯電防止
剤、無機および/または有機粒子などを配合することが
できる。
は、その用途に応じて結晶核剤、酸化防止剤、着色防止
剤、顔料、染料、離型剤、易滑剤、難燃剤、帯電防止
剤、無機および/または有機粒子などを配合することが
できる。
【0021】特に易滑性をもたせるために平均粒子径
0.01〜10μm程度の粒子をポリエステルに対して
0.01〜5重量%含有させることは好ましい。かかる
粒子の代表的なものとしてタルク、カオリン炭酸カルシ
ウム、酸化チタン、酸化ケイ素、フッ化カルシウム、フ
ッ化リチウム、アルミナ、硫酸バリウム、ジルコニア、
マイカ、リン酸カルシウム、架橋ポリスチレン系粒子、
シリコーン粒子等を挙げることができる。また、ヒート
シール層にこれら粒子を含有させることもできる。
0.01〜10μm程度の粒子をポリエステルに対して
0.01〜5重量%含有させることは好ましい。かかる
粒子の代表的なものとしてタルク、カオリン炭酸カルシ
ウム、酸化チタン、酸化ケイ素、フッ化カルシウム、フ
ッ化リチウム、アルミナ、硫酸バリウム、ジルコニア、
マイカ、リン酸カルシウム、架橋ポリスチレン系粒子、
シリコーン粒子等を挙げることができる。また、ヒート
シール層にこれら粒子を含有させることもできる。
【0022】本発明のポリエステルフイルムは、少なく
とも片面にアクリル系樹脂の皮膜を形成されてもよい。
また、アクリル系樹脂に紫外線吸収剤が配合されてもよ
く、配合される紫外線吸収剤の種類としては、従来公知
の紫外線吸収剤、例えばサリチル酸系化合物、シアノア
クリレート系化合物、ベンゾフェノン系化合物、ベンゾ
トリアゾール系化合物、インドール系化合物、酸化亜鉛
等の無機系粒子系等があげられる。これは、1種の使用
でも、2種以上の併用であってもよい。
とも片面にアクリル系樹脂の皮膜を形成されてもよい。
また、アクリル系樹脂に紫外線吸収剤が配合されてもよ
く、配合される紫外線吸収剤の種類としては、従来公知
の紫外線吸収剤、例えばサリチル酸系化合物、シアノア
クリレート系化合物、ベンゾフェノン系化合物、ベンゾ
トリアゾール系化合物、インドール系化合物、酸化亜鉛
等の無機系粒子系等があげられる。これは、1種の使用
でも、2種以上の併用であってもよい。
【0023】次に、本発明のポリエステルフイルムの製
造方法について説明するが、もちろんこれに限定される
ものではない。
造方法について説明するが、もちろんこれに限定される
ものではない。
【0024】ポリエステルの製造方法は、この分野にお
いて周知であり、いずれの方法をも採用することができ
る。例えば、ジカルボン酸成分とグリコール成分とを直
接エステル化反応するか、または、ジカルボン酸成分の
ジアルキルエステルを用いる場合はグリコール成分とで
エステル交換し、これを減圧下に加熱して余剰のグリコ
ール成分を除去することによりポリエステルを得ること
ができる。この際、必要に応じてエステル交換反応触媒
あるいは重合触媒を用い、あるいはリン化合物等の安定
剤を添加することができる。こうして得られたポリエス
テルは、エクストルーダに代表される周知の溶融押出装
置に供給されポリエステルの融点以上の温度に加熱され
溶融される。溶融されたポリマは、スリット状の口金か
ら連続的に押出され、強制的に冷却され、フイルムを得
る。
いて周知であり、いずれの方法をも採用することができ
る。例えば、ジカルボン酸成分とグリコール成分とを直
接エステル化反応するか、または、ジカルボン酸成分の
ジアルキルエステルを用いる場合はグリコール成分とで
エステル交換し、これを減圧下に加熱して余剰のグリコ
ール成分を除去することによりポリエステルを得ること
ができる。この際、必要に応じてエステル交換反応触媒
あるいは重合触媒を用い、あるいはリン化合物等の安定
剤を添加することができる。こうして得られたポリエス
テルは、エクストルーダに代表される周知の溶融押出装
置に供給されポリエステルの融点以上の温度に加熱され
溶融される。溶融されたポリマは、スリット状の口金か
ら連続的に押出され、強制的に冷却され、フイルムを得
る。
【0025】本発明の好ましい態様であるポリエステル
Bからなるヒートシール層を設けたポリエステルフイル
ムの場合には、ポリエステルAおよびBを乾燥後、ポリ
エステルAの樹脂とBの樹脂をそれぞれ別の押出機を用
いて溶融押出て、口金マニホール部または口金に入るポ
リマー管内でA/BまたはB/A/Bとなるように積層
する。積層されたポリエステルAとBとを基本構成とす
る積層体は、シート状または円筒状に溶融押出され、静
電印加急冷キャストし、積層ポリエステルフイルムを得
る。
Bからなるヒートシール層を設けたポリエステルフイル
ムの場合には、ポリエステルAおよびBを乾燥後、ポリ
エステルAの樹脂とBの樹脂をそれぞれ別の押出機を用
いて溶融押出て、口金マニホール部または口金に入るポ
リマー管内でA/BまたはB/A/Bとなるように積層
する。積層されたポリエステルAとBとを基本構成とす
る積層体は、シート状または円筒状に溶融押出され、静
電印加急冷キャストし、積層ポリエステルフイルムを得
る。
【0026】紫外線吸収剤は、これらポリマの製造から
押出までの任意の段階に混合することができるが、ポリ
エステルと溶融混練してペレタイズ化し、その後押出装
置に供給する方法が、耐候性の効果が高まるため好まし
い。また、結晶核剤、酸化防止剤、着色防止剤、顔料、
染料、離型剤、易滑剤、難燃剤、帯電防止剤、粒子など
の添加剤も任意の段階で混合することができる。
押出までの任意の段階に混合することができるが、ポリ
エステルと溶融混練してペレタイズ化し、その後押出装
置に供給する方法が、耐候性の効果が高まるため好まし
い。また、結晶核剤、酸化防止剤、着色防止剤、顔料、
染料、離型剤、易滑剤、難燃剤、帯電防止剤、粒子など
の添加剤も任意の段階で混合することができる。
【0027】以上のようにして得られたフイルムは必要
に応じて、コロナ放電処理、コーティング等を行っても
良い。
に応じて、コロナ放電処理、コーティング等を行っても
良い。
【0028】
【特性の測定方法】特性は次のようにして測定した。
【0029】(1)固有粘度(IV) ο−クロロフェノールを溶媒として、25℃で測定し
た。単位はdl/g。
た。単位はdl/g。
【0030】(2)融点(Tm)、ガラス転移温度(T
g) 示差走差型熱量計DSC2(パーキンエルマー社製)を
用いて求めた。窒素気流下にて、280℃×5分間溶融
保持し、次いで液体窒素を用いて冷却した。こうして得
られたサンプルを10℃/分の昇温速度で昇温していっ
た際に、ガラス状態からゴム状態への転移にもとずく比
熱変化を読み取り、この温度をガラス転移温度(Tg)
とした。また、結晶融解に基ずく吸熱ピーク温度を融点
(Tm)とした。ΔTcgは以下の式により定義され
る。
g) 示差走差型熱量計DSC2(パーキンエルマー社製)を
用いて求めた。窒素気流下にて、280℃×5分間溶融
保持し、次いで液体窒素を用いて冷却した。こうして得
られたサンプルを10℃/分の昇温速度で昇温していっ
た際に、ガラス状態からゴム状態への転移にもとずく比
熱変化を読み取り、この温度をガラス転移温度(Tg)
とした。また、結晶融解に基ずく吸熱ピーク温度を融点
(Tm)とした。ΔTcgは以下の式により定義され
る。
【0031】ΔTcg=Tcc−Tg
【0032】(3)機械特性 ヤング率、破断強度および破断伸度については、AST
M D−882−81(A)法に準じて測定した。
M D−882−81(A)法に準じて測定した。
【0033】(4)100μm換算のヘイズ(H100 )
(透明性) JIS−K−6714に準じて測定し、次式で求めた。
(透明性) JIS−K−6714に準じて測定し、次式で求めた。
【0034】H100 =H×100/d ただし、Hはヘイズの実測値(%)、dは該ヘイズ測定
部のフイルム厚さ(μm)。
部のフイルム厚さ(μm)。
【0035】(5)耐候性 サンシャインウエザメーターを用いて500時間照射
し、照射後の破断伸度を測定し、照射前の破断伸度に対
する保持率(%)で表した。
し、照射後の破断伸度を測定し、照射前の破断伸度に対
する保持率(%)で表した。
【0036】(6)加工適正と外観の変化 白と黒の色のついた塩ビフイルムを180℃、3kg/
mm2 、加熱時間5秒でヒートシールし、ヒートシール
力と白化性、およびヒートシール後のフイルムを90度
折曲げた際の折曲げ白化性、屋内に約3カ月放置した後
の外観の変化を目視にて使用上の適正を判断した。
mm2 、加熱時間5秒でヒートシールし、ヒートシール
力と白化性、およびヒートシール後のフイルムを90度
折曲げた際の折曲げ白化性、屋内に約3カ月放置した後
の外観の変化を目視にて使用上の適正を判断した。
【0037】
実施例1 ポリブチレンテレフタレート・ドデカンジカルボン酸
(以下Dと略す)共重合体(D成分量=20モル%、Δ
Tcg=11.3℃、融点=190℃、IV=0.8
0)樹脂10kgを150℃、3時間真空乾燥した後、
(2′−ヒドロキシ−5′−オクチルフェニル)ベンゾ
トリアゾール150gを加え、異方向回転二軸押出機に
供給して310℃で溶融し、3mmφの口金から押出し
急冷後、ペレット状に切断して、紫外線吸収材入りポリ
エステルを得た。
(以下Dと略す)共重合体(D成分量=20モル%、Δ
Tcg=11.3℃、融点=190℃、IV=0.8
0)樹脂10kgを150℃、3時間真空乾燥した後、
(2′−ヒドロキシ−5′−オクチルフェニル)ベンゾ
トリアゾール150gを加え、異方向回転二軸押出機に
供給して310℃で溶融し、3mmφの口金から押出し
急冷後、ペレット状に切断して、紫外線吸収材入りポリ
エステルを得た。
【0038】得られたポリエステルを、40mm径のエ
クストルーダによって230℃で溶融し、長さ400m
m、間隔1mmの直線状口金を有するTダイから表面を
15℃に保った金属ドラム上に静電印加キャストして冷
却固化し、ポリエステルフイルムを得た。
クストルーダによって230℃で溶融し、長さ400m
m、間隔1mmの直線状口金を有するTダイから表面を
15℃に保った金属ドラム上に静電印加キャストして冷
却固化し、ポリエステルフイルムを得た。
【0039】こうして得られたフイルムは、ヤング率5
2kg/mm2 、ヘイズ0.9%、サンシャインウエザ
メーター500時間照射後の伸度保持率が92%であっ
た。また、3カ月後の外観についても変化がないフイル
ムが得られた。
2kg/mm2 、ヘイズ0.9%、サンシャインウエザ
メーター500時間照射後の伸度保持率が92%であっ
た。また、3カ月後の外観についても変化がないフイル
ムが得られた。
【0040】比較例1 実施例1のフイルムに紫外線吸収剤を添加しない他は、
同様にして得たフイルムは、サンシャインウエザメータ
ー500時間照射後の破断伸度が測定不能になるほど悪
化する。
同様にして得たフイルムは、サンシャインウエザメータ
ー500時間照射後の破断伸度が測定不能になるほど悪
化する。
【0041】実施例2、実施例3 実施例1において紫外線吸収剤の添加量を0.8重量%
と3.0重量%にした以外は、実施例1と同様にしてフ
イルムを得たところ、サンシャインウエザメーター50
0時間照射後の伸度保持率がそれぞれ88%と94%で
あった。
と3.0重量%にした以外は、実施例1と同様にしてフ
イルムを得たところ、サンシャインウエザメーター50
0時間照射後の伸度保持率がそれぞれ88%と94%で
あった。
【0042】実施例4 実施例1において紫外線吸収剤を2,2′,4トリヒド
ロキシベンゾフェノン1.5重量%添加する以外は、実
施例1と同様にしてフイルムを得たところ、サンシャイ
ンウエザメーター500時間照射後の伸度保持率が76
%であった。
ロキシベンゾフェノン1.5重量%添加する以外は、実
施例1と同様にしてフイルムを得たところ、サンシャイ
ンウエザメーター500時間照射後の伸度保持率が76
%であった。
【0043】実施例5 芯層(A層)に実施例1で使用した紫外線吸収剤入りポ
リエステルを用い、表層(B層)に(2′−ヒドロキシ
−5′−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾールを1.
5重量%および、シリカ粒子(平均粒子径2μm)を
0.1重量%含有するポリブチレンテレフタレート・水
添ダイマー酸(以下DAと略す)共重合体(DA成分量
=17モル%、融点=190℃、IV=0.80)樹脂
をそれぞれ乾燥後別々の押出機を用いて溶融押出しし
て、口金内でB/A/B(積層比1:8:1)になるよ
う3層に積層して、シート状に押出した。こうして得ら
れたフイルムは、ヤング率40kg/mm2 、ヘイズ
1.0%、サンシャインウエザメーター500時間後の
伸度保持率が90%であった。また、塩ビフイルムと1
80℃、3kg/mm2 、加熱時間5秒でヒートシール
したところ、ヒートシール性は良好であった。
リエステルを用い、表層(B層)に(2′−ヒドロキシ
−5′−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾールを1.
5重量%および、シリカ粒子(平均粒子径2μm)を
0.1重量%含有するポリブチレンテレフタレート・水
添ダイマー酸(以下DAと略す)共重合体(DA成分量
=17モル%、融点=190℃、IV=0.80)樹脂
をそれぞれ乾燥後別々の押出機を用いて溶融押出しし
て、口金内でB/A/B(積層比1:8:1)になるよ
う3層に積層して、シート状に押出した。こうして得ら
れたフイルムは、ヤング率40kg/mm2 、ヘイズ
1.0%、サンシャインウエザメーター500時間後の
伸度保持率が90%であった。また、塩ビフイルムと1
80℃、3kg/mm2 、加熱時間5秒でヒートシール
したところ、ヒートシール性は良好であった。
【0044】
【表1】
【表2】
【0045】
【発明の効果】本発明のポリエステルフイルムは、柔軟
性を有するだけでなく、耐候性に優れるために、農業用
フイルムをはじめ化粧板、壁などに貼るシールとして好
適に使用することができる。
性を有するだけでなく、耐候性に優れるために、農業用
フイルムをはじめ化粧板、壁などに貼るシールとして好
適に使用することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 酸成分として炭素数20以下のアルキレ
ン基を有する脂肪族ジカルボン酸残基を5〜30モル
%、ジオール成分として80モル%以上が1,4−ブタ
ンジオール残基を構成成分とするポリエステルからな
り、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系またはイ
ンドール系の紫外線吸収剤をポリエステルに対して0.
05〜10重量%を含有し、実質的に無配向であること
を特徴とするポリエステルフイルム。 - 【請求項2】 紫外線吸収剤がベンゾトリアゾール系で
あることを特徴とする請求項1に記載のポリエステルフ
イルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31499793A JP3284714B2 (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | ポリエステルフイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31499793A JP3284714B2 (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | ポリエステルフイルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07166037A true JPH07166037A (ja) | 1995-06-27 |
JP3284714B2 JP3284714B2 (ja) | 2002-05-20 |
Family
ID=18060173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31499793A Expired - Fee Related JP3284714B2 (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | ポリエステルフイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3284714B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998006575A1 (en) * | 1996-08-15 | 1998-02-19 | Imperial Chemical Industries Plc | Polymeric film |
US6720065B1 (en) | 2003-05-29 | 2004-04-13 | Dupont Teijin Films U.S. Limited Partnership | Decorative laminated panel with high distinctness of image |
JP2008110609A (ja) * | 2007-11-12 | 2008-05-15 | Toray Ind Inc | 白色積層ポリエステルフィルム |
JP2014526596A (ja) * | 2011-09-23 | 2014-10-06 | ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. | 熱可塑性ポリエステルエラストマーを含有するポリマー組成物 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
MX2010007972A (es) * | 2008-01-23 | 2010-09-30 | Sekisui Chemical Co Ltd | Pelicula intercapas para vidrio laminado, y vidrio laminado. |
-
1993
- 1993-12-15 JP JP31499793A patent/JP3284714B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998006575A1 (en) * | 1996-08-15 | 1998-02-19 | Imperial Chemical Industries Plc | Polymeric film |
US6720065B1 (en) | 2003-05-29 | 2004-04-13 | Dupont Teijin Films U.S. Limited Partnership | Decorative laminated panel with high distinctness of image |
JP2008110609A (ja) * | 2007-11-12 | 2008-05-15 | Toray Ind Inc | 白色積層ポリエステルフィルム |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3284714B2 (ja) | 2002-05-20 |
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