JPS61150807A - 後輪のサスペンシヨン制御装置 - Google Patents
後輪のサスペンシヨン制御装置Info
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- JPS61150807A JPS61150807A JP59276515A JP27651584A JPS61150807A JP S61150807 A JPS61150807 A JP S61150807A JP 59276515 A JP59276515 A JP 59276515A JP 27651584 A JP27651584 A JP 27651584A JP S61150807 A JPS61150807 A JP S61150807A
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- rear wheel
- vehicle
- suspension
- air
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/015—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements
- B60G17/016—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements characterised by their responsiveness, when the vehicle is travelling, to specific motion, a specific condition, or driver input
- B60G17/0165—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements characterised by their responsiveness, when the vehicle is travelling, to specific motion, a specific condition, or driver input to an external condition, e.g. rough road surface, side wind
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/02—Spring characteristics, e.g. mechanical springs and mechanical adjusting means
- B60G17/04—Spring characteristics, e.g. mechanical springs and mechanical adjusting means fluid spring characteristics
- B60G17/048—Spring characteristics, e.g. mechanical springs and mechanical adjusting means fluid spring characteristics with the regulating means inside the fluid springs
- B60G17/0485—Spring characteristics, e.g. mechanical springs and mechanical adjusting means fluid spring characteristics with the regulating means inside the fluid springs the springs being pneumatic springs with a flexible wall, e.g. with levelling valves
-
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- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G21/00—Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces
- B60G21/02—Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected
- B60G21/04—Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected mechanically
- B60G21/05—Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected mechanically between wheels on the same axle but on different sides of the vehicle, i.e. the left and right wheel suspensions being interconnected
- B60G21/055—Stabiliser bars
- B60G21/0551—Mounting means therefor
- B60G21/0553—Mounting means therefor adjustable
- B60G21/0556—Mounting means therefor adjustable including a releasable coupling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は車両の後輪のサスペンション制御装置に関し、
特に自動車の走行時、路面の凹凸を原因とする11発的
なショックに有効な後輪のサスベンジョン制御I装置に
関するものである。
特に自動車の走行時、路面の凹凸を原因とする11発的
なショックに有効な後輪のサスベンジョン制御I装置に
関するものである。
[従来の技術]
路面の状態あるいは車両の走行状態にあわせて、車両の
ショック、撮動を防止したり、車両の操縦性、安定性を
保持するため、車輪と車体との間に設けられた各種サス
ベンシミン構成装置のばね定数、減衰力、ブツシュ特性
あるいはスタビライザ特性の変更制御が行なわれている
。例えば路面状態に応じてサスペンションのエアスプリ
ングのばね定数を変更するもの(特開昭59−2371
2゜59−26638> 、ショック−アブソーバの減
衰力を変更するもの(特開昭58〜30542.59−
23712)又、単にブツシュ特性やスタビライザ特性
の可変なもの(実願昭58−266.05、実開昭59
−129613)が提案されている。
ショック、撮動を防止したり、車両の操縦性、安定性を
保持するため、車輪と車体との間に設けられた各種サス
ベンシミン構成装置のばね定数、減衰力、ブツシュ特性
あるいはスタビライザ特性の変更制御が行なわれている
。例えば路面状態に応じてサスペンションのエアスプリ
ングのばね定数を変更するもの(特開昭59−2371
2゜59−26638> 、ショック−アブソーバの減
衰力を変更するもの(特開昭58〜30542.59−
23712)又、単にブツシュ特性やスタビライザ特性
の可変なもの(実願昭58−266.05、実開昭59
−129613)が提案されている。
上記制御は、車高センサにより悪路走行であることを検
出したり、ブレーキセンサやアクセルセンサによりノー
ズダイブ、ノーズアップを検出したりした場合に、各種
のサスペンション特性を変更し、悪路走行における操縦
性、安定性を維持したり、ノーズダイブ、ノーズアップ
を防止したりするものである。
出したり、ブレーキセンサやアクセルセンサによりノー
ズダイブ、ノーズアップを検出したりした場合に、各種
のサスペンション特性を変更し、悪路走行における操縦
性、安定性を維持したり、ノーズダイブ、ノーズアップ
を防止したりするものである。
[発明が解決しようとする問題点1
ところが、上記従来の制御は、車高センサにて連続して
大きな変化を生じた場合に、初めて悪路走行と判断し、
全輪に設けられたサスペンションのばね定数を大きくし
たり、ショックアブソーバの減衰力を高めたりして所定
の効果を達成するものであった。しかし、他のショック
、例えばj1路の目地や111発的な凹凸を乗り越える
場合には、主に1回のショックを受けるのみで再度平坦
部の走行を行なうため、サスペンション特性は変更され
ていない。
大きな変化を生じた場合に、初めて悪路走行と判断し、
全輪に設けられたサスペンションのばね定数を大きくし
たり、ショックアブソーバの減衰力を高めたりして所定
の効果を達成するものであった。しかし、他のショック
、例えばj1路の目地や111発的な凹凸を乗り越える
場合には、主に1回のショックを受けるのみで再度平坦
部の走行を行なうため、サスペンション特性は変更され
ていない。
そのため、上記のような単発的な凹凸の場合、乗員にと
っては悪路走行と異なり、不快なショックが防止できず
、場合によっては操縦性、安定性も、低下するというr
f!I題点があった。
っては悪路走行と異なり、不快なショックが防止できず
、場合によっては操縦性、安定性も、低下するというr
f!I題点があった。
[問題点を解決するための手段1
本発明は上記問題点を解決するための手段として、次の
様な構成を採用したものである。
様な構成を採用したものである。
即ち、第1図に示すごとく、本発明は、車体と車輪との
間にサスペンションを備えた車両の後輪のサスペンショ
ン制御l装置において、前輪M1と車体M2との間隔を
車高として検出する前輪車高検出手段M3と、 上記車高検出手段M3の検出値から得られる車高データ
が所定範囲外であるか否かを判定する判定手段M4と、 上記判定手段M4により車高データが所定範囲外である
と判定されると、後輪M5のサスペンション特性を変更
する後輪サスペンション特性変更手段M6と、 上記判定手段M4により車高データが所定範囲外である
と判定された時より所定時間後、上記後輪サスペンショ
ン特性変更手段M6により変更されたサスペンション特
性を元へ戻す復帰手段M7と、 を備えたことを特徴とする後輪のサスペンション制御装
置を要旨とするものである。
間にサスペンションを備えた車両の後輪のサスペンショ
ン制御l装置において、前輪M1と車体M2との間隔を
車高として検出する前輪車高検出手段M3と、 上記車高検出手段M3の検出値から得られる車高データ
が所定範囲外であるか否かを判定する判定手段M4と、 上記判定手段M4により車高データが所定範囲外である
と判定されると、後輪M5のサスペンション特性を変更
する後輪サスペンション特性変更手段M6と、 上記判定手段M4により車高データが所定範囲外である
と判定された時より所定時間後、上記後輪サスペンショ
ン特性変更手段M6により変更されたサスペンション特
性を元へ戻す復帰手段M7と、 を備えたことを特徴とする後輪のサスペンション制御装
置を要旨とするものである。
ここで前輪車高検出手段M3は前輪と車体との間隔を検
出し、車高とするものであり、この検出値から車高デー
タがえられる。この車高データは、直前における平均車
高からの変位であったり、変位の速度あるいは加速度、
又は車高振動の振幅であったりする。本発明の場合は、
主に単発的な路面の凹凸を前輪にて車高データとして捉
えることになる。
出し、車高とするものであり、この検出値から車高デー
タがえられる。この車高データは、直前における平均車
高からの変位であったり、変位の速度あるいは加速度、
又は車高振動の振幅であったりする。本発明の場合は、
主に単発的な路面の凹凸を前輪にて車高データとして捉
えることになる。
判定手段M4は車高の検出値から車高データを得るとと
もに、後輪のサスペンション特性を維持するべき所定範
囲を定め、車高データと比較して結果を出すものである
。
もに、後輪のサスペンション特性を維持するべき所定範
囲を定め、車高データと比較して結果を出すものである
。
車高データとは、例えば平均車高からの変位量、車高の
変位速度、変位加速度あるいは車高振動の振幅等をnう
。平均車高からの変位量は、直前のある一定時間の車高
の平均値と現時点の車高との差で表わされ、車高の変位
速度はある一定時間内の車高の変化で表わされ、更に変
位加速度は上記変位速度のある一定、時間内での変化で
表わされる。又、車高振動の振幅はある一定時間内に検
出された車高の最大1自と最小値との差によって表わさ
れる。
変位速度、変位加速度あるいは車高振動の振幅等をnう
。平均車高からの変位量は、直前のある一定時間の車高
の平均値と現時点の車高との差で表わされ、車高の変位
速度はある一定時間内の車高の変化で表わされ、更に変
位加速度は上記変位速度のある一定、時間内での変化で
表わされる。又、車高振動の振幅はある一定時間内に検
出された車高の最大1自と最小値との差によって表わさ
れる。
サスペンション特性とは主にサスペンションのばね定数
、減衰力、ブツシュ特性、スタビライザ特性等を言い、
後輪サスペンション特性変更手段M6は、判定手段の判
定結果が所定範囲外の車高データであると、これらばね
定数、減衰力、ブツシュ特性、スタビライザ特性等を変
更することによって後輪のサスペンション特性を変更す
るものである。例えばサスペンションのばね定数等の硬
さがハードとソフトとの2段階に調整できるサスペンシ
ョン特性変更手段ならば、サスペンション特性の変更と
はハードからソフトへ、又はソフトからハードへ変更す
ることである。この硬さの段階がハシド、スポーツおよ
びソフトと3段階であれば、高速走行ではハード←→ス
ポーツ、通常の走行ではスポーツ←→ソフトという変更
形式でもよい。又必要に応じてハード←→ソフトの変更
もできる。更に無段階に硬さが調整できるサスペンショ
ン特性変更手段ならば、車速にあわせて硬さの切開範囲
を変化させてもよい。
、減衰力、ブツシュ特性、スタビライザ特性等を言い、
後輪サスペンション特性変更手段M6は、判定手段の判
定結果が所定範囲外の車高データであると、これらばね
定数、減衰力、ブツシュ特性、スタビライザ特性等を変
更することによって後輪のサスペンション特性を変更す
るものである。例えばサスペンションのばね定数等の硬
さがハードとソフトとの2段階に調整できるサスペンシ
ョン特性変更手段ならば、サスペンション特性の変更と
はハードからソフトへ、又はソフトからハードへ変更す
ることである。この硬さの段階がハシド、スポーツおよ
びソフトと3段階であれば、高速走行ではハード←→ス
ポーツ、通常の走行ではスポーツ←→ソフトという変更
形式でもよい。又必要に応じてハード←→ソフトの変更
もできる。更に無段階に硬さが調整できるサスペンショ
ン特性変更手段ならば、車速にあわせて硬さの切開範囲
を変化させてもよい。
復帰手段M7とは後輪部分に対する凹凸ショックの処理
が、不必要となった時点を考慮して、既に後輪サスペン
ション特性変更手段M6により凹凸検出前の状態から変
更されているサスペンション特性を、凹凸検出前のサス
ペンション特性に戻すものである。元へ戻す為に設定さ
れる所定時間は、車速とホイールベースとを考慮して設
定してもよいし、後輪が凹凸を乗り越えるに十分と考え
られる一定時間を設定してもよい。
が、不必要となった時点を考慮して、既に後輪サスペン
ション特性変更手段M6により凹凸検出前の状態から変
更されているサスペンション特性を、凹凸検出前のサス
ペンション特性に戻すものである。元へ戻す為に設定さ
れる所定時間は、車速とホイールベースとを考慮して設
定してもよいし、後輪が凹凸を乗り越えるに十分と考え
られる一定時間を設定してもよい。
[作用]
前輪車高検出T一段M3により、路面の凹又は凸部が捉
えられると、その凹凸の程度が判定手段M4により判定
される。この判定結果は後輪サスペンション特性麦麹手
段M6に伝わる。このとき、凹又は凸が所定範囲を越え
るほどに大きかった場合、後輪ナスペンション特性変更
手段M6により後輪における11休M2の振動の低下あ
るいは操縦性、安定性の確保がなされる。そして所定時
間後、復帰手段M7により後輪のサスペンション特性が
元に戻される。このことにより、凹凸以前の路面状態に
適合させたサスペンション状態にて走行可能となる。
えられると、その凹凸の程度が判定手段M4により判定
される。この判定結果は後輪サスペンション特性麦麹手
段M6に伝わる。このとき、凹又は凸が所定範囲を越え
るほどに大きかった場合、後輪ナスペンション特性変更
手段M6により後輪における11休M2の振動の低下あ
るいは操縦性、安定性の確保がなされる。そして所定時
間後、復帰手段M7により後輪のサスペンション特性が
元に戻される。このことにより、凹凸以前の路面状態に
適合させたサスペンション状態にて走行可能となる。
「実施例」
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。
。
第2図は本発明の第1実施例である、エアサスペンショ
ンを用いた自動車の後輪のサスペンション制御装置を示
す。
ンを用いた自動車の後輪のサスペンション制御装置を示
す。
1は自動車の右前輪と車体との間に設けられた右前輪車
高センサを表わし、車輪の動きに追従する右のサスペン
ションアームと車体との間隔を検出している。2は左前
輪と車体との間に設けられた左前輪車高センサを表わし
、左のサスペンションアームと車体との間隔を検出して
いる。車高センサ1.2の短円筒状の本体1a、2aは
車体側に固定され、該本体1a、2aの中心軸から略直
角方向にリンク1b、2bが設けられている。該リンク
1b、2bの他端にはターンバックルlc。
高センサを表わし、車輪の動きに追従する右のサスペン
ションアームと車体との間隔を検出している。2は左前
輪と車体との間に設けられた左前輪車高センサを表わし
、左のサスペンションアームと車体との間隔を検出して
いる。車高センサ1.2の短円筒状の本体1a、2aは
車体側に固定され、該本体1a、2aの中心軸から略直
角方向にリンク1b、2bが設けられている。該リンク
1b、2bの他端にはターンバックルlc。
2Cが回動自在に取り付けられており、更に該ターンバ
ックル10,2Cの他端はサスペンションアームの一部
に回動自在に取り付けられている。
ックル10,2Cの他端はサスペンションアームの一部
に回動自在に取り付けられている。
なお、車高センサ1,2の本体部には、その中心軸の回
転に応じて電気抵抗値が変化し、車高変化を電圧の変化
として取り出せるポテンシオメータが内蔵されている。
転に応じて電気抵抗値が変化し、車高変化を電圧の変化
として取り出せるポテンシオメータが内蔵されている。
また、車高センサ1,2としては、本実施例では、上記
方式のものを使用したが、この他、本体内部にフォトイ
ンクラブタを複数個配設し、車高センサ中心軸と同軸の
スリットを有するディスクプレートが車高の変化に応じ
てフォトインクラブタを0N10FFさせることにより
車高を検出する方式のものを使用してもよい。
方式のものを使用したが、この他、本体内部にフォトイ
ンクラブタを複数個配設し、車高センサ中心軸と同軸の
スリットを有するディスクプレートが車高の変化に応じ
てフォトインクラブタを0N10FFさせることにより
車高を検出する方式のものを使用してもよい。
3はエアサスペンション(空気ばね式サスペンション)
を表わす。該エアサスペンション3は右後輪の図示しな
いサスペンションアームと車体との間に設けられている
。該エアサスペンション3は主にショックアブソーバ3
a、主空気室3b。
を表わす。該エアサスペンション3は右後輪の図示しな
いサスペンションアームと車体との間に設けられている
。該エアサスペンション3は主にショックアブソーバ3
a、主空気室3b。
副空気室3c、アクチュエータ3dとからなり、空気ば
ね機能、車高調整機能及びショックアブソ−バ機能を兼
ね備えている。又、4〜6も同様なエアサスペンション
を表わし、エアサスペンション4は左後輪に、エアサス
ペンション5は右前輪に、エアサスペンション6は左前
輪に各々対応して設けられている。
ね機能、車高調整機能及びショックアブソ−バ機能を兼
ね備えている。又、4〜6も同様なエアサスペンション
を表わし、エアサスペンション4は左後輪に、エアサス
ペンション5は右前輪に、エアサスペンション6は左前
輪に各々対応して設けられている。
第3図(イ)、(ロ)にエアサスペンション3の主要部
の構成例を示す。他のエアサスペンション4.5.6も
全く同様な構成である。
の構成例を示す。他のエアサスペンション4.5.6も
全く同様な構成である。
本エアサスペンション3は、第3図(イ)に示されてい
るように、従来よく知られたピストン。
るように、従来よく知られたピストン。
シリンダから成るショックアブソーバ3aと、ショック
アブソーバ3aに関連して設けられた空気ばね装置14
とを含む。
アブソーバ3aに関連して設けられた空気ばね装置14
とを含む。
ショックアブソーバ(緩衝器)3aのシリンダ12aの
下端には、串軸(図示せず)が支承されており、シリン
ダ12a内に滑動可能に配置されたピストン(図示せず
)から伸長するピストンロッド12bの上端部には、該
ピストンロッド12bを車体16に弾性支持するための
筒状弾性組立体18が設けられている。図示の例では、
ショックアブソーバ3aは、前記ピストンに設けられた
弁機能を操作することによって減衰力の調整が可能な従
来よく知られた減衰力可変M筒器であり、減衰力を調整
するためのコントロールロッド20がシール部材22を
介して液密的にかつ回転可能にピストンロッド12b内
に配置されている。
下端には、串軸(図示せず)が支承されており、シリン
ダ12a内に滑動可能に配置されたピストン(図示せず
)から伸長するピストンロッド12bの上端部には、該
ピストンロッド12bを車体16に弾性支持するための
筒状弾性組立体18が設けられている。図示の例では、
ショックアブソーバ3aは、前記ピストンに設けられた
弁機能を操作することによって減衰力の調整が可能な従
来よく知られた減衰力可変M筒器であり、減衰力を調整
するためのコントロールロッド20がシール部材22を
介して液密的にかつ回転可能にピストンロッド12b内
に配置されている。
空気ばね装置F114は、ピストンロッド12bの貫通
を許す開口24が設けられた底部26aおよび該底部の
縁部分から立ち上がる周壁部26bを備える周壁部材2
6と、該周壁部材26を覆って配置されかつ車体に固定
される上方ハウジング部材28aと、該ハウジング部材
28aの下端部に接続された下端開放の下方ハウジング
部材28bと、該下方ハウジング部材28bの下端を閉
鎖する弾性部材から成るダイヤフラム30とにより規定
されたチャンバ32を有する。チャンバ32は、前記周
壁部材の底部26aに設けられた前記開口24に対応す
る開口34を有しかつ前記底部26aに固定された隔壁
部材36により、下方の主空気室3bおよび上方の副空
気室3Cに区画されており、両室3bおよび3Cには圧
縮空気が充填さm−隔壁部材36には、シリンダ12a
の上。
を許す開口24が設けられた底部26aおよび該底部の
縁部分から立ち上がる周壁部26bを備える周壁部材2
6と、該周壁部材26を覆って配置されかつ車体に固定
される上方ハウジング部材28aと、該ハウジング部材
28aの下端部に接続された下端開放の下方ハウジング
部材28bと、該下方ハウジング部材28bの下端を閉
鎖する弾性部材から成るダイヤフラム30とにより規定
されたチャンバ32を有する。チャンバ32は、前記周
壁部材の底部26aに設けられた前記開口24に対応す
る開口34を有しかつ前記底部26aに固定された隔壁
部材36により、下方の主空気室3bおよび上方の副空
気室3Cに区画されており、両室3bおよび3Cには圧
縮空気が充填さm−隔壁部材36には、シリンダ12a
の上。
端に当接可能の従来よく知られた緩衝ゴム40が設けら
れており、該緩衝ゴム40には、前記両開口24および
34を主空気室3bに連通ずるための通路42が形成さ
れている。
れており、該緩衝ゴム40には、前記両開口24および
34を主空気室3bに連通ずるための通路42が形成さ
れている。
周壁部26bで副空気室3Cの内周壁部を規定する周壁
部材26の内方には、前記筒状弾性組立体18がピスト
ンロッド12bを取り巻いて配置されており、この筒状
弾性組立体18に雨空気室3bおよび3Cの連通を制御
するバルブ装置44が設けられている。
部材26の内方には、前記筒状弾性組立体18がピスト
ンロッド12bを取り巻いて配置されており、この筒状
弾性組立体18に雨空気室3bおよび3Cの連通を制御
するバルブ装置44が設けられている。
前記筒状組立体18は、互いに同心的に配置された外筒
18a、筒状弾性体18bおよび内筒18Cとを備え、
筒状弾性部材18bは両¥118aおよび18bに固着
されている。前記筒状組立体18の外筒18aは、上方
ハウジング部材28aを介して前記車体に固定された前
記周壁部材26の周壁部26bに圧入されている。また
、前記内筒18Cにはピストンロッド12bの貫通を許
す前記バルブ装置44の押収容体44aが固定されてお
り、ピストンロッド12bは前記押収容体44aに固定
されていることから、ピストンロッド12bは前記筒状
弾性組立体18を介して前記車体に弾性支持される。外
筒iaa、eよび周壁部26bl!!lは環状のエアシ
ール部材46によって密閉されており、ピストンロッド
12bと前記押収容体44aとの間は環状のエアシール
部材48によって密閉されている。また内筒18cと押
収容体44aとの間は環状のエアシール部材50によっ
て密閉されている。
18a、筒状弾性体18bおよび内筒18Cとを備え、
筒状弾性部材18bは両¥118aおよび18bに固着
されている。前記筒状組立体18の外筒18aは、上方
ハウジング部材28aを介して前記車体に固定された前
記周壁部材26の周壁部26bに圧入されている。また
、前記内筒18Cにはピストンロッド12bの貫通を許
す前記バルブ装置44の押収容体44aが固定されてお
り、ピストンロッド12bは前記押収容体44aに固定
されていることから、ピストンロッド12bは前記筒状
弾性組立体18を介して前記車体に弾性支持される。外
筒iaa、eよび周壁部26bl!!lは環状のエアシ
ール部材46によって密閉されており、ピストンロッド
12bと前記押収容体44aとの間は環状のエアシール
部材48によって密閉されている。また内筒18cと押
収容体44aとの間は環状のエアシール部材50によっ
て密閉されている。
前記押収容体44aには、ピストンロッド12bと並行
に伸長する両端開放の穴52が形成されており、該穴内
にはロータリ弁44bが回転可能に収容されている。前
記弁体44bは、前記穴52の下端部に配置された下方
位置決めリング54aに当接可能の本体部分56aと、
該本体部分から前記筒状弾性組立体18の上方へ突出す
る小径の操作部56bとを備える。前記穴52の上端部
には、下方位置決めリング54aと協働して前記弁体4
4bの穴52からの脱落を防止する上方位置決めリング
54bが配置されており、該上方位置決めリング54b
と本体部分との間には、穴52を密閉するための内方エ
アシール部材58aおよび外方エアシール部材58bを
有する環状のシールベース60が配置されている。また
、シールベース60と弁体44bの本体部分56aとの
間には、空気圧によって前記弁体の本体部分56aがシ
ールベース60に押圧されたとき前記弁体44bの回転
運動を円滑にするための*擦低減部材62が配置されて
いる。
に伸長する両端開放の穴52が形成されており、該穴内
にはロータリ弁44bが回転可能に収容されている。前
記弁体44bは、前記穴52の下端部に配置された下方
位置決めリング54aに当接可能の本体部分56aと、
該本体部分から前記筒状弾性組立体18の上方へ突出す
る小径の操作部56bとを備える。前記穴52の上端部
には、下方位置決めリング54aと協働して前記弁体4
4bの穴52からの脱落を防止する上方位置決めリング
54bが配置されており、該上方位置決めリング54b
と本体部分との間には、穴52を密閉するための内方エ
アシール部材58aおよび外方エアシール部材58bを
有する環状のシールベース60が配置されている。また
、シールベース60と弁体44bの本体部分56aとの
間には、空気圧によって前記弁体の本体部分56aがシ
ールベース60に押圧されたとき前記弁体44bの回転
運動を円滑にするための*擦低減部材62が配置されて
いる。
前記筒状弾性組立体18の下方には前記開口24.34
および緩衝ゴム40の通路42を経て主空気室3bに連
通するチャンバ64が形成されており、前記弁体44b
の前記本体部分56aには、チャンバ64に開放する凹
所66が形成されている。また前記本体部分56aには
、該本体部分を直径方向へ貫通して前記凹所66を横切
る連通路6日が形成されている。
および緩衝ゴム40の通路42を経て主空気室3bに連
通するチャンバ64が形成されており、前記弁体44b
の前記本体部分56aには、チャンバ64に開放する凹
所66が形成されている。また前記本体部分56aには
、該本体部分を直径方向へ貫通して前記凹所66を横切
る連通路6日が形成されている。
前記弁体56aを受は入れる押収容体56bには、第3
図(【」)に明確に示されているように、一端が連通路
68にそれぞれ連通可能の一対の通気路70が段けられ
ており、該通気路は弁体44bの外周面へ向けてほぼ同
一平面上を穴52の直径右向外方へ伸長し、各通気路7
0の他端は座孔72で押収容体44aの前記外周面に開
放する。
図(【」)に明確に示されているように、一端が連通路
68にそれぞれ連通可能の一対の通気路70が段けられ
ており、該通気路は弁体44bの外周面へ向けてほぼ同
一平面上を穴52の直径右向外方へ伸長し、各通気路7
0の他端は座孔72で押収容体44aの前記外周面に開
放する。
また、穴52の周方向における一対の通気路70間には
、一端が連通路68に連通可能の通気路74が前記通気
路70とほぼ同一平面上を押収容体44aの前記外周面
へ向けて伸長する。通気路74の直径は通気路70のそ
れに比較して小径であり、通気路74の他端は座孔75
で押収容体44aの前記外周面に開放する。前記押収容
体44aの前記外周面を覆う内筒18cの内周面には、
前記通気路70および74の各座孔72.75を連通す
べく押収容体44aの前記外周面を取り巻く環状の凹溝
76が形成されている。
、一端が連通路68に連通可能の通気路74が前記通気
路70とほぼ同一平面上を押収容体44aの前記外周面
へ向けて伸長する。通気路74の直径は通気路70のそ
れに比較して小径であり、通気路74の他端は座孔75
で押収容体44aの前記外周面に開放する。前記押収容
体44aの前記外周面を覆う内筒18cの内周面には、
前記通気路70および74の各座孔72.75を連通す
べく押収容体44aの前記外周面を取り巻く環状の凹溝
76が形成されている。
前記内筒180には、環状の空気路を形成する前記凹溝
76に開放する開ロア8が形成されており、前記筒状弾
性部材18bには前記開ロア8に対応して該弾性部材の
径方向外方へ伸長する貫通孔80が形成されている。ま
た、各貫通孔80は外向18aに設けられた開口82を
経て外筒18aの外周面に開放する。従って、前記開ロ
ア8゜82および貫通孔80は、前記通気路70に対応
して設けられかつ前記筒状弾性組立体18を貫通する空
気通路を規定する。
76に開放する開ロア8が形成されており、前記筒状弾
性部材18bには前記開ロア8に対応して該弾性部材の
径方向外方へ伸長する貫通孔80が形成されている。ま
た、各貫通孔80は外向18aに設けられた開口82を
経て外筒18aの外周面に開放する。従って、前記開ロ
ア8゜82および貫通孔80は、前記通気路70に対応
して設けられかつ前記筒状弾性組立体18を貫通する空
気通路を規定する。
前記開ロア8.82および貫通孔80を前記副空気室3
Cに連通すべく、前記外筒18aを覆う前記周壁部材の
周壁部26bの外周面には、前記副空気室3Cに開放す
る複数の開口84が周方向へ等間隔をおいて設けられて
いる。全ての開口84と前記開ロア8.82および貫通
孔80とを連通すべく、前記外筒18aの外周面には、
開口82が開放する部分で前記外筒を取り巻く環状の凹
溝86が形成されており、環状の空気路を形成する該凹
溝86に前記開口84が開放する。
Cに連通すべく、前記外筒18aを覆う前記周壁部材の
周壁部26bの外周面には、前記副空気室3Cに開放す
る複数の開口84が周方向へ等間隔をおいて設けられて
いる。全ての開口84と前記開ロア8.82および貫通
孔80とを連通すべく、前記外筒18aの外周面には、
開口82が開放する部分で前記外筒を取り巻く環状の凹
溝86が形成されており、環状の空気路を形成する該凹
溝86に前記開口84が開放する。
第3図(ロ)に示す例では、前記開ロア8.82および
貫通孔80は、押収容体44aの2つの通気路70に対
応して設けられているが、内筒18Cと押収容体44a
との間には前記通気路70および74が連通する環状の
前記空気路76が形成されていることから、前記弾性部
材18bの周方向の所望の位置に前記空気路を形成する
ことができる。
貫通孔80は、押収容体44aの2つの通気路70に対
応して設けられているが、内筒18Cと押収容体44a
との間には前記通気路70および74が連通する環状の
前記空気路76が形成されていることから、前記弾性部
材18bの周方向の所望の位置に前記空気路を形成する
ことができる。
再び第3図(イ)を参照するに、ピストンロッド12b
の上端部には、ショックアブソーバ3aの減衰力を調整
するためのコントロールロッド20および前記バルブ装
W44の弁体44bを回転操作するための従来よく知ら
れたアクチュエータ3dが設けられており、このアクチ
ュエータ3dによって前記弁体44bが回転操作される
。
の上端部には、ショックアブソーバ3aの減衰力を調整
するためのコントロールロッド20および前記バルブ装
W44の弁体44bを回転操作するための従来よく知ら
れたアクチュエータ3dが設けられており、このアクチ
ュエータ3dによって前記弁体44bが回転操作される
。
本エアサスペンション3は上述のごとく構成されている
ことにより、次のような作用をなす。
ことにより、次のような作用をなす。
先ず、前記弁体44bが第3図(ロ)に示されているよ
うな閉鎖位置すなわち前記弁体の連通路68が前記押収
容体44aのいずれの通気路70おJ、び74にも連通
しない位置に保持されると、副空気室3Cおよび主空気
室3bの連通が断たれることから、これにより前記サス
ペンション3のばね定数は大きな値に設定される。
うな閉鎖位置すなわち前記弁体の連通路68が前記押収
容体44aのいずれの通気路70おJ、び74にも連通
しない位置に保持されると、副空気室3Cおよび主空気
室3bの連通が断たれることから、これにより前記サス
ペンション3のばね定数は大きな値に設定される。
また、アクチュエータ3dにより前記弁体の連通路68
が前記押収容体44aの大径の通気路70に連通する位
置に操作されると、主空気室3bは、該空気室に連通す
る前記連通路68、大径の通気路70.eft記弾性組
立体18の前記開ロア8、貫通孔80および開口82お
よび84を経て、副空気室3Cに連通ずることから、前
記サスペンション3のばね定数は小さな値に設定される
。
が前記押収容体44aの大径の通気路70に連通する位
置に操作されると、主空気室3bは、該空気室に連通す
る前記連通路68、大径の通気路70.eft記弾性組
立体18の前記開ロア8、貫通孔80および開口82お
よび84を経て、副空気室3Cに連通ずることから、前
記サスペンション3のばね定数は小さな値に設定される
。
また、アクチュエータ3dの調整により前記弁体44b
の連通路68が前記押収容体44aの小径の通気路74
に連通する位置に操作されると、主空気室3bは、該空
気室3bに連通ずる前記連通路68、小径の通気路74
、前記空気路76、前記弾性組立体18の前記開ロア8
、貫通孔80および開口82I5よび開口84を経て、
副空気室3Cに連通ずる。前記小径の通気路74は大径
の通気路70に比較して大きな空気抵抗を与えることか
ら、前記サスペンション3のばね定数は中間の値に設定
される。
の連通路68が前記押収容体44aの小径の通気路74
に連通する位置に操作されると、主空気室3bは、該空
気室3bに連通ずる前記連通路68、小径の通気路74
、前記空気路76、前記弾性組立体18の前記開ロア8
、貫通孔80および開口82I5よび開口84を経て、
副空気室3Cに連通ずる。前記小径の通気路74は大径
の通気路70に比較して大きな空気抵抗を与えることか
ら、前記サスペンション3のばね定数は中間の値に設定
される。
再度、第2図に戻り、151〜154はレベリングバル
ブを表わし、各々エアサスペンション3〜6と対にイ2
って設けられている。レベリングバルブ151〜154
は電磁ソレノイド1518へ154aへの通電有無によ
り、後述する圧縮空気給排系200とエアサスペンショ
ン3〜6の主空気室3b〜6bとの間を開放又は閉塞さ
せる。
ブを表わし、各々エアサスペンション3〜6と対にイ2
って設けられている。レベリングバルブ151〜154
は電磁ソレノイド1518へ154aへの通電有無によ
り、後述する圧縮空気給排系200とエアサスペンショ
ン3〜6の主空気室3b〜6bとの間を開放又は閉塞さ
せる。
レベリングバルブ151〜154を開放すれば、エアサ
スペンション3〜6への圧縮空気の給排気がDr IT
iとなり、給気すれば車高は高くなり、排気すれば低く
なる。又、レベリングバルブ151〜154をrII塞
すれば車高は維持される。
スペンション3〜6への圧縮空気の給排気がDr IT
iとなり、給気すれば車高は高くなり、排気すれば低く
なる。又、レベリングバルブ151〜154をrII塞
すれば車高は維持される。
200は圧縮空気給排系を表わし、モータ20Qaによ
りコンプレッサ200bを作動させ、圧縮空気を発り:
さけている。エアドライヤ2000はエアサスペンショ
ン3〜6へ供給される圧縮空気を乾燥させ、配管やエア
サスペンション3〜6の構成部品を湿気から保護すると
ともにエアサスペンション3〜6中の主空気室3b〜6
b、副空気室30〜6C内での水分の相変化に伴なう圧
力異常を防止している。固定絞り付逆止め弁200dは
圧縮空気供給時には逆止め弁部分が開き、圧縮空気排出
時には逆止め弁部分が閉じて固定絞り部分のみから排出
される。放出用ソレノイド弁200eは、エアサスペン
ション3〜6からの圧縮空気排出時に、駆動され、固定
絞り付逆止め弁200d及びエアドライヤ200cを介
してエアサスペンション3〜6から排出されてきた圧縮
空気を大気中に放出する。このソレノイド弁200eが
制御されることによりエアサスペンション3〜6の主空
気室5bの体積を変更し、車高を調整することが可能で
ある。
りコンプレッサ200bを作動させ、圧縮空気を発り:
さけている。エアドライヤ2000はエアサスペンショ
ン3〜6へ供給される圧縮空気を乾燥させ、配管やエア
サスペンション3〜6の構成部品を湿気から保護すると
ともにエアサスペンション3〜6中の主空気室3b〜6
b、副空気室30〜6C内での水分の相変化に伴なう圧
力異常を防止している。固定絞り付逆止め弁200dは
圧縮空気供給時には逆止め弁部分が開き、圧縮空気排出
時には逆止め弁部分が閉じて固定絞り部分のみから排出
される。放出用ソレノイド弁200eは、エアサスペン
ション3〜6からの圧縮空気排出時に、駆動され、固定
絞り付逆止め弁200d及びエアドライヤ200cを介
してエアサスペンション3〜6から排出されてきた圧縮
空気を大気中に放出する。このソレノイド弁200eが
制御されることによりエアサスペンション3〜6の主空
気室5bの体積を変更し、車高を調整することが可能で
ある。
又、250は車速セン勺を表わし、例えばスピードメー
タ内に設けられ、車軸に連動して車速に応じたパルス信
号を出力する。
タ内に設けられ、車軸に連動して車速に応じたパルス信
号を出力する。
上述した車高センサ1,2及び車速センサ250からの
信号は電子制御回路(EC(J)300に入力される。
信号は電子制御回路(EC(J)300に入力される。
電子制御回路300はこれら信号を入力して、そのデー
タを処理し、必要に応じて適切な制御を行なうため、エ
アサスペンション3〜6のアクチュエータ3d〜5d、
レベリングバルブ151〜154、圧縮空気給徘系20
0のモータ200a及びソレノイド弁200eに対し駆
動信号を出力する。
タを処理し、必要に応じて適切な制御を行なうため、エ
アサスペンション3〜6のアクチュエータ3d〜5d、
レベリングバルブ151〜154、圧縮空気給徘系20
0のモータ200a及びソレノイド弁200eに対し駆
動信号を出力する。
第4図に上記電子制御回路300の構成を示す。
301は各センサより出力されるデータを制御プログラ
ムに従って入力及び演算すると共に、各種装置を作動t
illlll等するための処理を行うセントラルプロセ
シングユニット(以下単にCPUと言う>、302は前
記制御プログラム及び初期データが格納されるリードオ
ンリメモリ(以下単にROMと言う)、303は電子制
御回路300に入力されるデータや演W Ill al
lに必要なデータが読み書きされるランダムアクセスメ
モリ(以下単にRAMと言う>、304はキースイッチ
がオフされても以後の必要なデータを保持するようバッ
テリによってバックアップされたバックアップランダム
アクセスメモリ(以下単にバックアップRAMと言う。
ムに従って入力及び演算すると共に、各種装置を作動t
illlll等するための処理を行うセントラルプロセ
シングユニット(以下単にCPUと言う>、302は前
記制御プログラム及び初期データが格納されるリードオ
ンリメモリ(以下単にROMと言う)、303は電子制
御回路300に入力されるデータや演W Ill al
lに必要なデータが読み書きされるランダムアクセスメ
モリ(以下単にRAMと言う>、304はキースイッチ
がオフされても以後の必要なデータを保持するようバッ
テリによってバックアップされたバックアップランダム
アクセスメモリ(以下単にバックアップRAMと言う。
)、305は、図示していない入力ポート、必要に応じ
て設けられる波形整形回路、各センサの出力信号をCP
U301に選択的に出力するマルチプレクサ、アナログ
信号をディジタル信号に変換するA/D変換器等が備え
られた入力部を表わしている。306は図示していない
出力ポート、必要に応じて各アクチュエータをCPU3
01の制御信号に従って駆動する駆動回路等が備えられ
た出力部、307は、CPU301、ROM302等の
各素子及び入力部305、出力部306を結び各データ
が送られるパスラインをそれぞれ表わしている。又、3
08はCPU301を始めROM302、RAM303
等へ所定の間隔で制御タイミングとなるクロック信号を
送るクロック回路を表わしている。
て設けられる波形整形回路、各センサの出力信号をCP
U301に選択的に出力するマルチプレクサ、アナログ
信号をディジタル信号に変換するA/D変換器等が備え
られた入力部を表わしている。306は図示していない
出力ポート、必要に応じて各アクチュエータをCPU3
01の制御信号に従って駆動する駆動回路等が備えられ
た出力部、307は、CPU301、ROM302等の
各素子及び入力部305、出力部306を結び各データ
が送られるパスラインをそれぞれ表わしている。又、3
08はCPU301を始めROM302、RAM303
等へ所定の間隔で制御タイミングとなるクロック信号を
送るクロック回路を表わしている。
上記車高センサ1から出力される信号がディジタル信号
であれば、第5図(イ)に示すようにバッファを備えた
入力部305を介してCPU301に伝達されるが、ア
ナログ信号を出力するような車高センサ1では例えば第
5図(ロ)に示すような構成とすることができる。ここ
での車高センサ1は車高値をアナログの電圧値にて信号
を出力するものである。このアナログ電圧信号はローパ
スフィルタであるCRフィルタ回路305aにより平均
型高崎を示す電圧値V)IF(’OR)に変換された後
A/D変換器305bに入力し、又、直接に現車高値を
示す電圧値VHF(S)としてA/D変換器305bに
入力する。A/D変換器305bにては、マルチプレク
サの働きにより両信号を各々ディジタル化した後、各信
号をCPU301に伝達する。左前輪車高センサ2につ
いても同様である。
であれば、第5図(イ)に示すようにバッファを備えた
入力部305を介してCPU301に伝達されるが、ア
ナログ信号を出力するような車高センサ1では例えば第
5図(ロ)に示すような構成とすることができる。ここ
での車高センサ1は車高値をアナログの電圧値にて信号
を出力するものである。このアナログ電圧信号はローパ
スフィルタであるCRフィルタ回路305aにより平均
型高崎を示す電圧値V)IF(’OR)に変換された後
A/D変換器305bに入力し、又、直接に現車高値を
示す電圧値VHF(S)としてA/D変換器305bに
入力する。A/D変換器305bにては、マルチプレク
サの働きにより両信号を各々ディジタル化した後、各信
号をCPU301に伝達する。左前輪車高センサ2につ
いても同様である。
次に上記電子i1i’l I11回路300にて実行さ
れる処理を第6図のフローチャートに基づいて説明する
。
れる処理を第6図のフローチャートに基づいて説明する
。
第6図(イ)は、車高センサ1として第5図(ロ)に示
したアナログ信号を出力するリニア型の車高センサを用
いた電子制御回路300にて行なわれる処理のフローチ
ャートを表わす。本処理は所定時間毎、例えば5 m5
ec毎に繰り返し実行される。
したアナログ信号を出力するリニア型の車高センサを用
いた電子制御回路300にて行なわれる処理のフローチ
ャートを表わす。本処理は所定時間毎、例えば5 m5
ec毎に繰り返し実行される。
本フローチャートの処理の概略は次のごとくである。
■まず現車高VHF(S)及び平均車高VHF(CR)
を求める(ステップ540.550)■次に現車高が平
均車高より所定値hoを越えた変位であるか否かが判定
される(ステップ580)。
を求める(ステップ540.550)■次に現車高が平
均車高より所定値hoを越えた変位であるか否かが判定
される(ステップ580)。
■次に変位が所定値hoを越えている場合、凹凸乗り越
えに対処して後輪のサスペンション特性が変更される(
ステップ620)。例えば車両の特に後部のショックを
防止しなければならないような運転条件の場合、後輪の
サスペンション特性はソフトな方向、即ち前述したエア
サスペンション3.4では主空気室3b 、4bと副空
気室3c 、4cとを7クチユエータ3d。
えに対処して後輪のサスペンション特性が変更される(
ステップ620)。例えば車両の特に後部のショックを
防止しなければならないような運転条件の場合、後輪の
サスペンション特性はソフトな方向、即ち前述したエア
サスペンション3.4では主空気室3b 、4bと副空
気室3c 、4cとを7クチユエータ3d。
4dを作動させて連通し、空気ばねのばね定数を低下さ
せる処理や、ショックアブソーバ3a。
せる処理や、ショックアブソーバ3a。
4aの減衰力を低下させる処理等が該当する。
又、逆に路面からのショックに対して車両の操縦性、安
定性を重視しなければならない運転条件の場合、後輪の
サスペンション特性はハードな方向、即ちエアサスペン
ション3.4では主空気室3b、4bと副空気室3c
、4cとの間を閉塞し、ばね定数を上昇させる処理やシ
ョックアブソーバ3a 、4aの減衰力を上昇させる処
理等が該当する。
定性を重視しなければならない運転条件の場合、後輪の
サスペンション特性はハードな方向、即ちエアサスペン
ション3.4では主空気室3b、4bと副空気室3c
、4cとの間を閉塞し、ばね定数を上昇させる処理やシ
ョックアブソーバ3a 、4aの減衰力を上昇させる処
理等が該当する。
■上記■の処理がなされた後、後輪が凹凸を乗り越えた
後は後輪のサスペンション特性を元に戻t(ステップ6
60)。
後は後輪のサスペンション特性を元に戻t(ステップ6
60)。
次に本処理の詳細について説明する。本処理は5 m5
ec毎に繰り返し実行される。カッコ書の番号は、その
処理のステップ番号を示す。
ec毎に繰り返し実行される。カッコ書の番号は、その
処理のステップ番号を示す。
まず処理が電子制御回路300起動後第1番目か否かが
判定される(510)。今回の処理が第1回目の処理で
あれば初期設定が行なわれ(520)、各種変数がクリ
アされ、各種フラグがリセットされる。初期設定(52
0)の後、あるいは本ルーチンの処理が2回目以降のも
のであれば判定(510)の最初の処理として、車速V
が検出される(530)。これは車速センサ250から
の信号により検出される。次に現在の車高VHF(S)
が検出される(540)。車高は右前輪部分あるいは左
前輪部分のどちらの中高センサの出力値を用いてもよい
が、前輪のどちらが乗り上げ、又は乗り下げしても、後
輪に同様にショックを生ずることから、前輪の両車高セ
ンサゴ、2の平均値を用いてもよく、両者の内の大きい
方の値を用いてもよい。
判定される(510)。今回の処理が第1回目の処理で
あれば初期設定が行なわれ(520)、各種変数がクリ
アされ、各種フラグがリセットされる。初期設定(52
0)の後、あるいは本ルーチンの処理が2回目以降のも
のであれば判定(510)の最初の処理として、車速V
が検出される(530)。これは車速センサ250から
の信号により検出される。次に現在の車高VHF(S)
が検出される(540)。車高は右前輪部分あるいは左
前輪部分のどちらの中高センサの出力値を用いてもよい
が、前輪のどちらが乗り上げ、又は乗り下げしても、後
輪に同様にショックを生ずることから、前輪の両車高セ
ンサゴ、2の平均値を用いてもよく、両者の内の大きい
方の値を用いてもよい。
次に車高センサ1の出力値の過去の平均を求め、基準の
車高を設定する(550)。本実施例では第5図(ロ)
に示すローパスフィルタを利用したCRフィルタ回路3
05aにて平均値としての基準車高VHF (OR)を
車高センサ1の出力信号より直接求めている。車高セン
サ1がディジタル信号を出力している場合は、電子制御
回路300中にて過去に測定された車高VHF (S)
を用いて演算算出してもよい。例えば第6図(イ)にお
けるステップ540及び550の替りに、第6図〈口)
に示すごとくの処理を採用することにより実行される。
車高を設定する(550)。本実施例では第5図(ロ)
に示すローパスフィルタを利用したCRフィルタ回路3
05aにて平均値としての基準車高VHF (OR)を
車高センサ1の出力信号より直接求めている。車高セン
サ1がディジタル信号を出力している場合は、電子制御
回路300中にて過去に測定された車高VHF (S)
を用いて演算算出してもよい。例えば第6図(イ)にお
けるステップ540及び550の替りに、第6図〈口)
に示すごとくの処理を採用することにより実行される。
第6図(ロ)の処理は先ず、現車高V)−IF(S)n
を検出する(680)、次に所定演りIli位時間ta
s毎(682)に、平均値VHFa、n算出処理(68
4,686>が行なわれる。
を検出する(680)、次に所定演りIli位時間ta
s毎(682)に、平均値VHFa、n算出処理(68
4,686>が行なわれる。
ステップ684にては次に計算が行われる。
VllFa、n”((k−1)VHFa、n−1+V1
−111)、 n−1−1−Vl−IF (S) n
) /kk:平均する測定値の数 VHFa 、n :現在(n回目)算出しようとする平
均値 VHFa 、 n−1;前回(0−1回目)算出された
平均値 VHF (S)n :現在の車高測定圃VHFb 、
n−1:平均値Vf−IFa 、n算出のため、前回便
宜上算出された値 ステップ686にては上記VHFb 、nが次の計算に
て算出される。
−111)、 n−1−1−Vl−IF (S) n
) /kk:平均する測定値の数 VHFa 、n :現在(n回目)算出しようとする平
均値 VHFa 、 n−1;前回(0−1回目)算出された
平均値 VHF (S)n :現在の車高測定圃VHFb 、
n−1:平均値Vf−IFa 、n算出のため、前回便
宜上算出された値 ステップ686にては上記VHFb 、nが次の計算に
て算出される。
VHFb、n4−mod (k )(Ck−1)V)
IFa 。
IFa 。
n−1+VHFb 、 n−1+Vl−IF (S)n
)ここでmail (Δ)(B)はBをAで割った
余りの値を意味する。
)ここでmail (Δ)(B)はBをAで割った
余りの値を意味する。
上記ステップ684.686の処理は平均値を求める簡
便法であり、VHFa 、n 、VHFa 。
便法であり、VHFa 、n 、VHFa 。
ロー1及びVHFb、n−1をメモリに記憶しておくだ
けでほぼ平均値に近い値が算出できるものであり、過去
のに一1個のデータを記憶しなくともよいので、メモリ
及び計算時間の節約となる。メモリ及び計算時間に余裕
のある場合は必要な数の測定値の平均を算出してもよい
。
けでほぼ平均値に近い値が算出できるものであり、過去
のに一1個のデータを記憶しなくともよいので、メモリ
及び計算時間の節約となる。メモリ及び計算時間に余裕
のある場合は必要な数の測定値の平均を算出してもよい
。
次に第6図(イ)に戻り、平均値検出(550)の後、
サスペンション制御がオートモードにあるか否かが判定
される<560)。例えば、運転者が手動スイッチにて
オートモードを指示していなければ、本ルーチンの処理
は終了する。オートモードを指示していた場合、走行中
か否かの判断に移る(570)。車速センサ250の出
力を検出して、所定値以上であれば、走行中と判断する
。
サスペンション制御がオートモードにあるか否かが判定
される<560)。例えば、運転者が手動スイッチにて
オートモードを指示していなければ、本ルーチンの処理
は終了する。オートモードを指示していた場合、走行中
か否かの判断に移る(570)。車速センサ250の出
力を検出して、所定値以上であれば、走行中と判断する
。
走行中であれば次に現車高VHF (S)の平均中1R
VHF (CR) カラ(f)変位I Vl−IF (
S) −VHF (CR)Iが所定基準値hoを越えた
か否かが判定される(580)。変位がhO以下であれ
ば、フラグFhがリセットされる(590)。
VHF (CR) カラ(f)変位I Vl−IF (
S) −VHF (CR)Iが所定基準値hoを越えた
か否かが判定される(580)。変位がhO以下であれ
ば、フラグFhがリセットされる(590)。
フラグFt1.を変fすlがhoを越えた最初の処理で
あることを判断4るためのフラグである。
あることを判断4るためのフラグである。
変位がhoを越えたと判定された場合、タイマT1がス
タートされ、フラグl”r及びFhがセットされる。タ
イマT1は後輪のサスペンション特性を変更しておく時
間をチェックするためのタイマであり、フラグF「はタ
イマT1を第6図(ハ)に示すごとく、カウントアツプ
させるための判断をするフラグである。第6図(ハ)は
所定時間毎に繰り返し実行されるルーチンを示すフロー
チャートである。フラグFrがセットされていれば(6
90) 、タイマT1をカウントアツプする(692)
よう構成されている。
タートされ、フラグl”r及びFhがセットされる。タ
イマT1は後輪のサスペンション特性を変更しておく時
間をチェックするためのタイマであり、フラグF「はタ
イマT1を第6図(ハ)に示すごとく、カウントアツプ
させるための判断をするフラグである。第6図(ハ)は
所定時間毎に繰り返し実行されるルーチンを示すフロー
チャートである。フラグFrがセットされていれば(6
90) 、タイマT1をカウントアツプする(692)
よう構成されている。
次に第6図(イ)に戻り、ステップ610の後に後輪の
1ノ゛スペンシヨン特性が変更される(620)。サス
ペンション特性はCPU301よりアクチュエータ3d
、4dへの信号出力により弁体44bが回転し、エア
サスペンション3.4の主空気室3b 、4bと副空気
室3c 、4cとが連通して、ソフトな方向(ばね定数
の小さな方向)へ切り替る。このことにより後輪におけ
るショックを吸収することができる。逆に主空気室3b
、4bと副空気室3c 、4cとが既に連通しているよ
うな走行時において、アクチュエータ3d 、4dを駆
動し、弁体44bを回転させて連通をやめ両室間を閉塞
すればソフトからハード(ばね定数が大きな状態)へと
切り替り、操縦性、安定性を向上させることが可能とな
る。
1ノ゛スペンシヨン特性が変更される(620)。サス
ペンション特性はCPU301よりアクチュエータ3d
、4dへの信号出力により弁体44bが回転し、エア
サスペンション3.4の主空気室3b 、4bと副空気
室3c 、4cとが連通して、ソフトな方向(ばね定数
の小さな方向)へ切り替る。このことにより後輪におけ
るショックを吸収することができる。逆に主空気室3b
、4bと副空気室3c 、4cとが既に連通しているよ
うな走行時において、アクチュエータ3d 、4dを駆
動し、弁体44bを回転させて連通をやめ両室間を閉塞
すればソフトからハード(ばね定数が大きな状態)へと
切り替り、操縦性、安定性を向上させることが可能とな
る。
次に後輪のナスペンション特性変更(620)の後、後
輪が前輪で凹凸を検出した時点から、その凹凸を越える
までの時間TVを車速Vに基づいて、次の式にて篩用す
る(630)。
輪が前輪で凹凸を検出した時点から、その凹凸を越える
までの時間TVを車速Vに基づいて、次の式にて篩用す
る(630)。
Tv = (A1/V)+A2
A1:ホイールベース
A2:補正項(定数)
上記A2は車高センサ1.2の検出遅れ、後輪の凹凸乗
り越し時間等を考慮して定められる。通常の走行速度に
て凹凸がホイールベースを通過するに十分な時間をTv
として設定するなら、Tvは一定時間でもよい。
り越し時間等を考慮して定められる。通常の走行速度に
て凹凸がホイールベースを通過するに十分な時間をTv
として設定するなら、Tvは一定時間でもよい。
次に後輪のサスペンション特性を変更してから、上記ス
テップ630にて求められたTV経過したか否かがタイ
マーT1との比較によって判定される(640)。T1
が7v以下であれば、このまま本ルーチンの処理を終了
する。T1がTVを越えていると判定された場合、即ち
後輪のサスペンション特性を路面の凹凸に適合させて切
り替えた後、TV経過した場合、タイマT1はリセット
され、更にフラグFrもリセットされる(650)。
テップ630にて求められたTV経過したか否かがタイ
マーT1との比較によって判定される(640)。T1
が7v以下であれば、このまま本ルーチンの処理を終了
する。T1がTVを越えていると判定された場合、即ち
後輪のサスペンション特性を路面の凹凸に適合させて切
り替えた後、TV経過した場合、タイマT1はリセット
され、更にフラグFrもリセットされる(650)。
このため、フラグFrセット中、第6図(ハ)にて示し
たタイマT1カウントアツプ処理のステップ690にて
rNOJと判定され、タイマT1のカウントアツプが停
止される。
たタイマT1カウントアツプ処理のステップ690にて
rNOJと判定され、タイマT1のカウントアツプが停
止される。
最後に後輪の妙スペンション特性を元へ戻す処理がなさ
れる<660)。即ち、後輪におけるショックを防止す
るため、エアサスペンション3゜4の主空気室3b、4
bと副空気室3c、4cとを連通させていた場合は再度
雨空気室の空気流通路を弁体44bの回転により閉塞す
ることになる。
れる<660)。即ち、後輪におけるショックを防止す
るため、エアサスペンション3゜4の主空気室3b、4
bと副空気室3c、4cとを連通させていた場合は再度
雨空気室の空気流通路を弁体44bの回転により閉塞す
ることになる。
又、操縦性、安定性を重視してエアサスペンション3.
4の雨空気室の空気流通路を閉塞していた場合は、弁体
44bの回転により連通して元へ戻すことになる。
4の雨空気室の空気流通路を閉塞していた場合は、弁体
44bの回転により連通して元へ戻すことになる。
このようにして、前輪にて凹凸を検出した場合に、後輪
のサスペンション特性を変更して後輪側のショック防止
、あるいは操縦性、安定性を確保し、凹凸を乗り越えれ
ばサスペンション特性を元へ戻す処理がなされる。
のサスペンション特性を変更して後輪側のショック防止
、あるいは操縦性、安定性を確保し、凹凸を乗り越えれ
ばサスペンション特性を元へ戻す処理がなされる。
第7図は上述の処理の一例をタイムチャートに表わした
ものである。時点t1前においては平坦な路面を自動車
が走行している状態を示す。車高センサ1.2から得ら
れる車高VHF (S)は小さな振幅の波を描いている
。CRフィルタ回路305aから得られる平均車高VH
F (OR)は、その波を平滑した形で推移する。前輪
が路面の凹部へ落ちかかり、乗り下げ始めると、車高V
HF(S)は急激に立ち上がる。そして時点t1にてV
HF (S ) ハVHF (OR) + h Oヲ越
エフy。
ものである。時点t1前においては平坦な路面を自動車
が走行している状態を示す。車高センサ1.2から得ら
れる車高VHF (S)は小さな振幅の波を描いている
。CRフィルタ回路305aから得られる平均車高VH
F (OR)は、その波を平滑した形で推移する。前輪
が路面の凹部へ落ちかかり、乗り下げ始めると、車高V
HF(S)は急激に立ち上がる。そして時点t1にてV
HF (S ) ハVHF (OR) + h Oヲ越
エフy。
即ち、第6図に示したフローチャートのステップ580
にてl VHF (S)−VHF (CR)l >ho
と判定されることになる。この時点t1より電子制御回
路300によりエアサスペンション3.4の空気流通路
の弁体44bを駆動するアクチュエータ3d、4dへの
駆動信号の出力がなされる。
にてl VHF (S)−VHF (CR)l >ho
と判定されることになる。この時点t1より電子制御回
路300によりエアサスペンション3.4の空気流通路
の弁体44bを駆動するアクチュエータ3d、4dへの
駆動信号の出力がなされる。
この信号出力中は上記弁体44bは開放され、主空気室
3b、4bと副空気室3C,4Cとを連通させている。
3b、4bと副空気室3C,4Cとを連通させている。
そして時点t1からTv後の時点t2にて信号出力は停
止し、弁体44bは閉塞する。
止し、弁体44bは閉塞する。
この時点t1とt2との間にて、後輪は前輪にて検出さ
れた四部に乗り下げることとなる。上記アクチュエータ
3d、4dの駆動信号は開放と閉塞とが別個の信号であ
れば、時点t1において開放信号が出力され、時点t2
にては閉塞信号が出力される。
れた四部に乗り下げることとなる。上記アクチュエータ
3d、4dの駆動信号は開放と閉塞とが別個の信号であ
れば、時点t1において開放信号が出力され、時点t2
にては閉塞信号が出力される。
乗りトげの場合は車高のピークは下向きとなり、現車+
1VI−IF(S)がVHF (OR)−ho未満とな
るとアクチュエータ3d 、4dが駆動される。
1VI−IF(S)がVHF (OR)−ho未満とな
るとアクチュエータ3d 、4dが駆動される。
本例では、ショックを防止するために、乗り下げ時に主
空気室3b、4’bと副空気i3c 、4cとを各々連
通している。そのため後輪側の車高を測定した場合、通
常時の振幅より大きくなっている。逆に操縦性、安定性
を確保する場合は、連通していたちのを不通にするため
振幅は小さくなる。
空気室3b、4’bと副空気i3c 、4cとを各々連
通している。そのため後輪側の車高を測定した場合、通
常時の振幅より大きくなっている。逆に操縦性、安定性
を確保する場合は、連通していたちのを不通にするため
振幅は小さくなる。
本実施例は以上のごとく構成されているため、操縦性、
安定性の確保あるいは後輪のショック防止が可能となる
とともに、後輪が凹凸通過後には再び後輪の元のサスペ
ンション特性に戻るため凹凸ショック前と同一走行状態
を継続し得る。特に後輪のショックは後部座席ばかりで
なく前部座席にも不快な撮動を与えるため、その防止は
車両全体のショック防止にも有効で乗り心地を向上させ
る。
安定性の確保あるいは後輪のショック防止が可能となる
とともに、後輪が凹凸通過後には再び後輪の元のサスペ
ンション特性に戻るため凹凸ショック前と同一走行状態
を継続し得る。特に後輪のショックは後部座席ばかりで
なく前部座席にも不快な撮動を与えるため、その防止は
車両全体のショック防止にも有効で乗り心地を向上させ
る。
又、中途半端なサスペンション特性ではなく、凹凸のシ
ョック時と、通常時とで明確な差をもってサスペンショ
ン特性を設定できるので通常走行時の操縦性、安定性や
乗り心地性も同時に向上する。更にサスペンション特性
の設計自由度も増すこととなる。
ョック時と、通常時とで明確な差をもってサスペンショ
ン特性を設定できるので通常走行時の操縦性、安定性や
乗り心地性も同時に向上する。更にサスペンション特性
の設計自由度も増すこととなる。
次に本発明の第2実施例について説明する。第2実施例
においては第2図に示した構成に加えて車高センサが後
輪部分にも設けられており、車体と後輪との間隔も後輪
部の車高として検出される。
においては第2図に示した構成に加えて車高センサが後
輪部分にも設けられており、車体と後輪との間隔も後輪
部の車高として検出される。
検出信号は、前輪の車高センサ1.2と同様、ECU3
00に入力されている。そしてECU300にては第6
図(イ)及び第6図(ハ)の処理の替りに、第8図(イ
)、(ロ)に示す処理が行われる。第2実m例はこの処
理に特徴がある。
00に入力されている。そしてECU300にては第6
図(イ)及び第6図(ハ)の処理の替りに、第8図(イ
)、(ロ)に示す処理が行われる。第2実m例はこの処
理に特徴がある。
第8図(イ)、(ロ)の詳細について説明する。
第8図(イ)の処理は第6図(イ)同様、前輪にて路面
の凹凸を検出した場合、後輪のサスペンション特性を′
f:史し、所定時間後サスペンション特性を元に戻すが
、更に乗り越しを正確に検出し、後輪のサスペンション
特性の復帰を極力迅速にして、より一層の制゛御の適正
を期そうとするものである。
の凹凸を検出した場合、後輪のサスペンション特性を′
f:史し、所定時間後サスペンション特性を元に戻すが
、更に乗り越しを正確に検出し、後輪のサスペンション
特性の復帰を極力迅速にして、より一層の制゛御の適正
を期そうとするものである。
まず処理の初期のステップ701〜703,706.7
07については、第1実施例のステップ510〜530
,560.570と同一であるので説明は省略する。
07については、第1実施例のステップ510〜530
,560.570と同一であるので説明は省略する。
次に現在の前輪の車高VHF (S)及び平均車高VH
F (OR)が検出され(704)、更に現在の後輪の
車高VHR(S)及び平均車高VHR(CR)が検出さ
れる(705)。これら車高VHF (S)、VHR(
S)及び平均車高Vl−IF(OR)、VHR(OR)
G;を第1実施例ノステップ540.550の処理と同
一にして求められる。
F (OR)が検出され(704)、更に現在の後輪の
車高VHR(S)及び平均車高VHR(CR)が検出さ
れる(705)。これら車高VHF (S)、VHR(
S)及び平均車高Vl−IF(OR)、VHR(OR)
G;を第1実施例ノステップ540.550の処理と同
一にして求められる。
次に、オートモードであり(706)、走行中である(
707)と判定されると、フラグl”rがセットされて
いるか否かが判定される(708)。
707)と判定されると、フラグl”rがセットされて
いるか否かが判定される(708)。
フラグ「rは後輪に対する凹凸処理、即ちサスペンショ
ン特性変更処理を行っていることを示すフラグである。
ン特性変更処理を行っていることを示すフラグである。
初期設定ではリセット状態にある。
Fr−0であれば現車高VHF(S)の平均車高VHF
(CR) カ’3(7)変位I VHF (S) −
VHF (OR)lが所定基準値hQを越えたか否かが
判定される(709)。変位がho以下であれば、本ル
ーチンの処理を終了する。
(CR) カ’3(7)変位I VHF (S) −
VHF (OR)lが所定基準値hQを越えたか否かが
判定される(709)。変位がho以下であれば、本ル
ーチンの処理を終了する。
変位がhOを越えたと判定された場合、タイマT1がス
タートされ、フラグFrがセットされる。
タートされ、フラグFrがセットされる。
タイマT1は後輪のサスペンション特性を変更しておく
時間をチェックするためのタイマであり、フラグF「は
タイマT1を第8図(ロ)に示すごとく、カウントアツ
プさせるための判断をするフラグである。第8図(ロ)
は所定時間毎に繰り返し実行されるルーチンを示すフロ
ーチャートである。フラグFrがセットされていれば(
751)、タイマT1をカウントアツプする(752)
よう構成され又、後述するフラグRr2がセットされて
いれば(753)、タイマT2をカウントアツプする(
754)よう構成されている。
時間をチェックするためのタイマであり、フラグF「は
タイマT1を第8図(ロ)に示すごとく、カウントアツ
プさせるための判断をするフラグである。第8図(ロ)
は所定時間毎に繰り返し実行されるルーチンを示すフロ
ーチャートである。フラグFrがセットされていれば(
751)、タイマT1をカウントアツプする(752)
よう構成され又、後述するフラグRr2がセットされて
いれば(753)、タイマT2をカウントアツプする(
754)よう構成されている。
次に第8図(イ)に戻り、ステップ710の後に、後輪
が前輪で凹凸を検出した時点から、その凹凸を越えるま
で後輪サスペンション特性を変更するアクチュエータを
駆動しておく最小の時間(アクチュエータ最小駆e 設
定時間)Tvlを車速Vに基づいて、次の式にて算出す
る(711 )。
が前輪で凹凸を検出した時点から、その凹凸を越えるま
で後輪サスペンション特性を変更するアクチュエータを
駆動しておく最小の時間(アクチュエータ最小駆e 設
定時間)Tvlを車速Vに基づいて、次の式にて算出す
る(711 )。
TV 1←(AI/V)+A2
△1:ホイールベース
A2:?+1iEJQ(定数)
上記A2は車高センサ1,2の検出遅れ、後輪の凹凸乗
り越し時間等を考慮して定められる。通常の走行速度に
て凹凸がホイールベースを通過するに十分な時間をTv
1として設定するなら、TV1は一定時間でもよい。
り越し時間等を考慮して定められる。通常の走行速度に
て凹凸がホイールベースを通過するに十分な時間をTv
1として設定するなら、TV1は一定時間でもよい。
次に後輪が凹凸を完全に乗り越えてしまい、以後、後輪
のサスペンションを特性を変更したままにしておく必要
のない時間、即ちアクチュエータを駆動しておく最大の
時間(アクチュエータ最大駆動設定時間)Tv2を上記
アクチュエータ最小駆動設定時間Tv 1に基づいて、
次の式にて算出する(712)。
のサスペンションを特性を変更したままにしておく必要
のない時間、即ちアクチュエータを駆動しておく最大の
時間(アクチュエータ最大駆動設定時間)Tv2を上記
アクチュエータ最小駆動設定時間Tv 1に基づいて、
次の式にて算出する(712)。
TV 2’−TV 1+A3
A3:補正項(定数)
上記A3は、後輪が完全に凹凸を乗り越した時間やサス
ペンション特性を戻すアクチュエータの応答性等を考慮
して定められる。
ペンション特性を戻すアクチュエータの応答性等を考慮
して定められる。
次に、後輪のサスペンション特性が変更される(713
)。この変更処理は第1実施例のステップ620と同一
なので省略する。
)。この変更処理は第1実施例のステップ620と同一
なので省略する。
こうして本ルーチンの処理は終了する。
再度水ルーfンの処理が開始されるが、前回のステップ
709でrYEsJと判定された場合、フラグFrはセ
ットされている(710)。そのため今回は、ステップ
708にてrYEsJと判定されることになる。
709でrYEsJと判定された場合、フラグFrはセ
ットされている(710)。そのため今回は、ステップ
708にてrYEsJと判定されることになる。
こうして次に7ラグRrlがセットされているか否かが
判定される(714)。フラグRr1は後輪に設けられ
た車高センサが凹凸を検出したことを示すフラグである
。
判定される(714)。フラグRr1は後輪に設けられ
た車高センサが凹凸を検出したことを示すフラグである
。
未だ凹凸が後輪に至らず、フラグRr1は初期のリセッ
ト状態であるので、ステップ714にてはrNOJと判
定される。
ト状態であるので、ステップ714にてはrNOJと判
定される。
次に、後輪の現車高VHR(S)の平均車高VHR(O
R)7’)’らa変位I Vl−IR(S)−VHR(
OR>1が所定基準11h1を越えたか否かが判定され
る(715)。未だ後輪が凹凸に至らず変位がh1以下
であれば、次に既にステップ710の処理にてスタート
したタイマT1の値がアクチュエータ最大駆動設定時間
Tv 2を越えているか否かが判定される。(717)
。未だ越えていなければこのまま本ルーチンの処理を一
旦終了する。
R)7’)’らa変位I Vl−IR(S)−VHR(
OR>1が所定基準11h1を越えたか否かが判定され
る(715)。未だ後輪が凹凸に至らず変位がh1以下
であれば、次に既にステップ710の処理にてスタート
したタイマT1の値がアクチュエータ最大駆動設定時間
Tv 2を越えているか否かが判定される。(717)
。未だ越えていなければこのまま本ルーチンの処理を一
旦終了する。
この状態は前輪は凹凸を乗り越したが、後輪がまだその
凹凸を乗り越していない状態である。
凹凸を乗り越していない状態である。
そして、このまま時間が経過し、TI>Tv2となると
、ステップ717ではrYESJと判定されて、フラグ
Fr、Rr 1.Rr 2がリセットされ、かつタイマ
T1.T2がクリヤされる(718)。次いで後輪のサ
スペンション特性が元に戻される(719)。
、ステップ717ではrYESJと判定されて、フラグ
Fr、Rr 1.Rr 2がリセットされ、かつタイマ
T1.T2がクリヤされる(718)。次いで後輪のサ
スペンション特性が元に戻される(719)。
このようにして、後輪の車高センサにて凹凸が検出され
なくても(715)、Tv2より長時間はサスペンショ
ン特性を変更したままにせずに元に戻す処理(719)
が行われる。これは、後輪の車高センサが検出ミスを犯
したり、凹凸の原因となるものが、前輪乗り越し後、移
動したりして検出できなかったため、長期にわたって後
輪のサスペンション特性を凹凸乗り越し用に変更させて
おくことによる乗り心地や操縦性、安定性の低下を防止
するためである。
なくても(715)、Tv2より長時間はサスペンショ
ン特性を変更したままにせずに元に戻す処理(719)
が行われる。これは、後輪の車高センサが検出ミスを犯
したり、凹凸の原因となるものが、前輪乗り越し後、移
動したりして検出できなかったため、長期にわたって後
輪のサスペンション特性を凹凸乗り越し用に変更させて
おくことによる乗り心地や操縦性、安定性の低下を防止
するためである。
次に上記のような状況において、ステップ717にてT
I>TV2となる以前に後輪の車高センサが凹凸を検出
した場合を考える。
I>TV2となる以前に後輪の車高センサが凹凸を検出
した場合を考える。
この場合は、後輪の車高VHR(S)とその平均中aV
llR(CR)とは、l VHR(S) −VHR<C
P> l >hlなる関係となった状態を言う。hlは
後輪乗り越しを検出するために設定された値である。こ
うしてステップ715にて[YESJと判定され、フラ
グRr1がセットされる(716)、次にいまだTI>
Tv2であれば(717)、本処理を一旦終える。
llR(CR)とは、l VHR(S) −VHR<C
P> l >hlなる関係となった状態を言う。hlは
後輪乗り越しを検出するために設定された値である。こ
うしてステップ715にて[YESJと判定され、フラ
グRr1がセットされる(716)、次にいまだTI>
Tv2であれば(717)、本処理を一旦終える。
次に再度、処理がはじまると、Rr1=1であるので、
ステップ714にてrYESJと判定され、フラグRr
2がセットされているか否かが判定される<720>。
ステップ714にてrYESJと判定され、フラグRr
2がセットされているか否かが判定される<720>。
フラグRr2は後輪車高が、l VHR(S)−VHR
(CR)l <Δhなる関係を満足した状態を示すフラ
グである。ただし、hl>Δhなる関係にあり、Δhは
、l VHR(5)−Vl−IR(CR)1がΔhを下
まわれば、後輪のサスペンション特性を元へ戻すべき状
況を判定する基準となるものである。
(CR)l <Δhなる関係を満足した状態を示すフラ
グである。ただし、hl>Δhなる関係にあり、Δhは
、l VHR(5)−Vl−IR(CR)1がΔhを下
まわれば、後輪のサスペンション特性を元へ戻すべき状
況を判定する基準となるものである。
ココテ、いまだ1vHR(S)−VHR(CR)1〈Δ
hの状態となっていなレプれば、ステップ720にては
rNOJと判定され、続くステップ721にTは1vl
−(R(S)−VHR(CR)l<Δhの判断を求める
のであるからrNOJと判定され、ステップ717にて
いまだT1>Tv2でなければ、本処理を一旦終える。
hの状態となっていなレプれば、ステップ720にては
rNOJと判定され、続くステップ721にTは1vl
−(R(S)−VHR(CR)l<Δhの判断を求める
のであるからrNOJと判定され、ステップ717にて
いまだT1>Tv2でなければ、本処理を一旦終える。
この後、一旦h1を越えて上昇した後輪の車高の変位量
I VHR(S)−VHR(CR)lが61未満となる
までは、処理はステップ701〜708.714,72
0,721.717を経て終了する過程を繰り返す。た
だしT1≦Tv2である限りという条件を満足している
場合であり、TI>TV2となればステップ717にて
直ちにrYEsJと判定されて、後輪のサスペンション
特性は元へ戻る(719)。
I VHR(S)−VHR(CR)lが61未満となる
までは、処理はステップ701〜708.714,72
0,721.717を経て終了する過程を繰り返す。た
だしT1≦Tv2である限りという条件を満足している
場合であり、TI>TV2となればステップ717にて
直ちにrYEsJと判定されて、後輪のサスペンション
特性は元へ戻る(719)。
次にl VHR(S)−VHR(CR)lが低下し、6
1未満となった場合、ステップ721にてrYESJと
判定され、タイマT2がスタートし、フラグRr2がセ
ットされる。タイマT2は後輪が凹凸乗り越え後、時間
ΔT後に後輪のサスペンション特性を元へ戻すために設
けられている。
1未満となった場合、ステップ721にてrYESJと
判定され、タイマT2がスタートし、フラグRr2がセ
ットされる。タイマT2は後輪が凹凸乗り越え後、時間
ΔT後に後輪のサスペンション特性を元へ戻すために設
けられている。
こうして処理が再度ステップ720に来た際、Rr 2
=1であるのでrYEsJと判定され、タイマT2がΔ
王を越えているか否かが判定される(723)。越えて
いなければステップ717へ移り、いまだT1≦Tv2
であれば、後輪のサスペンション特性は元へは戻らない
。
=1であるのでrYEsJと判定され、タイマT2がΔ
王を越えているか否かが判定される(723)。越えて
いなければステップ717へ移り、いまだT1≦Tv2
であれば、後輪のサスペンション特性は元へは戻らない
。
この後、T2>6丁となれば、ステップ723にてrY
ESJと判定され、念のため誤検出や、連続した他の凹
凸の検出とまちがえて、制御が不適当とならないにう、
ステップ724にてTI>Tv 1か否かを確認し、r
YEsJであれば、ステップ718と支テップ719と
を処理して後輪のサスペンション特性が元に戻ることと
なる。ステップ724にUT1≦Tv 1であれば、サ
スペンション特性は元へ戻すと、直後に凹凸が後輪を通
過する恐れがあるので、rNOJと判定して、元へ戻さ
ず処理を終了する。
ESJと判定され、念のため誤検出や、連続した他の凹
凸の検出とまちがえて、制御が不適当とならないにう、
ステップ724にてTI>Tv 1か否かを確認し、r
YEsJであれば、ステップ718と支テップ719と
を処理して後輪のサスペンション特性が元に戻ることと
なる。ステップ724にUT1≦Tv 1であれば、サ
スペンション特性は元へ戻すと、直後に凹凸が後輪を通
過する恐れがあるので、rNOJと判定して、元へ戻さ
ず処理を終了する。
上述した処理をタイミングチャートに表わすと第9図の
ようになる。(a)は前輪車高のタイミングチャート、
(b)はアクチュエータ駆動信号のタイミングチャート
、(C)は後輪車高のタイミングチャートを表わす。こ
こでは路面凹所への乗り下げを例示している。
ようになる。(a)は前輪車高のタイミングチャート、
(b)はアクチュエータ駆動信号のタイミングチャート
、(C)は後輪車高のタイミングチャートを表わす。こ
こでは路面凹所への乗り下げを例示している。
時点t11に7前輪中高VHF (S)がVHF(OR
>+hOの値を越えると、その時点からアクチュエータ
駆動信号が出力されサスペンション特性が例えば操縦性
、安定性を維持するため、ハードな方向へ変更される。
>+hOの値を越えると、その時点からアクチュエータ
駆動信号が出力されサスペンション特性が例えば操縦性
、安定性を維持するため、ハードな方向へ変更される。
又、この時点で車速ホイールベース、アクチュエータの
応答時間等を考慮して、時間Tv 1及びTV 2が設
定される。TV1はアクチュエータ最小駆動設定時間で
ある。
応答時間等を考慮して、時間Tv 1及びTV 2が設
定される。TV1はアクチュエータ最小駆動設定時間で
ある。
即ちアクチュエータ駆動信号出力の継続時間の最小の時
間を定めるもので、上記時点t11からTvlの間は必
ずアクチュエータ駆動信号出力を継続していなくてはな
らないことを示すものである。
間を定めるもので、上記時点t11からTvlの間は必
ずアクチュエータ駆動信号出力を継続していなくてはな
らないことを示すものである。
これは運転状況から考えて、時点t11から7v1の時
点t12後でなければ、後輪が凹所に出合わないと考え
られるからである。
点t12後でなければ、後輪が凹所に出合わないと考え
られるからである。
又、TV 2はアクチュエータ最大駆動設定時間である
。即ちアクチュエータ駆動信号出力の継続時間の最大の
時間を定めるもので、上記時点t11からTv2の時点
t13以前に必ず後輪が時点t11にて前輪で検出され
た凹所を通過していることを示すものである。 。
。即ちアクチュエータ駆動信号出力の継続時間の最大の
時間を定めるもので、上記時点t11からTv2の時点
t13以前に必ず後輪が時点t11にて前輪で検出され
た凹所を通過していることを示すものである。 。
本例にては時点t12後の時点t21にて後輪の車高V
HR(S ) カVHR(CR) + h 1 ヲ越え
、その後、時点t22にTVHR(OR)+61未満の
値となったため、後輪の振動がおさまる時間を考慮して
時点t22から時間6丁経過の時点t23にてアクチュ
エータ駆動信号の出力が終了している。
HR(S ) カVHR(CR) + h 1 ヲ越え
、その後、時点t22にTVHR(OR)+61未満の
値となったため、後輪の振動がおさまる時間を考慮して
時点t22から時間6丁経過の時点t23にてアクチュ
エータ駆動信号の出力が終了している。
他の状況として、時点t13まで検出ミス等の何らかの
理由で後輪で凹所を検出しなかった場合、アクチュエー
タ駆動信号は時点t13が最大の継続時間であるので、
時点13で出力を終える。例え時点t11〜t13の間
で後輪にて凹所を検出しても時点t22あるいは時点t
23が時点t13後となるようであればやはり、時点t
13にて信号は終了する。
理由で後輪で凹所を検出しなかった場合、アクチュエー
タ駆動信号は時点t13が最大の継続時間であるので、
時点13で出力を終える。例え時点t11〜t13の間
で後輪にて凹所を検出しても時点t22あるいは時点t
23が時点t13後となるようであればやはり、時点t
13にて信号は終了する。
逆に時点t21〜t23がt11〜t12内に納まった
場合は、誤検出等が考慮され、少なくとも時点t12ま
ではアクチュエータ駆動信号が継続され時点t12にて
信号が終了する。
場合は、誤検出等が考慮され、少なくとも時点t12ま
ではアクチュエータ駆動信号が継続され時点t12にて
信号が終了する。
本実施例によれば、後輪のサスペンション特性を元へ戻
す所定時間をアクチュエータ最小駆動設定時間Tv 1
と最大駆動設定時間Tv 2との2種設けるとともに、
後輪の車高検出の時点により、Tv 1とTv 2とを
使いわけ、場合によって後輪の凹凸検出時点に応じて、
後輪のサスペンション特性を元に戻すよう制御している
。そのため続けて異なる凹凸を乗り越す場合や検出ミス
の場合等にもより、適切、精密な後輪サスペンション特
性の制御が可能となるものである。
す所定時間をアクチュエータ最小駆動設定時間Tv 1
と最大駆動設定時間Tv 2との2種設けるとともに、
後輪の車高検出の時点により、Tv 1とTv 2とを
使いわけ、場合によって後輪の凹凸検出時点に応じて、
後輪のサスペンション特性を元に戻すよう制御している
。そのため続けて異なる凹凸を乗り越す場合や検出ミス
の場合等にもより、適切、精密な後輪サスペンション特
性の制御が可能となるものである。
前述した第1及び第2実施例において、車高センサ1.
2が前輪車高検出手段MSに該当し、ECLJ300に
おける処理が判定手段M4、後輪サスペンション特性変
更手段M6及び復帰手段M7における各種処理部分に該
当し、又、後輪のエア1Lスペンション3.4が後輪サ
スペンション特性変更手段M6及び復帰手段M7の内、
サスペンション特性そのものを操作する部分に該当する
。
2が前輪車高検出手段MSに該当し、ECLJ300に
おける処理が判定手段M4、後輪サスペンション特性変
更手段M6及び復帰手段M7における各種処理部分に該
当し、又、後輪のエア1Lスペンション3.4が後輪サ
スペンション特性変更手段M6及び復帰手段M7の内、
サスペンション特性そのものを操作する部分に該当する
。
+Kt述した第1及び第2実施例では主空気至3b41
)と副空気室3c、4cとは、連通有無の制御を行なっ
たが、弁体44bの通気路70と74とを使い分ければ
、車高の変位に応じて中間的なサスペンション特性に制
御することができる。
)と副空気室3c、4cとは、連通有無の制御を行なっ
たが、弁体44bの通気路70と74とを使い分ければ
、車高の変位に応じて中間的なサスペンション特性に制
御することができる。
又、空気ばね装置14のかわりに、エアサスペンション
364内に設けられているショックアブソーバ3a。4
aをそのコントロール7−ム20をアクチコT−タ3d
、4dにて弁体44bとは別間に操1ヤし、減衰力を変
更するよう辷してもよい。又、ばね定数と減衰力との両
者を変更してもよい。例えば、後輪のショック防止であ
ればショックアブソーバ3a 、4aの減衰力をアクチ
ュエータ3d、4dによって小さくすることにより達成
でき、又操縦性、安定性を重視すれば逆に減衰力を大き
くすることにより達成できる。
364内に設けられているショックアブソーバ3a。4
aをそのコントロール7−ム20をアクチコT−タ3d
、4dにて弁体44bとは別間に操1ヤし、減衰力を変
更するよう辷してもよい。又、ばね定数と減衰力との両
者を変更してもよい。例えば、後輪のショック防止であ
ればショックアブソーバ3a 、4aの減衰力をアクチ
ュエータ3d、4dによって小さくすることにより達成
でき、又操縦性、安定性を重視すれば逆に減衰力を大き
くすることにより達成できる。
前述した第1及び第2実施例では平均車高VHF(CR
)と現車高VHF(S)との差が±h。
)と現車高VHF(S)との差が±h。
の範囲を越えたか否かにより、サスペンション特性の変
更の判定を行なったが、この他に車高VHF(S)の変
化速度、加速度あるいは振幅にて判定してもよい。速度
、加速度による判定は前輪の凹凸乗り越しの初期状態が
判明するので、迅速に対処でき、又、振幅の場合は特に
操縦性、安定性を重視する場合に有効である。
更の判定を行なったが、この他に車高VHF(S)の変
化速度、加速度あるいは振幅にて判定してもよい。速度
、加速度による判定は前輪の凹凸乗り越しの初期状態が
判明するので、迅速に対処でき、又、振幅の場合は特に
操縦性、安定性を重視する場合に有効である。
次に、エアサスペンション以外で、後輪サスペンション
特性変更手段として用いられるものの他の例を挙げる。
特性変更手段として用いられるものの他の例を挙げる。
まず第1例として第10図(イ)、(ロ)にサスペンシ
ョンのアッパコントロールアームやロアコントロールア
ームの如き棒状サスペンション部材の連結部に用いられ
るブツシュの剛性を変更させる機構を有することにより
、サスペンション特性を変更できる構成を示す。剛性の
変更は、ブツシュにおけるばね定数、減衰力を変更する
ことを意味する。
ョンのアッパコントロールアームやロアコントロールア
ームの如き棒状サスペンション部材の連結部に用いられ
るブツシュの剛性を変更させる機構を有することにより
、サスペンション特性を変更できる構成を示す。剛性の
変更は、ブツシュにおけるばね定数、減衰力を変更する
ことを意味する。
第10図(イ)は棒状サスペンション部材の連結部を示
す縦断面図、第10図(ロ)は第10図(イ)の線B−
8による断面図である。これらの図に於て、901は軸
線902に沿って延在し中空孔903を有するコントロ
ールアームを示している。コントロールアーム901の
一端には軸線902に垂直な軸線904を有し、孔90
5を有するスリーブ906が孔905の周りにて溶接に
より固定されている。スリーブ906内には孔907を
右する外筒908が圧入によって固定されている。外筒
908内には該外筒と同心に内筒909が配首されC(
13す、外筒908と内筒909との間には防振ゴム製
のブツシュ910が介装されている。ブツシュ910は
外筒908と共働して軸線902に沿う互いに対向する
位置に軸線904の周りに円弧状に延在する空洞部91
1及び912を郭定してJ3す、これにより軸線902
に沿う方向の剛性を比較的低い値に設定されている。
す縦断面図、第10図(ロ)は第10図(イ)の線B−
8による断面図である。これらの図に於て、901は軸
線902に沿って延在し中空孔903を有するコントロ
ールアームを示している。コントロールアーム901の
一端には軸線902に垂直な軸線904を有し、孔90
5を有するスリーブ906が孔905の周りにて溶接に
より固定されている。スリーブ906内には孔907を
右する外筒908が圧入によって固定されている。外筒
908内には該外筒と同心に内筒909が配首されC(
13す、外筒908と内筒909との間には防振ゴム製
のブツシュ910が介装されている。ブツシュ910は
外筒908と共働して軸線902に沿う互いに対向する
位置に軸線904の周りに円弧状に延在する空洞部91
1及び912を郭定してJ3す、これにより軸線902
に沿う方向の剛性を比較的低い値に設定されている。
コントロール7−ム901の中空孔903は軸線902
に沿って往復動可能にピストン部材913を支持するシ
リンダを構成している。ピストン部材913と中空孔9
03の壁面との間はシール部材914によりシールされ
ている。ピストン部材913の一端には空洞部911の
内壁面915と密に当接するよう軸線904の周りに湾
曲し軸線904に沿って延在する当接板916が固定さ
れている。
に沿って往復動可能にピストン部材913を支持するシ
リンダを構成している。ピストン部材913と中空孔9
03の壁面との間はシール部材914によりシールされ
ている。ピストン部材913の一端には空洞部911の
内壁面915と密に当接するよう軸線904の周りに湾
曲し軸線904に沿って延在する当接板916が固定さ
れている。
コントロールアーム901の他端も第10図(イ)及び
第10図(ロ)に示された構造と同一の構造にて構成さ
れており、ピストン部材913と、コントロールアーム
901の他端に嵌合する図には示されていないピストン
部材との間にはシリンダ室917が郭定されている。シ
リンダ室917はコントロールアーム901に設けられ
たねじ孔918により外部と連通されている。ねじ孔9
18には一端979にて図示せぬオイル圧発生源に接続
された導管921の他端922に固定されたニップル9
23がねじ込まれており、これによりシリンダ室917
にはオイルの圧力が供給されるように構成されている。
第10図(ロ)に示された構造と同一の構造にて構成さ
れており、ピストン部材913と、コントロールアーム
901の他端に嵌合する図には示されていないピストン
部材との間にはシリンダ室917が郭定されている。シ
リンダ室917はコントロールアーム901に設けられ
たねじ孔918により外部と連通されている。ねじ孔9
18には一端979にて図示せぬオイル圧発生源に接続
された導管921の他端922に固定されたニップル9
23がねじ込まれており、これによりシリンダ室917
にはオイルの圧力が供給されるように構成されている。
シリンダ室917内のオイルの圧力が比較的低いIL4
F +よ、ビス1〜ン部材913を図にて下方へ押F
(りる力も小さく、ピストン部材913は当接板916
がブツシュ910の内壁面915に軽く当接した図示の
位置に保持され、これによりブツシュ910の軸1’2
902に沿う方向の剛性は比較的低くなっている。これ
に対しシリンダ室917内のオイルの圧力が比較的高い
場合は、ピストン部+4913が図にて左方へ駆動され
、当接板916がブツシュ910の内壁面915を押圧
し、ブツシュ910の当接板916と内筒909との間
の部分が圧縮変形されるので、ブツシュ910の軸線9
02に沿う方向の剛性が増大される。
F +よ、ビス1〜ン部材913を図にて下方へ押F
(りる力も小さく、ピストン部材913は当接板916
がブツシュ910の内壁面915に軽く当接した図示の
位置に保持され、これによりブツシュ910の軸1’2
902に沿う方向の剛性は比較的低くなっている。これ
に対しシリンダ室917内のオイルの圧力が比較的高い
場合は、ピストン部+4913が図にて左方へ駆動され
、当接板916がブツシュ910の内壁面915を押圧
し、ブツシュ910の当接板916と内筒909との間
の部分が圧縮変形されるので、ブツシュ910の軸線9
02に沿う方向の剛性が増大される。
後輪と車体との間に、このような棒状サスペンション部
材が設けられて゛いるので、後輪サスペンション特性の
変更は、シリンダ室907内のオイル圧を圧力制御弁等
のアクチュエータで調整することにより行なわれる。即
ち、電子制御回路300からの指示によりオイル圧が高
くなれば、ブツシュ910の剛性が高くなり、サスベン
シミン特性は減衰力が高くなるとともに、ばね定数が高
くなり、操縦性、安定性を向上させることができ、逆に
オイル圧が低くなれば、後輪でのショックを低減させる
ことができる。
材が設けられて゛いるので、後輪サスペンション特性の
変更は、シリンダ室907内のオイル圧を圧力制御弁等
のアクチュエータで調整することにより行なわれる。即
ち、電子制御回路300からの指示によりオイル圧が高
くなれば、ブツシュ910の剛性が高くなり、サスベン
シミン特性は減衰力が高くなるとともに、ばね定数が高
くなり、操縦性、安定性を向上させることができ、逆に
オイル圧が低くなれば、後輪でのショックを低減させる
ことができる。
次に第2例として第11図(イ)、(ロ)に、同様な作
用のあるブツシュの他の構成を示す。
用のあるブツシュの他の構成を示す。
第11図(イ)はブツシュ組立体として内筒及び外筒と
一体に構成されたブツシュを示す長手方向断面図、第1
1図(ロ)は第11図(イ)の線C−Cによる断面図で
ある。
一体に構成されたブツシュを示す長手方向断面図、第1
1図(ロ)は第11図(イ)の線C−Cによる断面図で
ある。
ブツシュ1005の内部には軸線1003の周りに均等
に隔置された位置にて軸ml 003に沿って延在する
四つの伸縮自在な中空袋体1010が埋設されており、
該中空袋体により軸線1003の周りに均等に隔置され
た軸線1003に沿って延在する四つの室空間1o11
が郭定されている。各中空袋体1010はその一端にて
同じくブツシュ1005内に埋設された口金1012の
一端にクランプ1013により固定されており、各室空
間1o11は口金1012によりブツシュ1005の外
部と連通されている。口金1012の他端にはクランプ
1014によりホース1015の一端が連結固定されて
いる。各ホース1015の他端は図には示されていない
が圧力制御弁等のアクチュエータを経て圧縮空気供給源
に連通接続されており、これにより各室空間1011内
に制御された空気圧を導入し得るよ°うになっている。
に隔置された位置にて軸ml 003に沿って延在する
四つの伸縮自在な中空袋体1010が埋設されており、
該中空袋体により軸線1003の周りに均等に隔置され
た軸線1003に沿って延在する四つの室空間1o11
が郭定されている。各中空袋体1010はその一端にて
同じくブツシュ1005内に埋設された口金1012の
一端にクランプ1013により固定されており、各室空
間1o11は口金1012によりブツシュ1005の外
部と連通されている。口金1012の他端にはクランプ
1014によりホース1015の一端が連結固定されて
いる。各ホース1015の他端は図には示されていない
が圧力制御弁等のアクチュエータを経て圧縮空気供給源
に連通接続されており、これにより各室空間1011内
に制御された空気圧を導入し得るよ°うになっている。
電子制御回路300によりアクチュエータを作動させる
と、各室空間1011内の空気圧を変化させることがで
き、これによりブツシュの剛性を無段階に変化させるこ
とができる。こうして前輪のショック検出後にブツシュ
の剛性を硬軟適宜に変化させることができる。
と、各室空間1011内の空気圧を変化させることがで
き、これによりブツシュの剛性を無段階に変化させるこ
とができる。こうして前輪のショック検出後にブツシュ
の剛性を硬軟適宜に変化させることができる。
次に第12図〈イ)〜(ト)に第3例としてのスタビラ
イザの構成を示す。
イザの構成を示す。
第12図(イ)は自動車の車軸式リアサスペンションに
組み込まれたトーションバ一式スタビライプを示す解図
的斜視図、第12図(ロ)及び第12図(ハ)はそれぞ
れ第12図(イ)に示された例の賞品をそれぞれ非連結
状態及び連結状態にて示す拡大部分縦断面図、第12図
(ニ)は第12図(ロ)及び第12図(ハ)に示された
要部をクラッチを除去した状態にて示す斜視図、第12
図(ホ)は第12図(ニ)に示された要部を上方より見
た平面図である。
組み込まれたトーションバ一式スタビライプを示す解図
的斜視図、第12図(ロ)及び第12図(ハ)はそれぞ
れ第12図(イ)に示された例の賞品をそれぞれ非連結
状態及び連結状態にて示す拡大部分縦断面図、第12図
(ニ)は第12図(ロ)及び第12図(ハ)に示された
要部をクラッチを除去した状態にて示す斜視図、第12
図(ホ)は第12図(ニ)に示された要部を上方より見
た平面図である。
これらの図に於て、1101は車輪1102に連結され
た車軸1103を回転可能に支持するアクスルハウジン
グを示している。アクスルハウジング1101には車幅
方向に隔置された位置にて一対のブラケット1104及
び1105が固定されており、これらのブラケットによ
り図には示されていないゴムブツシュを介して本例によ
るトーションバ一式スタビライザ1106がアクスルハ
ウジング1101に連結されている。
た車軸1103を回転可能に支持するアクスルハウジン
グを示している。アクスルハウジング1101には車幅
方向に隔置された位置にて一対のブラケット1104及
び1105が固定されており、これらのブラケットによ
り図には示されていないゴムブツシュを介して本例によ
るトーションバ一式スタビライザ1106がアクスルハ
ウジング1101に連結されている。
スタビライザ1106は車輌の右側に配設されたスタビ
ライザライト1107と車輌の左側に配設されたスタビ
ライザレフト1108とよりなっており、スタビライザ
ライト1107及びスタビライザレフト1108は連結
装置1109により選択的に互いに一体的に連結される
ようになっている。ロッド部1110.1112のそれ
ぞれのアーム部1111.1113とは反対側の端部1
114.1115には軸線1116に沿って延在する突
起1117及び孔1118が形成されている。これらの
突起及び孔にはそれぞれ互いに螺合する雄ねじ及び−1
ねじが設けられており、これにヨリ口y t’61$1
110.11124を軸$111116の周りに相対的
に回転可能に互いに接続されている。アーム部1111
.1113の先端はそれぞれリンク1119.1120
により車輌のサイドフレーム1121.1122に固定
されたブラケット1123.1124に連結されている
。
ライザライト1107と車輌の左側に配設されたスタビ
ライザレフト1108とよりなっており、スタビライザ
ライト1107及びスタビライザレフト1108は連結
装置1109により選択的に互いに一体的に連結される
ようになっている。ロッド部1110.1112のそれ
ぞれのアーム部1111.1113とは反対側の端部1
114.1115には軸線1116に沿って延在する突
起1117及び孔1118が形成されている。これらの
突起及び孔にはそれぞれ互いに螺合する雄ねじ及び−1
ねじが設けられており、これにヨリ口y t’61$1
110.11124を軸$111116の周りに相対的
に回転可能に互いに接続されている。アーム部1111
.1113の先端はそれぞれリンク1119.1120
により車輌のサイドフレーム1121.1122に固定
されたブラケット1123.1124に連結されている
。
連結装置1109は筒状をなすクラッチ1125と、ロ
ッド部1110の一端1114に設けられクラッチ11
25を軸線1116の周りに相対回転不能に且軸線11
16に沿って往復動可能に支持するクラッチガイド11
26と、ロッド部1112の!11部1115に設けら
れクラッチ1125を軸線1116の周りに相対回転不
能に受けるクラッチレシーバ1127とを含んでいる。
ッド部1110の一端1114に設けられクラッチ11
25を軸線1116の周りに相対回転不能に且軸線11
16に沿って往復動可能に支持するクラッチガイド11
26と、ロッド部1112の!11部1115に設けら
れクラッチ1125を軸線1116の周りに相対回転不
能に受けるクラッチレシーバ1127とを含んでいる。
第12図(へ)及び第12図(ト)に示されている如(
、クラッチ1125の内周面は軸線1116の両側にて
互いに対向し軸線1116に沿って平行に延在する平面
1128.1129と、これらの平面を軸線1116に
対し互いに対向した位置にて接続する円筒面1130.
”1131とよりなっている。これに対応して、クラッ
チガイド1126の外周面は軸線1116の両側にて互
いに対向し軸[11116に沿って平行に延在する平面
1132.1133と、これらの平面を軸線1116に
対し互いに対向した位置にて接続する円筒面1134.
1135とよりなっている。同様にクラッチレシーバ1
127の外周面は軸ml 116の両側にて互いに対向
し軸線1116に沿って平行に延在する平面1136.
1137と、これらの平面を軸線1116に対し互いに
対向した位置にて接続する円筒面1138.1139と
よりなっている。
、クラッチ1125の内周面は軸線1116の両側にて
互いに対向し軸線1116に沿って平行に延在する平面
1128.1129と、これらの平面を軸線1116に
対し互いに対向した位置にて接続する円筒面1130.
”1131とよりなっている。これに対応して、クラッ
チガイド1126の外周面は軸線1116の両側にて互
いに対向し軸[11116に沿って平行に延在する平面
1132.1133と、これらの平面を軸線1116に
対し互いに対向した位置にて接続する円筒面1134.
1135とよりなっている。同様にクラッチレシーバ1
127の外周面は軸ml 116の両側にて互いに対向
し軸線1116に沿って平行に延在する平面1136.
1137と、これらの平面を軸線1116に対し互いに
対向した位置にて接続する円筒面1138.1139と
よりなっている。
クラッチガイド1126の平面1132.1133はク
ラッチ1125の平面1129.1128と常時係合し
ており、クラッチ1125が第12図(ハ)に示された
位置にあるときには、クラッチレシーバ1127の平面
1136.1137もそれぞれクラッチ1125の平面
1129.1128に係合し、これによりスタビライザ
ライト1107とスタビライザレフト1108とが軸線
1116の周りに相対回転不能に一体的に連結されるよ
うになっている。特にクラッチレシーバ1127の平面
1136.1137のスタビライザライト1107の側
の端部には面取り1140J!伊1141が施されてお
り、これによりロッド部1110.1112が軸線11
16の周りに互いに僅かに相対回転した状態にある場合
に於ても、クラッチ1125が第12図(0)に示され
た位置より第12図(ハ)に示された位置まで移動する
ことができ、これによりスタビライザライト1107と
スタビライザレフト1108とがそれらのアーム部11
11.1113が同一平面内に存在する状態にて互いに
一体的に連結されるようになっている。
ラッチ1125の平面1129.1128と常時係合し
ており、クラッチ1125が第12図(ハ)に示された
位置にあるときには、クラッチレシーバ1127の平面
1136.1137もそれぞれクラッチ1125の平面
1129.1128に係合し、これによりスタビライザ
ライト1107とスタビライザレフト1108とが軸線
1116の周りに相対回転不能に一体的に連結されるよ
うになっている。特にクラッチレシーバ1127の平面
1136.1137のスタビライザライト1107の側
の端部には面取り1140J!伊1141が施されてお
り、これによりロッド部1110.1112が軸線11
16の周りに互いに僅かに相対回転した状態にある場合
に於ても、クラッチ1125が第12図(0)に示され
た位置より第12図(ハ)に示された位置まで移動する
ことができ、これによりスタビライザライト1107と
スタビライザレフト1108とがそれらのアーム部11
11.1113が同一平面内に存在する状態にて互いに
一体的に連結されるようになっている。
クラッチ1125は電子制御回路300により制御され
るアクチュエータ1142により軸線1116に沿って
往復動されるようになっている。
るアクチュエータ1142により軸線1116に沿って
往復動されるようになっている。
アクチュエータ1142は図には示されていないディフ
ァレンシャルケーシングに固定された油圧式のピストン
−シリンダ装[1143と、第12図(ト)に示されて
いる如く、クラッチ1125の外周面に形成された溝1
144.1145に係合するアーム部1146.114
7を有し、ピストン−シリンダ装置1143のピストン
ロッド1148に連結されたシフトフォーク1149と
よりなっている。
ァレンシャルケーシングに固定された油圧式のピストン
−シリンダ装[1143と、第12図(ト)に示されて
いる如く、クラッチ1125の外周面に形成された溝1
144.1145に係合するアーム部1146.114
7を有し、ピストン−シリンダ装置1143のピストン
ロッド1148に連結されたシフトフォーク1149と
よりなっている。
電子制御回路300の指示によりアクチュエータ114
2がクラッチ1125を第12図(ハ)に示された位置
にもたらせば、スタビライザライト1107とスタビラ
イザレフト1108とが一体的に連結され、これにより
スタビライザ1016がその機構を発揮し得る状態にも
たらされることにより、ローリングを低減し、操縦性、
安定性が向上できる。又、アクチュエータ1142がク
ラッチ1125を第12図(ロ)に示された位置にもた
らせば、スタビライザライト1107とスタビライザレ
フト1108とが軸線1116の周りに互いに相対的に
回転し得る状態にもたらされ、これにより車輌のショッ
ク、特に片輪のみのショック低減や、重り心地性が向上
できる。
2がクラッチ1125を第12図(ハ)に示された位置
にもたらせば、スタビライザライト1107とスタビラ
イザレフト1108とが一体的に連結され、これにより
スタビライザ1016がその機構を発揮し得る状態にも
たらされることにより、ローリングを低減し、操縦性、
安定性が向上できる。又、アクチュエータ1142がク
ラッチ1125を第12図(ロ)に示された位置にもた
らせば、スタビライザライト1107とスタビライザレ
フト1108とが軸線1116の周りに互いに相対的に
回転し得る状態にもたらされ、これにより車輌のショッ
ク、特に片輪のみのショック低減や、重り心地性が向上
できる。
次に第131.図(イ)、(ロ)に第4例として、他の
スタビライザの例を示す。
スタビライザの例を示す。
本例のスタビライザバ一式の組立体131oは第13図
(イ)に示すように、第1のスタビライザバー1318
と第2のスタビライザバー1320とを備える。第1の
スタビライザバーは本体部1322とアーム部1323
とを有している。
(イ)に示すように、第1のスタビライザバー1318
と第2のスタビライザバー1320とを備える。第1の
スタビライザバーは本体部1322とアーム部1323
とを有している。
本体部1322は一対の取付金具1324によって中休
に、その軸線のまわりをねじり可能に取り付けられてい
る。
に、その軸線のまわりをねじり可能に取り付けられてい
る。
第2のスタビライザバー1320は第13図(ロ)に示
寸ように、中空状に形成され、第1のスタビライザバー
1318の本体部1322を貫通させる。この第2のス
タビライザバー1320は一対の取付金具1324の内
方に配置され、第1のスタビライザバー1318を接続
及び切り離し可能である。図示の例では、スプール13
28を固着したピストン1330が第2のスタビライザ
バー1320の内部の一方の端部に、シール部材133
2によって液密とされた状態で滑動可能に配置されてい
る。このスプール1328はシール部材1334によっ
て液密とされ、第2のスタビライザバー1320から外
部へ突出している。
寸ように、中空状に形成され、第1のスタビライザバー
1318の本体部1322を貫通させる。この第2のス
タビライザバー1320は一対の取付金具1324の内
方に配置され、第1のスタビライザバー1318を接続
及び切り離し可能である。図示の例では、スプール13
28を固着したピストン1330が第2のスタビライザ
バー1320の内部の一方の端部に、シール部材133
2によって液密とされた状態で滑動可能に配置されてい
る。このスプール1328はシール部材1334によっ
て液密とされ、第2のスタビライザバー1320から外
部へ突出している。
スプール1328はピストン1330に近接してスプラ
イン1336を有し、他方、第2のスタビライザバー1
320はスプライン1336にかみ合い可能なスプライ
ン1338を一方の端部に有する。
イン1336を有し、他方、第2のスタビライザバー1
320はスプライン1336にかみ合い可能なスプライ
ン1338を一方の端部に有する。
スプール1328は外部へ突出している端部の内側に更
にスプライン1340を有する。
にスプライン1340を有する。
第1のスタビライザバー1318の本体部1322に、
スプライン1342によって結合されたカップラ134
4が取り付けられている。このカップラ1344はスプ
ール1328に対向する端部に、スプライン1340に
かみ合い可能なスプライン1346を何する。カップラ
1344は図示の例では、ゴムのブツシュ1345を介
して取付金具1324に結合されており、ブツシュ13
45を変形さけることによって、本体部1322がねじ
り変形するように構成されている。カップラ1344の
取付位置は、スプール1328が左方向へ移動し、スプ
ライン1336がスプライン1338にかみ合ったとき
、スプライン1340がスプライン1346にかみ合う
ことができる位置である。2つのスプライン1340.
1346をダストから保護するしゃばら状のブーツ13
47が第2のスタビライザバー1320とカップラ13
44との間に設けられている。
スプライン1342によって結合されたカップラ134
4が取り付けられている。このカップラ1344はスプ
ール1328に対向する端部に、スプライン1340に
かみ合い可能なスプライン1346を何する。カップラ
1344は図示の例では、ゴムのブツシュ1345を介
して取付金具1324に結合されており、ブツシュ13
45を変形さけることによって、本体部1322がねじ
り変形するように構成されている。カップラ1344の
取付位置は、スプール1328が左方向へ移動し、スプ
ライン1336がスプライン1338にかみ合ったとき
、スプライン1340がスプライン1346にかみ合う
ことができる位置である。2つのスプライン1340.
1346をダストから保護するしゃばら状のブーツ13
47が第2のスタビライザバー1320とカップラ13
44との間に設けられている。
第2のスタビライザバー1320の、ピストン1330
をはさんだ両側となる部位に2つのボート1348.1
350を設け、各ボートに圧力流体を導くことができる
ように配管し、使用に供する。
をはさんだ両側となる部位に2つのボート1348.1
350を設け、各ボートに圧力流体を導くことができる
ように配管し、使用に供する。
いま、ボート1350に圧力制御弁等のアクチコエータ
を介して圧力流体を導くと、ピストン1330はスプー
ル1328と共に左方向へ移動し、スプライン1336
がスプライン1338に、またスプライン1340がス
プライン1346にそれぞれかみ合う。この結果、第1
及び第2のスタビライザバー1318.1320は接続
状態とな7す、スタビライザバー組立体の剛性は大きく
なる。
を介して圧力流体を導くと、ピストン1330はスプー
ル1328と共に左方向へ移動し、スプライン1336
がスプライン1338に、またスプライン1340がス
プライン1346にそれぞれかみ合う。この結果、第1
及び第2のスタビライザバー1318.1320は接続
状態とな7す、スタビライザバー組立体の剛性は大きく
なる。
逆にボート1348に圧力流体を導くと、ピストン13
30は右方向へ移動するので、各スプラインのかみ合い
は解放され、スタビライザバー組立体の剛性は第1のス
タビライザバー1318の剛性のみとなる。
30は右方向へ移動するので、各スプラインのかみ合い
は解放され、スタビライザバー組立体の剛性は第1のス
タビライザバー1318の剛性のみとなる。
次に第14図(イ)〜(ハ)に第5例として、他のスタ
ビライプの例を示す。
ビライプの例を示す。
本例のスタビライザ1410は第14図(イ)の概略平
面図に示される。ここで1411は車輪、1412はサ
スペンションアームである。本体1414と、一対のア
ーム1416と、伸長手段1418とを備える。
面図に示される。ここで1411は車輪、1412はサ
スペンションアームである。本体1414と、一対のア
ーム1416と、伸長手段1418とを備える。
丸棒状の本体1414は、車体の幅方向へ間隔をおいて
配置される一対のリンク1420の軸受部1421に貫
通され、この軸受部1421に対してその軸線の回りを
ねじり可能に支持されている。リンク1420の上方の
端部にある別の軸受部1422は、車体1424に溶接
したブラケット1426に通されたビン1428によっ
て、回動可能に支持されている。この結果、本体141
4は車体の幅方向へ配置され、車体に対してねじり可能
となっている。
配置される一対のリンク1420の軸受部1421に貫
通され、この軸受部1421に対してその軸線の回りを
ねじり可能に支持されている。リンク1420の上方の
端部にある別の軸受部1422は、車体1424に溶接
したブラケット1426に通されたビン1428によっ
て、回動可能に支持されている。この結果、本体141
4は車体の幅方向へ配置され、車体に対してねじり可能
となっている。
一対のアーム1416は図示の例では、平棒によって形
成されており、その第1の端部1430は本体1414
の各端部に、ボルト及びナツト1432によって、垂直
軸線の回りを回動可能に接続されている。第、2の端部
1431はこの端部1430から車体の前後方向へ間隔
をおいて配置される。ここで@後方向とは、斜めの場合
を含む。
成されており、その第1の端部1430は本体1414
の各端部に、ボルト及びナツト1432によって、垂直
軸線の回りを回動可能に接続されている。第、2の端部
1431はこの端部1430から車体の前後方向へ間隔
をおいて配置される。ここで@後方向とは、斜めの場合
を含む。
伸長手段1418はアーム1416の第2の端部143
1を車体の幅方向へ変位させる。図示の例では、伸長手
段1418はパワーシリンダによって構成されている。
1を車体の幅方向へ変位させる。図示の例では、伸長手
段1418はパワーシリンダによって構成されている。
パワーシリンダは第14図(ハ)に示すように、シリン
ダ1434と、このシリンダ1434内に液密状態で滑
動可能に配置されるピストン1436と、このピストン
1436に一端で連なり、他端がシリンダ1434から
外部へ突出するピストンロッド1438と、ピストン1
436をピストンロッド1438が縮む方向へ偏倚する
圧縮ばね1440とを備える。ピストン14360所定
以上の1m4f4はピストンに固定されたストッパ14
42によって抑止される。
ダ1434と、このシリンダ1434内に液密状態で滑
動可能に配置されるピストン1436と、このピストン
1436に一端で連なり、他端がシリンダ1434から
外部へ突出するピストンロッド1438と、ピストン1
436をピストンロッド1438が縮む方向へ偏倚する
圧縮ばね1440とを備える。ピストン14360所定
以上の1m4f4はピストンに固定されたストッパ14
42によって抑止される。
シリンダ1434は、ピストンロッド1438が車体の
幅方向の外方に位置することとなるように、サスペンシ
ョンアーム1412に固定される。
幅方向の外方に位置することとなるように、サスペンシ
ョンアーム1412に固定される。
そして、ピストンロッド1438の外部へ突出している
端部1439にアーム1416の第2の端部1431が
、ボルト及びナツト1432によって、垂直軸線の回り
を回動可能に接続される。
端部1439にアーム1416の第2の端部1431が
、ボルト及びナツト1432によって、垂直軸線の回り
を回動可能に接続される。
シリンダ1434の、圧縮ばね1440が位置する側と
は反対側の液室1444にフレキシブルホース1446
の一端が接続されている。このフレキシブルホース14
46の他端を圧力制御弁等のアクチュエータを介して圧
力発生部(図示せず)に接続されている。
は反対側の液室1444にフレキシブルホース1446
の一端が接続されている。このフレキシブルホース14
46の他端を圧力制御弁等のアクチュエータを介して圧
力発生部(図示せず)に接続されている。
電子制御回路300の指示に応じたアクチュエータの状
態により、パワーシリンダの液室1444に圧力の供給
がなければ、アーム1416の第2の端部1431は第
14図(イ)に示すように内方に位r7する。そのため
、スタビライザのホイールレートは低い。
態により、パワーシリンダの液室1444に圧力の供給
がなければ、アーム1416の第2の端部1431は第
14図(イ)に示すように内方に位r7する。そのため
、スタビライザのホイールレートは低い。
アクチュエータが作動し、パワーシリンダの液室144
4に圧力の供給があると、ピストン1436に圧力が働
き、圧縮ばね1440に抗してビス1−ンロツド143
8が押し出されるので、アーム1416の第2の端部1
431は第14図(イ)に仮想線で示すように外方へ押
し出され、スタビライザのアーム比が大きくなって、ロ
ーリングに対する剛性が上がることとなる。
4に圧力の供給があると、ピストン1436に圧力が働
き、圧縮ばね1440に抗してビス1−ンロツド143
8が押し出されるので、アーム1416の第2の端部1
431は第14図(イ)に仮想線で示すように外方へ押
し出され、スタビライザのアーム比が大きくなって、ロ
ーリングに対する剛性が上がることとなる。
次に第6例として、第15図(イ)、(ロ)にスタビラ
イザとロアコントロールアームとの連結装置の構成を示
す。
イザとロアコントロールアームとの連結装置の構成を示
す。
第15図(イ)は本考案による車輌用スタビライザの連
結!!i置が組込まれたウィツシュボーン式サスペンシ
ョンを示す部分正面図、第15図(ロ)は第15図(イ
)に示された連結装置を示す拡大断面図である。これら
の図において、1501はナックル1503により回転
自在に担持された車輪を示している。ナックル1503
はそれぞれ上端にて枢軸1505によりアッパコントロ
ールアーム1507の一端に枢着されており、またそれ
ぞれ下端にて枢軸1509によりロアコントロールアー
ム1511の一端に枢着されている。アッパコントロー
ルアーム1507及びロアコントロールアーム1511
はそれぞれ枢軸1513及び枢軸1515により車輌の
クロスメンバ1517に枢着されている。
結!!i置が組込まれたウィツシュボーン式サスペンシ
ョンを示す部分正面図、第15図(ロ)は第15図(イ
)に示された連結装置を示す拡大断面図である。これら
の図において、1501はナックル1503により回転
自在に担持された車輪を示している。ナックル1503
はそれぞれ上端にて枢軸1505によりアッパコントロ
ールアーム1507の一端に枢着されており、またそれ
ぞれ下端にて枢軸1509によりロアコントロールアー
ム1511の一端に枢着されている。アッパコントロー
ルアーム1507及びロアコントロールアーム1511
はそれぞれ枢軸1513及び枢軸1515により車輌の
クロスメンバ1517に枢着されている。
また図において、1518は車幅方向に配設されたコの
字状のスタビライザを示している。スタビライザ151
8はその中央ロッド部1519にて図には示されていな
いゴムブツシュを介してブラケット1522により車体
1524にその軸線の回りに回動自在に連結されている
。スタビライザ1518のアーム部1520の先端15
20aはそれぞれ本考案による連結装置1525により
ロアコントロールアーム1511の一端に近接した位置
に連結されている。
字状のスタビライザを示している。スタビライザ151
8はその中央ロッド部1519にて図には示されていな
いゴムブツシュを介してブラケット1522により車体
1524にその軸線の回りに回動自在に連結されている
。スタビライザ1518のアーム部1520の先端15
20aはそれぞれ本考案による連結装置1525により
ロアコントロールアーム1511の一端に近接した位置
に連結されている。
第15図(ロ)に詳細に示されている如く、連設装置1
525はシリンダーピストン装置1526を含んでいる
。シリンダーピストン装置1526は互に共働して二つ
のシリンダ室1527及び1528を郭定するピストン
152つとシリンダ1530とよりなっている。シリン
ダ1530はピストン1529を軸l11531に沿っ
て往復動可能に受けるインナシリンダ1532と、イン
ナシリンダ1532に対し実質的に同心に配置されたア
ウタシリンダ1533と、インナシリンダ及びアウタシ
リンダの両端を閉じるエンドキャップ部材1534.1
535とよりなっている。ピストン1529は本体15
36と、一端にて本体1536を担持しエンドキャップ
部材1534及びスタビライザ1518のアーム部15
20の先端1520aに設けられた孔1538を貫通し
て軸線1531に沿って延在するピストンロッド153
7とよりなっている。
525はシリンダーピストン装置1526を含んでいる
。シリンダーピストン装置1526は互に共働して二つ
のシリンダ室1527及び1528を郭定するピストン
152つとシリンダ1530とよりなっている。シリン
ダ1530はピストン1529を軸l11531に沿っ
て往復動可能に受けるインナシリンダ1532と、イン
ナシリンダ1532に対し実質的に同心に配置されたア
ウタシリンダ1533と、インナシリンダ及びアウタシ
リンダの両端を閉じるエンドキャップ部材1534.1
535とよりなっている。ピストン1529は本体15
36と、一端にて本体1536を担持しエンドキャップ
部材1534及びスタビライザ1518のアーム部15
20の先端1520aに設けられた孔1538を貫通し
て軸線1531に沿って延在するピストンロッド153
7とよりなっている。
ピストンロッド1537に形成された肩部1539と先
端1520aとの間にはゴムブツシュ1540及びこれ
を保持するリテーナ1541が介装されており、ピスト
ン0ツド1537の先端にねじ込まれたナツト1542
と先端1520aとの間にはゴムブツシュ1543及び
リテーナ1544が介装されており、これによりピスト
ンロッド1537はスタビライザ1518のアーム部1
520の先端1520aに緩衝連結されている。
端1520aとの間にはゴムブツシュ1540及びこれ
を保持するリテーナ1541が介装されており、ピスト
ン0ツド1537の先端にねじ込まれたナツト1542
と先端1520aとの間にはゴムブツシュ1543及び
リテーナ1544が介装されており、これによりピスト
ンロッド1537はスタビライザ1518のアーム部1
520の先端1520aに緩衝連結されている。
エンドキャップ部材1535にはロアコントロールアー
ム1511に形成された孔1545を貫通して軸115
31に沿って延在するロッド1546が固定されている
。エンドキャップ部材1535とロアコントロールアー
ム1511との間にはゴムブツシュ1547及びこれを
保持するリテーナ1548が介装されており、ロッド1
546の先端にねじ込まれたナツト1549とロアコン
ト0−ルアーム1511との間にはゴムブツシュ155
0及びこれを保持するリテーナ1551が介装されてお
り、これによりロッド1546はロアコントロールアー
ム1511に緩衝連結されている。
ム1511に形成された孔1545を貫通して軸115
31に沿って延在するロッド1546が固定されている
。エンドキャップ部材1535とロアコントロールアー
ム1511との間にはゴムブツシュ1547及びこれを
保持するリテーナ1548が介装されており、ロッド1
546の先端にねじ込まれたナツト1549とロアコン
ト0−ルアーム1511との間にはゴムブツシュ155
0及びこれを保持するリテーナ1551が介装されてお
り、これによりロッド1546はロアコントロールアー
ム1511に緩衝連結されている。
インナシリンダ1532にはそれぞれエンドキャップ部
材1534.1535に近接した位置にて貫通孔155
2.1553が設けられている。
材1534.1535に近接した位置にて貫通孔155
2.1553が設けられている。
エンドキャップ部材1534にはインナシリンダ153
2とアウタシリンダ1533との間にて軸111531
に沿って延在しインナシリンダ1532及びアウタシリ
ンダ1533に密着する突起1554が一体的に形成さ
れている。突起1554には一端にで貫通孔1552に
整合し他端にてインナシリンダ1532とアウタシリン
ダ1533との間の環状空間1555に開口する内部通
路1.556が形成されている。こうして貫通孔155
2、内部通路1556、環状空間1555及び貫通孔1
553は二つのシリンダ室1527.1528を相互に
連通接続する通路手段を郭定している。尚環状空間15
55の一部には空気が封入されており、シリンダ室15
27.152B、内部通路1556、環状空間1555
の一部にはオイルが封入されており、ピストン1529
がシリンダ1530に対し相対変位することにより生ず
るピストンロッド1537のシリンダ内の体積変化が環
状空間1555に封入された空気の圧縮、膨張により補
償されるようになっている。
2とアウタシリンダ1533との間にて軸111531
に沿って延在しインナシリンダ1532及びアウタシリ
ンダ1533に密着する突起1554が一体的に形成さ
れている。突起1554には一端にで貫通孔1552に
整合し他端にてインナシリンダ1532とアウタシリン
ダ1533との間の環状空間1555に開口する内部通
路1.556が形成されている。こうして貫通孔155
2、内部通路1556、環状空間1555及び貫通孔1
553は二つのシリンダ室1527.1528を相互に
連通接続する通路手段を郭定している。尚環状空間15
55の一部には空気が封入されており、シリンダ室15
27.152B、内部通路1556、環状空間1555
の一部にはオイルが封入されており、ピストン1529
がシリンダ1530に対し相対変位することにより生ず
るピストンロッド1537のシリンダ内の体積変化が環
状空間1555に封入された空気の圧縮、膨張により補
償されるようになっている。
内部通路1556の連通は常開の電磁開閉弁1557に
より選択的に制御されるようになっている。電磁開閉弁
1557は内部にソレノイド1558を有し一端にてア
ウタシリンダ1533に固定されたハウジング1559
と、ハウジング1559内に軸線1560に沿って往復
動可能に配置されたコア1561と、該コアを第15図
(ロ)で見て右方へ付勢する圧縮コイルばね1562と
よりなっている。コア”1561の一端には弁要素15
63が一体的に形成されており、該弁要素1563は突
起1554に内部通路1556を横切って形成された孔
1564に選択的に嵌入するようになっている。
より選択的に制御されるようになっている。電磁開閉弁
1557は内部にソレノイド1558を有し一端にてア
ウタシリンダ1533に固定されたハウジング1559
と、ハウジング1559内に軸線1560に沿って往復
動可能に配置されたコア1561と、該コアを第15図
(ロ)で見て右方へ付勢する圧縮コイルばね1562と
よりなっている。コア”1561の一端には弁要素15
63が一体的に形成されており、該弁要素1563は突
起1554に内部通路1556を横切って形成された孔
1564に選択的に嵌入するようになっている。
こうして電子制御回路300の指示によりソレノイド1
558に通電が行なわれていない時には、コア1561
が圧縮コイルばね1562により図にて右方へ付勢され
ることにより、図示の如く開弁して内部通路1556の
連通を許し、一方、電子制御回路300の指示により、
ソレノイド1558に通電が行なわれるとコア1561
が圧縮コイルばね1562のばね力に抗して図にて左方
へ駆動され弁要階1563が孔1564に嵌入すること
により、内部通路1556の連通を遮断するようになっ
ている。
558に通電が行なわれていない時には、コア1561
が圧縮コイルばね1562により図にて右方へ付勢され
ることにより、図示の如く開弁して内部通路1556の
連通を許し、一方、電子制御回路300の指示により、
ソレノイド1558に通電が行なわれるとコア1561
が圧縮コイルばね1562のばね力に抗して図にて左方
へ駆動され弁要階1563が孔1564に嵌入すること
により、内部通路1556の連通を遮断するようになっ
ている。
上述の如く構成された連結装置において、N磁開閉弁1
557のソレノイド1558に通電が行なわれることに
より、電磁開閉弁が閉弁され、これによりシリンダ室1
527.1528の間の連通が遮断され、二つのシリン
ダ至内のオイルが内部通路1556等を経て相互に流動
することが阻止され、これによりピストン1529はシ
リンダ1530に対し軸線1531に沿って相対的に変
位することが阻止され、これによりスタビライザ151
8がその本来の機能を発揮し得る状態にもたらされるの
で、車両のローリングが抑制されて片輪乗り上げ、乗り
下げ時の車両の操縦性、安定性が向上される。
557のソレノイド1558に通電が行なわれることに
より、電磁開閉弁が閉弁され、これによりシリンダ室1
527.1528の間の連通が遮断され、二つのシリン
ダ至内のオイルが内部通路1556等を経て相互に流動
することが阻止され、これによりピストン1529はシ
リンダ1530に対し軸線1531に沿って相対的に変
位することが阻止され、これによりスタビライザ151
8がその本来の機能を発揮し得る状態にもたらされるの
で、車両のローリングが抑制されて片輪乗り上げ、乗り
下げ時の車両の操縦性、安定性が向上される。
また、ソレノイド1558に通電しなければ、電11r
M閉弁1557は第15図(ロ)に示されている如き開
弁状態に維持され、これにより二つのシリンダ室152
7.1528内のオイルが内部通路1556等を経て相
互に自由に流動し得るので、ピストン1529はシリン
ダ153oに対し相対的に自由に遊動することができ、
これによりスタビライザ1518の左右両方のアーム部
の先端はそれぞれ対応するロアコントロールアーム15
11に対し相対的に遊動することができるので、スタビ
ライザはその機能を発揮せず、これにより後輪のショッ
クが低減でき、乗り心地性が十分に確保される。
M閉弁1557は第15図(ロ)に示されている如き開
弁状態に維持され、これにより二つのシリンダ室152
7.1528内のオイルが内部通路1556等を経て相
互に自由に流動し得るので、ピストン1529はシリン
ダ153oに対し相対的に自由に遊動することができ、
これによりスタビライザ1518の左右両方のアーム部
の先端はそれぞれ対応するロアコントロールアーム15
11に対し相対的に遊動することができるので、スタビ
ライザはその機能を発揮せず、これにより後輪のショッ
クが低減でき、乗り心地性が十分に確保される。
[発明の効果1
本発明の後輪のサスペンション制till装置は、前輪
にて所定範囲外の車高データを検出したとき、後輪のサ
スペンション特性を変更している。そのため、路面の単
発的な凹凸に対処でき、後輪に生ずるシミツクの低減や
後輪の凹凸乗り越え以後の操縦性、安定性の維持を図る
ことが可能となった。
にて所定範囲外の車高データを検出したとき、後輪のサ
スペンション特性を変更している。そのため、路面の単
発的な凹凸に対処でき、後輪に生ずるシミツクの低減や
後輪の凹凸乗り越え以後の操縦性、安定性の維持を図る
ことが可能となった。
又、凹凸ショック時と通常時とで各状態に適合したサス
ペンション特性が設定でき、通常走行時の操縦性、安定
性や乗り心地性も同時に向上する。
ペンション特性が設定でき、通常走行時の操縦性、安定
性や乗り心地性も同時に向上する。
更にサスペンション特性の自由度も増す。これらのこと
より副次的に振動、騒音防止の効果も生ずる。
より副次的に振動、騒音防止の効果も生ずる。
第1図は本発明の基本的内容を示す構成図、第2図は本
発明の第1実施例を示すシステム構成図、第3図(イ)
は本実施例に用いられるエアサスペンションの主要部断
面図、第3図(ロ)はそのA−へ断面図、第4図は電子
制御回路を説明するためのブロック図、第5図(イ)は
ディジタルの車高センサ13号入力回路を示すブロック
図、第5図(ロ)はアナログの車高センサ信号入力回路
を示すブロック図、第6図(イ)は電子#1II111
回路にて実行される処理の70−チ1r−ト、第6図(
ロ)は平均m算出処理部分を示すフローチャート、第6
図(ハ)はタイマカウントアツプのフローチャート、第
7図は本実施例の制御における前後輪車高とアクチュエ
ータ駆動信号とのタイミングチャート、第8図(イ)は
第2実施例における処理のフローチャート、第8図(ロ
)はそのタイマカウントアツプのフローチャート、第9
図は本実施例の制御における前後輪車高とアクチュエー
タ駆動信号とのタイミングチャート、第10図〜第15
図はサスペンション特性を変更させる他の装置の例を示
し、第10図(イ)は第1例の縦断面図1、−c断面図
、第12図(イ)は第3例の使用状態の斜視図、第12
図(ロ)と(ハ)とは各々第3例の拡大部分縦断面図、
第12図(ニ)は要部斜視図、第12図(ホ)はその平
面図、第12図(へ)は第12図(ロ)におけるD−D
断面図、第12図(ト〉はE−E断面図、第13図(イ
)は第4例の斜視図、第13図(ロ)はその部分拡大縦
断面図、第14図(イ)は第5例の概略平面図、第14
図(0)はその部分説明図、第14図(ハ)は伸長手段
の断面図、第15図(イ)は第6例の使用状態を示す部
分正面図、第15図(ロ)はその連結装置の拡大断面図
である。 M3 ・・・前輪車高検出手段 M4 ・・・判定手段 M6 ・・・後輪サスペンション特性変更手段M7 ・
・・復帰手段 1.2・・・車高センサ 3〜6・・・エアサスペンション 250・・・巾″iMセンサ 300・・・1学制御回路
発明の第1実施例を示すシステム構成図、第3図(イ)
は本実施例に用いられるエアサスペンションの主要部断
面図、第3図(ロ)はそのA−へ断面図、第4図は電子
制御回路を説明するためのブロック図、第5図(イ)は
ディジタルの車高センサ13号入力回路を示すブロック
図、第5図(ロ)はアナログの車高センサ信号入力回路
を示すブロック図、第6図(イ)は電子#1II111
回路にて実行される処理の70−チ1r−ト、第6図(
ロ)は平均m算出処理部分を示すフローチャート、第6
図(ハ)はタイマカウントアツプのフローチャート、第
7図は本実施例の制御における前後輪車高とアクチュエ
ータ駆動信号とのタイミングチャート、第8図(イ)は
第2実施例における処理のフローチャート、第8図(ロ
)はそのタイマカウントアツプのフローチャート、第9
図は本実施例の制御における前後輪車高とアクチュエー
タ駆動信号とのタイミングチャート、第10図〜第15
図はサスペンション特性を変更させる他の装置の例を示
し、第10図(イ)は第1例の縦断面図1、−c断面図
、第12図(イ)は第3例の使用状態の斜視図、第12
図(ロ)と(ハ)とは各々第3例の拡大部分縦断面図、
第12図(ニ)は要部斜視図、第12図(ホ)はその平
面図、第12図(へ)は第12図(ロ)におけるD−D
断面図、第12図(ト〉はE−E断面図、第13図(イ
)は第4例の斜視図、第13図(ロ)はその部分拡大縦
断面図、第14図(イ)は第5例の概略平面図、第14
図(0)はその部分説明図、第14図(ハ)は伸長手段
の断面図、第15図(イ)は第6例の使用状態を示す部
分正面図、第15図(ロ)はその連結装置の拡大断面図
である。 M3 ・・・前輪車高検出手段 M4 ・・・判定手段 M6 ・・・後輪サスペンション特性変更手段M7 ・
・・復帰手段 1.2・・・車高センサ 3〜6・・・エアサスペンション 250・・・巾″iMセンサ 300・・・1学制御回路
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 車体と車輪との間にサスペンションを備えた車両の
後輪のサスペンション制御装置において、前輪と車体と
の間隔を車高として検出する前輪車高検出手段と、 上記車高検出手段の検出値から得られる車高データが所
定範囲外であるか否かを判定する判定手段と、 上記判定手段により車高データが所定範囲外であると判
定されると、後輪のサスペンション特性を変更する後輪
サスペンション特性変更手段と、上記判定手段により車
高データが所定範囲外であると判定された時より所定時
間後、上記後輪サスペンション特性変更手段により変更
されたサスペンション特性を元へ戻す復帰手段と、 を備えたことを特徴とする後輪のサスペンション制御装
置。 2 車高検出手段の検出値から得られる車高データが、
平均車高からの変位量である特許請求の範囲第1項記載
の後輪のサスペンション制御装置。 3 車高検出手段の検出値から得られる車高データが、
車高の変位速度である特許請求の範囲第1項記載の後輪
のサスペンション制御装置。 4 車高検出手段の検出値から得られる車高データが、
車高の変位加速度である特許請求の範囲第1項記載の後
輪のサスペンション制御装置。 5 車高検出手段の検出値から得られる車高データが、
車高振動の振幅である特許請求の範囲第1項記載の後輪
のサスペンション制御装置。 6 復帰手段における所定時間が、車速に応じて設定さ
れる特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれか記載の
後輪のサスペンション制御装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59276515A JPS61150807A (ja) | 1984-12-25 | 1984-12-25 | 後輪のサスペンシヨン制御装置 |
DE8585116485T DE3577296D1 (de) | 1984-12-25 | 1985-12-23 | Regelungsvorrichtung fuer hinterradaufhaengung. |
US06/812,801 US4725072A (en) | 1984-12-25 | 1985-12-23 | Rear wheel suspension controller |
EP85116485A EP0186183B1 (en) | 1984-12-25 | 1985-12-23 | Rear wheel suspension controller |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59276515A JPS61150807A (ja) | 1984-12-25 | 1984-12-25 | 後輪のサスペンシヨン制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61150807A true JPS61150807A (ja) | 1986-07-09 |
Family
ID=17570543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59276515A Pending JPS61150807A (ja) | 1984-12-25 | 1984-12-25 | 後輪のサスペンシヨン制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61150807A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5963218A (ja) * | 1982-09-30 | 1984-04-10 | Hino Motors Ltd | エアサスペンシヨン装置 |
JPS59149804A (ja) * | 1983-02-14 | 1984-08-27 | Nissan Motor Co Ltd | 悪路検出装置 |
-
1984
- 1984-12-25 JP JP59276515A patent/JPS61150807A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5963218A (ja) * | 1982-09-30 | 1984-04-10 | Hino Motors Ltd | エアサスペンシヨン装置 |
JPS59149804A (ja) * | 1983-02-14 | 1984-08-27 | Nissan Motor Co Ltd | 悪路検出装置 |
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