JPS6114943Y2 - - Google Patents

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JPS6114943Y2
JPS6114943Y2 JP12256679U JP12256679U JPS6114943Y2 JP S6114943 Y2 JPS6114943 Y2 JP S6114943Y2 JP 12256679 U JP12256679 U JP 12256679U JP 12256679 U JP12256679 U JP 12256679U JP S6114943 Y2 JPS6114943 Y2 JP S6114943Y2
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JP
Japan
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crawler
guide
metal
shoe
guide protrusions
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JP12256679U
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JPS5639382U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、無端帯状ゴム製クローラシユーに、
そのクローラシユーの長手方向適当間隔おきに芯
金の基部を埋設し、かつ、前記芯金の夫々には、
クローラシユー内周面よりも内方側に突出する左
右一対のガイド突起を形成してあるゴムクローラ
に関する。
一般にクローラとしては、金属製のものとゴム
製のものがあり、前者においては推進性に優れる
反面、舗装面での作業走行に際し舗装面を傷める
ために使用できない欠点があり、他方、後者にお
いては舗装面においても支障無く使用できる利点
を有しており、一長一短であるが、金属製クロー
ラを備えるものとゴムクローラを備えるもので
は、その走行装置における駆動輪体の歯部形状、
およびガイド輪体の位置が異つていて、従来で
は、両クローラを適宜付け換える事ができないも
のであつた。
すなわち、従来の金属製クローラは、第1図に
示すように、シユープレート6に連設したシユー
リンク6aどうしをピン16により連結したもの
が一般に多用されており、作業車に備えられた駆
動輪体としての駆動用スプロケツト3は、その谷
部に前記ピン16が係合されるように形成されて
いる。
他方、従来のゴムクローラは、第4図に示すよ
うに、金属製クローラの駆動用スプロケツト3と
は谷部19aの形状が全く異なるゴムクローラ用
の駆動用スプロケツト19に対して、その歯部1
9bが芯金基部22に入り込むように設計され、
金属製クローラの駆動用スプロケツト3への適用
については全く配慮されていない。したがつて、
金属製クローラに代えてゴムクローラを作業車に
取付ける場合、駆動用スプロケツトも同時に交換
しなければならない。
さらに、従来のゴムクローラは、第4図に示す
ように、ガイド輪体20がクローラシユー21に
対して転動するように構成されており、他方、第
1図に示した金属製クローラにおいては、ガイド
輪体5がシユーリンク6aの上縁に対して転動す
るように構成されている。したがつて、従来、金
属製クローラに代えてゴムクローラを作業車に取
付ける場合、駆動用スプロケツト3,19と、多
数のガイド輪体5,20とを併せ交換しなければ
ならない不便さがあつた。
本考案の目的は、ゴムクローラに簡単な構造改
良を施こすことで、走行駆動装置に金属製クロー
ラの駆動輪体およびガイド輪体を取付けたまま
で、それらの駆動輪体およびガイド輪体を用いて
駆動することが可能なゴムクローラを得ることで
ある。
上記目的を達成するための本考案の特徴とする
構成は、無端帯状のゴム製クローラシユーに、そ
のクローラシユーの長手方向適当間隔おきに芯金
の基部を埋設し、かつ、前記芯金の夫々には、ク
ローラシユーの内周面よりも内方側に突出する左
右一対のガイド突起を形成してあるゴムクローラ
において、前記ガイド突起の対向間隔毎に、金属
製クローラ用に構成された走行駆動装置の駆動輪
体に噛合する係止部を設けるとともに、前記クロ
ーラシユーの内周面よりも内方側に突出した各ガ
イド突起の頂部は、金属製クローラのシユーリン
クの内周縁に接当して案内するためのガイド輪体
に対する案内面を構成すべく、前記係止部よりも
クローラシユーの内方側に突出し、かつ、前記各
ガイド突起のクローラシユーの長手方向における
頂部長さは、クローラシユーの長手方向で相隣る
隣接ガイド突起どうしの間隔よりも大であるよう
に設定されているとともに、前記各ガイド突起の
前記頂部長さと前記隣接ガイド突起どうしの前記
間隔とは、夫々前記駆動輪体に巻掛け状態で前記
クローラシユーが支障なく屈曲し得る程度の長さ
および間隔に設定されている点にあり、かかる構
成による作用効果は次の通りである。
すなわち、金属製クローラの駆動輪体に噛合す
る係合部を備えさせるとともに、芯金のガイド突
起の頂部を、前記係合部よりもクローラシユーの
内方側へ突出させ、かつ、各ガイド突起の頂部長
さを隣接ガイドどうしの間隔よりも大きくし、か
つ駆動輪体に巻掛け状態でクローラシユーが支障
なく屈曲し得る程度の頂部長さと突起間間隔にし
てあるから、それらのガイド突起どうしの間隔が
小さくなり、あたかもリンクプレートと同様な連
続的なクローラとなり、従つて、ゴムクローラで
ありながら金属製クローラとして必要な駆動のた
めに構造上の条件を備えたものであり、これによ
つて金属製クローラを駆動するために設けられて
いる走行駆動装置の駆動輪体やガイド輪体を交換
する必要なくゴムクローラを装着することがで
き、作業車が舗装路面を走行する際などのゴムク
ローラの装着を迅速、かつ、簡単に行えることが
できるに至つた。
以下に、本考案の実施例を図面の記載に基いて
説明する。
バツクホウや運搬車等に装備するクローラ走行
駆動装置1を構成するに、トラツクフレーム2の
一端側に駆動輪体3を設けると共に、他端側に緊
張用遊転輪体4を設け、かつ両輪体3,4間にク
ローラ案内用のガイド輪体5・・を設けたもので
あり、通常は前記各輪体3,4,5・・にわたつ
て金属クローラを第1図に示すように巻回してあ
る。
第2図及び第3図は、本考案に係るゴムクロー
ラ7を示し、このゴムクローラ7を前記金属製ク
ローラに代えて輪体3,4,5・・に巻回し、そ
の付け換えにより、舗装面での作業走行を、舗装
面を傷める事無く行えるように構成するものであ
り、以下にその具体的構造を説明する。
即ち、外周面にその長手方向に所定間隔をへだ
ててラグ8・・を突設してあるゴム製クローラシ
ユー9に、その長手方向に、前記駆動輪体3のス
プロケツト歯部10・・のピツチに相当する間隔
をへだてた状態で左右一対のガイド突起11,1
1が突出されるべく芯金12・・の基部13をク
ローラシユー9の肉厚部に埋設すると共に、芯金
12・・の基部13・・の外方に位置する状態で
補強線材14・・を埋設して構成してある。
前記左右ガイド突起11,11にわたると共に
基部13に連なる状態で前記駆動輪体3に対する
係止部15を一体連設し、その係止部15の突出
先端側を円曲面形状にし、前記金属製クローラ6
におけるリンクピン16に相当する部分を形成し
てあり、隣り合う係止部15,15間にスプロケ
ツト歯部10を嵌入すると共にいずれか一方の係
止部15に接当係止させるべく構成してある。
そして、前記ガイド突起11,11の頂部は、
前記係止部15よりさらにクローラシユー9の内
方側へ突出させてあつて、前記ガイド輪体5・・
に対する案内面Sを構成するように突出高さを定
めてある。また、相隣る隣接ガイド突起11,1
1どうしのクローラシユー9長手方向での間隔
は、前記ガイド輪体5・・を滑らかに案内するよ
うに極力狭めてあり、具体的には、第2,3図に
示すように、各ガイド突起11,11のクローラ
シユー9の長手方向における頂部長さよりも小さ
く、駆動輪体3に巻き掛け状態でクローラシユー
9が支障なく屈曲し得る程度の長さおよび間隔に
設定してある。
図中17は、芯金12・・夫々の左右突起部1
1,11間に穿設形成した泥抜き穴であり、それ
に連ねてクローラシユー9に穿設形成した泥抜き
穴18を通じ、ゴムクローラ7の巻回下部に入り
込んだ泥土を排出していくためのものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るゴムクローラの実施例を示
し、第1図は走行駆動装置に金属製クローラを巻
回した状態を示す一部切欠全体斜視図、第2図は
要部の断面図、第3図は一部切欠斜視図、第4図
は従来のゴムクローラを示す概略断面図である。 3……駆動輪体、5……ガイド輪体、6a……
金属製クローラのシユーリンク、7……ゴムクロ
ーラ、9……クローラシユー、11……ガイド突
起、12……芯金、15……係止部、S……案内
面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 無端帯状ゴム製クローラシユー9に、そのクロ
    ーラシユー9の長手方向適当間隔おきに芯金1
    2・・の基部を埋設し、かつ、前記芯金12・・
    の夫々には、クローラシユー9の内周面よりも内
    方側に突出する左右一対のガイド突起11,11
    を形成してあるゴムクローラにおいて、前記ガイ
    ド突起11,11の対向間隔毎に、金属製クロー
    ラ用に構成された走行駆動装置の駆動輪体3に噛
    合する係止部15を設けるとともに、前記クロー
    ラシユー9の内周面よりも内方側に突出した各ガ
    イド突起11,11の頂部は、金属製クローラの
    シユーリンク6a・・の内周縁に接当して案内す
    るためのガイド輪体5・・に対する案内面Sを構
    成すべく、前記係止部15よりもクローラシユー
    9の内方側に突出し、かつ前記各ガイド突起1
    1,11のクローラシユー9の長手方向における
    頂部長さは、クローラシユー9の長手方向で相隣
    る隣接ガイド突起11,11どうしの間隔よりも
    大であるように設定されているとともに、前記各
    ガイド突起11,11の前記頂部長さと前記隣接
    ガイド突起11,11どうしの前記間隔とは、
    夫々前記駆動輪体3に巻掛け状態で前記クローラ
    シユー9が支障なく屈曲し得る程度の長さおよび
    間隔に設定されているゴムクローラ。
JP12256679U 1979-09-04 1979-09-04 Expired JPS6114943Y2 (ja)

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JP12256679U JPS6114943Y2 (ja) 1979-09-04 1979-09-04

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JP12256679U JPS6114943Y2 (ja) 1979-09-04 1979-09-04

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Publication Number Publication Date
JPS5639382U JPS5639382U (ja) 1981-04-13
JPS6114943Y2 true JPS6114943Y2 (ja) 1986-05-09

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JPS5967383U (ja) * 1982-10-29 1984-05-07 株式会社クボタ ゴムクロ−ラ
JP5523799B2 (ja) * 2009-11-17 2014-06-18 株式会社ブリヂストン スプロケット、及び、それを備えたゴムクローラ組立体

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JPS5639382U (ja) 1981-04-13

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