JPS61149225A - 酸素透過性高分子成形体 - Google Patents
酸素透過性高分子成形体Info
- Publication number
- JPS61149225A JPS61149225A JP26964084A JP26964084A JPS61149225A JP S61149225 A JPS61149225 A JP S61149225A JP 26964084 A JP26964084 A JP 26964084A JP 26964084 A JP26964084 A JP 26964084A JP S61149225 A JPS61149225 A JP S61149225A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oxygen
- polymer
- group
- fumarate
- molded body
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、特定のフマル酸ジエステルをラジカル重合あ
るいは共重合して得られる高分子物75\らなる酸素透
過性高分子成形体に関し、さらに詳細には、成膜性、耐
熱性、酸素の選択透過性に優れた高分子成形体に関する
。
るいは共重合して得られる高分子物75\らなる酸素透
過性高分子成形体に関し、さらに詳細には、成膜性、耐
熱性、酸素の選択透過性に優れた高分子成形体に関する
。
従来から、種々の合成高分子膜が気体の分離、に利用さ
れており、特に空気から酸素を濃縮して酸素富化空気を
得るための酸素透過性膜へのオリ用力(注目されている
。例えば、特開昭54−56985号公報には、ポリオ
ルガノ7ラン類の膜を、又、特開昭54−146277
号公報および特開昭55−041809号公報には、ポ
リ−(4−メチル−ペンテン−1)の膜を、酸素富化空
気を得るために用いる試みがなされて込る。
れており、特に空気から酸素を濃縮して酸素富化空気を
得るための酸素透過性膜へのオリ用力(注目されている
。例えば、特開昭54−56985号公報には、ポリオ
ルガノ7ラン類の膜を、又、特開昭54−146277
号公報および特開昭55−041809号公報には、ポ
リ−(4−メチル−ペンテン−1)の膜を、酸素富化空
気を得るために用いる試みがなされて込る。
これら従来技術に於ては、その欠点として、ポリマー膜
を与えるモノマーの合成が繁雑でしかも高価であり、さ
らには、その重合方法も、配位アニオン重合法や、複雑
なブロック重合法が不可欠で、工業的には相当に高度な
技術を要し、この事実がこれら従来技術の実施を困難に
している。
を与えるモノマーの合成が繁雑でしかも高価であり、さ
らには、その重合方法も、配位アニオン重合法や、複雑
なブロック重合法が不可欠で、工業的には相当に高度な
技術を要し、この事実がこれら従来技術の実施を困難に
している。
また、膜の性質として、従来のものでは酸素の選択透過
性が小さく、このために、燃焼炉用、内燃機関用、医療
用、水中作業用人工えら等の酸素富化空気を得る目的に
従来技術を応用しようとする場合、酸素富化操作を多段
に用いたり、あるいは装置を大型化せざるを得なり等の
欠点があり、従来技術の実施を一層困難にしている。
性が小さく、このために、燃焼炉用、内燃機関用、医療
用、水中作業用人工えら等の酸素富化空気を得る目的に
従来技術を応用しようとする場合、酸素富化操作を多段
に用いたり、あるいは装置を大型化せざるを得なり等の
欠点があり、従来技術の実施を一層困難にしている。
例えば、従来技術の中でよく知られている、オルガノシ
ロキサン−ポリカーボネートブロック共重合体に於ては
、その酸素透過係数は約3X10−8(trI(S T
P ) ・cm/c、rl−see −cmHg )
と十分に大きいが、一方で、酸素と窒素との透過係数比
(PO2/PN2 )は約2程度と小さく、−回の操作
で、十分の酸素富化空気を得ることは出来ない。
ロキサン−ポリカーボネートブロック共重合体に於ては
、その酸素透過係数は約3X10−8(trI(S T
P ) ・cm/c、rl−see −cmHg )
と十分に大きいが、一方で、酸素と窒素との透過係数比
(PO2/PN2 )は約2程度と小さく、−回の操作
で、十分の酸素富化空気を得ることは出来ない。
これら従来技術の欠点を改善するために、本発明者らは
鋭意研究した結果、下記一般式(1)に示すフマル酸ジ
エステルをラジカル重合あるいは共重合して得られる高
分子物が、モノマーの合成及びその重合が容易であり、
成膜性、酸素透過性に優れて−ることを見い出して本発
明を完成した。
鋭意研究した結果、下記一般式(1)に示すフマル酸ジ
エステルをラジカル重合あるいは共重合して得られる高
分子物が、モノマーの合成及びその重合が容易であり、
成膜性、酸素透過性に優れて−ることを見い出して本発
明を完成した。
即ち、本発明は、次の一般式(1)
〔式中Rは炭素数1〜12のアルキル基又は炭素数3〜
12のシクロアルキル基(ただし、イソプロピル基、@
3ブチル基および1,3ジメチルブチル基を除く)〕で
表わされる。シクロヘキシル−アルキル=7マレ〜トを
ラジカル重合、あるいは分子内に重合可能な二重結合を
有するビニル化合物とのラジカル共重合して得られる高
分子物からなる酸素透過性高分子成形体を提供するもの
である。
12のシクロアルキル基(ただし、イソプロピル基、@
3ブチル基および1,3ジメチルブチル基を除く)〕で
表わされる。シクロヘキシル−アルキル=7マレ〜トを
ラジカル重合、あるいは分子内に重合可能な二重結合を
有するビニル化合物とのラジカル共重合して得られる高
分子物からなる酸素透過性高分子成形体を提供するもの
である。
本発明に特徴的に用(八られる一般式(1)で表わされ
るシクロヘキシル−アルキル−フマレートのアルキル基
としては、イソプロピル基、第3ブチル基、および1.
3ジメチルブチル基を除く炭素数1〜12のアルキル基
、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブ
チル基、イソブチル基、第2ブチル基、n−ペンチル基
、イソペンチル基、n−ヘキシル基、イ ソヘキシル基、2−エチルヘキシル基、トリメチルヘキ
シル基、さら忙はプロピレン三量体基、プロピレン四量
体基等を例示でき、炭素数3〜12のシクロアルキル基
としては、例えばシクロプロピル基、シクロジチル基、
シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロオクチル
基及びそれらの核置換体を例示することが出来る。
るシクロヘキシル−アルキル−フマレートのアルキル基
としては、イソプロピル基、第3ブチル基、および1.
3ジメチルブチル基を除く炭素数1〜12のアルキル基
、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブ
チル基、イソブチル基、第2ブチル基、n−ペンチル基
、イソペンチル基、n−ヘキシル基、イ ソヘキシル基、2−エチルヘキシル基、トリメチルヘキ
シル基、さら忙はプロピレン三量体基、プロピレン四量
体基等を例示でき、炭素数3〜12のシクロアルキル基
としては、例えばシクロプロピル基、シクロジチル基、
シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロオクチル
基及びそれらの核置換体を例示することが出来る。
これら一般式(1)で表わされるシクロヘキシル−アル
キル−フマレートは、通常のエステル化技術、シス−ト
ランス異性化技術の組合せにより工業的モル反応させて
、マレイン酸モノエステルとしたのち、適当な異性化試
薬、例えばチオ尿素やハロゲン等を添加して異性化し、
フマル酸モノエステを添加してフマル酸ジエステルとす
るか、あるいはマレイン酸モノエステルに二段目の所望
アルコールの小過剰とエステル化触媒を加え、マレイン
酸ジエステルとした後、適当な異性化試薬、例えばチオ
尿素あるいは種々のアミン類を作用させて、異性化しフ
マル酸ジエステルとする等の方法が有効である。このよ
ってして得られるシクロヘキシル−アルキル−フマレー
トは要求に応じて公知の方法、例えば蒸留、再結晶等に
より精製して使用することができる。
キル−フマレートは、通常のエステル化技術、シス−ト
ランス異性化技術の組合せにより工業的モル反応させて
、マレイン酸モノエステルとしたのち、適当な異性化試
薬、例えばチオ尿素やハロゲン等を添加して異性化し、
フマル酸モノエステを添加してフマル酸ジエステルとす
るか、あるいはマレイン酸モノエステルに二段目の所望
アルコールの小過剰とエステル化触媒を加え、マレイン
酸ジエステルとした後、適当な異性化試薬、例えばチオ
尿素あるいは種々のアミン類を作用させて、異性化しフ
マル酸ジエステルとする等の方法が有効である。このよ
ってして得られるシクロヘキシル−アルキル−フマレー
トは要求に応じて公知の方法、例えば蒸留、再結晶等に
より精製して使用することができる。
本発明の特徴である酸素透過性に秀れた高分子物を得る
には、一般式(1)で表わされるシクロヘキンルーアル
キルーフマレートt−1mV タB 2種以上を原料と
し、適当なラジカル重合開始剤の存在下溶媒中もしくは
無溶媒で加熱重合する事により容易に目的の重合物を得
ることができる。
には、一般式(1)で表わされるシクロヘキンルーアル
キルーフマレートt−1mV タB 2種以上を原料と
し、適当なラジカル重合開始剤の存在下溶媒中もしくは
無溶媒で加熱重合する事により容易に目的の重合物を得
ることができる。
マタ、シクロヘキシル−アルキル−フマレートと分子内
に重合可能な二重結合を有するビニル化合物とのラジカ
ル共重合によっても得ることができるO 本発明に用いるビニル化合物としては例えば、エチレン
、ブチレン、類、ペンテン類、スチレン及びその誘導体
、アクリル酸エステル類、メタクリル酸エステル類、酢
酸ビニル、塩化ビニル、ビニルエーテル類等が例示され
る。この共重合物中のシクロヘキフルーアルキルーフマ
レートの含量は、仕込比率により任意に調整できるが、
本発明の特徴である酸素透過性を保持させる為には、8
0く、80重量%未満の場合には、酸素透過性能が急激
に低下する。
に重合可能な二重結合を有するビニル化合物とのラジカ
ル共重合によっても得ることができるO 本発明に用いるビニル化合物としては例えば、エチレン
、ブチレン、類、ペンテン類、スチレン及びその誘導体
、アクリル酸エステル類、メタクリル酸エステル類、酢
酸ビニル、塩化ビニル、ビニルエーテル類等が例示され
る。この共重合物中のシクロヘキフルーアルキルーフマ
レートの含量は、仕込比率により任意に調整できるが、
本発明の特徴である酸素透過性を保持させる為には、8
0く、80重量%未満の場合には、酸素透過性能が急激
に低下する。
上記のラジカル重合または共重合の際に、使用可能なラ
ジカル重合開始剤としては、例えば種々の有機過酸化物
、アゾ化合物、過硫酸塩類、過ノ・ロゲン酸塩類、レド
ックス試薬類、光、酸素、放射線、プラズマ等の重合開
始方法が例示できる。
ジカル重合開始剤としては、例えば種々の有機過酸化物
、アゾ化合物、過硫酸塩類、過ノ・ロゲン酸塩類、レド
ックス試薬類、光、酸素、放射線、プラズマ等の重合開
始方法が例示できる。
又、工業的に公知の重合技術、例えば、鬼状重合法、懸
濁重合法、溶液重合法、乳化重合法等がすべて適用でき
る。
濁重合法、溶液重合法、乳化重合法等がすべて適用でき
る。
本発明に用いる高分子物は、一般式(1)で表わされる
シクロヘキシル−アルキル−フマレートの単独重合物も
しくは該共重合物であるが、それらの数平均分子量は8
,000〜500,000程度が好ましく、s、ooo
未満では酸素透過性が低下し、500.000以上の重
合物の合成は実際上困難である。
シクロヘキシル−アルキル−フマレートの単独重合物も
しくは該共重合物であるが、それらの数平均分子量は8
,000〜500,000程度が好ましく、s、ooo
未満では酸素透過性が低下し、500.000以上の重
合物の合成は実際上困難である。
本発明の酸素透過性高分子成形体は、使用目的に応じ種
々の形に成形して用いるが、薄膜化して用いるのが好ま
しい。この目的には、従来公知のカレンダー加工、キャ
スト成膜方法等を用いる事が出来るが、実用的膜強度及
び酸素透過量を得る為に、成形後の膜厚は0.01〜3
00μ、特に0.05〜50μである事が好ましい。こ
のような本発明の成形膜は平フィルム、中空糸等の望ま
しい形状を持たせる事が出来、必要に応じて、布や多孔
質の膜支持体と合わせて用いても良い。
々の形に成形して用いるが、薄膜化して用いるのが好ま
しい。この目的には、従来公知のカレンダー加工、キャ
スト成膜方法等を用いる事が出来るが、実用的膜強度及
び酸素透過量を得る為に、成形後の膜厚は0.01〜3
00μ、特に0.05〜50μである事が好ましい。こ
のような本発明の成形膜は平フィルム、中空糸等の望ま
しい形状を持たせる事が出来、必要に応じて、布や多孔
質の膜支持体と合わせて用いても良い。
本発明に用いる一般式(1)で表わされるシクロヘキシ
ル−アルキル−フマレートの単独重合物、するいは当該
共重合物は、成膜性に優れ、さらに酸素透過係数が10
”(cA(STP’)・cm/ca−sec・cr
Mg )以上と十分に大きく、特に酸素と窒素との通過
係数比(PO2/PN2)が4以上と極めて優れた性能
を有しているので、酸素透過性高分子成形体の原材料と
して最も適している。これを利用した本発明の酸素透過
性高分子成形体は、燃焼炉用酸素富化空気、内燃機関用
酸素富化空気、医療用酸素富化空気等を得るだめの器機
や水中作業用の人工えら装置等に有効に使用することが
できる。
ル−アルキル−フマレートの単独重合物、するいは当該
共重合物は、成膜性に優れ、さらに酸素透過係数が10
”(cA(STP’)・cm/ca−sec・cr
Mg )以上と十分に大きく、特に酸素と窒素との通過
係数比(PO2/PN2)が4以上と極めて優れた性能
を有しているので、酸素透過性高分子成形体の原材料と
して最も適している。これを利用した本発明の酸素透過
性高分子成形体は、燃焼炉用酸素富化空気、内燃機関用
酸素富化空気、医療用酸素富化空気等を得るだめの器機
や水中作業用の人工えら装置等に有効に使用することが
できる。
はこれらによって制限をうけるものではない。
実施例1
シクロヘキシル−エチル−7マレートの202ヲハイレ
ツクス製重合管に取り、これドアゾビスイソプチロニト
リル0.5重量%加え、十分に脱気後、重合管を溶封し
、60℃の湯浴中で24時間重合させた。重合終了後重
合管内容物を200 atのベンゼンに溶解し、次いで
大量のメタノール中に注いで、白色のポリマー13.7
rを得た。
ツクス製重合管に取り、これドアゾビスイソプチロニト
リル0.5重量%加え、十分に脱気後、重合管を溶封し
、60℃の湯浴中で24時間重合させた。重合終了後重
合管内容物を200 atのベンゼンに溶解し、次いで
大量のメタノール中に注いで、白色のポリマー13.7
rを得た。
次いでこのポリマーをテトラヒドロフランに溶1tfz
厚さx4μのシクロヘキシル−エチル−7マレートの重
合物薄膜を得た。
厚さx4μのシクロヘキシル−エチル−7マレートの重
合物薄膜を得た。
このものの分子量および酸素透過性能を表−1に示す。
(以下の実施例および比較例についても同様に示す。)
実施例2
シクロヘキ゛シルーエテルーフマレートをシクロへキシ
ル−第2ブチル−フマレートに代えた以外は実施例1と
同様にして重合物15.91を得、これを実施例1と同
一方法で薄膜化し、均質な厚さ9μの薄膜を得た。
ル−第2ブチル−フマレートに代えた以外は実施例1と
同様にして重合物15.91を得、これを実施例1と同
一方法で薄膜化し、均質な厚さ9μの薄膜を得た。
実施例3
シクロヘキシル−エチル−フマレートヲシクロヘキシル
ーイソペンチルーフマレートに代えた以外は実施例1と
同様にして、重合物11.2fを得、これを実施例1と
同一方法で薄膜化し、均質な厚さ27μの薄膜を得た。
ーイソペンチルーフマレートに代えた以外は実施例1と
同様にして、重合物11.2fを得、これを実施例1と
同一方法で薄膜化し、均質な厚さ27μの薄膜を得た。
実施例4
シクロへキシル−エチル−フマレートをジシクロへキシ
ルフマレートに代えた以外は実施例1と同様にして重合
物17.25’を得、これを実施例1と同一方法で薄膜
化し、均質な厚さ13μの薄膜を得た。
ルフマレートに代えた以外は実施例1と同様にして重合
物17.25’を得、これを実施例1と同一方法で薄膜
化し、均質な厚さ13μの薄膜を得た。
実施例5
シクロヘキシル−エチル−フマレートをシクロヘキシル
−(2−エチルヘキシル)−フマレートに代えた以外は
実施例1と同様にして重合物901を得、これを実施例
1と同一方法で薄膜化し均質な厚さ50μの薄膜を得た
。
−(2−エチルヘキシル)−フマレートに代えた以外は
実施例1と同様にして重合物901を得、これを実施例
1と同一方法で薄膜化し均質な厚さ50μの薄膜を得た
。
実施例6
シクロヘキシルーエチルーフマレートヲシクロヘキシル
ー(3,5,5−トリメチルヘキシル)−フマレートに
代えた以外は実施例1と同様にして重合物10.61i
’を得、これを実施例1と同一方法で薄膜化し、均質な
厚さ36μの薄膜を得た。
ー(3,5,5−トリメチルヘキシル)−フマレートに
代えた以外は実施例1と同様にして重合物10.61i
’を得、これを実施例1と同一方法で薄膜化し、均質な
厚さ36μの薄膜を得た。
実施例7
シクロヘキシルー第2ブチル−フマレートの181と酢
酸ビニル21iIを用い、実施例1と同様にして共重合
物16.51i’を得た。これを実施例1と同一方法で
薄膜化し、均質な厚さ15μの薄膜を得た。
酸ビニル21iIを用い、実施例1と同様にして共重合
物16.51i’を得た。これを実施例1と同一方法で
薄膜化し、均質な厚さ15μの薄膜を得た。
なお、本共重合物の四塩化炭素溶液のNMRスペクトル
分析によシ、共重合物中のシクロヘキシル−第2ブチル
−フマレートの含量は85.2重量%と求められた。
分析によシ、共重合物中のシクロヘキシル−第2ブチル
−フマレートの含量は85.2重量%と求められた。
実施例8
ジシクロへキシルフマレートの181とスチレン27を
用い、実施例7と同様にして共重合物1012を得た。
用い、実施例7と同様にして共重合物1012を得た。
これを実施例1と同一方法で薄膜化し、均質な厚さ22
μの薄膜を得た。
μの薄膜を得た。
なお、本共重合物の四塩化炭素溶液のNMRスペクトル
分析により、共重合物中のジシクロへキシルフマレート
の含量は87.0重量%と求められたO 比較例1 シクロヘキシル−第2ブチル−フマレートの141と酢
酸ビニル61を用い、実施例7と同様にして共重合物1
7.FM/を得た。これを実施例1と同一方法で薄膜化
し、均質な厚さ10μの薄膜を得た。
分析により、共重合物中のジシクロへキシルフマレート
の含量は87.0重量%と求められたO 比較例1 シクロヘキシル−第2ブチル−フマレートの141と酢
酸ビニル61を用い、実施例7と同様にして共重合物1
7.FM/を得た。これを実施例1と同一方法で薄膜化
し、均質な厚さ10μの薄膜を得た。
なお、本共重合物中のシクロへキシル−第2ブチル−フ
マレートの含量は実施例7と同様にして65.1重量%
と求められた。
マレートの含量は実施例7と同様にして65.1重量%
と求められた。
比較例2
ジシクロへキシルフマレートのt4f、!:スチレン6
1を用い、実施例8と同様にして共重合物8.9fを得
た。これを実施例1と同一方法で薄膜化し、均質な厚さ
33μの薄膜を得た。
1を用い、実施例8と同様にして共重合物8.9fを得
た。これを実施例1と同一方法で薄膜化し、均質な厚さ
33μの薄膜を得た。
なお、本共重合物中のジシクロへキシルフマレートの含
量は実施例7と同様にして66.5重量%と求められた
。
量は実施例7と同様にして66.5重量%と求められた
。
比較例3
実施例3でラジカル重合開始剤を過酸化ベンゾイル3重
量%に代え、重合温度を85℃として、6時間反応させ
た他は実施例4と同様にして、重合物13.4Fを得た
。これを実施例1と同一方法で薄膜化し、均質な厚さ6
0μの薄膜を得た。
量%に代え、重合温度を85℃として、6時間反応させ
た他は実施例4と同様にして、重合物13.4Fを得た
。これを実施例1と同一方法で薄膜化し、均質な厚さ6
0μの薄膜を得た。
(1)重合物中の一般式(1)で表わされるフマレート
成分含量(2)測定値は、それぞれのテトラヒドロフラ
ン溶液のGPC(ゲルパーミェーションクルマドグラフ
ィー)分析ノ値(3) 1a11定(a)!i準[1
(25′c、1気圧)の値[ci(S T P ) ”
”/ cdl * aec * cmHg ]表−1か
ら実施例に示す本発明の酸素透過性高分子膜は酸素透過
係数が10″−10−10(otl(5TP)・cm
/ crl −sec−crnHg )のオーダーとす
ぐれており、さらVCPO2/PN2値が4.5〜5.
8と著しく優秀な選択性を有することがわかる。
成分含量(2)測定値は、それぞれのテトラヒドロフラ
ン溶液のGPC(ゲルパーミェーションクルマドグラフ
ィー)分析ノ値(3) 1a11定(a)!i準[1
(25′c、1気圧)の値[ci(S T P ) ”
”/ cdl * aec * cmHg ]表−1か
ら実施例に示す本発明の酸素透過性高分子膜は酸素透過
係数が10″−10−10(otl(5TP)・cm
/ crl −sec−crnHg )のオーダーとす
ぐれており、さらVCPO2/PN2値が4.5〜5.
8と著しく優秀な選択性を有することがわかる。
特許出願人 日本油脂株式会社
手続補正書(方式)
%式%
2、発明の名称
酸素透過性高分子成形体
3、補正をする者
事件との関係 特許出願人
東京都千代田区有楽町1丁目10番1号(434)日本
油脂株式会社 代表者 小 川 照 次 4、 補正命令の日付(発送日) 昭和60年4月30日
油脂株式会社 代表者 小 川 照 次 4、 補正命令の日付(発送日) 昭和60年4月30日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、次の一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(1) 〔式中Rは炭素数1〜12のアルキル基又は炭素数3〜
12のシクロアルキル基(ただし、イソプロピル基、第
3ブチル基および1,3ジメチルブチル基を除く)〕で
表わされるシクロヘキシル−アルキル−フマレートをラ
ジカル重合、あるいは分子内に重合可能な二重結合を有
するビニル化合物とのラジカル共重合して得られる高分
子物からなる酸素透過性高分子成形体。 2、高分子物が、共重合成分として一般式(1)で表わ
されるシクロヘキシル−アルキル−フマレートを80重
量%以上含有する共重合物である特許請求の範囲第1項
記載の酸素透過性高分子成形体。 3、高分子物の数平均分子量が、8,000〜500,
000である特許請求の範囲第1項または第2項記載の
酸素透過性高分子成形体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26964084A JPS61149225A (ja) | 1984-12-22 | 1984-12-22 | 酸素透過性高分子成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26964084A JPS61149225A (ja) | 1984-12-22 | 1984-12-22 | 酸素透過性高分子成形体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61149225A true JPS61149225A (ja) | 1986-07-07 |
Family
ID=17475159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26964084A Pending JPS61149225A (ja) | 1984-12-22 | 1984-12-22 | 酸素透過性高分子成形体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61149225A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5051113A (en) * | 1990-06-13 | 1991-09-24 | Du Pont Canada Inc. | Air-intake system for mobile engines |
US5053059A (en) * | 1990-06-13 | 1991-10-01 | Du Pont Canada Inc. | Air-intake system for residential furnaces |
US5147417A (en) * | 1990-06-13 | 1992-09-15 | Du Pont Canada Inc. | Air-intake system for mobile engines |
-
1984
- 1984-12-22 JP JP26964084A patent/JPS61149225A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5051113A (en) * | 1990-06-13 | 1991-09-24 | Du Pont Canada Inc. | Air-intake system for mobile engines |
US5053059A (en) * | 1990-06-13 | 1991-10-01 | Du Pont Canada Inc. | Air-intake system for residential furnaces |
US5147417A (en) * | 1990-06-13 | 1992-09-15 | Du Pont Canada Inc. | Air-intake system for mobile engines |
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