JPS61148437A - ブラケッティング撮影装置 - Google Patents

ブラケッティング撮影装置

Info

Publication number
JPS61148437A
JPS61148437A JP59270050A JP27005084A JPS61148437A JP S61148437 A JPS61148437 A JP S61148437A JP 59270050 A JP59270050 A JP 59270050A JP 27005084 A JP27005084 A JP 27005084A JP S61148437 A JPS61148437 A JP S61148437A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracketing
signal
value
section
exposure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59270050A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0750295B2 (ja
Inventor
Mikio Takemae
竹前 三喜夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nippon Kogaku KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kogaku KK filed Critical Nippon Kogaku KK
Priority to JP59270050A priority Critical patent/JPH0750295B2/ja
Priority to US06/808,732 priority patent/US4734727A/en
Publication of JPS61148437A publication Critical patent/JPS61148437A/ja
Publication of JPH0750295B2 publication Critical patent/JPH0750295B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/08Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
    • G03B7/091Digital circuits
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B1/00Film strip handling
    • G03B1/60Measuring or indicating length of the used or unused film; Counting number of exposures
    • G03B1/66Counting number of exposures
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/42Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film
    • G03B17/425Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film motor drive cameras
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/08Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
    • G03B7/091Digital circuits
    • G03B7/097Digital circuits for control of both exposure time and aperture

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野) 本発明は、カメラに内蔵または装着されるモータードラ
イブ装置によって連続して撮影が可能なカメラの露出制
御装置に関するもので、特にモータードライブ装置によ
る連続したブラケッティング撮影(所定の露出値を中心
として、その近傍である露出補正量の露出補正を加えな
がら順次行なわれる一連の撮影)が可能なカメラの露出
制御装置に関する。 (発明の背景) 従来、前記ブラケッティング撮影に関する技術としては
、例えば、特公昭54−2H93号公報の写真撮影装置
が提案されている。 このような従来の写真撮影装置にモータードライブ装置
を装着し、一連のブラケッティング撮影をモータードラ
イブ装置の連続撮影モードにより短時間で効率的に行な
う際に、上記従来の写真撮影装置においては、前記一連
のブラケッティング撮影の終了時期を知ることができず
、したがってレリーズ釦を離すタイミングが難しく、こ
のタイミングが遅れてしまった場合には、一連のブラケ
ッティング撮影が終了した後に、露出補正量が零に戻っ
た状態での撮影、すなわち前記所定の露出値での撮影を
数コマ分だけ続行してしまい、その数コマ分だけ無駄な
撮影をしてしまうという問題点があった。 (発明の目的) 本発明は、このような問題点に着目してなされたもので
、予め設定された連写枚数のブラケッティング撮影が完
了した際に、レリーズ釦を押し続けていてもモータード
ライブ装置を停止することにより前記問題点を解決した
カメラの露出制御装置を提供することを目的としている
。 (発明の概要) かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところ
は、カメラに内蔵または装着されるモータードライブ装
置によって連続して撮影が可能なカメラの露出制御装置
において、所定の露出値を中心として、その近傍である
露出補正量ずつ露出補正を加えながら順次一連のブラケ
ッティング撮影を行なわせるブラケッティング制御部を
有し、該ブラケッティング制御部に、前記ブラケッティ
ング撮影の連写枚数を任意に設定可能なブラケッティン
グ情報設定部と、設定された前記連写枚数のブラケッテ
ィング撮影が完了した際に、前記モータードライブ装置
を停止させるモータードライブ制御信号を出力するブラ
ケッティングシーケンス制御部と、設定された前記連写
枚数の表示を行なうブラケッティング表示部とを設けて
成るカメラの露出制御装置に存する。 そして、前記カメラの露出制御装置では、前記ブラケッ
ティング撮影の連写枚数を前記ブラケッティング情報設
定部で任意に設定でき、設定された連写枚数のブラケッ
ティング撮影が終了した際には、前記ブラケッティング
シーケンス制御部が前記モーター制御信号を出力し、レ
リーズ釦を押し続けていても前記モータードライブ装置
が停止するようにしたものである。 (実施例) 以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。 第1図〜第11図は本発明の第1実施例を示しており、
この実施例は、瞬間絞り込み測光方式を採用したマルチ
モードやカメラに適用された露出制御装置を示している
。 第1図に示すように、瞬間絞り込み測光方式のマルチモ
ード・カメラの露出制御装置1には、ブラケッティング
制御部100およびモータードライブ装置200が接続
されている。 マルチモード・カメラは、絞り優先AEモード(Aモー
ド)、シャッタ優先AEモード(Sモード)プログラム
AEモード(Pモード)およびマニュアルモード(Mモ
ード′)の4モードを露出モード選択部2で切換可能に
なっている。 第1図において、露出制御回路lの測光演算部3は、不
図示の撮影レンズおよび絞り4を通って被写体から受光
素子5に入射する光量情報(BマーAvよ)と ASA
信号作成部6からのASA情!I41Sマとにより、そ
の絞り値およびフィルム感度における適正シャッタータ
イム信号Tマヨを算出する。即ち、公知のアペックス表
示で表わすと、 Tvよ= Bv+ Sv −Ayよ       ・・
・・・・(りここでAv本は絞りの静的状態のみならず
、動的状態をも示している。従って絞りが開放の状態の
時にはAvZ= Avo  、 Tvよ= Tvoで表
わされる。 この開放状態でのシャッタータイム信号TvoはPモー
ド信号作成部7及びAモード信号作成部8に人力される
。 Pモード信号作成部7は、レンズの開放F値AマOをf
o信号部8から受け、Tv0と演算を行ない。 Ev値を得、この値に係数を掛けた形としてPモードに
おけるシャッター信号、すなわちPモード信号Tvpを
作成する。 Tマp=αEマ+β = a ((Bv +5v−Avo)+Avo ’t+
β=α(Tマo+Aマ0)+β     ・・・・・・
(2)このPモード信号TvpはEv値によりシャッタ
ータイムが一義的に決定されるプログラム−シャッター
タイムを示している。この信号子マpはTv、Aマ信号
作成部lOへ入力される。 又Aモード信号作成部8は、レンズにてプリセットされ
た絞り環の、開放からの絞り込み段数(AvA −Av
o)を(f−fo)信号部11から受け、Tv。 との演算によりAモードにおけるシャッター信号、すな
わちAモード信号TvAを算出する。 TvA = (By + Sv −Avo) −(Av
A −Awo)= Tvo −(AvA −Avo) = Bv+ Sv −AvA        ・” −
(3)この信号TvAは、Aモードでのプリセット絞り
値AvAに対する適正シャッタータイムを表わしている
。この信号TvAもTv、Aマ信号作成部10へ入力さ
れる。 ↑マ、Av信号作成部lOには、更にシャッターダイア
ル12から、Sモード用あるいはMモード用としてプリ
セットされたシャッタータイム信号Tvs、TマMが入
力される。 Tv、Aマ信号作成部10は露出モード選択部2かもの
指示に従って、入力された信号の中から必要な信号を、
シャッタータイム信号Tvとして、絞り制御部13.フ
ァインダー表示部14へと伝達する。従って、Aモード
、Pモード、Sモードの各AEモードでは、τマとして
それぞれTvA、Tマp、Tvsが出力される。 絞り制御部13はTv、Aマ信号作成郁10からの信号
Tvと、測光演算部3からの絞り込み動作過程でのシャ
ッタータイム信号Tvよを受け、両者を比較し。 Tvよ=Tマになった時に絞りを係止する。 メモリー指令信号作成部15は、絞り4の絞り込み動作
の終了、あるいはミラーアップ動作の開始に同期した信
号をメモリー指令信号としてシャッター制御用メモリ一
部16に伝達する。該メモリ一部18は、メモリー指令
信号を受け、その時点でのシャッタータイム信号Tv本
を記憶し、シャッター制御部17は、前記メモリ一部1
6で記憶された記憶値に基づいてシャッター制御を行な
う。 ファインダー表示部14は、Tv、Aマ信号作成部lO
からシャッタータイム信号Tvを、 to信号部8から
開放F値Avoを、 f−fo信号部11から絞り込み
段数信号AvA−Avoをそれぞれ受け、露出モード選
択部2からの指令に従い、選択されたモードでのシャッ
タータイム信号Tv、絞り値Aマ等の表示を行なう。 マニュアルφタイム作成部1Bは、Tv、Aマ信号作成
部10からの信号TvMを受け、指定されたマニュアル
・シャフタ−タイム信号を作成し、シャッター制御部1
7に送る。シャッター制御部17は、このマニュアル・
シャッタータイム信号によりMモードでのシャッター制
御を行なう。 ASA情報選択部18はASA手動セット部20と、フ
ィルム上あるいはフィルム・パトローネ上に設置された
ASA情報を自動的に読み取る ASA自動セット部2
Iからの信号を受け、この両信号のうちのいずれかの信
号を自動的あるいは手動により選択し、ASA情報とし
てASA信号作成部6に伝達する。このASA信号作成
部6には更にASA補正補正値細成部22必要に応じた
ASA補正量が入力され、 ASA情報と合成された信
号がASA信号信号S上て測光演算部3に伝達される。 ASA補正補正値細成部22、露出補正部23からの補
正情報ΔSマの他に、ΔTv信号作成部24からのΔT
v信号、又はブラケッティング制御部100からのブラ
ケット信号、つまりΔEマ信号が入力され、これらを合
成して最終的なASA補正量ΔSマをASA信号作成部
6に伝達している。 メモリーロック信号作成部25は、不図示のメモリーロ
ング釦を押してメモリーロック操作を行なった際に、メ
モリーロック信号をメモリーロック用メモリ一部26に
送る。その時、メモリーロック用メモリ一部26は、開
放状態でのシャッター信号Tvoを記憶する6 今、開放状態での被写体輝度をアペックス値でBvoで
あるとすると、開放状態でのシャッター信号Tマ0は、 Tvo = Bvo + Sv −Avo      
 −−(4)この時、Aモード信号TvA、Pモード信
号Tvp及びSモードでの絞り値Avgは、(1)式、
(2)式より TvA = Bvo + Sv −AvA      
 ・・・・・・(5)Avs = Bvo + Sv 
−Tvs        ……(6)Tvp=aEv+
β= a (Bvo+ Sv)+β・・・・・・(7)
となる。 但し、Aモードでのプリセット絞り値はA v A、又
、SモードでのプリセットシャッタータイムはTvsと
し、 ASA信号はSvとしである。またα、βは定数
である。 ここでメモリーロック操作を行なった時、A、S。 Pの各モードにおいて、被写体輝度の変化に対し、(5
) 、 (13) 、 (7)式で示される値で露出制
御が行なわれなければならない。そこでこれらの値を、
記憶値としてそれぞれTvA(ML) 、 Avs(M
L) 、 Tvp(ML)で表わすと(5) 、 (θ
) 、 (7)式がそのままメモリーロックされること
になるので。 TvA(ML) = Bvo + Sv −AvA  
   −−(8)Avs(ML)  =  Bvo  
+ Sv −Tvs          −・−・−(
9)Tvp(ML) = cx (Bvo+ Sv)+
β   ・−・・−(10)となる。 メモリーロック操作時にメモリーロック用メモリ一部2
6が記憶する開放絞り状態での丁マ値をTv。 (ML)とおくと、4式より Two(J(L) = Bvo + Sv −Avo 
     ・・・−・−(11)ここで、被写体輝度が
BwoからΔBマたけ変化すると、Tvoは次式のごと
く変化する。 Tvo = By+5v−Avo = (Bvo+ Δ
Bv)+5v−Avo・−(12)ΔTv信号作成部2
4は、(11)式で示される信号を前記メモリ一部26
から、(12)式で示される信号を測光演算部3からそ
れぞれ受け、該両信号の差を表わすΔTTv号を、Tv
、Aママ信号作成lO、ファインダー表示部14および
ASAS正補正値合成2にそれぞれ出力する。 ここで、ΔTマは、 ΔTv=  Tvo(ML)−Tw。 = (Bvo+5v−Avo)−[(Bvo*  ΔB
v)+5v−Avol=−ΔBマ          
・・・・・・(13)となる。 なお、  ASA捕正値合成部22は、レリーズ操作が
成されるまで、すなわち測光中はΔTTv号を受けつけ
ない、従って、各モードでの演算値TvA、AマS。 Tvpはそれぞれ(5) 、 (13) 、 (7)式
よりTvA = (Bvo+ ΔBv) + Sv −
AvA   −・・” (14)Avs  = (Bv
o+  ΔBy)  + Sv−丁vs      =
 −(15)Tvp  = α ((Bvo+ ΔBv
)  + Sv)  +β−・・・(1B)従って、メ
モリーロック動作をさせる為には表示、絞り及びシャッ
ター制御とも(8) 、 (9) 。 (!0)式にしなければならないのでファインダー表示
部14においては、ΔTママ信号作成24からのΔTv
信号を受けて、(14)、(15)、(16)式を補正
し、表示する。すなわち (14)式4 丁vA+ΔTvtTvA −ΔBvs+
Bvo+Sv−AvA=TvA(ML)・・・・・・(
17) (15)式→^vs+ΔTvsAvs−ΔBv−Bvo
+Sv−Tvs=Avs(ML)・・・・・・(18) (16)式+ 丁vp+Δ↑v*Tvp−ΔBv寥 a
 (Bvo+Sv)+ βxTvp(ML)     
      = = (13)こうして、ファインダー
表示部14においては、(17)、(18)、(18)
式の演算によって得られたTvA(ML)、Ays(M
L) 、 Tvp(ML)がファインダー表示部14で
正しく表示される。 また、前記ASA補正値合成部22は、レリーズ操作が
行なわれると、ΔT7信号作成部24からのΔTマ(・
−By)信号を受けつける。従って、この信号はASA
信号信号作成部分達され、ここでASA情報Svと合成
され、測光演算部3へのASA信号をSvから(Sv−
ΔBv)に変化させる。この結果(12)式のTv。 は Tvo  =  (Bvo+  △Bv)+(Sv−Δ
Bv)−Av。 =  Bvo+5v−Avo            
     −−−−−−(20)に変化する。 この結果Tマ、Aマ信号作成部lOから絞り制御部13
へのシャンター信号Tvは、Aモード、Pモード時にお
いてそれぞれ(14)式、 (1B)式が変化し、次の
式となる。 TvA  =  (Bvo+  ΔBv)+(Sv−Δ
Bv)−AvA= Bvo+5v−AvA= TvA(
ML)     =・・・・(21)Tvp = cx
 ((Bvo+ ΔBv)+(Sv−ΔBv) )+β
= a (Bvo+Sv)+β= Tvp(ML)  
・・・−(22)又、Sモード時はTvsがシャッター
信号Tマとして絞り制御部13に入力されている。 レリーズ操作後、絞り込み係止部材(絞りを開放状態に
係止する部材)が解除されるまでの間に上述の信号変化
が行なわれるが、係止部材の解除後に絞り込みが開始さ
れると、 (20)式で表わされた測光演算部3の出力
信号は(1)式で表わす表現方法により Tv未= Bvo+Sv −Av!         
=−−(23)となる。 こc7)Tv本が(21)式、(22)式で表わされる
TvA(ML)Tvp(ML)又はSモードにおいては
丁vsと一致した時に絞り制御部13が作動し、絞り4
が係止される。 その後、ミラー−アップ等に連動した記憶タイミングに
より、シャッター制御用メモリ一部16で、絞り係止後
のTvo、すなわちTvA(ML) 、 Tvp(ML
)、あるいはTvsが記憶され、シャッター制御部17
で、この記憶値にもとづきシャッター制御が行なわれる
。ここで、Sモードでの絞り値は、絞り係止時、(23
)式より Tvs E Tvo = Bvo+5v−Avo   
   ・−−−(24)従って絞り係止時のAv値をA
vs とおくと、(24)式、及び(18)式より Avs  =  Bva+Sv−Tvg=  Avs(
ML)         ・” ・・・ (25)従っ
て、A、S、Pの各モードにおいてメモリーロック操作
により記憶された値TvA(ML) 、 Avs(ML
) 、 Tvp(ML)でシャッターあるいは絞りが制
御されるように構成されている。 この例では、メモリーロック操作を行なう際に、レリー
ズ操作から、絞り込み開始までの間にΔTTv号と A
SA情報の合成を行なったので、メモリーロック操作後
、レリーズ操作までの測光時は丁マ0(ML)とTv0
が異なり、従ってTv(にL)とTvが必然的に異なっ
た。この為ΔTv信号をファインダー表示部14に入力
しTv(ML)あるいはAv(ML)を演算し表示する
ことが必要である。そこで、この表示のための補正演算
が不要な方式を次に説明する。 前例の方式では、 ASAS正補正値合成2はΔTv信
号作成部24からのΔTTv号をレリーズ操作に連動し
て受けつけていたが、この方式では常時ΔTTv号を受
けつける。従ってASA信号作成部8から測光演算部3
へのASA信号は、常時(Sマ+ΔTv)となる。又Δ
Tv信号作成部24はTvo(ML)及びTv0が入力
されており前例では両信号の差を演算しレリーズ後はこ
の値を保持していたが、本例においては、その機能を若
干異にする。すなわち本例においては、ΔTママ信号作
成24は出力ΔTTv号をASAS正補正値合成2、A
SA信号信号作成部分して測光演算部3に入カレ、この
測光演算部3の出力信号Tv0を再度、入力信号として
受は入れる帰環回路を形成する。この様に帰環回路を持
ったΔTv信号作成部24がTvo(ML)とTvoの
両信号を比較し、常時この両信号が等しくなる様にその
出力信号ムTマを制御する。すなわちメモリーロック操
作後の測光時においては常に(20)式を成立させる様
にΔTママ信号作成24はΔTTv号を出力する。この
結果測光時においてもTマ=Tマ(ML)が成立してお
り、ファインダー表示部14は前例のごときΔTTv号
による表示補正を行なう必要がなくなる。そして、レリ
ーズ後はΔTv信号作成部24はその出力信号ΔTマを
記憶保持し、その後絞り制御、シャッター制御が行なわ
れる。レリーズ時、すでに(20)式が成立しておりそ
の後の動作は前例と同様なので説明は割愛する。 さて、これら2つの例の説明に際し、Aモードにおいて
は絞り込み開始後TvJ = TvA(ML)となった
時絞り制御部13が作動し絞り係止を行なうことを述べ
たが、Aモードにおける絞り係止の方法は撮影レンズの
機構により若干異なる。すなわち前記2つの例は、絞り
プリセット部材と機械的最大絞り込み位置が独立してい
るレンズ系をもつカメラ欅システム、あるいはレンズ本
体にて絞り制御モード用位置、すなわち最大絞り込み位
置にロック部材等を有しAv値プリセットはボディ側で
行ない、絞り制御回路部により絞りをプリセット値で係
止する様なカメラ・システムに適用される。これに対し
、絞り込みが、絞りプリセット環の位置で機械的に係止
されるレンズ系を持つカメラ欅システムではAモードに
おける電気的絞り制御は不要となる。従って絞り制御部
13はAモード時は不作動としておけば、絞りは必然的
にプリセット値で係止する。この絞り値Aマは前述のご
と< (20)式、(21)式、(23)式から丁マオ
=Tマ(ML)により係止された絞り値と同一のもので
あるから、この様なレンズ系を持つカメラ・システムで
の瞬間絞り込み測光方式をもちいたメモリーロング動作
では、前記2例のいづれにおいても絞り制御部13を作
動させる必要はなくなる。 また、第1図において、フィルム枚数情報部27は、フ
ィルム枚数手動セット部28からのフィルム枚数信号、
またはフィルム−パトローネ上に設置されたフィルム枚
数情報を自動的に読み取るフィルム枚数自動セット部2
9からのフィルム枚数信号のいづれか一方のフィルム枚
数信号をフィルム残存コマ数計30に送る。31はフィ
ルムカウンタである。 第1図に示す前記ブラケッティング制御部100は、所
定の露出値を中心とじて、その近傍で順次単位露出補正
量ずつ露出補正を加えながら一連の露出制御を行なうも
のである。 ブラケッティング制御部100は、ブラケッティング情
報設定部110、ブラケッティング情報記憶部120 
、ブラケッティングシーケンス制御部130セツト枚数
検査部140、ブラケッティング表示部150およびブ
ラケッティング補正値作成部1B0から構成されている
。 ブラケッティング情報設定部110では、前記所定の露
出値よりアンダー側の単位露出補正量(−側ステップ値
)8よびオーバー側の単位露出補正量(+側ステップ値
)を別々に設定できる0例えば、−側ステップ値を局段
に、+側ステップ値を5段に設定できる。 また、ブラケッティング情報設定部110では、前記所
定の露出値を含むブラケッティング撮影の連写枚数を、
該所定の露出値よりアンダー側の撮影枚数(−側枚数)
とオーバー側の撮影枚数(+側枚数)とに分けて別々に
設定できる。 前記ブラケッティング情報記憶部12′0は、前記情報
設定部110で設定された一例ステップ値をメモリーW
として、−側枚数をメモリーXとして。 +側ステップ値をメモリーyとして、かつ+側枚数をメ
モリー2としてそれぞれ記憶する。 第2図に一例を示すように、前記ブラケッティング表示
部150は、前記情報設定部110からの信号により、
−側ステップ値を一記号表示部151および一例ステッ
プ値表示部152で、+側ステップ値を十記号表示部1
53および+側ステップ値表示部154で、前記所定の
露出値を含む連写枚数を枚数表示部155でそれぞれ表
示している。該枚数表示部155では、所定の露出値を
中心に、−側枚数が3枚、+側枚数が3枚であることを
表示していると共に、−例の補正量の大きいものから順
に2枚が撮影済みであることをバー表示により、残りの
5枚が未撮影であることを円表示によりそれぞれ示して
いる。また、円表示の未撮影のコマのうち、スタンバイ
状態になっているものについては点滅表示で表わすこと
によりブラケッティング撮影の進行状況をより明確に示
すことができる。さらに、前記所定の露出値のコマを大
きな円表示もしくは星印表示などで示すことにより、他
のコマとの区別を明確にしている。 前記ブラケッティングシーケンス制御部130は、前記
情報記憶部+20での各メモリーw、x、yおよびzl
W、X、YおよびZとして読み出し、−側枚数Xと+側
枚数Zとの和に1を加算した連写枚数信号Mを前記セッ
ト枚数検査部140に出力する。 前記セット枚数検査部140は、前記シーケンス制御部
130からの連写枚数信号Mと、フィルム残存コマ数計
30からのフィルム残存コマ数信号Fとを比較し、F≧
Mの場合にはブラケッティング撮−影の許可信号を前記
シーケンス制御部130に出力し、F<Mの場合には前
記シーケンス制御部130への前記許可信号の出力を禁
止するとともに、フィルム残存コマ数不足の警告信号を
ブラケッティング表示部150に出力し、該表示部15
0での全表示を一定時間の点滅警告の後、オフにする。 また、前記シーケンス制御部130は、設定された連写
枚数Mのブラケッティング撮影が終了するまではHレベ
ルのモータードライブ制御信号を、該ブラケッティング
撮影が完了した際にはLレベルのモータードライブ制御
信号をモータードライブ装置2QOに出力する。また、
前記シーケンス制御部130は、前記シャッター制御部
17から露出完了信号を受ける毎に、撮影状況に応じた
ブラケット信号ΔEマをブラケッティング補正値作成部
160からASAS正補正値合成2に出力させる。すな
わち、連写枚数Mを7枚、−側ステ7プ値を賜段、+側
ステップ値を%段に設定した場合には、前記露出完了信
号が前記シーケンス制御部130に入力される毎に、前
記補正値作成部1130は、ブラケット信号ΔEマとじ
て、−1段、−η段、−局段、0゜十%、+1局段およ
び+2段の7種類のブラケット信号を順次ASA補正値
合成部22に出力する。 次に、前記モータードライブ装置200の構成を第3図
〜第5図を参照して説明する。 第3図に示すように、モータードライブ装置は、カメラ
側スイッチ(レリーズ釦の第1ストロークで閉成するい
わゆる半押しスイッチ)に接続された端子Aと、電源ス
ィッチsw1 と、電源スィッチswlの閉成時に83
図の回路に給電するとともに、カメラ側電池の代りにカ
メラボディ用電源端子Bを介して常時カメラボディ側に
電源を供給するための電源制御部210と、レリーズ操
作(レリーズ釦の第2ストローク)により閉成するレリ
ーズスイッチsw2およびブラケッティングシーケンス
制御部130からのモータードライブ制御信号が入力さ
れる端子Eを有するレリーズ制御信号発生部220と、
該制御信号発生部220からLレベルのレリーズ制御信
号を受けた際に、露出制御開始部32に接続された端子
Cにレリーズ信号を送るレリーズ制御部230と、カメ
ラの前記シャッター制御部17に接続された端子りから
露出完了信号(いわゆる@き上げ信号)を受けた際に、
モーター240を駆動して1コマ分の巻き上げを行ない
、巻き上げ・  完了時に巻き上げ完了信号をレリーズ
制御部230に送るモーター制御部250と、オン、オ
フにより1コマ撮影モードと連続撮影モードとを切換え
るSC切換スイッチsw3 とから構成され、SC切換
スイッチgw3をオンして連続撮影モードを選択した際
に、レリーズ釦の押圧保持等によりレリーズ制御信号発
生部220がLレベルのレリーズ制御信号を出力し続け
ている場合には、レリーズ制御部230は端子りからの
露出完了信号をモニターしており、かつモーター制御部
250から巻き上げ完了信号を受ける毎にレリーズ信号
を端子Cを介して前記露出制御開始部32に送ることに
より連続撮影が行なわれる。 第4図に示すように、前記レリーズ制御信号発生部22
0は、レリーズスイッチsw2に接続され、ネガティブ
・エツジトリガー入力端子をもつ単安定マルチ八イブレ
ータ、いわゆるワンショットマルチ221 と、インバ
ータ222を介してレリーズスイッチsw2に接続され
、ワンショットマルチ221と同様の機能を持つワンシ
ョットマルチ223と、前記端子Eに接続され、ワンシ
ョットマルチ22+と同様の機能を持つワンショットマ
ルチ224と、入力側がワンショットマルチ223  
、224に接続されたORゲート225と、セット入力
端子がワンショットマルチ221に、リセット入力端子
がORゲートに接続され、出力端子側から前記レリーズ
制御部230にレリーズ制御信号を出力するフリップ7
0ツブ226とから構成されている。 次に、上記構成を有するカメラの露出制御装置1の各動
作を第6図〜第11図を参照1.て説明するつ [11各モードでの通常の露出制御を第6図を参照して
説明する。 (1−1)Aモードでの通常の撮影 まず、カメラ側の半押しスイッチが(図示省略)が押さ
れあるいはモータドライブ装置使用時にはスイッチsw
lが閉じられ端子Aから半押の信号がカメラに伝達され
て、露出制御装置l全体に通電されると、ステップ(1
)で、  ASA情報SVがASA情報選択部18から
ASA信号作成部6に、レンズの開放F値AvoがfO
信号部8からファインダー表示部14およびPモード信
号作成部7に、開放からの絞り込み段数(AVA −A
Vo)が(f−fo)信号部11カら7フイング一表示
部14およびAモード信号作成部8に、露出補正値ΔS
マが露出補正部23からそして、ブラケッティング時に
はブラケッティング補正値ΔEマがブラケッティング補
正値作成部160からASAS正補正値合成2にそれぞ
れ読み取られる。(なお、通用撮影時は、当然ながらΔ
Eマー〇である。)ステップ(2)及び(3)で、測光
演算部3は、開放測光値(BマーAvo)をA/D変換
しこの値に ASA信号作成部6からのASA信号(S
v十ΔSマ+ΔEマ)を加算し、開放適正シャッタータ
イムTvoを作成する。露出モード選択部2ではAモー
ドが選択されているので、ステ9プ(2)からステップ
(3) 、(4)を経てステップ(5)に移る。ステッ
プ(5)では、 I#ll光演算光演算部間放適正シャ
ッタータイムTvoを受けたAモード信号作成部8は Tv== TvA = Tvo+Avo−AvA= (
By−Avo)+Avo−AvA+Sv+ΔSv+ Δ
Evの演算を行ない、このAモード信号TvAをTマ。 Aマ信号作成部10に送る。この時、ファインダー表示
部14は、TvAを表示するとともに、fo信号部およ
び頁f−fo)信号部からの信号によってAvA(”A
マ。 preSet)を表示する(ステップ(El) ) 。 ステップ(7)でレリーズ信号がモータードライブ装置
200から露出制御開始部32に送られると、ステップ
(8)で絞り込みが開始され、ステップ(9)で測光演
算部3は、絞り込み過程で時々刻々変化してい〈絞込測
光値(BマーA1)を順次測光してA/D変換するとと
もにその時々の適正シャッタータイムTv*  (↑マ
本= By −Av* + Sv+ Δ5v−1−ΔE
v)を演算する(ステップ(10)) 。 ステップ(11)で、絞り制御部13は、 Tv本とT
マ(lITvA)とを比較し、両者が一致した時に絞り
込みを停市する(ステップ(12)) 、ステップ(1
3)で、絞り込み動作が終了した状態で再測光を行ない
、ステップ(14)でその再測光時のTv本=Tマとな
るTlを再度演算する。 このシャッタータイム信号Tlはシャッター制御用メモ
リ一部16で記憶され、この記憶値に基づいてシャッタ
ー制御部17はシャッター制御を行なう。 すなわち、シャッター制御部17は、ステップ(15)
でシャッター先幕をスタートさせ、ステップ(16)で
シャッタータイム信号を計時し、ステップ(17)でシ
ャッター後幕をスタートさせ、露出制御を完了させる。 ステップ(18)で露出制御が完了すると、シャッター
制御部17から露出完了信号がモータードライブ装置2
00に送られると、モータードライブ装置200は巻き
上げを開始する(ステー2プ(18))。ステップ(2
0)で巻き上げが完了すると、フィルムカウンター31
の内容を1つ増やす(ステップ(21))とともに、フ
ィルム残存コマ数計30の内容を1つ減らす(ステップ
(22)) 、そして、ステップ(23)でマニュアル
モードかどうかの判定を行ない、さらにス元ツブ(23
)でメモリーロック操作がされているかどうかの判定を
行なった後、最終的にはスタートに戻る。 (1−2)Pモードでの通常の撮影 露出モード選択部2でPモードが選択された場合には、
ステップ(2)からステップ(3)、ステップ(4a)
を経てステップ(5a)に移る。ステップ(5a)では
、Pモード信号作成部7は、 Tマ(リマp)=α(Bマ+Sマ+ΔSマ+ΔEマ)+
βの演算を行ない、かつTマ、Aマ信号作成部IOは、
Pモード信号Tvpに基づき Aマ;(1−α)Eマーβ の演算を行なう、そして、PモードにおけるTマ(・7
vp)値およびAt個がファインダー表示部14に送ら
れる。 その後の動作は、Aモードの場合と同様にステップ(6
)に移る。 (1−3)Sモードでの通常の撮影 Sモードが選択された場合には、ステップ(2)からス
テップ(3)、ステップ(4b)を経てステップ(5b
)に移る。 ステップ(5b)では、シャッターダイヤル12からの
Sモード信号Tvs(−Tv、preset)がTv、
Av倍信号作成10に送られ、Tv、Aマ信号作成部1
0は、Av= Bv+ Sv+ Δsv+ ΔEv −
Tvsの演算を行ない、SモードにおけるTv(=Tv
s)値およびAマ値をファインダー表示部14に送る。 その後の動作は、AモードおよびPモードの場合と同様
にステップ(6)に移る。 (1−4)Mモードでの通常の撮影 Mモードが選択された場合には、Tv、Aマ信号作成部
10でステップ(5c)の演算が行なわれ、この演算値
Tマ、Aマ及び、この^マ値における適正シャッタータ
イム値TvAが、ファインダー表示部14でステップ(
50)により表示する。なお、前述のこと〈通常撮影時
には、ブラケッティング補正値ΔEマ=Oなので、Tv
、Avはそれぞれシャッターダイアル12及び(f−f
o)部11でグリセ−2トした値TvM、AvMとなる
。 ここでΔTママ信号作成24には、測光演算部3からの
入力信号と、メモリーロック用メモリ一部26からの信
号とにより、メモリーロック操作時にΔTTv号を作成
したことは既に述べたが、Mモードでは、ΔTママ信号
作成24は、Aモード信号作成部8と、シャッターダイ
アル部12からのTvM信号により、ΔTTv号を作成
する(ステップ(51)) 。 ΔTv=  TvM  −TvA = TvM −(By+Sv+ ΔSv−AvM)  
 −−(213)このΔTTv号がASA補正補正値合
成部上2し、レリーズ時のSマ値補正としてASA信号
信号作成部側達される。 ASA信号信号作成部側光時はASA情報として(Sマ
◆ΔSマ)測光演算部3へ出力しているがカメラがレリ
ーズされると(ステップ(52)) 、この出力値はS
マから(Sv+ΔSマ+ΔTマ)に変化し、絞り系がス
タートする(ステップ(53))。 測光演算部3は、絞り込み過程で時々刻々変化して行く
、絞り込み測光値(BマーAr本)をA/D変換しくス
テップ(54)) 、変更後のASA情報(Sマ+ΔS
マ+ΔTマ)により、その時々の適正シャッタータイム
Tvよを演算する(ステップ(55)) 、 (2B)
式を考慮しTv零を表わすと、 Tv本= By+ (Sv+ ΔSv+ ΔTV) −
A vよ= TvM + (AvM −A vよ)・・
・・・・(27)ステップ(56)で絞り制御部13は
Tv本とTvとを比較し、両者が一致した時絞り込みを
停止する(ステップ(57))。従って(27)式から
Tvよ= TvM + (AvM −A v*) = 
Tv   −−−−・−(28)従って1通常撮影時に
は、ΔEマ=0だから(Tマ= TvM)なので、絞り
は(Avよ= AvM)で制御されたことになる。 ステップ(58)で、絞り込み完了後の再測光を行ない
ステップ(59)で、再測光時のTv本(= Tv)を
演算する。このシャッタータイム信号TvJ*Tマに基
づ〈ステップ(15)以後の動作はAモード、Pモード
、Sモード時と同じであるにの様にして、意図されたT
マ値、Aマ値でマニュアル・モード時の露出制御が行な
われる。 [2]  メモリーロック動作 次に、メモリーロック動作を第6図を用いて説明する。 ステップ(7)でレリーズ信号が来てない場合にはステ
ップ(30)に移る。ステップ(30)において不図示
のメモリーロック釦が押された場合には、メモリーロッ
ク信号作成部25からメモリーロック信号がメモリーロ
ック用メモリ一部26に伝達され、該メモリ一部2Bは
、測光演算部3からの開放適正シャッタータイム値Tv
ot−にとして記憶する(ステップ(31)) 。 ステップ(32)でレリーズ信号が来た場合にはステッ
プ(33)に移り、ステップ(33)では、レリーズ時
の開放再測光値(BマーAv0)がA/D変換され、ス
テップ(34)げTwoに演算される。このレリーズ時
のTvoが測光演算部3からΔTv信号信号細成部24
られ、ステップ(35)では、ΔTママ信号作成24は
、前記メモリ一部26で記憶されたメモリーロック時で
の開放適正シャッタータイムTvo(=K)とレリーズ
時の開放適正シャッタータイムTv0との差をΔTTv
号としてASAS正補正値合成2に出力する。 ステップ(36)で絞り込み動作が開始し、ステップ(
37)ではステップ(3)と同様に測光演算部3は絞り
込み測光値(BマーAvJ)を順次演算し、かつその時
々の適正シャッタータイムTvJ(Tvz = Bマー
AvZ+Sマ+ΔSマ+ΔTマ)を演算する(ステップ
(3B)) 。 ステップ(39)でステップ(11)と同様にTvよと
Tvとを比較し、Tv*=Tマになった時に絞り込み動
作を作出する(ステップ(40)) 、そして、ステッ
プ(41)でステップ(13)と同様に再測光を行ない
、ステップ(42)で該再測光時のTv本=Tマどなる
71本を再度演算する。その後の動作はステップ(15
)に移る。 従って、メモリーロック操作をした場合には、A、P、
Sの各AEモードにおいて、メモリーロック操作時に記
憶されたシャッタータイムTvに基づいてシャッターあ
るいは絞りが制御される。 [3] ブラケッティング情報の設定操作法に、第7図
を参照してブラケッティング情報の設定操作について説
明する。 第7図において、ステップ(100)で、ブラケッティ
ング情報記憶部120で記憶されたメモリーWx、y、
zをリセットし、ステップ(lol)で、例えば第2図
で示すブラケッティング表示部150の−記号表示部1
51を点滅させることにより、−側ステップセットのス
タンバイ表示をする。ステップ(102)で、−側ステ
ップ数をブラケッティング情報設定部110で例えば月
段にセットし、ステップ(103)で、ブラケッティン
グ情報記憶部120がセットされた一側ステップ数をメ
モリーWとして記憶する。 ステップ(104)で、ブラケッティング表示部155
の枚数表示部155のうちの一側枚数表示部分を点滅さ
せることにより、−側枚数・セットのスタンバイ表示を
する。ステー2プ(105)で、−側枚数を前記情報設
定部110で例えば3枚にセットし、ステップ(foe
)でセットされた一側枚数をメモリーXとして記憶し、
ステップ(107)で−側セッティングが完了したこと
を表示する。 ステップ(10B)で、ブラケッティング表示部150
の十記号表示部153を点滅させることにより、+側ス
テップ・セットのスタンバイ表示をする。 ステップ(109)で、+側ステップ数をブラケッティ
ング情報設定部110で例えば%段にセット、ステップ
(110)で、前記情報記憶部120がセットされた+
側ステップ数をメモリーyとして記憶する。 ステップ([1)で、前記枚数表示部155の+側枚数
表示部分を点滅させることにより、+側枚数セットのス
タンバイ表示をする。ステップ(112)で、+側枚数
を前記情報設定部110で例えば3枚にセットし、ステ
ップ(113)でセットされた+側枚数をメモリー2と
して記憶し、ステップ(114)ですべてのセツティン
グが完了したことを表示する。 このようにして、第2図に示すようにブラケッティング
情報がブラケッティング表示部150で表示される。 [4] ブラケッティング撮影 次に、ブラケッティング情報のセットを完了した後に行
なわれるブラケッティング撮影について第8図を参照し
て説明する。 第8図に示すように、ブラケッテインターモードが選択
されると、ステップ(200)でブラケッティングシー
ケンス制御部130はレリーズ動作を禁止し、ステップ
(201)で、ブラケッティング・シーケンス制御部1
30はブラケッティング情報記憶部120で記憶された
各データ・メモリーW(−側ステップ数)、X(−側枚
数)、y(+側ステップ数)、2(+側枚数)をw、x
、y、zとして読み出す。 ステップ(202)で、セット枚数検査部140がフィ
ルム残存コマa計30のフィルム残存コマ数Fを読み出
し、ステップ(203)で、前記シーケンス制御部13
0は、−側枚数Xと、+側枚数Zとの和に1を加算した
連写枚数Mをセット枚数検査部140に送り、ステップ
(204)でブラケッティング表示部150を点灯させ
て表示系をオンにする。 ステップ(205)で、セット枚数検査部140は、フ
ィルム残存コマ数Fと連写枚数Mとを比較し、11Mで
ない場合にはステップ(20B)に移り、11Mの場合
にはステップ(20B)に移る。 ステップ(208)では、セット枚数検査部140は、
前記シーケンス制御部130へブラケッティング撮影の
禁止信号を出力するとともに、フィルム残存コマ数不足
の警告信号をブラケッティング表示部150に送り、ス
テップ(20?)で該表示部150の全表示をオフにし
てフィルム残存コマ数不足を警告する。 ここで、ステップ(208)以下を説明する際に、第2
図に示す場合と同様にm個ステップ数W t−H’*−
側枚数Xを3.+側ステップ数Yを%、+側枚数Zを3
とした場合を例にして説明する。 ステップ(208)で、前記シーケンス制御部130に
おいてU−X(−3)とおき、ステップ(209)で、
ブラケッティング補正値作成部160は、ΔEマ= U
(−3)X W(−34)の露出補正値ΔEマ(−1)
を作成し、ステップ(210)で、前記補正値作成部1
60はカメラのASAS正補正値合成2にΔEマ(−1
)を出力する。 ステー2ブ(211)でレリーズ動作の禁止が解除され
た後、ステップ(212)で、カメラにレリーズ信号が
送られると、第6図に示すように各モードにおいて、露
出補正値ΔEマ(−1)が補正項として加えられた適正
シャッタータイムエマあるいは絞り値Aマによって露出
制御が行なわれ、露出制御が完了し、露出完了信号がシ
ャッター制御部17から前記シーケンス制御部130に
送られると、ステップ(213)で該シーケンス制御部
130は再びレリーズ動作を禁止する。 ここまでで、ΔEマー1の露出補正が加えられた1枚目
の撮影が終了する。 次に、ステップ(214)でU−Oか否かの判定をし、
U−3であるのでステップ(215)に移る。ステップ
(215)でυ−U(−3)−1〜2とおき、再びステ
ップ(2011)に戻る。 そして、ステップ(2011)から(213)で同様に
して、ΔEマー%の露出補正が加えられた2枚目の撮影
が行なわれる。 その後、ステップ(209)においてU−1になった場
合には、ΔEマー局の露出補正が加えられ°た3枚目の
撮影が行なわれ、ステップ(2013)において■−〇
になった場合にはΔEママ−の撮影、すなわち所定の露
出値での撮影が行なわれる。この撮影終了後、ステップ
(214)ではり−Oであるのでステップ(21B)に
移り、ステップ(218)でZ−0か否かの判定をする
。もし2−0である場合にはステップ(217)に移り
、ステップ(217)でブラケッティング撮影が完了し
たことを表示し、ステップ(20?)に移る。 本例ではZ−3であるのでステップ(21B)からステ
ップ(218)に移り、ステップ(21B)で、前記シ
ーケンス制御部130においてU−1とおき、ステップ
(219)で、前記補正値作成部180はΔEvgU(
−1)XY(−十%)の露出補正値ΔEマ(−十%)を
作成し、ステップ(220)で、該補正値作成部180
はΔEマ(−◆朽)をASAS正補正値合成2に出力す
る。そして、ステップ(221)〜(223)において
ステップ(211)〜(213)と同様にΔEマー◆%
の露出補正が加えられた5枚目の撮影(+側の1枚目の
撮影)が行なわれる。 ステップ(224)で、U−2,(−3)であるか否か
の判定をし、U−1であるのでステップ(225)に移
る。 ステップ(225)でU−U(・1)◆1とおき、再び
ステップ(219)に戻る。 そして、ステップ(219)においてU−2になった場
合には、ΔEマ=◆1yJの露出補正が加えられた6枚
目の撮影が行なわれ、ステップ(219)においてU−
3になった場合には、ΔEマー十2の露出補正が加えら
れた7枚目(最後)の撮影が行なわれる。 この7枚目の撮影終了後、ステップ(224)ではU−
Zであるので、ステップ(217)に移り、全てのブラ
ケッティング撮影の終了が表示される。 このようにして、第8図に示すフローチャートにおいて
は、ブラケッティング撮影は、−側の露出補正量が最大
の撮影から+側の露出補正量が最大の撮影に向って順に
行なわれる。 なお、ブラケッティング撮影の順序は、第8図に示すも
のに限られない0例えば、i8図の場合と逆に、+側の
最大露出補正量の撮影から一側の最大露出補正量の撮影
に向って順にブラケッティング撮影を行なってもよい、
あるいは中央値を1枚目に撮影し、その後+側、−側交
互にブラケッティング撮影を行なってもよ0゜ 次に、各モードにおけるブラケッティング撮影を第10
図および第11図を参照して説明する。 (4−1)Aモードのブラケッティング撮影第10図(
a)を参照してAモードでのブラケッティング撮影につ
いて説明する。 第10図(a)はAモードでのブラケッティング撮影状
態を示しており1図において、ブラケッティング撮影が
行なわれる前のEv値(所定の露出値)をEvc とお
き、ブラケッティング撮影により局段ずつの露出補正が
施された場合のEマ値を(Evc−1) 。 (Evc −y2)、Evc、(Evc +y2)、(
Evc+1)と表わしている。 第10図(a)に示すように、プリセット絞り値AvA
に対する、露出補正量が零の時の基準となる17個をT
vc とおくと・ Tvc  =  Bv+Sv+Δ5v−AvA−Eve
−AvA                 ・・・−
(29)ここでEveにΔEマの露出補正が加わると、
(29)式は(Sマ÷ΔSマ)が(Sマ+ΔSマ÷ΔE
)となるため結果としてEvcが(Evc+ΔEマ)と
なり、T’vc= Bv+(Sv+ΔSv+ ΔEv)
−AvA= Evc+ΔEv−AvA = Tvc+ΔEv          −・・1(3
0)となる。 又、ΔEマの露出補正が加わった時の17本は次式%式
% 従って(30)式と(31)式が等しくなった時、絞り
が係止されるから(23)式、(30)式、 (31)
式より、この時の絞りは Av本= Evc+ΔEv−T’vc = Evc+ΔEv−(Tvc*ΔEv)= Evc+
ΔEv−(Eve−AvA+ΔEv)= AvA   
         ・” ” (32)すなわち、(3
2)式から明らかな様に、絞りはプリセット絞り値Av
Aで制御され、この時のシャッタータイムは(27)式
で示されるごと((Tvc+ΔEマ)で制御される。な
お、第6図におけるフローチャートの説明は、既述の通
常撮影時と同様なので割愛する。後述のP、Sモードも
同様である。ここでΔEマを−L−’A 、Q、+3q
 +”lと変化させた時Tマ値は(Tvc−1)、(T
vc −4%)、Tvc、(Tvc +%)、(Tvc
+1)  と変化し、第1O図(a)で示されるAモー
ドでのブラケッティング撮影が行なわれる。なお、プリ
セット絞り値で機械的に絞り係止が行なわれるレンズは
(29)式がすでに成立しており、シャッターは(Tv
c+ΔEマ)で制御され、同上の結果となる。 (4−2)Sモードでのブラケッティング撮影第10図
(b)はSモードでのブラケッティング撮影状態を示し
ており、プリセットされたシャッタータイムTvsに対
し、ブラケッティング撮影による露出補正量が零の時の
基準となるAv値をAvcとおくと、 Tvc   =  Fly+!’?v+Δ!’:v−A
vr=  Ev C−Avc            
                    ”瞥 Tφ
−(33)となる。 又、ブラケッティング撮影によりΔEマの露出補正が加
わった時のシャッター信号Tlは(31)式で示される
から、絞りが係止される時は(31)式と(33)式よ
り Tv本=Evc+ΔEv −Aw農 = τマS = Evc−Avc           = ・・・
(34)従って Av−t = Avc+ΔEv         = 
−(35)(35)式から明らかな様に、ブラケッティ
ング撮影によりΔEマを−i、−H、o、◆局、◆1と
変化させた時、絞り値は、(Avc−1)、(Avc 
−%)、Avc、(Avc +%)。 (Avc中1)となる、これが第10図(b)である。 但し図で示されている様に絞り値を開放状態でAv0゜
最大絞り込み状態でAvmaxと表わす時、ブラケッテ
ィング撮影による絞り制御範囲がAvoとAvmaxと
の間にあれば前述のごとくTマ値は設定値TマSの一定
値を保ち、Aマ値のみが変化するが、Av値が理部上、
Avoより開放側、あるいはAvmaxより更に絞り込
む領域にまで進入すると、Aマ値はAvoあるいはAv
maxになり、Tマ値がTvsかもそれぞれ長秒時側あ
るいは短秒時側に変化しながらブラケッティング撮影を
続行する。従って露出におけるAv値とTマ僅の組合せ
点は図示のごとくn、Ω、nの三本の直線上を移動する
ことになる。 次に、このような動作の原理を第1図を参照して説明す
る。 開放状態でのTv本(*Tマ0)が絞り制御部に入力さ
れているシャッター信号Tvsよりも低速側の時、従っ
て絞りが開放状態より更に開かなければ設定されたシャ
ッタータイムTvsでの適正露光量(補正が施された場
合も含む)が得られない時は、レリーズ前から既に次式
が成り立っている。 Tvs>Tvよ= Two         ・” −
(3B)従って絞り制御部13は、レリーズとともに作
動し、絞りを開放状態で係止する。その後このTV@号
Tマ0をシャッター制御用メモリ一部18で記憶し、シ
ャッター制御部17によりシャッター制御を行なうので
、結果的に絞り制御のみで露光量が補いきれない時はシ
ャッタータイムを変化させ、不足分を補うことになる。 このためTマ値、Aマ値の組合せ点は直線を上を移動す
る。 又、最大絞り込み時Avmax テのTv本(−Tvm
in)がTvsよりまだ大きく、更に絞り込みを必要と
する場合は、常に Tvs < Tv本= Tvmin        −
・−・・(37)となる。 従って、絞りは機械的に係止される最大絞り込み位置A
vmaxまで動いても絞り制御部13は絞り係止動作を
行なわない、そしてシャッター制御用メモリ一部16は
絞り値Avs+axでのシ+−/ター値Tv+ainを
記憶し、シャッター制御部17がこの値でシャッター制
御を行なう、従って絞り制御のみで露光量を制御しきれ
ない分は結果的にシャッタータイムを変化させて補うこ
とになる。このためTマ値、Aマ値の組合わせ点は直線
R5とを移動する。 こうして第10図(b)でT’Q 、 n 、 nの直
線上のAv値、Tマ値の組合せを取りなからSモードで
のブラケッティング撮影が行なわれる。 (4−3)Pモードでのブラケッティング撮影第10図
(C)はPモードでのブラケッティング撮影状態を示し
ている。 前述のようにPモード信号Tvpは、 Tvp =αEマ+β =α(Bマ+Sマ+ΔSマ)+β である、ここでブラケッティングによる露出補正量が零
の場合のEマ値をEve 、この時のTvpをTvcと
おく。今、Ev値にΔEマの露出補正が施され、Tvp
がT’vpに変ったとすると、 T’vp= a (Evc+ 4 Ev)+β=TマC
+αΔEマ       ・・−・・(38)又、この
時のAマ値がAvcから(Avc+ΔAマ)と変化した
とすると、Tマ値の変化量とAマ値の変化量の和は、露
出補正値ΔEマと等しくなることから、露出補正による
Aマ値の変化量ΔAマは、次の式で表わされることにな
る。 ΔAマ=(1−α)ムEマ       ・・・・・・
(38)従ってEv値が補正を受けEマCから(EvC
+ΔEv)になる時Tマ値、Av値は各々Tvcから(
Tvc+αΔEマ)Avcから(Avc+(1−a )
 ΔEv) となる、ここで、ΔEマを−1.−鍔、0
.+局、+lと変化させた時のEv値、。 Tマ値、Aマ僅の関係が第10図(c)で示されている
。 なお、Sモード説明時に詳述した7iIJIO図(b)
での直線陥及びnに相当する部分としてPモードの第1
O図(c)上に直線n′及び日が存在するが。 その動作理由はSモード時と同様なため説明は割愛する
。 (4−4)Mモードでのブラケッティング撮影(4−4
−1)まず、第11図を参照して、プリセットされた絞
り値AvMおよびシャッタータイムTvMの両方に対し
て補正を施すMモードでのブラケッティング撮影につい
て説明する。 なお、プリセットされたAマ値に補正を施す手段は、既
述のごとく、絞りプリセット部材と機械的最大絞り込み
位置が独立しているレンズ系をもつカメラ・システム、
あるいはレンズ本体に絞り制御モード用位置すなわち最
大絞り込み位置にロック部材等を有し、 Av値プリセ
ットはボディ側で行ない、絞り制御部により絞りをプリ
セット値で係止する様なカメラ・システムに適するので
、この様なカメラ・システムを使用することを前提にM
モードでのブラケッティング撮影の説明を行なう。 今、ブラケッティング撮影において、ΔEマの露出補正
を施す為に、プリセットされたシャッターイIgTvM
、絞り値At)l ニ、ソレソtLyΔEv、 (1−
y)ΔEマの露出補正を施し、Tマ値とAマ値の補正量
の合計でΔEマの補正が得られることを説明する。 ASAS正補正値合成2には(26)式で示されるΔT
マ信号が入力されているが、ブラケッティング制御部l
OOからはブラケット信号ΔEマが入力される。 この為、ASA信号作成部6から測光演算部3へのAS
A信号は、レリーズ操作とともに(Sマ+ΔSマ)から
(Sマ+ΔSマ+Δ↑マ奉ΔEマ)に変化する。この信
号をS′マとおくと(26)式より S′マ=Sマ+ΔSマ+ΔTマ+ΔEマ=Sv+  Δ
Sv+ 丁vM−(By+Sv+  ΔSv−AvM)
+ΔEv=  TvM+AvM−Bv + ΔEv  
           −−−−−−(40)又、ブラ
ケッティング制御部100からTマ+ Av@号作成部
lOへシャッター補正信号としてγΔEマが送られる。 Tマ、Aマ信号作成部10はプリセット値TvMと、シ
ャッター補正信号γΔEマを合成し絞り制御部13へ、
Tマ信号として(TvM+γΔEマ)を送る。 測光演算部3の出力信号TV本は、レリーズ操作後は、
(40)式で表わされるASA信号ダマを取り込み。 次式の信号となる。 T’v寡= Bv+ S’v −Av*= Bv+ (
TvH−Bv+Av)4+ΔEv)−An= TvM+
AvM+ΔEv−Av本−・・・(41)絞り制御部1
3は(41)式のTV本とTマ、Aマ信号作成部10か
らのシャッター信号(TvM+γΔEマ)とが等しくな
った時、絞りを係止する。従って絞り係止が行なわれる
時(41)式より Tv本= TvM+(Avに+ ΔEv −Avり= 
TvM + y ΔEv        ・・−・−(
42)従って、絞り込み終了時のAnの値は。 An x (TvM+AvM+ ΔEv) −(TvM
+ y ΔEv)= AvM + (1−y ) ΔE
v     ・−・・・・(43)この(42)式、(
43)式から次の結果を得る。すなわち、(43)式に
より、絞りが(AvM *(1−y ) ΔEv)で制
御され、その後シャッター制御用メモリ一部18は、こ
の時の7 v zすなわち(42)式で表わされるTマ
値(TvM+γΔEマ)を記憶し、シャッター制御部1
7はこの値に基づきシャッター制御を行なう。 この様にして、Tマ値にγΔEマ、Aマ僅に(1−γ)
ΔEマの露出補正を施し、全体の露光量としてΔEマの
補正を行なうことが可能となる。 第11図は、プリセットされたシャッタータイムTvM
に対してγΔEマの露出補正を、プリセットされた絞り
値AvMに対して(1−γ)ΔEマの露出補正をそれぞ
れ施しながら、Mモードでのブラケッティング撮影が行
なわれる状態を示している。 次に、第12図を参照して、Mモードでのブラケッティ
ング撮影をプリセットされた絞り値AvNに対してのみ
露出補正する本発明の第2実施例について説明する。 すなわち、第12図に示すブラケッティング撮影J↓ 
 /7つ)+  /Jす’1−4’+−七日ヂ ャ −
 ^ し 1 に 五 小であり、この場合において(
42)式、(43)式はそれぞれ Tv本= TvM             −・” 
(44)An   =  AvM   +   Δ E
v                        
 ”−・・・ (45)となる。 なお、第11図、第12図で示した様に、プリセットさ
れた絞り値AvMに露出補正を加えるための絞り制御動
作を必要とするMモードでのブラケッティング撮影は、
絞りプリセット部材と機械的最大絞り込み位置が独立し
ているレンズ系をもつカメラ・システムあるいはレンズ
本体に絞り制御モード用位置、すなわち最大絞り込み位
置にロック部材等を有し、Aマ値プリセットはボディ側
で行ない、絞り制御部により絞りをプリセット値で係止
する様なカメラ・システムに適する。 次に、第13図を参照して、Mモードでのブラケッティ
ング撮影をプリセットされたシャッタータイムTvMに
対してのみ露出補正する本発明の第3実施例について説
明する。 第13図に示すブラケッティング撮影は、(42)式、
(43)式においてγ=1としたものであり、この場合
において(42)式、 (43)式はそれぞれ、Tマよ
 = TvM  ÷ ΔEマ            
・・・・・・(4B)Av*  = AvM     
             、”−1,(47)となる
。 このようなブラケッティング撮影は、絞り環のプリセッ
ト位置でレンズの絞り込みが機械的に係止されるレンズ
系を持つカメラ・システムに適するものであり、Aマ値
の露出補正をするための絞り制御を行なわず、Tv値の
みで露出補正を施すものである。 このブラケッティング撮影を行なう場合には、(37)
式で表わされるΔTv@号が、ブラケッティング制御部
100からのブラケット信号ΔEマとともにASAS正
補正値合成2を介してASA信号作成部Bに入力され、
ここで(4o)式により表わされるASA信号S′が作
成され、レリーズとともに、この信号S′が測光演算部
に入力される過程は、Mモードでの前記他のブラケッテ
ィング撮影の場合と同様である。 また、このブラケッティング撮影では、前記絞り制御を
行なわないので、絞り制御部13は動作を停止しており
、ブラケッティング制御部100からTマ、Aマ信号作
成部10へのシャッター補正信号も不要である。このた
めレリーズ後、絞りはプリセット値Aマにで機械的に係
止される。従ってこの時のTマ値Tvよは次式となる。 Tl = By+ S’v −AvM =  Bv+  (TvM−By+AvM+ΔEv) 
 −AvM= TvM + ΔEv         
−・−(48)従ってシャッター制御用メモリ一部18
は(48)式で表わされるTマ値を記憶し、シャッター
制御部17はこの記憶値に基づきシャッター制御を行な
う。 こうしてTマ値のみの補正によるブラケッティング撮影
が行なわれる。 さて、これまで説明してきたMモードでのブラケッティ
ング撮影は、すべて絞り係止後、再測光によるTマ値に
基づきシャッター制御を行なってい  □たが、Tマ値
のみに露出補正を施すブラケッティングに限れば、次の
方式が簡便である。 ブラケッティング制御部100からブラケット信号ΔE
マを直接マニュアル・タイム作成部に入力する。マニュ
アル・タイム作成部18にはシャッターダイヤル12か
らのTマ信号Tvにが入力されており。 このTvMと、ブラケット信号ΔEマがマニュアル・タ
イム作成部18で合成され、(TvM+ΔEマ)となり
、シャッター制御部17に送られる。シャッター制御部
17はこの値に基づきマニュアル・シャッター制御を行
なう。 この様にして、Tv値の補正によるブラケッティング撮
影が行なわれる。なお、この方式の場合はブラケッティ
ング制御部100からASAS正補正値合成2へのブラ
ケット信号ΔEマ、又Tマ、Aマ信号作成部lOへのシ
ャッター補正信号は不要であり、ΔTマ信号作成部24
の動作も不要となる。
【5】 モータードライブ装置のオートストップ動作(
5−1)次に、モータードライブ装置200によって連
続してブラケッティング撮影を行なう際に、ブラケッテ
ィング制御部100で設定された連写枚数の撮影が完了
した際に、レリーズ釦を押し続けていてもブラケッティ
ング制御部100からのモータードライブ制御信号によ
ってモータードライブ装置200を停止させるオートス
トップ動作について、第3図〜第5図を参照して説明す
る。 まず、SC切換スイッチSW3をオンにして連続撮影モ
ードにセットし、ブラケッティング制御部100の前記
情報設定部110でブラケッティング撮影の連写枚数を
セットした後にレリーズスイッチSW2をオンすると、
レリーズスイッチSW2からワンショット・マルチ22
1に出力されるSig、aがHからLに変化するので、
ワンショット・マルチ221からフリップフロップ22
6のセット入力端子にHレベルのセット信号Sig、b
が出力される。一方、レリーズスイッチSW2をオンし
た際には、ワンショット・マルチ223からの出力信号
Sig、cはLであり、かつブラケッティング撮影の情
報設定の完了によってHレベルのモータードライブ制御
(i号Sig、dが端子Eに入力され、ワンショット・
マルチ224からの出力信号Sig、eもLであるので
、ORケート225からフリ2プフロップ226のリセ
ット入力端子に送られるリセット信号はLレベルになっ
ている。 前記フリ・ンプフロップ226は、Hレベルのセット信
号Sig、bの入力によってLレベルのレリーズ制御信
号SIg、gをレリーズ制御部230に送る。この時、
レリーズ制御部230は、端子Cを介してカメラの露出
制御開始部32にレリーズ信号を送り、カメラの露出制
御動作をスタートさせる。露出制御動作の完了時に、モ
ーター制御部250は、端子りを介して露出完了信号(
いわゆる巻き上げ信号)をカメラのシャッター制御部1
7から受け、それによってモーターを駆動して一コマ分
の巻き上げを行なう、−二マ分の巻き上げ完了時に、モ
ーター制御部250は巻き上げ完了信号をレリーズ制御
部230に送る。このように、Lレベルのレリーズ制御
信号Sig、gがレリーズ制御部230に入力されてい
る間中、レリーズ制御部230は端子りからの露出完了
信号をモニターしており、モーター制御部250からの
巻き上げ完了信号を受ける毎にレリーズ信号を端子Cを
介して露出制御開始部32に送ることによって連続撮影
を行なう。 そして、設定された連写枚数のブラケッティング撮影が
終了すると、レリーズ制御信号発生部220の端子Eに
入力されるモータードライブ制御信号Sig、dがHか
らLに変化し、ワンショット−マルチ224からの出力
信号Sig、eがHレベルのリセット信号になり、OR
ゲート225を通して、このHレベルのリセット信号が
フリップフロップ228のリセット入力端子に送られる
ので、フリップフロップ22Bから出力されるレリーズ
制御信号gはLからHに変化する。このHレベルのレリ
ーズ制御信号gが入力されることによって、その時レリ
ーズスイッチSW2がオンされていてもモータードライ
ブ装置200は停止する。これが前記オートストップ動
作である。 次に、上記オートストップ動作を第9図を用いて再び説
明する。 第9図は、モータードライブ装置200あるいはブラケ
ッティング制御部100側からカメラ側にレリーズ信号
を送るように構成されたカメラ−システムにおいて、設
定された連写枚数のブラケッティング撮影が終了した際
に、ブラケッティング制御部100側からの指令によっ
て、レリーズスイッチがオンされていてもカメラのレリ
ーズを禁止し、連続撮影を自動的に作置するようにした
フローチャートを示している。 そして、第9図のフローチャートにおいて、ステップ(
211a)および(211b)が第8図のフローチャー
トのス。テップ(211)と異なっており、その他のス
テップは第8図のステップと同じである。 第9図に示すように、ステップ(211a)でレリーズ
スイッチがオンすると、ステップ(211b)でブラケ
ッティング制御部100側あるいはモータードライブ装
置200側からレリーズ信号をカメラ側に出力する。 そして、設定された連写枚数の撮影が終了した際には、
レリーズスイッチがオンされている状態においてステッ
プ(213)あるいは(223)でカメラステップ(2
18)、(217)および(207)に移り、全てのブ
ラケッティング撮影の終了が表示される。 なお、第1図のブロック図については、その各ブロック
がいわゆるアナログ回路であるのか、ディジタル回路で
あるのか、あるいはこれらの混成回路であるのかは問わ
ない、要はアペックス演算表現で説明を行なってきた様
に、各信号の情報内容と、演算、制御のシーフェンスで
ある。従って第1図乃至第4図例′は本システムの基本
的なハードウェア嗜ブロックを構築しているのみならず
、コンピュータによる制御システム構成を考える時、第
6図乃至第9図例で表わされるソフトウェアが平面展開
されているものと考えてよい。 なお、上記第1実施例によれば、ブラケッティング情報
設定部110で単位露出補正量(−側ステップ数および
+側ステップ数)を任意に設定できるとともに、−側ス
テップ数および+側ステップ数を別々に設定できるので
、例えば使用するフィルムのラチチュードに応じてブラ
ケッティング撮同様に、ブラケッティング撮影の連写枚
数をブラケッティング情報設定部110で任意に設定で
きるとともに、該連写枚数のうちの一側枚数および+側
枚数を別々に設定できるので、ブラケッティング撮影を
変化を持たせることが容易にできる。 さらに、ブラケッティング情報設定部110で設定され
るブラケッティング情報(連写枚数、単位露出補正量)
はブラケッティング表示部150で表示され、該表示部
150を見ながらブラケッティング情報の設定ができる
ので、ブラケッティング撮影の準備操作を極めて簡単に
行なえる。 (発明の効果) 本発明に係るカメラの露出制御装置によれば、ブラケッ
ティング情報設定部でブラケッティング撮影の連写枚数
を任意に設定できるので、ブラケッティング撮影に変化
を持たせることが容易にでき、かつ設定された連写枚数
のブラケッティング撮影が完了した際に、モータードラ
イブ装置を停止させるモータードライブ制御信号を、ブ
ラケッティングシーケンス制御部からモータードライブ
装置に出力するので、レリーズ釦を押し続けていても、
ブラケッティング撮影の完了時にモータードライブ装置
を確実に停止させることができるやさらに、設定された
連写枚数はブラケッティング表示部で表示されるので、
連写枚数の設定操作を簡単に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第11図は本発明の第1実施例を示しており
、第1図は露出制御装置全体のブロック図、第2図はブ
ラケッティング表示部での表示状態を示す説明図、第3
図はモータードライブ装置全体のブロック図、第4図は
モータードライブ装置の一部のブロック図、第5図は第
4図に示すブロック図の波形図、第6図は露出制御動作
を示すフローチャート、第7図はブラケッティング情報
の設定手順を示すフローチャート、第8図はブラケッテ
ィング撮影の制御動作を示すフローチャート、第9図は
、設定された連写枚数のブラケッティング撮影が完了し
た際にレリーズ動作を禁止する様に構成されたブラケッ
ティング撮影のフローチャート、第10図(a)はAモ
ードでのブラケッティング撮影を示す説明図、第1O図
(b)はSモードでのブラケッティング撮影を示す説明
図°、第10図(C)はPモードでのブラケッティング
撮影を示す説明図、第11図はMモードでのブラケッテ
ィング撮影を示す説明図、第12図は本発明の第2実施
例を示しており、Mモードでのブラケッティング撮影を
示す説明図、第13図は本発明の第3実施例を示してお
り、Mモードでのブラケッティング撮影を示す説明図で
ある。 1・・・カメラの露出制御装置 100・・・ブラケッティング制御部 200・・・モータードライブ装置 110・・・ブラケッティング情報設定部第2図 第す図 第4図 第5図 第10図 1ぎ グ/ 図 ルM 手続補正書(@発〕 昭和61年 3月21日 1、事件の表示  特願昭 59−270050  号
2、発明の名称  ブラケッティング撮影装置3、補正
をする者 事件との関係  特許出願人 住  所  東京都千代田区丸の内3丁目2番3号名 
称 (411)旧本光学工業株式会社4、代  理  
人  〒220 5、補正の対象 明細書全文および図面 明     細     書 1、発明の名称 ブラケッティング撮影装置 2、特許請求の範囲 一駒の露出動作を制御する露出制御手段と、各駒ごとに
異なる露出値で前記露出制御手段に露出動作を行なわし
める為に、−駒の露出動作が終了するごとに予め定めら
れた露出補正量を前記露出制御手段へ出力する露出補正
手段とを備えたブラケッティング撮影装置において前記
露出制御手段の作動後に巻上動作を行ない、巻上動作後
に前記露出制御手段を作動せしめ、レリーズ釦の押圧を
保持している限り露出制御動作と巻上動作とを交互に達
成するモータドライブ手段と、 任意の露出駒数を設定する駒数設定手段と、該駒数設定
手段により設定された駒数の露出が全て終了したことを
検出して前記露出制御手段の作動を強制的に禁止する制
御手段とを有し、前記レリーズ釦の押圧を保持していて
も、3、発明の詳細な説明 (発明の技術分野) 本発明はブラケッティング撮影、すなわち成る所定の露
出値及び該所定の露出値にわずかな補正を加えた1つあ
るいはそれ以上の露出値にて順次露光動作を繰り返し、
フィルム上の各撮影画面に少しずつ露光量の異なる被写
体像を写し込む撮影が可能な写真カメラに関する。 (発明の背景) 従来、前記ブラケッティング撮影を可能とする写真撮影
装置は特公昭54−26893にて知られている。 そこで出願人は、このような従来の写真撮影装置をモー
タードライブ装置で駆動し、複数駒のブラケッティング
撮影をより短時間で終了させることを考えた。しかしな
がら上記従来の写真撮影装置は、複数駒のブラケッティ
ング撮影が終了しても、その終了時期撮影者に知らせる
ことができない、したがってレリーズ釦を押し続けてい
ると、モータードライブ装置がブラケッティング撮影の
終了後に、露出補正量が零に戻った状態での撮影、すな
わち前記所定の露出値での撮影を数駒分だけ続けてしま
うおそれがある。換言すれば、数駒分だけ無駄な撮影が
なされてしまうおそれがあった台 (発明の目的) 本発明の目的は、上述した欠点を解決し、モータドライ
ブ装置により複数駒のブラケッティング撮影を行なうこ
とができ、かつレリーズ釦を押し続けていても無駄な撮
影を行なうことがないブラケッティング撮影装置を提供
することにある。 本発明は、ブラケッティング撮影の為に設定された駒数
と、ブラケッティング撮影にて実際に撮影された駒数と
を比較し、前記設定された駒数の撮影が全て終了したこ
とを検出して、露出制御動作を強制的に停止させること
により、上記目的を達成している。 (実施例) 以下1図面に基づいて本発明の詳細な説明する。 第1図〜第10図は本発明の第1実施例を示しており、
この実施例は、瞬間絞り込み測光方式を採用したマルチ
モード・−眼レフカメラに適用されている。 第1図に示すように、この瞬間絞り込み測光方式(7)
マルチモード・カメラには露出制御装置l、ブラケッテ
ィング制御部100、およびモータードライブ装置20
0が設けられている。 このマルチモード・カメラは、絞り優先AEモード(A
モード)、シャッタ優先AEモード(Sモード)、プロ
グラムAEモード(Pモード)およびマニュアルモード
(Mモード)の4モードのいずれかを露出モード選択部
2により選択可能になっている。 第1図において、露出制御装置1の測光演算部3は、不
図示の撮影レンズおよび絞り4を通って被写体から受光
素子5に入射する光量に関する情報(By−An)と 
ASA信号作成部6から(7) ASA情報Sマとによ
り、その絞り値およびフィルム感度の組合せにおける適
正シャッタータイム信号TV本を算出する。これを公知
のアペックス表示で表わすと。 Tv本 = By+ Sv−Av本         
   −−−−−0(1)ここでAnは絞りの静的状態
(停止状S)のみならず、動的状態(動作中)の絞り値
をも示している。従って絞りが開放の状態の時にはAl
=Avo  ・丁マ8=Tマ0と表わす。 この開放状態でのシャッタータイム信号TvaはPモー
ド信号作成部7及びAモード信号作成部8に入力される
。 Pモード信号作成部7は、レンズの開放F値Avoをf
o信号部9から受け、Avoと↑マ0とに基づき演算を
行ない、Eマ値を得、このEマ値に係数を乗じることに
よりPモードにて適正露出を得るシャッター信号、すな
わちPモード信号Tvpを作成する。 丁マP = αEマ+β = a  ((By  +5v−Avo)+Ava  
)  +β= a (Tvo+ Avo)+β    
     ・−・−(2)このPモード信号TvpはE
v値によりシャッタータイムが一義的に決定されるプロ
グラム・シャッタータイムを示している。この信号↑マ
pはTマ、Aマ信号作成部10へ入力される。 又Aモード信号作成部8は、レンズにてプリセットされ
た絞り環の絞り開放状態からの絞り込み段数(AvA 
−Avo)を f−to信号部11から受け、(AvA
 −Avo)とTvoとを演算することによりAモード
にて適正露出を得るシャッター信号、すなわちAモード
信号TvAを算出する。 TvA = (By + Sv −Ava) −(Av
A −Avo)= Tvo −(AvA −Avo) = Bv + Sv −AvA         = 
−(3)この信号TvAは、Aモードでのプリセット絞
り値AvAに対する適正シャッタータイムを表わしてい
る。この信号TvAもTマ、Aマ信号作成部10へ入力
される。 Tマ、Aマ信号作成部10には、更にシャッターダイア
ル12から、Sモード用あるいはMモード用としてプリ
セットされたシャッタータイム信号Tvs 。 TvMが入力される。 Tマ、Aマ信号作成部10は露出モード選択部2からの
信号に従って、入力された信号の中から必要な信号を、
シャッタータイム信号Tマとじて、絞り制御部13、フ
ァインダー表示部14へと伝達する。従って、丁マ、A
マ信号作成部10はAモード、Pモード、Sモードの各
AEモードで、シャッタータイム信号Tマとしてそれぞ
れTvA、Tvp、Tvsを出力し、MモードではTv
Mを出力する。またSモードではプリセットされたシャ
ッタータイム信号Tvsにて適正露出を得る絞り値信号
Tvsも出力する。そして絞り込み動作の開始とともに
Tマ、Aマ信号作成部10はその出力を保持する。 絞り制御部13はTマ、Aマ信号作成部10からの信号
Tマと、測光演算部3からの絞り込み動作過程でのシャ
ッタータイム信号↑マ零を受け、両信号を比較し、Tl
=Tマになった時に絞り4を係止する。 メモリー指令信号作成部15は、絞り4の絞り込み動作
の終了、あるいはミラーアップ動作の開始に同期した信
号をメモリー指令信号としてシャッター制御用メモリ一
部16に伝達する。該メモリ一部16は、メモリー指令
信号を受け、その時点で測光演算部3かも伝達されてい
る。シャッタータイム信号Tマ本を記憶する。シャッタ
ー制御部17は、前記メモリ一部16で記憶された記憶
値TV本に基づいてシャッター制御、すなわち露光時間
の制御を行なう。 ファインダー表示部14は、Tマ、Aママ信号作成lO
からシャッタータイム信号Tマ、fo信号部9から開放
F値Aマo、f−fo信号部11から絞り込み段数信号
AマA−Avo等をそれぞれ受け、露出モード選択部2
からの信号に従い、選択部2により選択されたモードで
のシャッタータイム信号Tマ、絞り値Aマ等の表示を行
なう。 マニュアル争タイム作成部18は、Tマ、Aマ信号作成
部10からの信号子マNを受け、シャ7ターダイヤルに
より指定されたマニュアル拳シャンタータイム信号を作
成し、シャッター制御部17に送る。シャッター制御部
17は、このマニュアル拳シャンタータイム信号TvM
によりMモードでのシャッター制御を行なう。 ASA情報選択部19はASA手動セット部20と、フ
ィルム上あるいはフィルムφパトローネ上に設置された
ASA情報を自動的に読み取る ASA自動セット部2
1からの信号を受け、この両信号のうちのいずれかの信
号を自動的あるいは手動により選択し、ムSA情報とし
てASAS分信号作成に伝達する。このASA@号作成
部6には更にASAS正補正値合成2から必要に応じて
ASA補正量が入力され、ASAS分信号作成はASA
情報と合成された信号をASA信号Sマとして測光演算
部3に伝達する。  ASAS正補正値合成2には、露
出補正部23からの補正情報ΔSマの他に、ΔTママ信
号作成24からのΔTマ信号、又はブラケッティング制
御部100からのブラケット信号、つまりΔEマ信号が
入力され、 ASAS正補正値合成2はこれらの信号Δ
Sマ、ΔTマ、ΔEマを合成して最終的なASA補正量
ΔSマをASAS分信号作成に伝達している。 メモリーロック信号作成部25は、カメラに設けられた
不図示のメモリーロック釦を押してメモリーロー2り操
作を行なった際に、メモリーロック信号をメモリーロッ
ク用メモリ一部26に送る。その時、メモリーロック用
メモリ一部26は、絞り開放状態でのシャッター信号丁
マ0を記憶する。 今、絞り開放状態での被写体輝度をアペックス値でBv
oであるとすると、絞り開放状態でのシャッター信号T
woは、 Two = Bvo + Sv −Avo      
 −−−…(4)この時、Aモードでのシャッタータイ
ム信号すなわちAモード信号作成部8の出力TマA、P
モードでのシャッタータイム信号すなわちPモード信号
作成部7の出力Tvp及びSモードでの絞り値すなわち
絞り制御部I3により制御される絞り値Avsは、(1
)式、(2)式より次の如くである。 TvA = Bvo + Sv −AvA      
 −−(5)Avs = Bvo + Sv −Tvs
       ……(6)Tvp = αEv+β= 
a (Bvo+ Sv)+β・・・・・・(7)但し、
Aモードにおいてシャッターレリーズ前にfo倍信号作
成9によりプリセットされた絞り値はAマA又、Sモー
ドにおいてシャッターレリーズ前にシャッターダイヤル
によりプリセットされたシャッタータイムはTvsで表
わし、 ASA信号はSvで表わしである。α、βはそ
れぞれ定数である。 本装置においてはA、S、Pのいずれかのモードが選択
され、メモリーロック操作を行なった時に被写体輝度の
変化に対して(5) 、 (6) 、 (7)式で示さ
れる値で露出制御が行なわれなければならない、そこで
メモリーロック時のこれらの値を、それぞれTyA(M
L) 、 Ays(ML) 、 Tvp (ML)で表
わすとメモリーロック操作をしてシャッターレリーズし
た時のシャッタ速度及び絞り値は次の如<(5)。 (6) 、 (7)式で表わされる値そのままでなけれ
ばならない。 TvA(ML) = Bvo + Sv −AvA  
   =−= (8)Ays(ML) =Bvo +5
V−Tvs     −−−−−−(9)Tvp(ML
)  = a (Bvo+Sw)  +β    −・
−(10)そしてメモリーロック操作時にメモリーa−
17り用メモリ一部26が記憶する開放絞り状態でのT
マ値をTvo (ML)とおくと、(4)式よりTva
(ML)は以下の如くなる。 Two(ML) = Bvo + Sv −Avo  
   −・= (11)ここで、メモリーロック操作後
に被写体輝度がBvoからΔBマだけ変化したとすると
、測光演算部′3の出力Tvoは次式のごとく変化する
。 Tva = By+5v−Avo = (Bvo+ Δ
Bv)+5v−Ava−(12)ΔTママ信号作成24
は、(11)式で示される信号を前記メモリ一部26か
ら、(12)式で示される信号を測光演算部3からそれ
ぞれ受け、該両信号の差を表わすΔTマ信号を、ファイ
ンダー表示部14およびASAS正補正値合成2にそれ
ぞれ出力する。 ΔTマを式で示せば以下の如くである。 ΔTマ=Tマo(ML)−Tva =  (Bvo+5v−Avo)−[(Bvo+  Δ
Bv)+5v−Avol=−ΔBマ         
 ・・・・・・(13)なお、ASAS正補正値合成2
は、レリーズ操作が成されるまで、すなわち測光中はΔ
Tマ信号を受けつけない、従って、各モードでのシャッ
タータイム値及び絞り値TvA、Avs、Tvpはそれ
ぞれ(5)、(6) 、 (7)式より以下の如くであ
る。 TvA  = (Bvo+ΔBv)  + Sv −A
vA    −・・−(14)Avs  = (Bvo
+ ΔBv)  + Sv−Tvs     −−−−
−−(15)Tvp == a ((Bvo+ ΔBv
) +Sv)十β−・−・・(、i 6 )しかし、メ
モリーロックによる撮影を行なう為には表示、絞り及び
シャッターの制御とも(8)。 (9) 、 No)式に従うよう制御しなければならな
い、したがってファインダー表示部14においては、Δ
Tママ信号作成24からのΔTマ信号を受けて、(14
)、(15)、(16)式を補正し1表示する。すなわ
ち (14)式+ TvA+ΔTv=TvA−ΔBv=Bv
o+Sv−^vA=TvA(ML)・・・・・・(17
) (15)式+Avs+ΔTv−Avs−ΔBv=Bvo
+Sv−丁vs=Avs(ML、)・・−・・・(18
) (16)式+Tvp+ΔTv=Tvp−ΔBv−a (
Bvo+Sv)+βaTvp(ML)        
              −= −(19)こうし
て、メモリーロック時にファインダー表示部14は、(
17)、(18) 、(19)式の演算によって得もれ
たTvA (ML)、 Avs(ML) 、 Tvp(
ML)を正しく表示する。 また、前記ASA補正値合成部22は、レリーズ操作が
行なわれると、すなわちシャッターレリーズ釦の押し下
げかなされるとΔTママ信号作成24からのΔTマ(=
−ΔBマ)信号を受けつける。従って、この信号ΔTマ
はASA信号信号作成上6達され、ここでASA情報情
報S台成され、測光演算部3へのASA信号をSvから
(SマーΔBマ)に変化させる。そして(12)式のT
voは以下の値に変化する。 Two = (Bvo+ ΔBv)+(Sv−ΔBv)
−Av。 = Bvo+5v−Avo         −−−−
−・(20)この結果TマロAマ信号作成部10から絞
り制御部13へのシャッター信号Tマは、Aモード、P
モード時においてそれぞれ(14)式、(16)式が変
化し、次の式となる。 TvA = (Bvo+ ΔBv)+(Sv−ΔBv)
−AvA= Bvo+5v−AvA= TvA(ML)
     ・= −(21)Tvp = a ((Bv
o+ ΔBv)+(Sv−ΔBv) )+β= a (
Bvo+Sv)+β= Tvp(ML)  −−−−(
22)Sモード時にはTvsがシャッター信号Tマとし
て絞り制御部13に入力されてl/\るので、測光演算
部3の出力が変化しても、Tv、Aマ信号作成部10か
ら出力される信号Tvs’は変化することがない。 レリーズ操作後、絞り込み係止部材(絞りを開放状態に
係止する部材)による絞りの係止が解除されるまでの間
に上述の信号変化が行なわれる。 絞り込み係止部材による絞りの係止が解除されると絞り
込みが開始され、同時にTv、Aママ信号作成lOの出
力TvA、Tvp、Tvsは保持される。そして(20
)式で表わされた測光演算部3の出力信号は(1)式で
表わす表現方法により以下の如くなる。 Tv本= Bvo+Sv −Av本…=−(23)この
Tv本が(21)式、 (22)式で表わされるTvA
(ML)丁マp(ML)又はSモードにおいてはTvs
と一致した時に絞り制御部13が作動し、絞り制御部1
3が絞り4を係止する。 その後、ミラーアップ時点等の記憶タイミングにより、
シャ−2ター制御用メモリ一部16で、絞り係止後のT
vo 、すなわちTvA(ML) 、 Tvp(ML)
 、あるいはTvsが記憶され、シャッター制御部17
で、この記憶値にもとづきシャッター制御が行なわれる
。ここで、Sモードでの絞り値は、絞り係止時、 (23)式より以下の如くである。 Tvs = Tv本= (B、vo+ ΔBv) +(
Sv−ΔBv)−Avz= Bvo+5v−Av本m 
+++ (24)従って絞り係止時のAマ値AnをAv
s とおくと。 (24)式よりAvsは以下の如くなる。 Avs = Bvo+5v−Tvs= Avs(ML)
     −−(25)従って、A、S、Pの各モード
においてメモリーロック操作により得られる値TvA(
ML) 、 Avs(ML) 、 Tvp(ML)でシ
ャッターあるいは絞りが制御される。 上述した例では、メモリーロックの撮影を行なう際、レ
リーズ操作から、絞りの絞り込み動作が実際に開始する
までの間にASA信号信号作成上6TTv号と ASA
情報情報S台成が行なわれる。したがってメモリーロッ
ク操作をしてからレリーズ操作をするまでの間の被写体
輝度の変化によりメモリーロック操作をした時の出力T
vo (ML)とレリーズ操作をした時の出力Tv0と
が異なり、Tv(ML)とTvが必然的に異なった。こ
の為レリーズ操作前にΔTTv号をファインダー表示部
14に入力しTv(ML)あるいはAv(ML)を演算
してからTv(ML)あるいはAv(ML)の表示を行
なう必要があった0次に、このような表示のための補正
演算が不要な別の方式を説明する。 前述した方式では、ASAS正補正値合成2はΔTママ
信号作成24からのΔTTv号をレリーズ操作に連動し
て受けいれていたが、以下に述べる方式では常時ΔTT
v号を受けいれる。従ってASA信号信号作成上6測光
演算部3へのASA信号は、常時(Sマ+ΔTマ)とな
る、又前述した方式ではΔTママ信号作成24がTva
 (ML)及びTv0を入力され両信号の差を演算しレ
リーズ後はこの値を保持していたが。 以下に述べる方式においては、その機能を若干具にする
。すなわち本方式において、ΔTママ信号作成24は出
力ΔTTv号をASAS正補正値合成2、 ASA信号
信号作成上6して測光演算部3に常時人力  ゛し、Δ
Tマを含むこの測光演算部3の出力信号Tv0は再度、
入力信号としてΔTママ信号作成24へ常時入力される
0水力式ではこのような帰環回路が形成されている。こ
の様な帰環回路を持ったΔTママ信号作成24はTvo
 (ML)とTvoの両信号を比較し、常時この両信号
が等しくなる様にその出力信号Δ丁マを制御する。すな
わちメモリーロー、り操作後の測光時(レリーズ操作前
)においては常に(20)式を成立させる様にΔTママ
信号作成24はΔTマ信号を出力する。この結果メモリ
ーロック操作後シャツタレリーズがなされるまでの測光
時においてもTマ=Tマ(にL)が成立し、ファインダ
ー表示部14はTマ、Aマ信号作成部10からの信号を
そのまま表示すればよく、前述した方式のごとくΔTマ
信号による表示補正の為の演算を行なう必要がない、そ
して、レリーズ後はΔTママ信号作成24はその出力信
号ΔTマを記憶保持し、その後絞り制御、シャッター制
御が行なわれる。レリーズ時、すでに(20)式が成立
しておりその後の動作は前例と同様なので説明は割愛す
る。 さて、これら2つの方式の説明に際し、Aモードにおい
ては絞りの絞り込み動作が開始した後Tv2 = Tv
A(ML)となった時絞り制御部13が作動し絞り係止
を行なうことを述べたが、Aモードにおける絞り係止の
方法は撮影レンズの機構により若干異なる。すなわち前
述した2つのメモリーロック方式はカメラボディ側の絞
り制御回路部が絞りを所定の値に制御する様なカメラシ
ステムに適用される。これに対し、絞りが、絞りプリセ
ット環の設定位置で機械的に係止されるレンズ系を持つ
カメラ・システムではAモードにおける上述した電気的
絞り制御は不要となる。従って絞り制御部13がAモー
ド時に不作動となるよう構成しておけば、絞りは必然的
に絞りプリセット環により設定されたプリセット値で係
止される。この絞り値Atは前述+7)コト<(20)
式、(2り式、(23)式からTV業=Tマ(ML)に
より係止された絞り値と同一のものであるから、この様
なレンズ系を持つカメラシステムでの瞬間絞り込み測光
方式をもちいたメモリーロック動作では、前述した2つ
のメモリーロック方式のいづれにおいても絞り制御部1
3を作動させる必要はなくなる。 再び第1図の実施例に戻って説明を続ける。第1[Nに
おいて、フィルム枚数情報部27は、フィルム枚数手動
セット部28からのフィルム枚数信号、及びフィルム・
パトローネ上に設置されたフィルム枚数情報を自動的に
読み取るフィルム枚数自動セット部29からのフィルム
枚数信号のいづれか一方を自動的にあるいは手動により
選択しフィルム枚数信号をフィルム残存コマ数計30に
送る。31はフィルムカウンタである。 第1図に示す前記ブラケッティング制御部100は、所
定の露出値を中心として、その近傍で順次単位露出補正
量ずつ露出補正を加えながら一連の露出制御を行なう為
のものである。 ブラケッティング制御部100は、ブラケッティング情
報設定部11O、ブラダ−2テイング情報記憶部120
、ブラケッティングシーケンス制御部130、セット枚
数検査部140、ブラケッティング表示部150および
ブラケッティング補正値作成部160から構成されてい
る。 ブラケッティング情報設定部110は設定操作部材を含
み、この操作部材を操作することにより、前記所定の露
出値よりアンダー側の単位露出補正量(−例ステップ値
)、およびオーバー側の単位露出補正量〔+側ステップ
値)を別々にかつ任意の値に設定できる0例えば、設定
部110は一例ステップ値をh段に、+側ステップ値を
%段に設定できる。 また、ブラケッティング情報設定部110は設定操作部
材が操作されることにより、前記所定の露出値を含むブ
ラケッティング撮影の連写枚数を、該所定の露出値より
アンダー側の撮影枚数(−側枚数)とオーバー側の撮影
枚数(+側枚数)とに分けて別々にかつ任意の値に設定
できる。 前記ブラケッティング情報記憶部120は、前記情報設
定部110で設定された一例ステップ値をメモリーWと
して、−側枚数をメモリーXとして。 +側ステップ値をメモリーyとして、かつ+側枚数をメ
モリー2としてそれぞれ記憶する。 第2図に一例を示すように、前記ブラケッティング表示
部150は、前記情報設定部110からの信号により、
−側ステップ値を一記号表示部151およびm個ステッ
プ値表示部152で、+側ステップ値を十記号表示部1
53および+側ステップ値表示部154で表示可能であ
る。各表示部152,153は届1%、y2.1等の表
示が可能である。また表示部150は前記所定の露出値
を含む連写枚数を枚数表示部155で表示可能である。 枚数表示部155には、大きな表示素子155dを中心
に、その左側に3つの小さな表示素子155a〜155
c、その右側に3つの小さな表示素子155e〜155
gが配置されている。モして各表示素子!55a〜15
5gは円表示とバー表示を行なうことができる。 各素子155a−155gの円表示は設定された連写枚
数を表示し、各素子のバー表示はそのコマの撮影が終了
したことを表示する。大きな表示素子155dは所定露
出値のコマを示し、他のコマと明確に区別されている。 第2図の枚数表示部155は、所定の露出値を中心に、
−側枚数が3枚、+側枚数が3枚であることを表示して
いると共に、−側の補正量の大きいものから順に2枚が
撮影済みであることをバー表示により、残りの5枚が未
撮影であることを円表示によりそれぞれ示している。ま
た、円表示の未撮影のコマのうち、次に撮影がなされる
コマ、すなわちスタンバイ状態になっているコマについ
ては1表示素子が点滅表示を行ない、これによりブラケ
ッティング撮影の進行状況がより明確に示される。また
第2図の表示はカメラのファインダー内あるいは外部に
なされる。 前記ブラケッティングシーケンス制御部130は、前記
情報記憶部120での各メモリーW、X。 yおよびz @ W 、 X 、 YおよびZとして読
み出し、−側枚数Xと+側枚数Zとの和に1を加算した
連写枚数信号Mを前記セット枚数検査部140に出力す
る。 前記セット枚数検査部140は、前記シーケンス制御部
130からの連写枚数信号Mと、フィルム残存コマ数計
30からのフィルム残存コマ数信号Fとを比較する。こ
こでフィルム残存コマ数とは、カメラに装填されたフィ
ルムの未露光のコマ数である。そして検査部140はF
≧Mと判別した場合にはブラケッティング撮影の許可信
号を前記シーケンス制御部130に出力し、F<Mと判
別した場合には前記シーケンス制御部130への前記許
可信号の出力を禁止するとともに、フィルム残存コマ数
不足の警告信号をブラケッティング表示部150に出力
し、該表示部150での全表示を一定時間点滅させて警
告を行ない、表示部150の表示を消す。 また、前記シーケンス制御部130は、設定された連写
枚数Mのブラケッティング撮影が終了するまではHレベ
ルのモータードライブ制御信号を、該ブラケッティング
撮影が完了した際にはLレベルのモータードライブ制御
信号をモータードライブ装置20Gに出力する。また、
前記シーケンス制御部130は、ブラケッティング情報
記憶部120から読み出した値w、x、y、zに基づき
、前記シャッター制御部17から露出完了信号を受ける
毎に、撮影状況に応じたブラケット信号ΔEマをブラケ
ッティング補正値作成部160からASAS正補正値合
成2に出力させる。すなわち、ブラケッティング情報設
定部110にて連写枚数Mを7枚、−側ステップ値を月
段、+側ステップ値を%段に設定した場合には、前記露
出完了信号が前記シーケンス制御部130に入力され°
る毎に、前記補正値作成部160は、ブラケット信号Δ
Eマとじて、−1段。 −%段、−局段101  十%、+1局段および+2段
の7種類のブラケット信号を順次ASA補正値合成部2
2に出力する。 次に、前記モータードライブ装置20Gの構成を第3図
〜第5図を参照して説明する。 第3図に示すよう・に、モータードライブ装置200は
、カメラのレリーズ釦の第1ストロークで閉成するいわ
ゆる半押しスイッチswlと、スイッチswlの閉成時
に第3図等の回路に給電する電源制御部210と、レリ
ーズ操作すなわちレリーズ釦の第2ストロークにより閉
成するレリーズスイッチsw2およびブラケッティング
シーケンス制御部130からのモータードライブ制御信
号が入力される端子Eを有するレリーズ制御信号発生部
220と、該制御信号発生部220からLレベルのレリ
ーズ制御信号を受けた際に、露出制御開始部32に接続
された端子Cにレリーズ信号を送るレリーズ制御部23
0と、カメラの前記シャッター制御部17に接続された
端子りから露出完了信号(いわゆる巻き上げ信号)を受
けた際に、モーター240を駆動して1コマ分の巻き上
げを行ない、巻き上げ完了時に巻き上げ完了信号をレリ
ーズ制御部230に送るモーター制御部250と、オン
、オフにより1コマ撮影モードと連続撮影モードとを切
換えるSC切換スイッチsw3とから構成されている。 そしてSC切換スイッチsw3をオンにして連続撮影モ
ードを選択した際に、レリーズ釦の押圧保持等によりレ
リーズ制御信号発生部220がLレベルのレリーズ制御
信号を出力し続けている場合には、レリーズ制御部23
0は端子りからの露出完了信号を受け、かつモーター制
御部250から巻き上げ完了信号を受ける毎にレリーズ
信号を端子Cを介して前記露出制御開始部32に送り連
続撮影を行なう。 第4図に示すように、前記レリーズ制御信号発生部22
0は、レリーズ釦の第2ストロークで閉成するレリーズ
スイッチsw2に接続されたネガティブ・エツジトリガ
ー入力端子をもつ単安定マルチバイブレータ、いわゆる
ワンショットマルチ221と、インバータ222を介し
てレリーズスイッチsw2に接続されワンショットマル
チ221と同様の機能を持つワンショットマルチ223
と、前記端子Eに接続されワンショットマルチ221と
同様の機能を持つワンショットマルチ224と、入力側
がワンショットマルチ223  、224に接続された
ORゲート225と、セット入力端子がワンショットマ
ルチ221に、リセット入力端子がORゲート225に
接続され、出力端子ζから前記レリーズ制御部230に
レリーズ制御信号を出力するフリップフロップ226と
から構成されている。 次に、上記構成を有するカメラの露出制御装置lの各動
作を第6図〜第10図を参照して詳しく説明する。尚、
第6図〜第8図の各ステップはカメラに設けられた不図
示の中央演算処理装置(以下CPUと呼ぶ)により順次
制御される。 [11各モードでの通常の露出制御を第6図を参照して
説明する。 (1−1)Aモードでの通常の撮影 まず、カメラのレリーズ釦が押されて半押しスイッチs
wlが閉じられ露出制御装置1全体に電力が供給される
と、ステップ(1)で、 ASA情報SvがASA情報
選択部19からASA信号作成部6に、レンズの開放F
(11iAvoがfo信号部9からファインダー表示部
14およびPモード信号作成部7に、開放からの絞り込
み段数(AVA −AVo)がf−fo信号部I!から
ファインダー表示部14およびAモード信号作成部8に
、霧出補正値ΔSマが露出補正部23からそして、ブラ
ケッティング撮影時にはブラケッティング補正値ΔEマ
がブラケッティング補正値作成部160からASAS正
補正値合成2にそれぞれ読み取られる。(なお、通常撮
影の時は、当然ながらブラケッティング補正値ΔEマー
〇である。)ステップ(2)で、測光演算部3は、開放
測光値(BマーAマ0)をA/D変換する。そしてステ
ップ(3)で測光演算部3はこのA/D変換値にASA
信号作成部6からのASA@号(Sマ+ΔSマ+ΔEマ
)を加算し、開放適正シャッタータイムTvoを作成す
る。ステップ(4)では、CPuが、露出モード選択部
2の出力より、どの露出制御モードが設定されているか
を判別する。N出モード選択部2がAモードを選択して
い゛るとすると、ステップ(5)に移る。ステップ(5
)では、測光演算部3かも絞り開放状態での適正シャッ
タータイムTvoを受けたAモード信号作成部8は Tv= TvA = Tvo+Avo−AvA= (B
y−Avo)+Avo−AvA+Sv+ΔSv+ ΔE
vの演算を行ない、このAモード信号TvAをTマ。 Aマ信号作成部10に送る。ステップ(6)ではファイ
ンダー表示部14が、Tマ、Aマ信号作成部lOからの
信号を受けTvAに相当するシャッタタイム値を表示す
るとともに、fo信号部およびf−fo信号部からの信
号によってAvA(・Aマ、 preset)に相当す
る絞り値を表示する。 レリーズ釦の抑圧、詳しくはレリーズ制御部230が露
出完了信号と巻上完了信号を受けた状態でレリーズ釦の
押圧(スイッチsw2の閉成)がなされると、モーター
ドライブ装置200がレリーズ信号を露出制御開始部3
2に送る。ステップ(7)で露出制御開始部32がレリ
ーズ信号の発生を検出すると、ステップ(8)で露出制
御開始部32が絞りの絞り込み動作を開始する。同時に
Tv、Aマ信号作成部lOは絞り制御部13への出力を
保持する。ステップ(9)、(to)では測光演算部3
が、絞り込み過程で時々刻々変化していく絞込測光値(
BマーAv本)を順次測光してA/D変換するとともに
、そのA/D変換値に応じてその時々の適正シャッター
タイムフッ本CTv本= Bv −An + Sv十Δ
Sv+ ΔEv)を演算する。 絞り制御部13は、ステップ(11)で、絞り込み動作
とともに変化する測光演算部3の出力Tv零とTv、A
マ信号作成部10にて保持された出力Tv(=TvA)
とを比較し、両者が一致したことを検出するとステップ
(12)で絞り4の絞り込み動作を係止する。 測光演算部3はステップ(13)で、絞り込み動作が終
了した絞り4の透過光を再測光し、ステップ(14)で
その再測光時のTv喧=Tマ)を再度演算する。 そしてシャッター制御用メモリ一部16はメモリー指令
信号作成部15からの信号に基づきこのシャッタータイ
ム信号Tlを記憶する。この記憶値に基づいてシャッタ
ー制御部17はシャッター制御を行なうことになる。 すなわち、シャッター制御部17は、ステップ(15)
でシャッター先幕をスタートさせ、ステップ(16)で
シャッタータイム信号(露出時間)を計時し、記憶され
たシャッタータイムTV零と実際に露光がなされている
時間とが一致したことを判別すると、ステップ(17)
でシャッター後幕をスタートさせ、露出制御を完了する
。こうしてAモードでの適正露出が得られる。シャッタ
制御部17はステップ(1B)で露出制御が完了したこ
とを検出する。ステップ(19)でシャッター制御部1
7から露出完了信号がモータードライブ装置200に送
られると、モータードライブ装置200は巻き上げ動作
を開始する。この巻き上げ動作によりフィルム巻き上げ
及びシャッターチャージ等がなされる。ステップ(20
)でモータードライブ装置200が巻き上げ動作の完了
を検出すると、ステップ(21)でフィルムカウンター
31の内容が1つ増やされる。またステップ(22)で
フィルム残存コマ数計30の内容が1つ減らされる。そ
して、 CPUはステップ(23)でマニュアルモード
かどうかの判定を行ない、さらにステップ(24)でメ
モリーロック操作がされているかどうかの判定を行なっ
た後、最終的にスタートに戻る。 (1−2)Pモードでの通常の撮影 露出モード選択部2でPモードが選択された場合には、
 CPUはステップ(2)からステップ(3)、ステッ
プ(4) 、(4a)を経てステップ(5a)に移る。 ステップ(5a)では、Pモード信号作成部7は、Tv
(−Tvp)=  a (By  + Sv+  ΔS
v+  ΔEv)  + βの演算を行なう、一方Tマ
、Aマ信号作成部10は、Pモード信号Tvpに基づき Aマ=(1−α)Eマーβ の演算を行なう、そして、ステップ(6)ではPモード
におけるTv(=Tvp)値およびAマ値がファインダ
ー表示部14に送られる。 その後の動作は、Aモードの場合と同様にステップ(7
)に移る。この場合、Tv、Aマ信号作成部10から出
力されるAマ値はファインダー表示部14にのみ送られ
、絞り制御部13へは信号TvPのみが送られる。その
他の動作はAモードと同じであるので、説明を省略する
0以上のようにしてPモードでの適正露出が得られる。 (1−3)Sモードでの通常の撮影 Sモードが選択された場合には、 CPUはステップ(
2)からステップ(3)、ステップ(4) 、 (4a
) 、 (4b)を経てステップ(5b)に移る。 ステップ(5b)では、シャッターダイヤル12からの
Sモード信号Tvs(雪Tv、preget)がTv、
Av信号作成部10に送られ、Tv、Aマ信号作成部l
Oは、以下の演算を行なう。 Av= Bv+ Sv+ Δ’;v+ ΔEv −Tv
sTマ、Aマ信号作成部はSモードにおけるTv(・T
vs)値およびAマ値をファインダー表示部14に送る
。その後の動作は、AモードおよびPモードの場合と同
様にステップ(7)に移る。この場合、Tv、Aマ信号
作成部10から出力されるAマ値、Tマ値はともに表示
部14に送られ、絞り制御部13へはTマ値(Tvs)
のみが送られる。その他の動作はAモードと同じである
ので説明を省略する0以上のようにしてSモードでの適
正露出が得られる。 (1−4)Mモードでの通常の撮影 Mモードが選択された場合には、CPUはステップ(2
) 、 (3) 、 (4) 、 (4a) 、 (4
b)を経てステップ(5C)ニ移る。モしてTv、Aマ
マ信号作成lOはステップ(5C)で以下の演算を行な
う。 Tv 冨TvM +yΔEv Av 式AvM +(1−7) ΔEvTvA m B
v + Sv + ΔSV −AvMこの演算値Tマ、
Aマ及び、このAマ値にて適正露出を得る適正シャッタ
ータイム値TvAは、ファインダー表示部14に送られ
、ファインダー表示部14はステップ(50)でこれら
の値を表示する。なお、前述のごとく通常撮影時には、
プラケ7ティング補正値ΔEマ=Oなので、Tv、Av
はそれぞれシャッターダイアル12及びf−fo部11
でプリセットした値↑マM、AvMとなる。 ΔTママ信号作成24が、測光演算部3からの入力信号
と、メモリーロック用メモリ一部26からの信号とによ
り、メモリーロック操作時にΔTTv号を作成すること
は既に述べたが、Mモードでは、ステップ(51)にて
ΔTママ信号作成24が、Aモード信号作成部8からの
丁マA@号と、シャッターダイアル部12からのTvM
信号とから次に示すΔTTv号を作成する。 ΔTv= Tv)I −TvA =  TvM  −(By+Sv+  Δ5v−Av1
1)      −−−−−−(2G)このΔTTv号
がASAS正補正値合成2を介し、レリーズ時のSマ値
補正としてASA信号作成部6へ伝達される。 ASA信号作成部6はカメラのレリーズ前の測光時には
ASA情報として(Sマ◆ΔSマ)を測光演算部3へ出
力している。しかしレリーズ釦の第2ストロークにより
カメラのレリーズがなされ、CPuがこれを判別すると
、 ASA信号作成部6は出力値を(Sマ+ΔSマ)か
ら(Sマ+ΔSマ+ΔTマ)に変化する。同時にΔTv
信号作成部24は出力ΔTマを保持する。そして露出制
御開始部32がステップ(53)で絞り系をスタートさ
せる。絞り込み動作が開始される時に、Tv、 Av@
号作成部10は出力子マを保持する。 測光演算部3は、ステップ(54) 、(55)にて絞
り込み過程で時々刻々変化して行く絞り込み測光値(B
マーAv本)をA/D変換し、ΔTマを加えた後のAS
A情報(Sマ+ΔSマ+ΔTマ)に基づき、その時々の
適正シャッタータイムTlを演算して出力する。 (2
G)式を考慮してTv本を表わすと、以下の如くである
。 TvM = By+ (Sv+ Δsv+ ΔTv) 
−A vt冨丁マに + (AvM−A マリ    
     ・・・・・・(27)絞り制御部13はステ
ップ(56)で絞り込み動作とともに変化する測光演算
部3の出力T1とTv、Aママ信号作成lOで保持され
た出力子マとを比較し、両者が一致したことを検出する
と、ステップ(57)で絞り4の絞り込み動作を係止す
る。従って(27)式から絞り係止時のTv本は以下の
如くなる。 Tv本=↑vM +(AvM −A v本) = Tv
   ・−・−(2B)従って、通常の撮影がなされる
時には、 Tマ=TvMとなり、絞りは(Avo=Av
M)で制御されたことになる。 測光演算部3はステップ(58)で、絞り込み完了後の
再測光を行ないステップ(59)で、再測光時のTv本
(= Tv)を演算する。このシャッタータイム信号T
l*Tマに基づくステップ(15)以後の動作はAモー
ド、Pモード、Sモード時と同じである。この様にして
、意図されたTマ値、Aマ値でマニュアル・モード時の
露出制御が行なわれる。 (2] メモリーロック動作 次に、メモリーロック動作を第6図を用いて説明する。 CPUはステップ(7)でレリーズ信号の発生を検知し
ていない場合にステップ〔30)に移る。ステップ(3
0)においてすでに不図示のメモリーロック釦が押され
ている場合には、CPUはステップ(31)に移ル、ス
テップ(31)ではメモリーロック信号作成部25から
のメモリーロック信号がメモリーロック用メモリ一部2
6に伝達され、該メモリ一部26は、測光演算部3から
の開放適正シャッタータイム値Tマ0をKとして記憶す
る。同時にファインダー表示部14は表示を保持する。 ステップ(32)でCPUがレリーズ信号を検知すると
、 CPUはステップ(33)に移る。ステップ(33
)では、測光演算部3がレリーズ時の開放再測光値(B
y−Avo)をAID変換し、ステップ(34)テTv
oを演算する。このレリーズ時のTvaは測光演算部3
からΔTママ信号作成24に送られ、ステップ(35)
では、ΔTママ信号作成24が、メモリーロック時に前
記メモリ一部26で記憶された開放適正シャッタータイ
ムすなわち絞り開放の状態で適正露出となるシャッター
タイムTvo(=K)と、レリーズ時における開放適正
シャッタータイムTマ0との差をΔTマ信号としてAS
AS正補正値合成2に出力しこれを保持する。したがっ
て測光演算部3は、ΔTマ信号を含む出力Tv零を発生
するようになる。そしてこの出力TlはPモード信号作
成部7、あるいはAモード信号作成部8等を介して↑マ
、Aマ信号作成部10へ伝達される。Tマ、Aマ信号作
成部10は測光演算部3の出力Tlに応じた演算出力を
発するようになる0次にステップ(36)では、露出制
御開始部32が絞り4の絞り込み動作を開始し、同時に
Tマ、 Avi号作成部10が出力Tマを保持する。ス
テップ(37)。 (38)ではステップ(9)と同様に測光演算部3が絞
り込み測光値(BマーArm)を順次演算し、かつその
時々の適正シャッタータイムすなわち適正露出を得るシ
ャッタータイムTv本(Tv本;BマーAv本十Sマ+
ΔSマ+ΔTマ)を演算する。 絞り制御部13はステップ(39)でステップ(11)
と同様にTV富とTマとを比較し1丁マ本=Tマになっ
たことを検出すると、ステップ(40)で絞り4の絞り
込み動作を係止する。そして、測光演算部3はステップ
(41)でステップ(13)と同様に再測光を行ない、
ステップ(42)で該再測光時のTlを再度演算する。 その後、  CPUはステップ(15)に移る。 従って、メモリーロック操作をして撮影した場合には、
A、P、Sの各AEモードのメモリーロック操作時にお
けるシャッタータイムTマにてシャッターあるいは絞り
が制御される。 [3] ブラケッティング情報の設定操作法に、第7図
を参照してブラケッティング情報の設定操作について説
明する。 ブラケッティング情報設定部110の設定操作部材のう
ち、設定開始用の操作部材を操作すると、ステップ(1
00)で、ブラケッティング情報記憶部120は、すで
に記憶されたメモリーW + X 、V +2をリセッ
トする。そしてステップ(101)で、ブラケッティン
グ表示部150はm個ステップセットのスタンバイ表示
を行なう、これは例えば第2図の一記号表示部151を
点滅することにより達成される。ブラケッティング情報
設定部110の設定操作部材を操作することによりm個
ステップ数例えばh段をセットすると、ブラケッティン
グ情報設定部110はデータが入力されたことをステッ
プ(1G2)で検出する。そしてステップ(103)で
、ブラケッティング情報記憶部120はブラケッティン
グ情報設定部110にてセットされたm個ステップ数を
メモリーWとして記憶する。 次にCPuがステップ(104)に移ると、ブラケッテ
ィング表示部150は枚数表示部155のう5の一側枚
数表示部分155a〜155cを点滅させることにより
、−側枚数セットのスタンバイ表示をする。ブラケッテ
ィング情報設定部110の操作部材を操作することによ
り一側枚数例えば3枚をセットすると、ブラケッティン
グ情報設定部110はデータが入力されたことをステッ
プ(105)で検出する。そしてステップ(10fi)
でブラケッティング情報記憶部X2Oは設定部110に
てセットされた一側枚数をメモリーXとして記憶する0
次にブラケッティング表示部15Gはステップ(107
)で−側セッティングが完了したことを設定した一側枚
数に対応する表示素子を点灯状態に保持することにより
表示する。 ステップ(108)で、ブラケッティング表示部150
は+側ステップセットのスタンバイ表示を行なう、これ
は例えば十記号表示部153を点滅させることにより達
成される。ブラケッティング情報設定部110の設定操
作部材を操作することにより+側ステップ数例えば%段
をセットすると、ブラケッティング情報設定部110は
データが入力されたことをステップ(109)で検出す
る。そして、ステップ(110)で、前記情報記憶部1
20はブラケッティング情報設定部110にてセットさ
れた+側ステップ数をメモリーyと゛して記憶する。 次にステ・ンプ(111)に移るとブラケッティング表
示部150は前記枚数表示部155の+側杖数表示部分
155e〜155gを点滅させることにより、+側枚数
セットのスタンバイ表示をする。ブラケッティング情報
設定部110の設定操作部材を操作することにより+側
枚数例えば3枚をセットすると、ブラケッティング情報
設定部110はデータが入力されたことをステップ(1
12)で検出する。そしてステップ(113)でブラケ
ッティング情報記憶部120は設定部110にてセット
された+側枚数をメモリー2として記憶する0次にプラ
ケ′ツティング表示部150はステップ(114)です
べてのセツティングが完了したことを表示する。この表
示は、例えば表示部部分151〜155の全てを一定時
間だけ点滅させることにより行なわれる。 このようにして、第2図に示すようにブラケッティング
情報がブラケッティング表示部150で表゛示される0
本実施例においてブラケッティング表示部150は上述
した一定時間の点滅の後、表示を消す。 [4] ブラケッティング撮影 次に、ブラケッティング情報のセットを完了した後に行
なわれるブラケッティング撮影について第8図を参照し
て説明する。 ブラケッティング情報を設定した後にブラケッティング
情報設定部110の動作開始用操作部材を操作すると第
8図に示す動作が始まる。そしてステップ(200)で
レリーズ制御部230はレリーズ信号の発生を禁止する
0次にステップ(201)で、ブラケッティング・シー
ケンス制御部130はブラケッティング情報記憶部12
0で記憶された各データメモリーW(−側ステップ数)
、X(−何枚数)、y(+側ステップ数)、2(+側枚
数)をw、x、y、zとして読み出す。 次にステップ(’202)で、セット枚数検査部140
がフィルム残存コマ数計30のフィルム残存コマ数Fを
読み出す、そしてステップ(203)で、前記シーケン
ス制御部130は、−何枚数Xと、+何枚数Zとの和に
1を加算した連写枚数Mを算出し、これをセット枚数検
査部目0に送り、ステップ(204)でブラケッティン
グ表示部150は第2図の如く表示部分を点灯させる。 ステップ(205)で、セット枚数検査部140は、フ
ィルム残存コマ数Fと連写枚数Mとを比較する。モして
F≧Mでない場合にはCPUはステップ(206)に移
り、F≧Mの場合にはCPuはステップ(20B)に移
る。 ステップ(206)では、セット枚数検査部140が、
前記シーケンス制御部130ヘブラケツテイング撮影の
禁止信号を出力するとどもに、フィルム残存コマ数不足
の警告信号をブラケッティング表示部150に送る。そ
して該表示部150はステップ(20?)で全表示部分
を消灯してフィルム残存コマ数不足を警告する。 ステップ(208)以降の動作は第2図に示す如くm個
ステップ数Wを局、−何枚数Xを3.+側ステップ数Y
を%、+何枚数Zを3とした場合について説明する。 前記シーケンス制御部130はステップ(20B)で、
u−X(−3)とおき、ブラケッティング補正値作成部
160は、ステップ(209)で、ΔEマ=U(−3)
 XW(−H)の露出補正値ΔEマ(−1)を作成し、
前記補正値作成部160はステップ(210)で、カメ
ラのASAS正補正値合成2にΔEマ(−1)を出力す
る。補正値作成部160がΔEマを出力した後に、レリ
ーズ釦を第1ストロークだけ押し下げると前述したステ
ップ(1)からステップ(6)あるいは(51)までの
動作がなされる。そしてレリーズ釦をさらに第2ストロ
ークまで押し下げるとレリーズ制御部230がレリーズ
信号の発生禁止を解除する。したがってスイッチsw2
のONによりレリーズ制御部230はレリーズ信号をC
端子に出力する。そしてCPUがステップ(7)あるい
は(52)でレリーズ信号の発生を検゛知すると、露出
制御開始部32が動作を始め、第6図に示したステップ
(18)までの動作がなされる。こうして第6図に示す
ように各モードにおいて、露出補正値ΔEマ(−1)が
補正項として加えられた適正シャッタータイムTマある
いは絞り値Aマによって露出制御が行なわれ1M出副制
御完了する。この露出制御完了信号はシャッター制御部
17から前記シーケンス制御部130に送られる。レリ
ーズ制御部230はステップ(18)の露出制御完了と
ともに再びレリーズ動作を禁止する。 ここまでで、ΔEママ−の露出補正が加えられた1枚目
の撮影が終了する。 次に第6図のステップ(19)から(22)までの動作
がなされると、CPUは第8図のステップ(214)へ
進む、シーケンス制W部130はステップ(214)で
U−0か否かの判定をする。この場合U−3であるので
シーケンス制御8部130はステップ(215)に移る
。シーケンス制御部130はステップ(215)でU−
tl(−3)−1−2とおく、その後CPUは再びステ
ップ(209)に戻る。この時、レリーズ釦の押圧が保
持されていれば、ステップ(209) 、(210)の
終了とともに、再び第6図のステップ(1)から、ステ
ップ(6)あるいは(51)までの動作がなされる。そ
してCPuはステップ(6)あるいは(5I)から即座
に次のステップへ移行する。すなわちレリーズ制御部2
30がレリーズ信号の発生禁止を解除するとともに、レ
リーズ信号をC端子に出力する。そして前述と同様の動
作がなされる。こうしてΔEve−%の露出補正が加え
られた2枚目の撮影が行なわれる。 その後、ステップ(214)、 (215)を経てステ
ップ(209)においてU−1になった場合には、ΔE
v−34の露出補正が加えられた3枚目の撮影が行なわ
れる。ステップ(209)においてU−0になった場合
にはΔEマー0の撮影、すなわち所定の露出値での撮影
が行なわれる。この所定の露出値はAEモードが選択さ
れている場合には適正露出を得る露出値である。この撮
影終了後、ステップ(’214)ではり−Oであるので
シーケンス制御部130はステップ(216)に移り、
ステップ(21Ei)でZ−0か否かの判定をする。も
しZ−0である場合にはCPuはステップ(217)に
移り、ステップ(217)でブラケッティング表示部1
50がブラケッティング撮影の完了を表示する。モして
CPUはステップ(207)に移る。 本例ではZ・3であるのでCPUはステップ(216)
からステップ(218)に移る。前記シーケンス制御部
130はステップ(218)で、υ冨1とおき、前記補
正値作成部160はステップ(219)で、ΔEvmU
(s+1)XY(−十%)の露出補正値ΔEマ(−十%
)を作成する。該補正値作成部160はステップ(22
0)で、ΔEマ (−十%)をASAS正補正値合成2
に出力する。そして、ステップ(1)〜(22)におい
て前述と同様にΔEマー十%の露出補正が加えられた5
枚目の撮影(+側の1枚目の撮影)が行なわれる。 シーケンス制御部130はステップ(224)で、U−
Z(・3)であるか否かの判定をする。この場合υ岨で
あるのでステップ(225)に移る。ステップ(225
) テU−U(−1)+1 トオき、 cpt+ハ再び
xテ、プ(219)に戻る。 そして、ステップ(219)においてU・2になった場
合には、ΔEマ= +13/Iの露出補正が加えられた
6枚目の撮影が行なわれ、ステップ(219)において
U−3になった場合には、ΔEママ−2の露出補正が加
えられた7枚目(最後)の撮影が行なわれる。 この7枚目の撮影終了後、ステップ(224)ではU鎗
Zであるので、 CPUはステップ(217)に移り、
ブラケッティング表示部150は全てのブラケッティン
グ撮影の終了を表示する。 このようにして、第8図に示すフローチャートにおいて
は、ブラケッティング撮影は、−側の露出補正量が最大
の撮影から+側の露出補正量が最大の撮影に向って順に
行なわれる。 なお、ブラケッティング撮影の順序は、第8図に示すも
のに限られない0例えば、第8図の場合と逆に、+側の
最大露出補正量の撮影から一側の最大露出補正量の撮影
に向って順にブラケッティング撮影を行なってもよい、
あるいは中央値(所定の露出値)を1枚目に撮影し、そ
の後+側、−側交互にブラケッティング撮影を行なって
もよい。 次に、各モードにおけるブラケッティング撮影を第9図
(a) 、 (b) 、 (c)および第10図を参照
して説明する。 (4−1)Aモードのブラケッティング撮影第9図(a
)を参照してAモードでのブラケッティング撮影につい
て説明する。 第9図(a)はAモードでのブラケッティング撮影状態
を示しており、図において、ブラケッティング撮影が行
なわれる前のEマ値(適正露出を得る所定の露出値)は
Evcで、ブラケッティング撮影により展設ずつの露出
補正が施された場合のEマ値は(Evc−1)、(Ev
c −%)、Evc、(Evc +4)、(Evc+1
)で表わされている。 第9図(a)に示すように、プリセット絞り値AvAに
対して適正露出を得るTマ値、すなわち露出補正量ΔE
マが零の時の基準となるTマ値をTvcとおくと、この
Tvcは以下の如くである。 Tvc z Bv+Sv+Δ5v−AvA= Evc−
AvA          −・−・・・(29)ここ
でEvcにΔEマの露出補正が加わると、(29)式は
(Sマ+ΔSマ)が(Sマ+ΔSマ+ΔE)となるため
結果としテ(29)式のEvcは(Evc+ ΔEv)
に置き換わり、以下の如くなる。 T’vc= By+(Sv+ ΔSv+ ΔEv)−A
vA= Evc+ΔEv−AvA = Tvc◆ΔEマ         ・・・・・・(
30)又、ΔEマの露出補正が加わった時の7口は次式
%式% 従って(30)式と(31)式が等しくなった時に、絞
りが係止されるから(29)式、(30)式、(31)
式より、この時の絞りは以下の如くである。 An = Evc+ΔEv−f’vc = Evc+ΔEv−(Tvc+ΔEv)= Evc+
ΔEv−(Evc−AvA+ΔEv)=^マA    
        −9−・働(32)すなわち、(32
)式から明らかな様に、絞りはプリセット絞り値AvA
で制御され、この時のシャッタータイムは(30)式で
示されるごと< (Tvc+ΔEマ)で制御される。な
お、第60図におけるフローチャートの説明は、既述の
通常撮影時と同様なので割愛する。後述のP、Sモード
も同様である。ここでΔEマを−1,−% 、O,十局
、+1と変化させた時にTv値は(Tvc−1)、(T
vc −%)、Tvc、(Tvc +34)。 (Tvc+1)と変化し、第9図(a)で示されるAモ
ードでのブラケッティング撮影が行なわれる。なお、絞
り環により設定されるプリセット絞り値で機械的に絞り
の係止が行なわれるレンズは格別に絞り制御を電気的に
行わなくても(29)式が成立するものであり、シャッ
ターは (Tvc+ΔEマ・)で制御され、前述した結
果となる。 (4−2)Sモードでのブラケッティング撮影第9図(
b)はSモードでのブラケッティング撮影状態を示して
おり、プリセットされたシャッタータイムTvsに対し
て適正露出を得るAマ値、すなわちブラケッティング撮
影による露出補正量ΔEマが零の時の基準となるAマ値
をAvcとおくと、Tvsは以下の如くなる。 Tvs = By+Sv+Δ5v−Avc== Evc
−Avc          −= (33)又、ブラ
ケッティング撮影によりΔEマの露出補正が加わった時
のシャッター信号TV*は(31)式で示されるから、
絞りが係止される時は(31)式と(33)式より以下
の如くなる。 Tl = Evc+ΔEv −An 工Tvs = Evc−Avc           IΦe−(
34)従って制御される絞り値AV本は以下の如くなる
。 An = Avc+ΔEv          ・−・
・−・(35)(35)式から明らかな様に、ブラケッ
ティング撮影によりΔEマを−t、−n 、Q、+% 
、+lと変化させた時には、絞り値は、(Avc−1)
、(Avc −34)、Avc、(Avc +3A )
、  (Avc+1)となる、これが第9図(b) テ
ある。但し図で示されている様に絞りの開放状態をAv
o、絞りの最大絞り込み状態をAvmaxで表わす時、
ブラケッティング撮影による絞り制御範囲がAvcとA
vmaxとの間にあれば前述のごとくTv値は設定値丁
マSの一定値を保ち、Aマ値のみが変化するが、Aマ値
が理論上、 Avoより開放側、あるいはAvmaxよ
り更に絞り込む領域にまで進入する場合には、Aマ値は
AvoあるいはAvmaxになり、Tマ値がTvsから
それぞれ長秒時側あるいは短秒時側に変化してブラケッ
ティング撮影を続行する。従って露出におけるAv値と
Tマ値の組合せ点は図示したPQ、QR,RSの三本の
直線上を移動することになる。 次に、このようなSモードの動作原理を第1図を参照し
て説明する。 開放状態でのシャッタ信号Tv零(mTvo)が絞り制
御部に入力されているシャッター信号Tvsよりも低速
側の時、従って絞りが開放状態より更に開かなければ設
定されたシャッタータイムTvsでの適正露光量(補正
が施された場合も含む)が得られない時は、レリーズ前
から既に次式が成り立っている。 Tvs >Tl =↑vo          ・・・
−(36)従って絞り制御部13は、レリーズとともに
作動し、絞りを開放状態で係止する。その後このTマ信
号Tマ0をシャッター制御用メモリ一部16で記憶し、
シャッター制御部17によりシャッター制御を行なう。 したがって結果的に絞り制御のみで露光量が補いきれな
い時はシャッタータイムが変化し、その不足分を補うこ
とになる。このためTマ値、Av値の組合せ点は直線向
上を移動する。 又、最大絞り込み時AvsaxでのTv本(−Tv++
+in)がTvsよりまだ大きく、更に絞り込みを必要
とする場合は、常に Tvx<Tv本 =  Tvmin         
        −・・・・(37)となる。 従って、絞りは機械的に係止される最大絞り込み位置A
vtaaxまで動いても絞り制御部13は絞り係止動作
を行なわない、そしてシャッター制御用メモリ一部16
は絞り値Avraaxでのシャッター値Tvm inを
記憶し、シャッター制御部17がこの値でシャッター制
御を行なう、従って絞り制御のみで露光量を制御しきれ
ない分は結果的にシャッタータイムが変化してその不足
分を補うことになる。 このため↑マ値、Aマ僅の組合わせは直線n上を移動す
る。 こうして第9図(b)に示したPQ、QR,RSの直線
上のAv値、Tマ値の組合せにてSモードでのブラケッ
ティング撮影が行なわれる。 (4−3)Pモードでのブラケッティング撮影第9図(
C)はPモードでのブラケッティング撮影状態を示して
いる。 前述のようにPモード信号Tvpは、以下の如くである
。 TマP=αEマ+β =α(Bマ+Sマ+ΔSマ)◆β ここでブラケッティングによる露出補正量ΔEマが零の
場合のEv値をEve 、 この時のTvpをTvcと
おく、今、Eマ値にΔEマの露出補正が施され、Tvp
がT′マpに変ったとすると、Tlpは以下の如くであ
る。 T′マp=α(Evc+ΔEマ)+β =↑マC+αΔEマ       ・・・・・・(38
)又、この時のAマ値がAvcから(AvC+ΔAマ)
と変化したとすると、Tマ値の変化量とAv値の変化量
の和は、露出補正値ΔEvと等しくなることから、露出
補正によるAマ値の変化量ΔAマは、次の式で表わされ
ることになる。 ΔAv= (1−cx ) ΔEv        ・
・−・・・(39)従ってEマ値が補正を受けEvcか
ら(EvC十ΔEマ)になる時にTマ値、Aマ値は各々
Tvcから(Tvc十αΔEv) Avcから(Avc
+(1−cc) AEj) となる。 ここで、ΔEマを−1,−34,0,÷局、+1と変化
させた時のEマ値、 Tv値、Aマ値の関係が第9図(
C)で示されている。なお、Pモードでは、Sモード説
明時に詳述した第9図(b)での直線面及び内に相当す
る部分とし、て第9図(c)上に直線n′及びn′が存
在する。 (4−4)Mモードでのブラケッティング撮影(4−4
−1)まず、第10図を参照して、プリセットされた絞
り値AvMおよびシャッタータイムTvMの両方に対し
て補正を施すMモードでのブラケッティング撮影につい
て説明する。 なお、プリセットされたAマ僅に補正を施す手段は、既
述のごとく、カメラボディ側の絞り制御回路が絞りを所
定の値に制御する様なカメラシステムに適するので、こ
の様なカメラシステムを使用することを前提にMモード
でのブラケッティング撮影の説明を行なう。 ブラケッティング撮影において、ΔEマの露出補正を施
す為に、Tv、Aマ信号作成部10はプリセットされた
シャッター値TvM、絞り値AvMに、それぞれγΔE
マ、(1−γ)ΔEマの露出補正を施す。するとTマ値
とAマ値の各補正量の合計でΔEマの補正が得られる。 以下これを説明する。 ASAS正補正値合成2にはΔTマ信号作成部24から
(26)式で示されるΔTTv号が入力され、またブラ
ケッティング制御部100からブラケット信号ΔEマが
入力される。この為、ASA信号作成部6から測光演算
部3へのASA信号は、レリーズ操作とともに(Sv+
ΔSv)から(Sv+ΔSv+ ΔTv 4’ΔEv)
に変化する。この信号をS′マとおくと(26)式より
S′マ=Sマ+ΔSマ+ΔTマ+ΔEマ= Sv+ Δ
Sv+ TvM−(Bv+Sv+ ΔSv−AvM)+
ΔEv= Tv14+AvM−By+ ΔEv    
   −= ・−(40)又、ブラケッティング制御部
lOOからTv、Aマ信号作成部10ヘシャフター補正
信号としてγΔEマが送られる。Tv、Aマ信号作成部
10はシャッタダイヤルによってプリセットした値Tv
Mと、シャッター補正信号γΔEマを合成しTマ信号と
して(TマX+γΔEマ)を絞り制御部13へ送る。 測光演算部3の出力信号Tv本は、レリーズ操作後は、
(40)式で表わされる ASA信号S′マを取り込み
、次式の信号となる。 TV末=Bマ+ダマ−Av本 = Bv+ (TvM−Bv+AvM+ΔEv)−Av
*= TvM+AvM+ΔEv −An     −−
−−・・(41)Tv、Aマ信号作成部IOはレリーズ
操作により、すなわちステップ(52)にてTマ信号を
保持する。したがって絞り制御部13は(41)式のシ
ャッター信号Tマ本とTv、Aマ信号作成部10からの
シャッター信号(TvM+γΔEマ)とが等しくなった
時、絞りを係止する。その結果絞り係止が行なわれた時
の測光演算部3の出力Tlは(41)式より以下の如く
なる。 Tl = TvM+(AvM+ ΔEv −Avよ)=
 TvM + y ΔEv        −−(42
)従って、絞り込み終了時のAv零の値は、以下の如く
なる。 Av本= (TvM+AvM+ ΔEv) −(TvM
+ y ΔEv)= AvM  + (+−7)  Δ
Ev       ・・・・・・(43)この(42)
式、 (43)式から次の結果を得る。すなわち、絞り
が(43)式の如< (AvM +(by ) ΔEv
)に制御されると、その後シャッター制御用メモリ一部
16は、この時のTv本すなわち(42)式で表わされ
るTマ値(Tvに+γΔEマ)を記憶し、シャッター制
御部17はこの↑マ値に基づきシャッター制御を行なう
。 この様にして、Tv値にγΔEマ、Aマ値に(l−γ)
ΔEマの露出補正がそれぞれ施され、その結果、露光量
としてΔEマの補正が施された露出制御が可能となる。 第10図は、プリセットされたシャッタータイムTvM
に対してγΔEマの露出補正を、プリセットされた絞り
値AvXに対して(1−γ)ΔEマの露出補正をそれぞ
れ施しながら、Mモードでのブラケッティング撮影が行
なわれる状態を示している。 次に、第11図を参照して、Mモードでのブラケッティ
ング撮影を、プリセットされた絞り値AvMのみを補正
することにより行なう本発明の第2実施例について説明
する。 すなわち、第11図に示すブラケッティング撮影は、(
42)式、(43)式においてγ=Oとしたものであり
、この場合において(42)式、(43)式はそれぞれ 丁マネ = TvM                
       ・・・・・・(44)Ays = Av
M + ΔEv         −・−・−・(45
)となる。 なお、第11図で示した様に、プリセットされた絞り値
AvMに露出補正を加えるための絞り制御動作を必要と
するMモードでのブラケッティング撮影は、第10図の
場合と同様に、カメラボディ側の絞り制御回路が絞りを
所定の値に制御する様なカメラシステムに適する。 次に、第12図を参照して、Mモードでのブラケッティ
ング撮影をプリセットされたシャッタータイムTvMの
みを補正することにより行なう本発明の第3実施例につ
いて説明する。 第12図に示すブラケッティング撮影は、(42)式、
(43)式においてγ=1としたものであり、この場合
において(42)式、(43)式はそれぞれ以下の如く
である。 Tv* = TvM + ΔEv         −
・−・・・(46)An = AvM        
     ・・・・・(47)このようなブラケッティ
ング撮影は、絞り環のプリセット位置でレンズの絞りが
機械的に係止されるレンズ系を持つカメラ命システムに
適するものであり、Aマ値の補正を行なうための絞り制
御を行なわず、Tv値のみで露出を補正するものである
。 このブラケッティング撮影を行なう場合には、(26)
式で表わされるΔTマ信号が、ブラケッティング制御部
100からのブラケット信号ΔEマとともにASAS正
補正値合成2を介してASA信号作成部6に入力される
。そしてこのASA信号作成部6で(40)式により表
わされる ASA信号Sマ′が作成される。 レリーズとともに、この信号Sマ′が測光演算部3に入
力される過程は、Mモードでの前記他のブラケッティン
グ撮影の場合と同様である。 また、このブラケッティング撮影では、前記絞り制御が
行なわれないので、絞り制御部13は動作を停止してお
り、ブラケッティング制御部100からTマ、Aマ信号
作成部10へ伝達されるシャッター補正信号γΔEマも
不要である。このためレリーズ後、絞りは絞り環等によ
り設定したプリセット値AvMで機械的に係止される。 従ってこの時のTv値Tv本は次式となる。 Tv$ = 8v+ S’v −AvM=Bv+(Tv
M−By+AvM+ΔEv)  −AvM= TvM 
+ ΔEv         −1−90,(48)従
ってシャッター制御用メモリ一部16は(48)式で表
わされるTマ値を記憶し、シャッター制御部17はこの
記憶値に基づきシャッター制御を行なう。 こうしてTマ値のみの補正によるブラケッティング撮影
が行なわれる。 さて、これまで説明してきたMモードでのブラケッティ
ング撮影は、すべて絞り係止後、再測光によるTv値に
基づきシャッター制御を行なっていたが、Tv値のみに
補正を施すブラケッティングに限れば、次の方式が簡便
である。 ブラケッティング制御部100からブラケット信号ΔE
vが直接マニュアルタイム作成部18に入力される。マ
ニュアルタイム作成部18にはTマ、Aマ信号作成部1
0を介してシャッターダイヤル12からのTマ信号Tv
Mが入力されており、マニュアルタイム作成部■8はこ
のTvMと、ブラケット信号ΔEマをマニュアルタイム
作成部18で合成し、(TvM+ΔEマ)をシャンク−
制御部17に送る。シャッター制御部17はこの値に基
づきマニュアルシャッター制御を行なう。 この様にして、Tv値の補正によるブラケッティング撮
影が行なわれる。なお、この方式の場合はブラケッティ
ング制御部100からASAS正補正値合成2へのブラ
ケット信号ΔEマ、又丁マ、Aマ信号作成部lOへのシ
ャッター補正信号は不要であり、ΔTママ信号作成24
の動作も不要となる。 以上のように被写体輝度が時間の経過とともに変化しな
いならば、カメラで設定された所定の露出値、及び該露
出値に補正量ΔE!を加えた補正露出値で各モードのブ
ラケッティング撮影がなされる。
【5】 モータードライブ装置のオートストップ動作(
5−1)次に、モータードライブ装置200により連続
してブラケッティング撮影を行なう際に、レリーズ釦を
押し続けていてもブラケッティング制御部100で設定
された連写枚数の撮影が完了するとモータードライブ装
置200を自動的に停止させることができるオートスト
ップ動作について、第3図〜第5図を参照して説明する
。 まず、SC切換スイッチSW3をオンにすると、モータ
ードライブ装置200が連続撮影モードにセットされブ
ラケッティング制御部100の前記情報設定部110の
操作部材を操作するとブラケッティング撮影の連写枚数
がセットされる。そしてこの後にレリーズ釦を押すと、
レリーズ釦の第2ストロークでレリーズスイッチSW2
がオンし、 レリーズスイッチSW2からワンショット
マルチ221に出力される信号Sig、aがt1時点で
HからLに変化する。したがってワンショットマルチ2
21からフリップフロップ226のセット入力端子にH
レベルのセット信号Sig、bが出力される。一方、レ
リーズスイッチSW2をオンした際には、ワンショット
マルチ223から出力される信号Sig、cはLのまま
である。またブラケッティングシーケンス制御部130
から端子Eに出力されるモータードライブ制御信号Si
g、dは、ブラケッティング情報設定部110の設定完
了により、詳しくはブラケッティング情報設定部110
の操作部材のうち設定完了を指示する操作部材が操作さ
れることにより、Hレベルとなり、設定枚数だけブラケ
ッティング撮影が終了するt2時点までこの状態のまま
であるから、レリーズスイッチSW2がONシた際には
、ワンショットマルチ224からの出力信号Sjg、e
もLのままである。したがってORゲート225からフ
リップフロップ226のリセット入力端子に送られるリ
セッ)M号Sig、fはLレベルになっている。 前記フリップフロップ226は、゛Hレベルのセット信
号Sig、bの入力によってLレベルのレリーズ制御信
号Sig、gをレリーズ制御部230に送る。この時、
レリーズ制御部230は、端子Cを介してカメラの露出
制御開始部32にレリーズ信号を送り、カメラの露出制
御動作をスタートさせる。露出制御動作の完了時に、モ
ーター制御部250は、端子りを介して露出完了信号(
いわゆる巻き上げ信号)をカメラのシャッター制御部1
7から受け、それによってモーター240を駆動してm
=で分の巻き上げを行なう、−コマ分の巻き上げ完了時
に、モーター制御部250は巻き上げ完了信号をレリー
ス制御部230に送る。このように、Lレベルのレリー
ズ制御信号Sig、gがレリーズ制御部230に入力さ
れている間中、レリーズ制御部230は端子りからの露
出完了信号をモニターしており、モーター制御部250
からの巻き上げ完了信号を受ける毎に、詳しくはステッ
プ(6)に至る毎にレリーズ信号を端子Cを介して露出
制御開始部32に送る。そしてブラケッティング撮影が
連続的に行なわれる。 t2時点で、設定された連写枚数のブラケッティング撮
影が終了すると、レリーズ制御信号発生部220の端子
Eに入力されるモータードライブ制御信号Sig、dは
HからLに変化し、ワンショット・マルチ224からの
出力信号Sig、eがHレベルのリセット信号になる。  ORゲート225を通じて、このHレベルのリセット
信号がフリップフロップ226のリセット入力端子に送
られると、フリップフロップ226から出力されるレリ
ーズ制御信号gはLからHに変化する。このHレベルの
レリーズ制御信号gがレリーズ制御部230に入力され
ることによって、その時レリーズスイッチsw2’by
、オンされていても、すなわちレリーズ釦が押され続け
ていても、レリーズ制御部230からレリーズ信号が出
力されず、カメラのレリースが禁止された状態となる。 こうして巻上を完了した状態でモータードライブ装置2
00は停止する。この後、任意の時点例えばt3時点で
レリーズ釦の押圧を解除すれば、信号Sig、a、c、
fがそれぞれ状態を変える。しかしモータードライブ装
置200は停止したままである。これがオートストップ
動作である。 尚、ブラケッティング撮影を設定しないで1通常の撮影
をした時の動作は第5図のt4時点以後に示したとおり
である。 次にcpuはステップ(21G) 、(217)および
(207)に移り、ブラケッティ゛ング表示部150は
全てのブラケッティング撮影が終了したことを表示する
。 第1実施例においては、要素1が露出制御手段を、要素
110が駒数設定手段及び補正量設定手段を、要素13
0が制御手段を、要素160が露出補正手段を、要素2
00がモータードライブ手段をそれぞれ構成している。 そして要素140が検査手段を、また要素150が表示
手段を構成している。 なお、第1図の装置は、いわゆるアナログ回路で構成さ
れても、デジタル回路で構成されても、それらの混成回
路で構成されてもよい、また本装置はソフトウェアで制
御されるよう構成されてもよいし、ハードウェアで構成
されてもよい。 また上記第1実施例によれば、ブラケッティング情報設
定部110で単位露出補正量(−側ステップ数および+
側ステップ数)が任意に設定されうるとともに、−側ス
チー7プ数および+側ステップ数が別々に設定されうる
ので、例えば使用するフィルムのラチチュードに応じて
ブラケッティング撮影の条件を変えることも容易に達成
できる。 同様に、ブラケッティング撮影の連写枚数がブラケッテ
ィング情報設定部110で任意に設定されうるとともに
、該連写枚数のうちの一側枚数および+側枚数が別々に
設定されうるので、撮影者の意図に応じたブラケッティ
ング撮影が行なえる。 さらに、ブラケッティング情報設定部110で設定され
るブラケッティング情報(連写枚数、単位露出補正量)
はブラケッティング表示部150で表示され、該表示部
150を見ながらブラケッティング情報の設定ができる
ので、ブラケッティング撮影の準備操作を極めて簡単に
行なえる。 またモータードライブ装置200はカメラに内蔵されて
いてもよいし、カメラに着脱可能なアクセサリ−として
構成されてもよい。 (発明の効果) 以上詳述した如く本発明によれば、駒数設定手段により
設定された駒数のブラケッティング撮影が終了すれば、
レリーズ釦を押圧しつづけていても撮影がなされること
がなく、無駄な撮影を行なうことがない。 4、図面の簡単な説明 第1図から第10図は本発明の第1実施例を示しており
、第1図はブラケッティング撮影装置のブロック図、第
2図はブラケッティング表示部での表示状態を示す説明
図、第3図はモータードライブ装置のブロック図、第4
図はレリーズ制御信号発生部のブロック図、9iIJ5
図は第4図に示したブロック図に関する波形図、第6図
は露出制御動作を示すフローチャート、第7図はブラケ
ッティング情報の設定動作を示すフローチャ、−ト、第
8図はブラケッティング撮影の制御動作を示すフロ  
 □−チャート、第9図(a)はAモードでのブラケッ
ティング撮影を示す説明図、第9図(b)はSモード°
でのブラケッティング撮影を示す説明図、第9図(C)
はPモードでのブラケッティング撮影を示す説明図、第
10図はMモードでのブラケッティング撮影を示す説明
図、第11図は本発明゛の第2実施例を示しており、M
モードでのブラケッティング撮影を示す説明図、第12
図は本発明の第3実施例を示しており、Mモードでのブ
ラケッティング撮影を示す説明図である。 1・・・カメラの露出制御装置 100・・・ブラケッティング制御部 200・・・モータードライブ装置 110・・・ブラケッティング情報設定部N2図 第す図 第4図 第5図 第9図 第fO図 vu

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カメラに内蔵または装着されるモータードライブ
    装置によって連続して撮影が可能なカメラの露出制御装
    置において、所定の露出値を中心として、その近傍であ
    る露出補正量ずつ露出補正を加えながら順次一連のブラ
    ケッティング撮影を行なわせるブラケッティング制御部
    を有し、該ブラケッティング制御部に、前記ブラケッテ
    ィング撮影の連写枚数を任意に設定可能なブラケッティ
    ング情報設定部と、設定された前記連写枚数のブラケッ
    ティング撮影が完了した際に、前記モータードライブ装
    置を停止させるモータードライブ制御信号を出力するブ
    ラケッティングシーケンス制御部と、設定された前記連
    写枚数の表示を行なうブラケッティング表示部とを設け
    て成るカメラの露出制御装置。
  2. (2)前記カメラのフィルム残数が設定された前記連写
    枚数より少ない場合に、フィルム残存コマ数不足の警告
    の表示を前記ブラケッティング表示部で行なうことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の露出制御装置。
  3. (3)前記単位露出補正量を前記ブラケッティング情報
    設定部で任意に設定可能としたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の露出制御装置。
  4. (4)前記単位露出補正量の表示を前記ブラケッティン
    グ表示部で行なうことを特徴とする特許請求の範囲第3
    項に記載の露出制御装置。
  5. (5)前記所定の露出値を中心とするアンダー側の前記
    単位露出補正量とオーバー側の該補正量とを別々に、前
    記ブラケッティング情報設定部で設定可能としたことを
    特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の露出制御装置
  6. (6)前記アンダー側の単位露出補正量および前記オー
    バー側の単位補正量の表示を前記ブラケッティング情報
    設定部で行なうことを特徴とする特許請求の範囲第5項
    に記載の露出制御装置。
JP59270050A 1984-12-21 1984-12-21 ブラケッティング撮影装置 Expired - Lifetime JPH0750295B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59270050A JPH0750295B2 (ja) 1984-12-21 1984-12-21 ブラケッティング撮影装置
US06/808,732 US4734727A (en) 1984-12-21 1985-12-13 Bracketing exposure control camera

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59270050A JPH0750295B2 (ja) 1984-12-21 1984-12-21 ブラケッティング撮影装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6308186A Division JPS61233728A (ja) 1986-03-21 1986-03-21 ブラケツテイング撮影装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61148437A true JPS61148437A (ja) 1986-07-07
JPH0750295B2 JPH0750295B2 (ja) 1995-05-31

Family

ID=17480824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59270050A Expired - Lifetime JPH0750295B2 (ja) 1984-12-21 1984-12-21 ブラケッティング撮影装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4734727A (ja)
JP (1) JPH0750295B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6337326A (ja) * 1986-08-01 1988-02-18 Canon Inc カメラの露出制御装置
JPS6337327A (ja) * 1986-08-01 1988-02-18 Canon Inc カメラの露出制御装置
JPS6337323A (ja) * 1986-08-01 1988-02-18 Canon Inc カメラ
JPS63184728A (ja) * 1986-09-02 1988-07-30 Kyocera Corp カメラ
JPH01202721A (ja) * 1988-02-09 1989-08-15 Nikon Corp カメラ
JPH01310330A (ja) * 1988-06-08 1989-12-14 Asahi Optical Co Ltd 段階露光装置
JPH02124541A (ja) * 1989-08-08 1990-05-11 Minolta Camera Co Ltd カメラ
US5099267A (en) * 1988-09-19 1992-03-24 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Exposure control apparatus of camera
US5164758A (en) * 1988-09-19 1992-11-17 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Exposure control apparatus of camera having an automatic exposure bracket drive mode
JPH0536438U (ja) * 1991-05-08 1993-05-18 オリンパス光学工業株式会社 オートブラケツト機能付き顕微鏡用写真撮影装置
US5253009A (en) * 1988-09-19 1993-10-12 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Exposure control apparatus of camera having an auto-exposure bracket mode
US5402203A (en) * 1992-01-24 1995-03-28 Nikon Corporation Camera with automatic bracketing device

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5249014A (en) * 1985-01-21 1993-09-28 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Camera system having an accessory and being operable to prohibit a photographic operator when the set number of frames have been photographed during bracket photography
US4992820A (en) * 1985-01-21 1991-02-12 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Camera system
US4862205A (en) * 1986-08-01 1989-08-29 Canon Kabushiki Kaisha Auto-bracket device for camera
JP2788930B2 (ja) * 1987-06-03 1998-08-20 株式会社ニコン カメラの撮影モード切換装置
US4914466A (en) * 1988-04-11 1990-04-03 Nikon Corporation Bracketing exposure control device
US4811042A (en) * 1988-04-25 1989-03-07 Eastman Kodak Company Method and apparatus for recording and using exposure data in a photographic system
JPH01297636A (ja) * 1988-05-26 1989-11-30 Nikon Corp ブラケティング撮影装置
US4974012A (en) * 1988-06-28 1990-11-27 Canon Kabushiki Kaisha Display device for automatic exposure bracketing shooting
US4933700A (en) * 1988-07-27 1990-06-12 Nikon Corporation Automatic focusing apparatus of camera
US5140358A (en) * 1988-10-04 1992-08-18 Canon Kabushiki Kaisha Camera
US5130737A (en) * 1989-06-27 1992-07-14 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Flash bracket photographing apparatus for a camera
JPH045637A (ja) * 1990-04-23 1992-01-09 Nikon Corp 複数枚撮影機能を有するカメラ
US5333027A (en) * 1990-06-06 1994-07-26 Canon Kabushiki Kaisha Camera having automatic exposure bracketing device
USRE37643E1 (en) 1994-01-14 2002-04-09 Eastman Kodak Company Method and apparatus for preventing unauthorized recycling of single-use camera and permitting authorized reuse of the camera
US5418585A (en) * 1994-01-14 1995-05-23 Eastman Kodak Company Method and apparatus for preventing unauthorized recycling of single-use camera and permitting authorized reuse of the camera
JP2000137260A (ja) * 1998-10-30 2000-05-16 Canon Inc カメラ及び撮影用装置
US6261496B1 (en) 1999-07-15 2001-07-17 Alliedsignal Inc. Continuous compounding of aqueous injection molding feedstocks

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5426893A (en) * 1977-08-02 1979-02-28 Kansai Paint Co Ltd Preparation of resin for corrosion-resistant paint
JPS54139732A (en) * 1978-04-21 1979-10-30 Minolta Camera Co Ltd Exposure control value converting circuit of cameras
JPS5875127A (ja) * 1982-09-10 1983-05-06 Canon Inc カメラの露出情報設定表示装置
JPS5921048A (ja) * 1982-07-01 1984-02-02 モトロ−ラ・インコ−ポレ−テツド 半導体電力デバイス用の耐火性誘電体絶縁材料及びその製造方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1243971B (de) * 1965-05-28 1967-07-06 Leitz Ernst Gmbh Photographische Kamera mit elektromotorischem Antriebswerk
JPS5426893B1 (ja) * 1970-04-07 1979-09-06
US3776625A (en) * 1972-07-27 1973-12-04 Ponder & Best Condition responsive alert signal for a movie camera
US4021828A (en) * 1974-02-13 1977-05-03 Canon Kabushiki Kaisha Film counter
US4105310A (en) * 1975-12-24 1978-08-08 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Indicating device for motion picture camera
JPS6022335B2 (ja) * 1977-07-21 1985-06-01 キヤノン株式会社 フイルムカウンタ
US4311377A (en) * 1980-07-08 1982-01-19 Eastman Kodak Company Identifying cassettes loaded in cameras
JPS57136633A (en) * 1981-02-19 1982-08-23 Canon Inc Recorder
JPS58223138A (ja) * 1982-06-22 1983-12-24 Olympus Optical Co Ltd カメラの駒数表示装置
JPS59214827A (ja) * 1983-05-20 1984-12-04 Marumatsu Sangyo Kk 自動露出カメラにおける連写時の露出条件自動微変更装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5426893A (en) * 1977-08-02 1979-02-28 Kansai Paint Co Ltd Preparation of resin for corrosion-resistant paint
JPS54139732A (en) * 1978-04-21 1979-10-30 Minolta Camera Co Ltd Exposure control value converting circuit of cameras
JPS5921048A (ja) * 1982-07-01 1984-02-02 モトロ−ラ・インコ−ポレ−テツド 半導体電力デバイス用の耐火性誘電体絶縁材料及びその製造方法
JPS5875127A (ja) * 1982-09-10 1983-05-06 Canon Inc カメラの露出情報設定表示装置

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6337327A (ja) * 1986-08-01 1988-02-18 Canon Inc カメラの露出制御装置
JPS6337323A (ja) * 1986-08-01 1988-02-18 Canon Inc カメラ
JPS6337326A (ja) * 1986-08-01 1988-02-18 Canon Inc カメラの露出制御装置
JPS63184728A (ja) * 1986-09-02 1988-07-30 Kyocera Corp カメラ
JP2581927B2 (ja) * 1986-09-02 1997-02-19 京セラ株式会社 カメラ
JPH01202721A (ja) * 1988-02-09 1989-08-15 Nikon Corp カメラ
US5508779A (en) * 1988-06-08 1996-04-16 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Auto-bracketing system
JPH01310330A (ja) * 1988-06-08 1989-12-14 Asahi Optical Co Ltd 段階露光装置
US5099267A (en) * 1988-09-19 1992-03-24 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Exposure control apparatus of camera
US5164758A (en) * 1988-09-19 1992-11-17 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Exposure control apparatus of camera having an automatic exposure bracket drive mode
US5253009A (en) * 1988-09-19 1993-10-12 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Exposure control apparatus of camera having an auto-exposure bracket mode
JPH02124541A (ja) * 1989-08-08 1990-05-11 Minolta Camera Co Ltd カメラ
JP2581222B2 (ja) * 1989-08-08 1997-02-12 ミノルタ株式会社 カメラ
JPH0536438U (ja) * 1991-05-08 1993-05-18 オリンパス光学工業株式会社 オートブラケツト機能付き顕微鏡用写真撮影装置
US5402203A (en) * 1992-01-24 1995-03-28 Nikon Corporation Camera with automatic bracketing device

Also Published As

Publication number Publication date
US4734727A (en) 1988-03-29
JPH0750295B2 (ja) 1995-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61148437A (ja) ブラケッティング撮影装置
JP2961761B2 (ja) 光学装置
JP2001296599A (ja) 銀塩撮影および電子撮像兼用カメラ
US5253007A (en) Camera having special photography function
US5933660A (en) Image blur prevention apparatus responsive to shutter release and power switches
JPS61233728A (ja) ブラケツテイング撮影装置
JP3103620B2 (ja) 露光間ズ−ミング装置を有するカメラ
JP2904595B2 (ja) Afカメラの連続自動焦点補正撮影機構
JP3146043B2 (ja) 特殊撮影機能付カメラ
JPH0659318A (ja) カメラ
JP3013525B2 (ja) カメラのモーター制御装置
US6263169B1 (en) Manual-wind camera
JPH0560967A (ja) カメラ
JP3460886B2 (ja) デート写し込み機能付きカメラ
JPS62178226A (ja) 防水カメラ
JPH086157A (ja) 一眼レフカメラ
JP3151849B2 (ja) カメラ
US6275660B1 (en) Manual-wind camera
JPH04307525A (ja) 手ぶれ自動発光カメラ
JPH01273023A (ja) カメラの動作制御装置
JPH04307526A (ja) 手ぶれ自動発光カメラ
JPH0398030A (ja) ズームカメラ
JPS5830733A (ja) フイルム反射率の差異を補正し得るダイレクト測光方法
JPH0196638A (ja) パノラマカメラシステム
JPH01217431A (ja) 測光装置