JP2000137260A - カメラ及び撮影用装置 - Google Patents

カメラ及び撮影用装置

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JP2000137260A
JP2000137260A JP10324437A JP32443798A JP2000137260A JP 2000137260 A JP2000137260 A JP 2000137260A JP 10324437 A JP10324437 A JP 10324437A JP 32443798 A JP32443798 A JP 32443798A JP 2000137260 A JP2000137260 A JP 2000137260A
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film
photographing
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frame
shooting
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JP10324437A
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English (en)
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Koichi Morikawa
剛一 森川
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Canon Inc
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    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/08Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
    • G03B7/091Digital circuits
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
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    • G03B7/08Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
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    • G03B7/097Digital circuits for control of both exposure time and aperture

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オートブラケット撮影モード時の使用フィル
ムがネガフィルムであっても撮影者の意図した、段階的
に変更された露出によるプリントを与える。 【解決手段】 撮影露出値を自動的にかつ段階的に変更
して、フィルムの複数の駒に対して連続して撮影するオ
ートブラケット撮影モードを有し、該オートブラケット
撮影モードによる撮影時には、撮影に使用されるフィル
ムがネガフィルムかポジフィルムかによって、連続して
撮影する駒数を変更する制御手段(ステップ104→1
07又はステップ104→106)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影露出値を自動
的にかつ段階的に変更して、フィルムの複数の駒に対し
て連続して撮影するオートブラケット撮影モードを有す
るカメラ及び撮影用装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラの自動露出制御の方法とし
て、自動的に露出値をずらしてフィルムに複数駒撮影を
する、オートブラケット(以下、単にブラケットとも記
す)というモードがある。この撮影モードを用いると、
適正露出の他に、この適性露出から意図的に露出アンダ
ーや露出オーバーに変更した写真を自動的かつ連続的に
撮影することができる。
【0003】また近年、磁気記録部を具備するフィルム
が発売されている。この磁気記録部に情報を記録する手
段を備えたカメラにおいては、撮影駒に関する多様な情
報を該フィルム上に残すことができる。この種のカメラ
においては、複数の情報から選択的に、もしくは複数の
情報を同時に該フィルム上に記録させる複数の選択可能
な撮影モードを有し、モード選択手段により特定の撮影
モード(上記オートブラケット撮影モード)が選択され
た場合には、該特定の撮影モードおいて連続して撮影さ
れた複数駒の磁気記録部それぞれに対し、プリントを行
う際には同一条件(同一の露出量、同一の色フィルタを
設定)でプリントを行うことを指示する情報を、前記磁
気記録手段によって記録させることができる。上記同一
条件でプリントを行うことを指示する情報を保持する連
続した撮影シーンを「シリーズシーン」と呼んでいる。
【0004】すなわち、シリーズシーンとは、連続して
撮影した駒のプリントを同一条件、つまり自動プリント
ラボシステムで各撮影駒間で異なる露出を行うことを禁
止し、撮影時の露出状態を忠実に再現すべく同一条件で
プリントを行いたいことを示す一連の撮影シーンを意味
し、この為にフィルムに具備された各撮影駒の磁気記録
部にシリーズシーンであることを記録しておき、フィル
ムからプリントを行う際にその旨の情報が記録された複
数駒については同一の条件でプリントを行わせ、撮影者
の意図した写真を得られるようにしようとするものであ
り、これに関しては米国特許第5027140号等にて
開示されている。
【0005】上記の様なシリーズシーンとして撮影され
たフィルムから写真を得る為に現像所に出した場合、通
常通りの撮影であればそれぞれの駒において適正な露出
値になるように自動的に焼付け露出制御がなされる自動
プリントラボシステムにおいても、フィルム上の前記磁
気記録部にシリーズシーン情報が保持されているため
に、前記自動プリントラボシステムは該情報を読み取る
ことで、シリーズシーンが設定されている連続した複数
駒については露出量、色決定の条件を固定して行うよう
に処理する。
【0006】従って、ブラケット撮影モードにより撮影
された意図的な露出シフトによる一連の連続した撮影駒
に対して、シリーズシーンである旨の情報をそれぞれの
駒の磁気記録部に記録しておけば、前記自動プリントラ
ボシステムによる焼付けにおいても、撮影者が意図する
露出でのプリントを得ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シリー
ズシーンとしてブラケット撮影モードによって連続的に
撮影された複数駒の各磁気記録部には、どの駒が適正露
出であり、どの駒がオーバーもしくはアンダーであるか
の情報は含まれておらず、それぞれの駒がシリーズシー
ンの開始駒,終了駒および途中駒であるかの情報が保持
されているに過ぎない。従って、適正→アンダー→オー
バーといったような順でブラケット撮影が行われたフィ
ルムを、前記自動プリントラボシステムが同一順で焼付
けを行う場合においては、シリーズシーン開始駒が適正
露出により撮影されているので、自動プリントラボシス
テムはこの駒に適正露出値を与え、一連のシリーズシー
ンに含まれる駒を同一の条件で焼付けを行うことにな
り、撮影者の意図する露出シフトでのプリントを得るこ
とが可能となる。
【0008】しかし、前記自動プリントラボシステムは
その種類が豊富であり、種類によってフィルムの現像順
が異なる。従って、前記自動プリントラボシステムが同
一に焼付けを行わない場合、すなわち逆の順に焼付けを
行うものであった場合、シリーズシーン終了駒から焼付
けを行うことになるので、該終了駒が適正露出となるよ
うに露出値を与えてしまい、一連のブラケット撮影され
た複数駒は、撮影者が意図する露出値とは異なるプリン
トとなってしまう。このような現象はラチチュードの狭
いポジフィルムにおいては、自動プリントラボシステム
による自動露出量調整によって撮影者が意図する露出値
を大きく外すことがないため、撮影者にとっては気にな
らない程度である。しかしラチチュードの大きいネガフ
ィルムにおいては、焼付け段階での露出値が最終的なプ
リントの仕上がりに大きく影響するため、上記現象が著
しく著しく現れてしまう。
【0009】(発明の目的)本発明の第1の目的は、オ
ートブラケット撮影モード時の使用フィルムがネガフィ
ルムであっても撮影者の意図した、段階的に変更された
露出によるプリントを与えることのできるカメラ及び撮
影用装置を提供しようとするものである。
【0010】本発明の第2の目的は、自動プリントラボ
システムの種類によらず、オートブラケット撮影モード
時の使用フィルムがネガフィルムであっても撮影者の意
図した、段階的に変更された露出によるプリントを与え
ることのできるカメラ及び撮影用装置を提供しようとす
るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1及び2、又は請求項8及び9記載の
本発明は、撮影露出値を自動的にかつ段階的に変更し
て、フィルムの複数の駒に対して連続して撮影するオー
トブラケット撮影モードを有するカメラにおいて、前記
オートブラケット撮影モードによる撮影時には、撮影に
使用されるフィルムがネガフィルムかポジフィルムかに
よって、連続して撮影する駒数を変更する制御手段を有
するカメラとするものである。
【0012】上記構成において、撮影に使用されるフィ
ルムがネガフィルムであった場合は、オートブラケット
撮影モードでの連続撮影の開始駒と終了駒に対しては、
撮影露出値を変更しないで撮影を行わせるようにしてい
る。
【0013】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項3又は10記載の本発明は、オートブラケット撮
影モードの連続する撮影駒の少なくとも開始駒と終了駒
に対して、記録手段に、プリント時での露出条件を同一
にする為の指示情報を記録させる制御手段を有する請求
項2記載のカメラとするものである。
【0014】上記構成においては、オートブラケット撮
影モードでの連続する撮影駒の少なくとも開始駒と終了
駒に対して、記録手段に、プリント時での露出条件を同
一にする為の指示情報を記録させるようにしている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の実施の一形態に係るカメラ
の回路構成を示すブロック図であり、まず各部の構成に
ついて説明する。
【0017】図1において、1はカメラ全体を制御する
制御装置であるところのマイクロコンピュータ、2は露
出量の決定に用いられる測光情報を得る為の測光回路、
3は焦点位置を検出して撮影レンズを焦点位置に移動さ
せる為の測距回路、4はシャッタの開閉制御を行う為の
シャッタ制御回路、5はレンズの絞り量を制御する為の
絞り制御回路である。6はシャッタ速度や絞り値などの
種々の情報を表示する為の表示部で、カメラの外部やフ
ァインダ内に具備されており、シリーズシーンに設定さ
れている際にはその旨の表示を行う。
【0018】7は外部記憶手段であるところのRAM、
8は不揮発性の外部記憶手段であるところのEEPRO
M、9は測光や測距を開始させる為の測光・測距スイッ
チ(以下、スイッチSW1と記す)、10はレリーズ動
作を開始させる為のレリーズスイッチ(以下、スイッチ
SW2と記す)、11はブラケット撮影を設定する為の
ブラケット設定スイッチ(以下、スイッチBSWと記
す)である。12はAEロックスイッチであり、該スイ
ッチ12を押したときの測光値を基に露出値が決定され
る。13は前記スイッチBSWをONしながら回転させ
ることによりブラケットの自動露出ずらし量を設定する
ことのできる設定ダイヤル、14は磁気記録部を持つフ
ィルムに撮影情報を書き込む磁気ヘッド15を制御する
為の磁気記録回路、16はフォトセンサ19からの信号
によりフィルムの給送速度とフィルムの位置を検出する
為のフィルム検出回路、18はフィルムの給送を行う為
のフィルム給送用モータ17を制御するフィルム給送回
路、20は磁気記録部を持つフィルム、21はフィルム
カートリッジ装填時に前記フィルムカートリッジに具備
されたデータディスク22からフィルムデータを読み出
すフォトセンサ、23は前記フォトセンサ21より得ら
れる出力によりフィルムの種類や感度などの情報に置き
換えるフィルム情報検出回路である。
【0019】図2は、図1に示すマイクロコンピュータ
1の動作を示すフローチャートであり、このフローチャ
ートを用いてカメラ全体の動作を説明する。
【0020】マイクロコンピュータ1は不図示のメイン
スイッチがONされると、ステップ101から動作を開
始する。
【0021】ステップ101においては、フィルム20
がカメラに装填されているかどうかを検出し、装填され
ていればステップ102以降の撮影動作へ進む。フィル
ム20が装填されていなければ、装填されるまでこのス
テップで待機し、撮影動作を禁止する。次のステップ1
02においては、スイッチSW1がONされているかど
うかを判別し、ONであれば測光,測距を開始するため
にステップ103へ進み、ONでなければステップ10
2へ戻り、スイッチSW1がONされるのを待つ。
【0022】次のステップ103においては、スイッチ
BSWと設定ダイヤル13とによってブラケット撮影モ
ードが設定されているかどうかを判別し、ブラケット撮
影モードが設定されていればステップ104へ進み、設
定されていなければステップ105へ進む。なお、露出
値シフトの設定方法については後で説明する。ステップ
105へ進む場合は、一駒のみの通常撮影であるため
に、撮影者が指示した露出値を設定する。
【0023】ステップ104においては、装填されてい
るフィルムがネガフィルムであるかポジフィルムである
かを判別し、ネガフィルムであれば、後述するサブルー
チンステップ107を実行し、ポジフィルムと判別した
場合は、後述するサブルーチンステップ106を実行す
る。
【0024】ステップ109においては、上記ステップ
105での測光結果やサブルーチンステップ107,1
08での露出ずらし量に基づいてシャッタ速度や絞り値
を決定し、露出値を決定してステップ109へ進む。そ
して、このステップ109においては、測距回路3によ
り測距動作を行い、不図示のレンズを動作させて被写体
にピントを合せる。続くステップ110においては、ス
イッチSW2がONであるかどうかを判別し、ONでな
ければステップ102へ戻り、同様の動作を繰り返す。
一方、スイッチSW2がONであれば露光動作を行うた
めにステップ111へ進み、まず絞り制御回路5を動作
させてレンズの絞りを上記ステップ108で決定した値
まで絞り込み、次にシャッタ制御回路4を動作させて上
記ステップ108で決定したシャッタ速度で不図示のシ
ャッタを制御して露光動作を行い、次いで絞り制御回路
5を動作させて不図示の絞りを開放に戻して露光動作を
終了し、ステップ112へと進む。
【0025】ステップ112においては、フィルム給送
回路18を介してフィルム給送用モータ17を動作させ
てフィルム20を巻き上げる動作を開始し、次のステッ
プ113において、磁気記録回路14を動作させて磁気
ヘッド15によりフィルム20の磁気記録部に日付等の
撮影データの記録を開始する。そして、ステップ114
において、撮影モードがブラケット撮影モードになって
いるかどうかを判別し、ブラケット撮影モードであれば
ステップ115へ進み、ブラケット撮影モードでなけれ
ば直ちにステップ120へ進む。
【0026】ステップ115からステップ119までに
おいては、同一条件(同一露出量,同一の色決定の条
件)でプリントを行うことを指示するシリーズシーン指
示コードをフィルム20の磁気記録部に記録する一連の
作業である。
【0027】ステップ115でブラケット撮影を開始し
た駒であると判別した場合は、ステップ117へ進み、
その駒の磁気記録部にシリーズシーン開始駒であること
のコードを書き込む。また、ステップ116でブラケッ
ト撮影を終了した駒であると判別した場合は、ステップ
118へ進み、その駒の磁気記録部にシリーズシーン終
了駒であることのコードを書き込む。上記ステップ11
5,116のいずれもNoと判別した場合は、ステップ
119へ進み、その駒の磁気記録部にシリーズシーンの
途中駒であることのコードを書き込む。次のステップ1
20においては、記録すべき磁気記録データをすべてフ
ィルム20に記録し、この記録が終了するとステップ1
21へ進む。そして、このステップ121においては、
フィルム検出回路16とフォトセンサ19によりフィル
ム20を一駒分給送して所定の位置に達した事を検知し
たら、上記フィルム給送回路18を介してフィルム給送
モータ17を停止させ、レリーズ動作を終了してステッ
プ102へ戻り、次のレリーズを待つようになってい
る。
【0028】次に、上記図2におけるサブルーチンステ
ップ107について図3のフローチャートを用いて説明
する。このステップは、図2のステップ106でネガフ
ィルムであると判別した場合に実行されるサブルーチン
である。
【0029】ステップ201において、ブラケット撮影
に入って一駒目の撮影であるかを判別し、そうであれば
ステップ202へ進み、適正露出値を設定する。そうで
なければステップ203へ進み、ブラケット撮影に入っ
て二駒目の撮影であるかを判別し、二駒目であればステ
ップ204へ進み、後述するブラケット設定によって設
定された露出シフト量に応じたアンダー値を設定する。
またステップ205において、ブラケット撮影に入って
三駒目である事を判別するとステップ206へ進み、設
定された露出シフト量に応じたオーバー値を設定する。
【0030】上記ステップ205で、ブラケット撮影に
入って四駒目であると判別するとステップ207へ進
み、ここでは適正露出値に設定し、さらにステップ20
8へ進んで、ブラケット撮影による撮影枚数をクリアす
る。
【0031】次に、図2のサブルーチンステップ106
について、図4のフローチャートにより説明する。この
ステップは、図2のステップ106でポジフィルムであ
ると判別された場合に実行されるサブルーチンである。
【0032】ステップ301において、ブラケット撮影
に入って一駒目の撮影であるかを判別し、そうであれば
ステップ302へ進み、適正露出値を設定する。そうで
なければステップ303へ進み、ブラケット撮影に入っ
て二駒目の撮影であるかを判別し、二駒目であればステ
ップ304へ進み、後述するブラケット設定によって設
定された露出シフト量に応じたアンダー値を設定する。
また、ステップ303においてブラケット撮影に入って
二駒目でない事を判別するとステップ305へ進み、設
定された露出シフト量に応じたオーバー値を設定する。
そして、ステップ306へと進み、ブラケットによる撮
影枚数をクリアする。
【0033】以上のサブルーチンによって設定された露
出値を保持し、前述した様に図2のステップ108へと
進む。
【0034】次に、図5のフローチャートにより、ブラ
ケット撮影設定のし方について説明する。
【0035】ステップ401においては、スイッチBS
WがONになっているかどうかを判別し、ONでなけれ
ば設定動作を終了する。ONであればステップ402へ
進み、設定ダイヤル13が操作されていることを読み込
む。次のステップ403においては、設定ダイヤル13
が回転されていないと判別した場合は、ステップ401
へ戻る。一方、回転されていると判別した場合はステッ
プ404へ進み、ここで回転量を読み出す。そして、次
のステップ405において、設定ダイヤル13が回転さ
れていると判別しても、回転後の結果が回転前と変わっ
ていなければ、ステップ401へ戻り、回転前と変わっ
ていればステップ406へ進み、ここでは回転量に応じ
た露出シフト量を記憶する。その後はステップ401へ
戻り、設定が決定されれば、スイッチBSWをOFFに
することで設定動作を終了する。
【0036】以上のように、スイッチBSWがONの状
態で、設定ダイヤル13を回転させることで、ブラケッ
ト撮影の設定と解除および露出シフト量が設定できるよ
うになっている。
【0037】図6および図7は、フィルムに記録され
た、ブラケット撮影によるシリーズシーンに関する情報
について説明するための図であり、この情報はフィルム
20の磁気情報部31に記録されている。
【0038】図6は、ネガフィルムにおいてブラケット
撮影を行ったときのフィルムの撮影状態を示す図であ
る。
【0039】駒51までは通常撮影を行っており、駒5
2からブラケット撮影に入る。駒52はブラケット撮影
一駒目であり、適性露出で撮影され、同時に磁気情報部
31に開始シリーズシーン駒であることが記録される。
駒53は、ブラケット設定によって設定された露出シフ
ト量に応じたアンダー露出で撮影され、同時に磁気情報
部31に中途シリーズシーン駒であることが記録され
る。駒54は同様に、設定シフト量に応じたオーバー露
出で撮影され、同時に磁気情報部31に中途シリーズシ
ーン駒であることが記録される。駒55はブラケット撮
影最終駒として、適正露出で撮影され、同時に磁気情報
部31に終了シリーズシーン駒であることが記録され
る。以上、四駒撮影することで一連のブラケット撮影を
終了する。
【0040】駒56は通常撮影で撮影されたものである
が、場合によってはさらに別のブラケット撮影が始まる
かもしれない。
【0041】図7は、ポジフィルムにおいて、ブラケッ
ト撮影を行ったときのフィルムの撮影状態を示す図であ
る。駒61までは通常撮影を行っており、駒62からブ
ラケット撮影に入る。駒62はブラケット撮影一駒目で
あり、適性露出で撮影され、同時に磁気情報部31に開
始シリーズシーン駒であることが記録される。駒63
は、ブラケット設定によって設定された露出シフト量に
応じたアンダー露出で撮影され、同時に磁気情報部31
に中途シリーズシーン駒であることが記録される。駒6
4はブラケット撮影最終駒として、設定シフト量に応じ
たオーバー露出で撮影され、同時に磁気情報部31に終
了シリーズシーン駒であることが記録される。以上、三
駒撮影することで一連のブラケット撮影を終了する。
【0042】駒65は通常撮影で撮影されたものである
が、場合によってはさらに別のブラケット撮影が始まる
かもしれない。
【0043】上記の実施の形態によれば、ブラケット撮
影において、使用フィルムがネガフィルムであった場合
には、図6に示す様に、撮影駒を連続撮影の開始と終了
の駒を撮影露出値を変更しない撮影駒、つまり適正露出
(アンダーやオーバーでない)の撮影駒とするようにし
ているので、適正→アンダー→オーバーといったような
順でブラケッテイング撮影が行われたフィルムを、これ
とは逆の順で焼付けを行う自動プリントラボシステムで
焼付け作業が進められたとしても、先頭駒は適正露出の
駒であるので、常に撮影者の意図した露出のプリントを
与えることが可能となる。
【0044】(発明と実施の形態の対応)上記実施の各
形態において、マイクロコンピュータ1内の図3および
図4の動作を実行する部分が本発明の制御手段に、磁気
記録回路14および磁気ヘッドが本発明の記録手段に、
フォトセンサ21およびフィルム情報検出回路23が請
求項6記載の本発明のフィルム情報検出手段に、それぞ
れ相当する。
【0045】また、データディスク22が請求項6記載
の本発明の情報部に相当し、シリーズシーン情報が本発
明のプリント時での露出条件を同一にする為の指示情報
に相当する。
【0046】また、使用フィルムの情報はデータディス
クより自動的に読み取るようにしているが、該情報を入
力する為のスイッチを設け、該スイッチの状態よりフィ
ルム情報を検出する構成にしていも良い。
【0047】以上が実施の形態の各構成と本発明の各構
成の対応関係であるが、本発明は、これら実施の形態の
構成に限定されるものではなく、請求項で示した機能、
又は実施の形態がもつ機能が達成できる構成であればど
のようなものであってもよいことは言うまでもない。
【0048】(変形例)上記実施の形態では、オートブ
ラケット撮影モード時には、撮影に使用されるフィルム
がネガフィルムかポジフィルムかを検出し、ネガフィル
ムであった場合は、オートブラケット撮影モードでの連
続撮影の開始駒と終了駒に対しては、撮影露出値を変更
しない、つまり適正露出(オーバーやアンダーでない)
により撮影を行わせ、かつ、撮影時の露出状態を忠実に
再現すべく同一条件でプリントを行いたいことを示すシ
リーズシーン情報を記録するようにしているが、必ずし
も前記シリーズシーン情報を記録する必要はない。例え
ば、自分で現像する場合や、自動プリントラボシステム
を使用しないで現像を行う現像所へ口答によりその旨の
指示を行ってプリントを依頼する場合には、ネガフィル
ムの場合には開始駒と終了駒に対して撮影露出値を変更
しない撮影を行わせるようにした構成であっても、撮影
者の意図した、段階的に変更された露出によるプリント
を得ることが可能となる。
【0049】また、上記実施の形態では、シリーズシー
ン情報を磁気的に記録するようにしているが、光学的記
録するようにしても良い。また、フィルムに具備された
磁気記録部に前記情報を記録するようにしているが、フ
ィルムカートリッジに記録するようにしても良い。
【0050】また、ブラケット撮影駒それぞれにシリー
ズシーン情報を記録するようにしているが、少なくとも
ブラケット撮影の開始の駒と最終の駒にシリーズシーン
開始と終了の旨の記録を行うようにしても良い。
【0051】また、本発明は、レンズシャッタカメラ、
一眼レフカメラ、ビデオカメラ、電子スチルカメラ等の
種々の形態のカメラ、さらにはそれらカメラに適用され
る撮影用装置、又はこれらを構成する要素に対しても適
用できるものである。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び2、
又は8及び9記載の本発明によれば、オートブラケット
撮影モード時の使用フィルムがネガフィルムであっても
撮影者の意図した、段階的に変更された露出によるプリ
ントを与えることができるカメラ及び撮影用装置を提供
できるものである。
【0053】また、請求項3又は10記載の本発明によ
れば、自動プリントラボシステムの種類によらず、オー
トブラケット撮影モード時の使用フィルムがネガフィル
ムであっても撮影者の意図した、段階的に変更された露
出によるプリントを与えることができるカメラ及び撮影
用装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るカメラの回路構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態に係るカメラの全体の動
作を示すフローチャートである。
【図3】図2のステップ107において行われる動作の
詳細を示すフローチャートである。
【図4】図2のステップ106において行われる動作の
詳細を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の一形態に係るカメラにおいてブ
ラケット撮影設定時の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明の実施の一形態に係るカメラにおいてネ
ガフィルムに対してブラケット撮影を行った際のフィル
ムの状態を示す図である。
【図7】本発明の実施の一形態に係るカメラにおいてポ
ジフィルムに対してブラケット撮影を行った際のフィル
ムの状態を示す図である。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 11(BSW) ブラケット設定スイッチ 13 設定ダイヤル 14 磁気記録回路 15 磁気ヘッド 20 フィルム 22 データディスク 23 フィルム情報検出回路 31 磁気記録部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影露出値を自動的にかつ段階的に変更
    して、フィルムの複数の駒に対して連続して撮影するオ
    ートブラケット撮影モードを有するカメラにおいて、 前記オートブラケット撮影モードによる撮影時には、撮
    影に使用されるフィルムがネガフィルムかポジフィルム
    かによって、連続して撮影する駒数を変更する制御手段
    を有することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、撮影に使用されるフィ
    ルムがネガフィルムであった場合は、オートブラケット
    撮影モードでの連続撮影の開始駒と終了駒に対しては、
    撮影露出値を変更しないで撮影を行わせることを特徴と
    する請求項1記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、オートブラケット撮影
    モードの連続する撮影駒の少なくとも開始駒と終了駒に
    対して、記録手段に、プリント時での露出条件を同一に
    する為の指示情報を記録させることを特徴とする請求項
    2記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記記録手段は、前記フィルムに具備さ
    れた磁気記録部に前記指示情報を磁気的に記録すること
    を特徴とする請求項3記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 撮影に使用されるフィルムがネガフィル
    ムかポジフィルムかを検出し、検出したフィルム情報を
    前記制御手段に出力するフィルム情報検出手段を有する
    ことを特徴とする請求項1,2又は3記載のカメラ。
  6. 【請求項6】 前記フィルム情報検出手段は、フィルム
    カートリッジに具備される情報部よりネガフィルムかポ
    ジフィルムかのフィルム情報を検出し、前記制御手段に
    その情報を出力することを特徴とする請求項5記載のカ
    メラ。
  7. 【請求項7】 前記フィルム情報検出手段は、外部操作
    に応答して撮影に使用されるフィルムがネガフィルムか
    ポジフィルムかのフィルム情報を検出し、前記制御手段
    にその情報を出力することを特徴とする請求項5記載の
    カメラ。
  8. 【請求項8】 撮影露出値を自動的にかつ段階的に変更
    して、フィルムの複数の駒に対して連続して撮影するオ
    ートブラケット撮影モードを有する撮影用装置におい
    て、 前記オートブラケット撮影モードによる撮影時には、撮
    影に使用されるフィルムがネガフィルムかポジフィルム
    かによって、連続して撮影する駒数を変更する制御手段
    を有することを特徴とする撮影用装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、撮影に使用されるフィ
    ルムがネガフィルムであった場合は、オートブラケット
    撮影モードでの連続撮影の開始駒と終了駒に対しては、
    撮影露出値を変更しないで撮影を行わせることを特徴と
    する請求項8記載の撮影用装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、オートブラケット撮
    影モードの連続する撮影駒の少なくとも開始駒と終了駒
    に対して、記録手段に、プリント時での露出条件を同一
    にする為の指示情報を記録させることを特徴とする請求
    項9記載の撮影用装置。
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