JPH08328121A - 磁気記録可能なカメラ - Google Patents
磁気記録可能なカメラInfo
- Publication number
- JPH08328121A JPH08328121A JP7156703A JP15670395A JPH08328121A JP H08328121 A JPH08328121 A JP H08328121A JP 7156703 A JP7156703 A JP 7156703A JP 15670395 A JP15670395 A JP 15670395A JP H08328121 A JPH08328121 A JP H08328121A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic recording
- information
- exposure
- film
- recording
- Prior art date
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- Pending
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- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Camera Data Copying Or Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 撮影者の意図した露出の写真を与える事を可
能にする。 【構成】 モード選択手段13により特定の撮影モード
が選択された場合には、該特定の撮影モードにおいて連
続して撮影された複数駒の磁気記録部それぞれに対し、
プリントを行う際には同一条件でプリントを行う事を指
示する情報を、磁気記録手段14,15に記録させるプ
リント情報記録指示手段1を設け、特定の撮影モード、
例えば自動露出ずらしモード時には、該モードにて撮影
された一連の駒に対して、同一条件でプリントを行う事
を指示する情報を自動的に記録するようにしている。
能にする。 【構成】 モード選択手段13により特定の撮影モード
が選択された場合には、該特定の撮影モードにおいて連
続して撮影された複数駒の磁気記録部それぞれに対し、
プリントを行う際には同一条件でプリントを行う事を指
示する情報を、磁気記録手段14,15に記録させるプ
リント情報記録指示手段1を設け、特定の撮影モード、
例えば自動露出ずらしモード時には、該モードにて撮影
された一連の駒に対して、同一条件でプリントを行う事
を指示する情報を自動的に記録するようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルムに具備された
磁気記録部へ情報の記録を行う磁気記録手段を備えた磁
気記録可能なカメラに関するものである。
磁気記録部へ情報の記録を行う磁気記録手段を備えた磁
気記録可能なカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラの自動露出制御の方法とし
て、自動的に露出値をずらしてフィルムに複数駒撮影す
る、いわゆるオートエクスポージャーブラケッティング
というものがある。この方法を用いると、適正露出の他
に、意図的に露出アンダーや露出オーバーの写真を自動
的に撮影することができる。
て、自動的に露出値をずらしてフィルムに複数駒撮影す
る、いわゆるオートエクスポージャーブラケッティング
というものがある。この方法を用いると、適正露出の他
に、意図的に露出アンダーや露出オーバーの写真を自動
的に撮影することができる。
【0003】また、カメラの自動露出制御に用いる為の
手段として、カメラが測定した測光値を撮影者が操作ス
イッチを操作したときの値に保持する操作スイッチ、い
わゆるAEロックスイッチがある。このAEロックスイ
ッチが操作されると、カメラは実際の被写体の輝度に関
係なく該スイッチが操作されたときの被写体の輝度に基
づいて露出値を決定して自動露出制御を行う様になって
いる。
手段として、カメラが測定した測光値を撮影者が操作ス
イッチを操作したときの値に保持する操作スイッチ、い
わゆるAEロックスイッチがある。このAEロックスイ
ッチが操作されると、カメラは実際の被写体の輝度に関
係なく該スイッチが操作されたときの被写体の輝度に基
づいて露出値を決定して自動露出制御を行う様になって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ネガフ
ィルム等を用いて撮影を行い、該フィルムからプリント
写真を得る為に現像所に出した場合、それぞれの駒につ
いて適正な露光値になるような露出制御が焼付機側にお
いて処理されている。このため、オートエクスポージャ
ーブラケッティングにより自動的に露出をずらす操作を
して複数駒撮影しても、実際にプリントされた写真は複
数駒とも同じ露出の写真が出来てしまい、撮影者が意図
したような露出の異なる写真を得ることが出来ないとい
った問題があった。
ィルム等を用いて撮影を行い、該フィルムからプリント
写真を得る為に現像所に出した場合、それぞれの駒につ
いて適正な露光値になるような露出制御が焼付機側にお
いて処理されている。このため、オートエクスポージャ
ーブラケッティングにより自動的に露出をずらす操作を
して複数駒撮影しても、実際にプリントされた写真は複
数駒とも同じ露出の写真が出来てしまい、撮影者が意図
したような露出の異なる写真を得ることが出来ないとい
った問題があった。
【0005】同様に、AEロック操作を行って撮影した
場合においても、焼付け機側においてプリント写真が適
正になるように露出制御が為されてしまうため、撮影者
の意図した露出とは異なった写真が出来てしまう問題が
有った。
場合においても、焼付け機側においてプリント写真が適
正になるように露出制御が為されてしまうため、撮影者
の意図した露出とは異なった写真が出来てしまう問題が
有った。
【0006】また、例えば連続撮影等の様に、測光,測
距スイッチをONしたままの状態で撮影を行った場合に
は同一条件で焼き付けを行った方が良いが、この様な場
合にもプリント写真が適正になるように露出制御が為さ
れてしまうため、撮影者の意図した露出とは異なった写
真が出来てしまう問題が有った。
距スイッチをONしたままの状態で撮影を行った場合に
は同一条件で焼き付けを行った方が良いが、この様な場
合にもプリント写真が適正になるように露出制御が為さ
れてしまうため、撮影者の意図した露出とは異なった写
真が出来てしまう問題が有った。
【0007】(発明の目的)本発明の目的は、撮影者の
意図した露出の写真を与えることのできる磁気記録可能
なカメラを提供することである。
意図した露出の写真を与えることのできる磁気記録可能
なカメラを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1及び2記載の本発明は、モード選択手段に
より特定の撮影モードが選択された場合には、該特定の
撮影モードにおいて連続して撮影された複数駒の磁気記
録部それぞれに対し、プリントを行う際には同一条件で
プリントを行う事を指示する情報を、磁気記録手段に記
録させるプリント情報記録指示手段を設け、特定の撮影
モード、例えば自動露出ずらしモード時には、該モード
にて撮影された一連の駒に対して、同一条件でプリント
を行う事を指示する情報を自動的に記録するようにして
いる。
に、請求項1及び2記載の本発明は、モード選択手段に
より特定の撮影モードが選択された場合には、該特定の
撮影モードにおいて連続して撮影された複数駒の磁気記
録部それぞれに対し、プリントを行う際には同一条件で
プリントを行う事を指示する情報を、磁気記録手段に記
録させるプリント情報記録指示手段を設け、特定の撮影
モード、例えば自動露出ずらしモード時には、該モード
にて撮影された一連の駒に対して、同一条件でプリント
を行う事を指示する情報を自動的に記録するようにして
いる。
【0009】上記目的を達成するために、請求項3記載
の本発明は、撮影時の露出値を任意の値に固定する為の
AEロックスイッチが操作されて連続して複数駒の撮影
が行われる場合には、各撮影駒の磁気記録部それぞれに
対し、プリントを行う際には同一条件でプリントを行う
事を指示する情報を、磁気記録手段に記録させるプリン
ト情報記録指示手段を設け、AEロックスイッチが操作
されて連続して複数駒の撮影が行われる場合には、この
状態で撮影される一連の駒に対して、同一条件でプリン
トを行う事を指示する情報を自動的に記録するようにし
ている。
の本発明は、撮影時の露出値を任意の値に固定する為の
AEロックスイッチが操作されて連続して複数駒の撮影
が行われる場合には、各撮影駒の磁気記録部それぞれに
対し、プリントを行う際には同一条件でプリントを行う
事を指示する情報を、磁気記録手段に記録させるプリン
ト情報記録指示手段を設け、AEロックスイッチが操作
されて連続して複数駒の撮影が行われる場合には、この
状態で撮影される一連の駒に対して、同一条件でプリン
トを行う事を指示する情報を自動的に記録するようにし
ている。
【0010】上記目的を達成するために、請求項4記載
の本発明は、測光動作が連続して行われている間に行わ
れた撮影駒の磁気記録部それぞれに対し、プリントを行
う際には同一条件でプリントを行う事を指示する情報
を、磁気記録手段に記録させるプリント情報記録指示手
段を設け、連続して測光動作が行われている状態で連続
した撮影が為された場合には、この際の一連の撮影駒に
対して、同一条件でプリントを行う事を指示する情報を
自動的に記録するようにしている。
の本発明は、測光動作が連続して行われている間に行わ
れた撮影駒の磁気記録部それぞれに対し、プリントを行
う際には同一条件でプリントを行う事を指示する情報
を、磁気記録手段に記録させるプリント情報記録指示手
段を設け、連続して測光動作が行われている状態で連続
した撮影が為された場合には、この際の一連の撮影駒に
対して、同一条件でプリントを行う事を指示する情報を
自動的に記録するようにしている。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0012】図1は本発明の第1の実施例を示す磁気記
録部付フィルムを用いるカメラの回路構成を示すブロッ
ク図であり、まず各部の構成について説明する。
録部付フィルムを用いるカメラの回路構成を示すブロッ
ク図であり、まず各部の構成について説明する。
【0013】図1において、1はカメラ全体を制御する
制御装置であるところのマイクロコンピュータ、2は露
光量の決定に用いられる測光情報を得る為の測光回路、
3は焦点位置を検出して撮影レンズを焦点位置に移動す
る為の測距回路、4はシャッタの開閉を制御を行う為の
シャッタ制御回路、5はレンズの絞り量を制御する為の
絞り制御回路である。6はシャッタ速度や絞り値などの
種々の情報を表示する為の表示部で、カメラの外部やフ
ァインダ内に具備されており、シリーズシーンに設定さ
れている際にはこの「シリーズシーン」であることの表
示を行う。
制御装置であるところのマイクロコンピュータ、2は露
光量の決定に用いられる測光情報を得る為の測光回路、
3は焦点位置を検出して撮影レンズを焦点位置に移動す
る為の測距回路、4はシャッタの開閉を制御を行う為の
シャッタ制御回路、5はレンズの絞り量を制御する為の
絞り制御回路である。6はシャッタ速度や絞り値などの
種々の情報を表示する為の表示部で、カメラの外部やフ
ァインダ内に具備されており、シリーズシーンに設定さ
れている際にはこの「シリーズシーン」であることの表
示を行う。
【0014】尚、上記のシリーズシーンとは、連続して
撮影した駒のプリントを同一条件、つまり焼付け機で露
出補正を行う事を禁止し、撮影時の露出状態を再現する
べく同一の条件でプリントを行いたい事を示す一連の撮
影シーンを意味し、この為にフィルムに具備された各撮
影駒の磁気記録部にシリーズシーンである事を記録して
おき、フィルムからプリントを行う際にその旨の情報が
記録された複数駒については同一条件でプリントを行わ
せ、撮影者の意図した写真を得られる様にしようとする
ものであり、これに関しては米国特許第5027140
号等にて開示されている。
撮影した駒のプリントを同一条件、つまり焼付け機で露
出補正を行う事を禁止し、撮影時の露出状態を再現する
べく同一の条件でプリントを行いたい事を示す一連の撮
影シーンを意味し、この為にフィルムに具備された各撮
影駒の磁気記録部にシリーズシーンである事を記録して
おき、フィルムからプリントを行う際にその旨の情報が
記録された複数駒については同一条件でプリントを行わ
せ、撮影者の意図した写真を得られる様にしようとする
ものであり、これに関しては米国特許第5027140
号等にて開示されている。
【0015】7は外部記憶手段であるところのRAM、
8は不揮発性の外部記憶手段であるところのEEPRO
M、9は測光や測距を開始する為の測光・測距スイッチ
(以下、スイッチSW1と記す)、10はレリーズ動作
を開始する為のレリーズスイッチ(以下、スイッチSW
2と記す)、11はオートエキスポージャーブラケッテ
ィング(以下、AEBと略す)を設定する為のAEB設
定スイッチである。12はAEロックスイッチ(以下、
スイッチAE_LOCKと記す)であり、このAEスイ
ッチ12を押したときの測光値を基に露出値が決定され
る。13はAEB設定スイッチ11をONしながら回転
させることによりAEBの自動露出ずらし量を設定する
事のできる設定ダイヤル、14は磁気記憶部をもつフィ
ルムに撮影情報を書き込む為の磁気ヘッド15を制御す
る為の磁気記録回路、16はフォトセンサ19からの信
号よりフィルムの給送速度とフィルムの位置を検出する
為のフィルム検出回路、18はフィルムの給送を行う為
のフィルム給送用モータ17を制御するフィルム給送回
路、20は磁気記憶部を有するフィルムである。
8は不揮発性の外部記憶手段であるところのEEPRO
M、9は測光や測距を開始する為の測光・測距スイッチ
(以下、スイッチSW1と記す)、10はレリーズ動作
を開始する為のレリーズスイッチ(以下、スイッチSW
2と記す)、11はオートエキスポージャーブラケッテ
ィング(以下、AEBと略す)を設定する為のAEB設
定スイッチである。12はAEロックスイッチ(以下、
スイッチAE_LOCKと記す)であり、このAEスイ
ッチ12を押したときの測光値を基に露出値が決定され
る。13はAEB設定スイッチ11をONしながら回転
させることによりAEBの自動露出ずらし量を設定する
事のできる設定ダイヤル、14は磁気記憶部をもつフィ
ルムに撮影情報を書き込む為の磁気ヘッド15を制御す
る為の磁気記録回路、16はフォトセンサ19からの信
号よりフィルムの給送速度とフィルムの位置を検出する
為のフィルム検出回路、18はフィルムの給送を行う為
のフィルム給送用モータ17を制御するフィルム給送回
路、20は磁気記憶部を有するフィルムである。
【0016】図2は、図1に示すマイクロコンピュータ
1の動作を示すフローチャートであり、このフローチャ
ートを用いてカメラ全体の動作を説明する。
1の動作を示すフローチャートであり、このフローチャ
ートを用いてカメラ全体の動作を説明する。
【0017】なお、ここで説明するカメラのAEBモー
ドでは、設定された露出ずらし量に従って、露出適正,
露出オーバー、露出アンダーの順に露出値をずらして三
枚撮影する様になっている。
ドでは、設定された露出ずらし量に従って、露出適正,
露出オーバー、露出アンダーの順に露出値をずらして三
枚撮影する様になっている。
【0018】マイクロコンピュータ1は不図示のメイン
スイッチがONされると、ステップ101から動作を開
始する。
スイッチがONされると、ステップ101から動作を開
始する。
【0019】ステップ101においては、スイッチSW
1がONされているかどうかを判別し、ONであれば測
光,測距を開始するためにステップ102に進み、ON
でなければステップ101に戻り、スイッチSW1がO
Nされるのを待つ。次のステップ102においては、A
EBモードが設定されているかどうかを判別し、AEB
モードが設定されていればステップ103に進み、設定
されていなければステップ104に進む。なお、AEB
の設定方法については後で説明する。次のステップ10
3においては、AEBモードでの撮影が一回目であるか
どうかを判別し、一回目であれば適正露出値を決定する
ためにステップ104に進み、一回目でなければステッ
プ105に進む。
1がONされているかどうかを判別し、ONであれば測
光,測距を開始するためにステップ102に進み、ON
でなければステップ101に戻り、スイッチSW1がO
Nされるのを待つ。次のステップ102においては、A
EBモードが設定されているかどうかを判別し、AEB
モードが設定されていればステップ103に進み、設定
されていなければステップ104に進む。なお、AEB
の設定方法については後で説明する。次のステップ10
3においては、AEBモードでの撮影が一回目であるか
どうかを判別し、一回目であれば適正露出値を決定する
ためにステップ104に進み、一回目でなければステッ
プ105に進む。
【0020】ステップ104においては、AEBモード
ではないときやAEBモードの一回目であるので、適正
露光値を決定するために測光回路2により測光を行って
被写体の光量を測定し、ステップ109に進む。
ではないときやAEBモードの一回目であるので、適正
露光値を決定するために測光回路2により測光を行って
被写体の光量を測定し、ステップ109に進む。
【0021】ステップ105においては、AEBモード
での撮影が二回目かどうかを判別し、二回目であればス
テップ106に進み、AEBモードによる撮影が二回目
であるので適正露出よりもオーバーに制御するために、
AEBモード撮影一回目に測光した適正測光値から設定
量だけオーバーになるような露出値を設定してステップ
109に進む。
での撮影が二回目かどうかを判別し、二回目であればス
テップ106に進み、AEBモードによる撮影が二回目
であるので適正露出よりもオーバーに制御するために、
AEBモード撮影一回目に測光した適正測光値から設定
量だけオーバーになるような露出値を設定してステップ
109に進む。
【0022】また、上記ステップ105において二回目
でなければステップ107に進み、AEBモードによる
撮影が三回目であるので適正露出よりもアンダーに制御
するために、AEBモード撮影一回目に測光した適正測
光値から設定量だけアンダーになるような露出値を設定
してステップ108に進む。そして、ステップ108に
おいて、AEBモードでの撮影が三回目であることから
AEBの撮影回数をクリアすることで、次の撮影がAE
Bモードの時に一回目の撮影になるようにしてステップ
109に進む。
でなければステップ107に進み、AEBモードによる
撮影が三回目であるので適正露出よりもアンダーに制御
するために、AEBモード撮影一回目に測光した適正測
光値から設定量だけアンダーになるような露出値を設定
してステップ108に進む。そして、ステップ108に
おいて、AEBモードでの撮影が三回目であることから
AEBの撮影回数をクリアすることで、次の撮影がAE
Bモードの時に一回目の撮影になるようにしてステップ
109に進む。
【0023】ステップ109においては、上記ステップ
104での測光結果や上記ステップ106,107での
露出ずらし量に基づいてシャッタ速度や絞り値を決定
し、露出値を決定してステップ110に進む。そして、
ステップ110においては、測距回路3により測距動作
を行い、不図示のレンズを動作させて被写体にピントを
合せてステップ111に進む。
104での測光結果や上記ステップ106,107での
露出ずらし量に基づいてシャッタ速度や絞り値を決定
し、露出値を決定してステップ110に進む。そして、
ステップ110においては、測距回路3により測距動作
を行い、不図示のレンズを動作させて被写体にピントを
合せてステップ111に進む。
【0024】次のステップ111においては、スイッチ
SW2がONであるかどうかを判別し、ONでなければ
ステップ101に戻り、同様の動作を繰り返す。一方、
スイッチSW2がONであれば露光動作を行うためにス
テップ112に進み、まず絞り制御回路5を動作させて
レンズの絞りを上記ステップ109で決定した値まで絞
り込み、次にシャッタ制御回路4を動作させて上記ステ
ップ109で決定したシャッタ速度で不図示のシャッタ
を制御して露光動作を行い、次いで絞り制御回路5を動
作させて不図示の絞りを開放に戻して露光動作を終了
し、ステップ113へと進む。
SW2がONであるかどうかを判別し、ONでなければ
ステップ101に戻り、同様の動作を繰り返す。一方、
スイッチSW2がONであれば露光動作を行うためにス
テップ112に進み、まず絞り制御回路5を動作させて
レンズの絞りを上記ステップ109で決定した値まで絞
り込み、次にシャッタ制御回路4を動作させて上記ステ
ップ109で決定したシャッタ速度で不図示のシャッタ
を制御して露光動作を行い、次いで絞り制御回路5を動
作させて不図示の絞りを開放に戻して露光動作を終了
し、ステップ113へと進む。
【0025】ステップ113においては、フィルム給送
回路18を介してフィルム給送用モータ17を動作させ
てフィルム20を巻き上げる動作を開始し、次のステッ
プ114において、磁気記録回路14を動作させて磁気
ヘッド15によりフィルム20の磁気記録部に日付等の
撮影データの記録を開始する。そして、ステップ115
において、撮影モードがAEBモードになっているかど
うかを判別し、AEBモードであればステップ116に
進み、AEBモードでなければ直ちにステップ117に
進む。
回路18を介してフィルム給送用モータ17を動作させ
てフィルム20を巻き上げる動作を開始し、次のステッ
プ114において、磁気記録回路14を動作させて磁気
ヘッド15によりフィルム20の磁気記録部に日付等の
撮影データの記録を開始する。そして、ステップ115
において、撮影モードがAEBモードになっているかど
うかを判別し、AEBモードであればステップ116に
進み、AEBモードでなければ直ちにステップ117に
進む。
【0026】ステップ116においては、同一条件でプ
リントを行うことを指示するシリーズシーン指示コード
をフィルム17の磁気記録部に記録して、ステップ11
7に進む。
リントを行うことを指示するシリーズシーン指示コード
をフィルム17の磁気記録部に記録して、ステップ11
7に進む。
【0027】ステップ117においては、記録すべき磁
気記録データをすべてフィルムに記録し、この記録が終
了するとステップ118に進む。そして、ステップ11
8において、フィルム検出回路13とフォトセンサ14
によりフィルム20が一駒分給送を行った所定の位置に
なった事を検知したら、上記フィルム給送回路18によ
りフィルム給送モータ17を停止させてレリーズ動作を
終了し、ステップ101に戻り、次のレリーズを待つよ
うになっている。
気記録データをすべてフィルムに記録し、この記録が終
了するとステップ118に進む。そして、ステップ11
8において、フィルム検出回路13とフォトセンサ14
によりフィルム20が一駒分給送を行った所定の位置に
なった事を検知したら、上記フィルム給送回路18によ
りフィルム給送モータ17を停止させてレリーズ動作を
終了し、ステップ101に戻り、次のレリーズを待つよ
うになっている。
【0028】次に、図3はAEBモードでの撮影時にお
いてシリーズシーンに関する情報のフィルムへの記録に
ついて説明する為の図であり、この情報はフィルム20
の磁気記録部21に記録される。
いてシリーズシーンに関する情報のフィルムへの記録に
ついて説明する為の図であり、この情報はフィルム20
の磁気記録部21に記録される。
【0029】フィルム20への露光は、この図の右側の
撮影駒22から順次行われるものとする。
撮影駒22から順次行われるものとする。
【0030】この図の最初の撮影駒22は、「通常撮影
モード」で撮影され、適正露出値で露光が行われる。こ
の撮影駒22は、非シリーズシーン時であるため、磁気
記録部21にはシリーズシーン指示情報は記録されな
い。
モード」で撮影され、適正露出値で露光が行われる。こ
の撮影駒22は、非シリーズシーン時であるため、磁気
記録部21にはシリーズシーン指示情報は記録されな
い。
【0031】次の撮影駒23から撮影駒25までは「A
EBモード」で撮影された撮影駒である。
EBモード」で撮影された撮影駒である。
【0032】撮影駒23はAEB設定後一枚目の駒であ
るので、図2のフローチャートで説明したように、適正
露出で露光され磁気記録部21にシリーズシーン開始の
信号が記録される。次の撮影駒24はAEBモードの二
枚目であるので、適正よりもオーバーになるように露光
され、磁気記録部21にシリーズシーンであることが記
録される。更に、撮影駒25はAEBモードの三駒目で
あるので、適正露光よりもアンダーに露光され、磁気記
録部21にシリーズシーン終了の信号が記録されるよう
になっている。
るので、図2のフローチャートで説明したように、適正
露出で露光され磁気記録部21にシリーズシーン開始の
信号が記録される。次の撮影駒24はAEBモードの二
枚目であるので、適正よりもオーバーになるように露光
され、磁気記録部21にシリーズシーンであることが記
録される。更に、撮影駒25はAEBモードの三駒目で
あるので、適正露光よりもアンダーに露光され、磁気記
録部21にシリーズシーン終了の信号が記録されるよう
になっている。
【0033】また、撮影駒26は「通常撮影モード」で
撮影されたものであるので、前記撮影駒24と同様に適
正露出で撮影され、シリーズシーンの情報は記録されな
いようになっている。
撮影されたものであるので、前記撮影駒24と同様に適
正露出で撮影され、シリーズシーンの情報は記録されな
いようになっている。
【0034】次に、図4はAEBモードの設定動作を示
すフローチャートであり、カメラの各種スイッチの状態
を検出する際に実行されるものである。
すフローチャートであり、カメラの各種スイッチの状態
を検出する際に実行されるものである。
【0035】ステップ121においては、AEB設定ス
イッチ11がONになっているかどうかを判別し、ON
でなければAEB設定動作を終了する。一方、ONであ
ればステップ122に進み、ダイヤル13が回されたか
どうか、及び、回された場合にはその回転方向と回転数
を読み出してステップ123に進む。
イッチ11がONになっているかどうかを判別し、ON
でなければAEB設定動作を終了する。一方、ONであ
ればステップ122に進み、ダイヤル13が回されたか
どうか、及び、回された場合にはその回転方向と回転数
を読み出してステップ123に進む。
【0036】次のステップ123においては、上記ステ
ップ122で読み出した情報から、前回ダイヤル13の
状態を読み出したときとから該ダイヤル13を回転させ
た状態に変化したかどうかを判別し、ダイヤルを回転さ
せていない状態であればステップ121に戻り、再度A
EB設定スイッチ11の状態検知を行う。
ップ122で読み出した情報から、前回ダイヤル13の
状態を読み出したときとから該ダイヤル13を回転させ
た状態に変化したかどうかを判別し、ダイヤルを回転さ
せていない状態であればステップ121に戻り、再度A
EB設定スイッチ11の状態検知を行う。
【0037】上記ステップ123においてダイヤル13
を回転させた状態であることを判別した場合には、ステ
ップ124に進み、上記ステップ122で読み出したダ
イヤル13の回転方向を判別し、UP方向に回転させて
いればステップ125に進み、DOWN方向に回転させ
ていればステップ128に進む。
を回転させた状態であることを判別した場合には、ステ
ップ124に進み、上記ステップ122で読み出したダ
イヤル13の回転方向を判別し、UP方向に回転させて
いればステップ125に進み、DOWN方向に回転させ
ていればステップ128に進む。
【0038】まず、ダイヤル13がUP方向に回転させ
ていた場合について説明する。
ていた場合について説明する。
【0039】この場合はステップ124からステップ1
25へ進み、ここでAEBモードに設定中であるかどう
かを判別し、AEBモードに設定中であればステップ1
27に進み、設定中でなければステップ126に進む。
25へ進み、ここでAEBモードに設定中であるかどう
かを判別し、AEBモードに設定中であればステップ1
27に進み、設定中でなければステップ126に進む。
【0040】次のステップ126においては、AEBモ
ードを設定すると共に、表示部6に「AEBモード」と
「シリーズシーン」であることの表示を行ってステップ
127に進む。これにより、AEBモードに設定されて
いない状態で、AEB設定スイッチ11をONしながら
ダイヤル13をUP方向に回転させることにより、AE
Bモードが設定される。
ードを設定すると共に、表示部6に「AEBモード」と
「シリーズシーン」であることの表示を行ってステップ
127に進む。これにより、AEBモードに設定されて
いない状態で、AEB設定スイッチ11をONしながら
ダイヤル13をUP方向に回転させることにより、AE
Bモードが設定される。
【0041】次のステップ127においては、AEBに
よる露出ずらし量を現在の露出ずらし量より1/2段オ
ーバー側にUPし、ステップ121に戻る。
よる露出ずらし量を現在の露出ずらし量より1/2段オ
ーバー側にUPし、ステップ121に戻る。
【0042】このように、AEB設定スイッチ11をO
Nしながらダイヤル13をUP方向に回転させることに
より、AEBモードが設定されると共にダイヤル13の
回転量に応じた露出ずらし量が設定される。
Nしながらダイヤル13をUP方向に回転させることに
より、AEBモードが設定されると共にダイヤル13の
回転量に応じた露出ずらし量が設定される。
【0043】次に、ステップ124においてダイヤル1
3がDOWN方向に回転させていた場合について説明す
る。
3がDOWN方向に回転させていた場合について説明す
る。
【0044】この場合はステップ124からステップ1
28へ進み、ここでAEB設定中かどうかを判別し、A
EB設定中であればステップ129に進み、AEB設定
中でなければステップ121に進む。
28へ進み、ここでAEB設定中かどうかを判別し、A
EB設定中であればステップ129に進み、AEB設定
中でなければステップ121に進む。
【0045】次のステップ129においては、AEBに
よる露出ずらし量を現在の露出ずらし量より1/2段ア
ンダー側にDOWNしてステップ130に進む。そし
て、このステップ130において、AEBによる露出ず
らし量が0であるかどうかを判別し、ずらし量が0でな
ければステップ131に進み、ずらし量が0であればス
テップ121に進む。
よる露出ずらし量を現在の露出ずらし量より1/2段ア
ンダー側にDOWNしてステップ130に進む。そし
て、このステップ130において、AEBによる露出ず
らし量が0であるかどうかを判別し、ずらし量が0でな
ければステップ131に進み、ずらし量が0であればス
テップ121に進む。
【0046】次のステップ131においては、セットさ
れているAEBモードを解除すると共に、表示部6に表
示されている「AEBモード」と「シリーズシーン」で
あることの表示を消し、ステップ121に戻る。
れているAEBモードを解除すると共に、表示部6に表
示されている「AEBモード」と「シリーズシーン」で
あることの表示を消し、ステップ121に戻る。
【0047】このように、AEB設定スイッチ11をO
Nしながらダイヤル13をDOWN方向に回転させるこ
とにより、ダイヤル13の回転量に応じた露出ずらし量
が設定される。また、露出ずらし量が0になったら、A
EBモードを解除するようになっている。
Nしながらダイヤル13をDOWN方向に回転させるこ
とにより、ダイヤル13の回転量に応じた露出ずらし量
が設定される。また、露出ずらし量が0になったら、A
EBモードを解除するようになっている。
【0048】以上の様に、AEB設定スイッチ11をO
Nしながらダイヤル13を回転させることにより、AE
Bモードの設定と解除及び露出ずらし量の設定が出来る
ようになっている。
Nしながらダイヤル13を回転させることにより、AE
Bモードの設定と解除及び露出ずらし量の設定が出来る
ようになっている。
【0049】上記の様に撮影されたフィルム20が現像
所に出された場合には、その磁気記録部に記録された情
報が焼付け機にて読み取られ、シリーズシーンが設定さ
れている連続した複数の駒については色や明るさの補正
は同一条件で行うように処理される。
所に出された場合には、その磁気記録部に記録された情
報が焼付け機にて読み取られ、シリーズシーンが設定さ
れている連続した複数の駒については色や明るさの補正
は同一条件で行うように処理される。
【0050】これにより、ネガフィルムを用いてAEB
モードで撮影したフィルムも、リバーサルフィルムで撮
影したと同様に、撮影者が意図した連続的に露出の異な
る写真を得ることが出来る。
モードで撮影したフィルムも、リバーサルフィルムで撮
影したと同様に、撮影者が意図した連続的に露出の異な
る写真を得ることが出来る。
【0051】(第2の実施例)図5は本発明の第2の実
施例における記録可能なカメラの、AEロックを行って
撮影を行う際のマイクロコンピュータの動作を示すフロ
ーチャートであり、以下これに従って説明する。なお、
カメラの回路構成は図1と同様であるので、ここでは省
略する。
施例における記録可能なカメラの、AEロックを行って
撮影を行う際のマイクロコンピュータの動作を示すフロ
ーチャートであり、以下これに従って説明する。なお、
カメラの回路構成は図1と同様であるので、ここでは省
略する。
【0052】カメラのマイクロコンピュータ1は、不図
示のメインスイッチがONされると、各種の初期設定を
実行した後、図5のステップ201から動作を開始す
る。
示のメインスイッチがONされると、各種の初期設定を
実行した後、図5のステップ201から動作を開始す
る。
【0053】ステップ201においては、スイッチSW
1がONされているかどうかを判別し、ONでなければ
ステップ201に戻りSW1がONされるのを待つ。
1がONされているかどうかを判別し、ONでなければ
ステップ201に戻りSW1がONされるのを待つ。
【0054】その後、スイッチSW1がONしたことを
判別するとステップ202に進み、ここではスイッチA
E_LOCK(AEロックスイッチ12)がONされて
いるかどうかを判別し、ONであればステップ204に
進み、ONでなければステップ203に進む。
判別するとステップ202に進み、ここではスイッチA
E_LOCK(AEロックスイッチ12)がONされて
いるかどうかを判別し、ONであればステップ204に
進み、ONでなければステップ203に進む。
【0055】ステップ203においては、上記スイッチ
AE_LOCKがOFFであるから、AE_LOCK状
態に設定されている場合にはフラグAE_LOCKをク
リアしてAE_LOCK状態を解除すると共に、表示部
6に表示されている「シリーズシーン」であることの表
示を消し、AE_LOCK状態に設定されていない場合
にはそのままの状態でステップ206に進む。
AE_LOCKがOFFであるから、AE_LOCK状
態に設定されている場合にはフラグAE_LOCKをク
リアしてAE_LOCK状態を解除すると共に、表示部
6に表示されている「シリーズシーン」であることの表
示を消し、AE_LOCK状態に設定されていない場合
にはそのままの状態でステップ206に進む。
【0056】ステップ204においては、現在AE_L
OCK状態にセットされているかどうかを判別し、フラ
グAE_LOCKセット中であれば現在はAE_LOC
K状態であるとして直ちにステップ207に進み、セッ
ト中でなければステップ205に進む。
OCK状態にセットされているかどうかを判別し、フラ
グAE_LOCKセット中であれば現在はAE_LOC
K状態であるとして直ちにステップ207に進み、セッ
ト中でなければステップ205に進む。
【0057】ステップ205においては、スイッチAE
_LOCKがONでAE_LOCK状態に設定されてい
ない場合に実行されるので、AE_LOCK状態にセッ
トすると共に表示部6に「シリーズシーン」であること
を表示し、ステップ206に進む。そして、このステッ
プ206において、測光回路2により被写体の明るさを
検出し露出値を決定してステップ207に進む。
_LOCKがONでAE_LOCK状態に設定されてい
ない場合に実行されるので、AE_LOCK状態にセッ
トすると共に表示部6に「シリーズシーン」であること
を表示し、ステップ206に進む。そして、このステッ
プ206において、測光回路2により被写体の明るさを
検出し露出値を決定してステップ207に進む。
【0058】以上により、AE_LOCKを行っていな
い場合の露出値やAE_LOCKをにより固定すべき露
出値を決定することが出来る。
い場合の露出値やAE_LOCKをにより固定すべき露
出値を決定することが出来る。
【0059】次のステップ207においては、測距回路
3により測距を行い、不図示のレンズを動作させて被写
体にピントを合せてステップ208に進む。そして、ス
テップ208において、スイッチSW2がONであるか
どうかを判別し、ONでなけその後、スイッチSW2が
ONであれば露光動作を行うためにステップ209に進
み、まず絞り制御回路5を動作させてレンズの絞りを上
記ステップ206で決定した値まで絞り込み、次にシャ
ッタ制御回路4を動作させて上記ステップ206で決定
したシャッタ速度でシャッタを制御して露光動作を行
い、次いで絞り制御回路5を動作させて絞りを開放に戻
して露光動作を終了し、ステップ210に進む。
3により測距を行い、不図示のレンズを動作させて被写
体にピントを合せてステップ208に進む。そして、ス
テップ208において、スイッチSW2がONであるか
どうかを判別し、ONでなけその後、スイッチSW2が
ONであれば露光動作を行うためにステップ209に進
み、まず絞り制御回路5を動作させてレンズの絞りを上
記ステップ206で決定した値まで絞り込み、次にシャ
ッタ制御回路4を動作させて上記ステップ206で決定
したシャッタ速度でシャッタを制御して露光動作を行
い、次いで絞り制御回路5を動作させて絞りを開放に戻
して露光動作を終了し、ステップ210に進む。
【0060】ステップ210においては、フィルム給送
回路18を介してフィルム給送用モータ17を動作させ
てフィルム20を巻上げる動作を開始し、次のステップ
211においては、磁気記録回路14を動作させて磁気
ヘッド15によりフィルム20の磁気記録部21に日付
等の撮影情報の記録を開始してステップ212に進む。
回路18を介してフィルム給送用モータ17を動作させ
てフィルム20を巻上げる動作を開始し、次のステップ
211においては、磁気記録回路14を動作させて磁気
ヘッド15によりフィルム20の磁気記録部21に日付
等の撮影情報の記録を開始してステップ212に進む。
【0061】次のステップ212においては、AE_L
OCK状態になっているかどうかを判別し、AE_LO
CK状態であればステップ213に進み、AEBモード
でなければステップ214に進む。
OCK状態になっているかどうかを判別し、AE_LO
CK状態であればステップ213に進み、AEBモード
でなければステップ214に進む。
【0062】ステップ213においては、同一条件でプ
リントを行うことを指示するシリーズシーン指示コード
をフィルム20の磁気記録部21に記録してステップ2
14に進む。
リントを行うことを指示するシリーズシーン指示コード
をフィルム20の磁気記録部21に記録してステップ2
14に進む。
【0063】ステップ214においては、記録すべき磁
気記録データをすべてフィルムに記録し、この記録が終
了するとステップ215に進む。そして、ステップ21
5において、フィルム検出回路13とフォトセンサ14
によりフィルム20が一駒分給送を行った所定の位置に
なった事を検知したら、上記フィルム給送回路18によ
りフィルム給送モータ17を停止させてレリーズ動作を
終了し、ステップ201に戻り、次のレリーズを待つよ
うになっている。
気記録データをすべてフィルムに記録し、この記録が終
了するとステップ215に進む。そして、ステップ21
5において、フィルム検出回路13とフォトセンサ14
によりフィルム20が一駒分給送を行った所定の位置に
なった事を検知したら、上記フィルム給送回路18によ
りフィルム給送モータ17を停止させてレリーズ動作を
終了し、ステップ201に戻り、次のレリーズを待つよ
うになっている。
【0064】次に、図6はAE_LOCK状態での撮影
時においてシリーズシーンに関する情報のフィルムへの
記録について説明する為の図であり、この情報はフィル
ム20の磁気記録部21に記録される。
時においてシリーズシーンに関する情報のフィルムへの
記録について説明する為の図であり、この情報はフィル
ム20の磁気記録部21に記録される。
【0065】フィルム20への露光は、この図の右側の
撮影駒27から順次行われるものとする。
撮影駒27から順次行われるものとする。
【0066】この図の最初の撮影駒27は「通常撮影モ
ード」で撮影され、適正露出値で露光が行われる。この
撮影駒27は、非シリーズシーンであるため、磁気記録
部21にはシリーズシーンの情報は記録されない。
ード」で撮影され、適正露出値で露光が行われる。この
撮影駒27は、非シリーズシーンであるため、磁気記録
部21にはシリーズシーンの情報は記録されない。
【0067】次の撮影駒28から撮影駒30まではAE
_LOCK状態で撮影された駒である。
_LOCK状態で撮影された駒である。
【0068】撮影駒28はAE_LOCK後一枚目の駒
であるので、図5のフローチャートで説明したように、
適正露出で露光され磁気記録像にシリーズシーン開始の
信号が記録される。次の撮影駒29はAE_LOCK状
態での二枚目であるので、前の駒と同一の露出値で露光
され、磁気記録部21にシリーズシーンであることが記
録される。更に、撮影駒30はAE_LOCK状態での
三駒目であるので、前の駒と同一の露出値で露光され、
磁気記録部21にシリーズシーン終了の信号が記録され
るようになっている。
であるので、図5のフローチャートで説明したように、
適正露出で露光され磁気記録像にシリーズシーン開始の
信号が記録される。次の撮影駒29はAE_LOCK状
態での二枚目であるので、前の駒と同一の露出値で露光
され、磁気記録部21にシリーズシーンであることが記
録される。更に、撮影駒30はAE_LOCK状態での
三駒目であるので、前の駒と同一の露出値で露光され、
磁気記録部21にシリーズシーン終了の信号が記録され
るようになっている。
【0069】また、撮影駒31は通常撮影であるので、
撮影駒27と同様に適正露出で撮影され、シリーズシー
ンの情報は記録されないようになっている。
撮影駒27と同様に適正露出で撮影され、シリーズシー
ンの情報は記録されないようになっている。
【0070】このように、スイッチAE_LOCKをO
Nした状態で撮影を行うフィルムの磁気記録部21にシ
リーズシーンを示す信号が記録されるようになってい
る。
Nした状態で撮影を行うフィルムの磁気記録部21にシ
リーズシーンを示す信号が記録されるようになってい
る。
【0071】更に、第1の実施例で説明したように、シ
リーズシーンを記録したフィルムからプリント写真を作
成する際には、同一条件で焼き付け処理がなされるの
で、AE_LOCKを行ったときの露出条件による写真
を得ることが可能になる。
リーズシーンを記録したフィルムからプリント写真を作
成する際には、同一条件で焼き付け処理がなされるの
で、AE_LOCKを行ったときの露出条件による写真
を得ることが可能になる。
【0072】(第3の実施例)図7は本発明の第3の実
施例における磁気記録可能なカメラの一連の動作を示す
フローチャートであり、以下これに従って説明する。な
お、カメラの回路構成は図1と同様であるので、ここで
は省略する。
施例における磁気記録可能なカメラの一連の動作を示す
フローチャートであり、以下これに従って説明する。な
お、カメラの回路構成は図1と同様であるので、ここで
は省略する。
【0073】カメラのマイクロコンピュータ1は、不図
示のメインスイッチがONされると、各種の初期設定を
実行した後、図7のステップ301から動作を開始す
る。
示のメインスイッチがONされると、各種の初期設定を
実行した後、図7のステップ301から動作を開始す
る。
【0074】ステップ301においては、マイクロコン
ピュータ1に接続された測光,測距用のスイッチSW1
がONされているかどうかを判別し、ONされていなけ
ればステップ314に進み、ここでSW1ON継続中フ
ラグをクリアし、ステップ301へ戻る。つまり、スイ
ッチSW1がOFFの間はこれらのステップが繰り返さ
れることになる。
ピュータ1に接続された測光,測距用のスイッチSW1
がONされているかどうかを判別し、ONされていなけ
ればステップ314に進み、ここでSW1ON継続中フ
ラグをクリアし、ステップ301へ戻る。つまり、スイ
ッチSW1がOFFの間はこれらのステップが繰り返さ
れることになる。
【0075】その後スイッチ301においてスイッチS
W1がONしたことを判別すると、ステップ302に進
み、測光回路2により被写体の明るさを検出し露出値を
決定する。そして、次のステップ303において、測距
回路3により被写体までの測距を行い不図示のレンズ動
作をさせて被写体にピントを合せる。続くステップ30
4においては、スイッチSW2がONであるかどうかを
判別し、ONであれば露光動作を行うためにステップ3
05に進み、ONでなければステップ301に戻る。
W1がONしたことを判別すると、ステップ302に進
み、測光回路2により被写体の明るさを検出し露出値を
決定する。そして、次のステップ303において、測距
回路3により被写体までの測距を行い不図示のレンズ動
作をさせて被写体にピントを合せる。続くステップ30
4においては、スイッチSW2がONであるかどうかを
判別し、ONであれば露光動作を行うためにステップ3
05に進み、ONでなければステップ301に戻る。
【0076】次のステップ305においては、まず絞り
制御回路5を動作させてレンズの絞りを上記ステップ3
02で決定した値まで絞り込み、次にシャッタ制御回路
4を動作させて上記ステップ302で決定したシャッタ
速度でシャッタを制御して露光動作を行い、次いで絞り
制御回路5を動作させて絞りを開放に戻して露光動作を
終了し、ステップ306に進む。
制御回路5を動作させてレンズの絞りを上記ステップ3
02で決定した値まで絞り込み、次にシャッタ制御回路
4を動作させて上記ステップ302で決定したシャッタ
速度でシャッタを制御して露光動作を行い、次いで絞り
制御回路5を動作させて絞りを開放に戻して露光動作を
終了し、ステップ306に進む。
【0077】ステップ306においては、フィルム給送
回路18を介してフィルム給送用モータ17を動作させ
てフィルム20を巻上げる動作を開始し、次のステップ
307においては、磁気記録回路14を動作させて磁気
ヘッド15によりフィルム20の磁気記録部21に日付
等の撮影データの記録を開始してステップ308に進
む。
回路18を介してフィルム給送用モータ17を動作させ
てフィルム20を巻上げる動作を開始し、次のステップ
307においては、磁気記録回路14を動作させて磁気
ヘッド15によりフィルム20の磁気記録部21に日付
等の撮影データの記録を開始してステップ308に進
む。
【0078】ステップ308においては、スイッチSW
1がON継続中であるかどうかをSW1ON継続中フラ
グの状態より判別し、ON継続中でなければステップ3
09へ進み、フィルム20の磁気記録部21にシリーズ
シーン開始信号を記録した後にステップ311に進む。
一方、ON継続中であればステップ310へ進み、フィ
ルム20の磁気記録部21にシリーズシーン終了信号を
記録した後にステップ311に進む。
1がON継続中であるかどうかをSW1ON継続中フラ
グの状態より判別し、ON継続中でなければステップ3
09へ進み、フィルム20の磁気記録部21にシリーズ
シーン開始信号を記録した後にステップ311に進む。
一方、ON継続中であればステップ310へ進み、フィ
ルム20の磁気記録部21にシリーズシーン終了信号を
記録した後にステップ311に進む。
【0079】次のステップ311においては、記録すべ
き磁気記録データをすべてフィルム20に記録し終える
ことにより磁気記録動作を終了する。そして、ステップ
312において、フィルム検出回路13とフォトセンサ
14によりフィルム20が一駒分給送を行った所定の位
置になった事を検知したら、上記フィルム給送回路18
によりフィルム給送モータ17を停止させてステップ3
13に進む。
き磁気記録データをすべてフィルム20に記録し終える
ことにより磁気記録動作を終了する。そして、ステップ
312において、フィルム検出回路13とフォトセンサ
14によりフィルム20が一駒分給送を行った所定の位
置になった事を検知したら、上記フィルム給送回路18
によりフィルム給送モータ17を停止させてステップ3
13に進む。
【0080】ステップ313においては、SW1ON継
続中フラグをセットしてレリーズ動作を終了し、ステッ
プ301に戻り、次のレリーズを待つ。
続中フラグをセットしてレリーズ動作を終了し、ステッ
プ301に戻り、次のレリーズを待つ。
【0081】次に、図8はフィルムに記録されたシリー
ズシーンに関する情報について説明する為の図であり、
この情報はフィルム20の磁気記録部21に記録され
る。
ズシーンに関する情報について説明する為の図であり、
この情報はフィルム20の磁気記録部21に記録され
る。
【0082】フィルム20への露光は、この図の右側の
撮影駒32から順次行われるものとする。
撮影駒32から順次行われるものとする。
【0083】この図の最初の撮影駒32は、測光,測距
用のスイッチSW1をOFFからONにした後、最初に
レリーズされた駒であり、図7で示したSW1ON継続
中フラグがクリアされているため、磁気記録部21には
シリーズシーン開始信号が記録される。
用のスイッチSW1をOFFからONにした後、最初に
レリーズされた駒であり、図7で示したSW1ON継続
中フラグがクリアされているため、磁気記録部21には
シリーズシーン開始信号が記録される。
【0084】次の撮影駒33も前の撮影駒32を撮影し
た後、一度スイッチSW1をOFFしてからレリーズを
行った場合であり、この場合も磁気記録部21にはシリ
ーズシーン開始信号が記録される。
た後、一度スイッチSW1をOFFしてからレリーズを
行った場合であり、この場合も磁気記録部21にはシリ
ーズシーン開始信号が記録される。
【0085】更に、次の撮影駒34でも、前の撮影駒3
3を撮影した後、一度スイッチSW1をOFFしてから
レリーズを行った場合であり、この場合も磁気記録部2
1にはシリーズシーン開始信号が記録される。
3を撮影した後、一度スイッチSW1をOFFしてから
レリーズを行った場合であり、この場合も磁気記録部2
1にはシリーズシーン開始信号が記録される。
【0086】次の撮影駒35においては、撮影駒34を
撮影した後、スイッチSW1をONしたままレリーズを
行った場合であり、この場合には、SW1ON継続中フ
ラグがセットされているので該駒の磁気記録部21には
シリーズシーン終了信号が記録される。
撮影した後、スイッチSW1をONしたままレリーズを
行った場合であり、この場合には、SW1ON継続中フ
ラグがセットされているので該駒の磁気記録部21には
シリーズシーン終了信号が記録される。
【0087】次の撮影駒36もスイッチSW1をOFF
しないでレリーズを行った場合であり、磁気記録部21
にはシリーズシーン終了信号が記録される。
しないでレリーズを行った場合であり、磁気記録部21
にはシリーズシーン終了信号が記録される。
【0088】次の撮影駒37は前の撮影駒36を撮影し
た後、スイッチSW1を一度OFFにしてから撮影した
駒であり、シリーズシーン開始信号が記録される。
た後、スイッチSW1を一度OFFにしてから撮影した
駒であり、シリーズシーン開始信号が記録される。
【0089】ここで、実際にシリーズシーンを示す信号
について説明すると、シリーズシーンとなる連続した撮
影駒は、シリーズシーン終了信号が記録された撮影駒の
一つ前のシリーズシーン開始信号が記録された駒から始
まり、シリーズシーン終了信号が続く間はシリーズシー
ンとなる。
について説明すると、シリーズシーンとなる連続した撮
影駒は、シリーズシーン終了信号が記録された撮影駒の
一つ前のシリーズシーン開始信号が記録された駒から始
まり、シリーズシーン終了信号が続く間はシリーズシー
ンとなる。
【0090】具体的には、図8のシリーズシーン終了信
号が書き込まれた撮影駒35の一つ前の、シリーズシー
ン開始が記録された撮影駒34からシリーズシーン終了
が記録された撮影駒35,36までがシリーズシーンと
なり、他は非シリーズシーンとなる。これにより、一駒
撮影後の状態によりシリーズシーンになったりならなか
ったりする場合でも、簡単にシリーズシーンであること
が示せるようになっている。
号が書き込まれた撮影駒35の一つ前の、シリーズシー
ン開始が記録された撮影駒34からシリーズシーン終了
が記録された撮影駒35,36までがシリーズシーンと
なり、他は非シリーズシーンとなる。これにより、一駒
撮影後の状態によりシリーズシーンになったりならなか
ったりする場合でも、簡単にシリーズシーンであること
が示せるようになっている。
【0091】このように、スイッチSW1をONしたま
まの状態で複数回レリーズを行った場合、該スイッチS
W1をONしたままの間に撮影された撮影駒はシリーズ
シーンになるようになっている。
まの状態で複数回レリーズを行った場合、該スイッチS
W1をONしたままの間に撮影された撮影駒はシリーズ
シーンになるようになっている。
【0092】また、ここではスイッチSW1がONされ
ている場合のみシリーズシーンとしているが、該スイッ
チSW1をOFF状態にしても一定時間は測光を継続す
るようになっているカメラの場合、測光継続中はシリー
ズシーンとする方法も可能である。
ている場合のみシリーズシーンとしているが、該スイッ
チSW1をOFF状態にしても一定時間は測光を継続す
るようになっているカメラの場合、測光継続中はシリー
ズシーンとする方法も可能である。
【0093】ここで上記の各実施例の効果について述べ
ると、以下の様になる。
ると、以下の様になる。
【0094】第1の実施例によれば、AEBによる撮影
モードの際には、連写や単写に関係なく、シリーズシー
ンを示す信号をフィルム20に具備された磁気記録部2
1に記録するようにしている為、複数駒のプリントを同
一条件で行うことが出来るので、AEBで露出値を変え
て撮影した連続した複数駒について、撮影者の意図通り
の、つまりそれぞれ露出の異なった写真を得ることが可
能となる。
モードの際には、連写や単写に関係なく、シリーズシー
ンを示す信号をフィルム20に具備された磁気記録部2
1に記録するようにしている為、複数駒のプリントを同
一条件で行うことが出来るので、AEBで露出値を変え
て撮影した連続した複数駒について、撮影者の意図通り
の、つまりそれぞれ露出の異なった写真を得ることが可
能となる。
【0095】第2の実施例によれば、AEロックを用い
て撮影した場合も、シリーズシーンを示す信号を磁気記
録部21に記録するようにしている為、撮影者の意図に
従った露出値の写真を得ることが可能となる。
て撮影した場合も、シリーズシーンを示す信号を磁気記
録部21に記録するようにしている為、撮影者の意図に
従った露出値の写真を得ることが可能となる。
【0096】第3の実施例によれば、通常の連写時のみ
ならず、明らかに連続して撮影を行っているような状
態、つまりスイッチSW1のみをONに保持しつつシャ
ッタチャンスを待ち、このような状態(スイッチSW1
を一旦OFFにする事なく)複数駒を撮影を行うような
場合なども、シリーズシーンである信号を記録するよう
にしている為、同一の条件でプリントを行うことが出来
るようになり、より撮影者の意図に近い写真を得ること
が出来る。
ならず、明らかに連続して撮影を行っているような状
態、つまりスイッチSW1のみをONに保持しつつシャ
ッタチャンスを待ち、このような状態(スイッチSW1
を一旦OFFにする事なく)複数駒を撮影を行うような
場合なども、シリーズシーンである信号を記録するよう
にしている為、同一の条件でプリントを行うことが出来
るようになり、より撮影者の意図に近い写真を得ること
が出来る。
【0097】また、第1の実施例のように、シリーズシ
ーンに自動的に設定されている場合にシリーズシーンで
あることをカメラの表示部に表示するようにしている
為、撮影者は意図した写真を得ることが出来ることを事
前に確認することもできる。
ーンに自動的に設定されている場合にシリーズシーンで
あることをカメラの表示部に表示するようにしている
為、撮影者は意図した写真を得ることが出来ることを事
前に確認することもできる。
【0098】(発明と実施例の対応)本実施例におい
て、磁気記録回路14及び磁気ヘッド15が本発明の磁
気記録手段に相当し、マイクロコンピュータ1が本発明
のプリント情報記録指示手段に相当する。また、設定ダ
イヤル13が本発明のモード選択手段に相当する。
て、磁気記録回路14及び磁気ヘッド15が本発明の磁
気記録手段に相当し、マイクロコンピュータ1が本発明
のプリント情報記録指示手段に相当する。また、設定ダ
イヤル13が本発明のモード選択手段に相当する。
【0099】以上が実施例の各構成と本発明の各構成の
対応関係であるが、本発明は、これら実施例の構成に限
定されるものではなく、請求項で示した機能、又は実施
例がもつ機能が達成できる構成であればどのようなもの
であってもよいことは言うまでもない。
対応関係であるが、本発明は、これら実施例の構成に限
定されるものではなく、請求項で示した機能、又は実施
例がもつ機能が達成できる構成であればどのようなもの
であってもよいことは言うまでもない。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
モード選択手段により特定の撮影モードが選択された場
合には、該特定の撮影モードにおいて連続して撮影され
た複数駒の磁気記録部それぞれに対し、プリントを行う
際には同一条件でプリントを行う事を指示する情報を、
磁気記録手段に記録させるプリント情報記録指示手段を
設け、特定の撮影モード、例えば自動露出ずらしモード
時には、該モードにて撮影された一連の駒に対して、同
一条件でプリントを行う事を指示する情報を自動的に記
録するようにしている。
モード選択手段により特定の撮影モードが選択された場
合には、該特定の撮影モードにおいて連続して撮影され
た複数駒の磁気記録部それぞれに対し、プリントを行う
際には同一条件でプリントを行う事を指示する情報を、
磁気記録手段に記録させるプリント情報記録指示手段を
設け、特定の撮影モード、例えば自動露出ずらしモード
時には、該モードにて撮影された一連の駒に対して、同
一条件でプリントを行う事を指示する情報を自動的に記
録するようにしている。
【0101】よって、撮影者の意図した露出の写真を与
えることが可能になる。
えることが可能になる。
【0102】また、本発明によれば、撮影時の露出値を
任意の値に固定する為のAEロックスイッチが操作され
て連続して複数駒の撮影が行われる場合には、各撮影駒
の磁気記録部それぞれに対し、プリントを行う際には同
一条件でプリントを行う事を指示する情報を、磁気記録
手段に記録させるプリント情報記録指示手段を設け、A
Eロックスイッチが操作されて連続して複数駒の撮影が
行われた場合には、この状態で撮影される一連の駒に対
して、同一条件でプリントを行う事を指示する情報を自
動的に記録するようにしている。
任意の値に固定する為のAEロックスイッチが操作され
て連続して複数駒の撮影が行われる場合には、各撮影駒
の磁気記録部それぞれに対し、プリントを行う際には同
一条件でプリントを行う事を指示する情報を、磁気記録
手段に記録させるプリント情報記録指示手段を設け、A
Eロックスイッチが操作されて連続して複数駒の撮影が
行われた場合には、この状態で撮影される一連の駒に対
して、同一条件でプリントを行う事を指示する情報を自
動的に記録するようにしている。
【0103】よって、上記と同様に撮影者の意図した露
出の写真を与えることができる。
出の写真を与えることができる。
【0104】また、本発明によれば、測光動作が連続し
て行われている間に行われた撮影駒の磁気記録部それぞ
れに対し、プリントを行う際には同一条件でプリントを
行う事を指示する情報を、磁気記録手段に記録させるプ
リント情報記録指示手段を設け、連続して測光動作が行
われている状態で連続した撮影が為された場合には、こ
の際の一連の撮影駒に対して、同一条件でプリントを行
う事を指示する情報を自動的に記録するようにしてい
る。
て行われている間に行われた撮影駒の磁気記録部それぞ
れに対し、プリントを行う際には同一条件でプリントを
行う事を指示する情報を、磁気記録手段に記録させるプ
リント情報記録指示手段を設け、連続して測光動作が行
われている状態で連続した撮影が為された場合には、こ
の際の一連の撮影駒に対して、同一条件でプリントを行
う事を指示する情報を自動的に記録するようにしてい
る。
【0105】よって、上記と同様に撮影者の意図した露
出の写真を与えることができる。
出の写真を与えることができる。
【図1】本発明の第1の実施例における磁気記録可能な
カメラの回路構成を示すブロック図である。
カメラの回路構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例における磁気記録可能な
カメラの動作を示すフローチャートである。
カメラの動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施例においてAEBモードに
よる撮影時にシリーズシーンに関する情報をフィルムへ
記録する際について説明する為の図である。
よる撮影時にシリーズシーンに関する情報をフィルムへ
記録する際について説明する為の図である。
【図4】本発明の第1の実施例においてAEBモードの
設定動作を示すフローチャートである。
設定動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施例における磁気記録可能な
カメラの動作を示すフローチャートである。
カメラの動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施例においてAE_LOCK
状態での撮影時にシリーズシーンに関する情報をフィル
ムに記録する際について説明する為の図である。
状態での撮影時にシリーズシーンに関する情報をフィル
ムに記録する際について説明する為の図である。
【図7】本発明の第3の実施例における磁気記録可能な
カメラの一連の動作を示すフローチャートである。
カメラの一連の動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第3の実施例において連続して撮影を
行って時のシリーズシーンに関する情報のフィルムへの
記録について説明する為の図である。
行って時のシリーズシーンに関する情報のフィルムへの
記録について説明する為の図である。
1 マイクロコンピュータ 6 表示部 9(SW1) 測光,測距スイッチ 10(SW2) レリーズスイッチ 11(ABE) オートエクスポージャーブラケ
ッティングスイッチ 12(AE_LOCK) AEロックスイッチ 13 設定ダイヤル 14 磁気記録回路 15 磁気ヘッド 16 フィルム検出回路 17 フィルム給送用モータ 18 フィルム給送回路 19 フォトセンサ 20 フィルム 21 磁気記録部
ッティングスイッチ 12(AE_LOCK) AEロックスイッチ 13 設定ダイヤル 14 磁気記録回路 15 磁気ヘッド 16 フィルム検出回路 17 フィルム給送用モータ 18 フィルム給送回路 19 フォトセンサ 20 フィルム 21 磁気記録部
Claims (5)
- 【請求項1】 フィルムに具備された磁気記録部へ情報
の記録を行う磁気記録手段と、複数の撮影モードの中よ
り何れかのモードを選択するモード選択手段とを備えた
磁気記録可能なカメラにおいて、前記モード選択手段に
より特定の撮影モードが選択された場合には、該特定の
撮影モードにおいて連続して撮影された複数駒の磁気記
録部それぞれに対し、プリントを行う際には同一条件で
プリントを行う事を指示する情報を、前記磁気記録手段
に記録させるプリント情報記録指示手段を設けたことを
特徴とする磁気記録可能なカメラ。 - 【請求項2】 前記特定の撮影モードは、露出値を自動
的に変化させて複数駒の撮影を連続して行う自動露出ず
らし撮影モードであることを特徴とする請求項1記載の
磁気記録可能なカメラ。 - 【請求項3】 フィルムに具備された磁気記録部へ情報
の記録を行う磁気記録手段と、撮影時の露出値を任意の
値に固定する為のAEロックスイッチとを備えた磁気記
録可能なカメラにおいて、前記AEロックスイッチが操
作されて連続して複数駒の撮影が行われる場合には、各
撮影駒の磁気記録部それぞれに対し、プリントを行う際
には同一条件でプリントを行う事を指示する情報を、前
記磁気記録手段に記録させるプリント情報記録指示手段
を設けたことを特徴とする磁気記録可能なカメラ。 - 【請求項4】 フィルムに具備された磁気記録部へ情報
の記録を行う磁気記録手段と、被写体の明るさを測定す
る測光手段を動作させる為の測光スイッチとを備えた磁
気記録可能なカメラにおいて、前記測光スイッチの操作
により測光動作が連続して行われている間に為された撮
影駒の磁気記録部それぞれに対し、プリントを行う際に
は同一条件でプリントを行う事を指示する情報を、前記
磁気記録手段に記録させるプリント情報記録指示手段を
設けたことを特徴とする磁気記録可能なカメラ。 - 【請求項5】 同一条件でプリントを行わせるべき撮影
を行っている際には、その旨の表示を行う表示手段を設
けたことを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の磁
気記録可能なカメラ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7156703A JPH08328121A (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | 磁気記録可能なカメラ |
US08/654,535 US6295415B1 (en) | 1995-06-01 | 1996-05-29 | Camera |
DE69619891T DE69619891T2 (de) | 1995-06-01 | 1996-05-31 | Kamera mit Mitteln zur magnetischen Aufzeichnung auf dem Film und automatischen Belichtungssteuerung |
EP96108805A EP0745889B1 (en) | 1995-06-01 | 1996-05-31 | Camera with means for magnetic recording on film and automatic exposure control |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7156703A JPH08328121A (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | 磁気記録可能なカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08328121A true JPH08328121A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15633497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7156703A Pending JPH08328121A (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | 磁気記録可能なカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08328121A (ja) |
-
1995
- 1995-06-01 JP JP7156703A patent/JPH08328121A/ja active Pending
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