JP2000010146A - カメラ - Google Patents
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- JP2000010146A JP2000010146A JP10188113A JP18811398A JP2000010146A JP 2000010146 A JP2000010146 A JP 2000010146A JP 10188113 A JP10188113 A JP 10188113A JP 18811398 A JP18811398 A JP 18811398A JP 2000010146 A JP2000010146 A JP 2000010146A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- prints
- exposure
- recording
- frame
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- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Camera Data Copying Or Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 無駄となる可能性のあるプリント枚数を最小
限にし、基準駒及び露光ずらし対象駒それぞれについて
最適なプリント枚数を与えるようにする。 【解決手段】 プリント枚数を設定するプリント枚数設
定手段と、プリント枚数情報をフィルム上へ記録する記
録手段と、基準駒及び該基準駒に対して露出をずらした
駒の撮影を連続して行う露出ずらし機能を設定する露出
ずらし機能設定手段と、露出ずらし機能が設定されてい
る場合は、前記プリント枚数設定手段により設定された
プリント枚数を、基準駒及び露光ずらし駒の全駒に対し
て割り振り、前記記録手段にプリント枚数情報として前
記各駒にそれぞれ記録させるプリント枚数記録制御手段
(#461,#466,#467)とを有している。
限にし、基準駒及び露光ずらし対象駒それぞれについて
最適なプリント枚数を与えるようにする。 【解決手段】 プリント枚数を設定するプリント枚数設
定手段と、プリント枚数情報をフィルム上へ記録する記
録手段と、基準駒及び該基準駒に対して露出をずらした
駒の撮影を連続して行う露出ずらし機能を設定する露出
ずらし機能設定手段と、露出ずらし機能が設定されてい
る場合は、前記プリント枚数設定手段により設定された
プリント枚数を、基準駒及び露光ずらし駒の全駒に対し
て割り振り、前記記録手段にプリント枚数情報として前
記各駒にそれぞれ記録させるプリント枚数記録制御手段
(#461,#466,#467)とを有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、露出ずらし機能と
フィルム上にプリント枚数を記録する機能を有したカメ
ラの改良に関するものである。
フィルム上にプリント枚数を記録する機能を有したカメ
ラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フィルムにプリント枚数を記録す
る機能を備えたカメラが、特開平6−95236号や特
開平8−110566号等にて開示されている。
る機能を備えたカメラが、特開平6−95236号や特
開平8−110566号等にて開示されている。
【0003】これによれば、例えばある駒について、外
部操作にてプリント枚数が「3」に設定されていれば、
当該撮影駒の磁気記録部に「3」なるプリント枚数を磁
気記録しておき、現像所にて焼き増しの情報に供するよ
うにしている。そして、次の駒にはプリント枚数が設定
されていなかった場合は、上記「3」をキャンセルし
て、この撮影駒の磁気記録部には「1」なるプリント枚
数を磁気記録するようにしている。
部操作にてプリント枚数が「3」に設定されていれば、
当該撮影駒の磁気記録部に「3」なるプリント枚数を磁
気記録しておき、現像所にて焼き増しの情報に供するよ
うにしている。そして、次の駒にはプリント枚数が設定
されていなかった場合は、上記「3」をキャンセルし
て、この撮影駒の磁気記録部には「1」なるプリント枚
数を磁気記録するようにしている。
【0004】また、適性露出が与えられる基準駒と、該
基準駒に対して露光ずらし(アンダー,オーバー)を行
った駒を連続して撮影するいわゆる露光ずらし(以下、
AEB(オート エキスポージャー ブラケット)とも
記す)機能を有したカメラも提案されている。
基準駒に対して露光ずらし(アンダー,オーバー)を行
った駒を連続して撮影するいわゆる露光ずらし(以下、
AEB(オート エキスポージャー ブラケット)とも
記す)機能を有したカメラも提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、従
来においては、上記のプリント枚数を記録する機能とA
EB機能の両方を備えたカメラにおいて、プリント枚数
とAEB機能との関係については特に述べられていな
い。従って、適性露出を与える基準駒と、該基準駒に対
してアンダー及びオーバーの露出を与える例えば3駒の
連続撮影を行うAEB機能とプリント枚数として「9」
が設定されていた場合、これら各機能をなんら考慮しな
いカメラにおいては、露出アンダーで撮った撮影駒に
は、プリント枚数「9」が記録され、次の適正露光で撮
った撮影駒及び露出オーバーで撮った撮影駒それぞれに
は、プリント枚数「1」が記録されてしまうことにな
る。つまり、この様な場合、例えば各撮影駒とも同じプ
リント枚数(この例では、3枚ずつ)が記録されたり、
あるいは、適正露光の撮影駒の枚数を多くしたプリント
枚数(例えば、「2」,「5」,「2」や、適性露光の
駒を基準駒として考えた場合、それ以外の駒は予備的な
駒(必要に応じて口答で焼き増しを依頼する駒)として
捉えた場合、「0」,「9」,「0」でも良い)が記録
される構成にした方が、使用者の意図したプリント枚数
を得られるにもかかわらず、上記の様に不要なプリント
枚数が多く得られてしまうといった問題点があった。
来においては、上記のプリント枚数を記録する機能とA
EB機能の両方を備えたカメラにおいて、プリント枚数
とAEB機能との関係については特に述べられていな
い。従って、適性露出を与える基準駒と、該基準駒に対
してアンダー及びオーバーの露出を与える例えば3駒の
連続撮影を行うAEB機能とプリント枚数として「9」
が設定されていた場合、これら各機能をなんら考慮しな
いカメラにおいては、露出アンダーで撮った撮影駒に
は、プリント枚数「9」が記録され、次の適正露光で撮
った撮影駒及び露出オーバーで撮った撮影駒それぞれに
は、プリント枚数「1」が記録されてしまうことにな
る。つまり、この様な場合、例えば各撮影駒とも同じプ
リント枚数(この例では、3枚ずつ)が記録されたり、
あるいは、適正露光の撮影駒の枚数を多くしたプリント
枚数(例えば、「2」,「5」,「2」や、適性露光の
駒を基準駒として考えた場合、それ以外の駒は予備的な
駒(必要に応じて口答で焼き増しを依頼する駒)として
捉えた場合、「0」,「9」,「0」でも良い)が記録
される構成にした方が、使用者の意図したプリント枚数
を得られるにもかかわらず、上記の様に不要なプリント
枚数が多く得られてしまうといった問題点があった。
【0006】(発明の目的)本発明の第1の目的は、無
駄となる可能性のあるプリント枚数を最小限にし、基準
駒及び露光ずらし対象駒それぞれについて最適なプリン
ト枚数を与えることのできるカメラを提供しようとする
ものである。
駄となる可能性のあるプリント枚数を最小限にし、基準
駒及び露光ずらし対象駒それぞれについて最適なプリン
ト枚数を与えることのできるカメラを提供しようとする
ものである。
【0007】本発明の第2の目的は、無駄となる可能性
のあるプリント枚数を最小限にし、連続撮影が行われる
各駒それぞれについて最適なプリント枚数を与えること
のできるカメラを提供しようとするものである。
のあるプリント枚数を最小限にし、連続撮影が行われる
各駒それぞれについて最適なプリント枚数を与えること
のできるカメラを提供しようとするものである。
【0008】本発明の第3の目的は、露光ずらし対象駒
はあくまでも予備的駒と捉えて、必要以上のプリント枚
数がなされることを防止することのできるカメラを提供
しようとするものである。
はあくまでも予備的駒と捉えて、必要以上のプリント枚
数がなされることを防止することのできるカメラを提供
しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1〜4記載の本発明は、プリント枚数
を設定するプリント枚数設定手段と、プリント枚数情報
をフィルム上へ記録する記録手段と、基準駒及び該基準
駒に対して露出をずらした駒の撮影を連続して行う露出
ずらし機能を設定する露出ずらし機能設定手段とを有し
たカメラであって、露出ずらし機能が設定されている場
合は、前記プリント枚数設定手段により設定されたプリ
ント枚数を、基準駒及び露光ずらし駒の全駒に対して割
り振り、前記記録手段にプリント枚数情報として前記各
駒にそれぞれ記録させるプリント枚数記録制御手段を有
したカメラとするものである。
るために、請求項1〜4記載の本発明は、プリント枚数
を設定するプリント枚数設定手段と、プリント枚数情報
をフィルム上へ記録する記録手段と、基準駒及び該基準
駒に対して露出をずらした駒の撮影を連続して行う露出
ずらし機能を設定する露出ずらし機能設定手段とを有し
たカメラであって、露出ずらし機能が設定されている場
合は、前記プリント枚数設定手段により設定されたプリ
ント枚数を、基準駒及び露光ずらし駒の全駒に対して割
り振り、前記記録手段にプリント枚数情報として前記各
駒にそれぞれ記録させるプリント枚数記録制御手段を有
したカメラとするものである。
【0010】上記構成においては、露出ずらし機能が設
定されている場合は、前記プリント枚数設定手段により
設定されたプリント枚数を、例えば基準駒と露出ずらし
対象駒それぞれに均等に割り振ったり、基準駒に重み付
けをして割り振るようにしている。
定されている場合は、前記プリント枚数設定手段により
設定されたプリント枚数を、例えば基準駒と露出ずらし
対象駒それぞれに均等に割り振ったり、基準駒に重み付
けをして割り振るようにしている。
【0011】上記第2の目的を達成するために、請求項
5及び6記載の本発明は、プリント枚数を設定するプリ
ント枚数設定手段と、プリント枚数情報をフィルム上へ
記録する記録手段と、連続撮影モードを設定するモード
設定手段とを有したカメラであって、連続撮影モードが
設定されている場合は、前記プリント枚数設定手段によ
り設定されたプリント枚数を、連続撮影が行われる全駒
に対して割り振り、前記記録手段にプリント枚数情報と
して前記各駒にそれぞれ記録させるプリント枚数記録制
御手段を有したカメラとするものである。
5及び6記載の本発明は、プリント枚数を設定するプリ
ント枚数設定手段と、プリント枚数情報をフィルム上へ
記録する記録手段と、連続撮影モードを設定するモード
設定手段とを有したカメラであって、連続撮影モードが
設定されている場合は、前記プリント枚数設定手段によ
り設定されたプリント枚数を、連続撮影が行われる全駒
に対して割り振り、前記記録手段にプリント枚数情報と
して前記各駒にそれぞれ記録させるプリント枚数記録制
御手段を有したカメラとするものである。
【0012】上記構成においては、連続撮影モードが設
定されている場合は、前記設定されたプリント枚数を、
例えば連続撮影が行われる各駒それぞれに略均等に割り
振るようにしている。
定されている場合は、前記設定されたプリント枚数を、
例えば連続撮影が行われる各駒それぞれに略均等に割り
振るようにしている。
【0013】上記第3の目的を達成するために、請求項
7記載の本発明は、プリント枚数情報をフィルム上へ記
録する記録手段と、基準駒及び該基準駒に対して露出を
ずらした駒の撮影を連続して行う露出ずらし機能を設定
する露出ずらし機能設定手段とを有したカメラであっ
て、露出ずらし機能が設定されている場合は、露出ずら
し対象駒に対しては、プリントを行わない旨の情報を、
前記記録手段に指示するプリント枚数記録制御手段を有
したカメラとするものである。
7記載の本発明は、プリント枚数情報をフィルム上へ記
録する記録手段と、基準駒及び該基準駒に対して露出を
ずらした駒の撮影を連続して行う露出ずらし機能を設定
する露出ずらし機能設定手段とを有したカメラであっ
て、露出ずらし機能が設定されている場合は、露出ずら
し対象駒に対しては、プリントを行わない旨の情報を、
前記記録手段に指示するプリント枚数記録制御手段を有
したカメラとするものである。
【0014】上記構成においては、露出ずらし機能が設
定されている場合は、露出ずらし対象駒に対しては、プ
リントを行わない旨の情報を記録するようにしている。
定されている場合は、露出ずらし対象駒に対しては、プ
リントを行わない旨の情報を記録するようにしている。
【0015】
【実施の形態】以下、本発明の図示の実施の形態に基づ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の実施の第1の形態に係るカ
メラの背蓋を外して示す背面図であり、同図において、
1はカメラ本体、2はカートリッジ室、3はフォーク、
4はスプール室、5はフィルム巻取りスプールである。
6はカメラのアパーチャであり、この部分にてフィルム
は露光されることになる。7は図に示すようにカメラ背
面から見て左上、つまり撮影駒と次の駒との間に配置さ
れたフォトリフレクタであり、フィルムのパーフォレー
ションを検知するものである。8は主にフィルム給送ス
ピード検出の為に用いるフォトリフレクタであり、同様
にフィルムのパーフォレーションを検知する。9はフィ
ルムの磁気層に圧接されて情報記録あるいは再生を行う
為の磁気ヘッドである。
メラの背蓋を外して示す背面図であり、同図において、
1はカメラ本体、2はカートリッジ室、3はフォーク、
4はスプール室、5はフィルム巻取りスプールである。
6はカメラのアパーチャであり、この部分にてフィルム
は露光されることになる。7は図に示すようにカメラ背
面から見て左上、つまり撮影駒と次の駒との間に配置さ
れたフォトリフレクタであり、フィルムのパーフォレー
ションを検知するものである。8は主にフィルム給送ス
ピード検出の為に用いるフォトリフレクタであり、同様
にフィルムのパーフォレーションを検知する。9はフィ
ルムの磁気層に圧接されて情報記録あるいは再生を行う
為の磁気ヘッドである。
【0017】図2は、上記カメラの回路構成を示すブロ
ック図であり、同図において、50はカメラの各種回路
を制御するマイクロプロセッサ等からなる制御回路、5
1は途中巻き戻しを行う為のREW釦、52は不図示の
レリーズ釦の第1ストロークでオンする測光・測距開始
スイッチ、53は同じく不図示のレリーズ釦の第2スト
ロークでオンするレリーズスイッチ、54は被写体輝度
を測定する測光回路、55は被写体までの距離を測定す
る測距回路、56は前記測距回路55にて得られる測距
情報に基づいて不図示の撮影レンズのピント調整を行う
AF駆動回路、57はシャッタ開閉制御を行うシャッタ
制御回路である。
ック図であり、同図において、50はカメラの各種回路
を制御するマイクロプロセッサ等からなる制御回路、5
1は途中巻き戻しを行う為のREW釦、52は不図示の
レリーズ釦の第1ストロークでオンする測光・測距開始
スイッチ、53は同じく不図示のレリーズ釦の第2スト
ロークでオンするレリーズスイッチ、54は被写体輝度
を測定する測光回路、55は被写体までの距離を測定す
る測距回路、56は前記測距回路55にて得られる測距
情報に基づいて不図示の撮影レンズのピント調整を行う
AF駆動回路、57はシャッタ開閉制御を行うシャッタ
制御回路である。
【0018】58はフィルム給送用モータ59を駆動す
るモータ駆動回路であり、正転でフィルム巻上げ、逆転
でフィルム巻戻しが行われるように構成される。60は
RAM、61はタイマ、62はフィルムへの情報の記録
及び再生を行う為の磁気記録再生回路、64はカートリ
ッジ上のバーコードディスク63にバーコードによって
記録されているフィルム枚数やフィルム使用状態を読み
取る為のバーコード読取部である。65はシャッタ秒時
や絞り値の表示等を行う表示回路である。66はAEB
(露出ずらし機能)設定釦であり、67はプリント枚数
設定釦であり、これらの釦と不図示のダイアル回転情報
との組み合わせにより、各種情報を設定可能となる。
るモータ駆動回路であり、正転でフィルム巻上げ、逆転
でフィルム巻戻しが行われるように構成される。60は
RAM、61はタイマ、62はフィルムへの情報の記録
及び再生を行う為の磁気記録再生回路、64はカートリ
ッジ上のバーコードディスク63にバーコードによって
記録されているフィルム枚数やフィルム使用状態を読み
取る為のバーコード読取部である。65はシャッタ秒時
や絞り値の表示等を行う表示回路である。66はAEB
(露出ずらし機能)設定釦であり、67はプリント枚数
設定釦であり、これらの釦と不図示のダイアル回転情報
との組み合わせにより、各種情報を設定可能となる。
【0019】図3〜図6は、上記制御回路50をマイク
ロプロセッサにて構成した場合の該回路による動作につ
いて示したフローチャートであり、以下これにしたがっ
て説明する。
ロプロセッサにて構成した場合の該回路による動作につ
いて示したフローチャートであり、以下これにしたがっ
て説明する。
【0020】まず、ステップ#110において、カート
リッジの装填が行われると、ステップ#120へ進み、
フィルム給送用モータ59をフィルム巻戻し方向に駆動
し、カートリッジ内のスプールを回転させる。次のステ
ップ#130においては、カートリッジ上のバーコード
ディスク(DD)63に記録されている撮影可能枚数
(規定駒数)やカートリッジの使用状態の情報等を読み
取り、続くステップ#140において、上記フィルム給
送用モータ59の駆動を停止する。次いでステップ#1
50及び#160において、カートリッジの撮影可能枚
数及び使用状態(VEI情報)を記憶する。そして、次
のステップ#165において、総プリント枚数の値Kを
「0」とする。
リッジの装填が行われると、ステップ#120へ進み、
フィルム給送用モータ59をフィルム巻戻し方向に駆動
し、カートリッジ内のスプールを回転させる。次のステ
ップ#130においては、カートリッジ上のバーコード
ディスク(DD)63に記録されている撮影可能枚数
(規定駒数)やカートリッジの使用状態の情報等を読み
取り、続くステップ#140において、上記フィルム給
送用モータ59の駆動を停止する。次いでステップ#1
50及び#160において、カートリッジの撮影可能枚
数及び使用状態(VEI情報)を記憶する。そして、次
のステップ#165において、総プリント枚数の値Kを
「0」とする。
【0021】次のステップ#170においては、上記ス
テップ#150にて記憶したカートリッジ使用状態の情
報(VEI情報)に基づいて、現在装填されているカー
トリッジの使用状態を判別する。もし、使用済 ( EXP )
または現像済( PROCESS ) のカートリッジであった場合
には図4のステップ#800へ進む。そして、ここでは
カートリッジの使用状態を元の状態に戻した後にステッ
プ#810へ進み、表示回路65により、カートリッジ
マークを点滅させる等して撮影することができないカー
トリッジである事の警告表示を行い、フィルム巻上げを
行うことなく次のステップ#820において、一連の動
作を終了する。
テップ#150にて記憶したカートリッジ使用状態の情
報(VEI情報)に基づいて、現在装填されているカー
トリッジの使用状態を判別する。もし、使用済 ( EXP )
または現像済( PROCESS ) のカートリッジであった場合
には図4のステップ#800へ進む。そして、ここでは
カートリッジの使用状態を元の状態に戻した後にステッ
プ#810へ進み、表示回路65により、カートリッジ
マークを点滅させる等して撮影することができないカー
トリッジである事の警告表示を行い、フィルム巻上げを
行うことなく次のステップ#820において、一連の動
作を終了する。
【0022】また、上記ステップ#170にて未使用(
UNEXP ) のカートリッジであった場合には、ステップ#
170からステップ#200へ進み、ここで禁止フラグ
を「1」にセットする。そしてステップ#210へ進
み、フィルム給送用モータ59を正転させてフィルムの
巻上げを開始する。そして、次のステップ#220にお
いて、フォトリフレクタ8の位置をカートリッジより送
り出されたフィルムの先端部が通過したか否かを該フォ
トリフレクタ8の出力より検出する。そして、フィルム
先端部が通過した後はステップ#230へ進み、今度は
フォトリフレクタ7によりフィルムのパーフォレーショ
ンの検出が行えたか否かを判別し、検出が行えたらステ
ップ#380へ進み、上記フィルム給送用モータ59の
駆動を停止し、図4のステップ#400以降の動作へと
進む。
UNEXP ) のカートリッジであった場合には、ステップ#
170からステップ#200へ進み、ここで禁止フラグ
を「1」にセットする。そしてステップ#210へ進
み、フィルム給送用モータ59を正転させてフィルムの
巻上げを開始する。そして、次のステップ#220にお
いて、フォトリフレクタ8の位置をカートリッジより送
り出されたフィルムの先端部が通過したか否かを該フォ
トリフレクタ8の出力より検出する。そして、フィルム
先端部が通過した後はステップ#230へ進み、今度は
フォトリフレクタ7によりフィルムのパーフォレーショ
ンの検出が行えたか否かを判別し、検出が行えたらステ
ップ#380へ進み、上記フィルム給送用モータ59の
駆動を停止し、図4のステップ#400以降の動作へと
進む。
【0023】また、上記のステップ#170にて使用途
中( PARTIAL ) のカートリッジの場合には、ステップ#
170からステップ#300へ移行し、ここでは禁止フ
ラグを「1」にセットする。そして次のステップ#31
0において、ノイズ測定を行う為に磁気再生信号を磁気
記録再生回路62より取り込み、次のステップ#320
において、信号があるしきい値以下、すなわち、ノイズ
レベルがある一定値以下であるか否かを判定する。ここ
で、ノイズレベルの判定を行っているのは、以後の未露
光駒検出を行うにあたって、磁気の検出信号が、読み込
むのに適している環境にあるか否か判定する為である
(ノイズの多い環境下では、磁気再生信号と、ノイズ信
号との判別が難しく、誤動作の可能性がある為に未露光
駒検出動作は行わない)。この判定の結果、もし一定値
以上の場合には図4のステップ#800へ進んで、フィ
ルムの送出し動作は行わない。
中( PARTIAL ) のカートリッジの場合には、ステップ#
170からステップ#300へ移行し、ここでは禁止フ
ラグを「1」にセットする。そして次のステップ#31
0において、ノイズ測定を行う為に磁気再生信号を磁気
記録再生回路62より取り込み、次のステップ#320
において、信号があるしきい値以下、すなわち、ノイズ
レベルがある一定値以下であるか否かを判定する。ここ
で、ノイズレベルの判定を行っているのは、以後の未露
光駒検出を行うにあたって、磁気の検出信号が、読み込
むのに適している環境にあるか否か判定する為である
(ノイズの多い環境下では、磁気再生信号と、ノイズ信
号との判別が難しく、誤動作の可能性がある為に未露光
駒検出動作は行わない)。この判定の結果、もし一定値
以上の場合には図4のステップ#800へ進んで、フィ
ルムの送出し動作は行わない。
【0024】一方、一定値以下ならばステップ#320
からステップ#330へ進み、フィルム給送用モータ5
9を正転させてフィルムの巻上げを開始する。そして、
次のステップ#340において、フォトリフレクタ8の
位置をカートリッジより送り出されたフィルムの先端部
が通過したか否かを該フォトリフレクタ8の出力から検
出する。この後、ステップ#350へ進み、給送中のノ
イズを一度測定する。そしてステップ#360へ進み、
ノイズが一定値以上の場合には、その後のフィルム送り
出し動作は行わずに、ステップ#365へ進んでフィル
ムの巻戻しを行った後、図4のステップ#800以降の
動作を行う。また、ノイズが一定値以下の場合には、ス
テップ#360からステップ#370へ進み、ここでは
フォトリフレクタ7によるフィルムのパーフォレーショ
ンの検出及び磁気再生信号の出力により、未露光の先頭
駒を検出し、未露光の先頭駒の検出が出来たらステップ
#380へ進み、上記フィルム給送用モータ59の駆動
を停止し、図4のステップ#400以降の動作へと進
む。
からステップ#330へ進み、フィルム給送用モータ5
9を正転させてフィルムの巻上げを開始する。そして、
次のステップ#340において、フォトリフレクタ8の
位置をカートリッジより送り出されたフィルムの先端部
が通過したか否かを該フォトリフレクタ8の出力から検
出する。この後、ステップ#350へ進み、給送中のノ
イズを一度測定する。そしてステップ#360へ進み、
ノイズが一定値以上の場合には、その後のフィルム送り
出し動作は行わずに、ステップ#365へ進んでフィル
ムの巻戻しを行った後、図4のステップ#800以降の
動作を行う。また、ノイズが一定値以下の場合には、ス
テップ#360からステップ#370へ進み、ここでは
フォトリフレクタ7によるフィルムのパーフォレーショ
ンの検出及び磁気再生信号の出力により、未露光の先頭
駒を検出し、未露光の先頭駒の検出が出来たらステップ
#380へ進み、上記フィルム給送用モータ59の駆動
を停止し、図4のステップ#400以降の動作へと進
む。
【0025】図4のステップ#400以降は撮影シーケ
ンスである。
ンスである。
【0026】ステップ#400においては、REW釦5
1が押されているか否かを検出し、押されていたら図6
のステップ#600以降の巻き戻しシーケンスへ進む。
また、REW釦51が押されていなければステップ#4
10へ進み、測光・測距開始スイッチ52(以下、SW
1とも記す)が押されているか否かを判別し、押されて
いなければステップ#400へ戻り、同様の動作を繰り
返す。その後、ステップ#410にてスイッチSW1が
押されることによりステップ#420へ進み、測光回路
54により測光を行い、次のステップ#430におい
て、シャッタ開時間及び絞りの制御値(TV,AV値)
を決定する。この制御値は、AEB機能が設定されてい
る時には、その分も考慮して決定される。そして次のス
テップ#440において、測距回路55により測距を行
い、この結果によりステップ#450において、AF駆
動回路56を駆動して撮影レンズの焦点を合わせる。
1が押されているか否かを検出し、押されていたら図6
のステップ#600以降の巻き戻しシーケンスへ進む。
また、REW釦51が押されていなければステップ#4
10へ進み、測光・測距開始スイッチ52(以下、SW
1とも記す)が押されているか否かを判別し、押されて
いなければステップ#400へ戻り、同様の動作を繰り
返す。その後、ステップ#410にてスイッチSW1が
押されることによりステップ#420へ進み、測光回路
54により測光を行い、次のステップ#430におい
て、シャッタ開時間及び絞りの制御値(TV,AV値)
を決定する。この制御値は、AEB機能が設定されてい
る時には、その分も考慮して決定される。そして次のス
テップ#440において、測距回路55により測距を行
い、この結果によりステップ#450において、AF駆
動回路56を駆動して撮影レンズの焦点を合わせる。
【0027】次に、ステップ#460において、露光開
始用のスイッチ53(以下、SW2とも記す)が押され
ているか否か判別し、押されていなければステップ#4
00に戻り、同様の動作を繰り返す。また、スイッチS
W2が押されればステップ#461へ進み、プリント枚
数設定釦67にて設定されているプリント枚数をTとし
てセットする。ここでは、プリント枚数として、「9」
が設定されているものとする。そして、次のステップ#
462において、AEB機能設定時の各駒に割り当てる
プリント枚数T’を T’=T/3 にて計算する。なお、T’は小数点以下を切り捨てた整
数であるものとする。例えば、設定されたプリント枚数
Tが「3〜5」の時には、T’は「1」となり、T’が
「6〜8」の時には、T’は「2」となり、「9〜1
1」の時には、T’は「3」となる。従って、この実施
の第1の形態では、外部操作により設定されているプリ
ント枚数Tは「9」であるので、T’として「3」が得
られることになる。
始用のスイッチ53(以下、SW2とも記す)が押され
ているか否か判別し、押されていなければステップ#4
00に戻り、同様の動作を繰り返す。また、スイッチS
W2が押されればステップ#461へ進み、プリント枚
数設定釦67にて設定されているプリント枚数をTとし
てセットする。ここでは、プリント枚数として、「9」
が設定されているものとする。そして、次のステップ#
462において、AEB機能設定時の各駒に割り当てる
プリント枚数T’を T’=T/3 にて計算する。なお、T’は小数点以下を切り捨てた整
数であるものとする。例えば、設定されたプリント枚数
Tが「3〜5」の時には、T’は「1」となり、T’が
「6〜8」の時には、T’は「2」となり、「9〜1
1」の時には、T’は「3」となる。従って、この実施
の第1の形態では、外部操作により設定されているプリ
ント枚数Tは「9」であるので、T’として「3」が得
られることになる。
【0028】次のステップ#463においては、AEB
設定釦66がオンされてAEB機能が設定されているか
否かを判別し、AEB機能が設定されていなければステ
ップ#464へ進み、記録するプリント枚数Pを設定さ
れたプリント枚数Tそのままにする。一方、AEB機能
が設定されていればステップ#465へ進み、ここでは
AEBの駒判定を行う。この結果、AEBの駒が基準駒
の場合にはステップ#466へ進み、記録するプリント
枚数Pを、設定したプリント枚数Tから、露出をアンダ
ーやオーバーに振った分に割り当てるプリント枚数T’
の2枚分に相当する値2T’を引いた値とする。この
時、AEB機能は、基準駒、露出オーバー駒、露出アン
ダー駒の3駒撮影することを想定している。また、ステ
ップ#465にてAEBの駒が露出をアンダーやオーバ
ーに振った駒と判別した場合にはステップ#467へ進
み、記録するプリント枚数Pを、上記ステップ#462
にて計算したT’とする。
設定釦66がオンされてAEB機能が設定されているか
否かを判別し、AEB機能が設定されていなければステ
ップ#464へ進み、記録するプリント枚数Pを設定さ
れたプリント枚数Tそのままにする。一方、AEB機能
が設定されていればステップ#465へ進み、ここでは
AEBの駒判定を行う。この結果、AEBの駒が基準駒
の場合にはステップ#466へ進み、記録するプリント
枚数Pを、設定したプリント枚数Tから、露出をアンダ
ーやオーバーに振った分に割り当てるプリント枚数T’
の2枚分に相当する値2T’を引いた値とする。この
時、AEB機能は、基準駒、露出オーバー駒、露出アン
ダー駒の3駒撮影することを想定している。また、ステ
ップ#465にてAEBの駒が露出をアンダーやオーバ
ーに振った駒と判別した場合にはステップ#467へ進
み、記録するプリント枚数Pを、上記ステップ#462
にて計算したT’とする。
【0029】従って、この例では、基準駒に対しては、
プリント枚数「3」が、露出をアンダーやオーバーに振
った駒に対しても、プリント枚数「3」が、それぞれ設
定されることになる。
プリント枚数「3」が、露出をアンダーやオーバーに振
った駒に対しても、プリント枚数「3」が、それぞれ設
定されることになる。
【0030】また、設定されたプリント枚数が「8」で
あったとすると、上記ステップ#461,#466,#
467に従えば、基準駒に対しては、プリント枚数
「4」が、露出をアンダーやオーバーに振った駒に対し
ては、プリント枚数「2」が、それぞれ設定されること
になる。又、上記ステップ#462の式を変える事によ
り、「1」,「6」,「1」にする事もでき、さらに
は、「0」,「8」,「0」にする事もできる。
あったとすると、上記ステップ#461,#466,#
467に従えば、基準駒に対しては、プリント枚数
「4」が、露出をアンダーやオーバーに振った駒に対し
ては、プリント枚数「2」が、それぞれ設定されること
になる。又、上記ステップ#462の式を変える事によ
り、「1」,「6」,「1」にする事もでき、さらに
は、「0」,「8」,「0」にする事もできる。
【0031】次のステップ#468においては、総プリ
ント枚数Kに撮影時に記録する上記記録するプリント枚
数Pを加算し、ステップ#469へと進んで、設定され
るプリント枚数Tを「1」に戻し、図5のステップ#4
70へ進む。
ント枚数Kに撮影時に記録する上記記録するプリント枚
数Pを加算し、ステップ#469へと進んで、設定され
るプリント枚数Tを「1」に戻し、図5のステップ#4
70へ進む。
【0032】ステップ#470においては、シャッタ制
御回路57及び不図示の絞り制御回路を動作させ、フィ
ルムへの露光を行う。フィルム露光が終了するとステッ
プ#480へ進み、フィルム給送用モータ59を正転さ
せ、フィルム巻上げを開始する。次のステップ#490
においては、フォトリフレクタ8の信号により磁気記録
の開始タイミングを取り、続くステップ#500におい
て、磁気記録再生回路62を介して磁気ヘッド9により
フィルムに情報(P)を記録すると共に、フォトリフレ
クタ7によりパーフォレーション検出を行う。そして、
ステップ#510にて一駒の給送が終了したらステップ
#520へ進み、磁気記録動作を終了し、次のステップ
#530において、前記フィルム給送用モータ59の駆
動を停止してフィルム巻上げを終了し、続くステップ#
540において、駒数を1カウントアップする。そし
て、ステップ#550において、禁止フラグをクリアす
る。
御回路57及び不図示の絞り制御回路を動作させ、フィ
ルムへの露光を行う。フィルム露光が終了するとステッ
プ#480へ進み、フィルム給送用モータ59を正転さ
せ、フィルム巻上げを開始する。次のステップ#490
においては、フォトリフレクタ8の信号により磁気記録
の開始タイミングを取り、続くステップ#500におい
て、磁気記録再生回路62を介して磁気ヘッド9により
フィルムに情報(P)を記録すると共に、フォトリフレ
クタ7によりパーフォレーション検出を行う。そして、
ステップ#510にて一駒の給送が終了したらステップ
#520へ進み、磁気記録動作を終了し、次のステップ
#530において、前記フィルム給送用モータ59の駆
動を停止してフィルム巻上げを終了し、続くステップ#
540において、駒数を1カウントアップする。そし
て、ステップ#550において、禁止フラグをクリアす
る。
【0033】次のステップ#560においては、駒数が
前記ステップ#150で記憶した撮影可能枚数(規定駒
数)を超えたか否か判別し、超えていなければ図4のス
テップ#400に戻り、撮影を続行する。一方、撮影可
能枚数を超えていれば、図6のステップ#600へ進
み、フィルム給送用モータ59を逆転させ、フィルム巻
戻し方向の給送を開始する。そして、次のステップ#6
10及び#620において、パーフォレーションを2個
検出する毎に駒数を1カウントダウンし、続くステップ
#630において、駒数が「0」になるまで、同様の動
作を繰り返し、その後駒数が「0」になるとステップ#
640へ進む。
前記ステップ#150で記憶した撮影可能枚数(規定駒
数)を超えたか否か判別し、超えていなければ図4のス
テップ#400に戻り、撮影を続行する。一方、撮影可
能枚数を超えていれば、図6のステップ#600へ進
み、フィルム給送用モータ59を逆転させ、フィルム巻
戻し方向の給送を開始する。そして、次のステップ#6
10及び#620において、パーフォレーションを2個
検出する毎に駒数を1カウントダウンし、続くステップ
#630において、駒数が「0」になるまで、同様の動
作を繰り返し、その後駒数が「0」になるとステップ#
640へ進む。
【0034】ステップ640においては、禁止フラグを
判定し、もし「0」ならばステップ#650へ進み、フ
ィルムリーダー部への記録を行う。また、禁止フラグが
「1」ならばステップ#650をスキップしてステップ
#660以降へと進む。そして、ステップ#660にお
いて、フォトリフレクタ7の位置をフィルム先端部が通
過するのを検出するとステップ#670へ進み、フィル
ムがカートリッジ内に巻き込まれるのを待つ為に一定時
間待ち、その後ステップ#680において、カートリッ
ジの使用状態表示の設定をバーコード読取部64の信号
を検出することにより行い、次のステップ#690にお
いて、フィルム給送用モータ59を停止し、フィルム巻
き戻しを終了する。そして、総プリント枚数Kの表示を
表示回路65により行う。その後、ステップ#700に
て、カートリッジが取り出されるのを待って、一連の撮
影シーケンスを終了する。
判定し、もし「0」ならばステップ#650へ進み、フ
ィルムリーダー部への記録を行う。また、禁止フラグが
「1」ならばステップ#650をスキップしてステップ
#660以降へと進む。そして、ステップ#660にお
いて、フォトリフレクタ7の位置をフィルム先端部が通
過するのを検出するとステップ#670へ進み、フィル
ムがカートリッジ内に巻き込まれるのを待つ為に一定時
間待ち、その後ステップ#680において、カートリッ
ジの使用状態表示の設定をバーコード読取部64の信号
を検出することにより行い、次のステップ#690にお
いて、フィルム給送用モータ59を停止し、フィルム巻
き戻しを終了する。そして、総プリント枚数Kの表示を
表示回路65により行う。その後、ステップ#700に
て、カートリッジが取り出されるのを待って、一連の撮
影シーケンスを終了する。
【0035】以上の実施の第1の形態によれば、AEB
連写駒を全体で捉えて、プリント枚数の記録を例えば均
等に割り振るようにしたので、不必要となる可能性のあ
るプリントを最小限として、無駄を未然に防ぐ効果があ
る。
連写駒を全体で捉えて、プリント枚数の記録を例えば均
等に割り振るようにしたので、不必要となる可能性のあ
るプリントを最小限として、無駄を未然に防ぐ効果があ
る。
【0036】また、プリント枚数を均等に割り振ること
ができないような場合は、適性露光が与えられる基準駒
が最も写真としては重要であることが殆どであるので、
該基準駒に重み付けを行った枚数設定を行うことによ
り、より使用者の意図にそったものにすることができ
る。
ができないような場合は、適性露光が与えられる基準駒
が最も写真としては重要であることが殆どであるので、
該基準駒に重み付けを行った枚数設定を行うことによ
り、より使用者の意図にそったものにすることができ
る。
【0037】(実施の第2の形態)図7は本発明の実施
の第2の形態に係る主要部分の動作を示すフローチャー
トであり、これは、上記実施の第1の形態における図4
に対応する部分である。その他のカメラの回路構成は動
作(図3,図5,図6に相当する部分)は上記実施の第
1の形態と同様であるので、その説明は省略する。
の第2の形態に係る主要部分の動作を示すフローチャー
トであり、これは、上記実施の第1の形態における図4
に対応する部分である。その他のカメラの回路構成は動
作(図3,図5,図6に相当する部分)は上記実施の第
1の形態と同様であるので、その説明は省略する。
【0038】この実施の第2の形態では、プリント枚数
設定釦が無いカメラを想定しており、AEB機能の基準
駒のみプリントの指定を行い、露出をアンダーやオーバ
ーに振った駒においては、プリントを行わない指定を行
うようにしている。
設定釦が無いカメラを想定しており、AEB機能の基準
駒のみプリントの指定を行い、露出をアンダーやオーバ
ーに振った駒においては、プリントを行わない指定を行
うようにしている。
【0039】この為に、図7において、図4のステップ
#461,#462を省き、ステップ#910におい
て、プリント枚数「1」の記録を、ステップ#920で
は、プリント枚数「1」の記録を、ステップ#930で
は、プリント枚数「0」の記録を、それぞれ行うように
している。
#461,#462を省き、ステップ#910におい
て、プリント枚数「1」の記録を、ステップ#920で
は、プリント枚数「1」の記録を、ステップ#930で
は、プリント枚数「0」の記録を、それぞれ行うように
している。
【0040】以上の実施の第2の形態によれば、AEB
連写駒にて露出をアンダーやオーバーに振った駒は、あ
くまでも予備的駒と捉えて、つまり必要であれば現像依
頼時に口答で焼き増しをお願いすれば足りる駒として捉
え、プリント枚数「0」を記録するようにする事によ
り、必要以上のプリントを行わず、無駄を防止する効果
がある。
連写駒にて露出をアンダーやオーバーに振った駒は、あ
くまでも予備的駒と捉えて、つまり必要であれば現像依
頼時に口答で焼き増しをお願いすれば足りる駒として捉
え、プリント枚数「0」を記録するようにする事によ
り、必要以上のプリントを行わず、無駄を防止する効果
がある。
【0041】なお、上記実施の第1及び第2の形態の場
合ともに、露出を振った駒のプリントを得たい場合に
は、焼き増し時に指示することにより得られることは、
言うまでもない。
合ともに、露出を振った駒のプリントを得たい場合に
は、焼き増し時に指示することにより得られることは、
言うまでもない。
【0042】(発明と実施の形態の対応)上記実施の各
形態において、磁気記録再生回路62、磁気ヘッド9及
び制御回路50の図5のステップ#500〜520の動
作を行う部分が本発明の記録手段に相当し、AEB機能
設定釦66が本発明の露光ずらし機能設定手段に相当
し、プリント枚数設定釦67及び制御回路50の図4の
ステップ#461の動作を行う部分が本発明のプリント
枚数設定手段に相当し、制御回路50の図4のステップ
#462及びステップ#466,#467の動作を行う
部分や、制御回路50の図7のステップ#930の動作
を行う部分が本発明のプリント枚数記録制御手段に相当
する。
形態において、磁気記録再生回路62、磁気ヘッド9及
び制御回路50の図5のステップ#500〜520の動
作を行う部分が本発明の記録手段に相当し、AEB機能
設定釦66が本発明の露光ずらし機能設定手段に相当
し、プリント枚数設定釦67及び制御回路50の図4の
ステップ#461の動作を行う部分が本発明のプリント
枚数設定手段に相当し、制御回路50の図4のステップ
#462及びステップ#466,#467の動作を行う
部分や、制御回路50の図7のステップ#930の動作
を行う部分が本発明のプリント枚数記録制御手段に相当
する。
【0043】(変形例)上記実施の各形態においては、
AEB機能が設定された場合について述べているが、本
発明は、連続して撮影が行われるような場合、連写第1
駒目のみ設定されたプリント枚数が反映され、以降の連
写駒については初期リセットされてしまうことの不都合
を改善しようとするものであるので、通常の連続撮影モ
ードにおける撮影時にも適用できることは言うまでもな
い。なお、この場合、どの駒もそれぞれ重要な駒である
場合が殆どであるので、各駒に均等にプリント枚数を割
り振ることが望まれる。しかし、設定されるプリント枚
数と連続撮影が行われる駒数の関係から、均等に割り振
ることができない場合もあるので、この様な場合は例え
ば連写第1駒目に重み付けを置いた枚数を設定したり、
真ん中あたりの駒に重み付けを置いた枚数設定を行う
等、何れの構成にすることもでき、さらには外部操作に
より重み付けを置く駒を設定可能な構成にすることもで
きる。
AEB機能が設定された場合について述べているが、本
発明は、連続して撮影が行われるような場合、連写第1
駒目のみ設定されたプリント枚数が反映され、以降の連
写駒については初期リセットされてしまうことの不都合
を改善しようとするものであるので、通常の連続撮影モ
ードにおける撮影時にも適用できることは言うまでもな
い。なお、この場合、どの駒もそれぞれ重要な駒である
場合が殆どであるので、各駒に均等にプリント枚数を割
り振ることが望まれる。しかし、設定されるプリント枚
数と連続撮影が行われる駒数の関係から、均等に割り振
ることができない場合もあるので、この様な場合は例え
ば連写第1駒目に重み付けを置いた枚数を設定したり、
真ん中あたりの駒に重み付けを置いた枚数設定を行う
等、何れの構成にすることもでき、さらには外部操作に
より重み付けを置く駒を設定可能な構成にすることもで
きる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
無駄となる可能性のあるプリント枚数を最小限にし、基
準駒及び露光ずらし対象駒それぞれについて最適なプリ
ント枚数を与えることができるカメラを提供できるもの
である。
無駄となる可能性のあるプリント枚数を最小限にし、基
準駒及び露光ずらし対象駒それぞれについて最適なプリ
ント枚数を与えることができるカメラを提供できるもの
である。
【0045】また、本発明によれば、無駄となる可能性
のあるプリント枚数を最小限にし、連続撮影が行われる
各駒それぞれについて最適なプリント枚数を与えること
ができるカメラを提供できるものである。
のあるプリント枚数を最小限にし、連続撮影が行われる
各駒それぞれについて最適なプリント枚数を与えること
ができるカメラを提供できるものである。
【0046】また、本発明によれば、露光ずらし対象駒
はあくまでも予備的駒と捉えて、必要以上のプリント枚
数がなされることを防止することができるカメラを提供
できるものである。
はあくまでも予備的駒と捉えて、必要以上のプリント枚
数がなされることを防止することができるカメラを提供
できるものである。
【図1】本発明の実施の第1の形態に係るカメラの背蓋
を外して示す背面図である。
を外して示す背面図である。
【図2】図1のカメラの概略構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】図2の制御回路の一連の動作の一部を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図4】図3の動作の続きを示すフローチャートであ
る。
る。
【図5】図4の動作の続きを示すフローチャートであ
る。
る。
【図6】図5の動作の続きを示すフローチャートであ
る。
る。
【図7】本発明の実施の第2の形態のカメラの主要部分
の動作を示すフローチャートである。
の動作を示すフローチャートである。
9 磁気ヘッド 50 制御回路 62 磁気記録再生回路 66 AEB(露出ずらし機能)設定釦 67 プリント枚数設定釦
Claims (7)
- 【請求項1】 プリント枚数を設定するプリント枚数設
定手段と、プリント枚数情報をフィルム上へ記録する記
録手段と、基準駒及び該基準駒に対して露出をずらした
駒の撮影を連続して行う露出ずらし機能を設定する露出
ずらし機能設定手段とを有したカメラであって、 露出ずらし機能が設定されている場合は、前記プリント
枚数設定手段により設定されたプリント枚数を、基準駒
及び露光ずらし駒の全駒に対して割り振り、前記記録手
段にプリント枚数情報として前記各駒にそれぞれ記録さ
せるプリント枚数記録制御手段を有したことを特徴とす
るカメラ。 - 【請求項2】 前記プリント枚数記録制御手段は、前記
設定されたプリント枚数を、基準駒と露出ずらし対象駒
それぞれに均等に割り振ることを特徴とする請求項1記
載のカメラ。 - 【請求項3】 前記プリント枚数記録制御手段は、前記
設定されたプリント枚数を、基準駒と露出ずらし対象駒
それぞれに均等に割り振ることができない場合は、基準
駒に重み付けをした割り振りを行うことを特徴とする請
求項2記載のカメラ。 - 【請求項4】 前記プリント枚数記録制御手段は、前記
設定されたプリント枚数を、基準駒に重み付けをして割
り振ることを特徴とする請求項1記載のカメラ。 - 【請求項5】 プリント枚数を設定するプリント枚数設
定手段と、プリント枚数情報をフィルム上へ記録する記
録手段と、連続撮影モードを設定するモード設定手段と
を有したカメラであって、 連続撮影モードが設定されている場合は、前記プリント
枚数設定手段により設定されたプリント枚数を、連続撮
影が行われる全駒に対して割り振り、前記記録手段にプ
リント枚数情報として前記各駒にそれぞれ記録させるプ
リント枚数記録制御手段を有したことを特徴とするカメ
ラ。 - 【請求項6】 前記プリント枚数記録制御手段は、前記
設定されたプリント枚数を、連続撮影が行われる各駒そ
れぞれに略均等に割り振ることを特徴とする請求項5記
載のカメラ。 - 【請求項7】 プリント枚数情報をフィルム上へ記録す
る記録手段と、基準駒及び該基準駒に対して露出をずら
した駒の撮影を連続して行う露出ずらし機能を設定する
露出ずらし機能設定手段とを有したカメラであって、 露出ずらし機能が設定されている場合は、露出ずらし対
象駒に対しては、プリントを行わない旨の情報を、前記
記録手段に指示するプリント枚数記録制御手段を有した
ことを特徴とするカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10188113A JP2000010146A (ja) | 1998-06-19 | 1998-06-19 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10188113A JP2000010146A (ja) | 1998-06-19 | 1998-06-19 | カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000010146A true JP2000010146A (ja) | 2000-01-14 |
Family
ID=16217941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10188113A Pending JP2000010146A (ja) | 1998-06-19 | 1998-06-19 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000010146A (ja) |
-
1998
- 1998-06-19 JP JP10188113A patent/JP2000010146A/ja active Pending
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