JPH07270890A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH07270890A
JPH07270890A JP6352794A JP6352794A JPH07270890A JP H07270890 A JPH07270890 A JP H07270890A JP 6352794 A JP6352794 A JP 6352794A JP 6352794 A JP6352794 A JP 6352794A JP H07270890 A JPH07270890 A JP H07270890A
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JP
Japan
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recording
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image
camera
recording medium
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JP6352794A
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English (en)
Inventor
Kenichiro Amano
謙一郎 天野
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 焼付露光光量の固定に適さないプリントを減
少させ、また簡単な操作でこれを実行できるカメラを提
供する。 【構成】 画像情報に加えて非画像情報も記録可能とす
るフィルムに対して、該非画像情報を記録する記録手段
を有するカメラであって、装填される該フィルムの全フ
レームを対象として、記録された画像情報の焼付露光光
量を固定させるか否かを選択する選択手段と、該フィル
ムの全フレームについて記録された画像情報の焼付露光
光量を固定することの適否を各フレーム毎に判定する判
定手段と、該選択手段が焼付露光光量を固定とする選択
を行っていても、該判定手段がフィルムのフレームの全
てに渡り適正と判断した場合のみ該フィルムに該記録手
段により該選択手段の露光光量固定情報を記録させる記
録制御手段を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、焼付露光光量を決定す
る焼付露光時間を固定とするための情報をフィルムに記
録可能なカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多分割測光による自動露出が行な
われた時にフィルム一本分の平均露光焼付処理を行う焼
付方法が特開平4−319933号で開示されている。
又、撮影時に焼付装置であるプリンタに対する露光補正
指示情報を記録しておき、この指示情報に示されたモー
ドにより焼付露光量を決定するカメラ及びプリンタが特
開平3−72338号で開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、情報の記録方法について、特に開示されたも
のはなかった。
【0004】そこで本出願人は、特願平5−33255
1号において、作画意図有の時に焼付露光時間を固定と
するための情報を記録するカメラを提案しており、また
フィルム全駒に対して焼付露光時間を固定とする情報
と、フィルムの一駒毎に対して焼付露光時間を固定とす
る情報を切換えて記録するカメラを提案している。
【0005】しかし、このような切換操作は撮影者が実
行するものであるため、切換操作を忘れたりすることが
あり、またその切換操作も煩しいものであった。
【0006】本発明の目的は焼付露光光量の固定に適さ
ないプリントを減少させると共に、簡単な操作でこれを
実行できるカメラを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の目的
を実現するカメラの第1の構成は、画像情報に加えて非
画像情報も記録可能とする画像記録媒体に対して、該非
画像情報を記録する記録手段を有するカメラであって、
装填される該画像記録媒体の全フレームを対象として、
記録された画像情報の焼付露光光量を固定させるか否か
を選択する選択手段と、該画像記録媒体の全フレームに
ついて記録された画像情報の焼付露光光量を固定するこ
との適否を各フレーム毎に判定する判定手段と、該選択
手段が焼付露光光量を固定とする選択を行っていても、
該判定手段が画像記録媒体のフレームの全てに渡り適正
と判断した場合のみ該画像記録媒体に該記録手段により
該選択手段の露光光量固定情報を記録させる記録制御手
段を有することを特徴とする。
【0008】上記した構成のカメラは、選択手段で全フ
レームに対して焼付露光光量を固定とする選択を行って
いても、全フレームが焼付露光光量を固定するのに適し
ている場合のみ、露光光量固定情報を記録させる。
【0009】本発明の目的を実現するカメラの第2の構
成は、画像情報に加えて非画像情報も記録可能とする画
像記録媒体に対して、該非画像情報を記録する記録手段
を有するカメラであって、装填される該画像記録媒体の
全フレームを対象として、記録された画像情報の焼付露
光光量を固定とするか否かを選択する選択手段と、該画
像記録媒体の全フレームについて記録された画像情報の
焼付露光光量を固定することの適否を各フレーム毎に判
定する判定手段と、該判定手段で不適と判定されたフレ
ーム数が所定数以上存在すると該選択手段の情報に係ら
ず、該画像記録媒体に該記録手段により焼付露光光量を
非固定とする情報を記録させる記録制御手段を有するこ
とを特徴とする。
【0010】上記した構成のカメラは、露光光量を固定
するのに不適であるフレーム数が所定数以上存在する
と、全フレームに対する露光光量の固定を選択手段で選
択していても、記録媒体には焼付露光光量の非固定を記
録させる。
【0011】本発明の目的を実現するカメラの第3の構
成は、画像情報に加えて非画像情報も記録可能とする画
像記録媒体に対して、該非画像情報を記録する記録手段
を有するカメラであって、装填される該画像記録媒体の
全フレームを対象として、記録された画像情報の焼付露
光光量を固定とするか否かを選択する第1選択手段と、
装填される該画像記録媒体の一フレーム毎を対象とし
て、記録された画像情報の焼付露光光量を固定とするか
否かを選択する第2選択手段と、該画像記録媒体の各フ
レームについて記録された画像情報の焼付露光光量を固
定することの適否を判定する判定手段と、該判定手段で
不適と判定されたフレーム数が所定数未満の場合には該
第1選択手段の情報を、また該判定手段で不適と判定さ
れたフレーム数が所定数以上の場合には該第1選択手段
が選択されていても該第2選択手段の情報を該画像記録
媒体に該記録手段により記録させる記録制御手段を有す
ることを特徴とする。
【0012】上記した構成のカメラは、第1選択手段に
従って記録されるのは不適のフレーム数が所定数未満の
場合であり、該不適のフレーム数が所定数以上の場合に
は、第1選択手段が選択されていても該第2選択手段の
情報を該画像記録媒体に該記録手段により記録される。
【0013】上記した各構成の判断手段の適否は、自動
測光手段の連動範囲内外で判定すること、ストロボ調光
手段の調光の良否で判定すること、作画意図を表すカメ
ラ操作の有無で判定することができる。
【0014】また、上記した本発明の目的を実現するカ
メラの第3の構成において、第2選択手段への切り換え
は、判定手段の結果を用いることを特徴とし、記録手段
は、第1選択手段の情報を画像記録媒体の引き出し部分
に記録し、第2選択手段の情報を画像記録媒体の各フレ
ームに対応して記録する。
【0015】一方、作画意図を表すカメラ操作は、測光
モード、露出補正モード、画像記録媒体の感度値の変
更、露出モード、自動露出ずらし機能のいずれかであ
る。
【0016】
【実施例】図1は、本発明の一実施例におけるカメラの
回路構成を示すブロック図である。1はマイクロプロセ
ッサで、カメラにおける撮影に必要な全ての動作、表
示、その他がマイクロプロセッサ1内に内蔵されたプロ
グラムにて制御され、このマイクロプロセッサ1からの
指令で、カメラの各部機構が作動する。2は測光部で、
この出力は、マイクロプロセッサ1内のA/Dコンバー
タに入力され、デジタル値に変換される。3は測距部、
4はシャッタ制御回路、5は絞り制御回路で、これらの
回路はいずれも公知の回路で構成される。6は磁気記録
回路、7はパーフォレーション検知回路、8はモータ駆
動回路で、正転でフィルム巻上げ、逆転でフィルム巻戻
しを行うよう構成される。9はシャッタ制御値、絞り制
御値等の他に各種情報設定の状態を表示する表示部であ
る。
【0017】10は測光・測距開始スイッチ(SW
1)、11は露光開始スイッチ(SW2)で、該スイッ
チ10(SW1)は、不図示のレリーズ操作部材の第1
操作状態でオンとなり、該スイッチ11(SW2)は、
該レリーズ操作部材の第2操作状態でオンとなる。12
は全駒に焼付露光を固定時間でするための情報を記録す
るか否かを選択する記録スイッチである。
【0018】13はストロボ発光時の調光制御の可否を
判断する、即ち、規定の光量に達したか否か判断する調
光検出部、14は測光範囲切換スイッチで、評価測光が
スポット測光かを切換える。15は露出制御スイッチ
で、AEかマニュアルかを切換える。16は露出補正ス
イッチで、該スイッチ16を押しながら情報入力回路1
8で露出補正量を入力する。17は自動露出ずらし機能
(AEB機能)選択スイッチで、該スイッチ17を押し
ながら、情報入力回路18で露出ずらし量を入力する。
18はダイアルの情報をデコード及びカウントする情報
入力回路である。本発明のカメラに使用されるフィルム
は、フィルムのリーダー部およびフィルムの各駒に少な
くとも対応して磁気記録部が形成され、磁気記録回路6
により各種の情報がこれらの磁気記録部に記録され、焼
付露光の際にプリンタがこの情報を読取って焼付露光時
間を全駒にわたって固定するか否かといった制御が行わ
れる。また、フィルムの感度(ISO)もマイクロプロ
セッサ1に入力される。
【0019】次に、図1に示す構成のカメラの動作を図
2以下のフローチャートに示す実施例に基づいて説明す
る。
【0020】図2ないし図4は本発明の第1実施例を示
す。
【0021】ステップ101で、測光測距開始スイッチ
(SW1)を検知し、オフならばステップ101に戻
り、オンならばステップ102以降に進む。
【0022】ステップ102では、測光範囲切換スイッ
チ14の入力を行い、スポット測光モードが選択されて
いなければ、ステップ103により、評価測光による測
光値決定を行い、スポット測光モードが選択されていれ
ば、ステップ104により、スポット測光による測光値
決定を行う。
【0023】次にステップ105では露出制御スイッチ
15の状態を検出し、露出制御モードがマニュアルか否
かを判定する。もしAEの設定であれば、ステップ10
6にて露出補正スイッチ16の状態を検出し、露出補正
が設定されているかの判断を行う。もし設定されていれ
ば、ステップ107にて露出補正を行う。一方ステップ
105においてマニュアルの設定であれば、ステップ1
08にて制御設定値と測光値との差を演算するが、制御
は設定値で行い、ステップ109に進む。ステップ10
9にて自動露出ずらし機能選択スイッチ17の状態を検
出し、自動露出ずらし機能(AEB)が設定されている
か否かを判断する。設定されていなければ、ステップ1
10にてAEBフラグをφとする。一方、AEB機能が
設定されていると、ステップ111にて、2枚目、3枚
目の撮影を行うための制御値を記憶し、ステップ112
にて、AEBフラグを1とし、ステップ113に進む。
【0024】ステップ113にて測距を行い、ステップ
114にて露光開始スイッチ(SW2)11が押されて
いるか否かを判断する。押されていなければステップ1
01へ戻り、押されていれば、図3に示すステップ11
5以降へ進む。
【0025】ステップ115ではシャッタ・絞りの制御
値に基づいて、フィルム露光を行う。ステップ116に
てスポット測光を行うモードか否か、ステップ117に
てマニュアル露出を行うモードか否か、ステップ118
にて露出補正が設定されているか(フィルム感度シフト
状態も含む)、ステップ119にて自動露出ずらし機能
が設定されているかの判断を夫々行い、どれか1つでも
該当した場合、すなわち撮影者に作画意図があった場合
にはステップ122にて作画意図フラグF(N)を1
(Nはフレーム数)とし、ステップ123にて作画意図
有りカウンタKOKを1インクリメントする。これらの設
定は全て撮影者が露出を意図的にコントロールしたもの
と見ることが出来る。一方、どれにも該当しない場合に
はステップ120にて作画意図フラグF(N)をφと
し、ステップ121にて作画意図なしカウンタKNGを1
インクリメントし、ステップ124に進む。
【0026】ステップ124でモータ駆動回路8を起動
し、フィルムの巻上げを開始し、ステップ125でパー
フォレーション検知回路7により、フィルムが1駒給送
されたことを検知した後、ステップ126でモータ駆動
回路8を停止し、巻上げを終了する。ステップ127で
はフレーム数Nを1増加し、ステップ128に進む。ス
テップ128では巻戻しを行うか否かの判断を行う。巻
戻しを行わない場合には、ステップ130に進み、AE
Bフラグが1か否か、の判断を行い、もし1の場合に
は、ステップ131にて、AEBフラグを2に進め、ス
テップ132で一補正値を呼出した後、ステップ115
に戻る。又、ステップ130でAEBフラグが1でない
場合には、ステップ133に進み、AEBフラグが2か
否かの判断を行い、もし2の場合には、ステップ134
にてAEBフラグを3に進め、ステップ135で+補正
値を呼出した後、ステップ115に戻る。又、ステップ
133でAEBフラグが2でない場合には、ステップ1
36に進み、AEBフラグが3か否かの判断を行い、も
し3の場合にはステップ137にてAEBフラグを1に
戻し、又、3でない場合にはそのままステップ101へ
戻る。一方、巻戻しを行う場合には、ステップ129に
進み、AEBフラグをφに戻した後、ステップ138に
進む。
【0027】図4に示すステップ138では記録スイッ
チ12の状態を検出して、フィルム全駒に対して焼付露
光時間を固定とする情報を記録するモード(全駒固定モ
ードと称す)か否かの判断を行う。もし全駒固定モード
ならば、ステップ139にて作画意図なしカウンタKVG
の値をKT (KT は1以上の所定数)と比較し、もし、
T 以上ならばフィルム一駒(フレーム)毎に対する情
報記録に切換える。すなわち、ステップ142でモータ
駆動回路8を起動して、巻戻しを開始し、ステップ14
3で、判別した作画意図フラグF(N)を磁気記録回路
6を介してフィルムに情報記録し、ステップ144にて
パーフォレーション検知回路7により一駒毎巻戻されて
いることを検知し、検知されるとステップ145にてフ
レーム数Nを1減少し、ステップ146にて全駒巻戻さ
れたか否か判断する。まだ全駒巻戻されていない場合に
はステップ143に戻り、全駒巻戻されたらステップ1
52にて、巻戻しを停止する。一方、KT 未満ならば、
フィルム全駒に対しての情報記録を行うため、ステップ
140でFALL を1とした後、ステップ147に進む。
又、ステップ138で記録SW12がOFFの場合に
は、ステップ141でFALL を0とした後、ステップ1
47に進む。
【0028】ステップ147でモータ駆動回路8を起動
して、巻戻しを開始し、ステップ148にてパーフォレ
ーション検知回路7により、一駒毎巻戻されていること
を検知し、検知されるとステップ149にて、フレーム
数Nを1減少し、ステップ150にて全駒巻戻されたか
否か判断する。まだ全駒巻戻されていない場合には、ス
テップ148に戻り、全駒巻戻されたらステップ151
にて全駒に対する情報フラグFALL を磁気記録回路6を
介してフィルムに記録し、ステップ152にて巻戻しを
停止し、ステップ153にてKOK,kNGをφに戻し、ス
テップ154にてフィルム取出しを待ち、全ての動作を
終了する。
【0029】図5〜図7は、本発明の第2実施例を示し
たフローチャートであり、図2〜図4に示した同一動作
箇所については、同一のステップ番号で示しており、そ
の説明を省略し、異なる点のみ説明する。
【0030】前述した図2〜図4に示す実施例では、焼
付露光時間の固定に適さない駒が所定枚数以上あると、
各駒毎の焼付露光時間固定の指定に切換えるのに対し
て、本実施例では、焼付露光時間固定に適さない駒が所
定枚数以上あると、全駒に対する焼付露光時間固定情報
の記録が選択されていてもその記録を行なわない点を特
徴としている。
【0031】そのため、上記した第1実施例では有して
いたステップ120及び122が省略されており、又、
図7に示すステップ138〜ステップ141において、
記録スイッチ12がOFFの場合、及びKNGが所定駒以
上の場合には情報フラグFAL L をφとし、(ステップ1
39’)記録スイッチ12がONの場合で、かつKNG
所定駒未満の場合に情報フラグFALL を1とし、(ステ
ップ140)巻戻し終了後のステップ151において磁
気記録を行なっており、この場合はフィルムのリーダー
部に記録するようにしている。
【0032】図8は、図2〜図4に示す第1実施例の変
形例を示す第3実施例である。
【0033】本実施例では、第1実施例の図3に示すス
テップ116〜ステップ123のかわりに、ステップ2
01において、AE連動範囲内外を判断し、連動範囲内
ならば作画意図フラグF(N)=1、KOKを1インクリ
メントし、連動範囲外ならばF(N)=φ、KNGを1イ
ンクリメントしている。
【0034】図9は図2〜図4に示す第1実施例の変形
例を示す第4実施例である。
【0035】本実施例では、第1実施例の図3に示すス
テップ116〜ステップ123のかわりに、ステップ3
01においてストロボ発光時における調光が良いか否か
を判断し、調光が良ければ作図意図フラグF(N)=
1、KOKを1インクリメントし、調光が不良であれば作
図意図フラグF(N)=φ、KNGを1インクリメントし
ている。
【0036】これらの例は、焼付露光時間を固定とする
のに適しているか否かを判断するものであり、これらの
例に限定されるものでないのは、もちろんである。
【0037】又、第3,第4実施例は、第1実施例の変
形例としているが、第2実施例を変形した実施例とする
こともできる。
【0038】又、上記実施例では、各フレーム毎の情報
及び全フレーム共通の情報共に1ビットの情報とした
が、これはさらにビット数を増やした情報としてもよ
い。例えば本情報を発生しないカメラを考慮して、 φ、φ…不指示 1、φ…プリンタAE 1、1…焼付露光時間固定 のようにすれば、意図的にプリンタAEを行なったもの
であるのか否か判断することができる。
【0039】[発明と実施例の対応]上記した実施例に
おいて、フィルムが本発明における画像記録媒体に相当
するものであり、記録スイッチ12が本発明における選
択手段に相当するものであり、露光強度が一定とした場
合に焼付露光時間を固定することで焼付露光光量の固定
が図られる。
【0040】図3におけるステップ120,122、図
6におけるステップ121,123が本発明における該
画像記録媒体の全フレームについて記録された画像情報
の焼付露光光量を固定することの適否を各フレーム毎に
判定する判定手段に相当し、図4,7におけるステップ
139〜151が本発明における該選択手段が焼付露光
光量を固定とする選択を行っていても、該判定手段が画
像記録媒体のフレームの全てに渡り適正と判断した場合
のみ該画像記録媒体に該記録手段により該選択手段の露
光光量固定情報を記録させる記録制御手段に相当するも
のである。
【0041】また、記録スイッチ12が本発明における
カメラの記録された画像情報の焼付露光光量を固定とす
るか否かを選択する第1選択手段、装填される該画像記
録媒体の一フレーム毎を対象として、記録された画像情
報の焼付露光光量を固定とするか否かを選択する第2選
択手段に相当し、図4,7におけるステップ139以下
が判定手段で不適と判定されたフレーム数が所定数未満
の場合には該第1選択手段の情報を、また該判定手段で
不適と判定されたフレーム数が所定数以上の場合には該
第1選択手段が選択されていても該第2選択手段の情報
を該画像記録媒体に該記録手段により記録させる記録制
御手段に相当し、図7におけるステップ139以下が本
発明における判定手段で不適と判定されたフレーム数が
所定数以上存在すると選択手段の情報に係らず、画像記
録媒体に記録手段により焼付露光光量を非固定とする情
報を記録させる記録制御手段に相当する。
【0042】なお上記した実施例におけるカメラは、一
眼レフカメラ、レンズシャッタカメラ等に適用すること
ができる。
【0043】また画像記録媒体は、従来のフィルムパト
ローネに従来の銀塩フィルムを収納した形式、あるいは
磁性記録媒体をフィルム面に有する形式等のフィルムが
適用され、画像情報以外の情報の記録としては、光学的
あるいは磁気的に記録すること等ができる。
【0044】
【発明の効果】遺贈説明したように本発明によれば以下
のような効果が得られる。
【0045】(1)請求項1に係る発明によれば、選択
手段で全フレームに対して例えば焼付時間を固定として
焼付露光光量を固定とする選択を行っていても、全フレ
ームが焼付露光光量を固定するのに適している場合の
み、露光光量固定情報を記録させるので、不適正な焼付
露光のプリントが生じさせることがなくなり、またこの
ような操作が自動的に行われるので操作性に優れてい
る。
【0046】(2)請求項2に係る発明によれば、露光
光量を固定するのに不適であるフレーム数が所定数以上
存在すると、全フレームに対する露光光量の固定を選択
手段で選択していても、記録媒体には焼付露光光量の非
固定を記録させるため、ある程度の焼付不良のプリント
が生じても全体的には焼付露光光量を一定にして焼付さ
せることができるための記録を自動的に行える。
【0047】(3)請求項3に係る発明によれば、第1
選択手段に従って記録されるのは不適のフレーム数未満
の場合であり、該不適のフレーム数が所定数以上の場合
には、第1選択手段が選択されていても該第2選択手段
の情報を該画像記録媒体に該記録手段により記録させる
ので、露光光量を個々に代えて焼付するか、全て固定し
て行うかの選択が自動的に行え、撮影者から面倒な操作
が開放する。
【0048】(4)請求項4,5,6に係る発明によれ
ば、判断手段の適否は、自動測光手段の連動範囲内外で
判定すること、ストロボ調光手段の調光の良否で判定す
ること、作画意図を表すカメラ操作の有無で判定すると
いった露出に関係するファクターを利用しているので、
適否の判定を効果的に行える。
【0049】(5)請求項7に係る発明によれば、第2
選択手段への切り換えは、判定手段の結果を用いるの
で、自動的に切り換えることができる。
【0050】(6)請求項8に係る発明によれば、作画
意図を表すカメラ操作として、測光モード、露出補正モ
ード、画像記録媒体の感度値の変更、露出モード、自動
露出ずらし機能のいずれかとし、この場合も露出に関係
するファクターを利用しているので、適否の判定を効果
的に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカメラの概略構成を示すブロック
図。
【図2】本発明の第1実施例を示す動作のフローチャー
ト。
【図3】本発明の第1実施例を示す動作のフローチャー
ト。
【図4】本発明の第1実施例を示す動作のフローチャー
ト。
【図5】本発明の第2実施例を示す動作のフローチャー
ト。
【図6】本発明の第2実施例を示す動作のフローチャー
ト。
【図7】本発明の第2実施例を示す動作のフローチャー
ト。
【図8】本発明の第3実施例を示す動作のフローチャー
ト。
【図9】本発明の第4実施例を示す動作のフローチャー
ト。
【符号の説明】
1…マイクロプロセッサ 6…磁気記録回
路 12…記録スイッチ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報に加えて非画像情報も記録可能
    とする画像記録媒体に対して、該非画像情報を記録する
    記録手段を有するカメラであって、装填される該画像記
    録媒体の全フレームを対象として、記録された画像情報
    の焼付露光光量を固定させるか否かを選択する選択手段
    と、該画像記録媒体の全フレームについて記録された画
    像情報の焼付露光光量を固定することの適否を各フレー
    ム毎に判定する判定手段と、該選択手段が焼付露光光量
    を固定とする選択を行っていても、該判定手段が画像記
    録媒体のフレームの全てに渡り適正と判断した場合のみ
    該画像記録媒体に該記録手段により該選択手段の露光光
    量固定情報を記録させる記録制御手段を有することを特
    徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 画像情報に加えて非画像情報も記録可能
    とする画像記録媒体に対して、該非画像情報を記録する
    記録手段を有するカメラであって、装填される該画像記
    録媒体の全フレームを対象として、記録された画像情報
    の焼付露光光量を固定とするか否かを選択する選択手段
    と、該画像記録媒体の全フレームについて記録された画
    像情報の焼付露光光量を固定することの適否を各フレー
    ム毎に判定する判定手段と、該判定手段で不適と判定さ
    れたフレーム数が所定数以上存在すると該選択手段の情
    報に係らず、該画像記録媒体に該記録手段により焼付露
    光光量を非固定とする情報を記録させる記録制御手段を
    有することを特徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】 画像情報に加えて非画像情報も記録可能
    とする画像記録媒体に対して、該非画像情報を記録する
    記録手段を有するカメラであって、装填される該画像記
    録媒体の全フレームを対象として、記録された画像情報
    の焼付露光光量を固定とするか否かを選択する第1選択
    手段と、装填される該画像記録媒体の一フレーム毎を対
    象として、記録された画像情報の焼付露光光量を固定と
    するか否かを選択する第2選択手段と、該画像記録媒体
    の各フレームについて記録された画像情報の焼付露光光
    量を固定することの適否を判定する判定手段と、該判定
    手段で不適と判定されたフレーム数が所定数未満の場合
    には該第1選択手段の情報を、また該判定手段で不適と
    判定されたフレーム数が所定数以上の場合には該第1選
    択手段が選択されていても該第2選択手段の情報を該画
    像記録媒体に該記録手段により記録させる記録制御手段
    を有することを特徴とするカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3において、判定手段
    の適否は自動測光手段の連動範囲内外で判定することを
    特徴とするカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項1,2又は3において、判定手段
    の適否はストロボ調光手段の調光の良否で判定すること
    を特徴とするカメラ。
  6. 【請求項6】 請求項1,2又は3において、判定手段
    の適否は作画意図を表すカメラ操作の有無で判定するこ
    とを特徴とするカメラ。
  7. 【請求項7】 請求項3において、第2選択手段への切
    り換えは、判定手段の結果を用いることを特徴とするカ
    メラ。
  8. 【請求項8】 請求項3において、記録手段は、第1選
    択手段の情報を画像記録媒体の引き出し部分に記録し、
    第2選択手段の情報を画像記録媒体の各フレームに対応
    して記録することを特徴とするカメラ。
  9. 【請求項9】 請求項6において、作画意図を表すカメ
    ラ操作は、測光モード、露出補正モード、画像記録媒体
    の感度値の変更、露出モード、自動露出ずらし機能のい
    ずれかであることを特徴とするカメラ。
JP6352794A 1994-03-31 1994-03-31 カメラ Pending JPH07270890A (ja)

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