JPH0667286A - フィルムに番号を記録可能なカメラ - Google Patents

フィルムに番号を記録可能なカメラ

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JPH0667286A
JPH0667286A JP4221754A JP22175492A JPH0667286A JP H0667286 A JPH0667286 A JP H0667286A JP 4221754 A JP4221754 A JP 4221754A JP 22175492 A JP22175492 A JP 22175492A JP H0667286 A JPH0667286 A JP H0667286A
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JP
Japan
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frame
film
recording
shooting
recorded
Prior art date
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Application number
JP4221754A
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English (en)
Inventor
Norikazu Yokonuma
則一 横沼
Hideomi Hibino
秀臣 日比野
Yoichi Yamazaki
陽一 山崎
Kazuyuki Kazami
一之 風見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組写真やオ−トブラケティング撮影などの一
連のシーンの撮影に適した番号を記録できるようにす
る。 【構成】 フィルムの各駒に対して番号を記録する記録
手段18,19と、記録すべき番号として第1の番号お
よび第2の番号のいずれかを選択する選択手段4と、第
1の番号選択時には、1本のフィルム中での撮影順序を
示す番号を各駒に対して記録すべく記録手段18,19
を制御するとともに、第2の番号選択時には、その選択
時における撮影順序を示す番号を各駒に対して記録すべ
く記録手段18,19を制御する制御手段11とを具備
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルムの各駒に対し
て番号を記録可能なカメラに関し、特に組写真撮影やオ
−トブラケティング撮影などに適した番号を記録可能と
したものである。
【0002】
【従来の技術】フィルムの各駒に対して駒番号(第1の
番号)が記録可能なカメラが知られている。駒番号と
は、1本のフィルム中での撮影順序を示す番号であり、
例えばフィルムの先端から終端側にかけて順次に撮影を
行うカメラでは、フィルムの先頭駒から終端駒にかけて
1,2,3,…のように駒番号が順に付される。記録さ
れた駒番号は、例えばラボにおいてプリント時に読み込
まれ、印画紙の裏面などに記入される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにフィル
ムに駒番号を記録してプリント時に印画紙に記入するよ
うにすれば、プリントを見て撮影順序を把握することが
でき便利であるが、この駒番号のみでは、例えば組写真
やオ−トブラケティング撮影のように一連のシーンを複
数駒撮影した場合、そのどこまでが一連のシーンかを判
断するのが困難である。また駒番号は、1本のフィルム
中での撮影順序を示す番号であるから、上記一連のシー
ンを複数本のフィルムにまたがって撮影した場合には、
その全ての駒に対して連続した駒番号を付すことはでき
ない。
【0004】さらに、特に上記オ−トブラケティング撮
影において各駒に対して駒番号を記録した場合には、次
のような問題もある。すなわち、オ−トブラケティング
撮影は、適正露出を中心として露出アンダー側およびオ
ーバー側の露出で複数枚の撮影を行うものであるが、よ
り顕著なオ−トブラケティング効果を得るには、オ−ト
ブラケティング撮影の各駒を全て同一の補正値で、それ
も適正露出の駒に対応する補正値でプリントする必要が
ある。一方、オ−トブラケティング撮影による撮影駒を
プリントする際には、その第1駒目に対する補正値で2
駒目以降の駒もプリントするようにすれば効率がよい。
しかし、仮りに露出アンダー側からオーバー側にかけて
順に撮影を行ったり、逆に露出オーバー側からアンダー
側にかけて撮影を行った場合には、第1駒目の補正値で
全駒のプリントが行われるとすると、最も露出オーバー
あるいはアンダーの駒が適正露出となるようにプリント
されるため、2駒目以降が過補正となり不所望なプリン
トとなってしまう。したがって、オ−トブラケティング
撮影時には、第1駒目を適正露出で撮影し、その後に露
出アンダーおよびオーバーで撮影を行うことが望まし
い。しかしながら、この撮影順序で行われるオ−トブラ
ケティング撮影時に各駒に対して駒番号が記録される
と、適正露出の駒に対して最も小さい番号が記録される
ことになるため、出来上がったプリントを番号順に並べ
ても露出の順には並ばず、特に枚数が多い場合にプリン
トの配置に手間がかかる。
【0005】本発明の目的は、上記組写真やオ−トブラ
ケティング撮影などの一連のシーンの撮影に適した番号
を記録できるようにしたフィルムに番号を記録可能なカ
メラを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】一実施例を示す図1に対
応付けて説明すると、本発明は、フィルムの各駒に対し
て番号を記録する記録手段18,19を備えたカメラに
適用される。そして、請求項1の発明は、記録すべき番
号として第1の番号および第2の番号のいずれかを選択
する選択手段4と、第1の番号選択時には、1本のフィ
ルム中での撮影順序を示す番号を各駒に対して記録すべ
く記録手段18,19を制御するとともに、第2の番号
選択時には、その選択時における撮影順序を示す番号を
各駒に対して記録すべく記録手段18,19を制御する
制御手段11とを具備し、これにより上記問題点を解決
する。また請求項2の発明は、適正露出で撮影を行った
後に適正露出よりアンダー側およびオーバー側の露出で
撮影を行うオ−トブラケティング撮影が可能とされ、通
常撮影時には、1本のフィルム中での撮影順序に応じた
番号を各駒に対して記録すべく記録手段18,19を制
御するとともに、オ−トブラケティング撮影時には、最
も露出アンダーの駒から最も露出オーバーの駒にかけて
順次に増加あるいは減少する番号を各撮影駒に対して記
録すべく記録手段18,19を制御する制御手段11を
具備し、これにより上記問題点を解決する。
【0007】
【作用】
(1)請求項1の発明 第1の番号選択時には、1本のフィルム中での撮影順序
を示す番号、すなわち駒番号が各駒に対して記録され
る。また第2の番号選択時には、その選択時における撮
影順序を示す番号が各駒に対して記録される。すなわ
ち、一連のシーンの組写真を撮影するにあたって上記第
2の番号を選択すれば、その一連のシーン内における撮
影順序を示す番号が各駒に記録されることになり、後で
その組写真を特定するのが容易となる。 (2)請求項2の発明 オ−トブラケティング撮影時には、最も露出アンダーの
駒から最も露出オーバーの駒にかけて順次に増加あるい
は減少する番号が各撮影駒に対して記録されるので、出
来上がったプリントをその番号順に並べれば、露出アン
ダー側からオーバー側にかけて、あるいはその逆の順序
でプリントを配置することができる。
【0008】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0009】
【実施例】図1〜図6により本発明の一実施例を説明す
る。図2は本発明に係るカメラの上面図である。1はカ
メラ本体、2はカメラ本体1の前面に装着された撮影レ
ンズであり、カメラ本体1の上面には、レリーズ釦3
と、番号選択ダイアル4が設けられている。この番号選
択ダイアル4は、フィルムの各駒に対して記録すべき番
号を選択するためのものであり、本実施例では、番号選
択ダイアル4の操作により(1)駒番号、(2)シリア
ル番号、(3)グループ番号、(4)ブラケット番号の
4つの番号が選択可能とされている。また、(4)のブ
ラケット番号を選択したときには自動的にオ−トブラケ
ティングモードが設定されるようになっている。
【0010】(1)の駒番号は、フィルムの先頭駒から
終端駒にかけて1,2,3,…のように順に付される番
号、すなわち1本のフィルム中での撮影順序を示す番号
である。 (2)のシリアル番号は、複数枚の写真で組写真を構成
する場合にその一連の写真の撮影順序を示す番号であ
り、例えば複数枚の写真を横に並べて1つのパノラマ写
真を構成する際に選択される。 (3)のグループ番号は、基本的にはシリアル番号と同
様に複数枚の写真で組写真を構成する場合の撮影順序を
示す番号であり、例えば同一の風景を時間を置いて複数
枚撮影する場合などに選択される。 (4)のブラケット番号は、オ−トブラケティング撮影
を行った際に、最も露出アンダーの駒から最も露出オー
バーの駒にかけて連続して付される番号である。なお、
上記各番号については後で更に詳しく説明する。
【0011】ところで、本実施例のオ−トブラケティン
グ撮影は、適正露出を中心として露出アンダー,露出オ
ーバー各1枚の合計3枚の撮影を行うものであり、その
撮影順序は従来技術で説明した理由から、適正露出→露
出アンダー→露出オーバーの順となっている。したがっ
て、ブラケット番号と撮影順序とは一致しない。
【0012】図1はカメラの制御系を示している。11
はカメラ全体のシーケンスを制御する制御回路であり、
この制御回路11には、周知の焦点検出動作を行う焦点
検出回路12と、被写体の輝度を検出する測光回路13
と、不図示の絞りやシャッタを駆動して撮影を行う露出
制御回路14と、フィルム給送モータ15およびフォ−
カシングモータ16のモータ駆動回路17とが接続され
るとともに、磁気ヘッド18を駆動してフィルムに上記
番号を記録する記録回路19が接続されている。すなわ
ち本実施例のカメラで使用するフィルムには、長手方向
に磁気記録媒体が塗布された磁気記録領域が延設され、
フィルムの1駒巻上げ時に上記磁気記録領域に磁気ヘッ
ド18により磁気記録が可能となっている。
【0013】また制御回路11には、電源スイッチSW
1、レリーズ釦3の操作に連動してオンするレリーズス
イッチSW2、および上記番号選択ダイアル4も接続さ
れる。さらに制御回路11内には、上記駒番号をカウン
トするためのカウンタCfと、シリアル番号をカウント
するためのカウンタCsと、グループ番号をカウントす
るためのカウンタCgが設けられている。
【0014】次に、図3〜図5のフローチャートにより
制御回路11による撮影および番号記録制御の手順を説
明する。電源スイッチSW1がオンするとこのプログラ
ムが起動され、まずステップS1でフィルムカ−トリッ
ジ装填直後か否かを判定する。カ−トリッジが装填され
ていない場合、およびカ−トリッジ装填後でステップS
2の巻上処理が既に済んでいる場合にはステップS1が
否定されてステップS4に進み、そうでない場合、つま
りカ−トリッジ装填直後の場合にはステップS1が肯定
されてステップS2に進む。ステップS2ではカ−トリ
ッジ内のフィルムを巻上げて1駒目をアパ−チャと対向
させ、次いでステップS3において、駒番号をカウント
するカウンタCfのカウント値Nfを「1」に設定して
ステップS4に進む。
【0015】ステップS4ではオ−トフォ−カス(A
F)処理を行う。すなわち焦点検出回路12を作動させ
て焦点検出を行うとともに、その焦点検出結果に基づ
き、モータ駆動回路17を介してフォ−カシングモータ
16により撮影レンズ2のフォ−カシング光学系を合焦
位置に駆動する。次いでステップS5では測光回路13
を作動させ、その検出結果である被写体輝度を入力し、
ステップS6に進む。
【0016】ステップS6およびS7は、上記番号選択
ダイアル4によりいずれの番号が選択されているかを判
定する処理である。「駒番号」であればステップS6が
肯定されてステップS8に進み、上記カウント値Nfを
記録番号Nに格納するとともに、ステップS9におい
て、シリアル番号,グループ番号をそれぞれカウントす
るカウンタCs,Cgのカウント値Ns,Ngを共に1
にリセットする。また、「シリアル番号」が選択されて
いる場合にはステップS7が肯定されてステップS10
に進み、カウント値Nsを記録番号Nに格納するととも
に、ステップS11でカウント値Ngを1にリセットす
る。さらに「グループ番号」あるいは「ブラケット番
号」が選択されている場合にはステップS7が否定され
てステップS12に進み、カウント値Ngを記録番号N
に格納するとともに、ステップS13でカウント値Ns
を1にリセットする。
【0017】上記ステップS9,S11,S13の後は
図4のステップS14に進み、電源スイッチSW1がオ
フと判定されると処理を終了させ、オンと判定されると
ステップS15に進む。ステップS15でレリーズスイ
ッチSW2がオフと判定されると図3のステップS1に
戻り、オンと判定されるとステップS16に進む。ステ
ップS16では、上記検出した被写体輝度やフィルム感
度に基づいて、適正露出を得るための露出値(絞り値お
よびシャッタ秒時)を設定し、次いでステップS17で
オ−トブラケティング撮影モードか否かを判定する。ス
テップS17が否定されると撮影処理EXに進み、肯定
されるとステップS18で記録番号Nを「2」に設定し
て撮影処理EXに進む。
【0018】この撮影処理EXの詳細は図5に示され
る。図5において、まずステップS101では、上記決
定された絞り値やシャッタ秒時に基づき、露出制御回路
14を介して絞りやシャッタを駆動して露光を行う。ス
テップS102で露光完了と判定されるとステップS1
03に進み、モータ駆動回路17を介してフィルム給送
モータ15によりフィルムの1駒巻上げを開始する。ス
テップS104では、記録回路19を介して磁気ヘッド
18を駆動し、上記ステップS8,S10,S12,S
18のいずれかで設定された記録番号Nをフィルムの磁
気記録領域に記録する。ここで本実施例では、図6に示
すように、記録する番号がシリアル番号の場合には、そ
の番号の前にアルファベット等の文字を配して例えば
「A−1」,「A−2」のように記録するものとする。
またグループ番号の場合には、3桁の番号で「00
1」,「002」のように記録するものとし、ブラケッ
ト番号の場合には、シリアル番号とは異なるアルファベ
ットを用いて例えば「B−1」,「B−2」のように記
録するものとする。ステップS104の後、ステップS
105で1駒分の巻上げが完了するまで待ち、完了する
とステップS106で巻上げを停止し、ステップS10
7で各カウント値Nf,Ns,Ngをそれぞれ「1」だ
け歩進してリターンする。
【0019】図4のステップS19では、オ−トブラケ
ティング撮影モードか否かを判定し、否定されるとステ
ップS1に戻り、肯定されるとステップS20に進む。
ステップS20では、上記適正露出より所定量だけ露出
アンダーとなるような露出値を設定してステップS21
に進み、記録番号Nに「1」を設定して上記撮影処理E
Xを行う。次いでステップS22では適正露出より所定
量だけ露出オーバーとなるような露出値を設定し、ステ
ップS23で記録番号Nに「3」を設定して上記撮影処
理EXを行う。その後、ステップS24でカウント値N
gを零リセットして図3のステップS1に戻る。
【0020】以上の手順によれば、番号選択ダイアル4
により「駒番号」を選択した場合には、1本のフィルム
中での撮影順序を示す駒番号が撮影後の駒送りに伴って
フィルムの磁気記録領域に記録される。また「シリアル
番号」,「グループ番号」,「ブラケット番号」を選択
した場合には、その選択された番号がそれぞれ記録され
る。ここで、撮影済みのフィルムは、ラボに送られてプ
リントに供されるが、その際、各駒に対して記録された
番号が読み出され、その番号が図6に示すように印画紙
表面の余白部分に撮影日付と共に記録される。
【0021】図6(a)は、先頭駒〜第3駒目までは
「シリアル」番号を選択し、それ以降は「駒番号」を選
択して撮影を行った場合のプリント例を示している。図
から分かるようにシリアル番号は、一連のシーン(ここ
では3駒)内における撮影順序、言い換えれば「シリア
ル番号」が選択されている間の撮影順序を示す番号であ
り、本実施例では、他の番号と区別し易いように文字
「A−」に続いて記録される。これによれば、どこから
どこまでがその一連の写真かを容易に把握することがで
きる。特に複数の写真を横に並べて1つのパノラマ写真
を構成するような場合には、順次に構図をずらして撮影
を行うに当ってシリアル番号を選択すれば、出来上がっ
た写真を適正な順序に並べる際に番号順に並べればよい
ので便利である。
【0022】また図6(b)は2本のフィルム(24枚
撮り)にまたがって「グループ番号」を選択して撮影を
行った場合のプリント例を示している。このグループ番
号は、シリアル番号と同様に一連のシーン内における撮
影順序(「グループ番号」が選択されている間の撮影順
序)を示す番号であり、本実施例では、図示の如く3桁
の番号で示されるとともに、複数のフィルムにまたがっ
て選択することができる。したがって、このグループ番
号は、例えば同一の風景を時間をおいて複数枚撮影する
ような場合に適しており、その一連の撮影枚数がかなり
多くなってもそれらに連続番号を付すことができる。な
お、上記シリアル番号も複数本のフィルムにまたがって
記録できるようになっている。
【0023】また図6(c)は、オ−トブラケティング
撮影モードで撮影した3枚の写真を示しており、このモ
ード設定時には自動的にブラケット番号が記録される。
本実施例におけるオ−トブラケティング撮影は、上述し
たように適正露出→露出アンダー→露出オーバーの順で
行われるが、ブラケット番号は、露出の増加方向を示す
ために露出アンダー→適正露出→露出オーバーの順に
1,2,3となる。また特に本実施例では、他の番号と
区別し易いように文字「B−」に続いてブラケット番号
を記録するようにしている。これによれば、出来上がっ
たプリントをその番号順に並べれば、露出アンダー側か
らオーバー側にかけてプリントを配置することができ
る。
【0024】以上の実施例の構成において、磁気ヘッド
18および記録回路19が記録手段を、番号選択ダイア
ル4が選択手段を、制御回路11が制御手段をそれぞれ
構成する。また、駒番号が第1の番号を、シリアル番号
およびグループ番号が第2の番号に相当する。
【0025】なお以上では、撮影後の1駒巻上げに伴っ
て各駒ごとに番号を記録するようにしたが、例えば全駒
撮影後のフィルム巻戻し時に一括して記録するようにし
てもよい。また番号の記録は磁気記録に限定されず、光
学的あるいは電気的に記録するようにしてもよい。さら
に記録領域はフィルム上に限定されず、例えばフィルム
カ−トリッジに記録領域を設けてそこに記録するように
してもよい。さらにまた、シリアル番号やブラケット番
号にA,Bの記号を付すようにしたが、その他の記号を
用いてもよいし、また番号だけでもよい。さらにグルー
プ番号は3桁に限定されない。さらに、オ−トブラケテ
ィング撮影の撮影枚数は3枚に限定されず、5枚,7枚
あるいはそれ以上でもよい。また、ブラケット番号は露
出の増加方向を示すものであってもよい。さらに番号を
選択する操作部材は上記ダイアル4に限定されず、押し
釦式あるいはスライド式の操作部材でもよい。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、駒番号(第1
の番号)以外の第2の番号が選択されたときには、その
選択時における撮影順序を示す番号を各駒に対して記録
するようにしたので、一連のシーンの組写真を撮影した
ときに後でその組写真を特定するのが容易となるととも
に、特に複数本のフィルムにまたがって組写真を撮影す
る場合にも各駒に連続番号を記録することが可能とな
る。また請求項2の発明によれば、オ−トブラケティン
グ撮影時には、露出の増加方向あるいは減少方向を示す
番号を各撮影駒に対して記録するようにしたので、出来
上がったプリントをその番号順に並べれば、露出アンダ
ー側からオーバー側にかけて、あるいはその逆の順序で
プリントを配置することができ、枚数が多い場合でも配
置が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るカメラの制御系を示す
ブロック図である。
【図2】上記カメラの平面図である。
【図3】実施例の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図4】図3に続くフローチャートである。
【図5】撮影処理の詳細を示すフローチャートである。
【図6】上記カメラで撮影したフィルムのプリント例を
示す図である。
【符号の説明】
1 カメラ本体 3 レリーズ釦 4 番号選択ダイアル 11 制御回路 12 焦点検出回路 13 測光回路 14 露出制御回路 15 フィルム給送モータ 16 フォ−カシングモータ 17 モータ駆動回路 18 磁気ヘッド 19 記録回路 SW1 電源スイッチ SW2 レリーズスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 風見 一之 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムの各駒に対して番号を記録する
    記録手段を備えたカメラにおいて、 前記記録すべき番号として第1の番号および第2の番号
    のいずれかを選択する選択手段と、 前記第1の番号選択時には、1本のフィルム中での撮影
    順序を示す番号を各駒に対して記録すべく前記記録手段
    を制御するとともに、前記第2の番号選択時には、その
    選択時における撮影順序を示す番号を各駒に対して記録
    すべく前記記録手段を制御する制御手段とを具備するこ
    とを特徴とするフィルムに番号を記録可能なカメラ。
  2. 【請求項2】 フィルムの各駒に対して番号を記録する
    記録手段を備えたカメラにおいて、 適正露出で撮影を行った後に適正露出よりアンダー側お
    よびオーバー側の露出で撮影を行うオ−トブラケティン
    グ撮影が可能とされ、 通常撮影時には、1本のフィルム中での撮影順序を示す
    番号を各駒に対して記録すべく前記記録手段を制御する
    とともに、前記オ−トブラケティング撮影時には、露出
    の増加方向あるいは減少方向を示す番号を各駒に対して
    記録すべく前記記録手段を制御する制御手段を具備する
    ことを特徴とするフィルムに番号を記録可能なカメラ。
JP4221754A 1992-08-20 1992-08-20 フィルムに番号を記録可能なカメラ Pending JPH0667286A (ja)

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