JP2002122930A - キャラクタ写し込み機能を有するカメラ - Google Patents

キャラクタ写し込み機能を有するカメラ

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JP2002122930A
JP2002122930A JP2000318434A JP2000318434A JP2002122930A JP 2002122930 A JP2002122930 A JP 2002122930A JP 2000318434 A JP2000318434 A JP 2000318434A JP 2000318434 A JP2000318434 A JP 2000318434A JP 2002122930 A JP2002122930 A JP 2002122930A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 撮影には関係のない文字や絵等のキャラクタ
を表示し或いは写し込むキャラクタ写し込み機能を付加
することで、より一層撮影する楽しみをユーザに与え
る。 【解決手段】 カメラ制御部21は、フィルム10の装
填を認識すると、写し込むキャラクタを初期化し、撮像
可能状態にして撮影を行う。撮影完了後、カメラ制御部
21はレリーズ回数をカウントアップするようにレリー
ズ計数部43を制御し、その後、写し込むキャラクタ3
06を変更するように変更部42を制御して次の撮影に
備える。これにより、例えば成長過程のあるキャラクタ
として鶏の絵(卵,ひよこ,幼鳥,成鳥)といったキャ
ラクタを用いれば、シャッタ回数に応じて随時成長過程
に応じた順序でキャラクタが変更がなされて写し込まれ
るので、単に撮影された写真を楽しむだけでなく、成長
するキャラクタも同時に鑑賞することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本来備えられた撮
影機能の他に、撮影には関係のない文字や絵等のキャラ
クタを表示し、或いは写し込むキャラクタ写し込み機能
を備えたカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、カメラは、主に被写体を撮像
する目的とした機器であることから、被写体を撮像する
撮影機能や撮影を補助するのに必要な各種機能のみを搭
載していることが一般的である。
【0003】また、近年、携帯型電話やインターネット
等の普及やマルチメディア化に伴い、各種電子機器にお
いても各機能の多様化が望まれており、通常のカメラに
おいても例外ではない。
【0004】従来のカメラでは、例えばハイブリッドカ
メラやデジタルカメラのように、本来の撮影機能の他
に、被写体を撮像して得た撮像画像を記憶媒体に記憶
し、パーソナルコンピュータ等を用いて撮像画像の編集
等を楽しむことができるが、撮影には関係のない文字や
絵等のキャラクタを表示し、或いは写し込むキャラクタ
写し込み機能等の付加可能を備えて無いのが現状であ
り、このため、このような遊び感覚を取り入れてより一
層撮影する楽しみをユーザに提供する点で満足するもの
ではなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来のカ
メラでは、主に被写体を撮像する目的とした機器である
ため、被写体を撮像する撮影機能や撮影を補助するのに
必要な各種機能のみを搭載しているが、本来のこのよう
な撮影機能の他に、撮影には関係のない文字や絵等のキ
ャラクタを表示し、或いは写し込むキャラクタ写し込み
機能等の付加可能を備えて無いのが現状であり、このた
め、このような遊び感覚を取り入れてより一層撮影する
楽しみをユーザに提供する点で満足するものではなく、
ユーザにとって撮影する以外でも楽しめる付加機能を備
えたカメラが望まれている。そこで、本発明は上記問題
点に鑑みてなされたもので、撮影には関係のない文字や
絵等のキャラクタを表示し或いは写し込むキャラクタ写
し込み機能を付加した構成とすることで、従来には無い
遊び感覚を取り入れてより一層撮影する楽しみをユーザ
に与え且つ満足させることのできるキャラクタ写し込み
機能を有するカメラの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
キャラクタ写し込み機能を有するカメラは、所定の情報
を保持する保持手段と、文字、絵に関する情報を記憶す
る記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記情報に基
づいて文字、絵を表示する表示手段と、前記保持手段の
出力に応じて前記表示手段の表示内容を変更する変更手
段と、を具備したことを特徴とするものである。
【0007】請求項1の発明によれば、上記構成のカメ
ラにおいて、前記変更手段によって、前記保持手段の出
力に応じて前記表示手段の表示内容を変更することが可
能であるので、例えば文字や絵に関する情報を成長過程
のあるキャラクタとして用いれば、単に撮影するたけで
はなく、従来には無い遊び感覚を取り入れてより一層撮
影する楽しみをユーザに与え且つ満足させることが可能
となる。請求項2に記載の発明のキャラクタ写し込み機
能を有するカメラは、所定の情報を保持する保持手段
と、文字、絵に関する情報を記憶する記憶手段と、前記
記憶手段に記憶された前記情報に基づいて文字、絵をフ
ィルムに写し込む写し込み手段と、前記保持手段の出力
に応じて前記写し込み手段の写し込みを変更する変更手
段と、を具備したことを特徴とするものである。
【0008】請求項2の発明によれば、上記構成のカメ
ラにおいて、前記変更手段によって、前記保持手段の出
力に応じて前記写し込み手段の写し込みを変更すること
が可能であるので、例えば文字や絵に関する情報を成長
過程のあるキャラクタとして用いれば、単に撮影するた
けではなく、前記所定の情報に応じて成長過程の順序に
基づきキャラクタをフィルムに写し込むことが可能とな
り、よって、従来には無い遊び感覚を取り入れてより一
層撮影する楽しみをユーザに与え且つ満足させることが
可能となる。
【0009】請求項3に記載の発明のキャラクタ写し込
み機能を有するカメラは、所定の情報を保持する保持手
段と、文字、絵に関する情報を記憶する記憶手段と、前
記記憶手段に記憶された前記情報に基づいて文字、絵を
表示する表示手段と、前記記憶手段に記憶された前記情
報に基づいて文字、絵をフィルムに写し込む写し込み手
段と、変更手段と、を具備したことを特徴とするもので
ある。
【0010】請求項3の発明によれば、上記構成のカメ
ラにおいて、前記変更手段によって、前記保持手段の出
力に応じて前記表示手段の表示内容及び前記写し込み手
段の写し込み内容を変更することが可能であるので、例
えば文字や絵に関する情報を成長過程のあるキャラクタ
として用いれば、単に撮影するたけではなく、前記所定
の情報に応じて成長過程の順序に基づきキャラクタをフ
ィルムに写し込むと同時に表示手段に表示することが可
能となり、よって、従来には無い遊び感覚を取り入れて
より一層撮影する楽しみをユーザに与え且つ満足させる
ことが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。 第1の実施の形態:図1は本発明に係るキャラクタ写し
込み機能を有するカメラの第1の実施の形態を示し、一
眼レフタイプのカメラとして構成した場合のカメラの概
略構成を示す構成図である。
【0012】(構成)図1に示すように、本実施の形態
のカメラにおいて、被写体1の被写体像光は撮影レンズ
2と絞り3,ズームレンズ4を通り、ミラー5で反射し
た後、フォーカシングスクリーン11上に結像される。
【0013】フォーカシングスクリーン11上で結像さ
れた被写体像光は、ペンタプリズム12で正立正像とな
り、接眼レンズ14を通して撮影者15が観察できるよ
うになっている。
【0014】また、測光センサー13は、フォーカシン
グスクリーン11上の被写体像を睨むように配置され、
該被写体像の測光検出結果を測光部37に与える。ミラ
ー5は、その一部がハーフミラーに形成されており、被
写体1からの光線の一部が透過し、測距ミラー7で反射
した後、測距センサー6上に結像される。
【0015】測距センサー6の出力は、測距部26へ与
えられ、該測距部26は、この測距センサー6の検出出
力に基づき被写体1までの距離を測定する。この測距部
26による測定結果は、カメラ制御部21を通ってレン
ズ駆動部22へ供給され、これを受けレンズ駆動部22
は、撮影レンズ12を駆動して被写体11にピントを合
わせるようにピント調整を行う。
【0016】ズームスイッチ35は、撮影者がこれを操
作することで焦点距離を変更するためのスイッチであ
り、該ズームスイッチを操作すると、そのズームスイッ
チ35の押下による操作信号に基づく情報がカメラ制御
部21を通ってズーム駆動部24へ供給され、これを受
けズーム駆動部24は、供給された情報に基づきズーム
レンズ4を駆動して焦点距離を変更する。
【0017】フィルム感度設定部30は、カメラに装填
されているフィルム10の感度を、撮影者がこれを操作
することにより設定したり、図示しないフィルムパトロ
ーネにあるDXコードをフィルム感度設定部30が読み
取ることにより設定することができるものである。設定
したフィルム感度情報は、カメラ制御部21へと供給さ
れる。
【0018】シャッタースピード選択部33は、撮影者
がこれを操作することによりシャッタースピードを設定
したり、被写体1の輝度やフィルム10の感度を元にカ
メラ制御部21が設定するものである。
【0019】絞り選択部34は、撮影者がこれを操作す
ることにより絞り値を設定したり、被写体1の輝度やフ
ィルム10の感度を元にカメラ制御部21が設定するよ
うになっている。
【0020】測光部37は、供給された測光センサー1
3の測光検出結果に基づき、被写体1の輝度を測定す
る。この測光部37の測定出力は、カメラ制御部21へ
と供給され、シャッタースピードや絞り値の選択等に用
いられることになる。
【0021】ストロボ充電部38は、図示しないストロ
ボ発光用コンデンサに電荷を溜めるためのものである。
【0022】ストロボ発光部39は、フォーカルプレー
ンシャッター8の駆動に応じて前記ストロボ発光用コン
デンサ(図示せず)に溜まっている電荷をキセノン管1
6に流すことにより発光するものである。
【0023】本実施の形態のカメラでは、例えば撮影に
は関係のない文字や絵等のキャラクタを表示し或いは写
し込むためのキャラクタ写し込み機能が設けられてお
り、該キャラクタ写し込み機能を実行するのに必要なブ
ロックして、フィルム計数部44,レリーズ計数部4
3,記憶部41,変更部42,写し込みLED19を含
む写し込み部28,写し込み日時設定部31及び写し込
み選択部32等の回路群が設けられている。
【0024】フィルム計数部44は、フィルム10を交
換する毎にその旨をレリーズ計数部43及びカメラ制御
部21に出力する。
【0025】レリーズ計数部43は、レリーズ回数を計
数し、5回計数するごとにその旨を変更部42及びカメ
ラ制御部21に出力する。さらに、レリーズ計数部43
は、フィルム計数部44の出力を受けて、計数した値を
初期化するようになっている。
【0026】変更部42は、レリーズ計数部43の出力
を受けて、記憶部41が記憶している複数のキャラクタ
305のうちフィルム10に写し込むキャラクタ306
を変更する。さらに、変更部42は、フィルム計数部4
4の出力を受けて、フィルム10に写し込むキャラクタ
306を初期状態に戻す処理も行う。
【0027】記憶部41は、例えば撮影には関係のない
文字や絵等のキャラクタ情報の記憶が可能なもので、こ
れら複数のキャラクタ305と、フィルム10に写し込
むキャラクタ306を記憶する。また、該記憶部41へ
のキャラクタ情報の書き込み、あるいは読み出しはカメ
ラ制御部21によって制御される。さらに、記憶部41
は、カメラ制御部21による制御により、フィルム10
に写し込むキャラクタ306を写し込み部28へ出力す
る。
【0028】なお、本実施の形態において、複数のキャ
ラクタ306は、初めから記憶部41が記憶している以
外に、図示しない入力手段を用いて撮影者15が入力す
ることも可能である。また、本実施の形態では、撮影に
関係ないキャラクタ情報を記憶部41に記憶することに
ついて説明しているが、勿論、撮影内容に関連するキャ
ラクタ情報も記憶するようにしても良い。
【0029】写し込みLED19は、フィルム10を給
送中に写し込み部28からの制御に応じて点灯すること
により、撮影時の日時の一部とキャラクタ306をフィ
ルム10に写し込むためのものである。したがって、フ
ィルム10を現像し印画紙に焼き付けると、写し込まれ
た日時を読み取ることが出来るようになり、キャラクタ
306も同時に鑑賞できるようになる。
【0030】写し込み日時設定部31は、撮影者がこれ
を操作することにより写し込み部28が写し込む日時を
設定するもので、また、写し込む選択部32は、撮影者
がこれを操作することにより、「年月日時分」の内写し
込み部28が写し込むものを選択することができるよう
になっている。
【0031】表示部40は、カメラ本体等に配置された
LCD等の表示手段であって、カメラの諸状態、例えば
フィルム感度設定部30が設定したフィルム感度や写し
込み日時設定部31や写し込み選択部32が選択した日
時、シャッタースピード選択部33が選択したシャッタ
ースピード、絞り選択部34が選択した絞り値、撮影済
みの駒数等を表示するものである。
【0032】レリーズスイッチ36は、撮影開始時に撮
影者が押下して撮影実行を操作指示するためのスイッチ
であり、撮影者がこれを操作することにより、カメラ制
御部21によりこの操作信号に基づき下記に示す撮影シ
ーケンスが実行されて、フィルム10に被写体1の被写
体像が露光されることになる。
【0033】つまり、上記構成のカメラにおいて、ま
ず、絞り駆動部23が絞り3を、絞り選択部34が選択
した絞り値まで絞り込む。同時に、ミラー駆動部25が
ミラー5と測距ミラー7を駆動して光路から退避する。
【0034】次に、シャッター駆動部27がフォーカル
プレーンシャッター8をシャッタースピード選択部33
が選択したシャッタースピードで駆動させる。
【0035】すると、被写体1からの被写体像光はレン
ズを通ってフィルム10上に結像するので、その結果、
フィルム10に被写体1の被写体像が露光されることに
なる。
【0036】このときの駆動がなされたミラー5及びフ
ォーカルプレーンシャッター8を含むカメラの動作状態
が図2に示されている。
【0037】つまり、図2に示すように、フォーカルプ
レーンシャッター8がシャッター駆動部27により開い
た動作状態であると同時に、ミラー駆動部25による制
御によってミラー5がフォーカシングスクリーン11を
覆うように移動させた状態とすることにより、ズームレ
ンズ4,フィルム10間の光路を開通させている。
【0038】そして、フィルム10に対する被写体の露
光が完了すると、フィルム駆動部29がフィルム10を
1駒分巻き上げる。同時に、写し込み部28が写し込む
選択部32の出力に応じて写し込みLED9を点灯、消
灯させることで、撮影時の日時とキャラクタ306をフ
ィルム10に写し込むように動作する。
【0039】(作用)次に、本実施の形態のカメラにお
ける特徴となるキャラクタの変更動作例及び写し込み動
作例について図3を参照しながら詳細に説明する。 図3は図1のカメラのカメラ制御部21によるキャラク
タ変更動作及び写し込み動作を主に実行するためのフロ
ーチャートである。
【0040】いま、図1に示すカメラの図示しない電源
スイッチをオンし、或いは電池挿入によりカメラの電源
投入を行ったものとする。すると、カメラ制御部21
は、撮影するのに必要にメインルーチンを起動し、該カ
メラを撮影待機状態にさせる。
【0041】このとき、カメラ制御部21は、メインル
ーチン上において、図3に示す処理ルーチンを実行さ
せ、つまり、ステップS101の処理でカメラの待機状
態において、撮影者15がカメラにフィルム10を装填
したことをフィルム計数部44の出力によって認識する
と、続くステップS102の処理にて、図4(a)に示
すように写し込むキャラクタ306を初期化し、続くス
テップS103の処理でレリーズ回数を1に初期化する
ようにレリーズ計数部43を制御した後、続くステップ
S104の処理にて1駒目を撮影可能状態にセットする
ようにフィルム駆動部29を制御する。
【0042】なお、図4は記憶部41に記憶されている
複数のキャラクタ情報に基づくキャラクタ画像の一例を
示し、図4(a)は複数のキャラクタ305の内フィル
ム10に写し込むキャラクタ306を初期設定した状
態、図4(b)は写し込むキャラクタ306を変更した
状態をそれぞれ示している。 その後、撮影者15がレリーズスイッチ36を押して撮
影すると、カメラ制御部21は、ステップS105でこ
れを認識し、次のステップS106の処理にてフィルム
駆動部29を制御することにより、フィルム10を1駒
巻き上げながらキャラクタ306をフィルム10に写し
込むように、写し込みLED19を用いて写し込み部2
8を制御する。なお、説明は省略したが、写し込み部2
8によって写し込む日時も写し込まれるようになってい
る。
【0043】その結果、上記ルーチン処理で撮像された
写真は、図5(a)に示すものとなる。すなわち、通常
の撮像された被写体像及び写し込まれた日時の他に、例
えば写真の左隅には図4(a)に示すキャラクタ306
が写し込まれたものとなる。
【0044】その後、カメラ制御部21は、処理をステ
ップS107に移行し該判断処理にて、今巻き上げた駒
が最終駒か否かの判定を行い、最終駒であると判断した
場合にはステップS111の処理にてフィルム10を巻
き戻すようにフィルム駆動部29を制御し、巻き戻しが
完了すると、続くステップS112の処理にて撮影者1
5によってフィルム10が取り出されたのを認識して、
処理を再びステップS101に戻し、フィルム装填され
るまで待機状態にさせる。
【0045】一方、前記ステップS107の判断処理
で、最終駒でないものと判断した場合には、カメラ制御
部21は、続くステップS108の処理にてレリーズ回
数をカウントアップするようにレリーズ計数部43を制
御し、続くステップS109の判断処理にてレリーズ計
数部43の出力からレリーズ回数が5の倍数になったか
否かの判定を行う。ここで、レリーズ回数が5の倍数に
なっていないと判断した場合には、カメラ制御部21は
処理をステップS105に戻して撮影を続行するように
制御し、逆になっていると判断した場合には、図4
(b)に示すように記憶部31に記憶され写し込まれた
キャラクタとは別のキャラクタ305を写し込むキャラ
クタ306として変更するように変更部42を制御した
後に、処理を前記ステップS105に戻し、次の撮影に
備える。
【0046】次の撮影が実行された場合には、カメラ制
御部21は、この変更したキャラクタ306をフィルム
10に写し込むように、写し込みLED19を用いて写
し込み部28を制御し、以降、上記と同様のルーチン処
理が実行される。
【0047】その結果、上記ルーチン処理で撮像された
写真は、図5(b)に示すものとなる。すなわち、通常
の撮像された被写体像及び写し込まれた日時の他に、例
えば写真の左隅には図4(b)に示すように変更がなさ
れたキャラクタ306が写し込まれたものとなる。
【0048】したがって、本実施の形態のように記憶部
41に記憶したキャラクタ情報を、例えば図4に示すよ
うに成長過程のあるキャラクタとして鶏の絵(卵,ひよ
こ,幼鳥,成鳥)といったキャラクタを用いれば、シャ
ッタ回数に応じて随時成長過程に応じた順序でキャラク
タが変更がなされて写し込まれるので、単に撮影された
写真を楽しむだけでなく、成長するキャラクタも同時に
鑑賞することができる。
【0049】(効果)したがって、本実施の形態によれ
ば、一眼レフのカメラにキャラクタ写し込み機能を付加
したことにより、シャッタ回数に応じて随時成長過程に
応じた順序でキャラクタが変更がなされて写し込まれる
ので、単に撮影された写真を楽しむだけでなく、成長す
るキャラクタも同時に鑑賞することができる。これによ
り、従来には無い遊び感覚を取り入れてより一層撮影す
る楽しみをユーザに与え且つ満足させることが可能とな
る。
【0050】第2の実施の形態:図6は本発明に係る写
し込みキャラクタ機能を有するカメラの第2の実施の形
態を示し、レンズシャッタータイプのカメラとして構成
した場合のカメラの概略構成を示す構成図である。な
お、図6は、前記第1の実施の形態におけるカメラと同
様の構成要素については同一の符号を付して説明を省略
し、異なる部分のみを説明する。 (構成)本実施の形態では、前記第1の実施の形態にお
いて、写し込みキャラクタ機能が一眼レフタイプのカメ
ラに搭載されたのに対し、レンズシャッタータイプのカ
メラに前記キャラクタ写し込み機能を搭載したことが異
なる点である。
【0051】つまり、上述した第1の実施の形態では、
被写体1からの光が撮影レンズ2を通ってフォーカシン
グスクリーン11上に結像し、その象を撮影者15が観
察し、撮影時にはミラー5が駆動してフォーカシングス
クリーン11への光路が絶たれた状態になり、フォーカ
ルプレーンシャッター8が駆動して被写体1の像がフィ
ルム10へ露光される、といったタイプであるが、本実
施の形態では、図6に示すように、撮影者15が観察す
る被写体1の像は撮影レンズ2ではなく、ファインダー
対物レンズ18と接眼レンズ14を通った像である、と
いったタイプのものであることが大きく異なる点であ
る。
【0052】また、測光センサー13は、図6に示すよ
うに撮影者15が観察している像ではなく、測光センサ
ー用に導かれた光路によって測光するようになってい
る。
【0053】さらに、レンズシャッター17は、撮影レ
ンズ2内に組み込まれて構成されたもので、通常は閉じ
られており、フィルム10への光路を遮断している。
【0054】撮影者15がレリーズスイッチ36を操作
すると、レンズシャッター17がシャッタ駆動部27の
制御により駆動することにより、被写体1の被写体像が
フィルム10上へ結像して露光される。
【0055】このときの駆動がなされたレンズシャッタ
ー17を含むカメラの動作状態が図7に示されている。
【0056】また、本実施の形態のカメラにおいても、
前記実施の形態と略同様に、例えば撮影には関係のない
文字や絵等のキャラクタを表示し或いは写し込むための
キャラクタ写し込み機能が設けられており、該キャラク
タ写し込み機能を実行するのに必要なブロックして、フ
ィルム計数部44,レリーズ計数部43,記憶部41,
変更部42,写し込みLED19を含む写し込み部2
8,写し込み日時設定部31及び写し込み選択部32等
の回路群が設けられており、さらに最大撮影枚数読み取
り部45が付加されている。最大撮影枚数読み取り部4
5は、図示しないフィルムパトローネのDXコードから
フィルム10の最大撮影可能枚数を読み取り、読み取り
結果をレリーズ計数部43及びカメラ制御部21に出力
する。
【0057】表示部40は、前記第1の実施の形態と同
様にカメラの諸状態を表示するととともに、図9に示す
ようにフィルム10に写し込むキャラクタ306を表示
するものである。
【0058】本実施の形態のレリーズ計数部43は、レ
リーズ回数を計数し、最大撮影枚数読み取り部45の出
力値を3で割った値引く1回計数する毎にその旨を変更
部42及びカメラ制御部21に出力する。さらに、レリ
ーズ計数部43は、フィルム計数部44の出力を受け
て、計数した値を初期化するようになっている。
【0059】前記レリーズ計数部43によるレリーズ回
数の計数例が下記に示す表1に示されている。
【表1】 本実施の形態では、上記表1に示すように、例えば最大
撮影可能枚数が12枚,24枚,36であり、これに応
じて、レリーズ計数部43の出力が、3回,7回,11
回となるように設定されることになる。
【0060】(作用)次に、本実施の形態のカメラにお
ける特徴となるキャラクタの変更動作例及び写し込み動
作例について図8を参照しながら詳細に説明する。 図8は図6のカメラのカメラ制御部21によるキャラク
タ変更動作及び写し込み動作を主に実行するためのフロ
ーチャートである。
【0061】いま、図6に示すカメラの図示しない電源
スイッチをオンし、或いは電池挿入によりカメラの電源
投入を行ったものとする。すると、カメラ制御部21
は、撮影するのに必要にメインルーチンを起動し、該カ
メラを撮影待機状態にさせる。
【0062】このとき、カメラ制御部21は、メインル
ーチン上において、図8に示す処理ルーチンを実行さ
せ、つまり、ステップS201の処理でカメラの待機状
態において、撮影者15がカメラにフィルム10を装填
したことをフィルム計数部44の出力によって認識する
と、続くステップS202の処理にて、図9(a)に示
すように写し込むキャラクタ306を初期化し、続くス
テップS203の処理でレリーズ回数を1に初期化する
ようにレリーズ計数部43を制御した後、続くステップ
S204の処理にて1駒目を撮影可能状態にセットする
ようにフィルム駆動部29を制御し、続くステップS2
05の処理にて図11(a)の表示例に示すようにキャ
ラクタ306を表示部40に表示するように制御する。
【0063】なお、図9は記憶部41に記憶されている
複数のキャラクタ情報に基づくキャラクタ画像の一例を
示し、図9(a)は複数のキャラクタ305の内フィル
ム10に写し込むキャラクタ306を初期設定した状
態、図9(b)は写し込むキャラクタ306を変更した
状態をそれぞれ示し、図10はキャラクタが写し込まれ
た写真の例を示し、図10(a)は最初に撮影されたも
の、図10(b)は次に撮影されたものを示している。
また、図11(a),(b)は表示部40の表示例をそ
れぞれ示している。その後、撮影者15がレリーズスイ
ッチ36を押して撮影すると、カメラ制御部21は、ス
テップS206でこれを認識し、次のステップS207
の処理にてフィルム駆動部29を制御することにより、
フィルム10を1駒巻き上げながらキャラクタ306を
フィルム10に写し込むように、写し込みLED19を
用いて写し込み部28を制御する。なお、説明は省略し
たが、写し込み部28によって写し込む日時も写し込ま
れるようになっている。
【0064】その結果、上記ルーチン処理で撮像された
写真は、図10(a)に示すものとなる。すなわち、通
常の撮像された被写体像及び写し込まれた日時の他に、
例えば写真の左隅には図9(a)に示すキャラクタ30
6が写し込まれたものとなる。
【0065】その後、カメラ制御部21は、処理をステ
ップS208に移行し該判断処理にて、今巻き上げた駒
が最終駒か否かの判定を行い、最終駒であると判断した
場合にはステップS213の処理にてフィルム10を巻
き戻すようにフィルム駆動部29を制御し、巻き戻しが
完了すると、続くステップS214の処理にて撮影者1
5によってフィルム10が取り出されたのを認識して、
処理を再びステップS201に戻し、フィルム装填され
るまで待機状態にさせる。
【0066】一方、前記ステップS208の判断処理
で、最終駒でないものと判断した場合には、カメラ制御
部21は、続くステップS209の処理にてレリーズ回
数をカウントアップするようにレリーズ計数部43を制
御し、続くステップS210の判断処理にて最大撮影枚
数読み取り部45によるフィルム10の最大可能枚数を
読み取り、上記表1にした値を計算してその結果を変数
Xと設定する処理を行う。
【0067】その後、カメラ制御部21は、続くステッ
プS211の処理にてレリーズ計数部43の出力からレ
リーズ回数がXの倍数になったかどうか否かを判定を行
う。ここで、レリーズ回数がXの倍数になっていないと
判断した場合には、カメラ制御部21は処理をステップ
S205に戻して撮影を続行するように制御し、逆にな
っていると判断した場合には、図9(b)に示すように
記憶部31に記憶され写し込まれたキャラクタとは別の
キャラクタ305を写し込むキャラクタ306として変
更するように変更部42を制御した後に、処理を前記ス
テップS205に戻し該処理にて図11(b)の表示例
に示すようにこの変更されたキャラクタ306を表示部
40に表示して、次の撮影に備える。
【0068】次の撮影が実行された場合には、カメラ制
御部21は、この変更したキャラクタ306をフィルム
10に写し込むように、写し込みLED19を用いて写
し込み部28を制御し、以降、上記と同様のルーチン処
理が実行される。
【0069】その結果、上記ルーチン処理で撮像された
写真は、図10(b)に示すものとなる。すなわち、通
常の撮像された被写体像及び写し込まれた日時の他に、
例えば写真の左隅には図9(b)に示すように変更がな
されたキャラクタ306が写し込まれたものとなる。
【0070】したがって、本実施の形態のように記憶部
41に記憶したキャラクタ情報を、例えば図9に示すよ
うに成長過程のあるキャラクタとして蝶の絵(卵、芋
虫、蛹、成虫)といったキャラクタを用いれば、シャッ
タ回数に応じて随時成長過程に応じた順序でキャラクタ
が変更がなされて写し込まれるので、単に撮影された写
真を楽しむだけでなく、成長するキャラクタも同時に鑑
賞することができる。
【0071】(効果)したがって、本実施の形態によれ
ば、一眼レフのカメラにキャラクタ写し込み機能を付加
して構成した場合でも、前記第1の実施の形態と同様の
効果を得ることが可能である。
【0072】第3の実施の形態:図12は本発明に係る
写し込みキャラクタ機能を有するカメラの第3の実施の
形態を示し、デジタルカメラとして構成した場合のカメ
ラの概略構成を示す構成図である。なお、図12は、前
記第1,第2の実施の形態におけるカメラと同様の構成
要素については同一の符号を付して説明を省略し、異な
る部分のみを説明する。
【0073】(構成)本実施の形態では、前記第1及び
第2の実施の形態とは異なり、写し込みキャラクタ機能
を付加したデジタルカメラとして構成したことが異なる
点である。
【0074】つまり、本実施の形態のカメラは、図12
に示すようにフィルム10に代えて被写体像を結像する
撮像素子20,画像取り出し部50,画像記憶部51,
画像処理部52及び画像表示部53等が付加されてデジ
タルカメラとして構成されており、さらに前記第1,第
2の実施の形態と同様にデジタルカメラ内にキャラクタ
写し込み機能を実行するの必要な回路群を設けて構成さ
れている。
【0075】図12において、レリーズ計数手段43
は、レリーズ回数を計算し、1回計数するごとにその旨
を変更部42及びカメラ制御部21に出力する。
【0076】変更部42は、レリーズ計数部43の出力
を受けて、記憶部41が記憶している複数のキャラクタ
305のうち記録するキャラクタ306をランダムに変
更する。
【0077】上記構成のデジタルカメラにおいて、撮影
者15がレリーズスイッチ36を操作すると、レンズシ
ャッター17がシャッタ駆動部27の制御により駆動す
ることにより、被写体1の被写体像が色分解フィルター
19を通ってR(赤),G(青),B(緑)に分解さ
れ、分解されたRGB光は、撮像素子20上で結像され
る。
【0078】このときの駆動がなされたレンズシャッタ
ー17を含むカメラの動作状態が図13に示されてい
る。
【0079】そして、撮像素子20上の被写体像は、該
撮像素子20によって電気信号に変換される。ここで、
画像取り出し部50は、前記撮像素子20によって電気
信号に変換された被写体像を取り出し、画像処理部52
に供給する。
【0080】画像処理部52は、供給された被写体像信
号に対してRGBの各色に分解された色を元に戻すため
の処理を施し、元の色に戻された被写体像信号を画像記
憶部51に与える。また、前記画像処理部52は、さら
に画像のコントラストやカラーバランス、輝度分布等の
情報を分析し、よりよい画像になるように補正処理する
ようになっている。
【0081】画像記憶部51は、前記画像処理部52の
出力と記憶部41から読み出されたキャラクタ306を
記憶する。この画像記憶部51への被写体像信号及びキ
ャラクタ306の書き込み、あるいは読み出しは、カメ
ラ制御部21によって制御されるようになっている。
【0082】また、画像表示部53は、図14に示すよ
うに、画像処理部52により復元した被写体像、又は画
像記憶部51が記憶している画像を表示するとともに、
キャラクタ306を表示するものである。
【0083】(作用)次に、本実施の形態のカメラにお
ける特徴となるキャラクタの変更動作例及び写し込み動
作例について図15を参照しながら詳細に説明する。図
15は図12のカメラのカメラ制御部21によるキャラ
クタ変更動作及び写し込み動作を主に実行するためのフ
ローチャートである。
【0084】いま、図12に示すカメラの図示しない電
源スイッチをオンし、或いは電池挿入によりカメラの電
源投入を行ったものとする。すると、このときの電源投
入直後の記憶部41は、図16(a)に示すように写し
込むキャラクタ306が初期化された状態となってい
る。
【0085】なお、図16は記憶部41に記憶されてい
る複数のキャラクタ情報に基づくキャラクタ画像の一例
を示し、図16(a)は複数のキャラクタ305の内フ
ィルム10に写し込むキャラクタ306を初期設定した
状態、図16(b)は写し込むキャラクタ306をラン
ダムに変更した状態をそれぞれ示している。
【0086】また、カメラの電源投入がなされると、カ
メラ制御部21は、撮影するのに必要にメインルーチン
を起動し、該カメラを撮影待機状態にさせる。
【0087】このとき、カメラ制御部21は、メインル
ーチン上において、図15に示す処理ルーチンを実行さ
せ、つまり、カメラの待機状態において、撮影者15が
レリーズスイッチ36を押して撮影すると、ステップS
301でこれを認識し、次のステップS302の処理に
て画像処理部52からの被写体像と記憶部41から読み
出されたキャラクタ306を記憶する。
【0088】その結果、上記ルーチン処理で撮像された
写真は、図17(a)に示すものとなる。すなわち、通
常の撮像された被写体像及び写し込まれた日時の他に、
例えば写真の左隅には図16(a)に示すキャラクタ3
06が写し込まれたものとなる。
【0089】その後、カメラ制御部21は、処理をステ
ップS303に移行し、該処理にて画像記憶部51の記
憶領域に空きがあるか否かの判定を行い、空きがないも
のと判断した場合にはステップS306の処理にてその
旨を表示部40に表示し、続くステップS307の処理
にて撮影者15が不要な画像を消去、又は画像記憶部5
1を新たな撮像画像に交換するように制御をする。
【0090】一方、前記ステップS303の判断処理
で、空きがあるものと判断した場合には、カメラ制御部
21は、ステップS304の処理にてレリーズ回数をカ
ウントアップするようにレリーズ計数部43を制御し、
続くステップS305の処理にて図16(b)に示すよ
うに撮像画像とともに記憶するキャラクタ306(写し
込まれたキャラクタとは別のキャラクタ)を変更するよ
うに変更部42を制御した後に、処理を前記ステップS
301に戻し、次の撮影に備える。
【0091】次の撮影が実行された場合には、カメラ制
御部21は、この変更したキャラクタ306と画像処理
部52からの被写体像とを画像記憶部51に記憶するよ
うに制御し、以降、上記と同様のルーチン処理が実行さ
れる。
【0092】その結果、上記ルーチン処理で撮像された
写真は、図17(b)に示すものとなる。すなわち、通
常の撮像された被写体像及び写し込まれた日時の他に、
例えば写真の右隅の日付部分の上側には図16(b)に
示すようにランダムに変更がなされたキャラクタ306
が写し込まれたものとなる。
【0093】したがって、本実施の形態のように記憶部
41に記憶したキャラクタ情報として、例えば図16に
示すようなおみくじの文字(大吉、中吉、小吉、吉、
凶、小凶、中凶、大凶)といったキャラクタを用いれ
ば、キャラクタがランダムに変更がなされて写し込まれ
るので、前記第1,又は第2の実施の形態のように成長
過程に基づきキャラクタが写し込まれるものとは別の楽
しみ方を味わえることが可能となる。
【0094】(効果)したがって、本実施の形態によれ
ば、デジタルカメラにキャラクタ写し込み機能を付加し
て構成した場合でも、前記第1の実施の形態と同様の効
果を得ることが可能であり、またキャラクタをランダム
に変更することができるので、また前記第1及び第2の
実施の形態とは別の楽しみを味わえることが可能とな
る。
【0095】なお、本発明は、前記第1乃至第3の実施
の形態に限定されるものではなく、各実施の形態の組み
合わせや応用も本発明の範囲に含まれたものである。
【0096】また、本発明に係る各実施の形態では、前
記第1及び第2の実施の形態にて説明したように撮影に
は関係のない成長過程のあるキャラクタを利用した場合
について説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、例えば撮影内容に関連した複数のキャラクタを
利用して、さらにレリーズの押下の回数に応じて変更さ
れたキャラクタを写し込むように制御しても良い。
【0097】[付記項] (付記項1) 所定の情報を保持する保持手段と、文
字、絵に関する情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手
段に記憶された前記情報に基づいて、文字、絵を表示す
る表示手段と、前記保持手段の出力に応じて、前記表示
手段の表示内容を変更する変更手段と、を具備したこと
を特徴とするキャラクタ写し込み機能を有するカメラ。
【0098】(付記項2) 所定の情報を保持する保持
手段と、文字、絵に関する情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記情報に基づいて、文字、
絵をフィルムに写し込む写し込み手段と、前記保持手段
の出力に応じて、前記写し込み手段の写し込みを変更す
る変更手段と、を具備したことを特徴とするキャラクタ
写し込み機能を有するカメラ。
【0099】(付記項3) 所定の情報を保持する保持
手段と、文字、絵に関する情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記情報に基づいて、文字、
絵を表示する表示手段と、前記記憶手段に記憶された前
記情報に基づいて、文字、絵をフィルムに写し込む写し
込み手段と、前記保持手段の出力に応じて、前記表示手
段の表示内容及び前記写し込み手段の写し込み内容を変
更する変更手段と、を具備したことを特徴とするキャラ
クタ写し込み機能を有するカメラ。
【0100】(付記項4) 前記変更手段は、前記記憶
手段が記憶している文字や絵を連続して変えることを特
徴とする付記項1乃至付記項3のいずれか1つに記載の
キャラクタ写し込み機能を有するカメラ。
【0101】(付記項5) 前記変更手段は、前記記憶
手段が記憶している文字や絵をランダムに変えることを
特徴とする付記項1乃至付記項3のいずれか1つに記載
のキャラクタ写し込み機能を有するカメラ。
【0102】(付記6) 前記保持手段は、少なくとも
二つの第1,第2の出力を出力し、前記変更手段は、前
記第1の出力に応じて前記記憶手段が記憶している文字
や絵を変え、前記第2の出力に応じて前記記憶手段が記
憶している文字や絵を初期状態に戻すことを特徴とする
付記項1乃至付記項3のいずれか1つに記載のキャラク
タ写し込み機能を有するカメラ。
【0103】(付記項7) 前記保持手段は、レリーズ
回数を計数して保持することを特徴とする付記項1乃至
付記項3のいずれか1つに記載のキャラクタ写し込み機
能を有するカメラ。
【0104】(付記項8) 前記保持手段は、レリーズ
回数を計数して保持すると共に、フィルムの撮影可能枚
数を保持することを特徴とする付記項1乃至付記項3の
いずれか1つに記載のキャラクタ写し込み機能を有する
カメラ。 (付記項9) 前記保持手段は、フィルム交換回数を計
数して保持することを特徴とする付記項1乃至付記項3
のいずれか1つに記載のキャラクタ写し込み機能を有す
るカメラ。
【0105】(付記項10) 前記保持手段は、撮影時
の日時を保持することを特徴とする、付記項1乃至付記
項3のいずれか1つに記載のキャラクタ写し込み機能を
有するカメラ。
【0106】(付記項11) レリーズ回数を計数する
レリーズ計数手段と、文字や絵などをフィルムに写し込
む写し込み手段と、を有するカメラにおいて、前記写し
込み手段が前記レリーズ計数手段の出力に応じて変化す
る文字や絵を写し込み、前記文字や絵は所定回数のレリ
ーズで初期状態に戻ることを特徴とするキャラクタ写し
込み機能を有するカメラ。
【0107】(付記項12) レリーズ回数を計数する
レリーズ計数手段と、フィルム交換回数を計数するフィ
ルム計数手段と、文字や絵などをフィルムに写し込む写
し込み手段と、を有するカメラにおいて、前記写し込み
手段が前記レリーズ計数手段の出力に応じて変化する文
字や絵を写し込み、前記文字や絵はフィルムを所定回数
交換すると初期状態に戻ることを特徴とするキャラクタ
写し込み機能を有するカメラ。
【0108】(付記項13) レリーズ回数を計数する
レリーズ計数手段と、フィルム交換回数を計数するフィ
ルム計数手段と、文字や絵などをフィルムに写し込む写
し込み手段と、を有するカメラにおいて、前記写し込み
手段が前記フィルム計数手段の出力に応じて変化する文
字や絵を写し込み、前記文字や絵は所定回数のレリーズ
で初期状態に戻ることを特徴とするキャラクタ写し込み
機能を有するカメラ。
【0109】(付記項14) フィルム交換回数を計数
するフィルム計数手段と、 文字や絵などをフィルムに写し込む写し込み手段と、を
有するカメラにおいて、前記写し込み手段が前記フィル
ム計数手段の出力に応じて変化する文字や絵を写し込
み、前記文字や絵はフィルムを所定回数交換すると初期
状態に戻ることを特徴とするキャラクタ写し込み機能を
有するカメラ。
【0110】
【発明の効果】以上、述べたように本発明によれば、撮
影には関係のない文字や絵等のキャラクタを表示し或い
は写し込むキャラクタ写し込み機能を付加した構成とす
ることで、従来には無い遊び感覚を取り入れてより一層
撮影する楽しみをユーザに与え且つ満足させることので
きるキャラクタ写し込み機能を有するカメラの実現が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャラクタ写し込み機能を有するカメ
ラの第1の実施の形態を示し、一眼レフタイプのカメラ
として構成した場合の概略構成を示す構成図。
【図2】駆動中のミラー及びフォーカルプレーンシャッ
ターを含むカメラの動作状態を示す構成図。
【図3】図1のカメラのカメラ制御部21によるキャラ
クタ変更動作及び写し込み動作を主に実行するためのフ
ローチャート。
【図4】図1の記憶部に記憶されている複数のキャラク
タ情報に基づくキャラクタ画像の一例を示す図。
【図5】本実施の形態のカメラによってキャラクタが写
し込まれた写真の一例を示す図。
【図6】本発明のキャラクタ写し込み機能を有するカメ
ラの第2の実施の形態を示し、レンズシャッタータイプ
のカメラとして構成した場合の概略構成を示す構成図。
【図7】駆動中のレンズシャッターを含むカメラの動作
状態を示す構成図。
【図8】図6のカメラのカメラ制御部21によるキャラ
クタ変更動作及び写し込み動作を主に実行するためのフ
ローチャート。
【図9】図6の記憶部に記憶されている複数のキャラク
タ情報に基づくキャラクタ画像の一例を示す図。
【図10】本実施の形態のカメラによってキャラクタが
写し込まれた写真の一例を示す図。
【図11】図6の表示部40の表示例を示す図。
【図12】本発明のキャラクタ写し込み機能を有するカ
メラの第3の実施の形態を示し、デジタルカメラとして
構成した場合の概略構成を示す構成図。
【図13】駆動中のレンズシャッターを含むカメラの動
作状態を示す構成図。
【図14】図12の画像表示部における表示例を示す
図。
【図15】図12のカメラのカメラ制御部21によるキ
ャラクタ変更動作及び写し込み動作を主に実行するため
のフローチャート。
【図16】図12の記憶部に記憶されている複数のキャ
ラクタ情報に基づくキャラクタ画像の一例を示す図。
【図17】本実施の形態のカメラによってキャラクタが
写し込まれた写真の一例を示す図。
【符号の説明】
1…被写体、 2…撮影レンズ、 3…絞り、 4…ズームレンズ、 5…ミラー、 6…測距センサー、 7…測距ミラー、 8…フォーカルプレーンシャッター、 9…写し込みLED、 10…フィルム、 11…フォーカシングスクリーン、 12…ペンタプリズム、 13…測光センサー、 14…接眼レンズ、 15…撮影者、 16…キセノン管、 17…レンズシャッター、 18…ファインダー対物レンズ、 19…色分解フィルター、 20…撮像素子、 21…カメラ制御部、 22…レンズ駆動部、 23…絞り駆動部、 24…ズーム駆動部、 25…ミラー駆動部、 26…測距部、 27…シャッター駆動部、 28…写し込み部、 29…フィルム駆動部、 30…フィルム感度設定部、 31…写し込み日時設定部、 32…写し込み選択部、 33…シャッタースピード選択部、 34…絞り選択部、 35…ズームスイッチ、 36…レリーズスイッチ、 37…測光部、 38…ストロボ充電部、 39…ストロボ発光部、 40…表示部、 41…記憶部、 42…変更部、 43…レリーズ計数部、 44…フィルム計数部、 45…最大撮影枚数読み取り部、 50…画像取り出し部、 51…画像記憶部、 52…画像処理部、 53…画像表示部。 代理人 弁理士 伊 藤 進

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の情報を保持する保持手段と、 文字、絵に関する情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記情報に基づいて、文字、
    絵を表示する表示手段と、 前記保持手段の出力に応じて前記表示手段の表示内容を
    変更する変更手段と、 を具備したことを特徴とするキャラクタ写し込み機能を
    有するカメラ。
  2. 【請求項2】 所定の情報を保持する保持手段と、 文字、絵に関する情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記情報に基づいて文字、絵
    をフィルムに写し込む写し込み手段と、 前記保持手段の出力に応じて前記写し込み手段の写し込
    みを変更する変更手段と、 を具備したことを特徴とするキャラクタ写し込み機能を
    有するカメラ。
  3. 【請求項3】 所定の情報を保持する保持手段と、 文字、絵に関する情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記情報に基づいて文字、絵
    を表示する表示手段と、 前記記憶手段に記憶された前記情報に基づいて文字、絵
    をフィルムに写し込む写し込み手段と、 前記保持手段の出力に応じて前記表示手段の表示内容及
    び前記写し込み手段の写し込み内容を変更する変更手段
    と、 を具備したことを特徴とするキャラクタ写し込み機能を
    有するカメラ。
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