JP3013525B2 - カメラのモーター制御装置 - Google Patents

カメラのモーター制御装置

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JP3013525B2
JP3013525B2 JP19531491A JP19531491A JP3013525B2 JP 3013525 B2 JP3013525 B2 JP 3013525B2 JP 19531491 A JP19531491 A JP 19531491A JP 19531491 A JP19531491 A JP 19531491A JP 3013525 B2 JP3013525 B2 JP 3013525B2
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motors
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信彦 照井
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Nikon Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラに装備される複数
個のモーターの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動焦点制御装置内蔵の一眼レフ
カメラでは、レリーズ時に予測駆動を行うためにフォー
カシングモーターをシャッターが開く直前まで駆動し、
更にミラーアップを行うためにミラーアップ用のモータ
ーを駆動していた。またカメラの電源としては通常電池
が使用される。このときに手ブレの補正のためのモータ
ーを駆動しようとすると、電源が電池であり供給能力に
限りがある事から上記の機能を同時に働かせる事は不可
能であった。従ってこれを解決するために、手ブレ補正
のためのモーターの駆動用電源として電池を別設してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】カメラに新たな機能が
追加されるのに伴って新たに電池を追加することは使用
者にとって負担となるばかりでなく、カメラの重量の増
加となり、また、電池の消耗量が使用の用途により異な
るため電池のメインテナンスが煩わしいこととなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では複数の
駆動手段(5、6、7、8)の駆動源として複数個のモ
ーター(5、6、7、8)を有するカメラに、前記モー
ターへ給電と非給電を交互に行なう給電手段(10、2
0、30、40)と、前記複数個のモーターを同時に動
作させるとともに、該複数個のモーターのそれぞれが
記非給電時も前記駆動手段が継続して動作するように、
前記給電手段の前記モーターへの断続給電の周期及び該
周期内の前記給電の期間と前記非給電の期間との割合を
設定し、2個以上あるいは全ての前記モーターが、同時
に給電されることを禁止する制御手段(1)とを備え
た。
【0005】また前記制御手段は、前記給電手段の前記
モーターへの断続給電の前記設定周期を変化させるとと
もに該周期内の前記給電の期間と前記非給電の期間との
前記設定割合を変化させるように構成した。
【0006】
【作用】そこで本発明では電源を別設することなく、複
数のモーターの駆動系の時定数よりも短い周期で給電と
非給電を交互に行ない継続して動作するように順次駆動
し、モーターへの給電を同時に行わないことで電池の負
担を軽減して、個々のモーターを停止させること無しに
前記モーターを使用する複数の機能、例えば実施例では
フォーカシングモーター、ミラーアップモーター、手ブ
レ補正モーターを使用する機能を同時に実行するように
した。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明のカメラの構成図である。本実施例
は、ワンチップマイクロコンピュータ(以下MCUと略
称する)1と、焦点検出装置3、手ブレ等の撮影画面の
ブレを検出する手ブレ検出装置4、カメラのミラーのア
ップダウンを行なうためのモーターを含むミラー駆動装
置5と、撮影レンズ内のフォーカシングレンズを駆動す
るためのモーターを含むフォーカシング装置6と、ブレ
補正のために撮影レンズの光軸と直交面の図面上下方向
であるY軸方向に撮影レンズ内のブレ補正レンズを駆動
するためのY軸ブレ補正駆動装置8とで構成されてい
る。なお撮影レンズの光軸及びY軸と直交するX軸方向
に撮影レンズ内のブレ補正レンズを駆動するために、X
軸上にブレ補正駆動装置8と同様のX軸ブレ補正駆動装
置7が存在する。
【0008】図2は本発明のブロック図である。MCU
1に、撮影者がレリーズボタンを押したことをMCU1
へ伝達するレリーズ信号発生装置2と、焦点検出装置3
と、手ブレ検出装置4とが接続され、さらにミラー駆動
装置5、フォーカシング装置6、X軸ブレ補正駆動装置
7、Y軸ブレ補正駆動装置8が、詳細は後述する第1〜
第4パルス幅変調装置(以下PWMと略称する)10〜
40を介して接続されている。
【0009】PWMとはパルスの幅を変調させることで
あり、ここで使用されるPWM装置は、MCU1から周
期とデューティが与えられると、与えられた周期とデュ
ーティに従って各駆動装置5〜8に駆動信号を出力す
る。例えば、MCU1が第1PWM10に周期1ms、
デューティ20%という値を与えたとき、第1PWM1
0は、0.2ms間はミラー駆動装置5に駆動信号を与
え、残り0.8ms間はブレーキ信号を与える。その後
MCU1から何の指令もなければ再び0.2ms間の駆
動信号を与え、0.8ms間のブレーキ信号を与えてこ
れを繰り返す。このことはミラー駆動用モーターからみ
ると、カメラ用のモーターの場合、モーターの慣性質量
を含めた駆動系の時定数は通常10数msであるから、
時定数に比べて短い時間間隔で駆動とブレーキが繰り返
し行われることとなり、モーターは停止することなく、
モーターはフル駆動時に比べて20%のスピードで動く
こととなる。また第2PWM20〜第4PWM40も同
様で、それぞれの駆動装置をそれぞれのデューティ設定
値のスピードで駆動させる。
【0010】図3は各PWMが駆動信号を出力するタイ
ミングを示したタイミングチャートである。本発明では
第1PWM10が駆動信号を出力し終えたときに、第2
PWM20の駆動信号を出力させるトリガー信号を出力
し、また同様に第2PWM20の駆動信号が出力し終え
たときに第3PWM30の駆動信号を出力し、第3PW
M30のあと第4PWM40と順次駆動信号が出力され
るように構成されている。またいずれかのPWMでデュ
ーティを0%にセットしたときには、セットされたPW
Mは駆動信号を出さずに直ちに次のPWMで駆動信号を
出力させるためのトリガー信号を出力する。
【0011】図4にMCU1の動作のフローチャートを
示す。図4に従って本発明を説明する。まずステップ#
1では、第1PWM10〜第4PWM40の周期を駆動
系の時定数よりも短い値の1msとし、また全てのPW
Mのデューティを0%として全てのモーターの駆動を行
わないようにする。
【0012】ステップ#2では、焦点検出を焦点検出装
置3で行ないその結果から第2PWM20のデューティ
をセットしてフォーカシング装置6の駆動を開始する。
ステップ#3では、レリーズ信号発生装置2からの信号
でレリーズを行うか否かの判断をし、レリーズを行うの
ならばステップ#4へ進み、行わなければステップ#2
へ戻る。
【0013】ステップ#4では、ミラーアップを行うた
めに第1PWM10のデューティをセットし、次にブレ
検出装置からの出力に応じて第3PWM30、第4PW
M40のデューティをそれぞれセットする。このとき第
1PWM10〜第4PWM40のデューティの合計が1
00%とならないようにセットする。合計が100%を
超えるようであれば優先度の高いものを優先してデュー
ティを決定する。ここではミラーアップ機能、次に焦点
調節であり、ブレ補正は露光中に補正できれば良いか
ら、100%から前2者のデューティの合計値を引いた
残りの値でデューティを設定する。
【0014】ステップ#5では、フォーカシングが完了
しているか否かを判断し、完了していればステップ#6
へ進み、完了していなければステップ#7へ進む。ステ
ップ#6では、フォーカシングモーターは駆動不要とな
るので、第2PWM20のデューティを0として駆動を
停止し、ステップ#8へ進む。ステップ#7では、フォ
ーカシングが完了していないので、第2PWM20を再
セットする。
【0015】ステップ#8では、ブレ補正(第3PWM
30、第4PWM40)のデューティを前記のステップ
#4と同様にしてセットする。ステップ#9では、ミラ
ーアップが完了したか否かを判断し、未完であればステ
ップ#5に戻ってステップ#5〜9を繰り返し行ない、
完了していればステップ#10へ進む。
【0016】ステップ#10では、第1PWM10のデ
ューティを0としてミラーアップの駆動を停止する。ス
テップ#11で、フォーカシングが完了しているかを判
断して、完了していればステップ#12へ進み、未完で
あればステップ#7に戻り再び第2PWM20〜第4P
WM40のデューティをセットする。このときのステッ
プ#7では、レリーズ後から時間が経過しており露出開
始が間近となっているのでブレ補正の駆動を優先して第
3PWM30、第4PWM40のデューティを決定す
る。
【0017】フォーカシング完了で進んだステップ#1
2では、フォーカシングモーターは不要となるので第2
PWM20のデューティを0とするとともに第3PWM
30、第4PWM40のデューティをセットする。この
とき第1PWM10、第2PWM20のデューティは0
であるから第3PWM30、第4PWM40のセットで
きるデューティは合計で0〜100%まで可能となる。
【0018】ステップ#13では、シャッターをスター
トさせて露出を開始する。ここではブレ検出装置4の出
力に応じて、ブレ補正がフル駆動で可能である。ステッ
プ#14で、露出終了となったか否かを判断して、終了
していなければステップ#15へ進み、終了していれば
ステップ#16へ進む。ステップ#15では、ブレ検出
装置4の出力に応じて第3PWM30、第4PWM40
を再セットしてブレ補正を引き続き行なう。
【0019】ステップ#16で本フローチャートは終了
する。上記の実施例では、モーターの駆動は常に一個の
みであったが、電池に余裕があるか、あるいは負担が軽
ければ従来のカメラと同様にミラーアップとフォーカシ
ングモーターとを同時に動かし、その合計デューティを
100%から差し引いた、残りのデューティを使って、
ブレ補正モーターのX、Y軸用モーターの二個を同時に
動かしてもよい。
【0020】なお、本発明は一眼レフカメラに限定する
ものではなく、レンズシャッターカメラに用いてもよ
い。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明のモーター制御装置
は、複数の駆動手段の駆動源として複数個のモーターを
有するカメラに、前記モーターへ給電と非給電を交互に
行なう給電手段と、前記複数個のモーターを同時に動作
させるとともに、該複数個のモーターのそれぞれが前記
非給電時も前記駆動手段が継続して動作するように、前
記給電手段の前記モーターへの断続給電の周期を設定す
るとともに該周期内の前記給電の期間と前記非給電の期
間との割合を設定し、2個以上あるいは全ての前記モー
ターが、同時に給電されることを禁止する制御手段とを
備えた構成とした。このような構成としたことで、電池
の負担を軽減し、電池を別設することなく、個々のモー
ターを停止させること無しに前記各モーターを使用する
複数の機能を同時に実行可能とした。例えば実施例では
フォーカシングモーターを使用するフォーカシング、ミ
ラーアップモーターを使用するミラーアップ、手ブレ補
正モーターを使用する手ブレ補正の3種類の機能を同時
に実行できる。
【0022】また前記給電手段の前記モーターへの断続
給電の前記設定周期を変化させるとともに該周期内の前
記給電の期間と前記非給電の期間との前記設定割合を変
化させることで、複数の駆動手段に優先度を付けること
が可能となり断続給電による駆動の駆動速度の低下によ
る弊害が防げる。また本実施例では前記3種類のモータ
ーについて開示したが、本発明はこれに限るものではな
く他のモーターについても適応できることはいうまでも
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】本発明の一実施例のブロック図である。
【図3】本発明の一実施例のタイミングチャート図であ
る。
【図4】MCU1の動作のフローチャート図である。
【主要部分の符号の説明】
1・・・ マイクロコンピュータ 5・・・ ミラー駆動装置 6・・・ フォーカシング装置 7・・・ X軸ブレ補正駆動装置 8・・・ Y軸ブレ補正駆動装置 10・・・ 第1PWM 20・・・ 第2PWM 30・・・ 第3PWM 40・・・ 第4PWM
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 17/02 G02B 7/08 G03B 5/00 G03B 17/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の駆動手段と、 前記駆動手段の駆動源として複数個のモーターを有し、 前記モーターへ給電と非給電を交互に行なうことで断続
    給電を行なう給電手段と、前記複数個のモーターを同時に動作させるとともに、該
    複数個のモーターのそれぞれが 前記非給電時も前記駆動
    手段が継続して動作するように、前記給電手段の前記モ
    ーターへの断続給電の周期を設定するとともに該周期内
    の前記給電の期間と前記非給電の期間との割合を設定
    し、2個以上の前記モーターが、同時に給電されること
    を禁止する制御手段と、 を備えることを特徴とするカメラのモーター制御装置。
  2. 【請求項2】 複数の駆動手段と、 前記駆動手段の駆動源として複数個のモーターを有し、 前記モーターへ給電と非給電を交互に行なうことで断続
    給電を行なう給電手段と、前記複数個のモーターを同時に動作させるとともに、該
    複数個のモーターのそれぞれが 前記非給電時も前記駆動
    手段が継続して動作するように、前記給電手段の前記モ
    ーターへの断続給電の周期を設定するとともに該周期内
    の前記給電の期間と前記非給電の期間との割合を設定
    し、全ての前記モーターが、同時に給電されることを禁
    止する制御手段と、 を備えることを特徴とするカメラのモーター制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記給電手段の前記モ
    ーターへの断続給電の周期を変化させるとともに該周期
    内の前記給電の期間と前記非給電の期間との前記設定割
    合を変化させることを特徴とする請求項1または2に記
    載のカメラのモーター制御装置。
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