JPS61148051A - 積層シ−トの製造方法 - Google Patents
積層シ−トの製造方法Info
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- JPS61148051A JPS61148051A JP59269625A JP26962584A JPS61148051A JP S61148051 A JPS61148051 A JP S61148051A JP 59269625 A JP59269625 A JP 59269625A JP 26962584 A JP26962584 A JP 26962584A JP S61148051 A JPS61148051 A JP S61148051A
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- Japan
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- base fabric
- fibers
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は積層シートの製造方法に関するものである。更
に詳しく述べるならば、本発明は、繊維性基布の少くと
も1表面に重合体被膜が強固忙結着されていて、強烈な
ハタメキや振動など釦よって、重合体被膜が剥離するこ
とのない積層シートを製造する方法に関するものである
。
に詳しく述べるならば、本発明は、繊維性基布の少くと
も1表面に重合体被膜が強固忙結着されていて、強烈な
ハタメキや振動など釦よって、重合体被膜が剥離するこ
とのない積層シートを製造する方法に関するものである
。
従来の技術
繊維性基布の片面又は両面に重合体の被膜を形成して得
られる積層シート、例えば不通気性防水シートは、従来
から、トラック幌や、野積品覆い用シートなどの用途に
広く用いられている。
られる積層シート、例えば不通気性防水シートは、従来
から、トラック幌や、野積品覆い用シートなどの用途に
広く用いられている。
従来は、上記のような積層シートの基布としては紡績糸
布帛が広く用いられてきた。このような布帛はビニロン
、ポリデミド、−リプロピレン。
布帛が広く用いられてきた。このような布帛はビニロン
、ポリデミド、−リプロピレン。
およびIリエステル短繊維などの紡績糸から作られたも
のが一般である。このような紡績糸布帛は、その表面に
無数の毛羽な有し、この布帛の表面忙重合体被膜を形成
すると、布帛上の毛羽が投錨効果を発揮して、布帛表面
と1合体被膜との間の結着が極めて強固になるという利
点があった。
のが一般である。このような紡績糸布帛は、その表面に
無数の毛羽な有し、この布帛の表面忙重合体被膜を形成
すると、布帛上の毛羽が投錨効果を発揮して、布帛表面
と1合体被膜との間の結着が極めて強固になるという利
点があった。
しかしながら、紡績糸布帛は、その繊維本来の強度を十
分に活用しているとけ云えず、従って、積層シートが、
極めて高い機械的強度を要求されるときは、必然的に基
布に使用される糸条は太く、布帛の目付および厚さを大
きくせざるを得なかった。このことは、得られる積層シ
ートが厚く1重く、従って取扱いが困難で、しかも、高
価なものになるという不利を生じていた。
分に活用しているとけ云えず、従って、積層シートが、
極めて高い機械的強度を要求されるときは、必然的に基
布に使用される糸条は太く、布帛の目付および厚さを大
きくせざるを得なかった。このことは、得られる積層シ
ートが厚く1重く、従って取扱いが困難で、しかも、高
価なものになるという不利を生じていた。
上記のような紡績糸布帛の使用忙由来する欠点を解消す
るために、繊維強度の利用効率の高いフィラメント糸条
からなる布帛が使用されるよう忙なった。
るために、繊維強度の利用効率の高いフィラメント糸条
からなる布帛が使用されるよう忙なった。
しかし、フィラメント糸条布帛には、毛羽がなく、この
ため、その重合体破膜との接着強度は。
ため、その重合体破膜との接着強度は。
紡績糸布帛のそれ忙くらべて低いという欠点がある。こ
の欠点忙よって、フィラメント糸条布帛を基布とする従
来の積層シートハ、強い風圧によりハタメキや振動を受
ける用途、例えば、トラック用幌など忙は利用できなか
った。
の欠点忙よって、フィラメント糸条布帛を基布とする従
来の積層シートハ、強い風圧によりハタメキや振動を受
ける用途、例えば、トラック用幌など忙は利用できなか
った。
上述のようなフィラメント糸条基布を用いる積層シート
の問題点を解決するために、布帛組織においてフィラメ
ント糸条の間に間隙を設け、このような粗目布帛の両面
に重合体被膜を形成し、両被膜が、布帛の間隙を通して
直接接着するようにすることが試みられた。この方法は
、たしかに重合体被膜の剥離を防止するのに有効なもの
であったが、基布が粗目であるため、その強力が低いと
いう欠点があった。
の問題点を解決するために、布帛組織においてフィラメ
ント糸条の間に間隙を設け、このような粗目布帛の両面
に重合体被膜を形成し、両被膜が、布帛の間隙を通して
直接接着するようにすることが試みられた。この方法は
、たしかに重合体被膜の剥離を防止するのに有効なもの
であったが、基布が粗目であるため、その強力が低いと
いう欠点があった。
そこで、フィラメント糸条基布を用いる積層シートの上
述の問題点を解決するために、基布と重合体被膜の間に
強力な接着剤、例えばインシアネート系接着剤を塗布す
ること、或は、1合体被膜形成材料中4CW着剤を含有
させること、或は基布内フィラメント中に接着剤を含有
させることなどが試みられた。しかし、十分満足できる
ような結果は未だ得られていない。
述の問題点を解決するために、基布と重合体被膜の間に
強力な接着剤、例えばインシアネート系接着剤を塗布す
ること、或は、1合体被膜形成材料中4CW着剤を含有
させること、或は基布内フィラメント中に接着剤を含有
させることなどが試みられた。しかし、十分満足できる
ような結果は未だ得られていない。
発明が解決しようとする問題点
本発明は、高強度を有し、しかも重合体被膜と、基布と
の接着強度がすぐれていて、苛酷な条件下で振動やハタ
メキを受けても、これらが剥離することのない積層シー
トを製造する方法を提供するものである。
の接着強度がすぐれていて、苛酷な条件下で振動やハタ
メキを受けても、これらが剥離することのない積層シー
トを製造する方法を提供するものである。
本発明の積層シート製造方法は、繊維性基布の少くとも
1面に低温プラズマ処理を施し、この低温プラズマ処理
された基布表面圧、重合体被膜を形成することを特徴と
するものである。
1面に低温プラズマ処理を施し、この低温プラズマ処理
された基布表面圧、重合体被膜を形成することを特徴と
するものである。
本発明に有用な繊維性基布は、天然有機繊維。
無機繊維1例えば、ガラス繊維、アスベスト繊維。
など、再生繊維1例えば、ビスコースレーヨン。
キエデラ、など、半合成繊維1例えば、ジーおよびトリ
ーアセテート繊維など、及び合成繊維1例えば、ナイロ
ン6、ナイロン66、ポリエステル(/リエチレンテレ
フタレーh等)11M、芳香族ポリアミド繊維、アクリ
ル繊維、/す塩化ビニル繊維、ポリオレフィン繊維およ
び水に不溶化又は離溶化されたIリビニルアルコール繊
維など、から選ばれた少くとも1mからなるものである
。基布中の繊維は短繊維紡績糸条、フィラメント(長繊
維)糸条、スプリヅトヤーン、テープヤーンなどのいず
れの形状のものでもよく、また基布は織物9編物又は不
織布或いはこれらの複合布のいずれであってもよい。一
般には、□本発明に係る積層゛シート釦用いられる繊維
は、ビニoン繊維、ポリアミド繊維、(脂肪族および芳
香族/9アミド繊維を包含する)、ポリエステル繊維お
よびガラス繊維であるのが好ましく、ストレスに対する
伸びが少いことを考慮すればこの繊維は長繊維(フィラ
メント)の形状のものが好ましく、且つ平織布を形成し
ていることが好ましいけれども、編織組織やその形紗に
ついては特に限定されるものではない。
ーアセテート繊維など、及び合成繊維1例えば、ナイロ
ン6、ナイロン66、ポリエステル(/リエチレンテレ
フタレーh等)11M、芳香族ポリアミド繊維、アクリ
ル繊維、/す塩化ビニル繊維、ポリオレフィン繊維およ
び水に不溶化又は離溶化されたIリビニルアルコール繊
維など、から選ばれた少くとも1mからなるものである
。基布中の繊維は短繊維紡績糸条、フィラメント(長繊
維)糸条、スプリヅトヤーン、テープヤーンなどのいず
れの形状のものでもよく、また基布は織物9編物又は不
織布或いはこれらの複合布のいずれであってもよい。一
般には、□本発明に係る積層゛シート釦用いられる繊維
は、ビニoン繊維、ポリアミド繊維、(脂肪族および芳
香族/9アミド繊維を包含する)、ポリエステル繊維お
よびガラス繊維であるのが好ましく、ストレスに対する
伸びが少いことを考慮すればこの繊維は長繊維(フィラ
メント)の形状のものが好ましく、且つ平織布を形成し
ていることが好ましいけれども、編織組織やその形紗に
ついては特に限定されるものではない。
上記のような各種布帛のなかでも、フィラメント糸条か
らなる繊維性基布け、得られる積層シートの機械的強度
を高いレベルに維持するため忙特に有用である。このよ
うなフィラメント糸条布帛としては、合成繊維の親会単
繊維繊度が30デニール以下のフィラメント糸条からな
るものが、良好な接着強度を得るために好ましい。フィ
ラメントの繊度は0.05〜30デニールの範囲内にあ
ることがよシ好ましく、1〜15デニールの範囲内にあ
ることがより一層好ましい。また、ガラス繊維糸条布帛
が用いられるときは、その単繊維直径が、1〜10ミク
ロンの範囲内にあることが、良好な接着強度を得るーた
めに好ましい。
らなる繊維性基布け、得られる積層シートの機械的強度
を高いレベルに維持するため忙特に有用である。このよ
うなフィラメント糸条布帛としては、合成繊維の親会単
繊維繊度が30デニール以下のフィラメント糸条からな
るものが、良好な接着強度を得るために好ましい。フィ
ラメントの繊度は0.05〜30デニールの範囲内にあ
ることがよシ好ましく、1〜15デニールの範囲内にあ
ることがより一層好ましい。また、ガラス繊維糸条布帛
が用いられるときは、その単繊維直径が、1〜10ミク
ロンの範囲内にあることが、良好な接着強度を得るーた
めに好ましい。
一般に基布としては、50〜100OP/m”の目付を
有することが好ましく、100〜8001/m2の目付
を有することがよシ好ましく、或は、30ky/3cI
n以上、例えば60〜600kP/36Flの開帳強度
を有する布帛が用いられることが好ましい。
有することが好ましく、100〜8001/m2の目付
を有することがよシ好ましく、或は、30ky/3cI
n以上、例えば60〜600kP/36Flの開帳強度
を有する布帛が用いられることが好ましい。
本発明方法において、繊維性基布は、織布1編布又は不
織布の生機のまま、又は必要忙応じ、糊抜、精練、染色
、ヒートセット、又はその他の所要前処理が施された後
、その片面、又は両面忙低温プラズマ処理が施される。
織布の生機のまま、又は必要忙応じ、糊抜、精練、染色
、ヒートセット、又はその他の所要前処理が施された後
、その片面、又は両面忙低温プラズマ処理が施される。
本発明方法における低温プラズマ処理は、好ましくは、
0.01〜10 Torrの圧力下忙おいて、プラズマ
重合性を有しないガスの低温プラズマに線維性基布を曝
すことKよシ実施される。デラズ・マ発生条件としては
、例えば、電極間に13.56MHz 、10〜500
Wの電力を印加すればよく、放電は有極かl電、無極放
電のいずれによっても十分な結果が得られる。プラズマ
処理時間は印加電圧によっても相違するが、一般には数
秒から数十分とすることで十分である。
0.01〜10 Torrの圧力下忙おいて、プラズマ
重合性を有しないガスの低温プラズマに線維性基布を曝
すことKよシ実施される。デラズ・マ発生条件としては
、例えば、電極間に13.56MHz 、10〜500
Wの電力を印加すればよく、放電は有極かl電、無極放
電のいずれによっても十分な結果が得られる。プラズマ
処理時間は印加電圧によっても相違するが、一般には数
秒から数十分とすることで十分である。
ナオ、低温プラズマ処理には、上記方法以外忙も種々あ
シ、例えば、放電周波数帯としては低周波、マイクロ波
、直流などを用いることができ、プラズマ発生様式もグ
ロー放電のitかコロナ放電、火花放電、無声放電など
を選ぶことができる。また、電極も外部it極のtlか
、内部電極、コイル型など容量結合、訪導結合のいずれ
でもよい。しかし、どのような方法をとっても、放電熱
忙よ多材料表面が変質されないように注意を要する。
シ、例えば、放電周波数帯としては低周波、マイクロ波
、直流などを用いることができ、プラズマ発生様式もグ
ロー放電のitかコロナ放電、火花放電、無声放電など
を選ぶことができる。また、電極も外部it極のtlか
、内部電極、コイル型など容量結合、訪導結合のいずれ
でもよい。しかし、どのような方法をとっても、放電熱
忙よ多材料表面が変質されないように注意を要する。
プラズマ重合性を有しないガスとしては、ヘリタム、ネ
オン、アルコ9ン、窒素、亜酸化窒素、二酸化金素、酸
素、空気、一酸化炭素、二酸化炭素。
オン、アルコ9ン、窒素、亜酸化窒素、二酸化金素、酸
素、空気、一酸化炭素、二酸化炭素。
水素、塩素、並びに塩化水素、シアン化臭素、臭化すず
なとのハc2rン化物、および硫黄、亜硫酸ガス、硫化
水素などの硫化物などがアシ、これらのガス社単独また
は混合して使用することができる。
なとのハc2rン化物、および硫黄、亜硫酸ガス、硫化
水素などの硫化物などがアシ、これらのガス社単独また
は混合して使用することができる。
本発明方法においては、低温プラズマ処理により、基布
表面層のみが改質されて、重合体被膜との接着性が格段
に改善されるが、基布の他の特性。
表面層のみが改質されて、重合体被膜との接着性が格段
に改善されるが、基布の他の特性。
特に機械的強度を損うことはない。
このよう忙処理された基布け、次いで、その片面又は両
表面に対する高分子重合体の被膜被aK付される。高分
子重合体としては、合成樹脂9合成ゴムまたは天然ゴム
が使、用され、好ましい合成樹脂としては、例えば、チ
リ塩化ビニル(pvc)。
表面に対する高分子重合体の被膜被aK付される。高分
子重合体としては、合成樹脂9合成ゴムまたは天然ゴム
が使、用され、好ましい合成樹脂としては、例えば、チ
リ塩化ビニル(pvc)。
ポリウレタン、エチレン−酢酸ビニルSX合体。
?リアクリロニトリル、ポリエステル、ポリアミド、フ
ッ素系樹脂及びシリコーン系樹脂やその他公知の材料を
用いることができる。また、好ましい合tcfムの例と
しては、スチレンーブタジエンゴム(SBR) 、クロ
ルスルホン化ポリエチレンがム、ポリクレタンがム、ブ
チルゴム、インプレンゴム、シリコーン系ゴム及びフッ
素系ゴムやその他公知の材料がある。特に、ぼり塩化ビ
ニル、フッ素系及びシリコーン系ゴム及び樹脂、運びに
アクリル系松脂は本発明に好ましい重合体である。
ッ素系樹脂及びシリコーン系樹脂やその他公知の材料を
用いることができる。また、好ましい合tcfムの例と
しては、スチレンーブタジエンゴム(SBR) 、クロ
ルスルホン化ポリエチレンがム、ポリクレタンがム、ブ
チルゴム、インプレンゴム、シリコーン系ゴム及びフッ
素系ゴムやその他公知の材料がある。特に、ぼり塩化ビ
ニル、フッ素系及びシリコーン系ゴム及び樹脂、運びに
アクリル系松脂は本発明に好ましい重合体である。
これらの重合体は、本発明の目的を阻害しない限シ、可
塑性9着色剤、各種安定剤、難燃剤などを含んでいても
よい。
塑性9着色剤、各種安定剤、難燃剤などを含んでいても
よい。
特に、繊維性基布と重合体の接着性を強固ならしめるた
めKは、繊維性基布と重合体の界面に接着性物質を介在
させるのが更に好ましい。有用な接着性物質について例
示すれば、メラミン系接着剤、フェノール系接着剤、工
?キシ系接着剤、ポリエステル系接着剤、/リエチレン
イミン系接着剤、ポリイソシアネート系接着剤、ポリウ
レタン系接着剤、アクリル系接着剤、4リアミド系接着
剤、及び酢ビー塩ビ系接着剤、酢ビ−エチレン系接着剤
等の共重合体接着剤等を挙げることができるが、これら
忙限定されることなく、公知の接着剤を任意に選択して
使用することができる。接着性物質は、重合体中忙混合
して使用してもよく、また界面に塗布して使用してもよ
い。
めKは、繊維性基布と重合体の界面に接着性物質を介在
させるのが更に好ましい。有用な接着性物質について例
示すれば、メラミン系接着剤、フェノール系接着剤、工
?キシ系接着剤、ポリエステル系接着剤、/リエチレン
イミン系接着剤、ポリイソシアネート系接着剤、ポリウ
レタン系接着剤、アクリル系接着剤、4リアミド系接着
剤、及び酢ビー塩ビ系接着剤、酢ビ−エチレン系接着剤
等の共重合体接着剤等を挙げることができるが、これら
忙限定されることなく、公知の接着剤を任意に選択して
使用することができる。接着性物質は、重合体中忙混合
して使用してもよく、また界面に塗布して使用してもよ
い。
表面被膜の形成は、従来慣用の方法、例えば、カレy/
−法、 押出法、コーティング法又はディッピング法な
どにより行うことができる。
−法、 押出法、コーティング法又はディッピング法な
どにより行うことができる。
重合体被膜は、好ましくは3097m”以上、例 1え
ば100〜1.20’O97m”の重量を有するもので
ある。
ば100〜1.20’O97m”の重量を有するもので
ある。
実施例
v下、実施例忙よシ1本発明を更に説明する。
実施例1〜3および比較例1〜3
供試基布
A、ポリエステルマルチフィラメント繊維基布B、ポリ
エステルテーツヤーン基布 C2Iリプロピレンマルチフィラメント綾維基布上記基
布A、B、Cの各々を常法忙よシ精練乾燥した。
エステルテーツヤーン基布 C2Iリプロピレンマルチフィラメント綾維基布上記基
布A、B、Cの各々を常法忙よシ精練乾燥した。
更に、この、ようにして得られた試料を、低温プラズマ
処加装置を用いて、真空度2 Torr 、酸素ガス流
量100mノ/ m i n s高周波出力400W(
Ml波数13.56 MHz)の条件で2分間の低温プ
ラズマ処理に付した(本発明の処理)。
処加装置を用いて、真空度2 Torr 、酸素ガス流
量100mノ/ m i n s高周波出力400W(
Ml波数13.56 MHz)の条件で2分間の低温プ
ラズマ処理に付した(本発明の処理)。
このよう圧して得られた繊維性基布のそれぞれについて
、その両面に、100部のニラポラン3105及び15
部のコロネー)L(いずれも日本ポリウレタン工業(株
)製品:ポリウレタン系接着剤)を酢酸エチルで稀釈し
て50g6溶液とし、これを30 fl/m”の量で塗
布し、乾燥した。
、その両面に、100部のニラポラン3105及び15
部のコロネー)L(いずれも日本ポリウレタン工業(株
)製品:ポリウレタン系接着剤)を酢酸エチルで稀釈し
て50g6溶液とし、これを30 fl/m”の量で塗
布し、乾燥した。
実施例1および2において、それぞれ、基布AおよびB
の両面に下記組成のPV(74ルム(厚さ0、1 m
)を80℃で加熱貼着した。
の両面に下記組成のPV(74ルム(厚さ0、1 m
)を80℃で加熱貼着した。
PVo 100部(重量)
DOP(可塑剤) 75部二酸化チタ
ン 8部三酸化アンチモン(防
炎剤) 5部ジンクステアレート(安定剤)
3部実施例3においては、基布Cの両面に下記組
成pvcフィルム(厚さ0,1朋)を150℃で加熱貼
着した。
DOP(可塑剤) 75部二酸化チタ
ン 8部三酸化アンチモン(防
炎剤) 5部ジンクステアレート(安定剤)
3部実施例3においては、基布Cの両面に下記組
成pvcフィルム(厚さ0,1朋)を150℃で加熱貼
着した。
PVo 100部(重量)
塩素化ポリプロピレン 20部プチルベン
ジンフタレー1’ 68部エポキシ化大豆油
7部CaCO320部 Cd−Ba系安定剤 3部紫外線吸
収剤 1.5部比較例1.2お
よび3において、それぞれ基布A、BおよびCに対し、
低温プラズマ処理を施すことなく、直接、実施例1.2
および3と同一の重合体被膜を形成した。
塩素化ポリプロピレン 20部プチルベン
ジンフタレー1’ 68部エポキシ化大豆油
7部CaCO320部 Cd−Ba系安定剤 3部紫外線吸
収剤 1.5部比較例1.2お
よび3において、それぞれ基布A、BおよびCに対し、
低温プラズマ処理を施すことなく、直接、実施例1.2
および3と同一の重合体被膜を形成した。
得られた積層シートの性能を第1表に示す。
実施例4および比較例4
ポリエステル紡績糸織物:
重量 190 ff/m”
厚さ 0.3sll+
を、実施例1と同様に、精練乾燥基布とした。
この基布を実施例1と向鵜に低温プラズマ処理したもの
(本発明法)に対して、下記組成の処理液により重合体
被膜を作成した。
(本発明法)に対して、下記組成の処理液により重合体
被膜を作成した。
PVC100部
DOP 60!1種CaCOs
20部Cd−Ha系安定剤
3部 トルエン 1000 0部ニラポラン310 10部 コロネー)L 2部 基布を上記溶液に浸漬し、マングルで絞シ、190℃で
3分間熱処理して、PVD樹脂なグル化固着した。この
よう処して付与された重合体被膜層の付着1#:t、固
型分で20077m”であツタ。
20部Cd−Ha系安定剤
3部 トルエン 1000 0部ニラポラン310 10部 コロネー)L 2部 基布を上記溶液に浸漬し、マングルで絞シ、190℃で
3分間熱処理して、PVD樹脂なグル化固着した。この
よう処して付与された重合体被膜層の付着1#:t、固
型分で20077m”であツタ。
比較例4においては、上記方法において、低温プラズマ
処理な省略して比較積層シートを作成した。魯られた積
層シートの性能を第2表に示す。
処理な省略して比較積層シートを作成した。魯られた積
層シートの性能を第2表に示す。
以下余白
実施例5
ガラス繊維基布:
55本/吋 × 51本/吋
目付 290ノ/m”
の生機を、実施例1と同様和処理し、更に、これに実施
例1と同様の低温プラズマ処理を施した。
例1と同様の低温プラズマ処理を施した。
但し、酸素ガスの代シくアルゴンガスを用いた。
次いで低温プラズマ処理基布の両面に実施例1記載の基
布Aに実施例1と同様の条件でPvCフィルムを加熱貼
着して積層シートとした。得られた積層シートのl水圧
は、いずれも2500■水柱以上であシ、その剥離強力
は11.5kjl/3tMでありた。しかし比較のため
に従来法(低温プラズマ処理なし)により親遺された積
層シートは5.8ktp / 3 cmの剥離強力を示
し、不十分なものであったO 発明の効果 本発明方法は、繊維性基布、特にフィラメント糸条より
なる基布と、重合体被膜との接着強度を著るしく向上さ
せることができる。特に1重合体被膜に対し、接着性の
低い合成樹脂クイ2メント糸条よりなる基布を用いても
、その接着性を著るしく向上させることができ、@量で
、機械的強度の高いフィラメント糸条布帛積場シートの
実用化が可能になった。本発明方法により衾造された積
層シートは、苛酷なハタメキや振動を受ける用途に用い
ても、剥離を生ずることがなく、実用上極めて価値の扁
いものである。
布Aに実施例1と同様の条件でPvCフィルムを加熱貼
着して積層シートとした。得られた積層シートのl水圧
は、いずれも2500■水柱以上であシ、その剥離強力
は11.5kjl/3tMでありた。しかし比較のため
に従来法(低温プラズマ処理なし)により親遺された積
層シートは5.8ktp / 3 cmの剥離強力を示
し、不十分なものであったO 発明の効果 本発明方法は、繊維性基布、特にフィラメント糸条より
なる基布と、重合体被膜との接着強度を著るしく向上さ
せることができる。特に1重合体被膜に対し、接着性の
低い合成樹脂クイ2メント糸条よりなる基布を用いても
、その接着性を著るしく向上させることができ、@量で
、機械的強度の高いフィラメント糸条布帛積場シートの
実用化が可能になった。本発明方法により衾造された積
層シートは、苛酷なハタメキや振動を受ける用途に用い
ても、剥離を生ずることがなく、実用上極めて価値の扁
いものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、繊維性基布の少くとも1面に低温プラズマ処理を施
し、この低温プラズマ処理された基布表面に、重合体被
膜を形成することを特徴とする積層シートの製造方法。 2、前記繊維性基布が、天然有機繊維、無機繊維、再生
繊維、半合成繊維および合成繊維から選ばれた少くとも
1種の繊維からなる、特許請求の範囲第1項記載の方法
。 3、低温プラズマ処理が0.01〜10Torr.の圧
力下に、プラズマ重合性を有しないガスの低温プラズマ
により行われる特許請求の範囲第1項記載の方法。 4、プラズマ重合性を有しないガスがヘリウム、ネオン
、アルゴン、窒素、亜酸化窒素、二酸化窒素、酸素、空
気、一酸化炭素、二酸化炭素、水素、塩素、ハロゲン化
物および硫化物から選ばれた少くとも1種からなる特許
請求の範囲第3項記載の方法。 5、前記重合体被膜が、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン
、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリアクリロニトリ
ル、ポリエステル、ポリアミド、フッ素含有樹脂、およ
びシリコーン系樹脂から選ばれた少くとも1員から形成
される、特許請求の範囲第1項記載の方法。 6、前記重合体被膜が天然ゴム、スチレン−プタジエン
ゴム、クロルスルホン化ポリエチレンゴム、ポリウレタ
ンゴム、ブチルゴム、イソプレンゴム、シリコーン系ゴ
ム、およびフッ素含有ゴムから選ばれた少くとも1員か
ら形成される、特許請求の範囲第1項記載の方法。 7、前記重合体被膜の重量が30〜2,000g/m^
2の範囲内にある、特許請求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59269625A JPS61148051A (ja) | 1984-12-22 | 1984-12-22 | 積層シ−トの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59269625A JPS61148051A (ja) | 1984-12-22 | 1984-12-22 | 積層シ−トの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61148051A true JPS61148051A (ja) | 1986-07-05 |
Family
ID=17474954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59269625A Pending JPS61148051A (ja) | 1984-12-22 | 1984-12-22 | 積層シ−トの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61148051A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61148052A (ja) * | 1984-12-24 | 1986-07-05 | 平岡織染株式会社 | 積層シ−トの製造方法 |
JP2002018992A (ja) * | 2000-07-05 | 2002-01-22 | Unitika Glass Fiber Co Ltd | コーテッドガラス布帛 |
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-
1984
- 1984-12-22 JP JP59269625A patent/JPS61148051A/ja active Pending
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