JPH02276636A - 通気性フィルムの製造方法 - Google Patents

通気性フィルムの製造方法

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JPH02276636A
JPH02276636A JP1099738A JP9973889A JPH02276636A JP H02276636 A JPH02276636 A JP H02276636A JP 1099738 A JP1099738 A JP 1099738A JP 9973889 A JP9973889 A JP 9973889A JP H02276636 A JPH02276636 A JP H02276636A
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清彦 中江
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敏夫 川北
Takanori Kume
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    • B32B38/0032Ancillary operations in connection with laminating processes increasing porosity

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は通気性フィルムの製造方法に間する。
さらに詳しくは、空気、水蒸気を透過させるが水は不透
過である通気性フィルムの1!!!方法ζこおいて、高
い強度と高い耐水圧を持った通気性フィルムを供給する
ための通気性フィルムの製造方法に関する。
〈従来の技術〉 従来、水不透過であり空気、水蒸気等の気体を透過する
通気性フィルムは、紙おむつのバックシート、吸湿剤や
脱酸素剤の包装などに用いられている。その製造方法と
しては特開昭60−229731号公報に記載のように
樹脂と充填剤とからなる組成物や、場合によってはさら
に、これにワックス状の炭化水素重合体を加えてなる組
成物をフィルム化し、延伸せしめることによりフィルム
内部にミクロボイドを発生させて通気性を発現させるも
のがある。しかし、41詣と充填剤とからなるフィルム
は引張強度、引裂強度共に限界があった。また、小さい
応力に対する伸びが大きくなるために耐水圧が低くなる
という問題や物理的に充填剤と樹脂の間にミクロボイド
を発生させるためにミクロボイドの大きい部分と小さい
部分が発生し、通気度や強度の均一性を妨げるという問
題があった。
これらの問題を解決するための方法としては不!I布な
どの補強材を通気性フィルムに配する方法がある0例え
ば、特開昭63−286330号公報のように通気性フ
ィルムに不織布を部分貼合したり、特開昭63−116
849号公報や実開昭63−136926号公報のよう
に、接着層を選定し通気性フィルムと不織布を全面貼合
する手法はすでに公知である。
ところが、通気性フィルムと不織布を部分貼合する場合
、貼合部と未貼合部に通気性の差が生じたり、未貼合部
に応力集中が起こるために耐水圧が低くなったりして好
ましくなく、また、接着層を選定し通気性フィルムと不
織布を全面貼合する方法は、接着層の厚みを薄く均一に
コントロールしなければ通気度が変化したり接着強度が
均一にならないという問題点があった。
<!!題を解決するための手段〉 本発明者らは、均質な高い通気度と高い強度を持つ通気
性フィルムを得る方法について鋭意研究を続けてきた。
その結果、樹脂と充填剤からなる樹脂組成物を特定の不
織布上にラミネートした後、該不織布と同時に延伸する
ことにより均質な高い通気度と高い強度を持つ通気性フ
ィルムとなることを見いだし本発明に至った。
すなわち本発明は、 熱可塑性樹脂100重量部と充填剤50〜400Jlj
i部からなる樹脂組成物を厚さ】Oμm〜400amの
不織布上に溶融ラミネートした後、核子wA′gjと同
時に一軸または二軸に1.1〜3.0倍の倍率で延伸す
る方法において、該不織布が4.0℃より高く、樹脂組
成物の溶融ラミネート温度より50℃以上低い融点を持
つ樹脂成分を含むものであることを特徴とする通気性フ
ィルムの製造方法である。
通気性フィルム用の熱可塑性樹脂としては、例えば、低
密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリブテン等のα−オレフィンホモポリマー、エチ
レンと炭素数3〜18の少なくとも一種のα−オレフィ
ンとの共1合体、プロピレンとエチレンおよび/または
ブテン−1との共重合体、エチレンと酢酸ビニルおよび
/またはアクリル酸エステル・メタアクリル酸エステル
類なとエチレン性不飽fロ結合を有する有機カルボン酸
誘導体との共重合体などが挙げられる。
特にエチレンと炭素数3〜8の少なくとも一種のα−オ
レフィンとの共重合体が充填剤配合時の強度の点から好
ましく、ざらに低密度ポリエチレンとエチレンと炭素数
3〜8の少なくとも一種のα−オレフィンとの共重合体
のブレンドがフィルムの加工性、延伸性の点から好まし
い、また、本発明においては1.1〜3,0倍の低倍率
延伸で高い通気性を発現するために、熱可塑性樹脂は、
密度0 、920  g/cta3以上である樹脂を4
0重量%以上含むことが好ましい。
本発明において、熱可塑性樹脂100重量部に対する充
填剤の量が50!量部未溝の場合は、延伸後に通気性を
発現することが難しく、また、400重量部を超える場
合は、加工性が悪化するために好ましくない。特に、加
工安定性の面から、充填剤は70〜200重量部が好ま
しい。
充填剤の例として、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム
、炭酸バリウムなとの炭酸塩、硫酸バリウム、硫酸マグ
ネシウム、硫酸カルシウムなどの硫酸塩、リン酸マグネ
シウム、リン酸カルシウムなどのリン酸塩、水酸化マグ
ネシウム、水酸化アルミニウムなとの水酸化物、アルミ
ナ、シリカ、酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化
亜鉛、酸化チタンなどの酸化物、塩化亜鉛、塩化鉄、塩
化ナトリウムなどの塩化物、アルミニウム粉、ゼオライ
ト、シラス、白土、珪藻土、タルク、カーボンブラック
、火山灰などの無機充填剤や木粉、バルブ粉などのセル
ロース系粉末、ナイロン粉末、ポリカーボネート粉末、
ポリプロピレン粉末、ポリ−4−メチルペンテン−1粉
末などの合成樹脂系粉末、でん粉などの有機充填剤を挙
げることができ、これらは単独または絹み合わせて使用
される。フィルムの通気性、柔軟性・外観なとの点から
炭酸カルシウムが特に好ましい、充填剤の平均粒径は0
. 1〜20μmが充填剤の分散によるフィルムの均一
性の点から好ましく、特に0.8〜5.0μmのものが
加工性の点から好ましい。
本発明は延伸により通気性を発現する樹脂組成物を通気
性のある不織布上にラミネートした後不織布と同時に延
伸するものであるが、不織布の厚みは10〜400μm
が好ましい、10μm未満の場合は延伸後の強度が期待
できない。
また、400μmを超える場合は、延伸性が悪くなり好
ましくない。
本発明においては不織布上に溶融ラミネートした後不織
布と同時に延伸するために該樹脂組成物と不織布との密
着強度が高くないと延伸時に剥離してしまうため、不織
布としては40℃より高く該樹脂組成物の溶融ラミネー
ト温度よりも50℃以上低い融点を持つ低融点樹脂成分
を少なくとも1tilN以上含むものを使用する。
このような不織布としては、例えば、単独樹脂成分から
なる不織布に該低融点樹脂成分を溶液浸漬により付着さ
せたものや、2種類以上の樹脂成分をそれぞれ繊維にし
て混成してなるもの、繊維を2r4類以上の樹脂成分で
混成し、不織布としたものなどが挙げられる。繊維を2
7種類以上の樹脂成分で混成したものとしては、例えば
、芯層と鞘層からなる同心多層タイプや、各々の樹脂が
偏心した多層タイプで鞘層の一部または全部が該低融点
樹脂であるもの、繊維の一部が少なくとも該低融点梅脂
であってそれが$am Ili表面に連続的または断続
的にあられれているものなどが挙げられる。特に、不織
布の強度の点からは、芯層と鞘層な待つ繊維より成り、
少なくとも最外層の鞘層が低融点樹脂成分からなる不織
布が好ましい、溶融ラミネート温度と不織布の一部また
は全部を構成する樹脂成分の融点の差が50°C未溝の
場合は溶融ラミネート時に密着強度がでないために好ま
しくなく、樹脂成分の融点が40℃未満の場合、特に夏
場のフィルム加工時に、フィルムの粘着性が非常に増大
し、ロールaすれが悪くなり、トラブルの原因となるた
め好ましくない。
不織布の一部または全部を構成する樹脂成分としては例
えば、ポリエステル、ナイロンや、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリブテン等のα−オレフィンホモポリマ
ー エチレンと炭素数3〜18の少なくとも一種のα−
オレフィンとの共重合体、プロピレンとエチレンおよび
/またはブテン−1との共重合体、エチレンと酢酸ビニ
ルおよび/またはアクリル酸エステル争メタアクリル酸
エステル類などエチレン性不飽和結合を有する有機カル
ボン酸誘導体との共重合体などが挙げられる。
特に、加工性や強度、密着性などから芯層がポリエステ
ルであり鞘層がポリエチレンであることが好ましく、例
えば、ユニチカ(株)製のエルベス、大和紡績(株)製
のNBF、クラレ(株)製のソフィト等が挙げられる。
本発明における通気性フィルムは熱可塑性樹脂と充填剤
、必要に応じては分散剤や安定剤などを、ロール型また
はバンバリー型の混練機あるいは一軸または二軸押出機
などを用いる通常の方法で混合あるいは混練して組成物
を得る。
次いでこの組成物を不織布の上に5〜150μmの範囲
でラミネート加工したものを延伸することにより通気性
を発現させるものであるが、延伸は一軸または二軸で行
なわれる。−軸延伸の場合は通常ロール延伸が好ましい
、二軸延伸の場合は同時二軸延伸でも可能であるし、縦
方向の延伸を行なった後に横方向を延伸する逐次二軸延
伸でも可能である。適切な延伸倍率は樹脂組成や不織布
のI INにより異なるが、1.1〜3.0倍の延伸倍
率が好ましい、1.1倍未満の場合は通気性がljl 
1′gできず、3.0倍を超えると素材の破断などの影
響が出たり、縦方向の引裂強度が低下するため好ましく
ない、より好ましい延伸倍率は、1.2〜2.0倍であ
る。
延伸温度は樹脂組成によって異なるが通常は30〜14
0℃の範囲が好ましい、30℃未満の場合は延伸時の安
定性が好ましくなく、140℃を超える場合はミクロボ
イドが発生しにくいため好ましくない、特に、30〜1
40℃の範囲で延伸を行なった後に、80℃〜170℃
の範囲で熱セットすることがフィルムのシワを防止する
点で好ましい。
く作用〉 本発明において不織イIに熱可塑性樹脂100!量部と
充填剤50〜400重量部からなる樹脂組成物を溶融ラ
ミネートした後に延伸するのは、不織布と多孔質フィル
ムとの密着面を広げることと、延伸時に均一なミクロボ
イドを形成させることによフて通気度と強度を均一にす
ることが目的である。
本発明は、特定の不織布に樹脂組成物を溶融ラミネート
した後に延伸することによって延伸開始点が幅広く分散
し、これによって通気性フィルムの均一な開孔性すなわ
ち、均一な通気度と均一な強度が発現されるものである
また、延伸後の接着や融着などの処理がないために通気
性や強度をIIなうことがない。
〈発明の効果〉 本発明の通気性フィルムの製造方法によって得られた通
気性フィルムは強度および通気性に優れ、かつ、フィル
ムのどの部分をとっても、それら物性が均一で安定して
いる。吸湿剤、酸素吸収剤などの包装材料などの均質な
通気性が必要である用途や、壁紙、洋服カバーなとの高
い強度と透湿性が必要である用途に極めて有用である。
〈実施例〉 以下、実施例によって詳細に説明するが、本発明はこれ
によって限定されるものではない。
実施例およ、び比較例に示した透湿度および耐水圧、強
度、延伸ムラ、不織布と樹脂組成物との密着性は以下の
基準で判定した。
通気度:JIS  Z020B準拠、40℃、90%R
IIの条件で水蒸気の透過度を測定した。
耐水圧:JIS  L1092−A法により試験片の裏
側に3ケ所から水が出たときの 水位を倒定した。
延伸ムラ:延伸ムラの状態を目視にて判定し、以下の基
準でx〜0を決定した。
0:延伸ムラは全く見られず均一に延伸されている。
Δニ一部に延伸ムラが見られるが未延伸部との間隔は6
mm以内が殆どである。
x:延伸ムラがはっきり見られ5 m mを超える未延
伸部分が多数存在する。
密着性:不繊布と熱可塑性樹脂組成物からなるフィルム
との延伸後の密着の状態を目 視および触指にて判定し、以下の基準 でX〜Oを決定した。
O:不織布とフィルムとの剥離は全く見られず均一に密
着している。
Δ:不織布とフィルムに部分的に剥離している部分があ
り、手で不織布からフィルムを剥がすことができる。
×:不織布とフィルムが殆ど剥離している。
実施例1 線状低密度ポリエチレン(注文化学工業(株)製スミ力
セン α C93003、密度0.932  g/cm
3) 75重量%と高圧法低密度ポリエチレン(注文化
学工ta<株)製スミ力セン F20B−〇、密度0 
、922  g/cm3) 25重量%とからなる熱可
塑性樹脂100重量部と炭酸カルシウム(白石カルシウ
ム(株)製ホワイトンSSB (赤))150重量部と
からなる組成物をバンバリー型の混練機で混練した後、
芯層がポリエステル(融点257℃)、鞘層がポリエチ
レン(融点124℃)である同心の繊維からなる厚さ1
00 li m、坪1130 gem2の不織布(ユニ
チカ(製)エルベス5O303WDO)に270℃の樹
脂温度にて、30 gore2の坪量でラミネートした
。このラミネートフィルムをロール型の延伸機で一軸方
向に50℃で1.3倍延伸することにより通気性フィル
ムを得た。得られた通気性フィルムは、表1に示すよう
に高い通気性と耐水圧および強度、均一延伸性(ムラの
無い)および良好な密着性を示した。
実施例2 不織布として、芯層がポリプロピレン(融点165℃)
、鞘層がポリエチレン(融点130℃)の偏心タイプの
繊維(チッソ(株)lIEs繊維、芯層は一部表面に露
出している)からなる厚さ150μm、秤量20 ge
m2のもの(不織布は通常の乾式法により作製した)を
使用した以外は実A1!i例1と同様にして通気性フィ
ルムを得た。得られた通気性フィルムは実施例1と同様
の良好な物性を示した。
実施例3 不織布として、ポリプロピレン(融点165℃)不織布
(旭化成(株)製ポリブロスパンボンドP 1015)
をエチレン−ブテン−1共重合体(融点115℃、密度
0 、900 3/cm3)のキシレン溶液へ浸漬させ
て表面にエチレン−ブテン−1共重合体を5重量%コー
ティングした厚さ2007zm、坪1120g/112
のものを使用した以外は実施例1と同様にして通気性フ
ィルムを得た。得られた通気性フィルムは表1に示すよ
うに良好な物性を示した。
実施例4 不織布として、ポリエチレン(注文化学工業(株)製、
スミ力センーL  FA202−0、融点124℃)3
5重量%、ナイロン(ユニチカ(株)!!、ナイロン6
  A1030BRT、融点215℃)60]1ffi
%およびエチレン・アクリル酸エステル・無水マレイン
酸三元共重合体(住化シープイーエフ化学(有〉販売、
ボンダイン FX8000)5重量%を溶融混練して得
られる組成物を用い、特開平1−15614号公報の実
施例に記載された方法(ただし、交絡・乾燥後、線圧4
0にg/cta温度130℃の条件でロールによる押圧
処理を行なった)で得られた厚さ200μm1坪量25
 g/m’の不織布(繊維繊度2デニール)を使用した
以外は実施例1と同様にして通気性フィルムを得た。得
られた通気性フィルムは表1に示すように良好な物性を
示した。
実施例6 熱可塑性樹脂として線状低密度ポリエチレン・(注文化
学工業(株)製スミ力セン α C53003、密度0
.932  g/cm3) 、充填剤として二酸化チタ
ン(デュポン社製 RIOI)を使用し表1に示1ノた
加工茶1′トとした以外は実施例1と同様にして通気性
フィルムを得た。得られた通気性フィルムは表!に示ず
ように良好な物性を示した。
比較例1 不織布を使用せず表1に示した延伸条件で加工した以外
は実施例1と同様にして通気性フィルムを得た。得られ
た通気性フィルムは引張強度や耐水性が著しく低い上に
延伸ムラが多かった。
比較例2 充填剤として炭酸カルシウム(白石カルシウム(株)!
1ホヮイトン5sB(赤))を4oJlt量部使用した
以外は実施例!と同様にして通気性フィルムを得た。得
られた通気性フィルムは表1に示すように通気性が著し
く低かった。
比較例3 熱可塑性樹脂として高圧法低密度ポリエチレン(注文化
学工業(挿)fMスミカセンF20B−〇、密度0 、
922  g/cm3) 10011fft部と充填剤
としてamカルシウム(白石カルシウム(株)製ホワイ
トンSSB (赤)) を500重量部使用した以外は
実施例1と同様にしてフィルム加工を行なったが、延伸
加工時に樹脂組成物側が破断し通気性フィルムを得るこ
とができなかフた。
比較例4 不m布としてポリエステル(融点257℃)繊維から成
るものを使用した以外は実施例1と同様にして通気性フ
ィルムを得た。得られた通気性フィルムは表】に示すよ
うに不1a布とフィルムの密着性が著しく低かった。
比較例6 樹脂組成物のラミネート加工時の温度を160℃にした
こと以外は実施例1と同様にして通気性フィルムを得た
。得られた通気性フィルムは表1に示すように不m布と
樹脂組成物との密着性が著しく低かった。
比較例6 熱可塑性樹脂としてyA吠低密度ポリエチレン(注文化
学工業(株)製エクセレンVL  VL200、密度0
.900  g/cm3)751℃1%使用した以外は
実施例1と同様にして通気性フィルムを得た。得られた
通気性フィルムは表1に示すように通気性がかなり低く
延伸ムラも多かった。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性樹脂100重量部と充填剤60〜400
    重量部からなる樹脂組成物を厚さ10μm〜400μm
    の不織布上に溶融ラミネートした後、該不織布と同時に
    一軸または二軸に1.1〜3.0倍の倍率で延伸する方
    法において、該不織布が40℃より高く、樹脂組成物の
    溶融ラミネート温度より50℃以上低い融点を持つ樹脂
    成分を含むものであることを特徴とする通気性フィルム
    の製造方法。
  2. (2)不織布が2種類以上の樹脂成分より成り、樹脂成
    分には40℃より高く、樹脂組成物の溶融ラミネート温
    度より50℃以上低い融点を持つ樹脂成分を少なくとも
    1種類以上含み、かつ不織布の表面の一部または全部が
    少なくとも該樹脂成分であることを特徴とする特許請求
    範囲第一項記載の通気性フィルムの製造方法。
  3. (3)不織布が芯層と鞘層を持つ繊維より成り、少なく
    とも最外層の鞘層が40℃より高く樹脂組成物の溶融ラ
    ミネート温度より50℃以上低い融点を持つ樹脂からな
    ることを特徴とする特許請求範囲第一項記載の通気性フ
    ィルムの製造方法。
  4. (4)熱可塑性樹脂が一種または二種以上の樹脂よりな
    り、密度が0.920g/cm^3以上である樹脂を4
    0重量%以上含むことを特徴とする特許請求範囲第一項
    記載の通気性フィルムの製造方法。
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