JPS61146865A - 編織・集束物の散解防止方法 - Google Patents

編織・集束物の散解防止方法

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JPS61146865A
JPS61146865A JP26779084A JP26779084A JPS61146865A JP S61146865 A JPS61146865 A JP S61146865A JP 26779084 A JP26779084 A JP 26779084A JP 26779084 A JP26779084 A JP 26779084A JP S61146865 A JPS61146865 A JP S61146865A
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JP
Japan
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bundled
knitted
cut
instant adhesive
cyanoacrylate
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Pending
Application number
JP26779084A
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English (en)
Inventor
義信 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpha Giken KK
Alpha Technical Research Co
Original Assignee
Alpha Giken KK
Alpha Technical Research Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、網戸、ふるい、包装用袋などの編織製品砂刷
毛、ブラシ、筆などの集束製品の製作時または製作後に
おける編織・集束物の裁断端部、損傷個所または集束個
所の解れ(はつれ)や散り乱れ(ばらけ)を防止する方
法に関するものである。
従来の技術 網戸やふるいは2プラスチツクスフイラメント、糸、金
属線などを織製して得たネットを所定の大きさに裁断し
、ついでこのネットを枠に取り付けることにより製作さ
れる。また、穀類・肥料・土砂類などを充填する袋は、
麻やプラスチックスヤーンを編織して得たシートを所定
の大きさに裁断し、ついでこのシートを袋状に縫合する
ことにより製作される。
また、刷毛、ブラシ、筆などは、適当本数の線状材料を
束ねて基体に植え込むことにより製作される。
発明が解決しようとする問題点 上記のような網戸、ふるい、袋などの編織製品の製作に
際しては、編織物の裁断端部から経緯の組織が次々にほ
つれてくるために爾後の加工作業が行いにくくなること
が多く、また、たとえば網戸やふるいなどの場合は、ネ
ットを取り付けた枠からほつれた組織を除去する作業も
手間がかかり、有効なほつれ防止方法の開発が強く要望
されている。
しかしながら、これらのほつれの防止は専ら職人の熟練
に頼っており、特別のほつれ防止対策はなされていなか
った。
そして、編織製品の使用中に編織物に切り傷、突き傷な
どがついたときは、その傷の部分から経緯の組織が容易
にほつれて傷が短期間に拡大することを免かれないが、
このような場合は傷の部分に粘着テープを貼る程度の対
策しか取られておらず、その結果1編織製品の美感を著
しく損ない、しかもそのような対策によっては、はつれ
による損傷個所の拡大を十分には防止できなかった。
また、上記のような刷毛、ブラシ、筆などの集束製品の
製作に際しては、適当本数の線状材料を東ねて基体に植
え込む際に、基体に設けた孔に束ねた線状材料が円滑に
入らず、生産性が低下することがあり、さらには、集束
製品の使用中、植え込んだ線状材料が1本1本抜けてく
ることがあった。
本発明は、このような従来の問題点を解決する簡便で有
効な方法を提供することを目的になされたものである。
問題点を解決するための手段 本発明は、 「編織・集束製品製作時または製作後における編織・集
束物の裁断端部、□損傷個所または集束個所の散解を防
止するにあたり、裁断予定個所、裁断端部、損傷個所ま
たは集束個所にシアノアクリレート系瞬間接着剤を付着
、硬化させることを特徴とする編織・集束物の数解防止
方法。    」をその要旨とするものであり、これに
より上記のような問題点を一挙に解決するに至った。
本発明における編織物としては、プラスチックスのフィ
ラメント・フラットヤーン・テープヤーン・スプリット
ヤーン、金属フィラメント、被覆金属線・、天然または
合成繊維糸、馬の毛、無機繊維糸などを編んだり織った
りして形成したネット、クロス、シート、布状物などが
あげられる。
これらの編織物から製作される編織製品としては、網戸
、かや、蝿帳、遮風用ネット、捕虫網その他の網、ヘヤ
ネット・手提げ・バッグなどの身回品、裏ごし具、ふる
い、包装用袋、俵、テント、無機または有機繊維製シー
ト・クロス・織物、敷物、ぞうり・靴中敷などが例示で
きる。
上記のような編織製品の製作にあたっては、原材料であ
る編織物を適当な形状、寸法に裁断加工するが、裁断個
所の端面から経緯の組織が次々とほつれやすい。そこで
本発明においては、裁断前に予め裁断予定個所に沿って
数ミリメートルないし数センチメートル巾にシアノアク
リレート系瞬間接着剤を付着させ、それが硬化してから
その付着硬化部に沿って裁断する。また、先に裁断を行
ってから、その裁断端部に沿って数ミリメートル巾にシ
アノアクリレート系瞬間接着剤を付着させ、硬化を図る
。損傷個所のほつれ拡大の防止には、損傷個所およびそ
の周辺にシアノアクリレート系瞬間接着剤を付着させ、
硬化を図る。
編織物の裁断予定個所、裁断端部または損傷個所に付着
したシアノアクリレート系瞬間接着剤は短時間(たとえ
ば数秒ないし数10秒)で硬化して、経緯の組織を強固
に接着し、効果的にほつれを防止する。従って、編織製
品製作時の作業性が向上し、編織製品の仕上り状態も好
ましい。加えて、シアノアクリレート系瞬間接着剤は透
明としたり、編織物の色と同色にすることができるので
、編織製品の美感をか損なうことがない。
また、本発明における集束物としては、プラスチックス
のフィラメント、金属フィラメント、獣毛、天然または
合成繊維糸、無機am糸、綱、細巾に裁断した布などが
あげられる。
これらの集束物から製作される集束製品としては、刷毛
、ブラシ、筆などが例示できる。
上記のような集束製品の製作にあたっては、適当本数の
線状材料を束ねて基体に植え込む際に、・基体に設けた
孔に束ねた線状材料が円滑に入りにくい。そこで本発明
においては、束ねた線状材料の端部に予めシアノアクリ
レート系瞬間接着剤を付着させる。付着したシアノアク
リレート系瞬間接着剤は短時間(たとえば数秒ないし数
10秒)で硬化して、もはや集束物のばらけは生じなく
なるので、これを基体へ容易に植え込むことができるし
、集束製品の使用中にも植え込んだ線状材料の抜けは生
じなくなる。なお、束ねた線状材料を基体の孔にさし込
んでからシアノアクリレート系瞬間接着剤を注入、硬化
させることもできる。
次に実施例をあげて、本発明の方法をさらに詳細に説明
する。
実  施  例 実施例1 ポリプロピレン製のスプリットヤーンを経緯の組織とし
て織製した目の密なりロスを所定の寸法に裁断した後、
その裁断面に沿って数ミリメートル巾に透明なシアノア
クリレート系瞬間接着剤を付着させたところ、ごく短時
間で硬化し、これにより裁断端部のほつれ止めは完全に
達成された。
次に、このクロスを用いて糸で縫合することにより胴部
および底部を形成し、重包装用の袋を製作した。
得られた袋の縫合部は完全なほつれ止めがなされている
ため、使用中縫合部からスプリットヤーンがほつれてく
ることがなく、美感上も取扱い上も好ましいものであっ
た。
実施例2 麻糸製の萌黄色のかや地に、予め裁断予定線に沿って約
8ミリメートル巾に萌黄色に着色したシアノアクリレー
ト系瞬間接着剤を含浸させたところ、ごく短時間で硬化
した0次にこの含浸硬化した部分に沿って裁断を行なっ
たが、裁断端部のほつれは完全に防止されているため、
裁断作業性が向上し、爾後の縫製およびかやの製作を容
易に行うことができた。
得られたかやの縫合部は完全なほつれ止めがなされてい
るため、使用中縫合部からスプリットヤーンがほつれて
くることがなく、美感上も取扱い上も好ましいものであ
った。
実施例3 ポリ塩化ビニリデン製のモノフィラメントでできた空色
のネットを所定の寸法に裁断した後、その裁断面に沿っ
て数ミリメートル巾に透明なシアノアクリレート系瞬間
接着剤を付着させたところ、ごく短時間で硬化し、これ
により裁断端部のほつれ止めは完全に達成された0次に
、このネットをアルミニウム合金製の枠に取付けること
により網戸を製作した。
ネットの周辺が完全にほつれ止め加工されているため、
網戸の製作が容易であり、しかも枠からはみ出したモノ
フィラメントがないため、従来のようなはみ出しフィラ
メントの除去作業が不要となり、さらには製品の美感も
好ましいものであった。
実施例4 黄銅製の金属線を編んだ目の細かなネットを円形に裁断
した後、その裁断面に沿って数ミリメートル巾に透明な
シアノアクリレート系瞬間接着剤を付着させたところ、
ごく短時間で硬化し、これにより裁断端部のほつれ止め
が完全に達成された。次に、このネットを金属製の浅い
円筒に張ることにより、ふるいを製作した。
一般に円形に裁断するとほつれを起しやすいため、軌線
しないとふるいを製作しにくいが、上記のような手段を
講じた結果、極めて円滑にふるいを製作することができ
た。
実施例5 麻袋にカッターナイフで突き傷を入れた後、その突き傷
の部分およびその周辺に袋の外側から透明なシアノアク
リレート系瞬間接着剤を含浸させたところ、ごく短時間
で硬化し、これにより突き傷の部分から麻糸がほつれて
いくのを完全に防止することができた。
実施例6 獣毛を所定の本数づつ束ねた後、その端部にシアノアク
リレート系瞬間接着剤を付着させたところ、ごく短時間
で硬化したので、これを柄に散点状にあけた孔に植え込
んでいくことにより刷毛を製作した。植え込み操作は極
めて円滑であった。
また、得られた刷毛は耐久性に富み、長期間の使用によ
っても植え込んだ獣毛の抜けを生じなかった。
作   用 本発明に従ってシアノアクリレート系瞬間接着剤を編織
−集束物の裁断予定個所、裁断端部、損傷個所または集
束個所に付着させることにより、シアノアクリレート系
瞬間接着剤は短時間(たとえば数秒ないし数10秒)で
硬化して、経緯の組織や集束端部を強固に接着し、効果
的に散解(はつれやぼらけ)を防止する。
発明の効果 本発明の方法を実施することにより、ごく短時間で編織
物の裁断端部や損傷個所における経緯の組織のほつれや
集束物の端部のばらけが完全に防止される。従って1編
織・集束製品製作時の作業性が向上すると共に、編織・
集束製品の仕上り状態も好ましいものとなり、生産性の
向上、品質の向上、耐久性の向上が図られる。加えて、
シアノアクリレート系瞬間接着剤は透明としたり、編織
・集束物の色と同色にすることができるので、この散解
加工によっても編織・集束製品の美感は何ら損なわれな
い。
よって1本発明は、実用上極めて有用なものであるとい
うことができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、編織・集束製品製作時または製作後における編織・
    集束物の裁断端部、損傷個所または集束個所の散解を防
    止するにあたり、裁断予定個所、裁断端部、損傷個所ま
    たは集束個所にシアノアクリレート系瞬間接着剤を付着
    、硬化させることを特徴とする編織・集束物の散解防止
    方法。
JP26779084A 1984-12-18 1984-12-18 編織・集束物の散解防止方法 Pending JPS61146865A (ja)

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JP26779084A JPS61146865A (ja) 1984-12-18 1984-12-18 編織・集束物の散解防止方法

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JP26779084A JPS61146865A (ja) 1984-12-18 1984-12-18 編織・集束物の散解防止方法

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JPS61146865A true JPS61146865A (ja) 1986-07-04

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ID=17449626

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JP26779084A Pending JPS61146865A (ja) 1984-12-18 1984-12-18 編織・集束物の散解防止方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005293860A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Sony Corp 電子機器
WO2008016559A3 (en) * 2006-07-31 2008-04-10 Deere & Co Method of stabilizing belt edge yarns

Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5178538A (ja) * 1974-12-28 1976-07-08 Matsushita Electric Works Ltd Kaapetsutonofuchikakohoho
JPS563354U (ja) * 1979-06-20 1981-01-13
JPS5915563A (ja) * 1982-07-19 1984-01-26 旭シユエ−ベル株式会社 ガラス織物のほつれ防止法

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