JPS6114662Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6114662Y2 JPS6114662Y2 JP526480U JP526480U JPS6114662Y2 JP S6114662 Y2 JPS6114662 Y2 JP S6114662Y2 JP 526480 U JP526480 U JP 526480U JP 526480 U JP526480 U JP 526480U JP S6114662 Y2 JPS6114662 Y2 JP S6114662Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pad
- flat plate
- back metal
- piece
- liner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 8
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 5
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 3
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ブレーキパツドに対する押圧力を
付与することによつて、鳴きおよび異音の防止効
果を併せ有するようにしたことを特徴とするデイ
スクブレーキのパツドライプに関するものであ
る。
付与することによつて、鳴きおよび異音の防止効
果を併せ有するようにしたことを特徴とするデイ
スクブレーキのパツドライプに関するものであ
る。
デイスクブレーキのブレーキパツドは、固定部
材に設けたスライド面に支持されている。このス
ライド面はブレーキパツドをスムーズにスライド
させるために、十分に平滑であることを必要とす
るが、この部分は、自動車運転中に浴びる水や泥
のために錆付きを起こし易く、そのためにブレー
キパツドがスムーズにスライドできなくなるほ
か、鳴き発生の原因にもなる問題がある。
材に設けたスライド面に支持されている。このス
ライド面はブレーキパツドをスムーズにスライド
させるために、十分に平滑であることを必要とす
るが、この部分は、自動車運転中に浴びる水や泥
のために錆付きを起こし易く、そのためにブレー
キパツドがスムーズにスライドできなくなるほ
か、鳴き発生の原因にもなる問題がある。
この考案は、ブレーキパツドのスライド面をカ
バーし、錆付きを防止するほか、ブレーキパツド
を安定よく支持することにより鳴きおよび異音の
発生を防止でき、また組付性の良好なパツドライ
ナを提供することを目的としている。
バーし、錆付きを防止するほか、ブレーキパツド
を安定よく支持することにより鳴きおよび異音の
発生を防止でき、また組付性の良好なパツドライ
ナを提供することを目的としている。
以下、添付図面に基づき、この考案の実施例を
説明する。
説明する。
この考案のパツドライナAは、第1図に示す如
き、一枚の鋼板1を、鎖線2で示す部分を屈曲し
て形成される。第2図及び第3図はこれを屈曲し
て形成したパツドライナAを示している。
き、一枚の鋼板1を、鎖線2で示す部分を屈曲し
て形成される。第2図及び第3図はこれを屈曲し
て形成したパツドライナAを示している。
上記のパツドライナAは、一端にコ字形のパツ
ド支持部3が設けられ、この支持部3に連続して
パツド裏金側面に対面する平板部4が設けられて
いる。この平板部4の両側には、係止片5,5′
が設けられている。この一方の係止片5は、単に
平板部4の側辺を背面側へ屈曲して形成されるも
のであり、他方の係止片5′は背面側へわん曲さ
れるとともに、先端が係止片5から次第に離れる
方向に、すなわち外方にわん曲され、ばね性をも
つように形成されており、後述のように、両係止
片5,5′を固定部材に圧接係止させるようにな
つている。上記平板部4に連続してパツド裏金下
面の押圧部6が設けられている。この押圧部6
は、平板部4に連続した鋼板1の端部を上向きに
わん曲して、ねじ性を付与し、更にその先端を比
較的小さく下向きにわん曲して、圧接面7を形成
している。
ド支持部3が設けられ、この支持部3に連続して
パツド裏金側面に対面する平板部4が設けられて
いる。この平板部4の両側には、係止片5,5′
が設けられている。この一方の係止片5は、単に
平板部4の側辺を背面側へ屈曲して形成されるも
のであり、他方の係止片5′は背面側へわん曲さ
れるとともに、先端が係止片5から次第に離れる
方向に、すなわち外方にわん曲され、ばね性をも
つように形成されており、後述のように、両係止
片5,5′を固定部材に圧接係止させるようにな
つている。上記平板部4に連続してパツド裏金下
面の押圧部6が設けられている。この押圧部6
は、平板部4に連続した鋼板1の端部を上向きに
わん曲して、ねじ性を付与し、更にその先端を比
較的小さく下向きにわん曲して、圧接面7を形成
している。
なお、上記コ字形の支持部3の一側には、パツ
ドの組込みを容易にするため、各側辺に外方へ開
いた案内片8がそれぞれ設けられている。
ドの組込みを容易にするため、各側辺に外方へ開
いた案内片8がそれぞれ設けられている。
次に、上記パツドライナAの使用例を、第4図
乃至第6図に基づいて説明する。
乃至第6図に基づいて説明する。
この考案のパツドライナAは、その支持部3を
デイスクブレーキの固定部材9のコ字状のスライ
ド面10にはめ、平板部4を固定部材9の内側面
に当接すると共に、その係止片5,5′を固定部
材9の両側に圧接係止される。ブレーキパツド1
1の裏金12に設けた耳部13は、上記支持部3
にはめられて、スライド自在に支持される。ま
た、上記平板部4は、裏金12の側面に摺接す
る。
デイスクブレーキの固定部材9のコ字状のスライ
ド面10にはめ、平板部4を固定部材9の内側面
に当接すると共に、その係止片5,5′を固定部
材9の両側に圧接係止される。ブレーキパツド1
1の裏金12に設けた耳部13は、上記支持部3
にはめられて、スライド自在に支持される。ま
た、上記平板部4は、裏金12の側面に摺接す
る。
一方、上記の押圧部6の圧接面7は、裏金12
の下側斜面に押し当てられ、押圧部6のばね力に
より、ブレーキパツド11を斜め上向きに押圧す
る。
の下側斜面に押し当てられ、押圧部6のばね力に
より、ブレーキパツド11を斜め上向きに押圧す
る。
したがつて、ブレーキパツド11はその耳部1
3を支持部3の上片3aに押圧された状態でスラ
イドすることになる。
3を支持部3の上片3aに押圧された状態でスラ
イドすることになる。
なお、上記のパツドライナAは、第4図に示す
ように、各ブレーキパツド11の回入側及び回出
側の両方に取付けられる。
ように、各ブレーキパツド11の回入側及び回出
側の両方に取付けられる。
以上述べたように、この考案のパツドライナ
は、固定部材に設けたブレーキパツドのスライド
面をカバーすることにより、ブレーキパツドと固
定部材間の錆付を防止して、ブレーキパツドをス
ムーズにスライドさせる効果がある。さらに押圧
部によつて常にブレーキパツドを斜め上向きに圧
接するので、ブレーキパツドは安定よく支持さ
れ、またデイスクロータの半径方向および回転方
向に各々ばね力の分力が作用するので、半径方向
のみならず回転方向にも押圧力を及ぼし、両方向
の力によつて鳴きおよび異音の防止効果を発揮す
る。
は、固定部材に設けたブレーキパツドのスライド
面をカバーすることにより、ブレーキパツドと固
定部材間の錆付を防止して、ブレーキパツドをス
ムーズにスライドさせる効果がある。さらに押圧
部によつて常にブレーキパツドを斜め上向きに圧
接するので、ブレーキパツドは安定よく支持さ
れ、またデイスクロータの半径方向および回転方
向に各々ばね力の分力が作用するので、半径方向
のみならず回転方向にも押圧力を及ぼし、両方向
の力によつて鳴きおよび異音の防止効果を発揮す
る。
また、支持部に設けた案内片は、パツドを組付
ける際にパツドを案内する作用をなすので、その
作業性を向上せしめ、平板部に設けた一方の係止
片の先端を外方にわん曲したことにより、パツド
ライナを固定部材に組付ける際の作業性を向上せ
しめる効果がある。
ける際にパツドを案内する作用をなすので、その
作業性を向上せしめ、平板部に設けた一方の係止
片の先端を外方にわん曲したことにより、パツド
ライナを固定部材に組付ける際の作業性を向上せ
しめる効果がある。
第1図は展開図、第2図は斜視図、第3図は側
面図、第4図はこの考案のパツドライナを取付け
たデイスクブレーキの一部切欠平面図、第5図は
第4図のV−V線の断面図、第6図は第5図の
−線の断面図である。 A……パツドライナ、1……鋼板、3……支持
部、4……平板部、5,5′……係止片、6……
押圧部、7……圧接面。
面図、第4図はこの考案のパツドライナを取付け
たデイスクブレーキの一部切欠平面図、第5図は
第4図のV−V線の断面図、第6図は第5図の
−線の断面図である。 A……パツドライナ、1……鋼板、3……支持
部、4……平板部、5,5′……係止片、6……
押圧部、7……圧接面。
Claims (1)
- 一枚の鋼板を屈曲して、一端にコ字形のパツド
支持部3を設け、この支持部3に連続してパツド
裏金12の側面に対面する平板部4を設けるとと
もに、この平板部4の両側に固定部材9に対する
係止片5,5′を設け、上記平板部4に連続して
パツド裏金12の下面の押圧部6を設けたデイス
クブレーキ用パツドライナにおいて、上記支持部
3を形成する各折曲片の一側に外方へ開いた案内
片8を設け、上記係止片5,5′のうち案内片8
と同じ側へ係止片5′をわん曲してばね性を付与
するとともにその先端を外向きにわん曲せしめ、
かつ上記押圧部6を裏金12の下面の傾斜部分に
当接するようにしたことを特徴とするデイスクブ
レーキ用パツドライナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP526480U JPS6114662Y2 (ja) | 1980-01-16 | 1980-01-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP526480U JPS6114662Y2 (ja) | 1980-01-16 | 1980-01-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56106245U JPS56106245U (ja) | 1981-08-18 |
JPS6114662Y2 true JPS6114662Y2 (ja) | 1986-05-08 |
Family
ID=29601937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP526480U Expired JPS6114662Y2 (ja) | 1980-01-16 | 1980-01-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6114662Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS641550Y2 (ja) * | 1980-12-27 | 1989-01-13 | ||
JPH0354981Y2 (ja) * | 1987-08-28 | 1991-12-05 | ||
JPH0874898A (ja) * | 1994-06-29 | 1996-03-19 | Aisin Seiki Co Ltd | ディスクブレーキ用パッドクリップ |
JP4599828B2 (ja) * | 2003-11-07 | 2010-12-15 | 株式会社アドヴィックス | ディスクブレーキのパッドサポート、及びそのパッドサポートを備えるディスクブレーキ |
JP2007032720A (ja) * | 2005-07-27 | 2007-02-08 | Advics:Kk | オープントップ型のキャリパを備える対向型ディスクブレーキ |
-
1980
- 1980-01-16 JP JP526480U patent/JPS6114662Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56106245U (ja) | 1981-08-18 |
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