JPS61143906A - 複合電気接点 - Google Patents
複合電気接点Info
- Publication number
- JPS61143906A JPS61143906A JP26582384A JP26582384A JPS61143906A JP S61143906 A JPS61143906 A JP S61143906A JP 26582384 A JP26582384 A JP 26582384A JP 26582384 A JP26582384 A JP 26582384A JP S61143906 A JPS61143906 A JP S61143906A
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- JP
- Japan
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- silver
- back member
- composite electrical
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)技術分野
本発明は複合電気接点(あるいは半完成品としては、複
合電気接点材料とも呼び得る)、特に銀−酸化錫系の接
点部の裏面にバック部材として銀が接合された複合電気
接点にかかるものである。
合電気接点材料とも呼び得る)、特に銀−酸化錫系の接
点部の裏面にバック部材として銀が接合された複合電気
接点にかかるものである。
(ロ)発明の背景
り記した種類の複合室・無接点は広く知られるところで
あり、接点部とバック部材の接合は一般に冷間圧着によ
っている。これは、接点部に舎まれる金属酸化物、例え
ば酸化カドミウムが熱的に不安定なために熱間圧着ある
いは高温を用いて溶接すると分解してしまうためである
。このために、接壱部とバック部材との間に低融点のろ
う材を用いて接着することがあるが、所詮は両部材間に
強固な接合は期し難い。
あり、接点部とバック部材の接合は一般に冷間圧着によ
っている。これは、接点部に舎まれる金属酸化物、例え
ば酸化カドミウムが熱的に不安定なために熱間圧着ある
いは高温を用いて溶接すると分解してしまうためである
。このために、接壱部とバック部材との間に低融点のろ
う材を用いて接着することがあるが、所詮は両部材間に
強固な接合は期し難い。
一方、金属酸化物として酸化錫を主として含む銀−酸化
錫系の接点部は熱的に非常に安定なので、それをパック
部材に熱間で圧着しても或は溶接しても接点部自体には
何ら支障となる不利は生じない。
錫系の接点部は熱的に非常に安定なので、それをパック
部材に熱間で圧着しても或は溶接しても接点部自体には
何ら支障となる不利は生じない。
しかし、例えば700〜800℃の温度下で銀−酸化錫
系接点部を銀バック部材に接合すると、両者の接合部が
接合時点で既に或はその後の使用中に剥離することがし
ばしば生じる。このような剥離埋置は、両部材を先ず冷
間圧着してその後に上記したような温度で熱処理しても
、或は上記したような温度で溶接しても峨じる (ハ)発明の開示 本発明は上記したような銀−酸化錫系接点部と銀バック
部材とを熱間で接合したときにみられる両者間の剥離が
生じない複合電気接点を提供することを目的とするもの
である。
系接点部を銀バック部材に接合すると、両者の接合部が
接合時点で既に或はその後の使用中に剥離することがし
ばしば生じる。このような剥離埋置は、両部材を先ず冷
間圧着してその後に上記したような温度で熱処理しても
、或は上記したような温度で溶接しても峨じる (ハ)発明の開示 本発明は上記したような銀−酸化錫系接点部と銀バック
部材とを熱間で接合したときにみられる両者間の剥離が
生じない複合電気接点を提供することを目的とするもの
である。
本発明において複合電気接点の接点部をなす銀−酸化錫
系材料とは、銀中に主たる金属酸化物として酸化錫を含
むものであり、該材料は内部酸化後に所望の形状に成形
されたもの、あるいは所望の形状に成形後に内部酸化し
たもの、更には粉末冶金法によってつくられたもののい
ずれであってもよい。
系材料とは、銀中に主たる金属酸化物として酸化錫を含
むものであり、該材料は内部酸化後に所望の形状に成形
されたもの、あるいは所望の形状に成形後に内部酸化し
たもの、更には粉末冶金法によってつくられたもののい
ずれであってもよい。
本発明者は、前記した剥離は主として両部材間の接合を
強固にするために充分な金属拡散を保証しうる高温の熱
間に前述した種類の接点部とバック部材がさらされた時
に生じる両者間の膨張と、それに統〈収縮が異ることに
起因する点に着目した。
強固にするために充分な金属拡散を保証しうる高温の熱
間に前述した種類の接点部とバック部材がさらされた時
に生じる両者間の膨張と、それに統〈収縮が異ることに
起因する点に着目した。
ここでまず考えられることは、熱間処理温度を下げるこ
とであるが、それでは両部材間に金属拡散が充分に行な
われず1強固なダイレクト接合が期しえない。
とであるが、それでは両部材間に金属拡散が充分に行な
われず1強固なダイレクト接合が期しえない。
そこで、バック部材の銀中にCu、Zn。
Sn、In、Pb、Cd等の銀の融点を低下し得る金属
元素の一種或は複数を添加したところ、バック部材の銀
の融点は下がり、従って銀−酸化錫系接点部と銀バック
部材との間に著しい膨張と収縮の差が生じず、比較的に
低い温度でも金属の熱拡散が大きく1両部材が強固に接
合することが見い出された。
元素の一種或は複数を添加したところ、バック部材の銀
の融点は下がり、従って銀−酸化錫系接点部と銀バック
部材との間に著しい膨張と収縮の差が生じず、比較的に
低い温度でも金属の熱拡散が大きく1両部材が強固に接
合することが見い出された。
本発明において、上記した金属元素の銀バック部材への
添加は、銀合金の1重量%以下では所期の効果がなく、
また添加量の上限は銀バック部材の電導彦を接点部の導
電度以下にしない量である。
添加は、銀合金の1重量%以下では所期の効果がなく、
また添加量の上限は銀バック部材の電導彦を接点部の導
電度以下にしない量である。
(ニ)実施例
内部酸化したAg−5■8重量%−In4爪量%のスト
リップ状合金を接点部とし、Ag−Cu10重量%合金
のストリーノブをバック部材とした。
リップ状合金を接点部とし、Ag−Cu10重量%合金
のストリーノブをバック部材とした。
接点部の電導間はIA/CS50%であり、バック部材
の電導間はIAIII:S86%であった。
の電導間はIAIII:S86%であった。
そこで、両者を重ねて700℃で連続して熱間ロール圧
延クラッドした。圧延率を20%として、接点部は幅4
m+gで厚みl+++mとし、この裏面に熱間接合した
幅4■で厚み0.5Hのバック部材からなる複合電気接
点材を得た。
延クラッドした。圧延率を20%として、接点部は幅4
m+gで厚みl+++mとし、この裏面に熱間接合した
幅4■で厚み0.5Hのバック部材からなる複合電気接
点材を得た。
その結果、両部材間には全り@雛がみとめられなかった
。そこで、これを4■の長さに切断して角状の複合電気
接点を得た。
。そこで、これを4■の長さに切断して角状の複合電気
接点を得た。
なお、対比のために上記したバック部材をAgで作り、
700℃で同様に熱間クラッドしたが、両部材間には良
好な接合が得られず、さらに温度を高めて900℃で同
様に熱間クラッドしたところ、両部材は接合したが、接
合面に2II雛がみられた。
700℃で同様に熱間クラッドしたが、両部材間には良
好な接合が得られず、さらに温度を高めて900℃で同
様に熱間クラッドしたところ、両部材は接合したが、接
合面に2II雛がみられた。
(ホ)発明の効果
本発明は上述した通り、複合電気接点の接点部とパック
部材間に剥離の全どみとめられない強固な接合が得られ
、また複合電気接点の全体、特に接点部の加工歪が比較
的低い温度の熱間処理によってとれる付加的な効果も期
待できる。
部材間に剥離の全どみとめられない強固な接合が得られ
、また複合電気接点の全体、特に接点部の加工歪が比較
的低い温度の熱間処理によってとれる付加的な効果も期
待できる。
Claims (4)
- (1)接点部とバック部材が直接に接合した複合電気接
点であって、該接点部は主たる金属酸化物として酸化錫
を含む銀からなり、かつ該バック部材はCu、Zn、S
n、In、Pb、Cdからなる群から選ばれた一種また
は複数の元素を含む銀合金からなることを特徴とする複
合電気接点。 - (2)前記接点部とバック部材との間の直接に接合した
接合面は熱間処理によった金属拡散により形成されてな
る特許請求の範囲第1項記載の複合電気接点。 - (3)前記接点部とバック部材との間の直接に接合した
接合面は冷間圧着とそれに続く熱間処理によった金属拡
散により形成されてなる特許請求の範囲第1項記載の複
合電気接点。 - (4)前記バック部材の銀に含まれる元素の量が銀合金
の1重量%を下限とし、該銀合金の電導度を前記接点部
の電導度よりも低くしない量を上限とする特許請求の範
囲第1項、第2項又は第3記載の複合電気接点。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26582384A JPS61143906A (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 | 複合電気接点 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26582384A JPS61143906A (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 | 複合電気接点 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61143906A true JPS61143906A (ja) | 1986-07-01 |
Family
ID=17422549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26582384A Pending JPS61143906A (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 | 複合電気接点 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61143906A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62268016A (ja) * | 1986-05-15 | 1987-11-20 | 株式会社 徳力本店 | 複合接点材料 |
JPS63170819A (ja) * | 1987-01-07 | 1988-07-14 | 株式会社東富士製作所 | 複合電気接点 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58129706A (ja) * | 1982-01-29 | 1983-08-02 | 田中貴金属工業株式会社 | 複合電気接点材料 |
JPS58129707A (ja) * | 1982-01-29 | 1983-08-02 | 田中貴金属工業株式会社 | 複合電気接点材料 |
-
1984
- 1984-12-17 JP JP26582384A patent/JPS61143906A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58129706A (ja) * | 1982-01-29 | 1983-08-02 | 田中貴金属工業株式会社 | 複合電気接点材料 |
JPS58129707A (ja) * | 1982-01-29 | 1983-08-02 | 田中貴金属工業株式会社 | 複合電気接点材料 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62268016A (ja) * | 1986-05-15 | 1987-11-20 | 株式会社 徳力本店 | 複合接点材料 |
JPS63170819A (ja) * | 1987-01-07 | 1988-07-14 | 株式会社東富士製作所 | 複合電気接点 |
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