JPS6114274Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6114274Y2 JPS6114274Y2 JP16992379U JP16992379U JPS6114274Y2 JP S6114274 Y2 JPS6114274 Y2 JP S6114274Y2 JP 16992379 U JP16992379 U JP 16992379U JP 16992379 U JP16992379 U JP 16992379U JP S6114274 Y2 JPS6114274 Y2 JP S6114274Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protection relay
- busbar
- bus
- input transformer
- resistance element
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 12
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 5
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 3
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電力系統を保護する母線保護継電装
置、特に電圧差動方式における保護能力を向上さ
せる母線保護継電装置に関する。
置、特に電圧差動方式における保護能力を向上さ
せる母線保護継電装置に関する。
第1図は従来の母線保護継電装置の接続図で、
母線1には送電線2,3,4が夫々しや断器5,
6,7を介して複数回線接続され、各送電線2,
3,4に変流器8,9,10が設置されている。
これ等変流器8,9,10は夫々並列に、過大入
力電圧吸収用の非直線抵抗素子(バリスタ)16
および過飽和リアクトル12の一次巻線12Fが
接続され、該非直線抵抗素子16の出力側には母
線保護継電器11の第1入力変成器17の一次巻
線17Fが接続されている。上記過飽和リアクト
ル12の二次巻線12Sには監視用継電器13が
接続されている。
母線1には送電線2,3,4が夫々しや断器5,
6,7を介して複数回線接続され、各送電線2,
3,4に変流器8,9,10が設置されている。
これ等変流器8,9,10は夫々並列に、過大入
力電圧吸収用の非直線抵抗素子(バリスタ)16
および過飽和リアクトル12の一次巻線12Fが
接続され、該非直線抵抗素子16の出力側には母
線保護継電器11の第1入力変成器17の一次巻
線17Fが接続されている。上記過飽和リアクト
ル12の二次巻線12Sには監視用継電器13が
接続されている。
このような構成の従来装置の動作について以下
説明する。変流器8〜10を並列接続して得られ
る差動電圧は可飽和リアクトル12、非直線抵抗
素子16を介して母線保護継電器11に印加され
る。例えば点15における母線の外部事故時は継
電器入力インピーダンスZ1が全回線の変流器側イ
ンピーダンスZ2に比べて非常に大きいため、差動
電流は母線保護継電器11側にはほとんど流れな
いので、この差動電圧Vは小さく母線保護継電器
11は不動作となる。一方点14における母線の
内部事故時は差動電流は大きくほとんど母線保護
継電器11に流れ、同時に継電器入力インピーダ
ンスZ1が大きいため差動電圧Vは大きく、母線保
護継電器11は動作して各しや断器5〜7をトリ
ツプする。
説明する。変流器8〜10を並列接続して得られ
る差動電圧は可飽和リアクトル12、非直線抵抗
素子16を介して母線保護継電器11に印加され
る。例えば点15における母線の外部事故時は継
電器入力インピーダンスZ1が全回線の変流器側イ
ンピーダンスZ2に比べて非常に大きいため、差動
電流は母線保護継電器11側にはほとんど流れな
いので、この差動電圧Vは小さく母線保護継電器
11は不動作となる。一方点14における母線の
内部事故時は差動電流は大きくほとんど母線保護
継電器11に流れ、同時に継電器入力インピーダ
ンスZ1が大きいため差動電圧Vは大きく、母線保
護継電器11は動作して各しや断器5〜7をトリ
ツプする。
ところが、上記従来の母線保護継電装置は、内
部事故時は過大入力電圧が過飽和リアクトル1
2、非直線抵抗素子16に長時間発生してこれ等
を破損するおそれがある。そのため過大電圧に長
時間耐える大容量でしかも性能のよい過飽和リア
クトル12、非直線抵抗素子16が必要となる欠
点があつた。
部事故時は過大入力電圧が過飽和リアクトル1
2、非直線抵抗素子16に長時間発生してこれ等
を破損するおそれがある。そのため過大電圧に長
時間耐える大容量でしかも性能のよい過飽和リア
クトル12、非直線抵抗素子16が必要となる欠
点があつた。
本考案は上記の欠点を除去するためになされた
もので、過飽和リアクトル、非直線抵抗素子に長
時間過大入力電圧が印加しないようにした母線保
護継電装置を提供することを目的とする。
もので、過飽和リアクトル、非直線抵抗素子に長
時間過大入力電圧が印加しないようにした母線保
護継電装置を提供することを目的とする。
以下、本考案の一実施例の構成を第1図と同一
部分に同一符号を付した第2図を参照して説明す
る。ここで第1図と同一部分については前述と同
様なのでその説明を省略する。第2図において、
前記の母線保護継電器11内の第1入力変成器1
7の二次巻線17S側に第2入力変成器19の一
次巻線19Sを並列に接続する。この第2入力変
成器19の二次巻線19Fは前記変流器8〜10
の出力回路に上記母線保護継電器11が動作する
ことにより閉路する接点18が直列に接続され
る。
部分に同一符号を付した第2図を参照して説明す
る。ここで第1図と同一部分については前述と同
様なのでその説明を省略する。第2図において、
前記の母線保護継電器11内の第1入力変成器1
7の二次巻線17S側に第2入力変成器19の一
次巻線19Sを並列に接続する。この第2入力変
成器19の二次巻線19Fは前記変流器8〜10
の出力回路に上記母線保護継電器11が動作する
ことにより閉路する接点18が直列に接続され
る。
次に上記構成からなる本考案の動作を以下第3
図を参照して説明する。第3図は上記実施例のト
リツプ回路のシーケンス図であつて、直流電源2
0に上記母線保護継電器11の動作により閉じる
接点21を介して増幅用補助継電器の巻線22が
接続されている。更に直流電源20には母線保護
継電器11の動作により閉じる接点23と上記増
幅用補助継電器の動作により閉じる接点24との
並列回路を介して不図示のしや断器トリツプが接
続される。
図を参照して説明する。第3図は上記実施例のト
リツプ回路のシーケンス図であつて、直流電源2
0に上記母線保護継電器11の動作により閉じる
接点21を介して増幅用補助継電器の巻線22が
接続されている。更に直流電源20には母線保護
継電器11の動作により閉じる接点23と上記増
幅用補助継電器の動作により閉じる接点24との
並列回路を介して不図示のしや断器トリツプが接
続される。
いま、例えば第2図で示す点15の電力系統に
おいて外部事故が発生すると、前記第1図例と同
様に差動電圧は小さく、母線保護継電器11は不
動作でトリツプしない。このとき過大入力電圧は
発生しない。
おいて外部事故が発生すると、前記第1図例と同
様に差動電圧は小さく、母線保護継電器11は不
動作でトリツプしない。このとき過大入力電圧は
発生しない。
次に例えば第2図で示す点14で内部事故が発
生した場合は、差動電圧は大きく母線保護継電器
11が動作する。この動作で接点18が閉成され
ると以後上記差動電圧による電流は第2入力変成
器19に流れるようになり、過大入力電圧は長時
間非直線抵抗素子16、過飽和リアクトル12に
印加されない。
生した場合は、差動電圧は大きく母線保護継電器
11が動作する。この動作で接点18が閉成され
ると以後上記差動電圧による電流は第2入力変成
器19に流れるようになり、過大入力電圧は長時
間非直線抵抗素子16、過飽和リアクトル12に
印加されない。
一方トリツプ回路は第3図で示すように、母線
保護継電器11の動作で閉じる接点23と増幅用
補助継電器の動作で閉じる接点24との並列接続
回路が形成され、しや断器のトリツプに直流電源
20が接続されるので確実に該しや断器は動作す
る。
保護継電器11の動作で閉じる接点23と増幅用
補助継電器の動作で閉じる接点24との並列接続
回路が形成され、しや断器のトリツプに直流電源
20が接続されるので確実に該しや断器は動作す
る。
以上述べたように、本考案は母線保護継電器に
第2入力変成器を付設し、この一次巻線回路に母
線保護継電器の動作によつて閉じる接点を設けた
から、母線に内部事故が発生することにより生じ
た差動電圧による電流は、母線保護継電器が動作
して上記の接点を閉じた後は上記第2入力変成器
に流れる。その結果、過大入力電圧が長時間非直
線抵抗素子および過飽和リアクトルに印加しない
ので、この非直線抵抗素子および過飽和リアクト
ルは短時間定格のものでよく、母線の内部事故が
発生しても過大入力電圧に対して破損するおそれ
がなく、母線保護継電装置が簡単かつ確実に動作
する等の効果が得られる。
第2入力変成器を付設し、この一次巻線回路に母
線保護継電器の動作によつて閉じる接点を設けた
から、母線に内部事故が発生することにより生じ
た差動電圧による電流は、母線保護継電器が動作
して上記の接点を閉じた後は上記第2入力変成器
に流れる。その結果、過大入力電圧が長時間非直
線抵抗素子および過飽和リアクトルに印加しない
ので、この非直線抵抗素子および過飽和リアクト
ルは短時間定格のものでよく、母線の内部事故が
発生しても過大入力電圧に対して破損するおそれ
がなく、母線保護継電装置が簡単かつ確実に動作
する等の効果が得られる。
第1図は従来の母線保護継電装置の単線接続
図、第2図は本考案の母線保護継電装置の単線接
続図、第3図は本考案の母線保護継電装置のトリ
ツプ回路のシーケンス図である。 1……母線、2,3,4……送電線、5,6,
7……しや断器、8,9,10……変流器、11
……母線保護継電器、12……過飽和リアクト
ル、13……監視用継電器、14,15……事故
点、16……非直線抵抗素子、17……第1入力
変成器、18……接点、19……第2入力変成
器。なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分
を示す。
図、第2図は本考案の母線保護継電装置の単線接
続図、第3図は本考案の母線保護継電装置のトリ
ツプ回路のシーケンス図である。 1……母線、2,3,4……送電線、5,6,
7……しや断器、8,9,10……変流器、11
……母線保護継電器、12……過飽和リアクト
ル、13……監視用継電器、14,15……事故
点、16……非直線抵抗素子、17……第1入力
変成器、18……接点、19……第2入力変成
器。なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分
を示す。
Claims (1)
- 保護されるべき母線と、この母線により各々し
や断器を介して分岐された複数の送電線と、これ
らの各送電線に設けられ、相互に並列に接続され
た複数の変流器と、これら各変流器の二次側に可
飽和リアクトルを介して接続された監視継電器と
上記各変流器の二次側に非直線抵抗素子を介して
一次巻線が接続された第1入力変成器を有する母
線保護継電器と、一次巻線を上記第1入力変成器
の二次巻線に並列に接続し上記母線継電器内に設
けらた第2入力変成器と、上記非直線抵抗素子の
入力側に並列に接続された上記第2入力変成器の
二次巻線と直列に設けられ上記母線保護継電器の
動作により閉する接点と、を備えた母線護継電装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16992379U JPS6114274Y2 (ja) | 1979-12-03 | 1979-12-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16992379U JPS6114274Y2 (ja) | 1979-12-03 | 1979-12-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5686833U JPS5686833U (ja) | 1981-07-11 |
JPS6114274Y2 true JPS6114274Y2 (ja) | 1986-05-02 |
Family
ID=29680761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16992379U Expired JPS6114274Y2 (ja) | 1979-12-03 | 1979-12-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6114274Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-03 JP JP16992379U patent/JPS6114274Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5686833U (ja) | 1981-07-11 |
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