JPS60229625A - 母線保護継電装置 - Google Patents
母線保護継電装置Info
- Publication number
- JPS60229625A JPS60229625A JP8287084A JP8287084A JPS60229625A JP S60229625 A JPS60229625 A JP S60229625A JP 8287084 A JP8287084 A JP 8287084A JP 8287084 A JP8287084 A JP 8287084A JP S60229625 A JPS60229625 A JP S60229625A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bus
- ground fault
- relay
- wire
- wire ground
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は、電力系統を保護する母線保護継電装置に係
り、特に母線外部2線地絡事故から母線外部1線地絡事
故への移行事故時における保護能勾を向上させた母線保
護継電装置に関するものでちる。
り、特に母線外部2線地絡事故から母線外部1線地絡事
故への移行事故時における保護能勾を向上させた母線保
護継電装置に関するものでちる。
従来この種の装置として第1図乃至第3図に示すものが
めった。第1図において、lは母線、2〜5は母線に接
続された送電線、6〜9ViLや断器、10〜13は母
線保護継電器用の変流器(以下CTと略称する)、14
は計器用変成器(以下PTと略称する)、15.16は
電源側変電所。
めった。第1図において、lは母線、2〜5は母線に接
続された送電線、6〜9ViLや断器、10〜13は母
線保護継電器用の変流器(以下CTと略称する)、14
は計器用変成器(以下PTと略称する)、15.16は
電源側変電所。
17.18は負荷側変電所、19は電圧差動継電器、2
0は1線地絡検出継電器である。第2図において、19
は電圧差動継電器、20f11線地絡検出継電器、21
はAND回路、22は限時継電器でろる。第3図におい
て、lは母線、14は計器用変成器、23A 、23B
、23CはPT14の2次リード線、24はPT14
の3次リード線、20は1線地絡検出継電器である。
0は1線地絡検出継電器である。第2図において、19
は電圧差動継電器、20f11線地絡検出継電器、21
はAND回路、22は限時継電器でろる。第3図におい
て、lは母線、14は計器用変成器、23A 、23B
、23CはPT14の2次リード線、24はPT14
の3次リード線、20は1線地絡検出継電器である。
次に動作について説明する。第1図において、母線1に
接続された全回線0CTIQ〜13の2次側は各相毎に
全部並列に接続され、その出力は電圧差動継電器19に
導入されている。ここで、母線外部1線地絡事故が発生
した場合、母線IK向かつて流入する電流の和と母線1
から事故点に向かって流出する電流の和とが等しいため
、CT10〜13の2次側においても流入端CTよりの
電流和と流出端CTの電流和とは等しく、結局012次
電流はCT間を環流することになる。このためCT2次
電圧電圧ほど大きな電圧とはならず、電圧差動継電器1
9は動作しない。ただし、1線地絡検出継電器20は動
作するが、第2図に示すように、トリップ出力は電圧差
動継電器19と1線地絡検出継電器20のAND条件と
なっているため出力しない。
接続された全回線0CTIQ〜13の2次側は各相毎に
全部並列に接続され、その出力は電圧差動継電器19に
導入されている。ここで、母線外部1線地絡事故が発生
した場合、母線IK向かつて流入する電流の和と母線1
から事故点に向かって流出する電流の和とが等しいため
、CT10〜13の2次側においても流入端CTよりの
電流和と流出端CTの電流和とは等しく、結局012次
電流はCT間を環流することになる。このためCT2次
電圧電圧ほど大きな電圧とはならず、電圧差動継電器1
9は動作しない。ただし、1線地絡検出継電器20は動
作するが、第2図に示すように、トリップ出力は電圧差
動継電器19と1線地絡検出継電器20のAND条件と
なっているため出力しない。
次に、母線内部で1線地絡事故が発生した場合VCは、
流出電流がなくなり、母線内部に向かって流れる流入電
流のみになる。この場合は電圧差動継電器19のインピ
ーダンスが非常に大きいため、CT2次電圧電圧激に高
電圧となり、電圧差動継電器19は動作する。又1線地
絡検出継電器20も動作するため、しゃ断器6〜9をト
リップする。
流出電流がなくなり、母線内部に向かって流れる流入電
流のみになる。この場合は電圧差動継電器19のインピ
ーダンスが非常に大きいため、CT2次電圧電圧激に高
電圧となり、電圧差動継電器19は動作する。又1線地
絡検出継電器20も動作するため、しゃ断器6〜9をト
リップする。
次に、母線外部1線地絡事故から母線外部2&!地絡事
故に移行した場合では、母線外部2線地絡事故に移行し
た時点で1線地絡検出継電器20は復帰し、高感度に電
圧差動継電器19を整定していると、事故電流の大きい
母線外部2線地絡事故で発生する誤差電圧で電圧差動継
電519が誤動作する恐れがあるが、第4図に示すよう
に、1線地絡検出継電器20と電圧差動継電器19との
時間協調がとれているため、ミストリップすることはな
い。
故に移行した場合では、母線外部2線地絡事故に移行し
た時点で1線地絡検出継電器20は復帰し、高感度に電
圧差動継電器19を整定していると、事故電流の大きい
母線外部2線地絡事故で発生する誤差電圧で電圧差動継
電519が誤動作する恐れがあるが、第4図に示すよう
に、1線地絡検出継電器20と電圧差動継電器19との
時間協調がとれているため、ミストリップすることはな
い。
次に、母線外部2線地絡事故から母線外部1線地絡事故
に移行した場合、母線外部1線地絡事故に移行した時点
で1線地絡検出継電器20け動作し、電圧差動継電器1
9は動作状態から復帰するが、第4図に示すように、1
線地絡検出継電器20と電圧差動継電器19との時間協
調がとれていないので、ミストリップする。
に移行した場合、母線外部1線地絡事故に移行した時点
で1線地絡検出継電器20け動作し、電圧差動継電器1
9は動作状態から復帰するが、第4図に示すように、1
線地絡検出継電器20と電圧差動継電器19との時間協
調がとれていないので、ミストリップする。
従来の母線保護継電装置は以上のように構成されている
ので、母線外部1線地絡事故から母線外部2線地絡事故
に移行する時は問題ないが、母線外部2線地絡事故から
母線外部1線事故に移行した時、電圧差動継電器19の
復帰時間と1線地絡検出継1!器20との動作時間の時
間協調がとれていないときには、ミストリップする場合
があった。
ので、母線外部1線地絡事故から母線外部2線地絡事故
に移行する時は問題ないが、母線外部2線地絡事故から
母線外部1線事故に移行した時、電圧差動継電器19の
復帰時間と1線地絡検出継1!器20との動作時間の時
間協調がとれていないときには、ミストリップする場合
があった。
この発明は上記のような従来のものの欠点を除去するた
めになされたもので、電圧差動継電器19が動作した後
の一定時間後に1線地絡検出継電器20を動作させるこ
とによって、母線外部2線地絡事故から母線外部1線地
絡事故に移行した時に、電圧差動継電器19の彷帰時間
と1線地絡検出継電器20の動作時間との時間協調をと
るようにすることにより誤動作を防止した母線保護継電
装置を提供することを目的としている。
めになされたもので、電圧差動継電器19が動作した後
の一定時間後に1線地絡検出継電器20を動作させるこ
とによって、母線外部2線地絡事故から母線外部1線地
絡事故に移行した時に、電圧差動継電器19の彷帰時間
と1線地絡検出継電器20の動作時間との時間協調をと
るようにすることにより誤動作を防止した母線保護継電
装置を提供することを目的としている。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第3
図と同一部分VCId同一符号を付した第5図において
、19は高インピーダンス形過電圧検出要素であり、こ
こでは電圧差動継電器、20Fi1線地絡検出要素であ
り、ここでVil線地絡検出継電器、25r/′i電圧
差動継電器19が動作した後の所定時間後に動作する開
閉手段のa接点である。
図と同一部分VCId同一符号を付した第5図において
、19は高インピーダンス形過電圧検出要素であり、こ
こでは電圧差動継電器、20Fi1線地絡検出要素であ
り、ここでVil線地絡検出継電器、25r/′i電圧
差動継電器19が動作した後の所定時間後に動作する開
閉手段のa接点である。
第6図は母線外部1線地絡事故から母線外部2線地絡事
故に移行した時のタイムチャート図と母線外部2線地絡
事故から母線外部1紛地絡事故に移行した時のタイムチ
ャート図である。
故に移行した時のタイムチャート図と母線外部2線地絡
事故から母線外部1紛地絡事故に移行した時のタイムチ
ャート図である。
次に動作について説明する。この発明による母線保護継
電装置は上述の時間協調をとるため、電圧差動継電器1
9が動作した後の一定時間後に閉成するa接点25を追
加したので、電圧差動継電器19が動作しなければ1線
地絡検出継電器20は動作しない。したがって、母線外
部11il地絡事故(第1図F1点)から母線外部2線
地絡事故(第1図F、 、 F2点)への移行事故ある
いは母線外部2線地絡事故(第1図F+ 、 F2点)
から母線外部1線地絡事故(第1図F1点)への移行事
故が発生しても、第6図に示したタイムチャートかられ
かるように、電圧差動継電器19と1線地絡検出継電器
20との動作−復帰時間協調はとれており、トリップ指
令は出力されない。よって母線保饅継型装置は誤動作す
ることはない。
電装置は上述の時間協調をとるため、電圧差動継電器1
9が動作した後の一定時間後に閉成するa接点25を追
加したので、電圧差動継電器19が動作しなければ1線
地絡検出継電器20は動作しない。したがって、母線外
部11il地絡事故(第1図F1点)から母線外部2線
地絡事故(第1図F、 、 F2点)への移行事故ある
いは母線外部2線地絡事故(第1図F+ 、 F2点)
から母線外部1線地絡事故(第1図F1点)への移行事
故が発生しても、第6図に示したタイムチャートかられ
かるように、電圧差動継電器19と1線地絡検出継電器
20との動作−復帰時間協調はとれており、トリップ指
令は出力されない。よって母線保饅継型装置は誤動作す
ることはない。
なお、上記実施例では単母線について説明したが、2重
母線についてであってもよく、上記実施例と同様の効果
を奏する。
母線についてであってもよく、上記実施例と同様の効果
を奏する。
以上のように、この発明によれば、電圧差動継電器19
が動作した後の所定時間後に1線地絡検出継電器20を
動作させるように構成したので、母線外部2線地絡事故
から母線外部1線地絡事故への移行事故が発生した場合
でも誤動作しない母線保護継電装置が得られる効果があ
る。
が動作した後の所定時間後に1線地絡検出継電器20を
動作させるように構成したので、母線外部2線地絡事故
から母線外部1線地絡事故への移行事故が発生した場合
でも誤動作しない母線保護継電装置が得られる効果があ
る。
第1図は従来の母線保護継電装置を備えた電力系統の接
続図、第2図は母線保護継電装置のトリップ信号送出回
路図、第3図は従来装置の故障検出回路部分の接続図、
第4図は従来装置に使用される電圧差動継電器および1
線地絡検出継電器の時間協調タイムチャート、第5図は
この発明による母線保護継電装置の一実施例による故障
検出回路部分の接続図、第6図はこの発明に使用される
電圧差動継電器および1線地絡検出継屯器の時間協調タ
イムチャートである。 1・・・母線、6〜9・・しゃ断器、10〜13・・変
流器(CT)、14・・・計器用変成器(PT)、15
゜16・・・電源側変電所、17.18・・・負荷側変
電所、19・・・高インピーダンス形過電圧検出要素(
ilfl差圧継電器)、20・・・1線地絡検出要素(
1線地絡検出継電器)、21・・・AND回路、22・
・・限時継電器、25・・・開閉手段(a接点)。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 特許出願人 三菱電機株式会社 tlA 弁3N−f BE ff 、1llBj”−’
(外2名) 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図
続図、第2図は母線保護継電装置のトリップ信号送出回
路図、第3図は従来装置の故障検出回路部分の接続図、
第4図は従来装置に使用される電圧差動継電器および1
線地絡検出継電器の時間協調タイムチャート、第5図は
この発明による母線保護継電装置の一実施例による故障
検出回路部分の接続図、第6図はこの発明に使用される
電圧差動継電器および1線地絡検出継屯器の時間協調タ
イムチャートである。 1・・・母線、6〜9・・しゃ断器、10〜13・・変
流器(CT)、14・・・計器用変成器(PT)、15
゜16・・・電源側変電所、17.18・・・負荷側変
電所、19・・・高インピーダンス形過電圧検出要素(
ilfl差圧継電器)、20・・・1線地絡検出要素(
1線地絡検出継電器)、21・・・AND回路、22・
・・限時継電器、25・・・開閉手段(a接点)。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 特許出願人 三菱電機株式会社 tlA 弁3N−f BE ff 、1llBj”−’
(外2名) 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図
Claims (1)
- 母線に接続されている送電線に接続される複数個の変流
器と、前記複数個の変流器の2次側を互に並列接続した
並列回路に接続される高インピーダンス形過電圧検出要
素と、前記母線に接続される計器用変成器の2次および
3次側に接続される1線地絡検出要素とを備えた母線保
護継電装置において、前記計器用変成器および前記1線
地絡検出要素間に前記高インピーダンス形過電圧検出要
素が動作した後の所定時間後に動作する開閉手段が接続
されていることを特徴とする母線保護継電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8287084A JPS60229625A (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | 母線保護継電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8287084A JPS60229625A (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | 母線保護継電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60229625A true JPS60229625A (ja) | 1985-11-15 |
Family
ID=13786334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8287084A Pending JPS60229625A (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | 母線保護継電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60229625A (ja) |
-
1984
- 1984-04-26 JP JP8287084A patent/JPS60229625A/ja active Pending
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