JPS5911712A - 送電線の追いかけ故障検出装置 - Google Patents

送電線の追いかけ故障検出装置

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JPS5911712A
JPS5911712A JP57121719A JP12171982A JPS5911712A JP S5911712 A JPS5911712 A JP S5911712A JP 57121719 A JP57121719 A JP 57121719A JP 12171982 A JP12171982 A JP 12171982A JP S5911712 A JPS5911712 A JP S5911712A
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JP
Japan
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time
failure
transmission line
circuit
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP57121719A
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English (en)
Inventor
貞神 高通
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は送電線の追いかけ故障検出装置に関するもので
ある。
〔発明の技術的背景〕
高圧及び超高圧送電線の故障は、雷害によるぜん路が大
部分であるため、故障送電線の両端のしゃ断器を引外せ
ば故障点の絶縁が回復するため、その後例外した両端の
しゃ断器を再投入すれば故障発生前と同様に電力を送電
することが可能である。このため、送電線の保護継電装
置では故障発生によりしゃ断器を引外したら一定時間後
しゃ断器を再投入する、いわめる再閉路装置を具備して
いるのが一般的である。しかし、最初の故障発生から短
時間後に別の地点に故障が発生(以下、単に追いかけ故
障と称する)した場合は、発電機に大きな電気的シヨ,
りを与えることとなる。故障送電線のしゃ断器を発電機
の電気的ショックが回復しないときに再投入することは
発′亀機に与える影響が大きく、軸強度の観点から非常
に過酷なものとなるので、再投入することは極力防止す
る必要がある。系統維持の観点から出来るだけ再投入す
る方法が採られているが、近年発電機の軸強度に対する
問題が見直されてきている。
このため、追いかけ故障が発生した場合には故障送電線
のしゃ断器を引外したらその後再投人を行なわず、発電
機の電気的シヨ、りが完全に回りした後、手動または自
動復旧装置によりしゃ断器を再投入する方法が採られる
ことが多くなってきている。
〔背景の技術の問題点〕
ところで、従来より保護継電装置〜に具備されている追
いかけ故障検出装置゛は、平行2回線送電線であれば自
回線と隣回線の内部故障検出時間差、またはしゃ断り間
差等によシ行なう方法が一般的に採られている。しかし
、自回線と他回線に渡る追いかけ故障は隣回線だけとは
限らず、隣回線以外の遠方端の回線または背後回線等の
他回線の場合もあるため、従来の方法によって他回線の
内部故障検出条件を全て自回線の保護継電装置まで受は
渡すことは実際上無理である。また、現在の追いかけ故
障の検出は、平行2回線送電線の自回線と隣回線に発生
した故障のみに限定せざるを得ない。さらに、直接接地
系統においては各相条注の受は渡しをすることが必要な
ため、補助継電器の増大、ケーブル布設の増大等が問題
となっている。なお且つ、補助継電器が介在することは
、追いかけ時間差の検出誤差の原因となっている。
〔発明の目的〕 本発明は上記のような事情に鑑みて成されたもので、そ
の目的は自回線と他回線に渡る追いかけ故障を容易に検
出することが出来、しかも補助継電器の増大、ケーブル
布設の増大及び補助継電器の増大等による追いかけ時間
差の検出誤差の々い送電線の追いかけ故障検出装置を提
供することにある。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するだめに本発明では、電力系統の広範
囲な故障を検出し且つ該検出出力を一定時間保持する第
1の装置と、上記電力系統の被保護送電線の内部故障を
検出する第2の装置とを備え、上記第1の装置が動作し
て出力を一定時間保持している状態で、且つ上記第1の
装置が動作してから第2の装置が動作するまでの時間差
が一定時間以上であることを条件に追いかけ故障と判定
するようにしたことを特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
1図は、3端子電力系統の一例を示したものである。図
において、各端子A、B。
Cの母線BUS−A 、 BUS −B 、 BUS 
−Cにはそれぞれ発電機GA、GB、GCが接続され、
母線BUS −A・とBUS −Bは送電線り、によシ
運系されている。また、母線BUS −AとBUS −
cは送電線L2により連系されている。一方、RY−1
は母線BUS −Aに設置されている電圧変成器PT 
−Aを介して母線電圧を検出する不足電圧継電器で、電
力系統に故障が発生して母線電圧が一定値以下に低下し
たとき動作する。RY −2は、送電線L2に設置され
ている変流器CT −Aを介して流れる電流により内、
外部故障の判定を行なう保護継電器で、送電線L2に故
障が発生したとき動作する。
第2図は、本発明による追いかけ故障検出装置の構成例
をブロック的に示したものである。
図において、T1は上記不足電圧継電器RY −1の出
力を一定時間引延ばすだめの瞬時動作限時復帰回路で、
上記回路T】の出力が生じてから一定時間遅れて出力を
生じ、同じく回路T、の出力がなくなると同時にその出
力もなくなる。
ワンショット回路ONEは、上記保護継電器RY−2が
出力を生じたとき短いパルスを1つだけ生ずるもので、
保護継電器RY−2の出力が一旦なくなり再度出力を生
ずるまではパルスを生じない回路である。AND回路A
ND &J1、上記回路T2とワンショット回路ONE
の出力が取なったとき出力を生ずる回路で、この出力が
出たととによシ追いかけ故障と判定してしゃ断器の再投
入を防止する。
次にかかる構成において第1図の電力系統に追いかけ故
障が発生した場合の動作について、第3図のタイムチャ
ート図を参照して説、明する。
第1図の電力系統において、最初に逸事、純Llの■の
地点に故障が発生し、その後送電線L2の■の地点に追
いかけ故障が発生すると、母線BUS −Aの電圧は最
初の故障と追いかけ故障とで2度に渡シ低下する。この
ため、電圧変成器PT −Aの2次側電圧も2度に渡っ
て低下するので、不足電圧継電器RY−1は第3図の如
く2つの断続した出力を生ずる。このとき第2図におい
て、RY−1の2つの断続した出力は瞬時動作限時復帰
回路T、により、連続I7た1つの出力に変換される。
この出力は、追いかけ故障時間差を検出する限時動作瞬
時復帰回路T2により、一定時間(追いかけ故障検出時
間)だけ遅れて出力を生ずる。ところが、保護継電器R
Y −2は送電線L2に故障が発生したときのみ動作す
るため、最初に送電線の■の地点に故障が発生したとき
は動作せず、その後送電線L 2の■の地点に故障が発
生したとき、変流器CT−Aを介して流れる電流によシ
保護継電器RY −2が動作する。
また第2図において、保護継電器RY−2の出力はワン
ショット回路ONBにより短い1つのパルスに変換され
る。上記動作を第3図のタイムチャート図にて表わすと
、最初の送電線り、の[F]の地点の故障によυ不足1
b、圧継電器RY −1が動作し、その出力が回路T1
により引延けされ、回路T2がT )1時間だけ遅れて
出力を生じている状態のときに、送電線L2の■の地点
に故障が発生するため、保護継電器RY−2が動作して
ワンショット回路ONEが短い1つのパルスを生ずるこ
ととなる。とのため、保dφ継電器T2とワンショット
回路ONEの出力の重なりが生じ、AND回路ANDが
構成されて追いかけ故障と判定する。上記において、追
いかけ故障検出時間” T ”は発電機に与える電気的
ショックが回復する時間、及び再閉路無電圧時間等によ
り決定されるもので、Tの時間か短かくなれば発電機か
ら見た場合電気的ショックが軽減されるが、系統維持側
より見た場合には厳しい方向となる。
なお、ワンショット回路ONEを挿入した理由について
は、後述する同時故障(多重故障)のとき説明する。
次に、第1図の電力系統に同時故障(多重故障)が発生
した場合について、第4図のタイムチャート図を参照し
て説明する。
第1図の送電線Llの■の地点と送電線L!の■の地点
に故障が発生すると、母線BUS −Aの電圧が低下し
てそれと共に電圧変成器PT −Aの2次側の電圧も低
下するため、不足電圧継電器RYiが動作して第2図に
おける不足電圧継電器RYIの出力は、瞬時動作限時復
帰回路Tlにより一定時間引延ばされる。引延ばされた
出力は、限時動作瞬時復帰回路T2により一定時間(追
いかけ検出時間”T’)だけ遅れて出力を生ずる。壕だ
、送電線T、2に故障が発生したため変流器CT−Aを
介して流れる電流により、保護継電器RY−,?も同時
に動作して第2図において保護継電器RY −2の出力
は、ワンショット回路ONgにより短い1つのノクルス
に変換される。上記動作を第4図のタイムチャート図に
表わすと、同時故障であるため不足電圧継電器RY−1
の出力と保護継電器RY−1の出力が同時に発生してい
る。このため、限時動作瞬時復帰回路T2の出力が生ず
る前にワンショット回路ONEのパルスが生ずることと
なり、回路Tzとワンショット回路ONEの出力の爪な
りが、生じず、AND回路ANDは構成されず1Bいか
け故障の出力は生じない。
なお、上記において保護継電器RY−2の出力にワンシ
ョット回路ONFを挿入している理由iJ:、仮に第4
図タイムチャート図の保護継電器RY−2の出力と回路
T2の出力でANI)回路を構成した場合に、保護継電
器RY −2の1シ帰力膏i1;びると保護継電器RY
−2と回路T2の出力のjI(なりが生じ追いかけ故障
と判定することとなるたd)、保護継電器RY−2の出
力の立」二がりの時間のみを検出条件とするためである
このように、追いかけ故障検出装置r1′を具備すれば
、追いかけ故障と同時故障の区別を、他装置との受は渡
し回路を設ける必裁かなく通常保護継電装置に設けられ
ている不足市、圧継%、’器RY−1と内部故障を検出
する保護継電器(一般的には、位相比較継電器、 F 
M Vlj流差動維電器PCM電流差動維電器、方向比
較Mf電器及び表示絵Mt電器等が適用可能である。)
T(Y−、?により容易に構成することが出来、また不
足電圧線電器RY−1と内部故障を検出する保護継電器
RY−2との時間差により追いかけ故障を検出する方式
どしているので、従来方法に比べて補助継電器を介する
必要がないため補助継電器による追いかけ時間差の検出
誤差がなくなる。
尚、本発明は上記不足電圧継電器の代りに、方向性を有
する電流補償料不足電圧継電器およびインピーダンス継
電器等広わ、囲な故障を検出するg電器であれば、同様
に追いかけ故障検出装置を構成出来るため、送7u、線
保護装置の保簡方式に合せた組み合せとするととが可能
である。
その他、本発明はその装置を変更しない+ti>、囲で
、種々に変形して実施することができるものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれは、自回線と他回線に
渡る追いかけ故障を容易に検出することができ、しかも
補助継電器の増大、り−一−プル布設の増大及び補助継
電器の増大等による追いかけ時間差の検出誤差の々い送
′d71線の追いかけ故障検出装置が提出できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は3端子霜、力系統図を示す図、第2図は本発明
によるJいかけ故障検出装置f’jの一実施例を示すプ
ロ、り図、第3図シ1.追いかり故障発生時の動作を説
明するタイムチャート図、第4図は同時故障発生時の動
作を説明するタイムチャート図を示すものである。 BUS −A 、 BUS −B 、 BUS −C・
・・母線、GA。 GB、GO・・・発電機、LH+ L2・・・送’it
線、PT−A・・・電圧変電器、CT−A・・・変流器
、RY −1・・・不足電圧継電器、RY −2・・・
保護継電器、■、 (2)・・・故障発生地点、T1・
・・瞬時動作限時り帰回路、T2・・・限時動作瞬時復
帰回路、ONE・ ワンショット回路、AND・・・A
ND回路。 第1図 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電力系統の広範囲な故障を検出し且つ該検出出力を一定
    時間保持する第1の装置と、前記電力系統の被保護送電
    線の内部故障を検出する装置が動作してから第2の装置
    が動作するまでの時間差が一定時間以上であることを条
    件に追いかけ故障と判定する第3の装置とを具備したこ
    とを特徴とする送電線の追いかけ故障検出装置。
JP57121719A 1982-07-13 1982-07-13 送電線の追いかけ故障検出装置 Pending JPS5911712A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57121719A JPS5911712A (ja) 1982-07-13 1982-07-13 送電線の追いかけ故障検出装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP57121719A JPS5911712A (ja) 1982-07-13 1982-07-13 送電線の追いかけ故障検出装置

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JPS5911712A true JPS5911712A (ja) 1984-01-21

Family

ID=14818181

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57121719A Pending JPS5911712A (ja) 1982-07-13 1982-07-13 送電線の追いかけ故障検出装置

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JP (1) JPS5911712A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04190632A (ja) * 1990-11-22 1992-07-09 Toshiba Corp 系統安定化装置
JPH0530991U (ja) * 1991-09-24 1993-04-23 能美防災株式会社 炎感知器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04190632A (ja) * 1990-11-22 1992-07-09 Toshiba Corp 系統安定化装置
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