JPS58139639A - 配電線保護リレ−装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は配電線保護リレー装置に関するものである。

従来の配電線保農リレ一方式は第１図に示すように母線
Ｂより出る各フィーダＦ１毎に過電流リレーＯＣ１と地
絡方向リレーＧＤｉを設置し、過電流リレーＯＣ１で短
絡保饅し、地絡方向リレーＧＤｉで地絡保−を行なって
いた。ここでｉ＝１．２．・・・。

ｎであシ、ＦＴは計器用変圧器である。

この従来の配電線保饅リレ一方式は過去長い間採用され
てきた方式であるが次のような問題点を有する。

（１）　　各フィーダ毎に個々のリレーを設置しなけれ
ばならない。

（２）　　信頼度向上のため、自動点検機能を付加しよ
うとしても単体コストに対して高価となシメリットがな
い。

（３）数多くのリレーがあるため、保守や定期点検など
にかかる労力が大である。

本発明は従来の問題点を解決しようとするもので、以下
実施例を用いて説明する。

第２図は本発明による配電線保護リレー装置の一実施例
を示し、同図においてｌは母線、２は各配電線のフィー
ダ、３は各配電線のフィーダ２に介挿された変流器、４
は各フィーダ２に介挿された零相変流器、５は配電線保
護リレー装置であって、この配電線保護リレー装置５に
各フィーダ２の変流器３からの各相電流および零相変流
器４からの零相電流が夫々入力される。

この配電線保護リレー装置５は、質流器３からの各相電
流１および零相蜜流器４からの零相電流ｉ。

が供給され、これら各相電流１および零相電流１−を−
４＝ｅｌｌ＝φ９キアナログ／デイジタル変換し、各相
電流１については短絡保護判定部７へ送出し、零相電流
１ｏＫついては地絡保護判定部８へ送出するアナログ−
ディジタル変換部６と、短絡保護判定部７と、地絡保護
判定部８と、オア回路９とからなる。ここで短絡保護判
定部７はアナログ−ディジタル変換部６からの各相電流
１の絶対値を求め、各相銀に相電流１０絶対値の緩和が
一定値ｋを越えたことを条件に、当該相の最大電流のフ
ィーダにしゃ断指令を出力するものであって、アナログ
−ディジタル変換部６からの各相電流１の絶対値をとる
絶対値算出部１０と、この絶対値算出部１０から時分割
により各相銀に供給される各フィーダの電流１の絶対値
の総和を求め、その総和が一定値ｋを越えたか否かを判
定する加算比較部１１と、前記絶対値算出部１０から時
分割によシ供給される当該相（前記加算比較部１１の処
理と対応し友ｓ）の最大電流のフィーダを検出しそのフ
ィーダ番号信号を送出する事故フィーダ検出部ルと、加
算比較部１１の出力と事故フィーダ検出部１２の出力と
が供給されるアンド回路１３とからなる。

また地絡保護判定部８はアナログ−ディジタル変換部６
からの零相電流１ｏの絶対値を求めすべてのフィーダ２
についての零相電流１゜の絶対値の総和が一定値ｋｏを
越えたことを条件に最大の零相電流１・のフィーダにし
ゃ断指令を出力するものであって、アナログ−ディジタ
ル変換部６からの零相電流１ｏの絶対値をとる絶対値算
出部１４と、この絶対値算出部１４から供給されるすべ
てのフィーダ２についての零相電流ｉｏの絶対値の総和
を求め、その総和が一定値に・を越え友か否かを判定す
る加算比較部１５と、前記絶対値算出部１４から供給さ
れる零相電流１・のうちの最大の零相電流１・のフィー
ダを検出し、そのフィーダ番号信号を送出する事故フィ
ーダ検出部１６と、加算比較部１５の出力と事故フィー
ダ検出部１６の出力とが供給されるアンド回路１７とか
らなる。

なお、配電線保護リレー装置１５をマイク０：Ｆンビュ
ータで構成することができ、この場合に短絡保護判定部
７と地絡保護判定部８とオア回路９の部分を適当な演算
処理装置（ＣＰＵ　）で構成することができる。

次に動作について説明する。

まず短絡保護の場合には、アナログ−ディジタル変換部
６からの各摺電Ｒ１の絶対値を絶対値算（ 出郷ｌＯで求め、時分割によシ各相銀にすべてのフィー
ダについての相電流１の絶対値を加算比稜部１１および
事故フィーダ検出部１２に送出する。たとえばａ相短絡
についての判定の場合には、加算比較部１１では絶対値
算出部１０から供給される各フィーダのａ相電流１の絶
対値の総和を求め、その総和が一定値ｋを越えたか否か
を判定し、一定値ｋを越えたらアンド回路１３に出力を
送出してアンド回路１３のゲートを開く。一方事故フイ
ーダ検出部１２では各フィーダのａ相電流１のうち、最
大のａ相電流１が流れているフィーダを検出し、その該
尚するフィーダ番号信号をアンド回路１３に送出する。

従って、加算比較部１１の出力が供給され九ことを条件
にアンド回路１３は事故フィーダ検出部１２の出力信号
をオア回路９を介Ｂ女該当フィーダのし中断器のトリッ
プ信号（しゃ断指令）として送出する。これによりａ相
短絡のあるフィーダの保一 トリップ信号を送出しない。

次に時分割によ６ｂ相についての各フィーダについての
相電流１．の絶対値データを加算比較部１１および事故
フィーダ検出部νに送出し、前述したと同様の処理を行
なう。次１ｃａ相にっ艷ても同僚の処理を行なう。

また地絡保護の場合には、アナログ−ディジタル変換部
６からの零相電流１ｏの絶対値を絶対値算出部１４で求
め、その絶対値を加算比較Ｉｔ　１５　Ｋ出力する。加
算比較部１５は零相電流１ｏの絶対値の総和を求め、そ
の総和が一定値に・を越えたか否かを判定し、一定値ｋ
ｏを越えたらアンド回路１７に出力を送出してアンド回
路１７のゲートを開く。一方、事故フィーダ検出部１６
は各フィーダの零相電流ｉｏのうち、最大の零相電流１
・のフィーダを検出し、そのフィーダ番号信号を送出す
る。アンド回路１７の一方に加算比較部１５の出力が供
給されていると、事故フィーダ検出部１６の出力信号（
該フィーダ番号信号）をアンド回路１７、オア回路９を
介して該当フィーダのしゃ断器のトリップ信号（し中断
指令）として送出する。これにより地絡のあるフィーダ
の保護がなされる。なお加算比較ｓ１５の出方が送出さ
れないときは、アンド回路１７Ｆｉフイーダのし中断器
トリップ信号を送出しない。

本発明は仁のように数多くあるフィーダ電流のうち、事
故フィーダの電流（ａ相電流、ｂ相電流。

Ｃ摺電ｉ５！、零相電流）の絶対値の総和が一定値を越
えたことを条件に、最大の電流絶対値をもつフィーダを
選択しゃ断するものである。

なお本実施例におい・ては、短絡保護と地絡保護を一つ
の配電線保護リレー装着で構成してｂゐが、本発明は短
絡保護と地絡保護を別々の配電線保霞リレー装置で構成
してもよいととはもちろんである。

・まえ本実施例においては、配電纏保膜リレー装置はデ
ィジタル処理装置で構成してり、！１けれど屯本発明は
これに限定されることなくアナログ装置で構成すること
もできることはもちろんである。

この場合、アナログ−ディジタル変換部６を不要にし、
絶対値算出部１０．１４と加算比較部１１．１５と事故
フィーダ検出部１２．１６とアンド回路１３．１７とオ
ア回路９をアナログ装置で構成することになる。

上述した本発明による配電線保護リレー装置を用いれば
次のような効果を奏する。

（１）集中して１装置によって配電線の多フィーダを保
護できるため従来に比べ装置の小型化が可能である。

（２）高度な自動点検機能を付加しても装置コストに対
しきわめて低コストの九め、高度な自動点検機能を付加
することが経済面よシ相対的に可能となり、高信頼度と
なる。

（３）ｌ装置によって構成できるため、保守１点検が客
層である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の配電線保護リレ一方式の一例を示す構成
図、第２図は本発明による配電線保護リレー装置の一実
施例を示す構成図であって、図中ｌ／ｆｉ母線、２は配
電線のフィーダ、３は変流器、４は零相変流器、５は配
電線保護リレー装置、６はアナログ−ディジタル変換部
、７は短絡保護判定部、８は地絡保護判定部、９はオア
回路を示す。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）配電＃系統において、各フィーダに設置された変
   流器により検出された各相電流をすべて入力し、前記各
   相電流の絶対値を求め、各相毎の相電流の絶対値の総和
   が一定値を越え九ことを条件に、最大の相電流のフィー
   ダにしゃ断指令を出力するように構成したことを特徴と
   する配電線保護リレー装置。
2. （２）配電線系統において、各フィーダに設置された零
   相変流器によシ検出された零相電流をすべて入力し、咳
   零相電流の絶対情を求め、その総和が一定値を越えたこ
   とを条件に、置火の零相電流のフィーダにしゃ断指令を
   出力するように構成したことを特徴とする配電線保護リ
   レー装置。