JPS6114219A - ポリアミドの製造法 - Google Patents

ポリアミドの製造法

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JPS6114219A
JPS6114219A JP59134130A JP13413084A JPS6114219A JP S6114219 A JPS6114219 A JP S6114219A JP 59134130 A JP59134130 A JP 59134130A JP 13413084 A JP13413084 A JP 13413084A JP S6114219 A JPS6114219 A JP S6114219A
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sulfolane
acid
diisocyanate
polyamide
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Masahiro Jinno
神野 政弘
Masanori Osawa
大沢 正紀
Hiromi Nakano
博美 中野
Kazumi Mizutani
一美 水谷
Toshihiro Toyoda
豊田 敏宏
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は多価カルボン酸とジイソシアネートからアルカ
リ金属水産物、アルカリ金属炭酸塩、アルカリ金属炭酸
水素塩から選ばれた1種又はそれ以上の触媒の存在下に
反応させ、ポリアミド及び/又はポリアミド酸を製造す
る方法に関する。
本発明によって製造される重合体は、その優れた耐熱性
、電気絶縁性、機械的特性等を利用して、繊維、フィル
ム、紙、成形品、ワニス、接着剤等に広く利用すること
ができる。
従来技術 多価カルボン酸とジイソシアネートから触媒の存在下に
、溶媒中で加熱してポリアミド及び/又はポリアミド酸
を製造することは公知であり、スルホラン(テトラメチ
レンスルホン)も好適な重合溶媒として用いられている
上記ポリアミド又はポリアミド酸の製造方法とシテハ例
えば(米国特許400111118 、4081622
.4081623 、4021412 、409488
4 、40114885及び415111085や特N
昭57−1711223.58−13829及び58−
87723等)が知られている。
一般に多価カルボン酸とジイソシアネ−トから溶液重合
でポリアミド及び/又はポリアミド酸を製造する際、使
用する溶媒は水分又は不純物を除去するために、蒸留し
て用いられる。スルホランもまた蒸留して用いるのが普
通性なわれている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、前記のように蒸留したスルホランを用い
てポリアミド及び/又はポリアミド酸を製造しても、高
重合度の重合体を得ることが困難であり、同一重合度の
重合体を再現性よく得ることはは難かしかった。
本発明者等は上記問題の本質がスルホラン中の不純物に
起因すると考え鋭意研究の結果、スルホラン中に存在す
るスルホレン及び/又はイソプロピルスルフォラニルエ
ーテルにあることをつきとめ、本発明を完成させるに至
った。           11、問題点を解決する
ための手段 即ち本発明の方法は一般式(I)で表わされる多価カル
ボン酸から選ばれた1種又はそれ以上と一般式(II 
)で表わされるジイソシアネートの1種又はそれ以上と
を、アルカリ金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩、及び
l又はアルカリ金属炭酸水素塩から選ばれた1種又はそ
れ以上の触媒の存在下に、反応させ実質的に一般式(I
II)で表わされる繰返し単位から選ばれた1種又はそ
れ以上をイーするポリアミド及び/又はポリアミド酸の
製造に於て、実質的にスルホレン及び/又はイソプロピ
ルスルフォラニルエーテルを含有しないスルホランを溶
媒として使用することを特徴とする高重合度化の容易な
ポリアミド及び/又はポリアミド酸の安定な製造法であ
る。
一般式 %式%) R1は存在しないか若しくは2価〜4価の基であり、更
にこれらの基にカルボキシル基及びイソシアネート基と
反応しない基若しくは原子が置換されていてもよい。n
が3のときのカルボキシ基の内2個は酸無水物を形成で
きる部位にあり、nが4のときは2組のカルボキシル基
対がそiぞれ酸無水物を形成できる部位にある。
R2は2価の基であり、更にこれらにカルボキシル基及
びインシアネート基と反応しない基若しくは原子が置換
され1いてもよい。
本発明に使用される前記一般式(I)の多価カルボン酸
としてはn=2として、たとえばフマール酸、マロン酸
、アジピン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、ジフェニ
ルエーテル4,4′−ジカルボン酸、ピリジン−2,8
−ジカルボン酸等が挙げられる。n=3としてまたとえ
ばブタン−1,2,4−)リカルポン酸、シクロヘキサ
ン−1,2,3−トリカルボン酸、ベンゼン−1、2、
,4−トリカルボンrIIJ(トリメリット厳)、ナフ
タレン−1,2,4−トリカルボン酸等が挙げられる。
n=4として、たとえばブタン−1,2,3,4−テト
ラカルボン酸、シクロブタン−1,2,3,4−テトラ
カルボン酸、ベンゼン−1,2,4、5−テトラカルボ
ン酸(ピロメリット酸)、3.3 ′、4.4 ’−ベ
ンツフェノンテトラカルボン酩、 3.3 ’ 、4.
4 ′−ジフェニルエーテルテトラカルポン酸等が挙げ
られる。その他特開昭57−+51[115、特開昭5
7−179223、特開昭58−1362!3、特開昭
58−87723記載の多価カルボン酸も使用できる。
前記一般式(II )で表わされるジイソシアネートと
しては、たとえば1,2−ジイソシアネートエタン、シ
クロヘキサン−1,4−ジイソシアネート、フェニレン
−1,3−ジイソシアネート、トルイレン−2,4−ジ
イソシアネート、トルイレン−2,6−ジイソシアネー
ト、ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアネート、
ジフェニルエーテル−4,4′−ジイソシアネート等が
挙げられるが、その他特開昭57−151815、特開
昭57−179223、特開昭58−13829 。
特開昭58−87723記載のジイソシアネートも使用
できる。
前記一般式(I)及び(Ij )で表わされる多価カル
ボン酸及びジイソシアネートとして、前記に示した化合
物を組合せることにより、生成ポリマーの加工性、化学
的、熱的、電気的性質及び機械的性質等を自由にコント
ロールすることができる。
前記アルカリ金属水酸化物としては、たとえば水酸化リ
チウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化ル
ビジウム、水酸化セシウム、水酸化フランシウムが挙げ
られる。
アルカリ金属炭酸塩としては、たとえば炭酸リチウム、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ルビジウム、炭酸
フランシウム、炭酸セシウムが挙げられる。
アルカリ金属炭酸水素塩としては、たとえば炭酸水素リ
チウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸
水素ルビジウム、炭酸水素フランシウム、llr水素セ
シウムが挙げられる。
なお、これらのアルカリ性物質は混合して使用1、−’
Cb J: Iz゛、               
     、スルホランは現在ブタジェンと二酸化イオ
ウを付加させスルホレンとし、これを水素で還元する方
法によって製造されている。
このスルホランをアルミナのような脱水剤を用いてその
まま脱水して多価カルボン酸とジイソシアネートよりポ
リアミド及び/又はポリアミド酸を製造すると、高重合
度の重合体を得ることが困難であり、実質的に同一重合
度の重合体を再現性よく得ることは難かしい。又このス
ルホランを蒸留して用いても、蒸留しないスルホランを
用いる前記の製造法より少し改良されるものの未だ前記
問題を解決するには不充分であった。
木発明者等は長期間鋭意研究の結果、この問題の原因が
スルホラン中に含まれる微量のスルホ1/ン及び/又は
イソプロピルスルフォラニルエーテルにあることをつき
とめた。
反応に対する前記悪影響はスルホレンの方がイソプロピ
ルスルフォラニルエーテルより著しく。
イソプロピルスルフォラニルエーテルは高度に高重合度
を得る場合以外には500pP11程度ならば存在して
いてもよい場合もある。
前記重合溶媒として用いるためにはスルホラン中に含ま
れるスルホレン及びイソプロピルスルフォラニルエーテ
ルの星はいずれも500ppH以下好ましくは1100
pp以下に除去することが望ましい。
スルホレン及びイソプロピルスルフォラニルエーテルの
除去方法を例示するが、これらの方法を組合せて実施し
てもよい。
(a)スルホランを実質lOO段程度の塔を用いて蒸留
する。
(b)スルホランを活性炭充填塔を通した後蒸留する。
(c)スルホランにハロゲン化水素を通気した後蒸留す
る。
(d)スルホランにハロゲンを添加後蒸留する。
(e)スルホランを過マンガン酸カリウムのような酸化
剤と接触させ、分離後蒸留する。
(f)スルホランを塩化亜鉛のような還元剤と接触させ
、分離後蒸留する。
(g)スルホランと水酸化アルカリと接触させ蒸留する
(h)スルホランに白金存在下水素を通じた後蒸留する
これらの処理によりスルホレン及びイソプロピルスルフ
ォラニルエーテルが除去されたかどうかを確認す−るに
は種々の方法があるが、たとえば以下の条件でガスクロ
マトグラフで分析するのが簡便である。
カラム:ジエチレングリコールアジベイトポリエステル
4% クロモソルプWAW D14C580〜100メ。
シュ 3IIIIlφX−2m 温  度: 180℃ キャリヤーガス:He(ヘリウム) 島原GCニー7A型 この条件ではスルホレンはスルホランの主ピークの後に
、又イソプロピルスルフォラニルエーテルはスルホレン
の後に検出される。
これらスルホレン及び/又はイソプロピルスルフォラニ
ルエーテルが実質的に除去されたスルホラン(以下精ス
ルホランと略す)は、重合反応に不活性な他の溶媒と混
合して用いてもよい。
たとえばベンゼン、トルエン、キシレン、シクロへキサ
ン、テトラリン、ナフタリン等の炭化水素、ピリジン、
ジメチルアセトアミド、アセトニトリル、トメチル−2
−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノ
ン、ジメチルスルホキシド、γ−ブチロラクトン等の有
機極性溶媒、ジフェニルスルホ7ン、アセトフェノン、
ベンゾフェノン等の高沸点溶媒等が挙げられる。精スル
ホランの含有量は10%以上好ましくは30%以上であ
る。
又これらの精スルホラン溶媒は必要に応じて塩化リチウ
ム、塩化マグネシウム、塩化カルシウムのような金属塩
を含有してもよい。
多価カルボン酸とジイソシアネートから前記触媒の存在
下に精スルホラン溶媒を使用してポリアミド及び/又は
ポリアミド酸を製造することについて更に詳しく説明す
ると、前記触媒と多価カルボン酸を精スルホラン溶媒中
に添加し、加温しi*t、a*+〜に、fX%iT、 
M。工、ヶ、゛′又は水と共沸する下記共沸混合物の共
存下に除去する。
水と共沸混合物をつくる物質としては、たとえばベンゼ
ン、トルエン、m−キシレン、クロルベンゼン、1.2
−ジクロルエタン等重合反応に不活性な物質から選ばれ
る。
前記の水が除去された重合系にジイソシアネートを添加
して加熱し生成する炭酸ガスを、不活性ガス気流下又は
減圧下に除去しながら反応を行なうものである。
この様な重合法に於て精スルホラン溶媒を用いると、最
早反応を阻害する物質が実質的になく、高温に於てもほ
とんど副反応がなく容易に高重合度の重合体が再現性が
よく得られる。
本発明の重合反応温度は室温から250℃あ範囲、特に
50℃から230℃の範囲が反応速度と副反応の抑制の
面から好ましく、重合時間は1時間から20時間好まし
くは2時間から10時間であり、実質的に炭酸ガスの発
生が認められなくなる時間が選ばれる。
ジイソシアネートの添加方法は、そのまま添加してもよ
いし、反応に不活性な溶媒で希訳して添加してもよく、
一度に全量添加してもよいし、連続して添加しても、分
割して添加してもよい。
重合開始時に於けるモノマー濃度は50g/l・溶媒か
ら500g/jl・溶媒までの範囲から選ばれるが、原
料上ツマ−の反応性、生成ポリマーの溶媒性等から決定
される。重合反応の途中で増粘のため撹拌が困難なとき
は、精スルホラン含有溶媒を追加して低粘性化すること
が好ましい。
この重合反応に於けるジイソシアネート/多価カルボン
酸のモル比は0.7から1.30の範囲であり、好まし
くは0.30から1.15の範囲である。この範囲の外
では、生成ポリマーの分子量が実用に適しないような低
いものであったり、三次元化した網状構造を含む重合体
になりやすい。共存させる前記触媒は多価カルボン酸に
対して0.2から20モル%、好ましくは0.5から1
0モル%の範囲である。
本発明の重合反応は実質的に無水状態であることが望ま
しい。
実施例 以下本発明の方法を実施例によって説明する。
実施例中に記載する多価カルボン酸、ジイソシアネート
、触媒、溶媒等は下記の略号で示した。
IPA     :イソフタル酸 TPA     :テレフタル酸 PDC:ビリジンー2,6−ジカルポン酸TMC: y
リメリット酸 PMC:ピロメリット酸 TDI−135/35 : )ルイレンー2,4−ジイ
ソシアネート/トルイレン−2,6−ジイソシア ネート(モル比=65:35) Ml]I     ニジフェニルメタン−4,4′ −
ジイソシアネート TDI−80/20 : トルイレン−2,4−ジイソ
シアネート/トルイレン−2,B−ジイソシア ネート(モル比二80:20) SC:炭酸ナトリウム SH:水酸化ナトリウム NMP     : N−メチル−2−ピロリドンTM
SO,,:精スルホラン SEN     :スルホレン IPSE    :イソプロビルスルフォラニルエーテ
ル 対数粘度ηinhは下記式により求めたものである。
但しポリアミドのときは85%硫酸を溶媒として用い、
ポリアミド酸のときはN、N−ジメチルアセトアミドを
溶媒として用いた、溶液の濃度はいずれも0.+2/1
00ajとして30℃で測定した。
実施例1 撹拌機、滴下ロート、還流冷却器、温度計、窒素導入口
を取りつけた500ffijフラスコにIPA 9.8
7g (0,080千k)  、、TPA 9.97g
C0,080モル) 、 SHo、 098g(0,0
024モル)及び無水の精スルホラン(SEN 30p
’pm 、 IPSE O)  370auを加え窒素
気流下       へで加温し、 200℃に1時間
保った。次に撹拌下に滴下ロートヨリTDI−85/3
521.32g (0,1224モ/l、)を6時間か
けて同温度で滴下した。重合溶液は次第に粘性になった
。これを冷却して1000dのメタノール中に投入して
、ポリマーを沈澱させ、口別して、更にメタノールで充
分洗浄した後、150℃、3時間、2〜3mdg減圧下
に乾燥し28.9gの重合体を得た。このもののηin
hは2.01であった。この重合体より作ったフィルム
は強靭であった。
比較例1 アルミナを使用して脱水しただけのスルホラン(SEN
 1000ppII、 IPSE 3000ppm  
)を重合溶媒に使用した以外は実施例1と同様にIPA
 、 TPA、SH及びTDI−85/35を仕込んで
反応させた。重合溶液はやや黄褐色を帯びていた。この
もののηinhは1.16であった。
比較例2 薫留しタスルホラ7 (SEX Elooppm、IP
SE 500ppm)をアルミナで脱水した以外は実施
例1と同様にIPA 、 TPA 、SH及びTDI−
85/35を仕込み反応させた。重合溶液はやや黄茶色
を帯びていた。このもののηinhは1.24であった
実施例2 還流冷却器の下に液−液分離器をつけた以外は実施例1
と同様な装置を用い、共清溶媒としてベンゼンを 1O
OIIIj使用し、IPA 、 TPA 、 SH及び
精スルホラン(SEN 30ppm 、IPSE 50
ppm)と仕込んだ後100〜150℃で還流して水を
除去し、実施例1と同様にT11l−85/35を添加
し反応させた。29.7gの重合体が得られこのものの
ηinhは1.98であった。
実施例3 撹拌器、還流冷却器、温度計、窒素導入口を取り付けた
5001フラスコにJPA 1111.il13g(0
,120モル) SH0,098g(0,0024モル
)及び無水の精スルホラン(SEN 50ppm 、 
IPSE 10ppm)  350+dを加え、窒素気
流下で加温し200℃で1時間保った。次にMDI 3
0.8g(0,1224モル)を精スルホラン50aj
に溶解して添加した。200℃で2時間反応させた。こ
のものはηinhは1.31を示した。
実施例4〜16、比較例3〜5 表−1ないし表−2に示す条件でポリマーを得た。但し
ジイソシアネートとしてTDI−85/35又はTDI
−80/20を使用する場合は実施例1に準じて行ない
、 MDIを使用する場合は実施例3に準じた。
発明の効果 本発明は多価カルボン酸とジイソシアネートの重縮合に
よってポリアミド又はポリアミド酸を製造する際に、溶
媒として用いるスルホラン中の不純物スルホレンやイソ
プロピルスルフォラニルエーテルを制限することによっ
て、高重合度のポリマーを得ることができ、又同一重合
度の再現性のよい重合法を確立できた。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I )で表わされる多価カルボン酸から
    選ばれた1種又はそれ以上と一般式(II)で表わされる
    ジイソシアネートの1種又はそれ以上とをアルカリ金属
    水酸化物、アルカリ金属炭酸塩、及び/又はアルカリ金
    属炭酸水素塩から選ばれた1種又はそれ以上の触媒の存
    在下に、反応させ実質的に一般式(III)で表わされる
    繰返し単位から選ばれた1種又はそれ以上を有するポリ
    アミド及び/又はポリアミド酸の製造に於て、実質的に
    スルホレン及び/又はイソプロピルスルフォラニルエー
    テルを含有しないスルホランを溶媒として使用すること
    を特徴とする高重合度化の容易なポリアミド及び/又は
    ポリアミド酸の安定な製造法。 一般式 ( I )R^1(COOH)_n(n=2、3、4)(
    II)OCN−R^2−NCO (III)▲数式、化学式、表等があります▼ R^1は存在しないか若しくは2価〜4価の基であり、
    更にこれらの基にカルボキシル基及びイソシアネート基
    と反応しない基若しくは原子が置換されていてもよい。 nが3のときのカルボキシ基のうちの2個は酸無水物を
    形成できる部位にあり、nが4のときは、2組の酸無水
    物を形成できる部位にある。 R^2は2価の基であり、更にこれらにカルボキシル基
    及びイソシアネート基と反応しない基若しくは原子が置
    換されていてもよい。
  2. (2)スルホラン中のスルホレン及びイソプロピルスル
    フォラニルエーテルの含有量がそれぞれ500ppm以
    下であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    製造法。
  3. (3)水と共沸湿合物をつくる物質を共存させることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の製造法。
JP59134130A 1984-06-30 1984-06-30 ポリアミドの製造法 Granted JPS6114219A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4795795A (en) * 1985-02-20 1989-01-03 Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated Catalytic preparation of polyamide or polyamide-polymide with N,N'-dimethyl alkylene urea solvent

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4795795A (en) * 1985-02-20 1989-01-03 Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated Catalytic preparation of polyamide or polyamide-polymide with N,N'-dimethyl alkylene urea solvent

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