JPS61140943A - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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Publication number
JPS61140943A
JPS61140943A JP26185584A JP26185584A JPS61140943A JP S61140943 A JPS61140943 A JP S61140943A JP 26185584 A JP26185584 A JP 26185584A JP 26185584 A JP26185584 A JP 26185584A JP S61140943 A JPS61140943 A JP S61140943A
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JP
Japan
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charge
zinc oxide
transfer material
org
pigment
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Pending
Application number
JP26185584A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Fujimura
直人 藤村
Kiyoshi Sakai
酒井 清志
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS61140943A publication Critical patent/JPS61140943A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/08Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being inorganic
    • G03G5/087Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being inorganic and being incorporated in an organic bonding material

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はプラス帯電及びマイナス帯電の両極に感度を有
する、所謂両極性の電子写真感光体に関する。特に酸化
亜鉛及び有機光導電材料(OPC)との複合材料を用い
た電子写真感光体に関するものである。
従来の技術 電子写真用感光体とし【は、無公害、低コストであるO
PCが用いられる場合が多くなっている。従来からap
eは感度、耐久性、環境安定性にやや難点があったが、
近年ではそれらの欠点も急速に改善されつつある。
OPCは一般の複写機のみならず、レーザービームプリ
ンター、レーザー光源使用の複写機、マイクロリーダー
プリンター、ファクシミリプリンター更にカラー複写機
等に巾広く応用されている。
従ってOPCも更に高感度化、有感波長域の拡大(長波
長光9半導体レーザ一対応)、長寿命化、高画質・高品
質化、低コスト化、量産性、無公害・安全性への要求が
高まっている。
特にイメージスキャンのレーザービームプリンターやネ
ガポジ系のマイクロリーダープリンター等といった、新
調反転現像プロセスを用いた系では、第2図に示すよう
に1次マイナス(プラス)帯電、転写プラス(マイナス
)帯電と両極性の帯電プロセスを行なう必要がある。
このような条件下では、マイナス極性のOPCでは一次
マイナス帯電、転写プラス帯電で行なうのが通常である
が、転写のプラス帯電でOPCドラム上に付与されたプ
ラス電荷は、後露光では消去されないために、残留電荷
として残り、電位ムラ(画像ムラ)の原因となる。従っ
てこの電位ムラを消すために転写帯電条件、1次帯電条
件、グリッド、露光、現像条件等の複雑な調整が必要と
なる。
このような条件で使用される感光体は、両極性の感度を
有することが望まれる。この場合には前述のような問題
は全く生じない。
両極性感光体の例としては第3図に示すような単一層(
モルレヤー)型、第4図に示すような複合型等があるが
、これは何れも単一極性の電荷担体〔キャリア〕が夫々
側の方向に動くものであり、現状ではキャリアトラップ
によるメモリー、複合層界面の残留電位等による問題が
あり、満足な特性のものが得られ難い。
プラス、マイナス両極性のキャリアが動き得る感光層が
得られれば、前述のようなキャリアトラップを生じるこ
となく、良好な両極性の電子写真感光体が得られる筈で
ある。
このような感光体の例としては、同一感光層中にプラス
キャリアの搬送体として、ヒドラゾン系、ピラゾリン系
等の電荷輸送物質、マイナスノ搬送体として、C(1B
 、 PVK−TNF (’ポリビニlLp 力/I/
 zZ ’/−ル、−トリニトロンルオレノン〕等が挙
げられるが、毒性が強く、市場からの回収措置をとる必
要があり、又作業安全上からも望ましくない。
発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、優れた特性の両極性に感度を有する電
子写真感光体を提供することにある。
即ち無公害、低コスト、生産性、信頼性、高品質な電子
写真感光体を提供することである。
この目的を達成する感光体として、有機光導電材料(O
PC)を酸化亜鉛を主成分とした新規な・電子写真感光
体を提供することである。
問題点を解決するための手段、作用 次に本発明について詳述する。
本発明は導電性基板上に酸化亜鉛、電荷発生物質、有機
電荷輸送物質及び結着材から構成され、且つ電荷発生物
質の平均粒子径が13μ以下である感光層を有すること
を特徴とする電子写真感光体から構成される。
酸化亜鉛は電子の搬送体であり、有機電荷輸送物質は正
孔の搬送体である。電荷発生物質は増感剤として作用す
る。
第1図忙マイナス帯電、及びプラス帯電の場合の本発明
の感光体の動作を説明する。
本発明に用いる電荷発生物質は、有機化合物が中心であ
るが、a−セレン、a−ケイ素、硫化カドミウム、セレ
ン−テルル等の無機材料で、も良い。
又、本発明に用いられる電荷発生物質は平均粒子径が0
.3μ以下の顔料であるが、溶剤に可溶の染料であって
も、溶剤を選択し、粒子化することによって使用するこ
とができる。
本発明に用いる電荷発生物質は、フタロシアニン系顔料
、アントアントロン顔料、ジベンズピレン顔料、ビラン
トロ/顔料、トリスアゾ顔料、ジスアゾ顔料、アゾ顔料
、インジゴ顔料、キナクリドン系顔料、非対称キノシア
ニン、キノシアニン、アズレニウム塩化合物、ビリリウ
ム、チアピリリウム系染料、シアニン色素、キサンチン
系色素、キノンイミン系色素、トリフェニルメタン系色
素スチリル系色素等で、具体的には後記の電荷発生物質
の例(1)〜(61) K示す例が挙げられる。
電荷発生物質の例 (1〕 (4〕 (9〕 (29〕 TJ H (41ン (5す (52〕 (シリ (58)  スクエアリンク酸メチン染料(59)  
インジゴ染料(C,1,A2B2O7)(60)  チ
オインジゴ染料(C,LA78800)(61)  β
−型−7タロシアニン 又セレン、セレン−テルル、硫化カドミウム、アモルフ
ァスシリコン等が挙げられる。顔料の添加量は、酸化亜
鉛100部に対しα1〜50部好ましくは1〜20部程
度である。
従来は酸化亜鉛の増感には溶剤に可溶である染料系の色
素が用いられていた。しかし染料は、一般に紫外線、オ
ゾン、熱等に弱く、耐久性にも乏しいとされている。一
方で顔料は、染料に比べ、上述の点で数段優れている。
従って顔料増感のZnO10PC感光体であれば、更に
耐久性の優れた両極性感光体を得ることができる。
しかし、一般に顔料は粒子サイズが大きく、染料に比べ
て増感効果が少ないと云われている。
本発明では、顔料の粒子サイズをcL3μ以下、更に望
ましくは11μ以下とすることで顔料増感の効果が十分
に発揮される。更に、予め顔料と酸化亜鉛のみを溶剤中
で分散処理し、顔料を優先的に酸化亜鉛表面に吸着する
ことで、更に感度アップも可能である。
本発明に用いられる有機の正孔輸送物質の例トシテハ、
ピレン、N−エチルカルバゾール、N−イノヅロビルカ
ルパゾール、N−メfルーN−フェニルヒドラジノ−3
−メチリデン−9−エチルカルバゾール、 N、N−ジ
フェニルヒドラジノ−3−メチリデン−9−エチルカル
バゾール、N、N−ジフェニルヒドラジノ−5−メチリ
デン−10−エチルフェノチアジン、N、N−ジフェニ
ルヒドラジノ−3−メチリデン−10−二チルフエノキ
サジン、P−ジエチルアミノベンズアルデヒド−N、N
−ジフェニルヒドラゾン、P−ジエチルアミノベンズア
ルデヒド−N−α−ナフチル−N−フェニルヒドラゾン
、P−ピロリジノベンズアルデヒド−N、N−ジフェニ
ルヒドラゾン、1,3.3−トリメチルインドレニン−
〇−アルデヒドーN、N−ジフェニルヒドラゾン、P−
ジエチルベンズアルデヒド−3−メチルベンズチアゾリ
ノン−2−ヒドラジノ等のヒドラゾン類、2,5−ビス
(P−ジエチルアミノフェニル) −1,3,4−オキ
サジアゾール、1−フェニル−3−(P−ジエチルアミ
ノスチリル)−5−(P−ジエチルアミノフェニルンピ
ラゾリン、1−〔キノリル(2) ) −5−(p −
ジエチルアミノスチリル)−5−(P−ジエチに7ミノ
フエニルンビラゾリン、1−〔ピリジル(2) ) −
3−(p−ジエチルアミノスチリル)−5−(p +、
ジエチルアミノフェニル〕ピラゾリン、1−〔6−メド
キシーピリジル(2) ) −3−(p−ジエチルアミ
ノスチリル)−5−(P−ジエチルアミノフェニルノビ
ラゾリン、1−〔ピリジル(3) ) −3−(p−ジ
エチルアミノステリル)−5−(P−ジエテルアミノフ
ェニルンビラゾリン、1−〔レビジル(粉)−3−(p
−ジエチルアミノスチリル)−5−(P−ジエチルアミ
ノフェニル)ピラゾリン、1−〔ピリジル(2) ) 
−5−(p−ジエチルアミノスチリル)−4−メfルー
5−(P−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリン、1−
〔ピリジル(2) ) −3−(a−メチル−P−ジエ
チルアミノスチリル)−5−(p−ジエチルアミノフェ
ニル)ピラゾリン、1−フェニル−5−(P−ジエチル
アミノスチリル)−4−メチル−3−(P−ジエチルア
ミノフェニル)ピラゾリン、1−フェニル−5−(α−
ベンジル−P−ジエチルアミノスチリル)−5−CP−
ジエチルアミノフェニル)ピッゾリン、スピロピラゾリ
ンなどのピラゾリンIi、2−CP−ジエチルアミノス
チリル)−6−ジニチルアミノベンズオキサゾール、2
−(P−ジエチルアミノフェニル)−4−(P−ジメチ
ルアミノフェニル)−5−(2−り1ffHフエニル)
オキサゾール等のオキサゾール系化合物% 2−CP−
ジエチルアミノスチリル)−6−ジニチルアミノベンゾ
チアゾール等のチアゾール系化合物、ビス(4−ジエチ
ルアミノ−2−メチルフェニル)−フェニルメタン等の
トリアリールメタン系化合物、1,1−ビス(4−N、
N−ジエチルアミノ−2−メチルフェニル)へブタン、
1,1,2.2−テトラキス(4−N、N −ジメチル
アミノ−2−メチルフェニル)エタン等のポリアリール
アルカン類、トリフユニ/l/フミン、ポリ−N−ビニ
ルカルバゾール、ポリビニルピレン、ポリビニルアント
ラセン、ポリビニルアクリジン、ポリ−9−ビニルフェ
ニルアントラセン、ピレン−ホルムアルデヒド樹脂、エ
チルカルバゾールホルムアルデヒド樹脂等が挙げられる
又、結着材の例としては、ボリアリレート、ポリスルホ
ン、ポリアミド、アクリル樹脂、アクリロニトリル樹脂
、メタクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、
フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル、アルキ
ド樹脂、ポリカーボネート、ポリウレタンあるいはこれ
らの樹脂の繰り返し単位のうち2つ以上を含む共重合体
、例えばスチレン−ブタジェンコポリマー、スチレン−
アクリロニトリルコポリマー、スチレン−マレイン酸コ
ポリマーなどを挙げることができる。
酸化亜鉛としては市販のもので良いが、[lL1〜5μ
φ、特に好ましくはI]、1〜1.0μφの範囲のもの
が良い。
塗工によって層を形成する際には、浸漬コーティング法
、スプレーコーティング法、スピンナーコーティング法
、ビードコーティング法、マイヤーバーコーティング法
、ブレードコーティング法、ローラーコーティング法、
カーテンコーティング法などのコーティング法を用いて
行なうことができる。
この様な電荷発生層と電荷輸送層の積層構造からなる感
光層は、導電層を有する基体の上に設けられる。導電層
を有する基体としては、基体自体が導電性をもつもの、
例えばアルミニウム、アルミニウム合金、銅、亜鉛、ス
テンレス、バナジウム、モリブデン、クロム、チタン、
ニッケル、インジウム、金や白金などを用いることがで
き、その他にアルミニウム、アルミニウム合金、酸化イ
ンジウム、酸化錫、酸化インジウム−酸化錫合金などを
真空蒸着法によって被膜形成された層を有するプラスチ
ック(例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化
ビニル、ポリエチレンテレフタレート、アクリル樹脂、
ポリフッ化エチレンなど)、導電性粒子(例えば、カー
ボンブラック、銀粒子など)を適当なバインダーととも
にプラスチックの上に被覆した基体、導電性粒子をプラ
スチックや紙に含浸した基体や導電性ポリマーを有する
プラスチックなどを用いることができる。
感光層の膜厚は5〜50μ好ましくは15〜25μ程度
が適当である。
下引層は基板との接着強度を増加し耐久性を向上させる
。基板からの電荷注入を防ぎ白ポチ、電位低下を抑える
等の効果がある。
バリヤ層はその機能を発揮する為には、107Ω・m以
上であることが望ましい。
導電層と感光層の中間に1バリヤ一機能と接着機能をも
つ下引層を設けることもできる。下引層は、カゼイン、
ポリビニルアルコール、ニトロセルロース、エチレン−
アクリル酸コポリマー、ポリアミド(ナイロン6、ナイ
ロン66、ナイロン610、共重合ナイロン、アルコキ
シメチル化ナイロンなど)、ポリウレタン、ゼラチン、
酸化アルミニウムなどによつ【形成できる。
下引層の膜厚は、5μ以下好ましくは0.5〜3μが適
当である。
又、色素、顔料、有機電荷輸送物質等は、一般に紫外線
、オゾン、オイル等による汚れ、金属等の切り粉等に弱
く、必要に応じて保護層(絶縁層)を設けても良い。こ
の保護層上に静電潜像を形成するためには、表面抵抗率
が1011Ω以上であることが望ましい。
本発明で用いる保護層は、ポリビニルブチラール、ポリ
エステル、ポリカーボネート、アクリル樹脂、メタクリ
ル樹脂、ナイロン、ポリイミド、ボリアリレート、ポリ
ウレタン、スチレン−ブタジェンコポリマー、スチレン
−アクリル酸コポリマー、スチレン−アクリロニトリル
コポリマーなどの樹脂を適当な有機溶剤によって溶解し
た液を感光層の上に塗布、乾燥して形成できる。この際
、保護層の膜厚は、一般にCLO5〜20μ、特に好ま
しくは12〜5μの範囲である。
この保護層中に紫外線吸収剤等を含ませても良い。
実施例 1 前記電荷発生物質の例(5)のジスアゾ顔料をシクロヘ
キサノン中で、サンドグラインダー法で3時間分散し、
平均粒径α26μの分散液を作成した。(これをA液と
する)なお、平均粒径の測定は堀場製作所製粒度分布計
CAPA −500を使用した。
次にA液と光導電性酸化亜鉛を酸化亜鉛/ジスアゾ顔料
の比が100/15になるように混合しシクロヘキサノ
ン中で、ボールミル分散を6時間行なった。(これをB
液とする) 酸化亜鉛100重量部、ジスアゾ顔料15部を含むB液
中に、P−ジエチルベンズアルデヒド−3−メチルベン
ズチアゾリノン−2−ヒドラゾン100部、アクリル樹
脂(、T−899星光化学製)100部、溶剤としてモ
ノクロルベンゼンとメチルセロソルブ1:1の混合液を
加え攪拌器で均一に混合、溶解する。
分散液を20μフイルターで濾過した後、直径60+w
長さ250m肉厚l]、l−。アルミシリンダー上に浸
漬法で塗布し、100℃で60分乾燥し20μの感光層
を得た。
キャノンマイクロリーダープリンターPCプリンター7
0 CPC−P−70)で電位特性及び画像出しを行な
った。
1次帯!−450μA(定電流〕、像露光ハロゲンラン
プ、現像ネガトナー、転写帯電+400μム(定電流)
又、比較サンプルとしてサンドミル法による前処理を行
なわない外は全〈実施例1と同じ方法で感光体を作成し
た。(比較例1)、この時の顔料の粒径な知るために、
ジスアゾ顔料をシクロヘキサン中で6時間ボールミル分
散を行なった。この時の粒径は0.48μだった。
更に比較のために従来技術による、酸化亜鉛感光体を次
の手順で作成した。(比較例2〕。
光導電性酸化亜鉛       100重量部ローズベ
ンガル(有機色素)       1重量部メチルセロ
ソルブ           60重量部モノクロルベ
ンゼン          30it部配合液を磁性ボ
ールミルで6時間分散を行ない分散液を20μフイルタ
ーで濾過した後、直径60m長さ250m肉厚α5簡の
アルミシリンダー上に浸漬法で塗布し、100℃で60
分乾燥し20μの感光層を得た。
評価結果は次の通りであった。
又1次帯電をプラスとして同様の検討を行なった。
1次帯電+5ooμA、像露光ハロゲンランプ、現像ポ
ジトナー、転写帯電−400pA従来の酸化亜鉛感光体
(比較例−2)に比べて、実施例−1、比較例−1の様
な両極性感光体は、反転現像プロセスで紙あとが出難い
ことが判る。又実施例−1は比較例−1に比べて、+、
−共に感度が向上しており、その効果で画像ムラが更に
生じ難くなっている。若干認められるものの、実用的に
は問題ないと判断され得るレベルである。
キャノンPC−P−70では一次帯電器にグリッドを使
用していないが、もしグリッドを使用すれば、比較例−
1も一応実用的には問題を生じな 、いと思われる。し
かしグリッドのためにコストアップとなる等の欠点があ
る。
実施例 2 次に示す配合の液をサンドミル法で12時間分散を行な
った。
構造式 で示されるジスアゾ顔料       10重量部光導
電性酸化亜鉛        100Mf7に部メチル
セロンルブ            60重量部モノク
ロルベンゼン          3oi量部分散液を
20μフイルターで炉遇した後(この時の顔料粒径はC
LO7μだった)、直径60vm長さ250■肉厚[L
5■のアルミシリンダー上に浸漬法で塗布し、100℃
で60分乾燥し20pの感光層を得た。
キャノンマイクロリーダープリンターPCプリンター7
0で電位、画像特性の評価を行なった。
又比較例3として実施例2と全く同じ配合で、ボールミ
ル法分散を12時間行ない、以下全く同じ手順で感光体
を作成した。
この時の顔料の粒径な知るために、ジスアゾ顔料をシク
ロヘキサン中で12時間ボールミル分散を行なった。こ
の時の粒径はQ、37μだった。
又比較例4として、比較例2と全く同じ配合で、12時
間ボールミル分散を行な諭以下全く同じ手順で酸化亜鉛
感光体を作成した。
評価結果は次の通りであった。
又1次帯電をプラスとして同様の検討を行なった。
1次帯電+500μA%像露光ハロゲンランプ、現像ポ
ジトナー、転写帯電−400μA顔料が微粒子化するこ
とで、感度、画像ムラ共Kかなり改善されることが判る
実施例 3 次に示す配合の液をサンドミル法で12時間分散を行な
った。
構造式 で示されるアズレニウム塩化合物    10重量部光
導電性酸化亜鉛           100重量部メ
チルセロノルブ            60重量部モ
ノクロルベンゼン             5071
3.部分散液を20μフイルターで一過しだ後(この時
の顔料粒径は(L1μだったン、直径60Ill+長さ
250■肉厚α5−のアルミシリンダー上に浸漬法で塗
布し、100℃で60分乾燥し20μの感光層を得た。
キャノンマイクロリーダープリンターPCプリンター7
0で電位、画像特性の評価を行なった。
評価結果は次の通りであった。
又1次帯電なプラスとして同様の検討を行なった。
1次帯電+500μA1像露光ノ・ロケ゛ン2ンプ、現
像ポジトナー、転写帯電−400μA実施例 4 実施例2に示す顔料を     10重量部光導電性酸
化亜鉛      100重量部シクロヘキサノン  
       200重量部の配合液をサンドミル法で
12時間分散を行ない、分散液を20μフイルターで濾
過した。この時の顔料粒径は1108μだった。
この液を            300重量部P−ジ
エチルアミノベンズアルデヒド   100重量部−α
−す7チルフエニルヒドラゾン アクリルースチレン樹脂(MS−200,100重量部
新日鉄化学) メチルセロンルブ           60重量部モ
ノクロルベンゼン          5oit部の割
合で混合し、分散液を20μフイルターで濾過した後、
直径60III+長さ250m肉厚(L5mのアルミシ
リンダー上に浸漬法で塗布し、100℃で60分乾燥し
20pの感光層を得た。
キャノンマイクロリーダープリンターPCプリンター7
0で初期の電位、画像特性及び耐久特性の評価を行なっ
た。
比較例5として実施例2で作成したサンプル比較例6と
して比較例4と同じサンプルを用いた。
評価の条件は、実施例1の場合と全く同じで、−次がマ
イナス帯電の時のみを行ない、耐久枚数は、3000枚
とした。
評価結果は次の通りであった。
顔料を微粒子化し、且つ前分散法により酸化亜鉛上に優
先的に吸着させることで、感度、耐久性は更に向上し【
いることが判る。
発明の効果 従来の酸化亜鉛感光体は、感度が悪い、暗部電位が低い
、耐久性がない、マイナス帯電にしか感度を示さず、従
って反転現像プロセスでの画像ムラも大きく、又マイナ
ス帯電により発生するオゾンによって更に耐久性が損わ
れていた。
これらの問題は、層中に有機の電荷発生物質、又、電荷
輸送物質を複合させることで解決する。
この時、一般に電荷発生物質は微粒子状([13p以下
)であることが必要である。粒径が大きくては充分な感
度は得られない。即ち本発明は、従来の酸化亜鉛感光体
を高感度、高耐久、高画質にする効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)及び(b)は本発明の感光体のプラス及び
マイナス帯電時の動作を示す説明図であり、符号1は導
電性基体5化亜鉛/。PC感光体、第2図(a>〜(C
)は反転現像のプロセスを示す説明図であり、符号2は
感光層、6は1次帯電器マイナス(プラス)、4は転写
帯電器プラス(マイナス)、5は転写紙、 第3図は単一層の感光層を示す断面図であり、符号6は
感光層、 第4図は複合層型感光層を示す断面図であり、符号7は
電荷発生層(CGL)、8は電荷輸送層(CTL)を示
す。 を出願人 キャノン株式会社 代 理 人  弁理士  狩  野    有第1図 1;導電・トを朱 9二 罐化吐i含10pC4夫3メ( 第2図 (CI)ステップ1 1次帯電      (b)ステ
ップ2  画像露光(c)ステップ3M写 プリント用紙 5;マム犀にル ′−6 ?;ぐ丁し

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導電性基板上に酸化亜鉛、電荷発生物質、有機電
    荷輸送物質及び結着材から構成され、且つ電荷発生物質
    の平均粒子径が0.3μ以下である感光層を有すること
    を特徴とする電子写真感光体。
  2. (2)予め酸化亜鉛と電荷発生物質のみを溶剤中で分散
    処理し、電荷発生物質を優先的に酸化亜鉛表面に吸着さ
    せ、然る後に有機電荷輸送物質、結着材中に均一に分散
    させて構成された感光層を有する特許請求の範囲第1項
    記載の電子写真感光体。
JP26185584A 1984-12-13 1984-12-13 電子写真感光体 Pending JPS61140943A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4699862A (en) * 1985-07-02 1987-10-13 Dainippon Ink And Chemicals, Inc. Electrophotoconductor
JPH03266274A (ja) * 1990-03-15 1991-11-27 Daicel Chem Ind Ltd ディスク用カートリッジ
US5244760A (en) * 1992-01-02 1993-09-14 Xerox Corporation High sensitivity electrophotographic imaging members
JP2007108671A (ja) * 2005-09-15 2007-04-26 Ricoh Co Ltd 電子写真感光体、画像形成装置及びプロセスカートリッジ

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