JPS61140843A - 微生物検査方法 - Google Patents

微生物検査方法

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JPS61140843A
JPS61140843A JP26350784A JP26350784A JPS61140843A JP S61140843 A JPS61140843 A JP S61140843A JP 26350784 A JP26350784 A JP 26350784A JP 26350784 A JP26350784 A JP 26350784A JP S61140843 A JPS61140843 A JP S61140843A
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JP
Japan
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microorganisms
time
excitation light
intensity
fluorescent
Prior art date
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Pending
Application number
JP26350784A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Sagusa
佐草 寿幸
Hiroko Makiguchi
牧口 浩子
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Hitachi Ltd
Hitachi Science Systems Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Measurement Engineering Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/62Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light
    • G01N21/63Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light optically excited
    • G01N21/64Fluorescence; Phosphorescence
    • G01N21/6408Fluorescence; Phosphorescence with measurement of decay time, time resolved fluorescence

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は微生物検査方法に係り、特に病院の臨床検査部
門におし)5て迅速な微生物の定量を行うことができる
微生物検査方法に関する。
〔発明の背景〕
従来微生物検査方法として検体中に含まれる微生物の数
を吸光光度法によって測定する従来例が存在する。この
吸光光度法による微生物の検査方法では微生物の検出感
度が106〜10’CFU/ mlであることは知られ
ておシ、測定にあたっては最低1.5X108CFU/
mlの菌液/ml(測定開始時の菌濃度として2〜4 
X 10’ cFU/m7りを必要とする。
しかしながら、微生物、特に菌種によっては分離培地上
の発育が遅く、このような多量の菌を釣菌することが困
難なものが多い。例えば、普通寒天の分離培地上で24
時培養した場合大腸菌などは1.コロニーより107〜
10’CFUの釣菌が可能であるが、表皮ブドウ球菌、
化膿連鎖球菌では106前後の釣菌しかできない。
このような場合、分離培地上のコロニーが十分発育する
までさらに24〜36時間培養を続けるが、釣菌した後
に液体培地がどで24時間以上純、粋培誉する必要があ
る。従って、微生物の菌数を迅速に測定する必要がある
場合にはそのまま応用できないという問題がある。
上記吸光光度法より高感度な微生物検査方法として散乱
強歴を用いる方法がある。この方法は特開昭57−13
2899号において明らかにされているように、ウンベ
リフェロン誘導体を蛍光マーカーとする雑菌数の測定で
ある。ウンベリフェロン誘導体はそれ自身は発光性が小
さいものであるが菌体内酵素(エステラーゼ)によって
加水分解されると蛍光性のウンベリフェロンを遊離する
ため、菌数濃度と比例する蛍光強度を測定することによ
って菌数を決定することができる。しかし、この散乱強
度を用いる従来例では10’CFU/mlの大腸菌の増
殖曲線より、増殖が明確に判定できるのは4〜5時間後
である。すなわち、1oフCPU/atと10’CFU
/mlの増殖曲線の上昇は2〜3時間、1011CFU
/mlでは3〜4時間、10’ CPU/mlでは4〜
5時間であり、このことはこの従来例の検出感度が10
’CFU/mlであることを示している。このように期
待する程の高感度にならない原因として、励起光を照射
したままつ/ベリフエロンの蛍光強度を測定しているた
めに菌体自身による励起光の散乱ノイズが太きいととに
よるものと考えられる。
従って、上記特開昭57−132899号で明らかにさ
れた従来例の前記の吸光度広##雰従泉桝と同様に迅速
に微生物の菌数の測定を行うことができないという問題
点がある。
上記の従来例と同様のウンベリフェロン誘導体を用いる
従来例として特開昭57−144995号に明らかにさ
れているように、蛍光強度測定の直前に菌体その他の固
型物を遠心分離によって除去し、103〜10’ CF
U/mlの菌数を測定できるようにした従来例が存在す
る。この従来例では感度がよいために測定に要するスタ
ート菌数に少なくてすむことになる。しかし、遠心分離
操作を必要とする点において微生物の数の迅速な測定と
いう点からは望ましいものとは言えない。
また、特開昭58−17598号において明らかにされ
ているように細菌をトルエンなどの消化剤で処理した後
、ウンベリフェロンの蛍光強度を測定する従来例が存在
する。この従来例ではトルエンによって菌体膜が破壊さ
れ耐体内に含まれるエステラーゼが十分につ/ベリフェ
ロン誘導体を加水分解することができるために、103
〜10’CFU/mlの菌の測定が可能となっている。
しかし、この従来では菌目体を溶菌してしまうものであ
るために、薬剤感受性試験のように経時的に増殖曲線を
観察する必要のある場合にはそのまま適用できないとい
う問題点がある。
さらに、特開昭58−1167QO号において明らかに
されているようにバーオキシダーデとパラハイドロキシ
フェニルボロピオン酸を用いて10” 〜10’ CF
U/mlの感度で微生物の菌数の測定を行う酵素蛍光法
が開示されている。しかし、この従来例も遠心分離操作
を必要とするものであるために、迅速に微生物の菌数の
検査を行おうとする測定方法にはそのまま応用できない
という問題点がある。
以上説明したように各種の微生物検査方法が存在するが
、これらの検査方法は特に病院などの臨床検査部門での
薬剤感受性検査のように少ないスタート菌数で微生物の
増殖曲線を迅速に得ようとする分野ではそのまま応用す
ることができない。
すなわち、薬剤感受性試験の迅速化のためには10’C
FU程度の菌数、言いかえれば10’CF U / m
l程度のスタート菌数で、測定を開始できるかどうかが
重要なポイントである。そのために1110” 〜10
’ CFU/Intの菌を検出できる高感度Q−微生物
検査方法が必要となる0また1遠心分離等の操作を要す
る微生物検査方法では、その遠心分離に要する時間によ
って検査の迅速性が妨げられ、またトルエンなどによっ
て菌体膜を破壊する微生物検査方法では微生物の増殖曲
線が描けないものである。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、遠心分離などの複雑な操作を必要とせ
ず、しかも溶菌することなく 10’CFU/ml程度
の微生物の数を測定できる高感度な徴生物鉤罎方法を提
供することにある。
〔発明の概要〕
本発明者りは迅速で、精度がよい微生物検査方法につい
て種々の検討を行った結果、微生物を含む検体に励起光
を所定時間照射して、励起光の出力を0にしたときに蛍
光物質の蛍光強度を計ることによって微生物の励起光に
基づく光散乱ノイズを除去して微生物の検査を行えると
いう知見を得るに至った。すなわち、微生物が含まれる
検体に照射される励起光の出力を切った後は、その励起
光の時間に伴う減衰は蛍光の時間に伴う減衰より大きな
ものとなる。従って、励起光の光散乱ノイズが蛍光の強
度を測定するのに悪影響を与えない範囲まで励起光の散
乱ノイズの減衰をまって蛍光強度を測定するものである
すなわち、本発明は検体中の微生物内の酵素等によって
被蛍光性から発蛍光性に変化する蛍光物質に励起光を照
射して、該励起光の照射によって発生する蛍光の強度を
測定することによシ前記微生物の数を測定する微生物検
査方法において、前記励起光を前記蛍光性となつ7・(
蛍光物質に所定時間、主にパルス状に照射した後、該励
起光の照射を停止し、該励起光の前記微生物による光散
乱ノイズが減衰することをまって蛍光強度を測定するこ
とを特徴とする微生物の検査方法である。
上記本発明の構成において、励起光の散乱ノイズの減少
が十分な状態で蛍光強度を計るタイミング、すなわち励
起光の出力を切った後に蛍光強度を計るまでの時間は、
用いられる蛍光物質の性質によって決定される。短寿命
の蛍光線を放出する蛍光物質であるウンベリフェロン誘
導体を用いた場合は蛍光強度の測定のタイミングは極め
て短かい時間すなわちナノ秒単位で決定されるものであ
るのに対し、長寿命の蛍光線を放出する蛍光物質である
エオシン誘導体では測定のタイミングが数ミリ秒単位で
決定される。
ナノ秒単位の微生物の検査方法の原理は第5図に示すよ
うにパルス状に検体に照射される励起光(A)を時間T
1で検体に照射し時間T2でその照射を終了させる。す
ると微生物菌体による散乱ノイズげ(B)の曲線のよう
に強度減衰するのに対し、ウンベリフェロン誘導体の蛍
光強度は(C)のように散乱ノイズの減衰率に比べてゆ
るやかな減衰率で減少する。従って、時間T3のように
散乱ノイズの減少がほぼ0となる一方で、最も蛍光強度
が高い時間T3に達した後蛍光強度の測定を行って検体
中の微生物の計数を行うことができる。
微生物の計数に予め標準試料で検量線を作成することに
よって、測定の結果水められた蛍光強度から微生物の菌
数を測定することができる。この測定方法では時間T2
から時間Ts tでの時間がナノ秒単位すなわち数ナノ
秒単位であるために、蛍光強度を検出する検出器として
はできるだけ応答性の早い光電子倍増管を用いることが
必要である。
従って、装置の構成は非常に複雑となシー・般に病院の
臨床検査部門のルーチンの検査にはそのまま適用できな
い。このようなルーチンの検査には次に説明するエオシ
ン誘導体を用いたミリ秒単位での微生物検査方法を用い
ることによって精度良く行うことができる。
fq) 次にエオシン誘導体を用いた微生物の検査方法の原理は
第1図に示すように時間T1に検体へ励起光の照射を開
始し、その通常500m5+etX後である時間T2に
その照射を終了させる。すると時間に従って散乱光(B
)及び蛍光は強度の減衰を始め時間T2の通常はぼ27
0μ淵i後に散乱光の強度FiOとなるが、時間T3で
蛍光強度(C)はほぼ十分な強度を保っている。従って
、蛍光強度の最も高い時間T3で蛍光強度の測定を行え
ば十分に精度良く微生物の計数を行うことができる。こ
のエオシン誘導体を用いた微生物の検査方法では測定の
時間的な単位がミリ秒単位となるために、蛍光の検出器
としては通常使用されるものを用いることができる。そ
して、蛍光強度からの微生物の計数の演算も十分に行う
ことができるために、微生物の係数の検査方法としては
迅速でかつ精度のよいものとなっている。なお、第1図
において、蛍光強度曲線(C)は全強度曲線から、エオ
シン誘導体を含まない標準試料の散乱強度(B)を引く
ことによって求められる。
本発明に用いられる励起光の発生手段としてはパルス放
電管やチョッピング機能を付加したレーザー光源等を使
用することができ、また、シャッタを用いてパルス状の
励起光を照射することもできる。
本発明に用いられるエオシン誘導体にはエオシンジアセ
テー) (Eosindi Acetate)、5−イ
ソチオシアナートエオシンジアセテート(5−Isot
hiocyanate EosindiAcetate
 ) 、5−マレイミドエオシンジアセテート(5−M
aleimidEosin di Acetate )
 、xオシンージーβ−dガラクトシド(、[;:os
indi−β−d−Qalactoside)、エオシ
ン−ジーβ−d−グルコシド(Eosin di−β−
d−Qlucoside )などが有効である。これら
のエオシン誘導体はすべてそれ自身力相ト蛍光性であり
、細菌の酵素によって加水分解され蛍光性となる。しか
も、その蛍光寿命ハミリ秒のオーダである。
一方ミリ秒のオーダであれば、通常のハロゲンランプな
どの光軸を単純な機械的シャッタで開閉することによっ
てパルス光源の代用とすることが可能となる。
通常市販されているシリコン光半導体でもその90%応
答速度は数μ〜数十μ秒であり、ミリ秒オーダの蛍光寿
命をもつ蛍光の測定には十分な応答速度を有するもので
ある。
〔発明の実施例〕
次に本発明に係る微生物検査方法の実施例について添付
図面に従って詳説する。
第2図は、本発明に係る微生物検査方法を実施すること
ができる装置の一実施例を示す構成図である。
図において、光源ランプ1(沃素タングステンランプ、
30W)より発した励起光は集光レンズ2、干渉フィル
タ3、入射側シャッタ4を介して微生物が含まれている
被測定液を保持する透光性の反応容器5に照射される。
反応容器5からの出射光は出射側シャッタ6、干渉フィ
ルタ7、集光レンズ8を介して半導体検知器または光電
子倍増管9で検知される。検知された信号はプレアンプ
10で増幅された後、A/D変換器11でA/D変換が
なされ、そのデータがマイクロコンピュータ12に記憶
される。マイクロコンピュータ12では予め記憶された
標準試料の検量線と比較して非測定液中の微生物の係数
を行う。
上記の微生物検査装置入射側シャッタ4および出射側シ
ャッタ6はそれぞれ第3図(A)、(B)に示すように
回転式のシャッタとなっている。このシャッタは半円形
状のものであシ入射側シャッタ4と出射側シャッタは第
4図に示すように励起光の入射時に生ずる散乱光ノイズ
を防止するために、入射側シャッタと出射側シャッタの
開閉パターンは50IOmsαを毎に反応となるように
なっている。なお、比較的応答速度の早い検知器を用い
る場合には、出射側シャック6は省略することができる
。A/DI換のタイミングは入射光(励起光)がシャッ
トされて出射孔がオープンされてから250μ灘1〜2
70μ護・である。このため、検出器の応答遅れによる
散乱光ノイズの成分は完全に除去できることになる。
上記微生物検査装置では反応容器5が各々測定されるべ
き蛍光物質を含む微生物培養液を保持する複数のもので
できており、それらが2秒ピッチで間欠的に光軸を垂直
に横切るように移送される。
そして、各容器について1m淵fのサイクルで1000
回の測定(1秒間)が行われその平均値がマイクロコン
ピュータ12に記憶される。さらに、各々の容器は25
〜40Cの適温の空気浴中でインキベートされ、30分
間隔で光軸位置に達するように循環移送されるようにな
っている。従って、30分たびの測定値が得られること
によυ微生物の増殖速度が測定できる。よって、本実施
例によって行われる微生物の検査方法は病院等の臨床検
査部門における薬剤感受性試験のように迅速性と高精度
性を有する試験に好ましく用いることができる。
本実施例での励起光による散乱光と蛍光の強度の減衰の
関係は、基本的に前述の第1図に示したグラフに同じで
ある。なお第1図に示す蛍光強度測定のタイミングすな
わちT2〜T3の時間間隔it O’ CFU/m/の
大腸菌を含むM u l e v)(inton培地で
の実測値では270μお;である。
次に具体的な実験例について説明する。
く実−紳例1〉 10−”mot/lのエオシンジアセテートを含有する
、M’uler Hinton培地中に大腸菌NIHJ
−JC2を各々lXl0”  (A)、lXl0”(B
)、lXl0’  (C)、lXl0’  (D)、l
X10’  (E)CPU/mtとなるように各々接種
した。そして(A)〜(E)の各々について前述の第2
図に示す装置による微生物測定方法を用いて蛍光強度を
測定した。次に上記大腸菌が接(1されたM’uley
−1(inton培地を371rで1時間反応させた。
この反応の精米大腸菌の増殖の性質によれば、測定時の
菌数は接種時の菌数のは理10倍となっていることが知
られている。次に測定時の蛍光強度を、接種時の蛍光強
度測定と同様に行った。
これらの1連の操作を各(A)〜(E)に5回ついて行
い接種時の蛍光強度と1時間後の蛍光強度の相対強度を
各濃度毎に求めその平均を計算した。
その結果を第6図に示す。第6図に示すように、接種時
の菌数が10BCFU/mJであってもその計数を行う
ことができるものである。
く実験例2〉 滅菌した牛乳およびこれに103CFU/m71!の濃
度になるように、実験例1と同じ大腸菌種を接種したも
の50m/!を、上記のエオシンジアセテート含有培地
750m1と混合後371?で1時間培養を行った。そ
して、各々の蛍光強度を10重測定した。結果を第1表
に示す。
表1 牛乳中の大腸菌測定結果 すなわち牛乳のような濁った食品中の1×10sCFU
/Fff7!の大腸菌を有意に定量することが可能であ
る。
〈実麓例3〉 実験例1のエオシンジアセテートのM’uler−Hi
nton、培地にピリドンカルボン酸系抗菌剤のNa1
idic Ac1d  (N A )を各々0.625
.1.25゜2.50μg/meを添加した感受性測定
用培地に上述の大腸菌種を1×103CFU/mlとな
るように接種した。そして、かかる培地を371?で培
養しながら第2図で示す微生物の測定方法と従来の技術
で説明した普通の吸光度法(600μmでの吸光度)の
両方の測定を行った。その結果を第7図に示す。第7図
にお1/−1て、吸光度法による測定結果は(A)に示
すものであシ、本発明に係る微生物検査方法によるもの
H(B)に示すものである。グラフは横軸の時間の経過
に伴う、接種時と1時間後の測定結果の相対強度縦軸の
変動を示している。
第7図によれば、従来の吸光度法では7〜8時(]7) 間位M’ICが2.50μg/mlであると判定できる
のに対して、本発明に係る微生物検査方法では1〜2時
間で同様の結果を得ることができる。また、分裂速度の
遅い細菌では従来の吸光度法を用いた測定では1晩以上
の純培養を必要とするに対して、本発明に係る微生物検
査方法では、例え分裂速度の遅い細菌であっても迅速に
微生物の検査を行うことができる。
従って、第2図に用いた微生物検査方法を応用すれば1
03CFU/mJのスタート菌数で、その細菌の数の測
定を行うことができるため、釣菌のための培養を完全に
省略することができる。よって、病院の臨床部門におけ
る薬剤感受性結果の報告が約1日分早くなり臨床上着し
い有効性を有する。
また、尿のスクリーニング検査等に応用すれば約1時間
で陽性尿(10’ CFU/m1以上)で、擬陽性(1
03〜104CFU/ml)、陰性((10’ CFU
/ml以下)の判定が容易に行うことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る微生物検査方法によれ
ば、微生物数に比例した蛍光強度を、微生物体による励
起光の散乱ノイズの妨害を除去して測定することができ
る。従って、微生物の数の測定を迅速かつ精度よく行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る微生物検査方法の原理を示す図、
第2図は本発明に係る微生物検査方法を実施するだめの
装置の構成図、第3図は第2図に示された検査装置のシ
ャッタを示す図、第4図は第3図のシャッタの開閉パタ
ーンを示すグラフ、第5図は短寿命の蛍光を発生する蛍
光物質を用いて微生物検査方法を行った場合の原理を示
すグラフ、第6図は細菌濃度と蛍光相対強度を示すグラ
フ、第7図(A)は時間と吸光度における測定強度を示
すグラフ、第7図(B)は時間と蛍光相対強度を示すグ
ラフである。 1・・・光源ランプ、2・・・集光レンズ、3・・・緩
衝フィルタ、4・・・入射側シャッタ、5・・・反応容
器、6・・・出射側シャッタ、7・・・緩衝フィルタ、
8・・・集光レンズ、9・・・光電子倍増管、10・・
・プレアンプ、11・・・A/D変m器、12・・・マ
イクロコンピュータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、検体中の微生物によつて非発蛍光性から発蛍光性に
    変化する蛍光物質に励起光を照射し、該励起光の照射に
    よつて発生する蛍光の強度を測定することにより前記微
    生物の数を測定する微生物検査方法において、前記励起
    光を前記蛍光性の蛍光物質に所定時間照射した後、該励
    起光の照射を停止し該励起光の前記微生物による散乱光
    の強度が減衰した後に前記蛍光の強度を測定することを
    特徴とする微生物検査方法。 2、特許請求の範囲第L項記載の発明において、上記蛍
    光物質がウンベリフエロン誘導体またはエオシン誘導体
    であることを特徴とする微生物検査方法。
JP26350784A 1984-12-13 1984-12-13 微生物検査方法 Pending JPS61140843A (ja)

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