JPS6113929B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6113929B2 JPS6113929B2 JP1324583A JP1324583A JPS6113929B2 JP S6113929 B2 JPS6113929 B2 JP S6113929B2 JP 1324583 A JP1324583 A JP 1324583A JP 1324583 A JP1324583 A JP 1324583A JP S6113929 B2 JPS6113929 B2 JP S6113929B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- main body
- screw shaft
- pressurizing chamber
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 19
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 17
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 17
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 3
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D35/00—Tools for shearing machines or shearing devices; Holders or chucks for shearing tools
- B23D35/002—Means for mounting the cutting members
- B23D35/004—Means for mounting the cutting members for circular cutting members
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Shearing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、複数個のピストンによつて被押圧物
を均等に押圧する押圧盤に関する。
を均等に押圧する押圧盤に関する。
従来、幅広の帯状鋼板を複数本の幅狭の帯状鋼
板に切断する鋼板スリツターにおいては、第1図
に示すように、2本のアーバー軸21,22を上
下に並列し、各アーバー軸21,22の一端と他
端にそれぞれ大径の抜止部23と小径の螺歯部2
4を設けている。各アーバー軸21,22には、
それぞれ、円環状又は円筒状のスペーサー25と
円輪板状のカツター26を挿嵌し、各アーバー軸
の螺歯部24に螺合したナツト27をそれぞれ緊
締して、各アーバー軸21,22において、それ
ぞれ、ナツト27と抜止部23間に複数個のスペ
ーサー25と複数枚のカツター26を挾持し、各
アーバー軸21,22にそれぞれ複数枚のカツタ
ー26を所望の位置に取付け、上側のアーバー軸
の各カツター26の下端と下側のアーバー軸の各
カツター26の上端を所望の透間を設けて隣接し
ている。
板に切断する鋼板スリツターにおいては、第1図
に示すように、2本のアーバー軸21,22を上
下に並列し、各アーバー軸21,22の一端と他
端にそれぞれ大径の抜止部23と小径の螺歯部2
4を設けている。各アーバー軸21,22には、
それぞれ、円環状又は円筒状のスペーサー25と
円輪板状のカツター26を挿嵌し、各アーバー軸
の螺歯部24に螺合したナツト27をそれぞれ緊
締して、各アーバー軸21,22において、それ
ぞれ、ナツト27と抜止部23間に複数個のスペ
ーサー25と複数枚のカツター26を挾持し、各
アーバー軸21,22にそれぞれ複数枚のカツタ
ー26を所望の位置に取付け、上側のアーバー軸
の各カツター26の下端と下側のアーバー軸の各
カツター26の上端を所望の透間を設けて隣接し
ている。
即ち、アーバー軸の螺歯部24に螺合したナツ
ト27の緊締によつて、カツター26の締付けと
上下のカツター26間の透間の調整を行つてい
る。
ト27の緊締によつて、カツター26の締付けと
上下のカツター26間の透間の調整を行つてい
る。
ところが、アーバー軸の螺歯部24に螺合した
ナツト27はスペーサー25に当接しているの
で、ナツト27を回転しようとすると、ナツト2
7とスペーサー25の間に摩擦力が作用し、ナツ
ト27の緊締力が大きくなるに従つて上記の摩擦
力も大きくなる。従つて、ナツト27の緊締に非
常に大きな力を要する。
ナツト27はスペーサー25に当接しているの
で、ナツト27を回転しようとすると、ナツト2
7とスペーサー25の間に摩擦力が作用し、ナツ
ト27の緊締力が大きくなるに従つて上記の摩擦
力も大きくなる。従つて、ナツト27の緊締に非
常に大きな力を要する。
そこで、ナツト27にスパナを係合し、スパナ
の腕をハンマーで叩いている。従つて、ナツト2
7の緊締は、非常に多くの手間が掛り、かつ、非
常に危険である。その上、ナツト27に係合した
スパナの腕をハンマーで叩いても、ナツト27の
緊締力はまだ不充分であり、カツター26の締付
力と上下のカツター26間の透間を所望の値にす
ることは非常に困難である。
の腕をハンマーで叩いている。従つて、ナツト2
7の緊締は、非常に多くの手間が掛り、かつ、非
常に危険である。その上、ナツト27に係合した
スパナの腕をハンマーで叩いても、ナツト27の
緊締力はまだ不充分であり、カツター26の締付
力と上下のカツター26間の透間を所望の値にす
ることは非常に困難である。
カツター26の締付力が不充分であると、鋼板
の切断作業中にカツター26が緩んでしまい、ア
ーバー軸21,22に挿嵌したカツター26がア
ーバー軸に対して回転し、高価なアーバー軸2
1,22が傷付いたり焼付いてしまうことがあ
る。また、カツター26が緩むと、アーバー軸2
1,22の軸芯方向と直角に取付けられたカツタ
ー26が傾斜し、鋼板の切断線が直線にならず蛇
行してしまい、等幅の帯状鋼板が得られなくなる
ことがある。
の切断作業中にカツター26が緩んでしまい、ア
ーバー軸21,22に挿嵌したカツター26がア
ーバー軸に対して回転し、高価なアーバー軸2
1,22が傷付いたり焼付いてしまうことがあ
る。また、カツター26が緩むと、アーバー軸2
1,22の軸芯方向と直角に取付けられたカツタ
ー26が傾斜し、鋼板の切断線が直線にならず蛇
行してしまい、等幅の帯状鋼板が得られなくなる
ことがある。
また、上下のカツター26間の透間が適当でな
いと、鋼板の切断が円滑に行なわれず、鋼板が変
形するのみで切断されなかつたり、鋼板の切断面
にばりが生ずることがある。
いと、鋼板の切断が円滑に行なわれず、鋼板が変
形するのみで切断されなかつたり、鋼板の切断面
にばりが生ずることがある。
更に、従来の鋼板スリツターにおいては、アー
バー軸の螺歯部24に螺合したナツト27の緊締
によつてカツター26を締付けるので、螺歯部2
4又はナツト27の螺歯が正確に仕上つていない
と、また、ナツト27のスペーサー当接面やスペ
ーサー25のカツター当接面が軸芯方向と直角に
なつておらず傾斜していると、カツター26のス
ペーサー当接面が均等に押圧されず、カツター2
6が軸芯方向と直角にならず傾斜して取付けられ
る。カツター26が傾斜していると、鋼板の切断
線は直線にならず蛇行してしまい、等幅の帯状鋼
板が得られない。
バー軸の螺歯部24に螺合したナツト27の緊締
によつてカツター26を締付けるので、螺歯部2
4又はナツト27の螺歯が正確に仕上つていない
と、また、ナツト27のスペーサー当接面やスペ
ーサー25のカツター当接面が軸芯方向と直角に
なつておらず傾斜していると、カツター26のス
ペーサー当接面が均等に押圧されず、カツター2
6が軸芯方向と直角にならず傾斜して取付けられ
る。カツター26が傾斜していると、鋼板の切断
線は直線にならず蛇行してしまい、等幅の帯状鋼
板が得られない。
そこで、複数個のピストンによつてカツターを
均等に押圧する押圧盤が発明された。この押圧盤
は、実開昭55−165720号公報に示されているよう
に、円環盤状の本体の前面に複数個のピストン孔
を設け、各ピストン孔にピストンを摺嵌して、各
ピストンの前端を本体の前方に突出し、本体に各
ピストン孔の底部を連通した油通路を設け、各ピ
ストン孔の底部と油通路に油を充填している。そ
して、本体をアーバー軸21,22に挿嵌して、
ナツト27に隣接したスペーサー25とナツト2
7の間に配置し、本体の後面をナツト27に当接
すると共に、各ピストンの前端をスペーサー25
に当接して使用される。たとえば、スペーサー2
5のピストン当接面が傾斜している場合にも、ナ
ツト27を緊締すると、押圧盤内の油によつて均
等な反力で反発される各ピストンがスペーサー2
5のピストン当接面に均等に当接し、カツター2
6を均等な力で締付ける。
均等に押圧する押圧盤が発明された。この押圧盤
は、実開昭55−165720号公報に示されているよう
に、円環盤状の本体の前面に複数個のピストン孔
を設け、各ピストン孔にピストンを摺嵌して、各
ピストンの前端を本体の前方に突出し、本体に各
ピストン孔の底部を連通した油通路を設け、各ピ
ストン孔の底部と油通路に油を充填している。そ
して、本体をアーバー軸21,22に挿嵌して、
ナツト27に隣接したスペーサー25とナツト2
7の間に配置し、本体の後面をナツト27に当接
すると共に、各ピストンの前端をスペーサー25
に当接して使用される。たとえば、スペーサー2
5のピストン当接面が傾斜している場合にも、ナ
ツト27を緊締すると、押圧盤内の油によつて均
等な反力で反発される各ピストンがスペーサー2
5のピストン当接面に均等に当接し、カツター2
6を均等な力で締付ける。
ところが、この従来の押圧盤を用いても、ナツ
ト27の緊締に、スパナとハンマーを要し、非常
に多くの手間が掛り、かつ、非常に危険である、
ことに変わりなく、前記の欠点が改善されるわけ
ではない。
ト27の緊締に、スパナとハンマーを要し、非常
に多くの手間が掛り、かつ、非常に危険である、
ことに変わりなく、前記の欠点が改善されるわけ
ではない。
本発明の目的は、前記のような従来の欠点を改
善するため、被押圧物を均等に押圧するに当り、
大きな力で簡単にかつ安全に押圧することのでき
る押圧盤を提供することである。
善するため、被押圧物を均等に押圧するに当り、
大きな力で簡単にかつ安全に押圧することのでき
る押圧盤を提供することである。
本発明は、前記の従来の押圧盤において、本体
に油通路に連通した加圧室を形成し、加圧室にピ
ストンを摺嵌し、本体の外周面に加圧室に連通し
た螺孔を設け、螺孔に螺軸を螺嵌して、螺軸の先
端を加圧室のピストンに当接し、螺軸の基端に回
転工具を係合可能にし、全ピストン孔の総断面積
を加圧室の断面積より大きくして増圧回路を構成
し、螺軸に係合した回転工具の回転によつて螺軸
を螺進して加圧室のピストンを押圧し、増圧回路
を作動してピストン孔のピストンを螺軸の前進力
より大きい力で本体の前方に押圧可能に装置した
ことを特徴とする押圧盤である。
に油通路に連通した加圧室を形成し、加圧室にピ
ストンを摺嵌し、本体の外周面に加圧室に連通し
た螺孔を設け、螺孔に螺軸を螺嵌して、螺軸の先
端を加圧室のピストンに当接し、螺軸の基端に回
転工具を係合可能にし、全ピストン孔の総断面積
を加圧室の断面積より大きくして増圧回路を構成
し、螺軸に係合した回転工具の回転によつて螺軸
を螺進して加圧室のピストンを押圧し、増圧回路
を作動してピストン孔のピストンを螺軸の前進力
より大きい力で本体の前方に押圧可能に装置した
ことを特徴とする押圧盤である。
本発明の押圧盤においては、トルクレンチのよ
うな回転工具を螺軸に係合して回転すると、螺軸
が螺進して加圧室のピストンが押圧され、増圧回
路が作動してピストン孔のピストンが螺軸の前進
力より大きい力で本体の前方に押圧される。従つ
て、被押圧物をピストン孔のピストンで均等に押
圧するに当り、ナツトに係合したスパナをハンマ
ーで叩く従来の場合とは非常に異なり、回転工具
の回転によつて、大きな力で簡単に、かつ、安全
に押圧することができる。
うな回転工具を螺軸に係合して回転すると、螺軸
が螺進して加圧室のピストンが押圧され、増圧回
路が作動してピストン孔のピストンが螺軸の前進
力より大きい力で本体の前方に押圧される。従つ
て、被押圧物をピストン孔のピストンで均等に押
圧するに当り、ナツトに係合したスパナをハンマ
ーで叩く従来の場合とは非常に異なり、回転工具
の回転によつて、大きな力で簡単に、かつ、安全
に押圧することができる。
次に、本発明の実施例について説明する。
第2図乃至第5図に示す本例の押圧盤1は、円
環盤状の本体2の前面に多数個のピストン孔3を
等間隔位置に軸芯方向に沿つて穿設し、各ピスト
ン孔3に、それぞれ、Oリング5を周面の周溝に
嵌合したピストン4を摺嵌している。本体2の前
面には、本体の各ピストン孔3に連通する小径の
ピストン孔8を貫設した円輪板状の蓋板7を、重
合して多数本のボルト9で固定し、各ピストン4
の小径の前端部6をそれぞれ蓋板のピストン孔8
に挿通して、各ピストン4の球状の前端面をそれ
ぞれ蓋板17の前方に突出している。本体2内に
は、各ピストン孔3の底部を連通する円環状の油
通路10を形成している。
環盤状の本体2の前面に多数個のピストン孔3を
等間隔位置に軸芯方向に沿つて穿設し、各ピスト
ン孔3に、それぞれ、Oリング5を周面の周溝に
嵌合したピストン4を摺嵌している。本体2の前
面には、本体の各ピストン孔3に連通する小径の
ピストン孔8を貫設した円輪板状の蓋板7を、重
合して多数本のボルト9で固定し、各ピストン4
の小径の前端部6をそれぞれ蓋板のピストン孔8
に挿通して、各ピストン4の球状の前端面をそれ
ぞれ蓋板17の前方に突出している。本体2内に
は、各ピストン孔3の底部を連通する円環状の油
通路10を形成している。
本体2の外周面の2個所には、それぞれ、第2
図と第4図に示すように、孔11を穿設し、各孔
11の底側部分をそれぞれ加圧室12に形成する
と共に、各孔11の開口側部分をそれぞれ螺孔1
3に形成し、各加圧室12の底部をそれぞれ細孔
14で油通路10に連通し、各加圧室12に、そ
れぞれ、Oリング16を周面の周溝に嵌合したピ
ストン15を摺嵌し、各螺孔13にそれぞれ螺軸
17を螺嵌して、各螺軸17の球状の先端面をそ
れぞれ各ピストン15の基端面に当接し、各螺孔
13の開口位置に、それぞれ、第4図と第5図に
示すように、螺軸17の六角穴18付基端面が当
接する抜止片19をボルト20で固定している。
全ピストン孔3の総断面積は各加圧室12の断面
積の20倍弱に設定し、各ピストン孔3の底部、油
通路10、各細孔14及び各加圧室12に油を充
填している。いずれかの螺軸17を加圧室12側
に螺進させ、螺軸17でピストン15を加圧室1
2の底部側に押すと、油を介して本体前面のピス
トン4が螺軸17の前進力従つてピストン15の
前進力の20倍弱の力で前方に押圧されるように装
置している。
図と第4図に示すように、孔11を穿設し、各孔
11の底側部分をそれぞれ加圧室12に形成する
と共に、各孔11の開口側部分をそれぞれ螺孔1
3に形成し、各加圧室12の底部をそれぞれ細孔
14で油通路10に連通し、各加圧室12に、そ
れぞれ、Oリング16を周面の周溝に嵌合したピ
ストン15を摺嵌し、各螺孔13にそれぞれ螺軸
17を螺嵌して、各螺軸17の球状の先端面をそ
れぞれ各ピストン15の基端面に当接し、各螺孔
13の開口位置に、それぞれ、第4図と第5図に
示すように、螺軸17の六角穴18付基端面が当
接する抜止片19をボルト20で固定している。
全ピストン孔3の総断面積は各加圧室12の断面
積の20倍弱に設定し、各ピストン孔3の底部、油
通路10、各細孔14及び各加圧室12に油を充
填している。いずれかの螺軸17を加圧室12側
に螺進させ、螺軸17でピストン15を加圧室1
2の底部側に押すと、油を介して本体前面のピス
トン4が螺軸17の前進力従つてピストン15の
前進力の20倍弱の力で前方に押圧されるように装
置している。
この押圧盤1を用いて前記の鋼板スリツターの
カツター26を押圧して締付ける場合は、第6図
に示すように、アーバー軸21,22のスペーサ
ー28,29の間に押圧盤1を嵌合し、押圧盤1
の後面を後側のスペーサー28に当接すると共
に、押圧盤1の前面に突出した各ピストン4の前
端面を前側のスペーサー29に当接し、押圧盤の
いずれかの螺軸の六角穴18にトルクレンチのよ
うな回転工具を係合して、回転工具の回転によつ
て螺軸17を加圧室12側に螺進させてピストン
15を加圧室12の底部側に押す。すると、押圧
盤前面の各ピストン4が前方に押圧されてスペー
サー29,25,28、カツター26を押圧し、
スペーサー25,25、スペーサー25,29に
挾まれた各カツター26が両側から押圧されて締
付けられる。
カツター26を押圧して締付ける場合は、第6図
に示すように、アーバー軸21,22のスペーサ
ー28,29の間に押圧盤1を嵌合し、押圧盤1
の後面を後側のスペーサー28に当接すると共
に、押圧盤1の前面に突出した各ピストン4の前
端面を前側のスペーサー29に当接し、押圧盤の
いずれかの螺軸の六角穴18にトルクレンチのよ
うな回転工具を係合して、回転工具の回転によつ
て螺軸17を加圧室12側に螺進させてピストン
15を加圧室12の底部側に押す。すると、押圧
盤前面の各ピストン4が前方に押圧されてスペー
サー29,25,28、カツター26を押圧し、
スペーサー25,25、スペーサー25,29に
挾まれた各カツター26が両側から押圧されて締
付けられる。
この締付の際、押圧盤1において、各ピストン
4は、加圧に対して全方向に均等な反力で反撥す
る油通路10内の油を加圧するため、たとえばス
ペーサー29のピストン当接面又はスペーサー2
5のカツター当接面が軸芯方向と直角になつてお
らず傾斜していて各ピストン4の加圧力に差異が
ある場合は、ピストン4が適宜に前後動してスペ
ーサー29と当接するピストン4の位置が調整さ
れ、油によつて均等な反力で反撥される各ピスト
ン4がスペーサー29のピストン当接面に均等に
当接し、カツター26が均等な力で締付けられア
ーパー軸21,22と直角に取付けられる。
4は、加圧に対して全方向に均等な反力で反撥す
る油通路10内の油を加圧するため、たとえばス
ペーサー29のピストン当接面又はスペーサー2
5のカツター当接面が軸芯方向と直角になつてお
らず傾斜していて各ピストン4の加圧力に差異が
ある場合は、ピストン4が適宜に前後動してスペ
ーサー29と当接するピストン4の位置が調整さ
れ、油によつて均等な反力で反撥される各ピスト
ン4がスペーサー29のピストン当接面に均等に
当接し、カツター26が均等な力で締付けられア
ーパー軸21,22と直角に取付けられる。
また、押圧盤1においては、トルクレンチのよ
うな回転工具の回転によつて螺軸17を螺進させ
ると、螺軸17の前進力の20倍弱の力でピストン
4が前進する増圧回路を構成しているので、回転
工具の回転によつて増圧回路が作動して、各カツ
ター26が大きな力で押圧される。
うな回転工具の回転によつて螺軸17を螺進させ
ると、螺軸17の前進力の20倍弱の力でピストン
4が前進する増圧回路を構成しているので、回転
工具の回転によつて増圧回路が作動して、各カツ
ター26が大きな力で押圧される。
即ち、カツター26の締付けと上下のカツター
26間の透間の調整が回転工具の回転によつて簡
単に、かつ、安全に行なわれる。
26間の透間の調整が回転工具の回転によつて簡
単に、かつ、安全に行なわれる。
なお、第6図において、第1図におけるのと同
様な部分には、同一符号を付して、説明を省略す
る。
様な部分には、同一符号を付して、説明を省略す
る。
本例の押圧盤1は、鋼板スリツターのカツター
26を締付ける上記の場合以外にも使用すること
ができ、各ピストン4の前端に当接した被押圧物
を均等に大きな力で簡単にかつ安全に押圧するこ
とができる。
26を締付ける上記の場合以外にも使用すること
ができ、各ピストン4の前端に当接した被押圧物
を均等に大きな力で簡単にかつ安全に押圧するこ
とができる。
第1図は従来の鋼板スリツターの一部縦断正面
図である。第2図は本発明の実施例の押圧盤の正
面図であり、第3図は第2図の−線断面図で
あり、第4図は第2図の−線断面図であり、
第5図は第4図の−線断面図である。第6図
は同例の押圧盤を用いた鋼板スリツターの一部縦
断正面図である。 1:押圧盤、2:本体、3:ピストン孔、4:
ピストン、10:油通路、12:加圧室、13:
螺孔、15:ピストン、17:螺軸、18:六角
孔。
図である。第2図は本発明の実施例の押圧盤の正
面図であり、第3図は第2図の−線断面図で
あり、第4図は第2図の−線断面図であり、
第5図は第4図の−線断面図である。第6図
は同例の押圧盤を用いた鋼板スリツターの一部縦
断正面図である。 1:押圧盤、2:本体、3:ピストン孔、4:
ピストン、10:油通路、12:加圧室、13:
螺孔、15:ピストン、17:螺軸、18:六角
孔。
Claims (1)
- 1 円環盤状の本体の前面に複数個のピストン孔
を設け、各ピストン孔にピストンを摺嵌して、各
ピストンの前端を本体の前方に突出し、本体に各
ピストン孔の底部を連通した油通路を設け、各ピ
ストン孔の底部と油通路に油を充填した押圧盤に
おいて、本体に油通路に連通した加圧室を形成
し、加圧室にピストンを摺嵌し、本体の外周面に
加圧室に連通した螺孔を設け、螺孔に螺軸を螺嵌
して、螺軸の先端を加圧室のピストンに当接し、
螺軸の基端に回転工具を係合可能にし、全ピスト
ン孔の総断面積を加圧室の断面積より大きくして
増圧回路を構成し、螺軸に係合した回転工具の回
転によつて螺軸を螺進して加圧室のピストンを押
圧し、増圧回路を作動してピストン孔のピストン
を螺軸の前進力より大きい力で本体の前方に押圧
可能に装置したことを特徴とする押圧盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1324583A JPS59142016A (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | 押圧盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1324583A JPS59142016A (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | 押圧盤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59142016A JPS59142016A (ja) | 1984-08-15 |
JPS6113929B2 true JPS6113929B2 (ja) | 1986-04-16 |
Family
ID=11827813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1324583A Granted JPS59142016A (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | 押圧盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59142016A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS624590A (ja) * | 1986-05-30 | 1987-01-10 | 川崎製鉄株式会社 | 広幅ストリツプの幅切断スリツタ用ロ−ル |
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-
1983
- 1983-01-28 JP JP1324583A patent/JPS59142016A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59142016A (ja) | 1984-08-15 |
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