JPS5858173B2 - 組立式切削工具 - Google Patents
組立式切削工具Info
- Publication number
- JPS5858173B2 JPS5858173B2 JP13646879A JP13646879A JPS5858173B2 JP S5858173 B2 JPS5858173 B2 JP S5858173B2 JP 13646879 A JP13646879 A JP 13646879A JP 13646879 A JP13646879 A JP 13646879A JP S5858173 B2 JPS5858173 B2 JP S5858173B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- main body
- groove
- cutting tool
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23F—MAKING GEARS OR TOOTHED RACKS
- B23F21/00—Tools specially adapted for use in machines for manufacturing gear teeth
- B23F21/28—Shaving cutters
- B23F21/282—Shaving cutters with inserted cutting elements
- B23F21/284—Shaving cutters with inserted cutting elements in exchangeable arrangement
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は切刃を設けたブレードの基部を工具本体の溝
に挿入して固定する組立式切削工具に関する。
に挿入して固定する組立式切削工具に関する。
材料費の節約、加工精度の向上等のため切刃を設けたブ
レードの基部を本体の溝に挿入し、ねじ、くさび、偏心
機構等の固定手段を用いたり、あるいは多刃工具ではく
さびの表面に本体の軸と同方向の条溝を設け、くさびの
条溝と相手側とで形成される空隙に接着剤を流し込み、
これを硬化させてブレードを本体に圧着してクランプす
る、スローアウェイ方式の切削工具が現在各分野におい
て広く用いられており、ブレード又はチップの本体への
取付方法にも種々の提案がなされている。
レードの基部を本体の溝に挿入し、ねじ、くさび、偏心
機構等の固定手段を用いたり、あるいは多刃工具ではく
さびの表面に本体の軸と同方向の条溝を設け、くさびの
条溝と相手側とで形成される空隙に接着剤を流し込み、
これを硬化させてブレードを本体に圧着してクランプす
る、スローアウェイ方式の切削工具が現在各分野におい
て広く用いられており、ブレード又はチップの本体への
取付方法にも種々の提案がなされている。
しかし使用目的、要求精度、取付スペース等の色々の制
約があるので、従来の方法では必ずしも充分ではなく、
特に高精度の組付を要求され、しかも多刃工具の如く取
付スペースの狭い工具の場合はこれらの要求を満足させ
ることは困難であり、強度上からも問題があった。
約があるので、従来の方法では必ずしも充分ではなく、
特に高精度の組付を要求され、しかも多刃工具の如く取
付スペースの狭い工具の場合はこれらの要求を満足させ
ることは困難であり、強度上からも問題があった。
この発明はこのような従来の欠点の解決を計ったもので
、本体の外開きのテーパ溝にブレード(以下チップをも
含めてブレードと称する。
、本体の外開きのテーパ溝にブレード(以下チップをも
含めてブレードと称する。
)の基部を挿着し、互に接触する面の一方を平面とし、
他方の面に本体の軸)こ垂直なセレーション溝を加工し
、ブレードと本体をボルトにより固定した組立式切削工
具に関し、両方の面を圧着することに上り面圧を増大さ
せ強い締付力を生ずるようにしたものである。
他方の面に本体の軸)こ垂直なセレーション溝を加工し
、ブレードと本体をボルトにより固定した組立式切削工
具に関し、両方の面を圧着することに上り面圧を増大さ
せ強い締付力を生ずるようにしたものである。
次にこの発明の実施例を図面について説明する。
図面は取付けに特に高精度が要求され、しかも取付はス
ペースにきびしい制限のある組立式シェービングカッタ
ーの実施例で、円板状をなす本体1の外周向には多数の
溝2が軸に平行又は角度を持って穿設されており、これ
らの溝には切刃3を設けたブレード4の基部10が挿入
され、本体の内径面側から挿入されたボルト5によって
本体の中心方向に引かれて締付けられ固定される。
ペースにきびしい制限のある組立式シェービングカッタ
ーの実施例で、円板状をなす本体1の外周向には多数の
溝2が軸に平行又は角度を持って穿設されており、これ
らの溝には切刃3を設けたブレード4の基部10が挿入
され、本体の内径面側から挿入されたボルト5によって
本体の中心方向に引かれて締付けられ固定される。
ブレードの基部10の本体のテーパ溝2に接する而6に
はセレーション加工し、平面研削されたセレーション溝
7が設けられており、ブレードに接する本体の溝2の側
面8はセレーションを施すことなく研削された平面とな
っている。
はセレーション加工し、平面研削されたセレーション溝
7が設けられており、ブレードに接する本体の溝2の側
面8はセレーションを施すことなく研削された平面とな
っている。
本体の溝2は外開きのテーパがつけられ、しかも外側か
ら溝底にゆくに従って僅かにブレード面との当りが弱く
なるように仕上げられている。
ら溝底にゆくに従って僅かにブレード面との当りが弱く
なるように仕上げられている。
これはブレードを全部締付けると本体の外径が弾性変形
のため大きくなり必然的に溝も外開きに変形するためで
ある。
のため大きくなり必然的に溝も外開きに変形するためで
ある。
9は円弧座金である。
図示の如く本体のテーパ溝2にブレード4の基部10を
挿入して、ブレードにねじ込んだボルト5を締付けると
ブレードはテーパ溝に泊って本体の中心方向に向って引
っ張られ、ブレードのセレーション溝1を設けた基部1
0の面6が溝の面8に圧着される。
挿入して、ブレードにねじ込んだボルト5を締付けると
ブレードはテーパ溝に泊って本体の中心方向に向って引
っ張られ、ブレードのセレーション溝1を設けた基部1
0の面6が溝の面8に圧着される。
組立式切削工具ではその性質上、本体よりもブレードの
硬度が高いので、ブレードが本体に押付けられた場合、
ブレードにセレーション溝7が付けられているので、従
来のシェービングカッタの平面と平面との接触の場合に
比較して、面圧が大きく作用し、しかもセレーション面
が本体側に喰い込むように弾性変形を起すので軸方向か
らの荷重に対して、大きい抵抗力をもつことになる。
硬度が高いので、ブレードが本体に押付けられた場合、
ブレードにセレーション溝7が付けられているので、従
来のシェービングカッタの平面と平面との接触の場合に
比較して、面圧が大きく作用し、しかもセレーション面
が本体側に喰い込むように弾性変形を起すので軸方向か
らの荷重に対して、大きい抵抗力をもつことになる。
この実施例の場合軸方向の荷重500kgでもブレード
の移動が見られず強い締付力が得られたが、平面同志の
接触面の場合は荷重250に9でブレードの移動が見ら
れた。
の移動が見られず強い締付力が得られたが、平面同志の
接触面の場合は荷重250に9でブレードの移動が見ら
れた。
従ってこの発明によると軸方向からの荷重受けとして別
にクランプすることなくシェービング加工ができる。
にクランプすることなくシェービング加工ができる。
ブレードと本体の軸方向の移動を防ぐために、ブレード
と溝の両方の接触面にセレーション溝を加工し、それぞ
れの山と谷をはめ合わせることが考えられる。
と溝の両方の接触面にセレーション溝を加工し、それぞ
れの山と谷をはめ合わせることが考えられる。
しかし、その場合はセレーションピッチが両面とも同一
でないと、がたが出たり、両面が密着しなかったりする
ので特に高精度の加工が必要となる。
でないと、がたが出たり、両面が密着しなかったりする
ので特に高精度の加工が必要となる。
またセレーションを加工する場合一方の面は容易である
が他の面即ち溝部を精度良く加工することは非常に困難
である。
が他の面即ち溝部を精度良く加工することは非常に困難
である。
しかもブレードの位置を調整する場合、移動距離はセレ
ーションピッチの倍数に限定されることになる。
ーションピッチの倍数に限定されることになる。
ところがこの発明によると一方の面は平面であるので、
加工が簡単で精度のよい切削工具を得ることができる。
加工が簡単で精度のよい切削工具を得ることができる。
特に溝の方を平面にすると一層加工が簡単である。
また、シェービングカッタの場合は切刃エツジが回転方
向に対し、同一の位相又は定められた位相に対して±2
5μ以内にあることが望ましい。
向に対し、同一の位相又は定められた位相に対して±2
5μ以内にあることが望ましい。
従来の一体品では工作誤差や熱処理による狂いを調整す
ることはできないが、この発明によると、ボルト5をゆ
るめて自由に調整することかできる。
ることはできないが、この発明によると、ボルト5をゆ
るめて自由に調整することかできる。
勿論セレーションのピッチにより移動量を制限されるこ
とはない。
とはない。
又位相調整後両端面を平面研削することにより、ショル
ダギヤやダブルへりカルギヤ等のようにカッタの端面に
制限を受けるような場合でも、ブレードの端葡が干渉す
るおそれはない。
ダギヤやダブルへりカルギヤ等のようにカッタの端面に
制限を受けるような場合でも、ブレードの端葡が干渉す
るおそれはない。
この発明は上述したようにブレードの基部と本体の外開
きのテーパ溝の接触面のいずれか一方にのみセレーショ
ン溝を加工し、本体の内径面側からブレードの基部10
にボルト5をねじ込み、ブレード4を本体の中心側にテ
ーパ溝に泊って引っ張るので、セレーション溝7の面は
相手方の平面に強制的に押し付けられることになり、ブ
レードと溝に弾性変形が生じ、両者の弾性係数の差によ
って強いクランプ力を得ることができる。
きのテーパ溝の接触面のいずれか一方にのみセレーショ
ン溝を加工し、本体の内径面側からブレードの基部10
にボルト5をねじ込み、ブレード4を本体の中心側にテ
ーパ溝に泊って引っ張るので、セレーション溝7の面は
相手方の平面に強制的に押し付けられることになり、ブ
レードと溝に弾性変形が生じ、両者の弾性係数の差によ
って強いクランプ力を得ることができる。
さらに、ブレードをテーパ溝の内方に強制的に押し込む
ことになるのでブレードに対する面圧が充分であり、軸
方向からの荷重に対してもまた切削寺の衝撃にも充分耐
えることができる。
ことになるのでブレードに対する面圧が充分であり、軸
方向からの荷重に対してもまた切削寺の衝撃にも充分耐
えることができる。
そのうえ、多刃工具の如く取付スペースが狭い場所でも
必要なりランプ力を得ることができしかもブレードの位
置調整が自由である。
必要なりランプ力を得ることができしかもブレードの位
置調整が自由である。
又一方のみセレーション溝を設ければよいので加工が簡
単で、高精1度の組立式切削工具を容易に得ることがで
きる。
単で、高精1度の組立式切削工具を容易に得ることがで
きる。
なお、本発明(1、ミリングカッタなどの回転式切削工
具やブローチの如き往復動式切削工具にも実施できるこ
とは言うまでもない。
具やブローチの如き往復動式切削工具にも実施できるこ
とは言うまでもない。
さらに締付時の弾性変形を一層容易にするためにセレー
ションの角に丸味をつけてもよい。
ションの角に丸味をつけてもよい。
第1図はこの発明の実施例であるシェービングカッタの
部分斜視1”Zl s第2図は第1図の巾方向の中央断
面図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・溝、4・・・・・
・ブレード、6・・・・・・ブレードの接触面、7・・
・・・・セレーション溝、8・・・・・・溝の接触面、
10・・・・・・ブレードの基部。
部分斜視1”Zl s第2図は第1図の巾方向の中央断
面図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・溝、4・・・・・
・ブレード、6・・・・・・ブレードの接触面、7・・
・・・・セレーション溝、8・・・・・・溝の接触面、
10・・・・・・ブレードの基部。
Claims (1)
- 1 本体の表面の溝にブレードの基部を挿入して固定す
る組立式切削工具において、前記溝を外開きのテーパ溝
に形成し、本体とブレードの基部との接触面のいずれか
一方を平面とし、他方の而には本体の軸に垂直なセレー
ション溝を設けると共に、本体の内側面側からブレード
の基部にボルトをねじ込み、ブレードと本体とを固定し
たことを特徴とする組立式切削工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13646879A JPS5858173B2 (ja) | 1979-10-24 | 1979-10-24 | 組立式切削工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13646879A JPS5858173B2 (ja) | 1979-10-24 | 1979-10-24 | 組立式切削工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5662724A JPS5662724A (en) | 1981-05-28 |
JPS5858173B2 true JPS5858173B2 (ja) | 1983-12-23 |
Family
ID=15175813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13646879A Expired JPS5858173B2 (ja) | 1979-10-24 | 1979-10-24 | 組立式切削工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5858173B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10075856B2 (en) | 2012-01-20 | 2018-09-11 | Fujitsu Limited | Method and apparatus for analyzing cause of link failure |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58106121U (ja) * | 1982-01-14 | 1983-07-19 | 株式会社不二越 | 組立式シエ−ビングカツタ |
DE10229487B4 (de) * | 2002-07-01 | 2015-09-03 | Profilator Gmbh & Co. Kg | Verfahren zum Schaben von Zahnrädern und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens |
FR2860739B1 (fr) * | 2003-10-09 | 2006-03-03 | Renault Sa | Outil d'usinage comportant un support amovible fixe sur un disque |
-
1979
- 1979-10-24 JP JP13646879A patent/JPS5858173B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10075856B2 (en) | 2012-01-20 | 2018-09-11 | Fujitsu Limited | Method and apparatus for analyzing cause of link failure |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5662724A (en) | 1981-05-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5474407A (en) | Drilling tool for metallic materials | |
US5529439A (en) | Milling cutter head with serrated cartridges | |
EP2285518B1 (en) | Cutting tool with cutting insert having multiple cutting edges, and cutting insert therefor | |
US6280122B1 (en) | Milling tool with precisely positionable inserts | |
US3138847A (en) | Saddle seat for milling cutters | |
EP1810768B1 (en) | Rotary cutting tool with cutter blade play regulation mechanism | |
US6004080A (en) | Milling tool having cutting inserts mounted by serrated surfaces to a rotary carrier | |
EP0666144A1 (en) | Device for blocking a piece on a support plane like a table for operating machines | |
US4211507A (en) | Rotary cutting tool with radially adjustable, reversible tool bits | |
US4344724A (en) | Cutting tool assembly | |
US4547103A (en) | Boring tool | |
JP3064324U (ja) | 調整メカニズム | |
JPS5858173B2 (ja) | 組立式切削工具 | |
KR100551208B1 (ko) | 밀링공구 | |
US4533281A (en) | Cutter blade retention | |
JP2002524274A (ja) | 高速フライス | |
JPH0733525U (ja) | スローアウェイ式切削工具 | |
CA1320825C (en) | Device for locking a tool holder to a tool block | |
JP2000512582A (ja) | 木材、木材を原材料とする素材、プラスチックまたはこれらに類似する材料から成る工作物を加工するためのフライス工具 | |
JP2507830Y2 (ja) | フライスカッタ | |
JP3018711B2 (ja) | 切削工具 | |
JPS637459Y2 (ja) | ||
JPH1110434A (ja) | スローアウェイ式転削工具 | |
JPH04256515A (ja) | 切削工具 | |
JP2526635Y2 (ja) | スローアウエイ式転削工具 |