JPS61139251A

JPS61139251A - フラツトモ−タのアマチユア成形方法

Info

Publication number: JPS61139251A
Application number: JP25737884A
Authority: JP
Inventors: Toshizo Umebayashi; 梅林　敏三
Original assignee: NIPPON RADIATOR CO Ltd; Nihon Radiator Co Ltd
Current assignee: NIPPON RADIATOR CO Ltd; Marelli Corp
Priority date: 1984-12-07
Filing date: 1984-12-07
Publication date: 1986-06-26
Anticipated expiration: 2009-10-12
Also published as: JPH0681457B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、フラットモータ用アマチュアの成形方法の改
良に関する。

（従来技術）一般にフラットモータのアマチュア成形方法としては、
従来から第３図ないし第６図に順次示すような方法によ
り行われていた。すなわら、コイルエレメント１１は、
第３図に示すように、エポキシ樹脂接着剤をマグネット
ワイヤの外周に被覆してなる自己融着導線を同一平面上
において重責状に６回捲回し、環状に形成したものであ
る。このコイルエレメント１１は外周辺１２が内周辺１
３よりも長く、この両片１２，１３をつなぐ側辺１４は
中心より放射方向に伸び、全体として略台形上を呈して
おり、巻端１５．１５を有している。

また、コンミュテータ１６は、第４図に示すように、細
長い略扇形状をなすブラシ摺接部１７とこの摺接部１７
の内端を折り曲げて起立させた接続部１８とを有する複
数個の整流子連１９を等角放射状にかつ相隣り合うもの
相互において絶縁間隙２０を保って環状に整列させて配
置し、これら整流子片１９群の外面にブラシ摺接部１７
と間隙２０とを露出させた状態で樹脂を用いてモールド
成型により一体化して形成されている。

そして、このようなコイルエレメント１１をコンミュテ
ータ１６の外周上に下記のような方法で配置する。すな
わち、第５図に示すように、フンミュテータ１６の絶縁
外周部２１上に複数〈通常は２５個であるが４の倍数プ
ラスマイナス１）のコイルエレメント１１を、各側辺１
４が放射状となるようにかつ各外周辺１２と各内周辺１
３とがそれぞれ重畳するようにして環状に配置し、その
ｆｆｉ畳部分を仮融着するとともに、巻端１５，１５を
コンミュテータ１６の接続部１８に形成されたスリット
１８ａに挾んで溶着する。

しかる後、このように成形されたコイルエレメント１１
およびコンミュテータ１６を、第６図に示すように、プ
レス金型２４を構成する下型２２上に載置し、上型２３
および下型２４内に埋設されたヒータ２５，２６により
上型２３および下型２４を加熱しながら、上型２３によ
り圧接部２７でコイルエレメント１１群の重畳部分を加
圧する。

そして、この加熱加圧により、コイルエレメント１１の
エポキシ樹脂接着剤が溶着して重畳部分相互が融着する
とともに成形され、アマチュアの成形工程が完了する。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、上記のような従来のアマチュアの成形方
法では、コイルエレメント１１への加熱加圧後、ヒータ
２５，２６への通電を止め、コイルエレメント１１を冷
部した後にプレス金型２４より取り出さなければならな
いので、コイルエレメント１１の加熱から冷却までに多
くの時間を費やしていた。

本発明は上記の実情に鑑みてなされたもので、コイルエ
レメントへの加熱加圧後直ちに成形されたアマチュアを
プレス金型より取り出すことのできるフラットモータの
アマチュア成形方法を提供することを目的とする。

（問題点を解決するための手段）上記の目的を達成するために本発明によるフラットモー
タのアマチュア成形方法では、プレス金型上に載置され
たコイルエレメントの加熱加圧過程に特徴を有しており
、フンミュテータの内周部に等間隔で複数の電極を配設
し、この電極に通電して各コイルエレメントを均一に発
熱させてその外面のエポキシ樹脂接着剤を溶融させ、こ
れを前記のプレス金型により加熱せずに加圧して各コイ
ルエレメントをその重畳部分で融着してアマチュアを成
形するようにしでいる。

（実施例）以下、図面に即して本発明の詳細な説明する。

第１図および第２図は本発明の特徴をなすコイルエレメ
ント１１の重畳部分の加熱加圧過程の一実施例を示して
おり、第３図ないし第６図に示された部材と共通する部
材には同一符号が付されている。

本発明では、プレス金型２４を構成するＥ型２３および
下型２４にはヒータが内蔵されていないため、プレス金
型２４自体が加熱されるようなことはない。下型２４上
の所定位置には、コイルエレメント１１の重畳部分が仮
融着されコンミュ・テーク１６の接続部１８にコイルエ
レメント１１の巻端１５．１５が溶着されて仮成形され
たアマチュアが載置されている。このようなアマチュア
にはコンミュテータ１６の内周面１６ａに６本の電極Ｌ
１〜Ｌ６が等間隔で接続され、これらの電極Ｌ１〜Ｌ６
は、本実施例では第２図に示すように、３相の交流電源
Ｖを変圧器Ａ、Ｂ、Ｃを経て６相に変換されたものであ
る。このような電極し１〜Ｌ６に通電すると、電流はコ
ンミュテータ１６を介して各コイルエレメント１１に均
一に供給され、コイルエレメント１１はそれぞれ自己発
熱してその外面のエポキシ樹脂接着剤を溶融するように
なる。

この状態で、上型２３をその圧接部２７によりコイルエ
レメント１１の各重畳部分に加圧すれば、プレス金型２
４そのものを加熱しなくても、各コイルエレメント１１
はその重畳部分で相互に容易に融着しアマチュア成形は
完了することになる。

また、プレス金型２４自体は加熱されていないので、加
圧直接でも成形されたアマチュアをプレス金型２４から
取り出すことが可能となる。

（発明の効果）以上説明してきたように、本発明によれば、プレス金型
上に載置されたコイルエレメントの加熱加圧過程を、コ
ンミュテータの内周部に等間隔で複数の電極を配設し、
この電極に通電して各コイルエレメントを均一に発熱さ
せてその外面のエポキシ樹脂接着剤を溶融させ、これを
加熱しないプレス金型により加圧して各コイルエレメン
トをその重畳部分で融着するようにしたので、加熱加圧
後直ちに成形されたアマチュアをプレス金型より取り出
すことができる。したがって、アマチュア成形が迅速に
行なえ、コストダウンに寄与する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるアマチュア成形方法におけるコイ
ルエレメントの加熱加圧過程の一実施例を示す断面図、
第２図は第１図の過程を実施するための回路図、第３図
ないし第６図は従来のアマチュアの成形過程を示す図で
ある。１１・・・コイルエレメント、　　１５・・・’Ｊｔｔ
４．１６・・・コンミュテータ、　　１６ａ・・・内周
部、１Ｂ・・・接続部、　　　　１つ・・・整流子片、
２０・・・絶縁間隙、２３・・・下型、２３・・・上型
、２４・・・プレス金型、　　し１〜Ｌ６・・・電極。特許出願人　　　　日本ラヂヱーター株式会社代　　理
　　人　　　　　弁理士　　　八　　１）　　斡　　雄
１１！ｌ１１１２　図 Δ １３図　　　／第４　図

Claims

【特許請求の範囲】

同一平面上において自己融着導線を複数回重責状に捲回
して仮熱融着することによりコイルエレメント（１１）
を形成するとともに、ほぼ扇形状をなす複数の整流子片
（１９）を中心に対して等角放射状にかつ相隣合うもの
相互において絶縁間隙をとって環状に配した整流子群の
外面の一部に絶縁材をモールド成形してコンミュテータ
（１６）を形成した後、前記コイルエレメント（１１）
を前記コンミュテータ（１６）の外周に重畳的に環状配
置してその重畳部分を仮融着するとともに前記コンミユ
テータ（１６）の接続部に前記コイルエレメントの巻端
（１５）を溶着してプレス金型（２４）に載置し、しか
る後、前記各コイルエレメント（１１）をその重畳部分
で熱融着するフラツトモータのアマチユア成形方法にお
いて、前記コンミユテータ（１６）の内周部に等間隔で
複数の電極（Ｌ１〜Ｌ６）を配設し、該電極に通電して
前記各コイルエレメント（１１）を均一に発熱させ、前
記プレス金型（２４）により加熱せずに加圧して前記各
コイルエレメント（１１）をその重畳部分で融着するよ
うにしたことを特徴とするフラットモータのアマチュア
成形方法。