JPS61137145A - 写真焼付装置 - Google Patents

写真焼付装置

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JPS61137145A
JPS61137145A JP25875384A JP25875384A JPS61137145A JP S61137145 A JPS61137145 A JP S61137145A JP 25875384 A JP25875384 A JP 25875384A JP 25875384 A JP25875384 A JP 25875384A JP S61137145 A JPS61137145 A JP S61137145A
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image
density
circuit
monitor
color correction
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JP25875384A
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Inventor
Fumio Matsumoto
文男 松本
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) ・  この発明は、ネガフィルム等の原画フィルムの画
像情報を画素に分割して記憶し、濃度番色補正後の画像
情報をモニタに表示すると共に、外部より指定された主
要被写体等の濃度を常に一定として焼付は得るようにし
た写真焼付装置に関する。
(発明の技術的背景とその問題点) 第1図は従来の写真焼付装置に画像情報検出装置10を
取付けて、ネガフィルム等の原画フィルムの画像情報を
画素に分割して記憶するようにした装置の一例を示すも
のであり、ネガキャリア1に沿って焼付部に送られて来
たネガフィルム2は、色補正用のイエロー(Y)、マゼ
ンタ(N)及びシアン(C)の各3原色フィルタ3又は
このフィルタ3と交互に挿入される画像情報採取用のブ
ルーB、グリーンG、レッドRの各フィルタ9を通して
光源4で照明されるようになっている。そして、フィル
タ3を通ったネガフィルム2からの透過光はレンズ系5
及びブラックシャッタ6を経て写真印画紙7に達するよ
うになっている。写真印画紙7はフィードローラ7Aに
巻回されており、ネガフィルム2の搬送及び停止と同期
してローラ7Bに巻取られるようになっており、ネガフ
ィルム2のレンズ系5側近傍には青(B)、緑(G)及
び赤(R)の3原色の画像濃度情報を検出するためのフ
ォトダイオード等の光センサ8が配設されており、この
光センサ8の検出信号によって従来は写真焼付を行なう
ようになっている。そして、光源4とネガフィルム2と
の光軸LSに傾斜して画像情報検出装置IOがネガフィ
ルム2の近傍に設けられており、2次元イメージセンサ
11の前方にはフィルタ9.3及びネガフィルム2のほ
ぼ中心部を通った透過光を結像するためのレンズ系12
が配設されており、ユニット化された検出装置の裏面に
は画像処理を行なうIC等で成る処理回路を装着する基
板13が取付けられている。
ここで、2次元イメージセンサllは第2図に示すよう
に画像を光学的に撮像する撮像部+01と、撮像部10
1から転送されて来た電荷を蓄積するための蓄積部10
2と、蓄積部102で蓄積された電荷を出力するための
出力レジスタ部103とで構成されており、駆動回路か
らの駆動信号101S〜103Sを制御することによっ
て2次元(エリア)の画像情報を光電変換して出力レジ
スタ部103からアナログの画像信号PSを直列的に出
力するようになっている。また、基板13に装着されて
いる回路構成はたとえば第3図に示すような構成となっ
ており、イメージセンサ11は駆動回路20からの駆動
信号101S〜103Sによって駆動され、イメージセ
ンサ11の撮像部101に照射された光は出力レジスタ
部103から画像信号PSとして出力され、所定のサン
プリング周期でサンプルホールド回路21においてサン
プリングされて保持され、そのサンプル値がAn変換器
22でディジタル信号DSに変換される。
AD変換器22からのディジタル信号DSは対数変換回
路23に入力されて対数変換され、濃度信号DNに変換
された後に書込制御回路24を経てメモリ25に書込ま
れる。
このような構成において、通常の写真の焼付を行なう場
合は、第1図に示したようにフィルタ9は光軸LSから
はずし、搬送されて来て焼付部で静止しているネガフィ
ルム2の透過光を光センサ8で検出し、3原色のBGR
@(71!画像信号に応じてフィルタ3を調整して、ブ
ラックシャッタ6を開口して決定された露光量で写真印
画紙7に露光を行なうことになる。
一方、ネガフィルム2の画像情報を画素毎に検出して記
憶する場合には、第4図に示すようにフィルタ3は光軸
LSからはずし、三色分解フィルタ9のB、G又はRを
交互に光軸LS上に挿入することによって、それぞれ光
源4の白色光のうちB、 G、 R光を透過させてネガ
フィルム2に照射し、それぞれネガフィルム2のB、 
G、 R色に対応するイエロー、マゼンタ又はシアン層
の画像情報をイメージセンサ11に入力するようにして
いる。そして、駆動回路20からイメージセンサ11に
所定の駆動信号101S〜103Sを与えることにより
、2次元イメージセンサ11は焼付部に置かれているネ
ガフィルム2の透過光をレンズ系12を介して受光する
ので、2次元イメージセンサ11はたとえば第5図(A
)に示すようにネガフィルム2の全体を整列された多数
の小さな画素21に分割して、走査線SLに従って順番
にネガフィルム2の画面全体を走査することができる。
そして、画面全体の走査終了後にイメージセンサ11の
出力レジスタ部193から画像信号PSを順次出力し、
この画像信号PSをサンプルホールド回路21でサンプ
ルホールドしてそのサンプル値をAn変換器22でディ
ジタル信号DSに変換する。An変換器22からのディ
ジタル信号DSは対数変換回路23で対数変換されて濃
度信号DHとして求められ、この濃度信号[INが書込
制御回路24の制御によって、メモリ25に第5図(B
)に示すような画素21に対応する配列でかつネガフィ
ルム2の濃度ディジタル値で格納されることになる。 
なお、一般的な写真焼料装置に光軸を傾けて画像情報検
出装置lOを取付けても、2次元イメージセンサ11の
受光面がネガフィルム2と平行になっているため、ネガ
フィルム2の歪みを伴なわない正確な像が2次元イメー
ジセン!ll上に結像することになる。これは写真技術
におけるアオリ(Camera Adjustment
s)を応用しており、焼付装置の機構を簡易にするため
に、意識的に2次元イメージセンサ11用のレンズの光
軸が画面の中心で直交しないようにし、なおう1つ正確
に画像情報を検出できるようにしている。
このようにして、メモリ25にネガフィルム2の画素毎
のディジタル値あるいは3原色に関する画素毎の濃度値
が格納されると、ネガフイルム2の画素毎にディジタル
値をメモリ25から読出して利用することができる。し
たがって、3原色のBGR毎に第5図(B)に示すよう
な濃度値を求めて記憶しておけば、記憶値を読出して演
算等の処理を行なうことにより、従来と同様な写真焼付
露光量の決定もしくは補正量として用いることができる
。また、画像情報検出装置10は画面全体の画素で画像
情報を検出して記憶するようになっているので、正確な
画像情報の検出を行なうことができる。
以上のような写真焼付装置においては、ネガフィルム等
の原画フィルムの画像情報を多数の画素に分割して記憶
することができるから、写真画像情報として正確な情報
を得ることができ、更に原画フィルムの画像情報をBG
Rの各色毎に求めているので、その情報から写真焼付の
ための露光量や補正量を正確に決定することも可能とな
る。しかしながら、このようにして露光計や補正量を決
定してもその結果は実際に焼付を行なってみなければ分
らないので、プリント写真に不満な点があれば再度焼付
し直さなくてはならない欠点がある。
(発明の目的) この発明は上述のような事情からなされたものであり、
ネガフィルム等の原画フィルムの画像情報を画素に分割
して記憶し、焼付けるべき画像の濃度・色補正前および
後の画像情報をモニタに表示すると共に、モニタ画面を
見ながら補正できるようにし、更には主要被写体等の指
定位置の焼付状態を常に一定とし得るようにした写真焼
付装置を提供することを目的としている。
(発明の概要) この発明は、光源で照射された原画フィルムの画像を写
真印画紙に焼付けるようになっている写真焼付装置に関
するもので、上記画像の透過光又は反射光を受ける2次
元イメージセンサと、この2次元イメージセンサからの
画像信号を処理して記憶する信号処理回路と、この信号
処理回路に記憶された画像データから原画フイルムの特
徴情報を抽出し、焼付けるべき画像の濃度・色補正量を
計算する補正量演算回路と、上記濃度・色補正量に基づ
いて信号処理回路に記憶されている画像データを補正す
る濃度Φ色補正回路と、この濃度・色補正回路による補
正後の画像データに従った画像を表示するモニタと、こ
のモニタに表示されたモニタ画像の任意の位置を指定す
る位置指定装置と、上記指定位装置におけるモニタ画像
の濃度もしくは輝度の所定値とするように、上記濃度・
色補正回路の画像データを修正する濃度・色修正回路と
を設け、」−記濃度・色補正回路における修正画像デー
タによって焼付を行なうようにしたものである。
また、この発明の他の例も同様な写真焼付装置に関する
もので、−1−記画像の透過光又は反射光を受ける2次
元イメージセンサと、この2次元イメージセンサからの
画像信号を処理して記憶する信号処理回路と、この信号
処理回路に記憶された画像データから原画フィルムの特
徴情報を゛抽出し、焼付けるべき画像の濃度・色補正量
を計算する補正量演算回路と、」―記濃度・色補正量に
基づいて信号処理回路に記憶されている画像データを補
正する濃度e色補正回路と、この濃度拳色補正回路によ
る補正後の画像データに従った画像を表示するモニタと
、上記補正後の画像データに従った表示画像の特徴のあ
る形状を代表する1点又は2点以上、もしくは連続する
点の範囲内を指定する匍域指定装置と、この領域指定装
置で指定された領域の表示画像濃度も17〈は輝度を所
定値とするように、上記濃度・色補正回路の画像データ
を修正する濃度・色修正回路とを設け、上記濃度・色補
正回路における修正画像データによって焼付を行なうよ
うにしたものである。
(発明の実施例) 第6図はこの発明の一実施例の回路構成を第3図に対応
させて示すものであり、光学系の構成は第1図に示した
ものと同じである。メモリ25に記憶された画像信号V
Sは、読出されて補正量演算回路28.濃度・色補正回
路27.モニタ駆動回路28及び露光制御回路30にそ
れぞれ入力される。そして、濃度・色補正回路27には
補正量演算回路26からの自動補正量静か入力され、画
像信号VSが濃度・色補正されて補正画像信号MVSと
してモニタ駆動回路28に入力され、モニタ(たとえば
CRT)31の画面上に表示されるようになっている。
モニタ31に表示された画像は補正量演算回路26で補
正されないまたは補正された画像データに基づくもので
あり、この補正前または補正後の表示画像が逆光シーン
などの被写体と背景の明るさに差がある特殊な条件のシ
ーンである場合、更に修正を加えて主要被写体を明るく
したり、暗くしたい場合等がある。このため、この発明
ではライトペン40によって表示画像の中の主要被写体
SMを指示するようにすると共に、その指示した位置を
位置検出回路41で検出するようになっており、検出さ
れた指示位置信号PSは補正量演算回路26に入力され
、濃度O色補正回路27は、入力された指示位置信号p
Sに従って当該位置の画像データを所定濃度とするよう
に画像データの全体を修正する。このようにして濃度・
色補正回路27で主要被写体データを中心にして修正さ
れた修正画像信号MVSは、露光制御回路30に入力さ
れてフィルタ3が調整され、修正画像に対応した適正な
焼付露光が行なわれるようになっている。
なお、修正画像信号MVSはモニタ駆動回路28を経て
モニタ31に入力されて表示されるので、この表示画像
を見て再度ライトペン40で位置を指定することによっ
て同様な修正を繰返すことができる。ネガフィルム2は
静止しているため、イメージセンサ101からは一定時
間毎(一般的には数10ミリ秒)に同一の画素情報が出
力されているので、これと同期して演算処理及びモニタ
への出力表示をすれば、高価なフレームメモリに相当す
るメモリ25を使用しないで安価なリアルタイム処理シ
ステムを構成することもできる。この場−合には、モニ
タ31を分割して組合せ画面表示することはできない。
また、モニタ駆動回路28にはOA変換器が内蔵されて
おり、モニタ31の画面はB、G、Rのフルカラーで表
示される。なお、濃度情報だけ注目して観察したい場合
は、B、G、Rの色情報を組合せることによって白黒の
濃度情報が得られることは勿論である。このような構成
において、−L述と同様にして原画フィルムのBGR毎
の画像情報がメモリ25に記憶されると、この画像情報
はメモリ25からBGR毎の画像信号VSとして補正量
演算回路26に入力されて最高濃度、コントラスト、最
低濃度等の特徴情報が抽出され、たとえば特開昭52−
23938号や特開昭54−28131号に示されるよ
うな方法で濃度・色補正量AMが計算される。この自動
補正量AMは濃度・色補正回路27に入力され、濃度・
色補正回路27は自動補正量AMに基づいて画像信号V
Sの濃度・色補正を行なって補正画像信号MVSを形成
し、この補正画像信号MVSをモニタ駆動回路28に入
力してモニタ31に補正された画像を表示する。一般的
には、モニタ31に表示する場合は画面を見易くするた
めに、構成する画素数は多い(数10万点)ことが望ま
しく、補正量を演算するには演算時間の制約があり、画
素数が一定値(数百点)以上より多くても、補正性能に
は余り関係しないので、逆に画素数は余り多くを必要と
しない。このため、演算に必要なデータは、特願昭59
−33723号の実施例に示される画素(スポット)デ
ータを画面分割(セル)データとする方法等により、任
意の画素データをまとめて圧縮して分割情報としたり、
適当に間引いたりして演算処理することが望ましい。
ここに、モニタ31の補正画像は焼付けるべき画像を表
示していることになるので、この画面を見て補正なしま
たは自動補正量AMによる画像に不満な点がある場合、
オペレータはライトペン40によって修正を必要とする
位置(通常は主要被写体)を指示入力する。このとき、
補正量演算回路28の処理を通して濃度・色補正回路2
7では自動補正量AMに指示位置の濃度を所定値とする
ような修正量MMが加減算され、この修正結果がモニタ
駆動回路28を介してモニタ31の画面に表示される。
したがって、このようなライトペン40による修正作業
を繰返すことにより、焼付けたいと希望する任意の画像
濃度を得ることができると共に、それをモニタ31の画
面上で確認することができる。なお、画像の修正をする
方法として、モニタ上の一部に基準濃度及びカラーステ
ップを表示して、ライトペンで希望濃度及びカラーを指
示して修正するようにしても良い。
このようにして最終的に決定された修正画像信号MVS
はメモリ25からの画像信号vSと共に露光制御回路3
0に入力され、霧光制御回路30によってモニタ31の
画面に表示された修正画像と同じ濃度・色の写真画像を
焼付けるようにフィルタ3が調整され、この状態で焼付
・露光が行なわれることになる。
なお、ネガフィルム2は撮影時にB、 G、 R光に対
してそれぞれ反応してY、 M、 0色に発色するが、
対数変換器23によりY、 M、 Cの光量真数値の逆
数の常用対数値がメモリ25に記憶されるから、メモリ
25にはY、 M、 0色の補色である撮影被写体のB
、 G、 Rが記憶されていることになり、モニタ31
で画像信号VS又は修正画像信号MVSを表示する場合
には、データを改めて反転する必要はない。また、一般
的にCRT等のモニタ31はネガフィルム2と比べ、画
像濃度表示範囲(ダイナミックレンジ)が数十分の−で
非常に狭く、通常の反転ではネガ画像情報を充分に表示
できない。しかしながら、逆数の常用対数をとることに
より単なる反転でなくネガフィルム2の不要情報が圧縮
され、有効な情報が相対的に拡大されるので、モニタ3
1に表示された画像はオペレータに対し極めて自然で観
察し易いものとなる。さらに、対数変換器23にネガフ
ィルム種別毎のγやカラーバランス補正(正規化または
規格化)機能を合せ持たせてもよい。また、モニタ31
における画像表示では、第7図に示すように3分割して
原画像31Aと、自動補正された補正画像31Bと、ラ
イトペン40によって修正された最終的な修正画像31
Cとを表示するようにしても良く、切換回路によって原
画像と補正画像、修正画像とを交互に表示するようにし
ても良い。
さらに、2次元イメージセンサを用いた画像情報検出装
置10による画像情報の検出には、第8図に示すように
BGR3色のフィルタ51を有するフィルタ板50を画
像情報検出装置10の前方に配置し、フィルタ板50の
回転に同期して求めるようにしても良い。また、第9図
に示すようにレンズ12で取込んだ光を2個のグイクロ
イックフィルタ52及び53で色分解すると共に、BG
Hに分解された光を3色毎のイメージセンサ11B、I
IG、IIRで検出し、サンプル・ホールド回路54B
、54G、54Rを経て処理するようにしても良い。こ
の検出装置は3色毎に並列して処理できるので、高速処
理が可能となる利点がある。更にまた、イメージセンサ
の表面にBGRストライプのストライプフィルタ、又は
BGHのモザイクフィルタを密着して検出装置を構成し
ても良い。この場合、ストライプフィルタのストライプ
幅はセンサの画素幅に対応しており、各色のモザイク素
子はセンサの画素に対応している必要があり、効率良<
 BGRの画像情報を検出できる。
ところで、上述の実施例では、モニタ31に表示された
画像の主要被写体等の位置の指示をライトペン40によ
って行なうようにしているが、モニタ31に接続された
カーソルセレクタ、マウス、ディジタイザ、トラックポ
ール、タッチタブレット、フィンガータッチ透明パネル
、スティックコントローラ等によっても行なうことがで
き、第10図に示すようにモニタ31の画面にグリッド
42を表示し、このグリッド42のアドレス(1,2,
・・・、10及びA、 B、・・・、G)をキーボード
43で指示入力することによって行なうようにすること
も可能である。さらに、特徴のある形状と肌色検出を組
合せれば、粗雑な位置特定でも通常の被写体主要部であ
る人物、特に顔を極めて高い精度で検出することができ
る。上述では入力する位置の数を1点としているが、2
以上の複数点を入力し、各点及び各点の連続している範
囲内の濃度の重み付けした平均値を求め、この平均値を
予め設定されている濃度値とするように画像データを修
正するようにすることも可能である。この場合、入力指
示の最後に修正演算の開始を指令するためのキースイッ
チ等を設ける必要がある。
一方、主要被写体は人物であることが多いので、モニタ
外部より顔などの位置の指定を行なうことにより、モニ
タに表示する画像データから直接人物を示す肌色位置を
適確に検出し、この検出された肌色領域の濃度および色
バランスを所定値とするような画像データの修正を行な
うこともできる。この場合、肌色領域がある大きさをも
って広がっていることが多いので、肌色領域の中心の濃
度を基準として修正する。また、肌色領域が複数となっ
ている場合、各領域の濃度の平均値を計算し、その平均
濃度を所定値とするように画像データを修正する。なお
、肌色の検出方式としては特開昭52−158824号
や、特開昭52−158825号などがある。ところで
、従来方式の肌色検出は、光源色による影響やネガフィ
ルムの種類による差及び現像処理のバラツキ等により、
正確に色相を検出することは極めて困難であり、色相検
出範囲を狭くすると検出することができず、しばしば人
物等の主要被写体と異なる肌色成分に近い色相を持つ物
体(例えば家具)を誤認し、誤まった情報を処理するこ
とにより誤補正になることがあった。
しかしながら、この発明のように主要被写体位置(人物
の顔)をモニタ外部から指定することにより、簡単な操
作で確実に肌色検出ができ、極めて高い精度の濃度2色
補正能力を有する写真焼付装置を提供することができる
(発明の効果) 以上のようにこの発明によれば、実際に露光を行なって
写真画像を得る前に、モニタによって濃度e色補正前後
の画像を確認することができるので、補正の効果を確か
めることができると共に、所望の焼付写真を得ることが
できる。
また、自動補正に不満がある場合には、更に修正を加え
て満足な修正画像を得た後に露光を行なって写真画像を
得るようにすればよいので、逆光や背光シーン等の特殊
シーンに対しても、試し焼による印画紙及び処理時間の
無駄がなくなる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は写真焼付装置の概略構成例を示す図、第2図は
この発明に用いる2次元イメージセンサの機能を示す構
成図、第3図は2次元イメージセンサの制御系を示すブ
ロック構成図。 第4図は色補正用フィルタと画像情報採取用フィルタの
使用状態を説明するための図。 第5図(A)及び(B)は原画フ、イルムの画素分割と
記憶データとの対応関係の例を説明するための図、第6
図はこの発明の一実施例の回路構成を示す図、第7図は
モニタの画面の分割の様子を示す図、第8図及び第9図
はそれぞれこの発明に用いる画像検出装置の他の例を示
す図、第10図はこの発明の位置入力の他の例を示す図
である。 l・・・ネガキャリア、2・・・ネガフィルム、3・・
・フィルタ、4・・・光源、5・・・レンズ系、6・・
・ブラックシャッタ、7・・・写真印画紙、8・・・光
センサ、9・・・フィルタ、10・・・画像情報検出装
置、20・・・駆動回路、22・・・An変換器、24
・・・書込制御回路、25・・・メモリ、26・・・補
正縁演算回路、27・・・濃度φ色補正回路、28・・
・モニタ駆動回路、30・・・露光制御回路、31・・
・モニタ。 出願人代理人  安 形 雄 三 Lf  臼 第 2 國 第 3 図 早4 図 特開昭6l−137145(9) 蔓 lθ 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)光源で照射された原画フィルムの画像を写真印画
    紙に焼付けるようになっている写真焼付装置において、
    前記画像の透過光又は反射光を受ける2次元イメージセ
    ンサと、この 2次元イメージセンサからの画像信号を処理して記憶す
    る信号処理回路と、この信号処理回路に記憶された画像
    データから前記原画フィルムの特徴情報を抽出し、焼付
    けるべき画像の濃度・色補正量を計算する補正量演算回
    路と、前記濃度・色補正量に基づいて前記信号処理回路
    に記憶されている画像データを補正する濃度・色補正回
    路と、この濃度・色補正回路による補正後の画像データ
    に従った画像を表示するモニタと、このモニタに表示さ
    れたモニタ画像の任意の位置を指定する位置指定装置と
    、前記指定位置における前記モニタ画像の濃度もしくは
    輝度を所定値とするように、前記濃度・色補正回路の画
    像データを修正する濃度・色修正回路とを具え、前記濃
    度・色補正回路における修正画像データに よって前記焼付を行なうようにしたことを特徴とする写
    真焼付装置。 (2)前記位置指定装置が前記モニタ画像の1点を指定
    するようになっている特許請求の範囲第1項に記載の写
    真焼付装置。 (3)前記位置指定装置が前記モニタ画像の複数点を指
    定できるようになっていると共に、前記濃度・色修正回
    路が前記複数の指定点の濃度もしくは輝度の重み付けし
    た平均値を計算し、前記平均値によって前記濃度・色修
    正回路の画像信号を修正するようにした特許請求の範囲
    第1項に記載の写真焼付装置。 (4)前記信号処置回路が、対数変換による情報の反転
    及び圧縮を同時処理する機能を有している特許請求の範
    囲第1項に記載の写真焼付装置。 (5)前記信号処理回路が、前記2次元イメージセンサ
    からの画素データを画面分割データとして圧縮処理する
    機能を有している特許請求の範囲第1項に記載の写真焼
    付装置。 (8)前記位置指定装置が前記モニタのグリッド位置を
    指定するようになっている特許請求の範囲第1項乃至第
    5項に記載の写真焼付装 置。 (7)前記修正された画像データによる画像を前記モニ
    タに表示するようになっている特許請求の範囲第1項乃
    至第5項に記載の写真焼付装置。 (8)光源で照射された原画フィルムの画像を写真印画
    紙に焼付けるようになっている写真焼付装置において、
    前記画像の透過光又は反射光を受ける2次元イメージセ
    ンサと、この2次元イメージセンサからの画像信号を処
    理して記憶する信号処理回路と、この信号処理回路に記
    憶された画像データから前記原画フィルムの特徴情報を
    抽出し、焼付けるべき画像の濃度・色補正量を計算する
    補正量演算回路と、前記濃度・色補正量に基づいて前記
    信号処理回路に記憶されている画像データを補正する濃
    度・色補正回路と、この濃度・色補正回路による補正後
    の画像データに従った画像を表示するモニタと、前記補
    正前または後の画像データに従った表示画像の特徴のあ
    る形状を代表する1点又は2点以上、もしくは連続する
    点の範囲内を指定する領域指定装置と、前記領域指定装
    置で指定された領域の表示画像濃度もしくは輝度を所定
    値とするように前記濃度・色補正回路の画像データを修
    正する濃度・色修正回路とを具え、前記濃度・色補正回
    路における修正画像データによって前記焼付を行なうよ
    うにしたことを特徴とする写真焼付装置。 (9)前記領域指定装置が前記表示画像の肌色を自動的
    に検出してその領域を指定するようになっている特許請
    求の範囲第8項に記載の写真焼付装置。 (10)前記信号処理回路が、前記2次元イメージセン
    サからの画素データを画面分割データとして圧縮処理す
    る機能を有している特許請求の範囲第8項に記載の写真
    焼付装置。
JP25875384A 1984-12-07 1984-12-07 写真焼付装置 Pending JPS61137145A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5703674A (en) * 1994-03-10 1997-12-30 Fuji Photo Film Co., Ltd. Image forming device and method having plural image projecting paths

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5703674A (en) * 1994-03-10 1997-12-30 Fuji Photo Film Co., Ltd. Image forming device and method having plural image projecting paths

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