JPS62115430A - 主要被写体指示装置 - Google Patents

主要被写体指示装置

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JPS62115430A
JPS62115430A JP25506885A JP25506885A JPS62115430A JP S62115430 A JPS62115430 A JP S62115430A JP 25506885 A JP25506885 A JP 25506885A JP 25506885 A JP25506885 A JP 25506885A JP S62115430 A JPS62115430 A JP S62115430A
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JP
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principal object
pixel
negative
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JP25506885A
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English (en)
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Fumio Matsumoto
文男 松本
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、写真焼付は装置や焼付けのための事前ネガ検
定装置等に用いられ、原画の主要被写体の位置を指示す
るための装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般的に、カラーネガフィルムやカラーポジフィルム等
の原画には、ネガ像の露光量が適正なコマの他に、露光
がアンダーなネガ像を持ったコマ。
露光がオーバーなネガ像のコマ、ネガ像のコントラスト
が大きいコマ等が含まれている。このような露光が不適
正なネガ像であっても焼付は時には、適正なカラーバラ
ンスと濃度をもったプリント写真に仕上がるように、青
色露光量、緑色露光量。
赤色露光量を補正することが行われている。この露光量
の補正は、アメリカ特許第2571697号に記載され
ているエバンズの原理に基づいて行われている。即ち、
一般的な被写体を↑過剰したネガ像は、その透過光の青
色成分、緑色成分、赤色成分の割合がほぼ等しく、した
がって透過光全体を積分したものは、灰色又は灰色に近
い一定な色相になる。この灰色又はこれに近い色相は、
青色。
緑色、赤色の露光量をほぼ等しくすれば得られるから、
この露光量を目標値として露光補正を行うものであり、
これはLATD方式と呼ばれている。
ところで、ネガ像の主要部分が適正濃度でも、背景の濃
度が濃い場合又は薄い場合には、背景の濃度の影響を受
けて焼付は時間が制御されるので、主要部分を正しく再
現することができなくなる。
このようなネガ像は、サブジェクトフエリアネガと称さ
れており、これには主要被写体の濃度が不適正になる濃
度フェリアネガと、主要被写体の色が不適正になるカラ
ーフェリアネガとがある。前者の濃度フェリアネガには
、逆光下で撮影したネガ像、攻間でのストロボを用いて
人物を撮影したネガ像、スキー場で人物を撮影したネガ
像等がある。後者のカラーフェリアネガは、特定の一色
が広い範囲に分布しているネガ像であり、これには赤い
ハ・7りで撮影したネガ像、芝生を背景にして撮影した
ネガ像、海をバックにして撮影したネガ像等がある。
前述したサブジェタフェリャネガに対しては、焼付けの
前にネガ検定を行い、ネガ像のパターンの特徴を見つけ
、オペレータの経験により補正量を判断し、カラーキー
、濃度補正キーを操作して補正量を指定している。この
ネガ検定は、写真焼付は装置で原画を焼き付ける直前に
行われる他に、大規模な現像所ではネガ検定装置等を用
いて焼付けとは別個に行なっている。
このようなネガ検定は、作業が面倒であるとともに、熟
練したオペレータを必要とするため、主要被写体を自動
的に判定し、この主要被写体の三色濃度を特徴情報とし
て用いて露光量を制御し、プリント写真上の主要被写体
が適正濃度と良好なカラーバランスに仕上がるようにす
る露光制御方法が知られている。この露光制御方法は、
主要被写体の殆どが人物であり、この人物の顔が良好に
仕上がるように焼き付ければ、満足すべきプリント写真
となるという経験則に基づくものである。
そのために、ネガ像の各画素を三色分解測光し、肌色の
色相を持った部分を抽出し、この部分を主要被写体と判
断するものである。
(発明が解決しようとする問題点〕 前述した主要被写体の判定方法では、肌色の部分を主要
被写体と判定するものであるが、壁等のように肌色に近
い色相を持った被写体がネガ像に含まれていることがあ
るため、これを主要被写体として誤認し、誤った露光制
御を行なうおそれがある。
〔問題点を解決するための手段〕
と記問題点を解決するために、本発明は、複数のピクセ
ルを二次元的に配置した液晶パネルを用い、このパネル
と原画とが重なった状態を観察し、)1)1記液晶パネ
ルの一部を不透明とし、この不透明部分を移動キーで移
動して主要被写体に重ね、この時の不透四分の座標位置
を主要被写体の位置情報として用いるものである。
前記主要被写体の位置情報は、露光演算の際に用いられ
、例えば主要被写体の部分の濃度値に重み付けしたり、
あるいはこの濃度値を用いて焼付は時の露光量を制御す
る。これにより、プリント写真の主要被写体を適正な濃
度と、良好なカラーバランスに仕上げることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例について詳細に説
明する。
〔実施例〕
第1図は本発明を実施した写真焼付は装置の一例を示す
ものである。白色光源10から放出された白色光は、拡
散筒1)内で拡散されてから、焼付は位置にセットされ
た原画例えばカラーネガフィルム12に達し、これを背
後から照明する。前記拡散筒1)は、内面がミラー面に
形成した角筒13と、その両開口端に固着された2枚の
拡散板14とから構成されている。この拡散筒1)と白
色光源10との間には、青色露光を終了させるためのイ
エローフィルタ16と、緑色露光を終了させるためのマ
ゼンタフィルタ17と、赤色露光を終了させるためのシ
アンフィルタ18とが配置されており、フィルタ駆動部
19により光路20に挿入される。なお、フィルタの作
動を示すために、イエローフィルタ17は光路20に挿
入された状態になっている。
前記カラーネガフィルム12は、ネガキャリヤ22に保
持されて1コマずつ移送され、次に焼き付けられるコマ
を光路20上にある焼付は位置にセットする。この焼付
は位置には、画面の大きさに応じたサイズの開口が形成
されたマスク23が配置されており、カラーネガフィル
ム12の平面性を確保するために、焼付は時にカラーネ
ガフィルム12を上から押え付ける。
前記焼付は位置の上方には、レンズ24が配置されてお
り、シャッタ25が開いている間に、ネガ像がカラー印
画紙26に結像される。このシャ・ツタ25は、シャッ
タ駆動部27で開閉が制御される。また、カラー印画紙
26は、1コマの焼付けが終了すると、巻取りリール2
8に1コマ分巻き付けられ、そして未露光の部分が供給
リール29から引き出される。
前記レンズ24とシャッタ25との間に、軸30を中心
にして回動するミラー31が配置されている。このミラ
ー31は、焼付は前には実線で示すように光路20に傾
斜して挿入された位置にセットされており、焼付は時に
は二点鎖線で示すように光路20から退避した位置に移
動する。前記ミラー31が光路20に挿入されている時
には、レンズ24からの光を透過形スクリーン32に向
けて反射する。このスクリーン32には、白色光源10
で照明されたネガ像が投影されるため、オペレータの目
33で主要被写体の確認が行われる。
なお、焼付は位置の斜め上方にテレビカメラを配置し、
このテレビカメラで撮像したネガ像をモニタ用CRTに
表示すれば、ミラー31とスクリーン32とを省略する
ことができる。
また、焼付は位置の斜め上方には、ネガ像の各画素を測
光するためのセンサーユニット35が配置されている。
このセンサーユニット35は、結像レンズ36と、前面
にBGRモザイクフィルタ又はBGRストライプフィル
タ37を取り付けたCCD形、MOS形等のイメージエ
リヤセンサー38とから構成されており、ネガ像の各画
素養読み取って、青色信号、緑色信号、赤色信号がミッ
クスした時系列信号を出力する。この時系列信号は、A
/D変換器39でデジタル信号に変換されてから、対数
変換器40に送られ、ここで対数変換される。得られた
青色濃度、緑色濃度、赤色濃度の信号は、I10ボート
41を介してマイクロコーンピユータ42内に取り込ま
れ、色毎に分離されてRAM43に書き込まれる。この
マイクロコンピュータ42は、周知のようにI10ボー
ト41、CPtJ44.RAM43.ROM45とから
構成されており、後述する露光量(焼付は時間)の演算
や各部の制御を行なう。この演算された各色の焼付り時
間は、シャッタ24が開いた時点よりタイマー54で計
時され、フィルタ駆動部19の作動開始のタイミングを
決定する。
前記カラーネガフィルム12の下に位置するように、ド
ライバ47で駆動される液晶パネル48が焼付は位置に
配置されており、焼付けの前に主要被写体を指示するた
めに用いられる。この液晶パネル48は、周知のように
、2枚のガラス基板の間に液晶例えばツイストネマチッ
ク形液晶を封入し、一方のガラス基板の内側に面積の大
きい透明な共通電極を形成し、他方のガラス基板に面積
の小さい透明な個別電極を形成し、かつ各ガラス基板の
外側に偏光板を配置したものである。前記一対の透明電
極に電荷を印加すると、液晶のネジレが戻るが、一対の
偏光板の吸収軸を90度ずらしておくと、電圧印加時に
透明状態に変化し、そして吸収軸を一致させておくと、
電圧印加時に不透明状態に変化する。前者のものは、常
時閉タイプと称されており、後者のものは常時開タイプ
と称されている。本発明においては、そのいずれのタイ
プも使用することができるが、焼付は時には透明にする
ことが必要であるため、この実施例では常時開タイプが
使用されている。なお、この液晶パネル48は、焼付は
位置に配置する他に、符号48゛に示すようにスクリー
ン32の前、あるいは後ろに配置してもよい。
前記液晶パネル48は、第2図に詳細に示すように、前
記微少電槻で形成されたピクセル49がマトリックス状
に配列されている。主要被写体を指示する時には、その
中の少なくとも1個のピクセル49に電圧を印加して不
透明状態にする。この不透明ビクセル49aは、ネガ像
の主要被写体52に一致するように、後述するキーボー
ドにより所望の位置へ移動することができる。この不透
明ピクセル49aが白色光源10からの白色光を遮断す
るため、符合53で示すように影となる。
なお、このネガ像では、主要被写体が人物であるため、
不透明ピクセル49aによる影53が人物の顔に合わせ
られている。
一般的に、ネガ像を高い精度で測定するために、イメー
ジエリヤセンサー38は画素数が多い方が望ましいもの
である。これに対して、液晶パネル48は、主要被写体
を指示するものであるから、ピクセル(画素)数は少な
くてもよい。したがって、両者の画素数が異なっている
場合には、座標間での対応関係を予め与えておくことが
必要である。
キーボード55は、主要被写体の大きさを指定するため
のサイズ指定キー56と、不透明ピクセル49aを4方
向に移動するための移動キー57と、液晶パネル48の
駆動を停止するためのスイッチキー58と、数字キー5
9と、チャンネルを指定するためのチャンネルキー60
と、主要被写体の重付は係数を設定するための重付はキ
ー61と、濃度測定を開始させるための測光開始キー6
2と、焼付けを開始させるための焼付は開始キー63と
、入力されたチャンネル又は重付は係数をモニタ表示す
るため表示器64とから構成されている。
前記サイズ指定キー56は、この実施例では、大サイズ
(L)、中サイズ(M)、小サイズ(S)の3個のキー
を有し、三段階の中から所望のものを選ぶことができる
ようになっている。前記移動キー57は、4方向に対応
して4個のキーが設けられており、各キーの上面に形成
した矢印方向に不透明ピクセル49aを移動することが
できる。なお、この移動キー57は、1本の操作レバー
とこの操作レバーの倒れた方向を検出する4個のマイク
ロスインチとからなるジョイステ、りを用いてもよい。
前記スイッチキー58は、LATD方弐の自動露光では
、主要被写体が良好にプリントされないおそれがある場
合にONにされ、液晶パネル48を駆動して、少なくと
も1個のピクセル49を不透明にする。
後述する露光量演算式では、カラーネガフィルムの種類
(感度、→ノーイズ)と、カラー印画紙との種類(感度
)と、引伸し倍率等の組み合わせに応じて、演算式の係
数や定数が変化するため、予めこれらを組み合わせたチ
ャンネルが用意されており、各チャンネルには係数や定
数が書き込まれている。これらのチャンネルは、チャン
ネルキー60と数字キー59とから指定される。
前記測光開始キー62は、オペレータによって押される
と、不透明ピクセル49aの座標位置をRA M 43
に取り込み、その後液晶パネル48の電圧印加を停止し
て全てのピクセルを透明状態にする。その後、センサー
ユニット35によるネガ像の各画素の測定を開始する。
焼付は開始キー63は、オペレータで押されると、ミラ
ー31を光路から退避させた後、シャッタ25を開いて
焼付けを開始させる。
次に上記X 施例の作用について、マイクロコンピュー
タの機能を示す第3図を参照して説明する。
焼付けを開始する際には、まず電源を投入してから、チ
ャンネルキー60を押し、次に数字キー59を操作して
焼付は条件に応じたチャンネルを1旨定する。このチャ
ンネル指定により、メモリ70から後述する露光量演算
式に必要な係数と定数が読み出され、焼付は時間演算部
71に送られる。
前記重付はキー61を操作してから、数字キー59を操
作すれば、主要被写体の濃度に乗算されるべき重付は係
数が設定され、これがメモリ73に記憶される。この重
付は係数の設定は、各コマ毎に行ってもよい。
焼付は開始前には、各カラーフィルタ16〜18は光路
20から退避しているため、白色光源10から放出され
た白色光は、拡散筒1)内を通る際に充分に拡散されて
から、液晶パネル48を透過してカラーネガフィルム1
2を下から照明する。
このカラーネガフィルム12を透過した光は、レンズ2
4.ミラー31を通ってから、スクリーン32に達し、
このスクリーン32にネガ像が投影される。
焼付は位置にセットされたコマ12aを見て、LATD
方式の自動露光では、主要被写体が適正に仕上がらない
と予測される場合には、スイ・7チキー58をONにす
る。このスイッチキー58がONすると、コントローラ
t2は、多数のビクセル49のうち、中心にあるビクセ
ルに電圧を印加゛するようにドライバ47に指令を送り
、このビクセルを不透明状態とする。この不透明ビクセ
ル49aは、白色光1)i1)0からの白色光の透過を
阻止するため、ネガ像に影53が現れ、この像がスクリ
ーン32に投影される。そこで、スクリーン32を見な
がら、移動キー57を操作して、影53の像を主要被写
体52に一致させる。この移動キー57からの移動方向
を示す信号が、コントローラ72に送られと、このコン
トローラ72は不透明ピクセル49aの移動すべき座標
位置を計算する。そして、コントローラ72は、現在の
不透明状態にあるビクセルの電圧印加を停止し、移動す
べき位置のピクセルに電圧を印加すべきことをドライバ
47に指令する。これにより、ドライバ47は電圧が印
加されるピクセルを順次切り換えるから、不透明ピクセ
ル49aが移動したと同じ状態にする。
前記形53が主要被写体52よりも小さい場合には、サ
イズ指定キー56を操作すれば、不透明となるピクセル
49aの゛個数を増やすことができる。この場合には、
主要被写体の測定範囲が大きくなり、情報量が増えるた
め、より正確な露光制御を行なうことができる。
なお、従来のLATD方式で充分である場合。
又は不充分であるが主要被写体を判別することができな
い場合には、スイッチキー58がOFFにされる。この
スイッチキー58がOFFされると、コントローラ72
の作動が停止するから、不透明ピクセル49aの電圧印
加が停止し、全てのピクセル49は透明状態となる。
前記スイッチキー58がONして、コントローラ72が
作動している場合には、不透明ピクセル49aの座標位
置を記憶している。この状態で測光開始キー62が押さ
れると、不透明ピクセル49aの座標位置が主要被写体
の位置情報として、メモリ74に書き込まれる。このメ
モリ74への書込み後に、コントローラ72は液晶パネ
ル48への電圧印加を停止し、不透明ピクセル49aを
透明状態する。なお、スイッチキー58がOFFしてい
る場合には、メモリ74への書込みが行なわれることは
ない。
前記メモリ74に主要被写体の座標位置が書き込まれた
後に、センサーユニット35はネガ像の濃度測定を開始
する。すなわち、結像レンズ36によってネガ像がイメ
ージエリヤセンサー38に結像されているため、濃度測
定が開始されると、イメージエリヤセンサー38はネガ
像の各画素を光電変換した時系列信号を出力する。この
時系列信号は、BGRストライプフィルタ37を使用し
ているため、青色信号、緑色信号、赤色信号がミックス
した形になっている。
前記イメージエリヤセンサー38から出力された時系列
信号は、デジタル変換、対数変換の処理を順次受けた後
に、濃度信号としてマイクロコンピュータ42に取り込
まれる。このマイクロコンピュータ42は、濃度信号を
色毎に分離してメモリ75〜77に書き込む。
前記色毎に分離されてメモリ75〜77に書き込まれた
各画素の濃度は、色毎に設けた重付は部78〜80にそ
れぞれ送られる。これらの重付は部78〜80は、メモ
リ73からの重付は係数と、メモリ74からの主要被写
体の位置情報とが入力されているため、主要被写体の位
置に対応した画素の濃度に、重付は係数を乗算する。こ
の重付け係数は、一般的には「1」よりも大きな値が用
いられるが、この値を極端に大きくするとスポット測光
となり、主要被写体の濃度情報に応じて露光が制御され
ることになる。なお、主要被写体以外の部分は、重付け
は行なわれず、またスイッチキー58が0FFL、てい
る場合には、当然に重付けが行なわれることはない。
前記重付は部78〜80で主要被写体の濃度を重み付け
した後、色ごとに設けたLATD (大面積平均透過濃
度)算出部81〜83に送られ、ここで各画素の濃度の
算術平均が算出される。得られた算術平均は、LATD
として、焼付は時間演算部71に送られ、次式を用いて
色毎に焼付は時間Ti  (iは青色、緑色、赤色のい
ずれが1つを表している)の演算が行われる。
AogTi=αi  (Di−DNi)+Kiここで、
各記号は次の通りである。
αi :係数 Di  :LATD(大面積平均透過濃度)DNi:三
色成分の割合が等しい標準ネガのLATD Ki :標準ネガを焼付けるのに必要な焼付は時間 このαi、DNi、Kiは、チャンネル指定により、メ
モリ70から読み出される。得られ焼付は時間Tiは、
タイマー54に送られる。
次に焼付は開始キー63を押せば、ミラー31が光路2
0から退避してから、シャッタ25が開いて焼付けが開
始される。フィルター駆動部19は、各フィルタ16〜
18が光路2oから退避した状態に保持しており、タイ
マー54から青色焼付は時間Tbが経過したことを示す
信号が入力されると、イエローフィルタ16を光路2o
に挿入して青色露光を終了させる。同様に緑色焼付は時
間Tgが経過した時に、マゼンタフィルタ17を光路2
0に挿入して緑色露光を終了させ、更に赤色焼付は時間
Trが経過した時にシアンフィルタ18を挿入する。
1コマを露光するに充分な時間が経過すると、シャッタ
25が閉じられ、その後フィルタ駆動部19は各フィル
タ16〜18を光路20から退避させる。また、巻取り
リール28は、露光済みカラー印画紙26を1コマ分巻
取り、そして未露光のカラー印画紙を供給リール29か
ら引き出して露光位置にセットする。これとともに、ネ
ガキャリヤ22は、カラーネガフィルム12を1コマ分
移送し、次にプリントされるべきコマを焼付は位置にセ
ットする。更に、ミラー31が実線で示すように光路2
0に挿入される。
前記スイッチキー58がON状態になっていると、液晶
パネル48が再び駆動される。この際に、コントローラ
72は、再び中央に位置しているピクセルを不透明状態
にする。なお、同一シーンのコマは連続していることが
多いから、前のコマの主要被写体の位置をコントローラ
72に記憶させておき、この位置にあるピクセルを不透
明状態とすると便利である。
前述した実施例は写真焼付は装置であるが、本発明はネ
ガ検定装置に利用してもよい。この場合には、検定位置
をのぞき込むことができるから、ミラー31やスクリー
ン32がなくてもよい。そして、ネガ検定時に指示した
主要被写体の位置を示す情報を紙テープやフロッピー等
に出力し、これを写真焼付は装置に装填する。さらに、
中心部に僅かな個数のピクセルを形成した液晶パネルを
使用し、これをレバー等で移動して主要被写体に合致さ
せることもできる。この場合には、ピクセルを透明状態
にして濃度測定を行なう他に、ピクセルが不透明状態に
ある時にも測光を行い、2組の濃度を比較して不一致と
なる画素を調べれば、指示された主要被写体の位置を知
ることができる。
上述の実施例では、写真焼付は装置について説明したが
、この発明は、原画に記録された画像を磁気テープ、光
ディスク、磁気ディスクフィルム等の記憶媒体へ記録す
る際にも同様な手法で応用することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したところから明らかなように、本発明によれ
ば、画面上の主要被写体の位置を簡単に指示することが
でき、また従来の肌色の色相から主要被写体を判定する
方法に比べて、判定ミスが発生するのを確実に防止する
ことができる。更に、検定焼付は時には、主要被写体を
指示するだけでよいから、熟練したオペレータでなくて
もよく、しかも高能率で作業を行なうことができる。ま
た、表示器に表示された画像に対して主要被写体を指示
するものでは、この表示器に表示された画像と、イメー
ジセンサ−の画像とは、図形歪等の影響で一致しないが
、本発明は原画の主要被写体を直接に指示するから、こ
のような位置ずれが発生せず、したがって主要被写体を
正しく指示することができる。更に2機械的な移動機構
がなく、また露光時にも液晶パネルを動かす必要がない
ので、構成が極めて簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する写真焼付は装置の一例を示す
概略図である。 第2図は液晶パネルとカラーネガフィルムとの関係を示
す説明図である。 第3図は第1図に示すマイクロコンピュータの機能ブロ
ック図である。 10・・白色光源 1)・・拡散筒 12・・カラーネガフィルム 16・・イエローフィルタ 17・・マゼンタフィルタ 18・・シアンフィルタ 25・・シャッタ 26・・カラー印画紙 32・・スクリーン 38・・イメージエリヤセンサー 48.48’  ・・液晶パネル 49・ ・−ピクセル 49a・・不透明ピクセル 52・・主要被写体 53・・不透明ビクセルの影 56・・サイズ指定キー 57・・移動キー 58・・スイッチキー 61・・重付はキー 62・・測光開始キー 63・・焼付は開始キー。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原画セット位置又は原画の像が表示される位置に
    近接して配置されており、複数のピクセルが二次元的に
    形成された液晶パネルと、 前記液晶パネルを駆動し、少なくとも1個のピクセルを
    不透明状態にするドライバと、 前記不透明なピクセルの移動を指示するための移動指示
    手段と、 前記移動指示手段からの信号により、不透明なピクセル
    の移動すべき位置を決定し、前記ドライバを介して不透
    明なピクセルを移動させるための制御手段と、 前記不透明なピクセルが画面の主要被写体に一致して停
    止している時の位置信号を制御手段から取り出し、主要
    被写体の位置情報として記憶する手段とからなることを
    特徴とする主要被写体指示装置。
  2. (2)前記液晶パネルは、電圧が印加されていない時に
    透明状態になり、電圧が印加された時に不透明状態に変
    化する常時開タイプであること特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の主要被写体指示装置。
JP25506885A 1985-11-15 1985-11-15 主要被写体指示装置 Pending JPS62115430A (ja)

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JP25506885A JPS62115430A (ja) 1985-11-15 1985-11-15 主要被写体指示装置

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JP25506885A Pending JPS62115430A (ja) 1985-11-15 1985-11-15 主要被写体指示装置

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JP (1) JPS62115430A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5278921A (en) * 1991-05-23 1994-01-11 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method of determining exposure
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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